JP2012055865A - 軟水化装置およびイオン交換樹脂再生装置、軟水化装置の再生システム - Google Patents

軟水化装置およびイオン交換樹脂再生装置、軟水化装置の再生システム Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構造で、使い勝手に優れる軟水化装置を提供する。再生時間を短縮化できるイオン交換樹脂再生装置を提供する。
【解決手段】軟水化装置100は、移動可能な台車110上にイオン交換樹脂114を貯留した樹脂筒113を支持し、樹脂筒のヘッド部115の原水入口部116および軟水出口部117に着脱アダプタ125を取り付ける。再生装置200は、台車210上にポンプ216を内蔵した塩水槽212と塩投入槽214を設けて互いに連通し、塩水槽212と軟水化装置の塩水入口部117間、塩投入槽214と軟水化装置の塩水出口部116間にホース132,130を接続し、塩水槽212内の塩水をポンプ216で強制循環させる循環回路を形成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、水道水や井戸水等の原水から硬度成分(カルシウム成分やマグネシウム成分)を除去する軟水化装置と、軟水化装置において硬度成分除去に用いるイオン交換樹脂を再生するイオン交換樹脂再生装置、軟水化装置の再生システムに関するものである。
原水、例えば水道水には硬度成分(カルシウム成分やマグネシウム成分)が含まれており、硬度成分が一定基準よりも高い水を硬水、低い水を軟水と呼んでいる。水の硬度成分は日常生活あるいは産業界でさまざまな問題を引き起こすと言われており、例えば日常生活では洗濯や食器洗いで余分な洗剤を消費し、洗浄品質を低下させる。また産業界では硬度成分が結晶化しボイラーの性能低下や配管のつまり等が発生しトラブルの原因となっている。
そこで、上記背景より、産業向けあるいは家庭向けに、イオン交換法を用いて硬度成分を除去する軟水化装置が市販および提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。かかる軟水化装置は、硬度成分の除去にイオン交換樹脂を用いるので、一定期間使用したら、高濃度の食塩水を通水してイオン交換樹脂を再生(再活性化)する必要がある。このため、軟水化装置にはイオン交換樹脂の再生装置が付属するのが通例である(特許文献4、特許文献5参照)。
特開平6−238269号公報 特開平7−42904号公報 特開平7−232166号公報 特開2000−107755号公報 特開2009−106882号公報
しかしながら、従来の軟水化装置は付属のイオン交換樹脂再生装置と一体構造で、再生装置も複雑であり、軟水化装置の使い勝手が悪いという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、軟水化装置と付属のイオン交換樹脂再生装置を分離および接続可能とし、使い勝手に優れる軟水化装置を提供すること、また、構造が簡易で再生時間を短縮化できるイオン交換樹脂再生装置を提供すること、さらには軟水化装置の再生システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る軟水化装置は、
地面または床面上を移動可能な台車と、台車上に支持され内部にイオン交換樹脂が貯留された樹脂筒とを具備し、樹脂筒のヘッド部に原水入口部と軟水出口部が設けられ、樹脂筒内に、原水入口部からの原水を樹脂筒内に案内してイオン交換樹脂の間を下から上方に通過させる垂直案内管が配置され、
原水入口部および軟水出口部には、通水用の管またはホースをそれぞれ着脱する着脱アダプタが取り付けられていることを主要な特徴とする。
本発明に係る軟水化装置は、垂直案内管に、原水出口となる下部フィルタと軟水入口となる上部フィルタが設けられ、ヘッド部に、原水入口部および垂直案内管の内部通路をつなぐ第1通路と、軟水出口部および上部フィルタをつなぐ第2通路が設けられていることを第2の特徴とする。
本発明に係るイオン交換樹脂の再生装置は、軟水化装置の樹脂筒内に貯留されたイオン交換樹脂を再生する装置であって、
支持ベースと、支持ベース上に設けられた塩水槽と、塩水槽に連通部を介して接続された塩投入槽と、塩水槽の内部に配置されたポンプおよび吐出管とを具備し、吐出管の先端に塩水出口部が設けられると共に、塩投入槽に塩水戻り部が設けられ、
