JP2012058518A - 演奏評価装置および演奏評価プログラム - Google Patents

演奏評価装置および演奏評価プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2012058518A
JP2012058518A JP2010202024A JP2010202024A JP2012058518A JP 2012058518 A JP2012058518 A JP 2012058518A JP 2010202024 A JP2010202024 A JP 2010202024A JP 2010202024 A JP2010202024 A JP 2010202024A JP 2012058518 A JP2012058518 A JP 2012058518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
performance
image
data
event
converted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010202024A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Yamaguchi
善登 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2010202024A priority Critical patent/JP2012058518A/ja
Publication of JP2012058518A publication Critical patent/JP2012058518A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract


【課題】 楽曲の部分、および、楽曲全体の双方の評価が、演奏者により認識できる
【解決手段】 CPU21は、演奏者による押鍵によって、演奏データとして、ガイドデータが示す鍵の押鍵がされたかを示す正誤フラグおよび押鍵タイミングのずれ時間を取得してRAM23に格納する。また、CPU21は、変換元画像中、ガイドデータ中のイベントに対応付けられたブロックにおいて、当該イベントについての演奏データに基づいて、その画調を変換し、ブロックごとにその画調が変換された変換済画像を生成し、表示部13の画面上に表示する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、演奏者による演奏を評価する演奏評価装置および演奏評価プログラムに関する。
従来、課題となる楽曲を演奏者に演奏させて、模範演奏についてのデータと、演奏者による演奏データとを比較して、演奏者による演奏を評価する評価装置が知られている。演奏評価のためには、正しい鍵を押鍵しているか、および、正しいタイミングで押鍵しているか、という2つの要素を調べることが一般的である。
特許文献1には、不適な演奏操作の種別(白鍵の操作ミス、黒鍵の操作ミスなど)を判別し、種別ごとに不適な操作の回数をカウントして、操作回数に応じた演奏評価を行なう装置が提案されている。
また、特許文献2には、楽曲のパート或いは区間における演奏評価が可能な演奏評価装置が提案されている。
特許第3266934号公報 特許第3915452号公報
従来、評価結果を表示する方法として、たとえば、以下のような手法が採用されていた。
(1)楽譜の音符に「○」或いは「×」の印を付すことで、その音符についての押鍵の正誤を示す。
(2)楽曲全体、或いは、区間ごとに採点をして、得点を表示する。
(3)「良くできました」、「もう一度演奏しましょう」など、演奏評価にかかる文章を提示する。
(1)では、楽曲のどの部分に問題があるかが明確に理解できる反面、表示の面白みに欠くという問題点がある。(2)では、数値による表示であるため、演奏者が練習を繰り返すことによる演奏の上達を客観的に表現することは可能である。しかしながら、楽曲のどの部分の演奏が良好でありどの部分に問題があるかを明確にすることは困難である。また、(3)では、どのような練習をするかを示すことができるため、演奏者のモチベーションを向上させる可能性はある。しかしながら、その反面、抽象的な評価であるため、どの部分の演奏に問題があるかを明確にすることが困難である。
近年、液晶表示装置など表示デバイスのコスト低下、大型化およびカラー化が進み、電子楽器の表示装置として、大型の液晶表示装置を配置し、楽譜などを表示することが可能となっている。そこで、大型の液晶表示装置を用いて、単に「○」や「×」のような単純な記号により演奏を評価するのではなく、多様な表現で演奏を評価することが望ましい。
本発明は、楽曲の部分、および、楽曲全体の双方の評価が、演奏者により認識できる演奏評価装置を提供することを目的とする。
本発明の目的は、複数の演奏操作子と、
操作すべき演奏操作子を指定するイベントのレコード、および、操作の時間間隔を示すタイムのレコードを少なくとも含むガイドデータを格納する記憶装置と、
前記演奏者による演奏操作子の操作と、前記ガイドデータの対応するレコードとの同一性或いは相違を示す情報を演奏データとして、前記記憶装置に格納する演奏データ生成手段と、
変換元画像中、前記ガイドデータ中のイベントに対応付けられたブロックにおいて、前記イベントについての演奏データに基づいて、その画調を変換し、ブロックごとにその画調が変換された変換済画像を生成する変換手段と、
前記変換済画像を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする演奏評価装置により達成される。
好ましい実施態様においては、前記演奏操作子内部或いは前記演奏操作子に隣接して配置され、演奏者が操作すべき演奏操作子を示すための発光素子と、
前記ガイドデータに基づき、所定の演奏操作子の発光素子を発光させるガイド手段と、を備え、
