JP2012055728A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
防犯用の検知スイッチの取付や配線作業が容易にできるようなパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】
機枠1に開閉自在に設けられる前面枠2の前面側にガラス扉枠5が開閉自在に装着され、裏面側に機構板26が装着されたパチンコ遊技機において、前記ガラス扉枠5の開閉を検知する検知スイッチ38を機構板26に設けたことを特徴とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、パチンコ機に開閉自在に装着される前面枠およびガラス扉枠が無用に開放さ
れるのを知らせる検知スイッチを備えたパチンコ機に関するものである。
従来のパチンコ遊技機には、遊技客がガラス扉枠または前面枠を無断で開放し、不正に
賞球を獲得する行為を防止するため、ガラス扉枠および前面枠の開放を検知して報知する
防犯用の検知スイッチが前面枠および機枠に設けられていた。また、前記検知スイッチの
多くがガラス扉枠および前面枠の開放側に位置して設けられていた。
しかしながら、従来のパチンコ遊技機にあっては、検知スイッチの配線基板は機構板に
設けられており、前面枠および機枠に設けられていた検知スイッチの配線を機構板側に設
けた配線基板に接続しなければならず、配線作業に非常に手間が掛かるという問題があっ
た。
また、前面枠およびガラス扉枠と機構板の軸着方向が同じで開放方向が同じであるため
、機構板を開放する際に前記検知スイッチの配線を一旦外さなければならない等作業性に
多くの問題があった。
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、防犯用
の検知スイッチの取付や配線作業が容易にできるようなパチンコ遊技機を提供することに
ある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、機枠に開閉自在に設けられる前面
枠の前面側にガラス扉枠が開閉自在に装着され、裏面側に機構板が装着されたパチンコ遊
技機において、前記ガラス扉枠の開閉を検知する検知スイッチを機構板に設けたことを特
徴とする。
また、請求項2記載の発明は、機枠に開閉自在に設けられる前面枠の前面側にガラス扉
枠が開閉自在に装着され、裏面側に機構板が装着されたパチンコ遊技機において、前記前
面枠の開閉を検知する検知スイッチを機構板に設けたことを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記検知スイッ
チを前面枠に設けた進退自在な触子を介して操作するようにしたことを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記触子を機構板の位置
決めとしたことを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明において、前
記検知スイッチを取付部材を介して装着したことを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記取付部材に弾性手段
を備えたことを特徴とする。
以上に述べたように本発明に係わるパチンコ遊技機は、前面枠およびガラス扉枠の開閉
を検知する検出スイッチを機構板に設けるようにしたので、機構板以外に配線する必要が
なく配線作業を極めて容易にすることができる。また、検出スイッチが簡単に取外せるた
め交換が容易にできる。
また、検出スイッチに弾性機能を付与することにより、衝撃が吸収され破損することが
なくなり経済的に長く使用することができる。