軟水化装置側の軟水出口部および原水入口部をそれぞれ塩水入口部および塩水出口部とし、同塩水入口部および塩水出口部と、再生装置側の塩水出口部および塩水戻り部との間をそれぞれ循環用の管またはホースで接続し、ポンプにより塩水槽内の塩水を強制循環させる循環経路を形成してなることを主要な特徴とする。
本発明に係る再生装置は、塩水槽の底面よりも塩投入槽の底面および連通部の底面が高く位置していることを第2の特徴とする。
本発明に係る再生装置は、塩水出口部および塩水戻り部に、それぞれ循環用の管またはホースを着脱する着脱アダプタが取り付けられていることを第3の特徴とする。
本発明に係る再生装置は、支持ベースに塩水槽内の塩水を排水する開閉弁付きの排水管が設けられていることを第4の特徴とする。
本発明に係る再生装置は、吐出管に、初期水を塩水槽に補充する初期水補充タンクが接続されていることを第5の特徴とする。
本発明に係る軟水化装置の再生システムは、請求項1記載の軟水化装置と請求項3記載の再生装置を備え、軟水化装置側の軟水出口部および原水入口部をそれぞれ塩水入口部および塩水出口部とし、同塩水入口部および塩水出口部と、再生装置側の塩水出口部および塩水戻り部との間をそれぞれ循環用の管またはホースで接続し、ポンプにより塩水槽内の塩水を強制循環させる循環経路を形成してなることを主要な特徴とする。
以上説明したように、本発明に係る軟水化装置によると、軟水化装置とイオン交換樹脂再生装置を容易に分離および接続可能としたので、軟水化装置を使用する際は、軟水化装置単独を使用場所へ移動させて使用でき、軟水化装置の使い勝手に優れるという効果を奏する。
また、本発明のイオン交換樹脂再生装置によると、同再生装置と軟水化装置との間で再生作業に供する塩水をポンプにより強制循環させる循環経路を形成することにより、イオン交換樹脂の再生作業時間を大幅に短縮し、再生に用いる水の消費量を大幅削減できる。イオン交換樹脂の再生作業後、すぐに軟水化装置の使用に切り替えできるという優れた効果を奏する。
さらに、各装置の構造は簡素であり、安価な製作費用で提供できるという優れた効果を奏する。
本発明の一実施形態を示すもので、本発明の軟水化装置の使用状態を示す正面図、 図1に示す軟水化装置の平面図、 (A)は図1に示す軟水装置の側面図、(B)は作用を示す軟水化装置の断面図、 図1に示す軟水化装置に用いるイオン交換樹脂再生装置の一部断面視側面図、 図5に示すイオン交換樹脂再生装置の正面図、 (A)はイオン交換樹脂再生装置を用いて軟水化装置のイオン交換樹脂の再生作業を行っている様子を示す平面図、(B)は軟水化装置の断面図、 軟水化装置から塩水を排水している様子を示す平面図、 水道水を用いて軟水化装置から塩水を除去している様子を示す平面図である。
本発明を実施するための最良の実施形態について図面を参照して説明する。図1ないし図8は本発明の一実施形態を示すもので、これらの図において、符号100は軟水化装置、符号200はイオン交換樹脂再生装置、符号Sは両装置を含む軟水化装置の再生システムである。
まず、図1ないし図3を用いて軟水化装置100の構造を説明すると、同装置100は、下面に移動用のキャスター111を設けた台車110の上に、円筒形の支持容器112が載置され、支持容器112の内側に有底筒状の樹脂筒113が支持されている。樹脂筒113の内部には所定量のイオン交換樹脂114が貯留されている。樹脂筒113の上端開口部にはヘッド部115が取り付けられ、ヘッド部115には原水(硬質成分を含む)が導入される原水入口部116と、生成された軟水が吐出される軟水出口部117が取り付けられている。
ヘッド部115の下面には、樹脂筒113内部の中央に位置し上下に延びる垂直案内管118が垂下され、垂直案内管118の上下端には下部フィルタ119と上部フィルタ120が取り付けられている。原水入口部116はヘッド部115内の第1通路121を通して樹脂筒113の上下に延びる内部通路122と連通し、同内部通路122の下端開口部は下部フィルタ119を介して樹脂筒113内部と連通している。軟水出口部117はヘッド部115内の第2通路123に連通し、同第2通路123は上部フィルタ120を介して樹脂筒113内部と連通している。