前記演奏データ生成手段が、前記ガイド手段により発光された演奏操作子に関する演奏者による演奏操作子の操作と、前記ガイドデータの対応するレコードとの同一性或いは相違を示す情報を演奏データとして、前記記憶装置に格納するように構成される。
また、好ましい実施態様においては、前記イベントに対応付けられたブロックの横方向のサイズが、対応するタイムのレコードの値に基づく。
別の好ましい実施態様においては、前記演奏データ生成手段が、前記イベントに示す演奏操作子を、前記演奏者が操作したかを示す正誤フラグ、および、前記イベントのタイミングと、前記演奏者による操作タイミングとのずれ時間を演奏データとして前記記憶装置に格納し、
前記変換手段が、前記正誤フラグおよびずれ時間にしたがって、前記画像の画調を変換する。
より好ましい実施態様においては、前記変換手段は、代表画素を含む複数の画素からなる筆触パターンを用いて、前記変換前画像において、代表画素に対応する画素の色彩情報を、前記筆触パターンを構成する他の画素の色彩情報とするように、前記画像の画調を変換するように構成され、
前記記憶装置が、複数の筆触パターンの情報を格納し、
前記変換手段が、前記正誤フラグにしたがって、筆触パターンを選択するとともに、前記ずれ時間にしたがって、前記筆触パターンの配置間隔を決定するように構成されている。
より好ましい実施態様においては、前記変換手段が、前記正誤フラグが演奏操作子の誤操作を示す場合に、当該正誤フラグが正解を示す場合よりも、サイズの大きい筆触パターンを選択するとともに、前記ずれ時間が大きくなるのにしたがって、前記配置間隔が大きくなるように当該配置間隔を決定する。
また、好ましい実施態様においては、前記演奏操作子の操作に基づいて、前記対応する所定の音高の楽音データの生成を楽音データ生成手段に指示する演奏制御手段を備える。
また、本発明の目的は、複数の演奏操作子と、
操作すべき演奏操作子を指定するイベントのレコード、および、操作の時間間隔を示すタイムのレコードを少なくとも含むガイドデータを格納する記憶装置と、
画像を表示する表示装置と、を備えたコンピュータに、
前記演奏者による演奏操作子の操作と、前記ガイドデータの対応するレコードとの同一性或いは相違を示す情報を演奏データとして、前記記憶装置に格納する演奏データ生成ステップ、
変換元画像中、前記ガイドデータ中のイベントに対応付けられたブロックにおいて、前記イベントについての演奏データに基づいて、その画調を変換し、ブロックごとにその画調が変換された変換済画像を生成する変換ステップ、並びに、
前記変換済画像を前記表示装置に表示する表示ステップを実行させることを特徴とする演奏評価プログラムにより達成される。
本発明によれば、楽曲の部分、および、楽曲全体の双方の評価が、演奏者により認識できる演奏評価装置を提供することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる演奏評価装置の概略を示す図である。 図2は、本実施の形態にかかる演奏評価装置の構成を示すブロックダイヤグラムである。 図3は、本実施の形態にかかるRAMに格納されるガイドデータの例を示す図である。 図4は、本実施の形態にかかる演奏評価装置のメインフローの概略を示すフローチャートである。 図5は、本実施の形態にかかるスイッチ処理の例を示すフローチャートである。 図6は、本実施の形態にかかるスタート・ストップスイッチ処理の例を示すフローチャートである。 図7は、本実施の形態にかかる評価スイッチ処理の例を示すフローチャートである。 図8は、本実施の形態にかかるガイド処理の例を示すフローチャートである。 図9は、本実施の形態にかかる鍵盤処理の例を示すフローチャートである。 図10は、本実施の形態にかかる評価処理の例を示すフローチャートである。 図11は、本実施の形態にかかる評価処理の例を示すフローチャートである。 図12は、本実施の形態にかかる変換処理の例を示すフローチャートである。 図13は、本実施の形態にかかる変換処理の例を示すフローチャートである。 図14は、本実施の形態にかかる液晶表示装置上に表示される画像におけるブロックを説明する図である。 図15(a)〜(d)は、それぞれ、本実施の形態にかかる筆触パターンの例を示す図である。 図16は、本実施の形態における画像における画素を説明する図である。 図17(a)、(b)は、本実施の形態にかかる画調の変換を説明するための図である。 図18は、本実施の形態にかかる評価処理により得られた画調変換された画像例を概略的に示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる演奏評価装置の概略を示す図である。図1に示すように、本実施の形態にかかる演奏評価装置10は、電子鍵盤楽器の形態をとり、鍵盤11を有する。鍵盤11は、複数の鍵(たとえば、符号16、17参照)を有し、ある鍵の押鍵にしたがって、押鍵された鍵に対応する音高の楽音を発生することができる。また、演奏評価装置10は、スイッチ(たとえば符号18参照)やテンキー(符号19参照)を有するとともに、その中央上側に表示部13を有する。表示部13は大型の液晶表示装置を含み、楽譜や、後述する演奏評価に基づく画像を表示することが可能である。
図2は、本実施の形態にかかる演奏評価装置の構成を示すブロックダイヤグラムである。図2に示すように、本実施の形態にかかる演奏評価装置10は、CPU21、ROM22、RAM23、サウンドシステム24、鍵盤11、入力部12および表示部13を備える。
入力部12は、音色指定スイッチ、スタート・ストップスイッチ、評価スイッチなどを有する。また、表示部13は、上記液晶表示装置のほか、LED群を有する。LED群を構成するLEDは、鍵(たとえば、符号16、17参照)のそれぞれの内部に配置され、ガイド中に、押鍵タイミングとなった鍵のLEDが点灯して、演奏者に押鍵を促す。なお、LEDは、鍵内部に配置されず、鍵の近傍(たとえば、鍵盤の根元(鍵の回転軸の側)付近に配置されていても良い。