本発明に係わるパチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ遊技機の裏面図である。 機構板を開放した状態のパチンコ遊技機の裏面斜視図である。 ガラス扉枠および前面板を開放して示すパチンコ遊技機の下部部分の斜視図である。 機構板の一部を断面にして示す要部正面図である。 機構板の要部裏面斜視図である。 図5の側断面図である。 ガラス扉枠の検知スイッチの関係を示すの要部分解斜視図である。 前面枠の要部斜視図である。 検知スイッチの分解斜視図である。 検知スイッチの取付を示す分解斜視図である。 ガラス扉枠と検知スイッチの関係を示す要部側断面図である。 触子部の要部分解斜視図である。 触子部を位置決めとした実施の形態の要部側断面図である。 他の実施の形態のスイッチの関係を示す要部側断面図である。 前面枠の検知スイッチ部分の斜視図である。 検知スイッチの分解斜視図である。 検知スイッチの取付を示す分解斜視図である。 機枠と検知スイッチの関係を示す要部正面図である。 検知スイッチのケース体の分解斜視図である。 図20の検知スイッチ部分の斜視図である。 機枠と検知スイッチの関係を示す要部正面図である。
次に、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。図1はパチンコ遊技機の正面
図、図2はパチンコ遊技機の裏面図、図3は機構板を開放した状態のパチンコ遊技機の裏
面斜視図である。図において、1はパチンコ遊技機の機枠であり、該機枠1の前面に額縁
状に形成された前面枠2が開閉自在に取付けられている。該前面枠2の裏面側に該前面枠
2と一体に設けられた合成樹脂製の遊技盤取付枠3を介して遊技盤4が取付けられており
、その前面を覆うようにガラス扉枠5および前面板6が着脱かつ開閉自在に装着され、該
前面板6の前面に打球を供給する上部球受皿7が装着されている。また、前面枠2の下部
には上部球受皿7の余剰球を貯留する下部球受皿8と、打球の発射強さを加減する操作ハ
ンドル9が設けられる。なお、本実施の形態では前面枠2と遊技盤取付枠3とを合成樹脂
により一体に形成したものとして例示しているが、前面枠2と遊技盤取付枠3とをそれぞ
れ別体に成形したものであってもよい。
前面枠2の左側縁部はヒンジ具88を介して機枠1の左端部に蝶着され、ガラス扉枠5
の左側縁部も前面枠2の左端部に蝶着されている。そして、自由端を施錠装置89によっ
て機枠1および前面枠2に閉止状態で施錠しており、前面枠2の前面に設けられたシリン
ダー錠Sの操作によって前記施錠装置89を作用して前面枠2およびガラス扉枠5を開閉
するようになっている。
前記遊技盤取付枠3は、図3および図4に示すように遊技盤4の下端を支持する下枠部
3aとコ字形の上枠部3bとからなり、下枠部3aの前面側に発射レール18が取着され
、該発射レール18と前記ガイドレール10との間に開設されるファール球口19から落
下するファール球および前面板6の開放時に、上部誘導路20から落下する零れ球を受け
て下部球受皿8に導くファール球樋21が形成される。該ファール球樋21は前面枠2に
形成された球導出樋22を介して下部球受皿8と連通しており、ファール球樋21に受け
られたパチンコ球は、前面枠2の後方に迂回することなく下部球受皿8に導かれる。23
は上部球受皿7に貯留されたパチンコ球が球抜きされる球抜き樋である。
前記ガラス扉枠5は、前面枠2の上半部分を全幅にわたって覆う大きさに形成され、そ
の中央部に遊技盤4の遊技領域4aが視認可能な方形状の開口が形成される合成樹脂製の
本体枠5aと、該本体枠5aの裏面側に装着される金属製の補強板5bとから構成されて
いる。
前記遊技盤4の前面に遊技球を案内するガイドレール10が設けられ、このガイドレー
ル10によって囲まれる遊技領域4aに一般入賞口11や可変表示装置12の図柄を変動
させる始動入賞口13、また可変表示装置12の予め設定された図柄の組合せにより開放
する大入賞口14等が設けられ、遊技部4aの最下端にアウト口15が設けられている。
なお、大入賞口14は、取付板16に形成した横長の開口に開閉扉17を前後方向に開閉
自在に設け、電気的駆動源により開閉扉17を開閉する周知のものである。
また、遊技盤4の裏面には入賞球集合カバー25および機構板26が配設されており、
入賞球集合カバー25の裏面に遊技内容を制御する回路基板が収納される基板ボックス2
7が装着されている。一方前記機構板26は、ヒンジ具28によって開閉自在に装着され
、図2および図3に示すように機構板の開放側および上下に位置して遊技盤取付枠3に設
けられた機構板固定手段としての複数の係止具29と、機構板4に設けられた係止孔30
