JP2012056414A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Kiyoshi Fukazawa
清 深沢
Koichi Ota
浩一 太田
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Abstract

【課題】一対のピボットプレートにスイングアームが支軸を介して揺動可能に支承され、両端部が両ピボットプレートに締結されるクロスメンバおよびスイングアーム間に設けられるリンク機構の一部を構成するリンク部材と、スイングアームとの間にクッションユニットが介設される鞍乗り型車両において、大きなクッション荷重を受けるクロスメンバ周辺のピボットフレームの剛性を、ピボットフレームの大型化を回避しつつ高める。
【解決手段】一対のピボットプレート23L,23Rに、エンジン本体26を支持するためのエンジンハンガ部54L,54Rがそれぞれ一体に設けられ、クロスメンバ24の少なくとも一端部に、両エンジンハンガ部54L,54Rの少なくとも一方とともにエンジン本体26に共締めされる延出部55L,55Rが、エンジン本体26側に延びるようにして一体に設けられる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、前輪を軸支するフロントフォークおよび操向ハンドルを操向可能に支承するヘッドパイプと、該ヘッドパイプから後下がりに延びる左右一対のメインフレームと、該メインフレームの後部から下方に延びる左右一対のピボットプレートと、それらのピボットプレートとともにピボットフレームの少なくとも一部を構成するようにして両端部が前記両ピボットプレートに締結されるクロスメンバとを備える車体フレームに、エンジン本体が支持され、前記両ピボットプレートに前端部が支軸を介して揺動可能に支承されるスイングアームの後端部に後輪が軸支され、前記クロスメンバと、前記スイングアームの前部との間に設けられるリンク機構の一部を構成するリンク部材と、前記スイングアームの前部との間にクッションユニットが介設される鞍乗り型車両に関する。
ヘッドパイプから後下がりに延びる右側メインフレームならびに右側メインフレームの後端部に接合されて上下に延びる右側ピボットプレートから成る右側車体フレームと、後下がりに延びる左側メインフレームならびに左側メインフレームの後端部に接合されて上下に延びる左側ピボットプレートから成る左側車体フレームとが、ヘッドパイプに前記左側メインフレームが締結されるとともに右側および左側ピボットプレートが上下一対のクロスメンバで連結されることで結合されて車体フレームを構成するようにした自動二輪車が特許文献1で知られている。このものでは、左右のピボットプレートを簡単な構造である上下2本のクロスメンバで連結するだけでピボットフレームを構成するようにしてコストの低減を図ることができる。
特開平10−19560号公報
ところで、左右のピボットプレートを連結するクロスメンバと、スイングアームとの間にリンク機構が設けられ、そのリンク機構の一部を構成するリンク部材とスイングアームとの間にクッションユニットが設けられる場合、クロスメンバにはクッション荷重が作用することになり、大きなクッション荷重を受けるクロスメンバ周辺のピボットフレームの剛性を高めたいときに、上記特許文献1で開示されたものでは、クロスメンバの横断面積を大きくしなければならず、ピボットフレームの大型化を招いてしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、大きなクッション荷重を受けるクロスメンバ周辺のピボットフレームの剛性を、ピボットフレームの大型化を回避しつつ高めることができるようにした鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、前輪を軸支するフロントフォークおよび操向ハンドルを操向可能に支承するヘッドパイプと、該ヘッドパイプから後下がりに延びる左右一対のメインフレームと、該メインフレームの後部から下方に延びる左右一対のピボットプレートと、それらのピボットプレートとともにピボットフレームの少なくとも一部を構成するようにして両端部が前記両ピボットプレートに締結されるクロスメンバとを備える車体フレームに、エンジン本体が支持され、前記両ピボットプレートに前端部が支軸を介して揺動可能に支承されるスイングアームの後端部に後輪が軸支され、前記クロスメンバと、前記スイングアームの前部との間に設けられるリンク機構の一部を構成するリンク部材と、前記スイングアームの前部との間にクッションユニットが介設される鞍乗り型車両において、一対の前記ピボットプレートに、前記エンジン本体を支持するためのエンジンハンガ部がそれぞれ一体に設けられ、前記クロスメンバの少なくとも一端部に、前記両エンジンハンガ部の少なくとも一方とともに前記エンジン本体に共締めされる延出部が、前記エンジン本体側に延びるようにして一体に設けられることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記延出部が前記クロスメンバの両端部にそれぞれ一体に設けられ、前記両エンジンハンガ部ならびに前記クロスメンバの両端部の前記延出部が、前記エンジン本体に共締めされることを第2の特徴とする。