CPU21は、演奏評価装置10全体の制御、鍵盤11の鍵の押鍵や入力部12を構成するスイッチの操作の検出、鍵やスイッチの操作にしたがったサウンドシステム24の制御、鍵の操作にしたがった演奏データの生成、ガイドデータにしたがったLEDの点滅、演奏データに基づく演奏の評価、評価結果に基づく画像の生成などを実行する。
ROM22は、CPU21に実行させる種々の処理、たとえば、演奏評価装置10全体の制御、鍵盤11の鍵の押鍵や入力部12を構成するスイッチの操作の検出、鍵やスイッチの操作にしたがったサウンドシステム24の制御、鍵の操作にしたがった演奏データの生成、ガイドデータにしたがったLEDの点滅、演奏データに基づく演奏の評価、評価結果に基づく画像の生成などの処理プログラムを格納する。また、ROM22は、ピアノ、ギター、バスドラム、スネアドラム、シンバルなどの楽音を生成するための波形データを格納した波形データエリアを有する。また、ROM22は、楽曲についてのイベントのレコードおよびタイムのレコードなどを含むガイドデータを格納する。
RAM23は、ROM22から読み出されたプログラムやガイドデータ、処理の過程で生成されたパラメータやデータを格納する。また、本実施の形態においては、RAM23は、演奏者のパートごとの演奏に基づくイベントのレコードおよびタイムのレコードから構成される演奏データを格納する。
サウンドシステム24は、音源部26、オーディオ回路27およびスピーカ28を有する。音源部26は、たとえば、ノートオンイベントをCPU21から受信すると、ROM22の波形データエリアから所定の波形データを読み出して、ノートオンイベントに含まれる音高情報にしたがった音高の楽音データを生成して出力する。オーディオ回路27は、楽音データをD/A変換して増幅する。これによりスピーカ28から音響信号が出力される。
図3は、本実施の形態にかかるRAMに格納されるガイドデータの例を示す図である。
ガイドデータは、初期的にはROM22に格納され、たとえば、イニシャライズ処理(ズ4のステップ401)において、RAM23にコピーされる。図3に示すように、ガイドデータ300は、タイムのレコードおよびイベントのレコードを含む。タイムのレコードは、イベントのレコードの間に位置し、イベント間の時間間隔を示す。また、イベントは、ノートオンコマンド或いはノートオフコマンドの何れかを示す。ノートオンコマンドは、押鍵すべきことを示し、コマンド中には、押鍵すべき鍵の音高情報が含まれる。また、ノートオフコマンドは、離鍵すべきことを示し、コマンド中には離鍵すべき鍵の音高情報が含まれる。ノートオンコマンドに関して、イベントのレコード310は、ノートオンコマンド、正誤フラグおよびずれ時間のサブレコードを含む。
正誤フラグおよびずれ時間のサブレコードは、演奏者による鍵の操作の際に生成される演奏データに該当する。なお、ノートオフコマンド320のレコードは、他のサブレコードを有していない。
図4は、本実施の形態にかかる演奏評価装置のメインフローの概略を示すフローチャートである。電源の投入とともに、メインフローは起動し、イニシャライズ処理(ステップ401)の後、ステップ402以降の処理が繰り返し実行される。イニシャライズ処理においては、RAM23中のデータのクリア、RAM23へのガイドデータのコピー、表示部15の液晶表示装置14における画像のクリア、および、LED群のクリアなどが実行される。イニシャライズ処理(ステップ401)が終了すると、CPU21は、入力部12を構成するスイッチのそれぞれの操作を検出し、検出された操作にしたがった処理を実行するスイッチ処理を実行する(ステップ402)。図5は、本実施の形態にかかるスイッチ処理の例を示すフローチャートである。
スイッチ処理において、CPU21は、ガイド演奏の開始および終了を指示するスタート・ステップスイッチの操作にしたがった処理を実行するスタート・ストップスイッチ処理(ステップ501)、評価スイッチの操作にしたがった処理を実行する評価スイッチ処理(ステップ502)、および、音色指定スイッチ、画像指定スイッチなど他のスイッチの操作にしたがった処理を実行する他のスイッチ処理(ステップ503)を実行する。
図6は、本実施の形態にかかるスタート・ストップスイッチ処理の例を示すフローチャートである。図6に示すように、CPU21は、入力部12のスタート・ストップスイッチが操作されたかを判断する(ステップ601)。ステップ601でYesと判断された場合には、CPU21は、RAM23中のスタートフラグSTFを反転させる(ステップ602)。次いで、CPU21は、スタートフラグSTFが「1」であるかを判断する(ステップ603)。ステップ603でYesと判断された場合には、CPU21は、RAM23中のガイドデータG( )のレコードにおいて、正誤フラグおよびずれ時間のサブレコードをクリアする(ステップ604)。なお、ここで、ガイドデータG(AD)は、アドレスADで特定されるガイドデータのレコードを示す。ガイドデータG( )は、全てのガイドデータを示す。ステップ604においては、ガイドデータの全てのイベントのレコード中、正誤フラグおよびずれ時間がクリアされる。
CPU21は、RAM23中のガイドデータの先頭アドレスを、パラメータADとしてRAM23に格納する(ステップ605)。その後、CPU21は、パラメータADが示すガイドデータG(AD)のレコードのデータを読み出して、RAM23中のタイマレジスタTにタイマ値として格納する(ステップ606)。また、CPU21は、自身に設けられた第1の経過時間カウンタT1のカウントを開始する(ステップ607)。
ステップ603でNoと判断された場合には、CPU21は、鍵の内部に配置されているLEDを全て消灯する(ステップ608)。CPU21は、全ての経過時間カウンタ(第1の経過時間カウンタおよび後述するずれ時間計測カウンタ)のカウントを停止する(ステップ609)。