原水入口部116の先端部にはエルボ管124を介して通水用の第1ホース130を着脱可能な着脱用アダプタ125が取り付けられている。軟水出口部117の先端部には内部に三方弁(図示せず)を備える三方弁126が取り付けられている。三方弁126には下向きの第1接続部126Aと上向きの第2接続部126Bが設けられており、切替レバー127により切り替えて、軟水出口部117を第1接続部126Aと第2接続部126Bのいずれかに連通させることができる。なお、第1接続部126Aと第2接続部126Bには通水用の第2ホース131を着脱可能な着脱用アダプタ125が取り付けられている。
上記構成の軟水化装置100の使用方法については後述する。
次に、図4および図5を参照してイオン交換樹脂再生装置200の構造を説明する。同装置200は、下面に移動用のキャスター211を設けた台車(支持ベース)210の上に、上向きの有底筒状の塩水槽212がスペーサー212Aを介して載置されている。塩水槽212はイオン交換樹脂の再生作業に供する高濃縮の塩水が一時的に貯留され、この塩水槽212にはその底面よりも一段高い位置に横向きの連通部213を介して、上向きの同じく有底筒状の塩投入槽214が接続されている。この塩投入槽214は、取付けリング215により台車210の上に支持されている。塩水槽212の内部と塩投入槽214の内部は連通部213の内部を介して互いに連通している。
塩水槽212の内部には水中ポンプ216および上向きの吐出管217が配置されている。水中ポンプ216の水吸込口は塩投入槽214の底面および連通部213の底面よりも一段下に位置している。吐出管217は塩水槽212の上端付近のエルボ部から水平に延びて、T字管218に連結されている。T字管218は塩水槽212の外方に位置し、T字管218には、ともに上向きの第1接続部218Aと第2接続部(塩水出口部)218Bが設けられている。第1接続部218Aには逆止弁219を介して小型の初期水補充タンク220が取り付けられている。第2接続部218Bには後述の第3ホース132を着脱可能な着脱用アダプタ221が取り付けられている。なお、符号222は水中ポンプ216の電源コードである。
塩投入槽214の内部には、網状の固形塩フィルタ223が上から挿入配置されている。網状の固形塩フィルタ223を介して塩投入槽214の内部には所定量(例えば1〜2kg)の固形塩224が投入されている。塩投入槽214の上端付近には塩水戻り部225が設けられ、この塩水戻り部225には後述の第1ホース130を着脱可能な着脱用アダプタ221が取り付けられている。
台車210の下面には、塩水槽212の直下に位置する排水管226が取り付けられている。排水管226は台車210の板厚方向に連通する排水通路227を介して塩水槽212の底面の排水孔と互いに連通している。排水管226は台車210の下から前方に延び、その先端には後述の第4ホース133を着脱可能な着脱用アダプタ221が取り付けられている。また、排水管226には開閉弁228が設けられている。なお、符号229は塩水槽212および塩投入槽214の各上端開口部を覆う蓋である。
上記構成のイオン交換樹脂再生装置200の使用方法については後述する。
次に、最初に述べた軟水化装置100について、その使用方法と作用を述べる。
まず、図1に示すように、軟水化装置100のヘッド部115の原水入口部116と原水を供給する水道管140の吐出管141との間に第1ホース130を接続し、軟水化装置100のヘッド部115の軟水出口部117に第2ホース131を接続する。また、ヘッド部115の軟水出口部117側の切替レバー127を操作して、軟水出口部117と第2ホース131を連通させる。この状態で、水道管140の開閉栓142を開くと、水道水(原水)が矢印Aのように、第1ホース130を通じてヘッド部115の原水入口部116から樹脂筒113内に入る。そして、樹脂筒113内のイオン交換樹脂により硬度成分(カルシウムやマグネシウム)が除去された後の軟水が矢印Bのように、ヘッド部115の軟水出口部117から第2ホース131を通じて吐出される。
軟水化装置100内では、図3(B)に示すように、ヘッド部115の原水入口部116に供給された水道水は、ヘッド部115内の第1通路121および樹脂筒113内の中央の垂直案内管118の内部通路122を通り、下部フィルタ119から樹脂筒113内を上向きに通り、上部フィルタ120からヘッド部115内の第2通路123を通り、軟水出口部117から吐出される。水道水が樹脂筒113内のイオン交換樹脂114の間を下から上に通過する際に、水道水に含まれる硬度成分(カルシウムやマグネシウム)がイオン交換により除去される。そして、硬度成分が除去された後の軟水がヘッド部115の軟水出口部117から吐出される。