本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記クロスメンバの一端部の前記延出部ならびに該延出部に対応した前記エンジンハンガ部に、前記エンジン本体に設けられるボルト挿通孔に対応した挿通孔がそれぞれ同軸に設けられ、前記エンジンハンガ部および前記延出部の挿通孔に、前記エンジン本体側に進むにつれて大径となる第1テーパ面を内端部に有するとともに前記エンジン本体側に進むにつれて小径となる第2テーパ面を外端部に有しつつ軸方向に延びるスリットが軸方向両端部に設けられる筒状の第1カラー部材が挿通され、第1カラー部材および前記エンジン本体間に、エンジン本体側に進むにつれて大径となるように形成されて第1テーパ面に当接する第3テーパ面を有する筒状の第2カラー部材が介装され、エンジン本体側に進むにつれて小径となるように形成されて第2テーパ面に当接する第4テーパ面を拡径頭部に有して第1カラー部材、第2カラー部材および前記ボルト挿通孔に挿通されるボルト、もしくはエンジン本体側に進むにつれて小径となるように形成されて第2テーパ面に当接する第4テーパ面を有するリング状の押圧部材を拡径頭部および第1カラー部材間に介装せしめるようにして前記押圧部材、第1カラー部材、第2カラー部材および前記ボルト挿通孔に挿通されるボルトで、前記クロスメンバの一端部の前記延出部ならびに該延出部に対応した前記エンジンハンガ部が前記エンジン本体に共締めされることを第3の特徴とする。
本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記クロスメンバの両端部には、前記ピボットプレートに締結するための少なくとも2つの締結孔が、前記ピボットプレートとともに前記延出部を前記エンジン本体に共締めする部分とは別に設けられ、それらの締結孔に一部がそれぞれ嵌合されるノックピンが前記クロスメンバおよび前記ピボットプレート間にそれぞれ設けられることを第4の特徴とする。
本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記クロスメンバよりも上方で前記両ピボットプレート間は第2のクロスメンバで連結され、前記エンジンハンガ部よりも上方で前記ピボットプレートには第2のエンジンハンガ部が設けられ、上下方向で前記支軸および第2のエンジンハンガ部間に、第2のクロスメンバが配置されることを第5の特徴とする。
さらに本発明は、第5の特徴の構成に加えて、前記第2のクロスメンバが、前記両ピボットプレートに締結するためのねじ孔が両端部にそれぞれ設けられる内筒部と、該内筒部を同軸に囲繞する外筒部と、周方向に間隔をあけた複数の肉抜き部を前記内筒部および前記外筒部間に形成しつつ前記内筒部および前記外筒部間を連結する複数の連結部とを一体に有するように形成され、前記内筒部の軸方向両端または前記外筒部の軸方向両端に設けられる位置決め凹部に一部を嵌合せしめる位置決めピンが、第2のクロスメンバの両端および前記両ピボットプレート間にわたって設けられることを第6の特徴とする。
なお実施の形態の下部クロスメンバ24が本発明の請求項1〜5におけるクロスメンバに対応し、実施の形態の上部クロスメンバ25が本発明の請求項5,6における第2のクロスメンバに対応し、実施の形態の下部エンジンハンガ部54L,54Rが本発明の請求項1〜3におけるエンジンハンガ部に対応し、実施の形態の上部エンジンハンガ部96L,96Rが本発明の請求項5における第2のエンジンハンガ部に対応する。
本発明の第1の特徴によれば、一対のピボットプレートに一体に設けられたエンジンハンガ部の少なくとも一方とともにエンジン本体に共締めされる延出部が、エンジン本体側に延びるようにしてクロスメンバの少なくとも一端部に一体に設けられるので、クロスメンバに大きなクッション荷重が作用する場合にも、クロスメンバと一体の延出部からエンジン本体側に荷重が伝わることになり、剛性の大きなエンジン本体でも荷重を受けることができる。したがってクロスメンバの横断面積を大きくすることが不要であり、ピボットフレームの大型化を招くことなく、クロスメンバ周辺のピボットフレームの剛性を高めることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、クロスメンバの両端部にそれぞれ一体に設けられる延出部が、ピボットプレートのエンジンハンガ部とともにエンジン本体に共締めされるので、ピボットフレームの左右の剛性バランスを適正に保つことができる。