図7は、本実施の形態にかかる評価スイッチ処理の例を示すフローチャートである。図7に示すように、CPU21は、入力部12の評価スイッチがオンされたかを判断する(ステップ701)。ステップ701でYesと判断された場合には、表示部15の液晶表示装置の画面上に表示する画像として初期的な画像(変換前画像)を表示する。画像指定スイッチによって、RAM23中に格納された複数の写真画像から選択された何れかが変換前画像となり得る。後述するように、画像変換処理(図12、13)によって、変換前画像の画調が変換されることになる。
次いで、CPU21は、RAM23中のガイドデータG( )において、正誤フラグおよびずれ時間のレコードに値が格納されているかを判断する(ステップ703)。ステップ703でNoと判断された場合には、評価スイッチ処理が終了される。ステップ703でYesと判断された場合には、CPU21は、RAM23中の評価フラグHFに「1」をセットする(ステップ704)。
スイッチ処理(ステップ402)が終了すると、CPU21は、ガイド処理を実行する(ステップ403)。図8は、本実施の形態にかかるガイド処理の例を示すフローチャートである。図8に示すように、RAM23中のスタートフラグSTFが「1」であるかを判断する(ステップ801)。ステップ801でYesと判断された場合には、第1の経過時間カウンタT1における最小単位時間が経過しているかを判断する(ステップ802)。なお、第1の経過時間カウンタT1および後述するずれ時間計測カウンタT2とも、最小単位時間ごとに起動されるタイマインタラプト処理(図示せず)によって、カウンタ値がインクリメントされるように構成されている。ステップ802でYesと判断された場合には、CPU21は、第1の経過時間カウンタT1の値t1が、RAM23中のタイマレジスタTの値以上になったかを判断する(ステップ803)。ステップ801〜803の何れかでNoと判断された場合には、ガイド処理は終了される。
ステップ803でYesと判断された場合には、CPU21は、アドレスを示すパラメータADを進めさせ(ステップ804)、パラメータADがガイドデータの最終アドレス以下であるかを判断する(ステップ805)。ステップ805でNoと判断された場合、つまり、パラメータADがガイドデータの最終アドレスより大きい場合には、CPU21は、鍵の内部に配置されているLEDを全て消灯する(ステップ812)。また、CPU21は、全ての経過時間カウンタ(第1の経過時間カウンタおよびずれ時間計測カウンタ)を停止する(ステップ813)。
ステップ805でYesと判断された場合には、CPU21は、ガイドデータG(AD)がイベントのレコードであるかを判断する(ステップ806)。ステップ806でNoと判断された場合、つまり、ガイドデータG(AD)がタイムのレコードである場合には、CPU21は、タイマレジスタTの値として、タイムのレコード値G(AD)を格納する(ステップ811)。ステップ806でYesと判断された場合には、CPU21は、イベント中のコマンドが、ノートオンコマンド或いはノートオフコマンドの何れであるかを判断する(ステップ807)。
イベント中のコマンドがノートオンコマンドである場合には、CPU21は、ノートオンコマンド中の音高情報が示す鍵のLEDを点灯する(ステップ808)。また、CPU21は、第2の経過時間カウンタであるずれ時間計測カウンタT2を初期化して、そのカウントを開始させる(ステップ809)。イベント中のコマンドがノートオフコマンドである場合には、CPU21は、ノートオフコマンド中の音高情報が示す鍵のLEDを消灯する(ステップ810)。
ガイド処理(ステップ403)が終了すると、CPU21は、鍵盤処理を実行する(ステップ404)。図9は、本実施の形態にかかる鍵盤処理の例を示すフローチャートである。図9に示すように、CPU21は、鍵盤11の各鍵を走査して、その鍵状態を調べ(ステップ901)、鍵状態が変化しているかを判断する(ステップ902)。鍵の状態は、「変化なし」、「オン(新規オン)」および「オフ(新規オフ)」の何れかとなる。
鍵の状態が「オン」と判断された場合には、CPU21は、「オン」状態となった鍵(つまり、押鍵された鍵)の音高情報、および、音色指定スイッチにより指定された音色情報を、音源部26に与えて、発音を指示する(ステップ903)。次いで、CPU21は、「オン」状態となった鍵(押鍵された鍵)は、LEDが点灯中の鍵であるかを判断する(ステップ904)。ステップ904でYesと判断された場合には、CPU21は、ガイドデータ中、点灯中の鍵についてのノートオンイベントのレコード中、正誤フラグのサブレコードに「1」をセットする(ステップ905)。また、CPU21は、点灯中の鍵についてのノートオンイベントのずれ時間のサブレコードに、ずれ時間計測カウンタT2のカウンタ値t2を格納する(ステップ906)。その後、CPU21は、ずれ時間計測カウンタT2のカウントを停止する(ステップ907)。
ステップ902において、鍵の状態が「オフ」と判断された場合には、「オフ」状態となった鍵(つまり、離鍵された鍵)の音高情報を音源部26に与えて消音を指示する(ステップ908)。
鍵盤処理(ステップ404)が終了すると、CPU21は、評価処理を実行する(ステップ405)。図10および図11は、本実施の形態にかかる評価処理の例を示すフローチャートである。図10に示すように、CPU21は、RAM23中の評価フラグが「1」であるかを判断する(ステップ1001)。ステップ1001でYesと判断された場合には、CPU21は、画像のブロック数をパラメータNとしてRAM23に格納する(ステップ1002)。本実施の形態においては、たとえば、表示部15の液晶表示装置に表示される画像が、横方向にL個、縦方向にM個、総計でL×M=N個のブロックに分割される。この横方向、縦方向および総計のブロック数は、入力部12のスイッチの操作により入力され、RAM23に格納され得る。図14は、本実施の形態にかかる液晶表示装置上に表示される画像におけるブロックを説明する図である。図14に示すように、画像1400においては、右方向にブロック番号が「1」ずつ増大し、また、右端のブロックのブロック番号に「1」を加えると、一段下の左端に位置するブロックのブロック番号となる。
