JP2012057266A - プリザーブドフラワーのコーティング剤の製法と使い方 - Google Patents

プリザーブドフラワーのコーティング剤の製法と使い方 Download PDF

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Abstract

【課題】個人においても容易に、どこでもプリザーブドフラワーコーティングが出来るコーティング剤、加工法を提供する。
【解決手段】上記の方法は、人に対して嫌悪感があり中毒性もある有機溶剤を使用せず、モノテルピンなどの溶剤を利用する事により個人の狭い空間でも加工可能なコーティング剤の提供と、容易に使えるコーティング剤を、モノテルペン及びケイ素樹脂、ポリビニルブチラール、ポリスチレンを含む樹脂コーティング剤を用いる事で解決される。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリザーブドフラワーのコーティングに関する。
プリザーブドフラワーの業界では、近年技術的に発展し今まで作ることが出来なかった種類の花が出てきた。花の種類の増加と技術的発展途上にあるなか、より生花に近い環境で利用する場面が増えてきている。
従来、この種のフラワーコーティング剤を製造する方法は、例えば特開2008−136138号公報(特許文献1)がある。これらは、コーティングの基材を溶かす溶媒材料として、例えばトルエン、酢酸エチルまたは酢酸ブチルなどの溶剤と、樹脂溶液組成物をコーティング剤として用いることが提案されている。
また、薔薇で出来たプリザーブドフラワー分解して加工し組むことにより、薔薇ではなくポピーに似せる技術が公開されている。特開2007−70779(特許文献2)
また、特開2008−57059号公報(特許文献3)ではアルコールと保湿剤を使うことによりプリザーブドフラワーを製造し、畜光剤や芳香剤を利用する事が明記されている。
特開2008−136138号 特開2007−70779号 特開2008−57059号
しかしながら、このような酢酸ブチル、酢酸エチル、キシレン、トルエンのような溶剤を基材としたコーティング剤は臭いが強く特別な装置がない環境では作業が非常に困難であった。特に花関連の教室は狭い環境が多く個人の教室はおろかカルチャーセンターおいても、その臭いと環境面の配慮から使うことが拒まれる事が多かった。蓄光材や芳香剤もプリザーブドフラワーそのものに散布しても、しばらくすると取れてしまう。コーティング事態もその素材から粘度が高い為に花のパーツを一度バラバラにしてから組みなおさないとプリザーブドフラワーを復元することが困難の為に技能の習得は、いずれもかなりの熟練を要するものであり、初心者にとって極めて困難であることはもとより、ある程度の中級レベルの者や熟練者においても簡単ではなかった。
そこで本発明では、どこでも加工が出来るよう嫌悪臭の無い溶剤を使いプリザーブドフラワーに適した樹脂を組み合わせて最適なコーティングプリザーブドフフラワーを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明では、あるプリザーブドフラワーの表面に樹脂コーティングする方法において、プリザーブドフラワーの本体表面に樹脂コーティングを塗布する方法と樹脂コーティングしたプリザーブドフラワーの製造する工程を含み、前記樹脂コーティング剤には、モノテルペン及びケイ素樹脂、ポリビニルブチラール、ポリスチレンを含む事を特徴とするプリザーブドフラワー樹脂コーティング剤の製造方法を開発した。
本発明では、モノテルピンは、d−リモネン、i−リモネン、d/i−リモネン、及びシネオールいずれかもしくは2種類以上であり、ケイ素樹脂、ポリビニルブチラール、ポリスチレンのいずれか又は2種類以上を含む事を特徴とするコーティング剤を利用する事により特に可能とした。
プリザーブドフラワーを浸漬させてコーティング又はプリザーブドフラワー表面に、筆塗りや噴霧しても良く花の種類や用途により適宜に散布方法を変えることにより目的にあったプリザーブドコーティングフラワーを作ることが出来る