本発明の第3の特徴によれば、クロスメンバの一端部の延出部およびエンジンハンガ部に同軸に設けられた挿通孔に挿通された第1カラー部材の外端部は、ボルトの締め付けによって第4テーパ面で第2テーパ面が押されることによって拡径して挿通孔の内面に剛性高く圧着され、第1テーパ面に第3テーパ面を当接させた第2カラー部材が第1カラー部材の内端部内に入るようにして第1カラー部材の内端部も拡径して挿通孔の内面に剛性高く圧着されることになる。この結果、エンジン本体、クロスメンバおよびピボットプレートが別体であっても、エンジン本体およびクロスメンバ間の隙間を埋めつつエンジン本体を剛性高くピボットフレームに締結することができる。
本発明の第4の特徴によれば、クロスメンバの両端部に設けられる少なくとも2つの締結孔に、クロスメンバおよびピボットプレート間にそれぞれ設けられるノックピンの一部がそれぞれ嵌合されるので、クロスメンバがピボットプレートとは別部材であっても、リンク機構のジオメトリを設定位置に確実位置決めすることができ、後輪懸架装置の機能のばらつきを抑えることができる。
本発明の第5の特徴によれば、スイングアームの前端部を揺動可能に支承する支軸と、エンジンハンガ部よりも上方でピボットプレートに設けられた第2のエンジンハンガ部との間で左右のピボットプレートが第2のクロスメンバで連結されるので、クッション荷重との荷重の作用によってピボットプレートが第2のエンジンハンガ部および前記支軸間で車幅方向に変形するのを第2のクロスメンバで防止することができる。
さらに本発明の第6の特徴によれば、ねじ孔が両端部にそれぞれ設けられる内筒部と、該内筒部を同軸に囲繞する外筒部と、周方向に間隔をあけた複数の肉抜き部を内筒部および外筒部間に形成しつつ内筒部および外筒部間を連結する複数の連結部とを一体に有するように第2のクロスメンバが形成されるので、第2のクロスメンバの両端部をピボットプレートに締結することを可能としつつ第2のクロスメンバの軽量化を図ることができる。しかも内筒部または外筒部の軸方向両端に位置決め凹部が設けられ、それらの位置決め凹部に一部を嵌合せしめる位置決めピンが第2のクロスメンバの両端および両ピボットプレート間にわたって設けられるので、第2のクロスメンバをピボットプレートに締結する際の第2のクロスメンバの回転を防止して作業性を高めることができ、車両走行時に第2のクロスメンバが回転することも防止することができるのでピボットフレームの品質を一定に保持し易くなる。
第1の実施の形態の自動二輪車の側面図である。 図1の要部拡大図である。 ピボットフレームを後方側から見た斜視図である。 ピボットフレームを図2の4矢視方向から見た図である。 図2の5−5線断面図である。 図2の6−6線断面図である。 第1カラー部材の斜視図である。 図2の8−8線断面図である。 図2の9−9線断面図である。 上部クロスメンバの一端を図9の10−10線矢視方向から見た図である。 位置決めピンの斜視図である。 第2の実施の形態の図6に対応した断面図である。
本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。
図1〜図11を参照しながら本発明の第1の実施の形態について説明すると、先ず図1および図2において、この自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク15および操向ハンドル16を操向可能に支承するヘッドパイプ17と、該ヘッドパイプ17から後下がりに延びる左右一対のパイプ状のメインフレーム18…と、それらのメインフレーム18…よりも急傾斜で前記ヘッドパイプ17から後下がりに延びる左右一対のパイプ状のダウンフレーム19…と、前記両メインフレーム18…および前記両ダウンフレーム19…間を結ぶ補強フレーム20と、前記両メインフレーム18…の後部に連結されるピボットフレーム21と、ピボットフレーム21から後上がりに延びるリヤフレーム22とを備える。
図3および図4を併せて参照して、前記ピボットフレーム21は、前記両メインフレーム18…の後部に上端部が連結されて両メインフレーム18…の後部から下方に延びる左右一対のピボットプレート23L,23Rと、両ピボットプレート23L,23Rの下部間を連結する下部クロスメンバ24と、下部クロスメンバ24よりも上方に配置されて両ピボットプレート23L,23R間を連結する第2のクロスメンバとしての上部クロスメンバ25とで構成され、前記リヤフレーム22は前記両ピボットプレート23L,23Rの上端部に連結される。
前記車体フレームFには、たとえば4気筒のV型であるエンジンEが搭載されるものであり、このエンジンEのエンジン本体26は、前記ダウンフレーム19…の下端部、前記ピボットフレーム21の下部および前記ピボットフレーム21の上部にそれぞれ支持される。