次いで、CPU21は、RAM23中、ガイドデータのタイムのレコードを参照して、ガイドデータについての総演奏時間を算出し、これをパラメータTとしてRAM23に格納する(ステップ1003)。また、CPU21は、RAM23中のガイドデータの開始アドレスを、パラメータADとして格納し(ステップ1004)、正誤フラグについてのパラメータP1に「0」を格納し、ずれ時間についてのパラメータP2に所定値を格納する(ステップ1005)。さらに、CPU21は、ブロックを指定するためのパラメータfn、処理対象となるブロックのうち最終ブロックを特定するためのパラメータen、および、先頭のノートオンイベントからの経過時間を示すパラメータtを、それぞれ「0」に初期化する(ステップ1006)。
CPU21は、アドレスADで特定されるガイドデータG(AD)のレコードを取得し、当該レコードがイベントのレコードであるかを判断する(ステップ1007)。ステップ1007でNo、つまり、G(AD)がタイムのレコードである場合には、CPU21は、パラメータtに、レコード値であるタイムを加算する(ステップ1008)。
ステップ1007でYesと判断された場合には、G(AD)のレコードが示すイベントがノートオンコマンドであるかを判断する(ステップ1101)。ステップ1101でNoの場合、或いは、ステップ1008または後述するステップ1108が実行された後には、CPU21は、アドレスを示すパラメータADを歩進させる(ステップ1109)。CPU21は、パラメータADがガイドデータの最終アドレス値より大きくなったかを判断する(ステップ1110)。ステップ1110でNoと判断された場合には、ステップ1007に戻る。その一方、ステップ1110でYesと判断された場合には、CPU21は、評価フラグHFを「0」にリセットする(ステップ1111)。
ステップ1101でYesと判断された場合には、CPU21は、t/T×Nを算出し、処理対象となるブロックのうち最終ブロックを示すパラメータenとして格納する(ステップ1102)。ステップ1102は、N個のブロックのうち、どのブロックまでを、ステップ1103〜1106における処理対照とするかを指定している。CPU21は、パラメータfnを参照して、fn番のブロックを特定する(ステップ1103)。次いで、当該fn番のブロックについて変換処理を実行する(ステップ1104)。
図12および図13は、本実施の形態にかかる変換処理の例を示すフローチャートである。変換処理は、画像の所定のブロックにおいて、所定数の画素群に単一の色彩情報を与えることで、その画調を変換するための処理である。図12に示すように、CPU21は、正誤フラグについてのパラメータP1に基づいて、画調変換の際において、ある画素を所定の数および形状の画素群に変換する際の、画素群に相当する筆触パターンを選択する(ステップ1201)。図15(a)〜(d)は、それぞれ、本実施の形態にかかる筆触パターンの例を示す図である。それぞれの筆触パターンにおいては、代表画素が存在し、後述するように、変換前画像における画素Pの位置が、代表画素の位置と一致する場合には、筆触パターンを構成するそれぞれの画素に、当該代表画素の位置にある変換前画像の画素Pの色彩情報Cpが与えられる。
図15(a)に示す筆触パターン1500では、代表画素は符号1501で示されている。また、図15(b)に示す筆触パターン1510では、代表画素は符号1511で示されている。同様に、図15(c)、(d)に示す筆触パターン1520、1530では、代表画素は、それぞれ、符号1521、1531で示されている。図15(a)〜(d)に示すように、筆触パターン1500、1510、1520、1530の画素には、それぞれ、番号が付与され、その順で、画素のそれぞれに、代表画素に相当する位置の画素Pの色彩情報Cpが与えられる。
本実施の形態においては、ガイドデータにおいて、ノートオンコマンドにかかる正誤フラグのサブレコードには、点灯中の鍵(つまり、演奏者が押鍵すべき鍵)の押鍵があれば、値が「1」となり、押鍵がなければ値が「0」となっている。したがって、本実施の形態において、パラメータP1には、「1」または「0」が格納されている。たとえば、パラメータP1が「1」であれば、画素数が少なく、元画像の画調が比較的維持される筆触パターン(たとえば、図15(a)、(d)に示す筆触パターン1500、1530)を選択するようにし、パラメータP1が「0」であれば、画素数が多く、元画像の画調の変換度合いが大きくなる筆触パターン(たとえば、図15(b)、(c)に示す筆触パターン1510、1520)を選択するように構成すれば良い)。なお、パラメータP1の値にしたがった筆触パターンの選択情報、および、各筆触パターンの画素構成は、予めRAM23に格納されている。
CPU21は、実行される変換処理が1回目であるかを判断する(ステップ1202)。ステップ1202でYesと判断された場合には、CPU21は、変換元画像の画像データと同一サイズの領域を、RAM23の画像エリア中に確保する(ステップ1203)。CPU21は、確保された領域に、変換元画像の画像データをコピーする(ステップ1204)。
次いで、CPU21は、変換元画像のfn番のブロックにおいて、画調変換を開始する開始画素Pを決定する(ステップ1205)。開始画素Pは、fn番のブロックの先頭に位置する画素とすれば良い。また、CPU21は、ずれ時間を示すパラメータP2に基づき、筆触パターンに変換する画素の間隔Mを決定する(ステップ1206)。画素の間隔Mは、パラメータP2が小さくなるのにしたがって、小さくなる(1に近くなる)ように構成するのが望ましい。すなわち、ずれ時間が小さくなるのにしたがって、画調を変換した変換済画像がより緻密に(変換元画像の緻密さに近似するように)なる。
