JP2012055429A - 医療用膝サポーター - Google Patents

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Abstract

【課題】変形性膝関節症を持つ人でも痛み無く歩き易くするのに好適な医療用膝サポーターを提供する。
【解決手段】医療用膝サポーター1は、膝とその膝の上下部を包み込む筒状のサポーター本体2と、サポーター本体2の両側部に取り付けたバネ材3と、サポーター本体2の外面に装着される複数のベルト4、5、6と、を有し、前記バネ材3は、前記サポーター本体2で包み込まれる膝の折り曲げ方向に倣って「く」の字形状に屈曲した形状とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療用膝サポーターに関し、特に、変形性膝関節症を持つ人でも痛み無く歩き易くなるようにしたものである。
膝の疾患として変形性関節症がある。変形性関節症は、筋力低下、加齢、肥満などを切掛けとして膝関節の機能が低下し、膝軟骨や半月板のかみ合わせが緩んだり変形や断裂を起こしたりして、痛みを伴い、歩行を困難とするものである。特許文献1では、このような変形性関節症に対応した膝専用サポーターを開示している。
同文献の膝専用サポーターは、第1、第2中間ベルト(4、5)及び第1、第2山形ベルト(6、7)の計4枚のベルトが膝蓋骨全体を覆う構造になっている(同文献の段落0041の記載参照)。
しかしながら、前記特許文献1の膝専用サポーターによると、4枚のベルト(4、5、6、7)の弾性戻り力だけで膝の伸ばし動作を補助する構造であるため(同文献1の段落0044の記載参照)、歩行時の膝の伸ばし動作を十分に補助することができず、変形性膝関節症を持つ人が痛み無く歩き易くするという課題は解決できない。
特開2009−72304号公報
本発明は、前記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、変形性膝関節症を持つ人でも痛み無く歩き易くするのに好適な医療用膝サポーターを提供する。
前記目的を達成するために、本発明は、膝とその膝の上下部を包み込む筒状のサポーター本体と、前記サポーター本体の両側部に取り付けたバネ材と、前記サポーター本体の外面に装着される複数のベルトと、を有し、前記バネ材は、前記サポーター本体で包み込まれる膝の折り曲げ方向に倣って「く」の字形状に屈曲した形状になっていることを特徴とする。
前記本発明において、前記複数のベルトは、第1ベルトと第2ベルトからなり、前記第1ベルトは前記サポーター本体の最下部両側面に1本ずつ取り付け、これら2本の第1ベルトが、その前記取付け位置よりサポーター本体後面を通って同サポーター本体前面に向うように螺旋状に巻き付けられるとともに、サポーター本体によって包み込まれる膝の下部後面とその膝の上部前面との2箇所で交差するように装着される構成を採用することができる。また、前記第2ベルトは前記第1のベルトより少し高い位置のサポーター本体両側面に1本ずつ取り付け、これら2本の第2ベルトが、その前記取付け位置よりサポーター本体前面を通り、サポーター本体によって包み込まれる膝の下部前面で交差するように巻き付け装着される構成を採用することができる。
前記本発明において、前記複数のベルトは、更に、第3ベルトを含み、前記第3のベルトは、クッション材からなるクッション部を有するとともに、前記サポーター本体によって包み込まれる膝の内側部に前記クッション部が当たるように装着される構成を採用することができる。
本発明にあっては、医療用膝サポーターの具体的な構成として、前記の通り、複数のベルトを備える構成に加えて、更に、サポーター本体で包み込まれる膝の折り曲げ方向に倣って「く」の字形状に屈曲した形状のバネ材を、サポーター本体の両側部に取り付ける構成を採用した。このため、歩行時に曲がる膝と同じ方向にバネ材が曲げ変形することによって、歩行時に膝にかかる負荷荷重を分散低減することができ、また、そのように曲げ変形したバネ材の復元力(バネ力)が曲がった膝を伸ばそうとする方向に作用することによって、歩行動作を補助することから、変形性膝関節症の疾患を持つ人でも痛み無く歩き易くするのに好適な医療用膝サポーターを提供することができる。
図1(a)は本発明を適用した医療用膝サポーターの正面図(幅広ベルト部を閉じた状態)、同図(b)は同医療用膝サポーターの左側面図、(c)は同医療用膝サポーターの右側面図、(d)は図1の医療用膝サポーターにおいて、幅広ベルト部を開いた状態の正面図。 図2(a)は図1の医療用膝サポーターを装着した膝の正面図、同図(b)はその膝の後面図。 図1の医療用膝サポーターを装着した膝の側面図。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用した医療用膝サポーターの正面図(幅広ベルト部を閉じた状態)、同図(b)は同医療用膝サポーターの左側面図、(c)は同医療用膝サポーターの右側面図、(d)は図1の医療用膝サポーターにおいて、幅広ベルト部を開いた状態の正面図である。図1の医療用膝サポーター1は、膝とその膝の上下部を包み込む筒状のサポーター本体2と、サポーター本体2の両側部に取り付けたバネ材3と、サポーター本体2の外面に装着される複数のベルト(本実施形態では第1ベルト4、第2ベルト5、第3ベルト6)とを備えた構成になっている。
《サポーター本体2の詳細構成》
前記サポーター本体2は伸縮性のある布素材で形成してある。サポーター本体2の全体形状は、サポーター使用者が膝を少し折り曲げた時の膝の折り曲げ方向に倣って「く」の字形状に屈曲した形状になっている(図1(b)及び(c)参照)。
サポーター本体2の前面中央部には、本医療用膝サポーター使用者の膝に対応して、窓穴20が設けられており、この窓穴20付近からサポーター本体2上端までの範囲は、図1(d)のように窓穴20を中心として両側に広げることができる幅の広いベルトのような形態(以下「幅広ベルト部2A、2B」という)になっている。