また前記ピボットプレート23L,23Rには、スイングアーム28の前端部が支軸29を介して上下に揺動可能に支承されており、スイングアーム28の後端に後輪WRが軸支される。しかも前記エンジンEから出力される動力はチェーン式伝動手段30で後輪WRに伝達される。
車体フレームFのメインフレーム18…には、前記エンジン本体26の上方に配置される燃料タンク31が支持されており、この燃料タンク31の後方で前記リヤフレーム22には、乗員用シート32と、該乗員用シート32の後方に配置される同乗者用シート33とが支持される。また前記車体フレームFおよび前記エンジンEの一部は合成樹脂製の車体カバー34で覆われる。
図5において、前記ピボットフレーム21における両ピボットプレート23L,23Rの上下方向中間部には同軸の挿通孔35…を有する円形のボス部36…がそれぞれ設けられており、両ピボットプレート23L,23Rの裏面には、前記ボス部36…から放射状に延びる複数のリブ37,37…が一体に設けられる。前記両ボス部36…の挿通孔35…には、右側のピボットプレート23Rのボス部36に係合する拡径頭部29aを一端部に有するとともに他端部にはねじ軸部29bを有する円筒状の支軸29が挿通されており、左側のピボットプレート23Lから突出するねじ軸部29bに螺合されるナット38が、ワッシャ39を介して左側のピボットプレート23Lに係合されることで支軸29が両ピボットプレート23L,23Rに固定される。
前記両ピボットプレート23L,23R間に挿入された前記スイングアーム28の前端部には、前記支軸29を挿通せしめる支持孔40が設けられる。一方、右側および左側のピボットプレート23L,23R間には、右側から順に、円筒状の第1スリーブ41、支軸29の外周および支持孔40の内周間に介装されるボールベアリング42の内輪、円筒状の第2スリーブ43、支軸29の外周および支持孔40の内周間に介装されるボールベアリング44の内輪および円筒状の第3スリーブ45が介装されており、第1スリーブ41の外周および支持孔40の内周間には第1のニードルベアリング46と、第1のニードルベアリング46よりも外方に配置される環状の第1シール部材47とが介装され、第3スリーブ45の外周および支持孔40の内周間には第2のニードルベアリング48と、第2のニードルベアリング48よりも外方に配置される環状の第2シール部材49とが介装される。
しかも前記支軸29よりも後方で両ピボットプレート23L,23Rには、乗員用シート32に座った乗員が足を載せるステップ51が一対のボルト52…,53…によってそれぞれ締結される。
図6を併せて参照して、右側および左側のピボットプレート23L,23Rには、エンジン本体26の後側下部を支持する下部エンジンハンガ部54L,54Rがそれぞれ一体に設けられ、前記下部クロスメンバ24の少なくとも一端部に、前記両下部エンジンハンガ部54L,54Rの少なくとも一方とともに前記エンジン本体26の後側下部に共締めされる延出部がエンジン本体26側に延びるようにして一体に設けられるものであり、この実施の形態では、前記延出部55L,55Rが前記下部クロスメンバ24の両端部にそれぞれ一体に設けられ、前記両下部エンジンハンガ部54L,54Rならびに前記下部クロスメンバ24の両端部の前記延出部55L,55Rが、前記エンジン本体26の後側下部に、一端部に拡径頭部56aを有するとともに他端部にねじ軸部56bを有するボルト56と、該ボルト56のねじ軸部56bに螺合されるナット57とで共締めされる。
前記下部クロスメンバ24の一端部、この実施の形態では、下部クロスメンバ24の右端部の延出部55Rならびに該延出部55Rに対応した右側の下部エンジンハンガ部54Rに、車幅方向に間隔をあけてエンジン本体26の後側下部に設けられた支持突部58,58にそれぞれ同軸に設けられたボルト挿通孔59,59に対応した挿通孔60,61がそれぞれ同軸に設けられ、前記下部クロスメンバ24の左端部の前記延出部55Lならびに該延出部55Lに対応した左側の下部エンジンハンガ部54Lにも、前記ボルト挿通孔59…に対応した挿通孔63,64がそれぞれ同軸に設けられる。
右側の前記下部エンジンハンガ部54Rおよび右側の前記延出部55Rの挿通孔61,60に、前記エンジン本体26側に進むにつれて大径となる第1テーパ面66を内端部に有するとともに前記エンジン本体26側に進むにつれて小径となる第2テーパ面67を外端部に有する筒状の第1カラー部材65が挿通される。
しかも第1カラー部材65の軸方向両端部には、図7で示すように、軸方向に延びるスリット68…,69…が周方向に間隔をあけて複数ずつ設けられており、第1カラー部材65の軸方向両端部は拡開可能である。
また第1カラー部材65と、前記エンジン本体26の両支持突部58…のうち右側の支持突部58との間には、エンジン本体26側に進むにつれて大径となるように形成されて第1テーパ面66に当接する第3テーパ面70を有する筒状の第2カラー部材71が介装される。