本実施形態の軟水化装置100によると、以下の効果を奏する。
(1)軟水化装置100をイオン交換樹脂再生装置200と分離および接続可能とし、軟水化装置100に台車110とキャスター111を付属したので、軟水化装置100単体を使用場所へ移動させて使用でき、また、着脱用アダプター125により原水入口部116および軟水出口部117にホース130、131を簡単に接続できるので、軟水化装置100の使い勝手に優れる。軟水化装置100の使用場所としては、例えば屋外洗車場、料理教室、美理容室、コインランドリー、サウナ、家庭の台所、風呂場、洗濯機置き場、洗面所、などが考えられ、幅広く移動可能である。
(2)従来のイオン交換樹脂再生装置との一体型では、イオン交換樹脂再生装置が故障すると、軟水化装置も使用できなかったが、その心配がなくなった。
(3)水道水から軟水を容易にかつ効率よく得ることができる。
次に、イオン交換樹脂再生装置200について、その使用方法と作用を述べる。
まず、第1ホース130の水道管140側を外し、イオン交換樹脂再生装置200側の塩投入槽214の塩水戻り部225に接続する。これにより、図6(A)に示すように、軟水化装置100側のヘッド部115の原水入口部(塩水出口部)116とイオン交換樹脂再生装置200側の塩投入槽214の塩水戻り部225との間を第1ホース130で接続する。次に、第2ホース131を外し、第3ホース132を、軟水化装置100側のヘッド部115の軟水出口部(塩水入口部)117とイオン交換樹脂再生装置200側のT字管218の第2接続部(塩水出口部)218Bとの間に接続する。軟水化装置100側のヘッド部115の塩水入口部117における切替レバー127は、塩水入口部117と第3ホース132の連通状態のままとする。そして、水中ポンプ216の電源コンセント222Aを図示しない電源に接続する。
次に、図4を参照して、塩投入槽214内に網状の固定塩フィルタ223を挿入配置し、固形塩224(例えば1〜2kg)を投入し、また、初期水補充タンク220内に水(例えば1リットル)を補充する。補充された水は、T字管218、吐出管217を流下し、塩水槽212内に初期水として貯留される。最後に、塩投入槽214および塩水槽212に蓋229を装着する。これで準備作業が完了し、水中ポンプ216により塩水を強制循環させるための循環経路が形成される。
水中ポンプ216にスイッチを入れ作動させると、図6(A)の矢印Cで示すように、まず、塩水槽212内の初期水が、吐出管217、T字管218、第3ホース132を通り、軟水化装置100側のヘッド部115の塩水入口部117から樹脂筒113内に入り、軟水化装置100側のヘッド部115の塩水出口部116から出て、矢印Dのように第1ホース130を通り、塩投入槽214の塩水戻り部225から塩投入槽214内に送られる。塩投入槽214内に送られた初期水は、固形塩224の溶解により高濃度の塩水となり、塩投入槽214から連通部213を通って元の塩水槽212に送られ、塩水槽212には高濃度の塩水が一時的に貯留される。そして、水中ポンプ216の作動により、高濃度の塩水が、矢印Cのように、吐出管217、T字管218、第3ホース132を通り、軟水化装置100側のヘッド部115の塩水入口部117から樹脂筒113内に導入される。
塩投入槽214の底面および連通部213の底面は塩水槽212の底面よりも一段と高く位置しているので、塩投入槽214から送られる塩水は塩水槽212内にスムーズに流下し、塩水槽212の底面付近から所定高さまで貯留される。これにより、水中ポンプ216は常時塩水で満たされることになり、吸込口から塩水を常時吸い込んで吐出管217から樹脂筒113へ向けてスムーズに吐出させることができる。
軟水化装置100内では、図6(B)に示すように、ヘッド部115の塩水入口部117から導入された高濃度の塩水が、ヘッド部115内の第2通路123および上部フィルタ120を通り、イオン交換樹脂114の間を上から下方に通過し、下部フィルタ119から垂直案内管118の内部通路122、ヘッド部115内の第1通路121を通り、塩水出口部116から導出される。イオン交換樹脂114の間を上から下に通過する際に、高濃度の塩水(ナトリウムイオン)と飽和されたイオン交換樹脂(カルシウムイオンやマグネシウムイオン)との間のイオン交換作用が行なわれる。