CPU21は、変化元画像のfn番のブロックにおいて、所定位置の画素Pの色彩情報Cpを取得する(ステップ1206)。図16は、本実施の形態における画像における画素を説明する図である。本実施の形態においては、L×M=N個に分割されたブロック1600のそれぞれにおいて、左端が最小の画素番号を有する。たとえば、各ブロックが、横方向にU個、縦方向にV個の画素を有している。ここで、第fn番(fn=0〜N−1)のブロックでは、先頭(最上段左端)の画素の番号Pは、fn×Nとなる。また、ブロック1600においては、右方向に画素番号が「1」ずつ増大し、右端の画素の画素番号に「1」を加えると、一段下の左端に位置する画素の画素番号となる。また、各画素は、色彩情報Cpを含む。色彩情報は、たとえば、(R,G,B)からなる三次元の値である。
CPU21は、パラメータnを「1」に初期化し(ステップ1208)、確保された領域においてにおいて、画素Pの位置に、筆触パターンBP(n)の代表画素とを対応させる(ステップ1209)。次いで、CPU21は、確保された領域において、BP(n)に対応する画素を検索し(ステップ1301)、検索された画素が表示エリア内であるかを判断する(ステップ1302)。ここに、表示エリア内であるというのは、画素が、ブロックの外枠より外に位置していないことを意味している。
ステップ1302でYesと判断された場合には、CPU21は、検索された画素の色彩情報として、Cpを格納する(ステップ1303)。ステップ1302でNoと判断された場合或いはステップ1303が実行された後、CPU21は、パラメータnをインクリメントする(ステップ1304)。CPU21は、筆触パターンを構成する画素数より、nが大きいかを判断する(ステップ1305)。ステップ1305でNoと判断された場合には、ステップ1301に戻る。その後、筆触パターンにおいて次の番号を有する画素についての処理が行なわれる。
ステップ1305でYesと判断された場合には、CPU21は、画素番号Pに、間隔Mを加算して、Pが、ブロック中の最終画素番号より大きいかを判断する(ステップ1307)。ステップ1307でYesと判断された場合には、変換処理を終了する。ステップ1307でNoと判断された場合には、ステップ1207に戻る。前述したように、パラメータMは、ずれ時間に基づいた、筆触パターンに変換する画素の間隔を示す。したがって、M間隔で、ブロック中の画素およびその周辺の画素について、画素データ値の変換が行なわれる。
図17(a)は、元画像データ1700において、間隔Mで位置する2つの画素1701、1702が示されている。図17(b)に示すように、まず、画素1701について、当該画素1701を含む筆触パターン1711について、画素1701の色彩情報が与えられる。次いで、Mだけ離間して位置する画素1702を含む筆触パターン1712について、画素1702の色彩情報が与えられる。なお、筆触パターンが重なっている部分では、後の処理にかかる色彩情報が与えられることになる。
変換処理(ステップ1104)が終了すると、CPU21は、ブロック番号fnをインクリメントする(ステップ1105)。CPU21は、ブロック番号fnが、最終ブロックを示すパラメータen以下であれば(ステップ1106でNo)、ステップ1103に戻る。その一方、ステップ1106でYesと判断された場合には、CPU21は、G(AD)にて示されるサブレコードの正誤フラグをパラメータP1として格納する(ステップ1107)とともに、G(AD)にて示されるサブレコードのずれ時間をパラメータP2として格納する(ステップ1108)。その後、ステップ1109に進む。
評価処理(ステップ405)が終了すると、CPU21は、その他の処理を実行する(ステップ406)。その他の処理においては、CPU21は、評価処理によって画調が変換された画像の生成以外の画像の生成、たとえば、RAM23やROM22に格納された楽譜データに基づく楽譜画像の生成などを実行する。その後、ステップ402に戻り、ステップ402〜406の処理が繰り返される。
図18は、本実施の形態にかかる評価処理により得られた画調変換された画像例を概略的に示す図である。図18においては、画像1800は、X個のブロックに分割されている(たとえば、符号1801〜1805参照)。ブロックの横方向の長さは、ガイドデータにおけるタイムのサブレコードの値にしたがって決定される。本実施の形態においては、先頭のブロックから、タイムは、それぞれ、tt1、tt2、・・・、tt(X−1)、ttXとなっている。本実施の形態においては、正誤フラグの値(P1)により、筆触パターンが決定され、ずれ時間(P2)により、筆触パターンが配置される画素の間隔が決定される。したがって、発音すべき楽音の長さ(音符長)に応じた横方向のサイズを有するブロックに、演奏の正誤および発音時間のずれに応じて、画調が変換された画像を表示することが可能となる。
本実施の形態においては、演奏者による押鍵によって、演奏データとして、ガイドデータが示す鍵の押鍵がされたかを示す正誤フラグおよび押鍵タイミングのずれ時間を取得している。CPU21は、評価処理において、変換元画像中、ガイドデータ中のイベントに対応付けられたブロックにおいて、イベントについての演奏データに基づいて、その画調を変換し、ブロックごとにその画調が変換された変換済画像を生成する。イベントに対応するブロックごとに押鍵の正誤およびタイミングのずれにしたがって画調が変換された画像が得られるため、演奏者は、そのブロックの画像を見ることで、対応するイベント(押鍵)について、どの程度正確な演奏が行なえたかを判断することができる。また、演奏者は、ブロックごとの画像の集合体である変換済画像全体を見ることで、全体として、どの程度正確な演奏が行なえたかを判断することができる。