また前記ボルト56の一端部の拡径頭部56aは、エンジン本体26側に進むにつれて小径となるように形成されて第2テーパ面67に当接する第4テーパ面72を有するものであり、前記ボルト56は、第4テーパ面72を第2テーパ面67に当接させて第1カラー部材65、第2カラー部材71、エンジン本体26の前記ボルト挿通孔59…、ならびに左側の前記延出部55Lおよび左側の下部エンジンハンガ部54Lの挿通孔63,64に挿通され、左側の下部エンジンハンガ部54Lから突出する前記ボルト56の他端部のねじ軸部56bに前記ナット57が螺合され、該ナット57を左側の下部エンジンハンガ部54Lの外面に当接係合するまで締めつけることで、エンジン本体26の後側下部に、両下部エンジンハンガ部54L,54Rならびに下部クロスメンバ24の両端部の前記延出部55L,55Rが共締めされる。
図8を併せて参照して、前記下部クロスメンバ24の両端部には、前記両ピボットプレート23L,23Rに締結するための少なくとも2つ、この実施の形態では2つの締結孔74…,75…が、前記両ピボットプレート23L,23Rとともに前記延出部55L,55Rを前記エンジン本体26に共締めする部分とは別に設けられており、それらの締結孔74…,75…に一部がそれぞれ嵌合されるノックピン76…,77…が前記下部クロスメンバ24および前記両ピボットプレート23L,23R間にそれぞれ設けられる。
すなわち下部クロスメンバ24には、車幅方向に延びる2つの貫通孔78,79が設けられており、前記締結孔74…,75…は、前記両貫通孔78,79の両端開口部の内周に雌ねじが刻設されることによって形成される。また前記締結孔74…,75…に対応して前記両ピボットプレート23L,23Rの下部には一対ずつの挿通孔80…,81…が設けられ、それらの挿通孔80…,81…の下部クロスメンバ24側の端部に設けられる大径孔部81a…と、前記締結孔74…,75…の開口端部に設けられる大径孔部74a…,75a…とに、前記ノックピン76…,77…の半部ずつが嵌合されるようにして、ノックピン76…,77…が前記下部クロスメンバ24および前記両ピボットプレート23L,23R間にそれぞれ設けられる。
しかも挿通孔80…,81…およびノックピン76…,77…に挿通されるボルト84…,85…が、前記締結孔74…,75…にそれぞれ螺合される。
ところで前記下部クロスメンバ24および前記スイングアーム28の前部間にはリンク機構86が設けられており、このリンク機構86の一部を構成するリンク部材90と、前記スイングアーム28の前部との間にクッションユニット87が設けられる。
前記リンク機構86は、前端部が前記下部クロスメンバ24に連結軸88を介して連結されて後方に延びるアーム89と、前記スイングアーム28の前部に第1ピン91を介して連結されるとともに前記アーム89の後端部が第2ピン92を介して連結されるリンク部材90とで構成される。
而して前記下部クロスメンバ24には、後方に突出する左右一対のブラケット24a,24bが一体に設けられており、前記アーム89の前端部が連結軸88を介して前記両ブラケット24a,24bに連結される。一方、前記スイングアーム28の前部には上方に突出するクッション連結部28aが設けられており、そのクッション連結部28aの上端部に上端部がボルト83を介して連結されたクッションユニット89の下端部が第3ピン93を介して前記リンク部材90に連結される。
また前記下部クロスメンバ24には、その長手方向両端間にわたる空洞部94が肉抜きのために形成される。
図9を併せて参照して、前記下部クロスメンバ24よりも上方で前記両ピボットプレート23L,23R間は第2のクロスメンバである上部クロスメンバ25で連結される。前記下部エンジンハンガ部54L,54Rよりも上方で前記ピボットプレート23L,23Rには第2のエンジンハンガ部である上部エンジンハンガ部96L,96Rが設けられ、それらの上部エンジンハンガ部96L,96Rには、エンジン本体26の後側上部に設けられる左右一対の支持突部95…がボルト82…で締結されるのであるが、前記上部クロスメンバ25は、上下方向で前記支軸29および上部エンジンハンガ部96L,96R間に配置される。
図10を併せて参照して、前記上部クロスメンバ25は、前記両ピボットプレート23L,23Rに締結するためのボルト97,97を螺合せしめるねじ孔98が両端部にそれぞれ設けられる内筒部25aと、該内筒部25aを同軸に囲繞する外筒部25bと、周方向に間隔をあけた複数の肉抜き部99,99…を前記内筒部25aおよび前記外筒部25b間に形成しつつ前記内筒部25aおよび前記外筒部25b間を連結するようにして前記内筒部25aの半径方向に延びる複数たとえば4つ連結部25c,25c…とを一体に有するように形成される。
しかも前記内筒部25aの軸方向両端または前記外筒部25bの軸方向両端、この実施の形態では、内筒部25aの軸方向両端に位置決め凹部100,100が設けられており、それらの位置決め凹部100…に一部を嵌合せしめる位置決めピン101…が、上部クロスメンバ25の両端および前記両ピボットプレート23L,23R間にわたって設けられる。
