JP2012053088A - 表示制御装置 - Google Patents

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Kyoichi Takano
恭一 高埜
Masatoshi Kimura
昌俊 木村
Kazuaki Okamoto
一晃 岡本
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Abstract

【課題】画面表示のタイムラグの抑制と表示用メモリの抑制とを両立する技術を提供する。
【解決手段】機器状態保持部110は、複数の機器それぞれの状態を取得して保持する。記憶部106は、機器状態保持部110が保持する機器の状態を表示するための複数の画面について、各画面それぞれに対して他の画面との間の遷移頻度112を格納する。表示制御部104は、機器状態保持部110が保持する機器の状態が示された画面を表示部に表示させる。ここで機器状態保持部110は、前記表示部に表示される画面が実際に遷移するのに先立って、記憶部106に記憶されている遷移頻度112が高い画面に表示すべき機器の状態を、遷移頻度が低い画面に表示すべき機器の状態よりも優先的に取得して保持する。
【選択図】図2

Description

本発明は表示制御装置に関し、特に表示すべき情報を先読みする表示制御装置に関する。
スーパーマーケット等の店舗に設置されるショーケースや空調機と、これらに接続される冷凍機等の冷設機器とを備える冷設システムが知られている。これらの冷設システムは一般に、圧縮機や凝縮器、蒸発器等を冷媒配管等で環状接続して冷媒が循環する冷凍サイクルが構成される。
これらの冷凍機や空調機等の機器の運転および停止は、例えばショーケースの冷風吐出温度等の物理特性を計測した結果をもとに、統一のコントローラで管理や制御されることがある。管理すべき冷設機器の数が多くなると、計測した物理特性等の情報を表示デバイス1画面では表示しきれなくなるため、複数の画面を遷移させながら情報を表示することがある(特許文献1参照)。
特開2004−85097号公報
複数の画面を遷移させながら情報を表示するとき、画面遷移後に表示すべき情報を機器から取得すると機器との通信に時間を要して画面表示のタイムラグが発生する場合がある。また、通信時間を抑制するために最新の情報を常に取得しておく方法もあるが、これは通信量や情報を保持すべきメモリを大きくする必要がありコストがかかる。このように、複数の画面を遷移させながら情報を表示するための技術には改良の余地があると考えられる。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、画面表示のタイムラグの抑制と表示用メモリの抑制とを両立する技術を提供することにある。
本発明のある態様は表示制御装置である。この装置は、複数の機器それぞれの状態を取得して保持する機器状態保持部と、前記機器状態保持部が保持する機器の状態を表示するための複数の画面について、各画面それぞれに対して他の画面との間の遷移頻度を格納する記憶部と、前記機器状態保持部が保持する機器の状態が示された画面を表示部に表示させる表示制御部とを含む。ここで前記機器状態保持部は、前記表示部に表示される画面が実際に遷移するのに先立って、前記記憶部に記憶されている遷移頻度が高い画面に表示すべき機器の状態を、遷移頻度が低い画面に表示すべき機器の状態よりも優先的に取得して保持する。
なお、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、画面表示のタイムラグの抑制と表示用メモリの抑制とを両立する技術を提供することができる。
店舗等に設置している冷設機器等の物理特性を集計して表示する計測システムを模式的に示す図である。 実施の形態に係る統合コントローラの機能構成を模式的に示す図である。 表示部に表示する画面の遷移頻度の一例を示す図である。 表示部に表示する画面の状態遷移の一例を示す図である。 実施の形態に係る統合コントローラの処理の流れを説明するフローチャートである。 機器制御の処理の流れを説明するフローチャートである。 表示制御の処理の流れを説明するフローチャートである。 トリガに対応した処理の流れを説明するフローチャートである。 データ更新処理の流れを説明するフローチャートである。 データ設定処理の流れを説明するフローチャートである。 画面遷移処理の流れを説明するフローチャートである。