本発明においてその目的により色を付ける事が出来、適宜に染料や顔料を混合することにより様々な色を付けることが出来る。又コーティング剤には蓄光塗料などプリザーブドフラワーに直接付ける事が出来ない物質を混合する事により暗闇でも見ることが出来るプリザーブドフラワーを作る事が出来る。
以上の通り、本発明によると、プリザーブドフラワーコーティング剤プリザーブドフラワーの本体表面に樹脂コーティングを塗布する方法と樹脂コーティングしたプリザーブドフラワーの製造する工程を含み、前記樹脂コーティング剤には、モノテルペン及びケイ素樹脂、ポリビニルブチラール、ポリスチレンを含む事を特徴とするプリザーブドフラワー樹脂コーティング剤により本来の花の美しさを取り戻し尚且つプリザーブドフラワーの弱点であった水分からコーティング剤により隔離する事が出来る為、従来のプリザーブドフラワーは湿気により限定されていた場面以外でも利用することが可能になり、プリザーブドフラワーをより生花に近い存在として利用が可能になった。
コーティング剤の材料として、d−リモネン、i−リモネン、d/i−リモネン、及びシネオールいずれかもしくは2種類以上であり、ケイ素樹脂、ポリビニルブチラール、ポリスチレンのいずれか又は2種類以上を含むプリザーブドフラワーコーティング剤を作ることにより何処でも臭いを気にする事無く利用可能になった。本コーティング剤を利用すればプリザーブドフラワーはもちろん、ドライフラワー、シリカゲルで乾燥して作るグラスフラワー、アイスフラワー、シルクフラワーなど様々な花加工品にも応用可能である。特にシリカゲルで乾燥させたグラスフラワーは、花本来の色を留めながらも、空気に触れると退色する為に本発明のコーティング剤は非常に大きな役割を果たす。容器の中でしか楽しむ事が出来なかった花がコーティングプリザーブドフラワーと同様に扱うことが出来るからだ。アイスフラワーにおいてもその製法から、約3ヶ月〜6ヶ月ほどしか色を留める事が出来ない。本発明のコーティング剤を利用すれば、アイスフラワーの退色を防ぎ尚且つ堅牢な花となりコーティングプリザーブドフラワー同様、長期に渡り鮮度の良い状態を楽しむ事が出来る。
コーティング剤の使い方として、プリザーブドフラワーを浸漬させてコーティング又はプリザーブドフラワー表面に、筆塗りや噴霧しても良く花の種類や用途により適宜に散布方法を変えることにより目的にあったプリザーブドコーティングフラワーを作ることが出来るこの方法では、プリザーブドフラワーの表面に付着するようにコーティングされる為に従来プリザーブドフラワーに散布が出来なかった顔料や蓄光塗料の散布が可能になりプリザーブドフラワーの利用場所が広がる。この方法では、刷毛やエアーブラシを用いて大きな花のコーティングも出来る。大掛かりな例えばホテルのロビーにある、人工の装飾花のような物に対しても利用可能で、溶媒がリモネンである為多くの人が利用するホテルのロビーであっても利用しながらもコーティングが可能となる。
本発明のコーティング剤においてその目的により色を付ける事が出来、適宜に染料や顔料を混合することにより様々な色を付けることが出来る。プリザーブドフラワー事態には顔料を利用する事が出来ず色の堅牢度に懸念が残るが本発明のコーティング剤と一緒に顔料を混合してコーティングすれば染料の数倍の堅牢度がある為、退色が気になる自然光のあたる場所やスポットライトなどがあたる場所でも置く事が出来る。又コーティング剤には蓄光塗料などプリザーブドフラワーに直接付ける事が出来ない物質を混合する事により暗闇でもプリザーブドフラワーが見ることが可能になり、今までに無い演出も出来る。また、蓄光塗料は、その性質から停電時などの誘導用の光源としても利用される事からコーティング剤に蓄光塗料を混ぜることにより万が一の誘導灯の役割を持たせる事が出来る。昼間は人を和ませる花、夜は幻想的に輝く花となり多くの人に役に立つ事が出来る。
コーティング剤により花事態の強度も強化されている事から従来アクリルの容器の中でなど外気を遮断出来る保管方法が求められたが本発明のコーティング剤を散布したプリザーブドフラワーは外気に出してに飾ってもよく、多少人が触っていても壊れにくいため、アクセサリーとしても使うことが出来、本来の花の楽しさをより身近に提供する事が出来る。