すなわち前記位置決め凹部100…に対応する位置決め凹部102…が両ピボットプレート23L,23Rの内面に設けられており、相互に対応した前記位置決め凹部100…,102…に半部ずつを嵌合するようにして位置決めピン101…が上部クロスメンバ25の両端および前記両ピボットプレート23L,23R間にわたって設けられる。しかも位置決めピン101は、図11で示すようにスプリングピンであり、位置決め凹部100,102への嵌合時にスプリングピンの外周は位置決め凹部100,102の内周に弾発的に当接する。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、左右一対のピボットプレート23L,23Rに一体に設けられた下部エンジンハンガ部54L,54Rの少なくとも一方とともにエンジン本体26に共締めされる延出部55L,55Rが、エンジン本体26側に延びるようにして下部クロスメンバ24の少なくとも一端部に一体に設けられるので、下部クロスメンバ24に大きなクッション荷重が作用する場合にも、下部クロスメンバ24と一体の延出部55L,55Rからエンジン本体26側に荷重が伝わることになり、剛性の大きなエンジン本体26でも荷重を受けることができる。したがって下部クロスメンバ24の横断面積を大きくすることが不要であり、ピボットフレーム21の大型化を招くことなく、下部クロスメンバ24周辺のピボットフレーム21の剛性を高めることができる。
また下部クロスメンバ24の両端部にそれぞれ一体に設けられる延出部55L,55Rが、左右一対のピボットプレート23L,23Rの下部エンジンハンガ部54L,54Rとともにエンジン本体26に共締めされるので、ピボットフレーム21の左右の剛性バランスを適正に保つことができる。
また下部クロスメンバ24の一端部の延出部55Rならびに該延出部55Rに対応した下部エンジンハンガ部54Rに、エンジン本体26に設けられるボルト挿通孔59…に対応した挿通孔60,61がそれぞれ同軸に設けられ、下部エンジンハンガ部54Rおよび延出部55Rの挿通孔61,60に、エンジン本体26側に進むにつれて大径となる第1テーパ面66を内端部に有するとともにエンジン本体26側に進むにつれて小径となる第2テーパ面67を外端部に有しつつ軸方向に延びるスリット68…,69…が軸方向両端部に設けられる筒状の第1カラー部材65が挿通され、第1カラー部材65およびエンジン本体26間に、エンジン本体26側に進むにつれて大径となるように形成されて第1テーパ面66に当接する第3テーパ面70を有する筒状の第2カラー部材71が介装され、エンジン本体26側に進むにつれて小径となるように形成されて第2テーパ面67に当接する第4テーパ面72を拡径頭部56aに有して第1カラー部材65、第2カラー部材71および前記ボルト挿通孔59…に挿通されるボルト56で、延出部55L,55Rおよび下部エンジンハンガ部54L,54Rがエンジン本体26に共締めされる。
したがって下部クロスメンバ24の一端部の延出部55Rおよび下部エンジンハンガ部54Rに同軸に設けられた挿通孔60,61に挿通された第1カラー部材65の外端部は、ボルト103の締め付けによって第4テーパ面72で第2テーパ面67が押されることによって拡径して挿通孔61の内面に剛性高く圧着され、第1テーパ面66に第3テーパ面70を当接させた第2カラー部材71が第1カラー部材65の内端部内に入るようにして第1カラー部材65の内端部も拡径して挿通孔60の内面に剛性高く圧着されることになる。この結果、エンジン本体26、下部クロスメンバ24および両ピボットプレート23L,23Rが別体であっても、エンジン本体26および下部クロスメンバ24間の隙間を埋めつつエンジン本体26を剛性高くピボットフレーム21に締結することができる。
また下部クロスメンバ24の両端部に設けられる少なくとも2つの締結孔74…,7575…に、下部クロスメンバ24および両ピボットプレート23L,23R間にそれぞれ設けられるノックピン76…,77santenの一部がそれぞれ嵌合されるので、下部クロスメンバ24が両ピボットプレート23L,23Rとは別部材であっても、リンク機構86のジオメトリを設定位置に確実位置決めすることができ、後輪懸架装置の機能のばらつきを抑えることができる。
またスイングアーム28の前端部を揺動可能に支承する支軸29と、下部エンジンハンガ部54L,54Rよりも上方でピボットプレート23L,23Rに設けられた上部エンジンハンガ部96L,96Rとの間で左右のピボットプレート23L,23Rが上部クロスメンバ25で連結されるので、クッション荷重との荷重の作用によって両ピボットプレート23L,23Rが上部エンジンハンガ部96L,96Rおよび前記支軸29間で、図4の鎖線で示すように車幅方向に変形するのを上部クロスメンバ25で防止することができる。