本発明の実施の形態の概要を述べる。実施の形態に係る統合コントローラ100は、機器の状態を表示する画面がユーザによって切り替えられる前に、次に表示可能な全ての画面候補を用意して、それらの画面表示に必要なデータをあらかじめ順番に取得しておく。
図1は、店舗等に設置している冷設機器の物理特性等を集計して表示する計測システム600を模式的に示す図である。計測システム600においては、店舗内に配置された各機器、例えば、冷凍機310で総称する複数の冷凍機、空調機410で総称する複数の空調機、および電力計510で総称する複数の電力計等が、それらの管理および制御を行う統合コントローラ100と接続されている。
ここで冷凍機310、空調機410、および電力計510と統合コントローラ100とは、それぞれ冷凍機用シリアルポート300、空調機用シリアルポート400、および電力計用シリアルポート500を介して接続している。また、統合コントローラ100はモニタ200が備わっており、モニタ200は、冷凍機310、空調機410、および電力計510それぞれに設置されている図示しないセンサから取得した情報を表示する。モニタ200は外付けのモニタでもよいし、統合コントローラ100と一体化されていてもよい。
統合コントローラ100が管理すべき機器の数は、設置される店舗の規模によって異なる。例えばコンビニエンスストアのような小規模店舗の場合には、冷凍機310としては最大50台程度、空調機410としては室外機と室内機とを合わせて400台程度、電力計としては40台程度の数となる。このように小規模店舗の場合であっても、数百の機器を管理することもあるため、これらの機器から得られる情報をひとつの画面で一度に表示することは困難である。このため、統合コントローラ100は、機器の状態を表示するための複数の画面を用意し、各画面を遷移しながら情報を表示する。
図2は、実施の形態に係る統合コントローラ100の機能構成を模式的に示す図である。統合コントローラ100は、ユーザ入力部102、表示制御部104、記憶部106、ファイル読書部108、および機器状態保持部110を含む。
ユーザ入力部102は、画面の遷移や機器の設定変更等のユーザからの入力を受け付ける。これはキーボードやマウス、タッチパネル等の既知のユーザインタフェースを用いて実現できる。ファイル読書部108は、画面の遷移に関する情報である遷移頻度112等の外部ファイルを読み込み、記憶部106に格納する。記憶部106は、モニタ200に表示する各機器のデータや画面の遷移に関する情報を保持する。このため記憶部106はさらに、遷移頻度112と画面表示データ114とを含む。
表示制御部104は、機器の状態が示された画面をモニタ200に表示させる。このため表示制御部104は、画面出力部116、入力抽出部118、データ通信部120、および遷移画面決定部122をさらに含む。
データ通信部120は、後述する機器状態保持部110との間でデータ通信を行ったり、記憶部106から情報を取得したりする。入力抽出部118は、ユーザがユーザ入力部102に対して行ったボタンの押下等の操作を検出する。画面出力部116は、データ通信部120を介して現在表示すべき機器の状態を記憶部106から取得し、モニタ200に出力する。遷移画面決定部122は、ユーザの操作等によってモニタ200に新たな画面が表示された場合、データ通信部120を介して記憶部106から遷移頻度112を取得し、次にモニタ200に表示する画面の候補を決定する。具体的な画面の候補の決定の仕方は後述する。
機器状態保持部110は、冷凍機用シリアルポート300、空調機用シリアルポート400、または電力計用シリアルポート500を介して冷凍機310、空調機410、または電力計510から機器の状態を取得する。ここで「機器の状態」とは、各機器の吐出口の温度や、消費電力等の物理特性、あるいはユーザにより設定される設定温度等、機器の動作状況に関するデータの総称である。このため、機器状態保持部110は、冷凍機制御部124、空調機制御部126、および電力計制御部128をさらに含む。