とにより、機構板26を遊技盤4の裏面に密着させた状態に圧接して固定するようにして
いる。
前記係止具29は、軸部31と該軸部31から両側に突出する摘みを兼ねる係止部32
,32を備え、該係止部32下面には押圧突起33を設けており、遊技盤取付枠3の軸3
4に木ネジ35によりに回動自在に螺締めされている。そして、図5鎖線に示すように係
止部32が係止孔30に嵌る位置と同図実線に示す係止部32が係止孔30に嵌合した状
態とに規制突起36,37により回動規制されている。また、係止部32が係止孔30に
嵌る位置に規制する規制突起36は、前記係止孔30に臨んで機構板26の位置決めとな
ると共に荷重を支持するようにしている。
また、前記機構板26は、合成樹脂により方形状に形成されており、ほぼ中央に前記可
変表示装置12の後部が臨む窓部42が開設されており、該窓部42の上方にパチンコ球
を貯留する球タンク43が取付けられる。また、球タンク43の下方にはパチンコ球を整
列して導き出す球誘導樋44が設けられ、その下流端は、屈曲誘導樋45を介して所定数
のパチンコ球を払出す球払出装置46が接続されている。
前記球払出装置46の下方には、該球払出装置46から払出されたパチンコ球を球導出
路47,上部誘導路20を介して上部球受皿7に導く球排出樋48および球抜き樋49が
並設されている。そして、前記開口窓42より下方の機構板26部分は、パチンコ球の直
径よりも僅かに大きい程度の前後幅寸法とした薄幅に形成され、かつ前面部が開口された
凹室状の同一内側空間部として構成されている。そして、その同一内側空間部に前面が開
口された樋状の入賞球集合通路50と入賞球と共にアウト球を合流して機外に排出する排
出通路51と、余剰球通路52と、球抜き通路53が集約して形成されており、前記球排
出樋48および球抜き樋49が開口54,55を介して余剰球通路52と球抜き通路53
の上流部分に連通されるようになっている。
前記余剰球通路52の下流側には球量検出機構56が設けられている。この球量検出機
構56は、下端が軸57により揺動自在に軸支された板状の検知部材58とマイクロスイ
ッチ59とを有し、余剰球通路52に賞球が充満するとその余剰球によって検知部材58
が押されて揺動し、マイクロスイッチ59を作動するもので、該マイクロスイッチ59の
作動によりその信号が制御回路に送られてパチンコ球の払出動作を停止したり打球の発射
動作を不能にする等して遊技を不能動化するようになっている。また、余剰球通路52の
終端に下部球受皿8の球出口60後面に設けられた下部誘導路61が位置している。
また、図3および図5に示すように遊技盤4および遊技盤取付枠3の下枠部3aの一部
を前記入賞球集合通路50と入賞球と共にアウト球を排出する排出通路51と、余剰球通
路52と、球抜き通路53の通路壁62としており、機構板26を前記固定手段としての
複数の係止具29により遊技盤4に密着固定することにより、前記入賞球集合通路50お
よび排出通路51,余剰球通路52,球抜き通路53にパチンコ球が流下可能な状態とな
るように構成している。特に上記通路部50〜53の近傍に機構板26の固定手段29,
30を設けることで、より密着が確実なものとなる。
また、該余剰球通路52と球抜き通路53の通路壁62部分を導電性を有する金属製の
カバー板62aとしてビス着等の適宜手段により取付けており、さらに該金属製のカバー
板62aの上縁を屈曲して不正防止用リブ63を形成して、球出口60から侵入するピア
ノ線等の不正具の侵入を防ぐようにしている。なお、金属板62aに替えて導電性素材を
混合した合成樹脂により成形してもよい。また、前記不正防止リブ63を余剰球通路52
および球抜き通路53に沿うように設けることで不正防止と共に通路部の撓み防止の効果
も生ずる。さらに、遊技盤取付枠3および遊技盤4の裏面を通路部の側壁とするだけでな
く、機構板26を側壁として遊技盤取付枠3および遊技盤4に通路部の一部を設けるよう
にして、機構板26を遊技盤4裏面に装着することによって通路部としての機能をなすよ
うにしてもよい。このとき、通路壁62を下枠部3aと別体に形成することで成形しやす
くなる。