さらにねじ孔98…が両端部にそれぞれ設けられる内筒部25aと、該内筒部25aを同軸に囲繞する外筒部25bと、周方向に間隔をあけた複数の肉抜き部99…を内筒部25aおよび外筒部25b間に形成しつつ内筒部25aおよび外筒部25b間を連結する複数の連結部25c…とを一体に有するように上部クロスメンバ25が形成されるので、上部クロスメンバ25の両端部を両ピボットプレート23L,23Rに締結することを可能としつつ上部クロスメンバ25の軽量化を図ることができる。しかも内筒部25aまたは外筒部25bの軸方向両端に位置決め凹部100…が設けられ、それらの位置決め凹部100…に一部を嵌合せしめる位置決めピン101…が上部クロスメンバ25の両端および両ピボットプレート23L,23R間にわたって設けられるので、上部クロスメンバ25をピボットプレート23L,23Rに締結する際の上部クロスメンバ25の回転を防止して作業性を高めることができ、車両走行時に上部クロスメンバ25が回転することも防止することができるのでピボットフレーム21の品質を一定に保持し易くなる。
本発明の第2の実施の形態について、図12を参照しながら説明すると、ピボットフレーム21における左右のピボットプレート23L,23Rに設けられる下部エンジンハンガ部54L,54Rと、下部クロスメンバ24の両端部の延出部55L,55Rとは、エンジン本体26の後側下部に、一端部に拡径頭部103aを有するとともに他端部にねじ軸部103bを有するボルト103と、該ボルト103のねじ軸部103bに螺合されるナット57とで共締めされる。
右側の下部エンジンハンガ部54Rおよび右側の延出部55Rの挿通孔61,60には第1テーパ面66を内端部に有するととも第2テーパ面67を外端部に有する筒状の第1カラー部材65が挿通され、第1カラー部材65と、エンジン本体26における右側の支持突部58との間には第1テーパ面66に当接する第3テーパ面70を有する筒状の第2カラー部材71が介装される。
また前記ボルト103の拡径突部103aおよび第1カラー部材65間には、エンジン本体26側に進むにつれて小径となるように形成されて第2テーパ面67に当接する第4テーパ面104を有するリング状の押圧部材105が介装される。
この第2の実施の形態によっても上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
15・・・フロントフォーク
16・・・操向ハンドル
17・・・ヘッドパイプ
18・・・メインフレーム
21・・・ピボットフレーム
23L,23R・・・ピボットプレート
24・・・クロスメンバである下部クロスメンバ
25・・・第2のクロスメンバである上部クロスメンバ
25a・・・内筒部
25b・・・外筒部
25c・・・連結部
26・・・エンジン本体
28・・・スイングアーム
29・・・支軸
54L,54R・・・エンジンハンガ部である下部エンジンハンガ部
55L,55R・・・延出部
56,103・・・ボルト
56a,103a・・・拡径頭部
59・・・ボルト挿通孔
60,61・・・挿通孔
65・・・第1カラー部材
66・・・第1テーパ面
67・・・第2テーパ面
68,69・・・スリット
70・・・第3テーパ面
71・・・第2カラー部材
72,104・・・第4テーパ面
74,75・・・締結孔
76,77・・・ノックピン
86・・・リンク機構
87・・・クッションユニット
90・・・リンク部材
96L,96R・・・第2のエンジンハンガ部である上部エンジンハンガ部
98・・・ねじ孔
99・・・肉抜き部
100・・・位置決め凹部
101・・・位置決めピン
105・・・押圧部材
F・・・車体フレーム
WF・・・前輪
WR・・・後輪

Claims (6)

  1. 前輪(WF)を軸支するフロントフォーク(15)および操向ハンドル(16)を操向可能に支承するヘッドパイプ(17)と、該ヘッドパイプ(17)から後下がりに延びる左右一対のメインフレーム(18)と、該メインフレーム(18)の後部から下方に延びる左右一対のピボットプレート(23L,23R)と、それらのピボットプレート(23L,23R)とともにピボットフレーム(21)の少なくとも一部を構成するようにして両端部が前記両ピボットプレート(23L,23R)に締結されるクロスメンバ(24)とを備える車体フレーム(F)に、エンジン本体(26)が支持され、前記両ピボットプレート(23L,23R)に前端部が支軸(29)を介して揺動可能に支承されるスイングアーム(28)の後端部に後輪(WR)が軸支され、前記クロスメンバ(24)と、前記スイングアーム(28)の前部との間に設けられるリンク機構(86)の一部を構成するリンク部材(90)と、前記スイングアーム(28)の前部との間にクッションユニット(87)が介設される鞍乗り型車両において、一対の前記ピボットプレート(23L,23R)に、前記エンジン本体(26