JP2012056344A - 農用車両 - Google Patents

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Masahiro Komatsu
征宏 小松
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Abstract

【課題】給油口の近傍に、給油タンクを載置可能な給油補助台を備えるトラクタなどの農用車両において、手動又は電動のポンプを用いて給油を行うにあたり、給油補助台上の給油タンクを手で傾斜状態に保持しなくても、給油タンク内の燃料を最後まで吸い上げられるようにする。
【解決手段】給油口8の近傍に、給油タンクTを載置可能な給油補助台10を備えるトラクタにおいて、給油補助台10は、給油タンクTを傾斜姿勢で保持可能に構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、給油口の近傍に、給油タンクを載置可能な給油補助台を備える農用車両に関する。
一般に、トラクタなどの農用車両では、燃料タンクに燃料を補給する際、給油口の近傍に、ポリタンクなどの給油タンクを置き、手動式又は電動式のポンプを用いて給油している。しかしながら、機体上部(例えば、ボンネット上部)に給油口があり、かつ、給油タンクの載置スペースが確保されていない農用車両では、燃料タンクを機体上部に置いて給油を行っているため、給油タンクを安定的に支持することが難しいだけでなく、ボンネットなどに傷が付くという問題がある。
そこで、給油口の近傍に、給油タンクを載置可能な給油補助台を設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このように構成されたものでは、給油に際して給油タンクを安定良く支持できるので、給油の作業性が向上するだけでなく、ボンネットなどに傷が付くという問題も解消することができる。
特開2006−44423号公報
ところで、手動式又は電動式のポンプを用いて給油タンクから給油口に給油を行う場合、給油タンク内の燃料が少なくなると、ポンプがエアを吸い込み、燃料の吸い上げが困難な状況が生じる。このようなときは、給油タンクを傾けて残った燃料をタンク底部の一端側に寄せれば、残った燃料をポンプで吸い上げることが可能となるが、これを行うには、給油補助台上の給油タンクを一方の手で傾斜状態に保持しつつ、他方の手でポンプを操作する必要があるので、作業性に劣るという問題があった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、給油口の近傍に、給油タンクを載置可能な給油補助台を備える農用車両において、前記給油補助台は、給油タンクを傾斜姿勢で保持可能に構成されることを特徴とする。
また、前記給油補助台は、オペレータが乗車する操縦部の前方に設けられ、給油タンクを後傾姿勢で保持することを特徴とする。
また、前記給油補助台は、給油タンクを傾斜姿勢で保持する傾斜保持姿勢と、給油タンクを水平姿勢で保持する水平保持姿勢とに変姿可能に構成されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、給油タンクを傾斜姿勢で保持可能な給油補助台を備えるので、給油補助台上の給油タンクを手で傾斜状態に保持しなくても、給油タンク内の燃料を最後まで吸い上げることが可能になる。
また、請求項2の発明によれば、給油タンクを操縦部側に傾斜した状態で保持するので、操縦部上から給油作業を行う場合に、給油タンクの上部が見やすくなって給油作業が容易になる。
また、請求項3の発明によれば、給油タンクを傾斜姿勢で保持する傾斜保持姿勢と、給油タンクを水平姿勢で保持する水平保持姿勢とを選択できるので、状況に応じて傾斜保持姿勢と水平保持姿勢を使い分けることができる。例えば、タンク内の燃料が少なくなるまでは、安定性に優れる水平姿勢で給油タンクを保持し、タンク内の燃料が少なくなったら、給油タンクを傾斜姿勢で保持して、タンク内の燃料を最後まで吸い上げるというような使い分けをすることができる。