冷凍機制御部124は、ショーケースや冷凍機310に対する温度設定や機器の状態を取得する。冷凍機制御部124は、データ管理部130、データ更新確認部132、および機器通信部134を含む。
冷凍機制御部124の機器通信部134は、ショーケースや冷凍機310との通信を実施する。データ管理部130は、機器通信部134を介してショーケースや冷凍機の設定温度を変更したり、機器の状態を取得して保持したりする。データ更新確認部132は、機器通信部134を介して取得したショーケースや冷凍機の状態と、データ更新確認部132に保持している状態との異同を比較して状態更新の有無を確認する。
空調機制御部126は、空調機410に対する温度設定や、空調機410の状態を取得する。冷凍機制御部124と同様に、空調機制御部126はデータ管理部136、データ更新確認部138、および機器通信部140を含む。データ管理部136、データ更新確認部138、および機器通信部140の動作は、冷凍機制御部124におけるデータ管理部130、データ更新確認部132、および機器通信部134の動作と同様であるので、説明を省略する。
電力計制御部128は、電力計510に対する設定や、電力計510の状態を取得する。冷凍機制御部124や空調機制御部126と同様に、電力計制御部128はデータ管理部142、データ更新確認部144、および機器通信部146を含む。データ管理部142、データ更新確認部144、および機器通信部146の動作は、冷凍機制御部124におけるデータ管理部130、データ更新確認部132、および機器通信部134の動作と同様であるので、説明を省略する。
図2は、実施の形態に係る統合コントローラ100を実現するための機能構成を示しており、その他の構成は省略している。図2において、さまざまな処理を行う機能ブロックとして記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU(Central Processing Unit)、メインメモリ、その他のLSI(Large Scale Integration)で構成することができ、ソフトウェア的には、メインメモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
以下、モニタ200に表示する画面の候補の決定の仕方について説明する。
図3は、モニタ200に表示する画面の遷移頻度112の一例を示す図である。前述したとおり、遷移頻度112は記憶部106に格納されている。図3に示す例では、機器状態保持部110が保持する機器の状態を保持するための画面が7種類存在し、それぞれ1から7までの表示画面IDが割り振られている。ここで表示画面IDが1の画面は、統合コントローラ100が起動したときに表示されるトップ画面である。
図3において、遷移画面IDは現在の表示画面IDから遷移することができる表示画面IDを表している。例えば、現在表示されている画面の表示画面IDが2の場合、表示画面IDが1、5、または6の画面に遷移可能である。遷移確率は、現在表示されている画面から遷移画面IDへ遷移するときの頻度を百分率で表している。例えば、現在表示されている画面の表示画面IDが3である場合に、表示画面IDが7の画面に遷移する確率は70%である。これは過去においてユーザが表示画面IDが3の画面の次に表示画面IDが7の画面に切り替える確率が70%であることを意味する。遷移画面IDに示されていないIDには遷移することはできず、その遷移確率は0%である。
図4は、モニタ200に表示する画面の状態遷移の一例を示す図であり、図3に示す遷移頻度112に対応する図である。図4において円で囲まれた数字は表示画面IDを表し、表示画面ID間が矢印で結ばれている場合、矢印の方向に表示画面が遷移可能であることを示す。また、矢印上に付されている数字はその遷移確率を表す。
遷移画面決定部122は、データ通信部120を介して記憶部106から遷移頻度112を取得して、現在表示されている画面の表示画面IDをもとに次に表示される画面の候補の表示画面IDを決定する。機器状態保持部110は、モニタ200に表示される画面が実際に遷移するのに先立って、遷移画面決定部122が決定した次に表示される画面の候補、すなわち記憶部106に記憶されている遷移頻度112が高い画面に表示すべき機器の状態を、遷移頻度112が低い画面に表示すべき機器の状態よりも優先的に取得して保持する。