図1は、コーティング剤と浸ける前のプリザーブドフラワーを示す図である。7はコーティング剤を表し、1はプリザーブドフラワーを示す。 図2は、本発明の樹脂コーティングを行う工程を示す。プリザーブドフラワー1をコーティング7に浸漬させているところである。図のようにプリザーブドフラワーをコーティングする時に一部だけ入れることでコーティングのメリハリを付ける事も出来る。 図3は、プリザーブドフラワーをコーティング剤に完全に浸漬させているところ。このように完全に浸漬させた後に取り出し乾燥させる。 図4は、筆8を使いコーティング剤7をプリザーブドフラワー1に直接塗る工程である。図4はコーティング剤をプリザーブドフラワーに筆で散布しているところ。 図5は、図4に続き筆8でコーティング剤7を散布しているところであるが、図5において花弁どうしが付かないようにプリザーブドフラワー1の花弁を離しながらコーティング剤7を散布している写真である。 図6は、図4、図5と同様、筆8によりコーティング剤1を散布しているところであるが、図6はプリザーブドフラワー1の裏面のみをコーティングしている。プリザーブドフラワーの裏面からコーティング剤を塗り花弁を取れにくく加工している写真である。 図7は、図1〜図6の工程で作成したコーティングプリザーブドフラワー2でネッツクレス3に取り付けたアクセサリーの写真である。 図8は、図1〜図6で作成したコーティングプリザーブドフラワー2でイヤリング6の金具にコーティングプリザーブドフラワー2を付けた例の写真である。 図9は、図1〜図6の工程により加工したコーティングプリザーブドフラワー2を櫛4にコーティングプリザーブドフラワー2を付けた写真である。 図10は、図1〜図6で作成したコーティングプリザーブドフラワーを使いヘアピン5にコーティングプリザーブド2を取り付けた写真である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明するが、本発明は下記例に限定されるものではない。図1は、本発明の一実施形態であるコーティングプリザーブドフラワーの製造方法を実施する様子を示す図である。1は、コーティング前のプリザーブドフラワー、プリザーブドフラワーコーティング剤7を用意した図である。コーティング前のプリザーブドフラワー1は、どのような種類の花でも良く写真のような花弁の多い花は、花弁を切り離して加工しても良くこのコーティング剤を散布すれば長期間に渡り美しく瑞々しいコーティングプリザーブドフラワーを楽しむ事が出来る。
浸漬方法には図2のように、プリザーブドフラワー1をコーティング剤7に一部浸漬させている方法もある。このようにコーティングも目的に応じて適当な範囲にコーティングする事が出来る。特に大きな葉ではコーティングの厚みや散布の方法でメリハリが付きより自然な仕上がりが期待出来る。
浸漬方法で図3は、プリザーブドフラワー1をコーティング剤7の中に完全に浸漬させている図でこのように浸漬させた後に真空装置などのデシゲータに入れて減圧する事により脱気をしてプリザーブドフラワーの細部にまでコーティング剤が浸透してほぼ完全なコーティングを施したプリザーブドフラワーが作れる。完全にコーティングしたプリザーブドフラワーにおいては水周りはもちろん、今まで利用が不可能であった湿気の多い場所でも利用可能になる。この工程の場合、コーティング剤の厚さも重要だがプリザーブドフラワー全体、全てのコーティング処理が大切である。
各種のプリザーブドフラワーに対し表情を変えたい場合や大きさなどにより浸漬させる事が出来ない場合など目的により適宜にコーティングする方法として図4は、コーティング剤7に浸漬させる事が出来ない大きなプリザーブドフラワー1やコーティングをしている事が判らない位薄く塗る場合など筆8や刷毛で塗ると良い。浸漬に比べてコーティング剤7も少なくて済むので簡単に出来る。また、図4のような花は花芯と花弁の接合が弱いので本発明のコーティング剤7により花芯を強化して花弁が取れにくいような加工も出来る。