しかして、機構板26の開放側および軸支側に、ガラス扉枠5および前面枠2の開放を
検知する検知スイッチ38,39が設けられている。前記ガラス扉枠5用の検知スイッチ
38は、図8および図13に示す前面枠2に設けた触子40を介して検知するようにして
いる。該触子40は、ほぼ前面枠2および遊技盤取付枠3の厚さ分の長さを有した棒状に
形成され、途中に抜け止め鍔部40aを設けている。そして、図12および図13に示す
ように遊技盤取付枠3の上枠部3bに貫通して設けられた収納部64に付勢部材のスプリ
ング65と共に収納され、支持蓋66をビス着67することで、付勢部材のスプリング6
5によって常に先端が前面枠2の前面に突出し、後端が支持蓋66から臨むように設けら
れる。なお、付勢部材により付勢された触子40により、シリンダー錠Sの操作によって
前記施錠装置89を解錠操作することによりガラス扉枠5を自動的に開かせることができ
る。
前記検知スイッチ38は、本実施の形態において常閉接点を有するマイクロスイッチで
あり、取付部材69を介して機構板26に取付けられる。該取付部材69は、図10に示
すように検知スイッチ38の装着板部69aと機構板26への取付板部69bとで断面T
型をしており、検知スイッチ38を装着板部69aの位置決めピン70で位置決めしてビ
ス71により組付ける。そして、検知スイッチ38を組付けた取付部材69は、図11お
よび図12に示すように機構板26の開放側上部隅角に前後に貫通して設けられた取付凹
部72に後方から嵌め込み、弾性係止片73とビス74により、前記触子40の後端と検
知スイッチ38の検知部38aと対向位置するように取付けられる。そして、検知スイッ
チ38の配線Hは、図8に示すように機構板26前面側に設けた配線収納溝75を介して
中継基板41に接続される。
上記構成の検知スイッチ38は、図12に示すようにガラス扉枠5が前面枠2に対して
閉じられると、スプリング64の付勢によって前面枠2の前面に突出した触子40がガラ
ス扉枠5の補強板5b裏面に当たることで触子40の後端で検知部38aを押圧して検知
スイッチ38をオフ状態とし、ガラス扉枠5が閉じていることが検出される。一方、図1
2鎖線に示すようにガラス扉枠5が開けられると逆に触子40がスプリング64の付勢に
よって前面枠2の前面に突出し、検知部38aの押圧を解除し検知スイッチ38はオン状
態となり、ガラス扉枠5が開放されたことを直ちに知らせるようにしている。
なお、取付凹部72の前面開口部を例えば図14に示すように前記触子部の支持蓋66
と同形状として機構板26を閉じる際の位置決めとしてもよい。このとき支持蓋66の上
面をテーパー面とすることで、図14鎖線に示すように球タンク43のパチンコ球等の重
量により自由端側が下降しても、テーパー面により正規な位置にガイドするガイド機能を
備えることができる。また、本実施の形態は棒状の触子40を介して検知スイッチ38を
作用するようにしたが、本体枠5aまたは透光性のランプ用レンズ,基板保護カバー,音
源手段の保護カバー等のガラス扉枠5に設けられた部材を後方に突出して触子5cを形成
して検知部38aを押圧するようにしてもよく、例えば図15に示すように、ガラス扉枠
5の補強板5bを後方に突出して触子5cを形成して直接検知部38aを押圧するように
すればよい。このように、一体的に触子5cを延出しても受ける場合、触子5cが長くな
るため、強度的に強いのが望ましく、リブで補強したり補強板5b等の金属製の部材とす
ることが望ましい。また同様に、機構板26の前面側に検知スイッチ38の取付部を膨出
してガラス扉枠5で直接検知スイッチ38を作用させると共に、該膨出部を機構板26を
閉じる際の位置決めとしてもよい。
次に、前面枠2用の検知スイッチ39について説明する。検知スイッチ39は、常閉接
点を有するマイクロスイッチであり、取付部材76を介して機構板26に取付けられる。
該取付部材76は、図17に示すようにL型の板状部76aに位置決めピン77が突設さ
れ、検知スイッチ39を該位置決めピン77で位置決めしてビス90により組付ける。そ
して、図16および図18に示すように機構板26の軸支側側縁に設けた取付部78のボ