例えば、現在表示されている画面の表示画面IDが3である場合、次に表示される画面の表示画面IDは7となる可能性の方が、表示画面IDが1となる可能性よりも大きい。そこで機器状態保持部110は、まず表示画面IDが7の画面に表示すべき機器の状態を、表示画面IDが1の画面に表示すべき機器の状態よりも優先して取得する。これにより、実際に表示画面IDが7の画面に遷移した時点では表示すべき情報を取得しているため、情報取得に起因するタイムラグを縮小することが可能となる。また、遷移する可能性のない画面に表示すべき機器の状態を取得することもないため、情報を記憶するために最低限必要な記憶領域を抑制することも可能となる。
前述したとおり、記憶部106が格納する遷移頻度112は、過去に各画面間で実際に遷移した割合である。そこで表示制御部104内の遷移画面決定部122は、各画面間で実際に遷移があった場合、遷移頻度112を更新する。これにより、実際の使用状況に合わせて遷移確率が変更されるため、各現場での使用の仕方を学習して反映させることが可能となる。また、任意の時点における遷移頻度112はファイル読書部108を介して外部の記録媒体(図示せず)に保存することができる。ユーザ毎に遷移頻度112を変えて運用したり、過学習された遷移頻度112を元に戻したりすることができる。
遷移画面決定部122はまた、機器状態保持部110の各制御部内のデータ更新確認部(データ更新確認部132、データ更新確認部138、およびデータ更新確認部144)から状態更新の有無を取得し、更新のあった状態が現在表示部に表示されている画面に表示すべき状態ではなく、かつ次に画面に表示される可能性のない状態の場合、機器状態保持部110の各制御部内のデータ管理部(データ管理部130、データ管理部136、またはデータ管理部142)に保持している当該状態を削除させる。これは逆に、状態更新がない間は、既に取得している状態を最新の状態として利用することが可能となる。
以上は図3における遷移確率に大小関係が成り立つことを前提としたが、遷移確率が等しくなる場合、状態取得の優先順位の決め方が問題となる。そこで、記憶部106に、各画面表示に必要なデータの変更周期を格納しておき、機器状態保持部110は、遷移確率が同一の場合、表示するデータの変更周期が高いほうを優先的に取得するようにしてもよい。これにより、遷移確率が等しくなる場合でも状態取得の優先順位を決定することが可能となる。
図5は、実施の形態に係る統合コントローラ100の処理の流れを説明するフローチャートである。本フローチャートにおける処理は、統合コントローラ100が起動したときに開始する。
統合コントローラが起動すると、表示制御部104、記憶部106、および機器状態保持部110は、初期化処理を実施する(S1)。例えば、記憶部106は記憶領域の初期化をしたり、表示制御部104内のデータ通信部120や機器状態保持部110内の機器通信部(機器通信部134、機器通信部140、および機器通信部146)は通信の初期化をしたりする。
初期化処理終了後、機器状態保持部110は、機器を制御するための機器制御モジュールを起動する(S2)。続いて表示制御部104は、画面表示を制御するための表示制御モジュールを起動する(S3)。
図6は、機器制御の処理の流れを説明するフローチャートであり、図5におけるステップS2の詳細を示す図である。
冷凍機制御部124、空調機制御部126、および電力計制御部128は、それぞれ管理対象である冷凍機310、空調機410、および電力計510の初期設定を実施する(S21)。冷凍機制御部124、空調機制御部126、および電力計制御部128は、表示制御部104から送信されるデータ取得要求等の外部トリガを取得する(S22)。
冷凍機制御部124、空調機制御部126、および電力計制御部128は、トリガの内容によって実施する処理を変更する(S23)。取得したトリガがデータ設定要求の場合、管理対象である機器への設定を実行する(S24)。データ設定とは、例えば空調機410の設定温度の設定等である。
取得したトリガがデータ収集開始要求の場合、冷凍機制御部124、空調機制御部126、および電力計制御部128は、機器データ収集タイマ(図示せず)を起動する(S25)。ここで「機器データ収集タイマ」とは、機器の状態を取得する周期を計測するために設けられたタイマである。取得したトリガがデータ収集停止要求の場合、空調機制御部126、および電力計制御部128は、機器データ収集タイマを停止する(S26)。