)を支持するためのエンジンハンガ部(54L,54R)がそれぞれ一体に設けられ、前記クロスメンバ(24)の少なくとも一端部に、前記両エンジンハンガ部(54L,54R)の少なくとも一方とともに前記エンジン本体(26)に共締めされる延出部(55L,55R)が、前記エンジン本体(26)側に延びるようにして一体に設けられることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記延出部(55L,55R)が前記クロスメンバ(24)の両端部にそれぞれ一体に設けられ、前記両エンジンハンガ部(54L,54R)ならびに前記クロスメンバ(24)の両端部の前記延出部(55L,55R)が、前記エンジン本体(26)に共締めされることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記クロスメンバ(24)の一端部の前記延出部(55R)ならびに該延出部(55R)に対応した前記エンジンハンガ部(54R)に、前記エンジン本体(26)に設けられるボルト挿通孔(59)に対応した挿通孔(60,61)がそれぞれ同軸に設けられ、前記エンジンハンガ部(54R)および前記延出部(55R)の挿通孔(61,60)に、前記エンジン本体(26)側に進むにつれて大径となる第1テーパ面(66)を内端部に有するとともに前記エンジン本体(26)側に進むにつれて小径となる第2テーパ面(67)を外端部に有しつつ軸方向に延びるスリット(68,69)が軸方向両端部に設けられる筒状の第1カラー部材(65)が挿通され、第1カラー部材(65)および前記エンジン本体(26)間に、エンジン本体(26)側に進むにつれて大径となるように形成されて第1テーパ面(66)に当接する第3テーパ面(70)を有する筒状の第2カラー部材(71)が介装され、エンジン本体(26)側に進むにつれて小径となるように形成されて第2テーパ面(67)に当接する第4テーパ面(72)を拡径頭部(56a)に有して第1カラー部材(65)、第2カラー部材(71)および前記ボルト挿通孔(59)に挿通されるボルト(56)、もしくはエンジン本体(26)側に進むにつれて小径となるように形成されて第2テーパ面(67)に当接する第4テーパ面(104)を有するリング状の押圧部材(105)を拡径頭部(103a)および第1カラー部材(65)間に介装せしめるようにして前記押圧部材(105)、第1カラー部材(65)、第2カラー部材(71)および前記ボルト挿通孔(59)に挿通されるボルト(103)で、前記クロスメンバ(24)の一端部の前記延出部(55R)ならびに該延出部(55R)に対応した前記エンジンハンガ部(54R)が前記エンジン本体(26)に共締めされることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記クロスメンバ(24)の両端部には、前記ピボットプレート(23L,23R)に締結するための少なくとも2つの締結孔(74,75)が、前記ピボットプレート(23L,23R)とともに前記延出部(55L,55R)を前記エンジン本体(26)に共締めする部分とは別に設けられ、それらの締結孔(74,75)に一部がそれぞれ嵌合されるノックピン(76,77)が前記クロスメンバ(24)および前記ピボットプレート(23L,23R)間にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記クロスメンバ(24)よりも上方で前記両ピボットプレート(23L,23R)間は第2のクロスメンバ(25)で連結され、前記エンジンハンガ部(54L,54R)よりも上方で前記ピボットプレート(23L,23R)には第2のエンジンハンガ部(96L,96R)が設けられ、上下方向で前記支軸(29)8および第2のエンジンハンガ部(96L,96R)間に、第2のクロスメンバ(25)が配置されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記第2のクロスメンバ(25)が、前記両ピボットプレート(23L,23R)に締結するためのねじ孔(98)が両端部にそれぞれ設けられる内筒部(25a)と、該内筒部(25a)を同軸に囲繞する外筒部(25b)と、周方向に間隔をあけた複数の肉抜き部(99)を前記内筒部(25a)および前記外筒部(25b)間に形成しつつ前記内筒部(25a)および前記外筒部(25b)間を連結する複数の連結部(25c)とを一体に有するように形成され、前記内筒部(25a)の軸方向両端または前記外筒部(25b)の軸方向両端に設けられる位置決め凹部(100)に一部を嵌合せしめる位置決めピン(101)が、第2のクロスメンバ(25)の両端および前記両ピボットプレート(23L,23R)間にわたって設けられることを特徴とする請求項5記載の鞍乗り型車両。
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