また、本実施の形態においては、鍵盤11の鍵の内部には、それぞれLEDが配置され、PU21は、ガイドデータに基づき、所定の鍵のLEDを発行させる。CPU21は、LEDが発光された鍵に関する演奏者による押鍵操作と、ガイドデータの対応するレコードとの同一性或いは相違を示す情報(正誤フラグおよびずれ時間)を演奏データとして取得する。演奏者は、LEDにより演奏すべき楽曲をガイドされるため、より正確な鍵操作を実現することができる。
本実施の形態においては、画像において、イベントに対応付けられたブロックの横方向のサイズが、対応するタイムのレコードの値に基づく。すなわち、楽音の音符長とブロックの横方向のサイズとがほぼ対応付けられる。したがって、演奏者は、任意のブロックが、楽曲のどの部分に対応するかを直感的に把握することが可能である。
さらに、本実施の形態においては、鍵操作の正誤を示す正誤フラグ、および、操作タイミングのずれを示すずれ時間に基づいて、ブロックごとの画調を変換する。特に、CPU11は、変換処理において、代表画素を含む複数の画素からなる筆触パターンを用いて、変換前画像において、代表画素に対応する画素の色彩情報を、筆触パターンを構成する他の画素の色彩情報とするように、画像の画調を変換する。ここで、CPU11は、正誤フラグにしたがって、筆触パターンを選択するとともに、ずれ時間にしたがって、筆触パターンの配置間隔を決定する。したがって、押鍵の正誤によって画像の雰囲気が決定され、また、ずれ時間によって、画像の解像度が決定されることになる。
より詳細には、CPU21は、正誤フラグが、押鍵が誤操作であることを示す場合に、当該正誤フラグが正解を示す場合よりも、サイズの大きい筆触パターンを選択するとともに、ずれ時間が大きくなるのにしたがって、配置間隔が大きくなるように当該配置間隔を決定する。これにより、正しい押鍵でずれ時間も小さくなれば、変換元画像に近いより緻密な画像となり、誤った押鍵でずれ時間も大きくなると、画像はより粗いものとなる。
また、本実施の形態においては、CPU21は、押鍵操作に基づいて、対応する所定の音高の楽音データの生成を音源部26に出力する。これにより、演奏者は自己の押鍵にしたがった楽音を聴覚により確認することができる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
10 演奏評価装置
11 鍵盤
12 入力部
13 表示部
14 液晶表示装置
15 LED群
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 サウンドシステム
26 音源部
27 オーディオ回路
28 スピーカ

Claims (8)

  1. 複数の演奏操作子と、
    操作すべき演奏操作子を指定するイベントのレコード、および、操作の時間間隔を示すタイムのレコードを少なくとも含むガイドデータを格納する記憶装置と、
    前記演奏者による演奏操作子の操作と、前記ガイドデータの対応するレコードとの同一性或いは相違を示す情報を演奏データとして、前記記憶装置に格納する演奏データ生成手段と、
    変換元画像中、前記ガイドデータ中のイベントに対応付けられたブロックにおいて、前記イベントについての演奏データに基づいて、その画調を変換し、ブロックごとにその画調が変換された変換済画像を生成する変換手段と、
    前記変換済画像を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする演奏評価装置。
  2. 前記演奏操作子内部或いは前記演奏操作子に隣接して配置され、演奏者が操作すべき演奏操作子を示すための発光素子と、
    前記ガイドデータに基づき、所定の演奏操作子の発光素子を発光させるガイド手段と、を備え、
    前記演奏データ生成手段が、前記ガイド手段により発光された演奏操作子に関する演奏者による演奏操作子の操作と、前記ガイドデータの対応するレコードとの同一性或いは相違を示す情報を演奏データとして、前記記憶装置に格納するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の演奏評価装置。
  3. 前記イベントに対応付けられたブロックの横方向のサイズが、対応するタイムのレコードの値に基づくことを特徴とする請求項1または2に記載の演奏評価装置。
  4. 前記演奏データ生成手段が、前記イベントに示す演奏操作子を、前記演奏者が操作したかを示す正誤フラグ、および、前記イベントのタイミングと、前記演奏者による操作タイミングとのずれ時間を演奏データとして前記記憶装置に格納し、
    前記変換手段が、前記正誤フラグおよびずれ時間にしたがって、前記画像の画調を変換することを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載の演奏評価装置。
  5. 前記変換手段は、代表画素を含む複数の画素からなる筆触パターンを用いて、前記変換前画像において、代表画素に対応する画素の色彩情報を、前記筆触パターンを構成する他の画素の色彩情報とするように、前記画像の画調を変換するように構成され、
    前記記憶装置が、複数の筆触パターンの情報を格納し、
    前記変換手段が、前記正誤フラグにしたがって、筆触パターンを選択するとともに、前記ずれ時間にしたがって、前記筆触パターンの配置間隔を決定するように構成されたことを特徴とする請求項4に記載の演奏評価装置。
  6. 前記変換手段が、前記正誤フラグが演奏操作子の誤操作を示す場合に、当該正誤フラグが正解を示す場合よりも、サイズの大きい筆触パターンを選択するとともに、前記ずれ時間が大きくなるのにしたがって、前記配置間隔が大きくなるように当該配置間隔を決定することを特徴とする請求項5に記載の演奏評価装置。
  7. 前記演奏操作子の操作に基づいて、前記対応する所定の音高の楽音データの生成を楽音データ生成手段に指示する演奏制御手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし6の何れか一項に記載の演奏評価装置。