そして、図1(d)のように広げてある幅広ベルト部2A、2Bの両端を同図(a)のように互いに重ね合わせた状態において、一方の幅広ベルト部2A裏面の面ファスナーF1を他方の幅広ベルト部2B表面に貼り付けることにより、幅広ベルト部2A、2Bは互いに結合し、膝の上部周辺をしっかり締め付けることができるようになっている。
図1の医療用膝サポーター1では、図1(a)及び(d)のように、サポーター本体2の前面と後面にメッシュ部M1、M2を設けることで、通気性を確保してある。
《バネ材3の詳細構成》
前記バネ材3は、図1(b)及び(c)のように、サポーター本体2で包み込まれる膝の折り曲げ方向に倣って「く」の字形状に屈曲した形状になっている(図3参照)。この図1(b)及び(c)の例では、サポーター本体2の右側部と左側部にそれぞれ2本ずつバネ材3を内蔵しているが、バネ材3の本数は必要に応じて適宜変更してもよい。また、バネ材3として使用できる素材も、特に限定されることはないが、サポーター利用者の負担軽減のため、できる限り軽い素材の方が好ましい。また、バネ材3はサポーター本体2の右側部か左側部のいずれか一方のみに設ける構成も考えられるが、膝周囲の力のバランス等の観点から、図1(b)及び(c)の例のようにサポーター本体2の両側部に設ける構成が好ましいと考えられる。
《複数のベルトの詳細構成》
第1ベルト4は、図1(b)及び(c)のように、サポーター本体2の最下部両側面に1本ずつ取り付けてある。そして、これら2本の第1ベルト4は、その前記取付け位置よりサポーター本体2後面を通って同サポーター本体2前面に向うように螺旋状に巻き付けられるとともに(図3参照)、サポーター本体2によって包み込まれる膝の下部後面(ふくらはぎの上部付近)とその膝の上部前面との2箇所で交差するように装着されるものである(図2(a)及び(b)参照)。
第2ベルト5は、図1(b)及び(c)のように、前記第1のベルト4より少し高い位置のサポーター本体2両側面(サポーター本体2の窓穴20より少し下のサポーター本体2両側面)に1本ずつ取り付けてある。そして、これら2本の第2ベルト5は、その前記取付け位置よりサポーター本体2前面を通り、サポーター本体2によって包み込まれる膝の下部前面で交差するように巻き付け装着されるものである(図2(a)参照)。
第3ベルト6は、伸縮性のある素材で形成したベルト本体6Aと、クッション材からなるクッション部6Bとからなり、かつ、サポーター本体2によって包み込まれる膝の内側に前記クッション部6Bが当たるように装着される(図2(a)参照)。
以上説明した第1ベルト4、第2ベルト5、及び第3ベルト6のベルト本体6Aは、いずれも伸縮性のある素材で形成してある。また、第1ベルト4と第2ベルト5の裏面、及び第3ベルト6のベルト本体6A裏面には、面ファスナーF2を複数設けてあり、これらの面ファスナーF2がサポーター本体2の表面に貼り付くことにより、第1ベルト4、第2ベルト5及び第3ベルト6は、サポーター本体2の表面に着脱自在に取り付けられるように構成してある。なお、図示は省略するが、第3ベルト6のクッション部6Bも面ファスナーによりベルト本体6Aに着脱自在に取り付けてある。
《膝への医療用膝サポーター1の装着方法》
図1の医療用膝サポーター1を膝に装着する際は、最初に、図1(b)のように幅広ベルト部2A、2Bを広げ、サポーター本体2の上端から足を入れ、窓穴20に膝の一部が入り込むようにする(図2(a)参照)。そして、幅広ベルト部2A、2Bの両端を引っ張って伸ばしながら図1(a)のように互いに重ね合わせる作業、及び、一方の幅広ベルト部2A裏面の面ファスナーF1を他方の幅広ベルト部2B表面に貼り付ける作業を行うことにより、幅広ベルト部2A、2Bの張力によって膝の上部周辺を締め付け固定する。このような幅広ベルト部2A、2Bでの締め付けにより筋肉を支持する等のテーピング効果が生じる。
次に、2本の第1ベルト4、4のうちいずれか1本を掴み、掴んだ第1ベルト4を引っ張って伸ばしながら、図3のように膝の下部後面から上部前面に向って螺旋状に巻き付ける。もう1本の第1ベルト4も同様に引っ張って伸ばしながら螺旋状に巻き付ける。このとき、2本の第1ベル4、4の螺旋巻き方向を逆向きとすることにより、2本の第1ベルト4、4は、図2(a)及び(b)のように、サポーター本体2によって包み込まれる膝の下部後面とその膝の上部前面との2箇所で交差するように装着することができる。このように装着された第2ベルト4、4での締め付けによりテーピング効果が生じる。
続いて、2本の第2ベルト5、5を引っ張って伸ばしながら、図2(a)のように膝の下部前面で交差するように巻き付ける。そして、図2(a)のように第3ベルト6のクッション部6Bが膝の内側に当たるように第3ベルト6を装着することにより、膝への医療用膝サポーター1の装着は完了する。
なお、第2ベルト5、5での締め付けによりテーピング効果が生じることは、第1ベルト4、4や幅広ベルト部2A、2Bと同様である。また、以上の装着作業において、最初に第2ベルト5、5の装着を行ってもよいし、また、第1ベルト4、4と第2ベルト5、5のいずれか一方を装着した後に、第3ベルト6を装着する、あるいは最初に第3ベルト6を装着してもよい。
以上説明したように、本実施形態の医療用膝サポーター1にあっては、その具体的な構成として、複数のベルト4、5、6を備える構成に加えて、更に、サポーター本体2で包み込まれる膝の折り曲げ方向に倣って「く」の字形状に屈曲した形状のバネ材3を、サポーター本体2の両側部に取り付ける構成を採用した。このため、歩行時に曲がる膝と同じ方向にバネ材が曲げ変形することにより、歩行時に膝にかかる負荷荷重を分散低減することができ、また、そのように曲げ変形したバネ材の復元力(バネ力)が曲がった膝を伸ばそうとする方向に作用することにより、歩行動作を補助することから、変形性膝関節症の疾患を持つ人でも痛み無く歩き易いという作用効果が得られる。
1 医療用膝サポーター
2 サポーター本体
2A、2B 幅広ベルト部
20 窓穴
3 バネ材
4 第1ベルト
5 第2ベルト
6 第3ベルト
F1、F2 面ファスナー
M メッシュ部