イオン交換樹脂114の間を通過した塩水は、軟水化装置100側のヘッド部115の塩水出口部116から出て、矢印Dのように第1ホース130を通り、塩水戻り部225から塩投入槽214内に環水される。これにより、イオン交換樹脂再生装置200と軟水化装置100との間で、水中ポンプ216により高濃度の塩水を強制的に循環させる循環経路を形成し、所定の時間(例えば30分間)高濃度の塩水の循環により、軟水化装置100内のイオン交換樹脂114を再活性化(再生)できる。
図7および図8は、軟水化装置100内のイオン交換樹脂114を再活性化(再生)させた後の作業を示している。水中ポンプ216を停止し、イオン交換樹脂再生装置200側の排水管226の開閉弁228を開くと、図7に示すように、軟水化装置100の樹脂筒113を出て塩投入槽214内に環水される塩水は、塩水槽212の下部の排水管226から自然に排出される。これにより、軟水化装置100内に残る大部分の塩水が排出される。
次に、図8に示すように、第3ホース132を外して、同ホース132を軟水化装置100側の塩水入口部(水道水入口部)117の第2接続部126Bと水道管140の吐出管141に接続する。三方弁126の切替レバー127を倒し、水道水入口部117と第2接続部126Bを連通状態とし、水道水入口部117と第1接続部126Aの間は閉鎖する。かかる状態で、水道管140の開閉栓142を開くと、図8の矢印Eに示すように、水道水が第3ホース132を通じて水道水入口部117から樹脂筒113内に入り、イオン交換樹脂114から塩分を除去すべく洗浄し、樹脂筒113から塩水出口部(水道水出口部)116、第1ホース130を通じてイオン交換樹脂再生装置200側の塩投入槽214に入り、塩水槽211の排水管226から排出される。このようにしてイオン交換樹脂114を洗浄し、次回の使用に備える。
イオン交換樹脂114の再生作業が終了したら、第1ホース130と第3ホース132を外し、図1に示すように、第1ホース130を水道管140の吐出管141につなぎ直し、第2ホース131を三方弁126の第1接続部126Aに接続し、切替レバー127を上げて軟水出口117と第1接続部126Aを連通する。後は水道管140の開閉栓142を開栓すれば、第2ホース131から軟水が吐出される。なお、第2ホース131から流れる軟水を指示薬にて軟水チェックする。
本実施形態のイオン交換樹脂再生装置200によると、以下の効果を奏する。
(1)軟水化装置100とイオン交換樹脂再生装置200との間を2本のホース130、132で接続して高濃度の塩水を水中ポンプ216により強制的に循環させる循環経路を形成したので、従来に比べて、イオン交換樹脂の再生作業時間を大幅に短縮できる。これによりイオン交換樹脂の再生に用いる水の使用量を大幅削減できる。
(2)従来は、溶解水中に固形塩を投入し、掻き混ぜ棒で攪拌して塩分溶解水を十分に確保してから再生作業を開始していたが、本実施形態の装置200では、水中ポンプ216による強制循環を行なっているので、十分な濃度の塩分溶解液をすぐに用意し、再生作業に直ちに入ることができる。
(3)塩投入槽214の底面および連通部213の底面を塩水槽212の底面よりも一段と高く位置させているので、塩投入槽214から送られる塩水は塩水槽212内にスムーズに流下して貯留され、これにより、水中ポンプ216で常時塩水を吐出管217から吐出させ、円滑に強制循環させることができる。
(4)再生完了後は、2本のホースをつなぎ変えて、軟水化装置100から直ちに軟水を得ることができる。
なお、上記の実施形態のイオン交換樹脂再生装置200では、初期水補充用に初期水補充タンク220を設置したが、給水ホースを水道管の吐出管とアダプタを介して接続し、途中に自動切換弁や三方弁等を介在させることにより、初期水を自動的に補充できる。また、電動弁操作により三方弁の切り換え、排水管の開閉弁の開閉を自動的に行なえる。
以上説明してきたように、本発明の軟水化装置を用いると、軟水化装置単独を使用場所へ移動させて使用でき、使い勝手に優れる。また、本発明のイオン交換樹脂再生装置を用いると、高濃度の塩水を水中ポンプにより強制循環させ、イオン交換樹脂の再生時間を大幅に短縮し、再生に用いる水の消費量を大幅削減でき、イオン交換樹脂の再生後は、ただちに軟水化装置の使用に切り替えることができる。また、各装置の構造は簡素であり、安価な製作費用で提供できる。