  8. 複数の演奏操作子と、
    操作すべき演奏操作子を指定するイベントのレコード、および、操作の時間間隔を示すタイムのレコードを少なくとも含むガイドデータを格納する記憶装置と、
    画像を表示する表示装置と、を備えたコンピュータに、
    前記演奏者による演奏操作子の操作と、前記ガイドデータの対応するレコードとの同一性或いは相違を示す情報を演奏データとして、前記記憶装置に格納する演奏データ生成ステップ、
    変換元画像中、前記ガイドデータ中のイベントに対応付けられたブロックにおいて、前記イベントについての演奏データに基づいて、その画調を変換し、ブロックごとにその画調が変換された変換済画像を生成する変換ステップ、並びに、
    前記変換済画像を前記表示装置に表示する表示ステップを実行させることを特徴とする演奏評価プログラム。
JP2010202024A 2010-09-09 2010-09-09 演奏評価装置および演奏評価プログラム Pending JP2012058518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010202024A JP2012058518A (ja) 2010-09-09 2010-09-09 演奏評価装置および演奏評価プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010202024A JP2012058518A (ja) 2010-09-09 2010-09-09 演奏評価装置および演奏評価プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012058518A true JP2012058518A (ja) 2012-03-22

Family

ID=46055670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010202024A Pending JP2012058518A (ja) 2010-09-09 2010-09-09 演奏評価装置および演奏評価プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012058518A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019101168A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 カシオ計算機株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び、電子楽器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019101168A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 カシオ計算機株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び、電子楽器
JP7035486B2 (ja) 2017-11-30 2022-03-15 カシオ計算機株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び、電子楽器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7888579B2 (en) Electronic musical instrument and performance control program systems and methods
JP4094236B2 (ja) 演奏支援装置、演奏支援方法及び同方法をコンピュータで実現させる演奏支援プログラム
CN108028040B (zh) 音乐演奏辅助装置和方法
JP5163383B2 (ja) 電子打楽器
JP5041015B2 (ja) 電子楽器および楽音生成プログラム
JP2004264501A (ja) 鍵盤楽器
US11302296B2 (en) Method implemented by processor, electronic device, and performance data display system
JP2012058518A (ja) 演奏評価装置および演奏評価プログラム
JP5423213B2 (ja) 演奏教習装置および演奏教習プログラム
JP5272665B2 (ja) 電子打楽器
JP2011059309A (ja) 演奏教習装置および演奏教習プログラム
JP5428590B2 (ja) 電子楽器
JP7338669B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、演奏データ表示システム、およびプログラム
JP5304525B2 (ja) 演奏教習装置および演奏教習プログラム
JP2018146716A (ja) 教習装置、教習プログラムおよび教習方法
JP2019061006A (ja) 演奏練習支援装置
JP5692275B2 (ja) 電子楽器
JP7107720B2 (ja) 運指表示プログラム
JP2006251821A (ja) 演奏支援装置、演奏支援方法及び同方法をコンピュータで実現させる演奏支援プログラム
JP7326776B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2006189515A (ja) 電子鍵盤楽器
JP4321545B2 (ja) ドラム型電子楽器
JP4816756B2 (ja) ドラム型電子楽器
JP2012220884A (ja) 演奏評価装置および演奏評価プログラム
JP2015148683A (ja) 電子鍵盤楽器及びプログラム