トラクタの概略側面図である。 給油補助台の斜視図である。 水平保持姿勢を示す給油補助台の側面図である。 傾斜保持姿勢を示す給油補助台の側面図である。 傾斜保持姿勢を示す給油補助台の斜視図である。 格納姿勢の給油補助台を示すトラクタの要部側面図である。 格納姿勢の給油補助台を示すトラクタの要部正面図である。 水平保持姿勢の給油補助台を示すトラクタの要部側面図である。 給油タンクを水平姿勢で保持した状態を示すトラクタの要部側面図である。 給油タンクを水平姿勢で保持した状態を示すトラクタの要部平面図である。 給油タンクを傾斜姿勢で保持した状態を示すトラクタの要部側面図である。 給油タンクを傾斜姿勢で保持した状態を示すトラクタの要部斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1はトラクタの走行機体であって、該走行機体1の前部には、エンジン搭載部2が構成され、その後方には、オペレータの乗車スペースである操縦部3が構成されている。
エンジン搭載部2は、エンジン(図示せず)などが配置されるエンジンルーム(図示せず)と、エンジンルームの前部を覆うフロントグリル4と、エンジンルームの左右両側部を覆うサイドカバー5と、エンジンルームの上部を覆う開閉自在なボンネット6とを備えて構成されている。
エンジンルームの後端部には、仕切りプレート(図示せず)で仕切られた燃料タンク配置室(図示せず)が形成され、ここに燃料タンク7が配置されている。燃料タンク7は、上部に給油口(キャップ)8を有しており、ここから燃料補給が行われる。
操縦部3の左右両側部には、乗降用ステップ9が設けられている。オペレータは、乗降用ステップ9を踏み台として、機体に対する乗り降りを行う。燃料タンク7の給油口8は、操縦部3の前方近傍に位置しており、オペレータは操縦部3上から給油作業を行うことも可能となっている。
走行機体1は、給油口8の近傍で、かつ、乗降用ステップ9の近傍となる位置に、ポリタンクなどの給油タンクTを載置可能な給油補助台10を備えている。例えば、本実施形態では、エンジン搭載部2の右側面後端部に給油補助台10を設けている。
図2〜図5に示すように、本実施形態の給油補助台10は、ベース11、ボス12、回動部材13、アーム14、回動規制ピン15、スプリング16、滑り止めプレート17などを備えて構成されている。ベース11は、機体側部に一体的に固定される部材であり、ボス12を一体的に備えると共に、ボス12を中心とする円弧に沿って、長孔又は溝からなる三つの係合部11a〜11cが形成されている。
回動部材13は、ボス12に対して回動自在かつ左右摺動自在に支持される回動軸13aと、回動軸13aの先端部に設けられる補助部材13bとを一体的に備え、回動軸13aを中心として補助部材13bが回動するようにしてある。本実施形態の補助部材13bは、縦向き姿勢(格納姿勢)のとき、オペレータの乗降を補助する乗降補助グリップとして機能し、かつ、横向き姿勢(水平保持姿勢又は傾斜保持姿勢)のとき、給油タンクTを載置可能な給油補助台として機能するように、コ字状のパイプ材を用いて構成されている。
アーム14は、回動軸13aの基端部に一体的に設けられており、その先端側の外側面に回動規制ピン15が突設されている。回動規制ピン15は、ベース11の係合部11a〜11cに対して選択的に係合可能であり、該係合によって補助部材13bを後述する各姿勢(格納姿勢、水平保持姿勢及び傾斜保持姿勢)に保持するようになっている。
スプリング16は、回動軸13aの基端外周部に設けられ、回動軸13aを機体外側方に向けて付勢している。つまり、スプリング16の付勢力によって回動規制ピン15と係合部11a〜11cの係合状態を維持しており、スプリング16の付勢力に抗して回動軸13aを機体内側に押し込むことにより、回動規制ピン15が係合部11a〜11cから抜け、補助部材13bの回動操作が可能となる。
滑り止めプレート17は、側面視L字状に折曲した板材からなり、補助部材13bの後端部に一体的に設けられている。これにより、給油補助台10に給油タンクTを載置した際、滑り止めプレート17によって給油タンクTの後方への滑り移動が規制される。特に、後述する傾斜保持姿勢の給油補助台10に給油タンクTを載置する場合は、滑り止めプレート17による給油タンクTの移動規制が必須の要件となる。