ス78a,78aにビス着79することで取付けられ、検知スイッチ38の配線Hは中継
基板41に接続される。なお、検知スイッチ39は、前面枠2を閉じた状態で作動片39
aが直接機枠1に接触する位置関係が設定される。
このように取付けられた検知スイッチ39は、図19に示すように前面枠2が機枠2に
対して閉められ、前面枠2が機枠1と係止する位置に至ると、作動片39aが機枠1に直
接当たることにより、検知スイッチ39はオフし前面枠2が閉じていることが検出される
。一方、図19鎖線に示すように、前面枠2が開けられると検知スイッチ39の作動片3
9aが機枠1から離れることになり、該検知スイッチ39はオンし前面枠2が開いている
ことが検出される。なお、機枠1の検知スイッチ39との接触部に摩耗防止等のために別
部材を設けるようにしてもよい。
上記したように、ガラス扉枠5および前面枠2の開閉を検知する検知スイッチ38,3
9を機構板26に設けることで中継基板41への配線の簡略化を図ることができ、取付部
材69,76を介して取付けることで検知スイッチ38,39を保護すると共に故障によ
る検知スイッチ38,39の交換も簡単に行うことができる。また、当然のことながら、
機構板26に設ける検知スイッチ38,39は機構板26本体に限られることなく、機構
板26に設けられる球タンク43,球誘導樋44,屈曲誘導樋45,球払出装置46等に
設けてもよく、これらの部品を機構板26に取付ける際に共締めするか、あらかじめこれ
らの部品と検知スイッチ38,39とをユニット化しておけば、組付け作業を容易にする
ことができる。また、これらの部品の近傍に設けられた配線基板に配線を接続すれば配線
の取付作業性も向上する。
また、図20ないし図22は検知スイッチ38,39の取付の他の実施の形態を示し、
検知スイッチ38,39は取付部材としてのケース体80を介して取付けるようにしてい
る。ケース体80は、図20に示すように側面が開放した検知スイッチ38,39が収納
可能な箱状本体80aと開口を閉塞する蓋体80bとからなり、箱状本体80aに検知ス
イッチ38,39の位置決め突起84が設けられ、側壁には透孔87が形成されると共に
、該透孔87から臨んで検知部材83が設けられる。該検知部材83の側面はスムーズに
作用するようにテーパー面83aとしている。85はケース体80の一端に形成された軸
筒部であり、ケース体80が揺動自在に取付けるようにしている。86は軸筒部85の対
角位置に設けられた弾性手段としての弾性片であり、確実に検知スイッチ38,39が作
用するようにしている。
上記構成のケース体80は、箱状本体80aに検知スイッチ38,39を位置決め突起
84により位置決めして収納し、該蓋体80bに設けた係止孔81を箱状本体80aの係
止爪82に係止することによりビスを使用することなく組立てられる。このとき検知部3
8a,39aと検知部材83は対向位置にある。
上記ケース体80を使用した実施の形態を前面枠2用の検知スイッチ39において説明
する。検知スイッチ39を備えたケース体80は、軸筒部85を取付部78のボス78a
に嵌挿しビス着79することで揺動自在に取付け、前記弾性片86を機構板26の側壁に
当接させる。そして、このように取付けられた検知スイッチ39は、図22に示すように
検知部材83が機枠1に直接当たることで検知スイッチ39はオフし、同図鎖線に示すよ
うに前面枠2が開けられることで機枠1から外れ該検知スイッチ39はオンする。このと
き、機枠1の側板が内方に撓んだり変形したりして検知スイッチ39との位置関係がずれ
ていても、弾性片86の弾性によりケース体80が軸筒部85を軸として内方に揺動して
確実に検知スイッチ39が作用することができる。
このように、検知スイッチ38,39がケース体80に保護されているので破損し難く
、衝撃による支障も起こり難い。また、ケース体80に弾性片86を設けることで衝撃を
吸収すると共に位置関係がずれても弾性片86の弾性によりずれ分を吸収することができ
る。なお、弾性片86はケース体80に設けることなく、機構板26側に設けるようにし
ても同様の効果を得ることができる。また、弾性手段として弾性片を使用して説明したが
、スプリング,板ばね等にしてもよく弾性機能により衝撃等を吸収するようにすればよく