本発明に係る軟水化装置は、水道水等の原水から硬度成分(カルシウム成分やマグネシウム成分)を除去し軟水を得る装置として、また、本発明に係るイオン交換樹脂再生装置は、軟水化装置に用いるイオン交換樹脂を再生する装置として、幅広く利用可能である。
100 軟水化装置
110,210 台車
111,211 キャスター
112 支持容器
113 樹脂筒
114 イオン交換樹脂
115 ヘッド部
116 原水入口部(塩水出口部)
117 軟水出口部(塩水入口部)
118 垂直案内管
119 下部フィルタ
120 上部フィルタ
121 第1通路
122 内部通路
123 第3通路
124 エルボ管
125,221 着脱用アダプタ
126 三方弁
126A,218A 第1接続部
126B,218B 第2接続部
130 第1ホース
131 第2ホース
132 第3ホース
133 排水ホース
140 水道管
142,228 開閉弁
200 イオン交換樹脂再生装置
212 塩水槽
212A スペーサー
213 連通部
214 塩投入槽
215 取付けリング
216 水中ポンプ
217 吐出管
218 T字管
219 逆止弁
220 初期水補充タンク
222 電源コード
223 固定塩フィルタ
224 固形塩
225 塩水戻り部
226 排水管
227 排水通路
229 蓋
G 床面
S 軟水化装置の再生システム

Claims (8)

  1. 地面または床面上を移動可能な台車と、台車上に支持され内部にイオン交換樹脂が貯留された樹脂筒とを具備し、樹脂筒のヘッド部に原水入口部と軟水出口部が設けられ、樹脂筒内に、原水入口部からの原水を樹脂筒内に案内してイオン交換樹脂の間を下から上方に通過させる垂直案内管が配置され、
    原水入口部および軟水出口部には、通水用の管またはホースをそれぞれ着脱する着脱アダプタが取り付けられていることを特徴とする軟水化装置。
  2. 垂直案内管に、原水出口となる下部フィルタと軟水入口となる上部フィルタが設けられ、ヘッド部に、原水入口部および垂直案内管の内部通路をつなぐ第1通路と、軟水出口部および上部フィルタをつなぐ第2通路が設けられていることを特徴とする、請求項1記載の軟水化装置。
  3. 軟水化装置の樹脂筒内に貯留されたイオン交換樹脂を再生する装置であって、
    支持ベースと、支持ベース上に設けられた塩水槽と、塩水槽に連通部を介して接続された塩投入槽と、塩水槽の内部に配置されたポンプおよび吐出管とを具備し、吐出管の先端に塩水出口部が設けられると共に、塩投入槽に塩水戻り部が設けられ、
    軟水化装置側の軟水出口部および原水入口部をそれぞれ塩水入口部および塩水出口部とし、同塩水入口部および塩水出口部と、再生装置側の塩水出口部および塩水戻り部との間をそれぞれ循環用の管またはホースで接続し、ポンプにより塩水槽内の塩水を強制循環させる循環経路を形成してなることを特徴とする、イオン交換樹脂再生装置。
  4. 塩水槽の底面よりも塩投入槽の底面および連通部の底面が高く位置していることを特徴とする、請求項3記載のイオン交換樹脂再生装置。
  5. 塩水出口部および塩水戻り部に、それぞれ循環用の管またはホースを着脱する着脱アダプタが取り付けられていることを特徴とする、請求項3または請求項4記載のイオン交換樹脂再生装置。
  6. 支持ベースに塩水槽内の塩水を排水する開閉弁付きの排水管が設けられていることを特徴とする、請求項3ないし請求項5のいずれか一項に記載のイオン交換樹脂再生装置。
  7. 吐出管に、初期水を塩水槽に補充する初期水補充タンクが接続されていることを特徴とする、請求項3ないし請求項6のいずれか一項に記載のイオン交換樹脂再生装置。
  8. 請求項1記載の軟水化装置と請求項3記載の再生装置を備え、軟水化装置側の軟水出口部および原水入口部をそれぞれ塩水入口部および塩水出口部とし、同塩水入口部および塩水出口部と、再生装置側の塩水出口部および塩水戻り部との間をそれぞれ循環用の管またはホースで接続し、ポンプにより塩水槽内の塩水を強制循環させる循環経路を形成してなることを特徴とする軟水化装置の再生システム。
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