Claims (3)

  1. 膝とその膝の上下部を包み込む筒状のサポーター本体と、
    前記サポーター本体の両側部に取り付けたバネ材と、
    前記サポーター本体の外面に装着される複数のベルトと、を有し、
    前記バネ材は、前記サポーター本体で包み込まれる膝の折り曲げ方向に倣って「く」の字形状に屈曲した形状になっていること
    を特徴とする医療用膝サポーター。
  2. 前記複数のベルトは、第1ベルトと第2ベルトからなり、
    前記第1ベルトは前記サポーター本体の最下部両側面に1本ずつ取り付けてあり、これら2本の第1ベルトが、その前記取付け位置よりサポーター本体後面を通って同サポーター本体前面に向うように螺旋状に巻き付けられるとともに、サポーター本体によって包み込まれる膝の下部後面とその膝の上部前面との2箇所で交差するように装着される構成になっており、
    前記第2ベルトは前記第1のベルトより少し高い位置のサポーター本体両側面に1本ずつ取り付けてあり、これら2本の第2ベルトが、その前記取付け位置よりサポーター本体前面を通り、サポーター本体によって包み込まれる膝の下部前面で交差するように巻き付け装着される構成になっていること
    を特徴とする請求項1に記載の医療用膝サポーター。
  3. 前記複数のベルトは、更に、第3ベルトを含み、
    前記第3のベルトは、クッション材からなるクッション部を有するとともに、前記サポーター本体によって包み込まれる膝の内側部に前記クッション部が当たるように装着されること
    を特徴とする請求項2に記載の医療用膝サポーター。
JP2010200077A 2010-09-07 2010-09-07 医療用膝サポーター Withdrawn JP2012055429A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101784075B1 (ko) 2015-12-21 2017-10-10 건양대학교산학협력단 테이핑 삽입형 무릎 재활 보조기
JP2022147869A (ja) * 2021-03-23 2022-10-06 株式会社P.O.イノベーション 装具判別システム

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