次に、給油補助台10の使用例について、図6〜図12を参照して説明する。給油を行わないときは、図6及び図7に示すように、給油補助台10(補助部材13b)を縦向きの格納姿勢とする。このとき、回動規制ピン15を係合部11aに係合させれば、給油補助台10の回動が規制される。そして、格納姿勢の給油補助台10は、オペレータの乗降を補助する乗降補助グリップとして使用することができる。
燃料タンク7に給油を行う場合は、図8〜図12に示すように、給油補助台10(補助部材13b)を横向きの水平保持姿勢又は傾斜保持姿勢とする。例えば、格納姿勢の給油補助台10を水平保持姿勢又は傾斜保持姿勢に変姿操作する場合は、まず、スプリング16の付勢力に抗して給油補助台10を機体内側に押し込み操作することにより、回動規制ピン15を係合部11aから抜き、給油補助台10の回動が許容される状態にする。次に、給油補助台10を水平保持姿勢又は傾斜保持姿勢に回動操作すると共に、回動規制ピン15を係合部11b、11cに係合させ、給油補助台10の回動を規制する。
給油補助台10を水平保持姿勢とした場合は、図9及び図10に示すように、給油タンクTを給油補助台10上で水平姿勢に保持することができ、また、給油補助台10を傾斜保持姿勢とした場合は、図11及び図12に示すように、給油タンクTを給油補助台10上で傾斜姿勢に保持することができる。そして、給油タンクTを傾斜姿勢に保持した場合は、給油タンクT内の燃料が少なくなっても、残った燃料がタンク底部の一端側に寄せられるので、給油タンクT内の燃料をポンプで最後まで吸い上げることが可能になる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、給油口8の近傍に、給油タンクTを載置可能な給油補助台10を備えるトラクタにおいて、給油補助台10は、給油タンクTを傾斜姿勢で保持可能に構成されるので、給油補助台10上の給油タンクTを手で傾斜状態に保持しなくても、給油タンクT内の燃料をポンプで最後まで吸い上げることが可能になる。
また、給油補助台10は、オペレータが乗車する操縦部3の前方に設けられ、給油タンクTを後傾姿勢で保持するので、操縦部3上から給油作業を行う場合に、給油タンクTの上部が見やすくなって給油作業が容易になる。
また、給油補助台10は、給油タンクTを傾斜姿勢で保持する傾斜保持姿勢と、給油タンクTを水平姿勢で保持する水平保持姿勢とに変姿可能に構成されるので、状況に応じて傾斜保持姿勢と水平保持姿勢を使い分けることができる。例えば、給油タンクT内の燃料が少なくなるまでは、安定性に優れる水平姿勢で給油タンクTを保持し、給油タンクT内の燃料が少なくなったら、給油タンクTを傾斜姿勢で保持して、給油タンクT内の燃料を最後まで吸い上げるというような使い分けをすることができる。
1 走行機体
2 エンジン搭載部
3 操縦部
7 燃料タンク
8 給油口
10 給油補助台
T 給油タンク

Claims (3)

  1. 給油口の近傍に、給油タンクを載置可能な給油補助台を備える農用車両において、前記給油補助台は、給油タンクを傾斜姿勢で保持可能に構成されることを特徴とする農用車両。
  2. 前記給油補助台は、オペレータが乗車する操縦部の前方に設けられ、給油タンクを後傾姿勢で保持することを特徴とする請求項1記載の農用車両。
  3. 前記給油補助台は、給油タンクを傾斜姿勢で保持する傾斜保持姿勢と、給油タンクを水平姿勢で保持する水平保持姿勢とに変姿可能に構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の農用車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022163243A1 (ja) * 2021-01-27 2022-08-04 株式会社クボタ 燃料給油ガイド及び作業機
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