図4に引き続き図5は、プリザーブドフラワー1のような多弁の花の場合内部に筆8でコーティング剤7を直接塗ることにより、満遍なくコーティングが出来る。また、花弁がコーティング剤7で癒着しないように花弁の間に隙間を作り花弁同士が付かないように施す事も出来る。この工程において、湿度を一定以上含んだ圧搾空気をブロワーなどでプリザーブドフラワーに吹き付ける事により花弁は癒着する事無く自然な風合いを残し綺麗にコーティングされる。
コーティング剤7を接着剤のように利用する方法としては、図6では、コーティング剤をプリザーブドフラワー1の裏側だけに筆8で散布する事により、プリザーブドフラワー1の風合いを残したままで強度を上げることが出来る。特に、ひまわりのような比較的大きな花は湿気でプリザーブドフラワー1の形が変わり易いので補強をする事により今まで用いる事の出来なったシーンで利用可能となる。
コーティングプリザーブドフラワー2の活用例として図7は、アクセサリーとしてのコーティングプリザーブドフラワー2の利用で、ネックレス3にコーティングプリザーブドフラワー2を取り付けた図である。コーティング剤により、人体から出る湿気や汗を防ぐことが出来るので、人が直接触れるようなアクセサリーに加工する事が可能となりプリザーブドフラワーアクセサリーを提供出来る。
アクセサリーの例として図8は、イヤリング6の台座にコーティングプリザーブドフラワー2を取り付けてアクセサリーの一部として提供している。本発明のコーティング剤であれば、イヤリング6の取り付け位置から髪の整髪料などからも保護され人の肌に触れていても汗などでプリザーブドフラワーが傷むことがないので、プリザーブドフラワーアクセサリーとして長い間楽しむことが出来る。
直接、髪の毛などに取り付けるアクセサリーの例として図9は、櫛4にコーティングプリザーブドフラワー2を取り付けたもので、髪飾りとしてプリザーブドフラワーの提供が出来る。この場合、櫛の大きさによりアレンジメントして取り付ける事が出来るのでブライダルなどの場合でも対応出来る。その堅牢さからブライダルではレンタルの需要にも十分耐えるものが作れる。
小型の髪飾りの例として図10は、ヘアピン5にコーティングプリザーブドフラワー2を取り付けたもので、髪飾りとして利用出来る。このような小型の髪飾りは人が触る頻度が多く厚めのコーティングをする事により十分実用レベルの強度を得ることが出来る。本来、女性は天然の花を髪飾りとして利用してきた現代になり天然の花を髪飾りにする場合は特別な儀式を除き付ける事から離れているが本発明は、女性が本来行ってきた天然の花を髪に飾る喜びを提供する発明である。
本発明のコーティング剤は、モノテルペン対樹脂類のケイ素樹脂、ポリブチルビニラール、ポリスチレンの重量比として、モノテルピン:ケイ素樹脂、ポリブチルビニラール、ポリスチレンの対比で1:10〜10:1があげられ、特に6:4〜4:6がよく。これらの調合は適宜花の種類、季節、用途などで異なり調節する必要がある。
コーティングされた、プリザーブドフラワーは乾燥させる時に湿度80%以上の箱の中で密封する事によりコーティング剤の表面が荒れて乱反射を起こす。この乱反射を利用する事によりコーティング剤の艶を無くす事が出来る。この製法で作られたコーティングプリザーブドフラワーは艶消しのコーティングプリザーブドフラワーとなり、プリザーブドフラワーの風合いを残したコーティングが可能となる。箱の中には72時間〜96時間入れる事により艶消しを可能としている。艶が消えた後は、湿度60%程度の箱の中で2次乾燥をする事により完全に乾燥する。
コーティングされた、プリザーブドフラワーを乾燥させる時に湿度を80%以上含んだ空気を圧搾してブロワーなどでコーティングプリザーブドフラワーの花弁の間に吹き付ける事により花弁同士の癒着を防ぐことが出来る。これは、多弁の花の場合コーティング剤が花弁同士を接着してしまうのを防ぐ。ブロワーの風は花弁の間に空気が通る強さで5分〜60分吹くことによりコーティング剤の表面が乾きその後も花弁が癒着する事がないので自然な仕上がりのコーティングプリザーブドフラワーを楽しむことが出来る。