、例えば検知スイッチ38,39自体を揺動自在に装着し、機構板26側に設けた弾性部
材により衝撃等を吸収したり、枠体に検知スイッチ39全体をスプリングによって可動自
在に設けたりするようにすればよい。上記実施の形態の内容は当然のことながらガラス扉
枠5用の検知スイッチ38にも適用可能である。
上記したように、ガラス扉枠5および前面枠2の開閉を検知する検知スイッチ38,3
9をそれぞれ別々に設けるようにしたが、一つの検知スイッチでガラス扉枠5および前面
枠2の開閉を検知することも可能である。例えば機構板26を機枠1に固定して、検知ス
イッチ38を使用することによりガラス扉枠5の開閉は上記実施の形態のように検知し、
前面枠2の開閉は前面枠2を開放することにより図14に示すように機構板26と前面枠
2が離れた状態となり、触子40が検知部38aの押圧を解除し検知スイッチ38はオン
状態となり、前面枠2が開放されたことを検知することができる。また、検知スイッチ3
8を揺動自在に設け、前面枠2およびガラス扉枠5を閉じた状態で機枠1と触子とで検知
スイッチ38を挟んでオフ状態とし、ガラス扉枠5を開放すると触子40が検知部38a
の押圧を解除し検知スイッチ38はオン状態となってガラス扉枠5の開放を検知し、前面
枠2を開放すると機枠1との接触が解除されて検知スイッチ38が自重で揺動することに
より触子40の押圧を解除し検知スイッチ38はオン状態となり前面枠2の開放を検知す
ることができる。
なお、本実施の形態において検知スイッチ38,39を常閉接点を有するマイクロスイ
ッチとしたが、発光部と受光部とからなる光学式センサとしてもよく、ガラス扉枠5およ
び前面枠2の閉鎖時に発光部と受光部間に検知片等が臨むことによってガラス扉枠5およ
び前面枠2が閉じていることを検知するようにしてもよい。
また、ガラス扉枠5の開閉検知スイッチ38を機構板26に設けることで、ガラス扉枠
5の開閉を検知できるのはもちろんのこと、逆に機構板26が確実に固定されているかど
うかを確認することも可能である。本実施の形態の開閉式の機構板26であれば、運搬時
におけるセットずれの確認やホールにおける球詰りの解除や出荷前の点検後の閉鎖確認と
しても有効である。
なお、機構板26は開閉式のものに限られることなく、引掛け式や固着式のものであっ
ても機構板26のセット確認を識別するものとして使用することができる。
1・・・機枠
2・・・前面枠
3・・・遊技盤取付枠
5・・・ガラス扉枠
5c・・・触子
26・・・機構板
38・・・検知スイッチ
39・・・検知スイッチ
40・・・触子
69・・・取付部材
76・・・取付部材
80・・・ケース体(取付部材)
86・・・弾性片(弾性手段)

Claims (6)

  1. 機枠に開閉自在に設けられる前面枠の前面側にガラス扉枠が開閉自在に装着され、裏面
    側に機構板が装着されたパチンコ遊技機において、
    前記ガラス扉枠の開閉を検知する検知スイッチを機構板に設けたことを特徴とするパチ
    ンコ遊技機。
  2. 機枠に開閉自在に設けられる前面枠の前面側にガラス扉枠が開閉自在に装着され、裏面
    側に機構板が装着されたパチンコ遊技機において、
    前記前面枠の開閉を検知する検知スイッチを機構板に設けたことを特徴とするパチンコ
    遊技機。
  3. 前記検知スイッチを前面枠に設けた進退自在な触子を介して操作するようにしたことを
    特徴とする請求項1または2記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記触子を機構板の位置決めとしたことを特徴とする請求項3記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記検知スイッチを取付部材を介して装着したことを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれかに記載のパチンコ遊技機。
  6. 前記取付部材に弾性手段を備えたことを特徴とする請求項5記載のパチンコ遊技機。
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