プリザーブドフラワーを浸漬させてコーティング又はプリザーブドフラワー表面に、はけ塗りや噴霧しても良く花の種類や用途により適宜に散布方法を変えることにより目的にあったプリザーブドコーティングフラワーを作ることが可能である。
その目的により色を付ける事が出来、適宜に染料や顔料を混合することにより様々な色を付けることが出来る。又コーティング剤には蓄光塗料などプリザーブドフラワーに直接付ける事が出来ない物質を混合する事により暗闇でもプリザーブドフラワーが見ることが出来る
特にd−リモネンを多く含むグレープフルーツ、オレンジ、レモンなどの柑橘類から抽出される天然の物もある為、天然のリモネンを利用する事により天然成分にはオクタノール、ノナナール、デカナールがなどの物質が混入している為、これらの成分には殺虫効果があり100%天然でありながら防虫効果が期待できる。プリザーブドフラワーコーティングにおいて天然のリモネンでコーティングをすると同時に防虫効果も期待できる。また、天然リモネンは天然塗料として利用もあり安全性面において他の溶剤より優れている。
本発明の実施例を下記に示すが、これにより本発明が限定されるものではない。
表1および表2に示す各成分を同表に示す組成で混合して6種類のプリザーブドフラワーコーティング剤を作製し、実施例1〜6とした。
表1に示す処理剤の割合で、表の数字は重量比率を表す。薔薇のプリザーブドフラワーにコーティングを施し比較したものである。各コーティングプリザーブドフラワーは、湿度60%〜70%の場所で乾燥させた。全てのコーティングプリザーブドフラワーが乾くのに72時間を要した事から全ての乾燥時間を72時間とした。
表1の結果表2より示す、溶剤と樹脂の重量比率割合が近いものが良いとの結果が出た。溶剤が多いとコーティングが薄く十分な強度を保つことが出来ない。逆に樹脂が多いとプリザーブドフラワーの本来のしなやかさが失われて硬くなり、コーティング剤の粘性が高いためにコーティング剤が斑となってしまい美しいコーティングが出来ない。
1 プリザーブドフラワー
2 コーティングプリザーブドフラワー
3 ネックレス
4 櫛
5 ヘアピン
6 イヤリング
7 コーティング剤
8 筆

Claims (4)

  1. あるプリザーブドフラワーの表面に樹脂コーティングする方法において、プリザーブドフラワーの本体表面に樹脂コーティングを塗布する方法と樹脂コーティングしたプリザーブドフラワーの製造する工程を含み、前記樹脂コーティング剤には、モノテルペン及びケイ素樹脂、ポリビニルブチラール、ポリスチレンを含む事を特徴とするプリザーブドフラワー樹脂コーティング剤の製造方法。
  2. 前記、モノテルピンは、d−リモネン、i−リモネン、d/i−リモネン、及びシネオールいずれかもしくは2種類以上であり、ケイ素樹脂、ポリビニルブチラール、ポリスチレンのいずれか又は2種類以上を含む事を特徴とする請求項1のコーティング剤。
  3. 前記コーティング剤は、プリザーブドフラワーを浸漬させてコーティング又はプリザーブドフラワー表面に、筆塗りや噴霧しても良く花の種類や用途により適宜に散布方法を変えることにより目的にあったプリザーブドコーティングフラワーを作ることが出来る請求項1、請求項2の加工法。
  4. 前記コーティング剤は、その目的により色を付ける事が出来、適宜に染料や顔料を混合することにより様々な色を付けることが出来る。又コーティング剤には畜光塗料などプリザーブドフラワーに直接付ける事が出来ない物質を混合する事により暗闇でもプリザーブドフラワーが見ることが出来る請求工1、請求項2、請求項3のコーティング剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019094288A (ja) * 2017-11-22 2019-06-20 尚子 菅 プリザーブドフラワーの開花調整方法及び開花調整されたプリザーブドフラワーの製造方法

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