取得したトリガが、機器データ収集タイマからのタイマ通知の場合、以下の機器データ収集処理を実行する(S27)。すなわち、冷凍機制御部124、空調機制御部126、および電力計制御部128は、それぞれ機器通信部(機器通信部134、機器通信部140、および機器通信部146)を介して機器からトリガによって指定されたデータを収集する。次いでデータ更新確認部(データ更新確認部132、データ更新確認部138、およびデータ更新確認部144)は、前回収集してデータ管理部(データ管理部130、データ管理部136、およびデータ管理部142)に保持しているデータとの差異を比較してデータ更新の有無を決定する。最後に、データが更新されている場合、表示制御部104にデータ更新を通知するとともに、データ管理部は最新のデータを保持する。
ステップ24からステップ27までのいずれかの処理ステップが終了すると、ステップS22に戻り、上述した処理を継続する。
図7は、表示制御の処理の流れを説明するフローチャートであり、図5におけるステップS3の詳細を示す図である。
表示制御部104は、ファイル読書部108を介して外部から遷移頻度112を読み込み、記憶部106に格納させる(S31)。表示制御部104は次いで、モニタ200に表示する画面データの設定等の初期化処理を実行する(S32)。表示制御部104は、統合コントローラ100が起動したときにモニタ200に最初に表示されるトップ画面を表示するために必要な機器情報がある場合、記憶部106の画面表示データ114から取得して(S33)、トップ画面を表示する(S34)。
ユーザ入力部102を介してユーザからの入力を取得したり、他モジュールからの通知を取得したりする等のトリガを受け付けた場合(S35のY)、そのトリガに対応する処理を実施する(S36)。トリガを受け付けない間は(S35のN)は特段の処理をせずにトリガを受け付けるまで待機する。
図8は、トリガに対応した処理の流れを説明するフローチャートであり、図7におけるステップS36の詳細を示す図である。
表示制御部104は、取得したトリガの内容によって実施する処理を変更する(S361)。すなわち、表示制御部104は、取得したトリガがデータ更新通知の場合、データ更新処理を実施する(S362)。同様に、取得したトリガが機器設定入力の場合、表示制御部104は設定処理を実施する(S363)。取得したトリガが画面遷移入力の場合、表示制御部104は画面遷移処理を実施する(S364)。
図9は、データ更新処理の流れを説明するフローチャートであり、図8におけるステップS362の詳細を示す図である。
表示制御部104は、更新されたデータの内容によって処理を分岐する(S3621)。更新されたデータが現在モニタ200に表示中のデータの場合、表示制御部104内の画面出力部116は、更新されたデータをモニタ200に出力して画面を更新する(S3626)。更新されたデータが現在モニタ200に表示外データの場合、さらにそのデータの種類によって処理を分岐する(S3622)。そのデータが次に画面に表示される可能性のない状態の場合、表示制御部104は、データ通信部120を介して機器状態保持部110内のデータ管理部(データ管理部130、データ管理部136、およびデータ管理部142)に通知し、該当するデータを削除させる(S3623)。表示制御部104は次いで、機器状態保持部内の該当する制御部(冷凍機制御部124、空調機制御部126、または電力計制御部128)に、データ収集タイマを停止させる(S3624)。
データが、次の画面候補で表示されるデータである場合、表示制御部104は、機器状態保持部110内のデータ管理部(データ管理部130、データ管理部136、およびデータ管理部142)に通知し、該当するメモリ内のデータを更新させた上、保持させる(S3625)。
図10は、データ設定処理の流れを説明するフローチャートであり、図8におけるステップS363の詳細を示す図である。
表示制御部104は、データ通信部120を介して機器状態保持部内の対象となる制御部(冷凍機制御部124、空調機制御部126、または電力計制御部128)に設定データを送信する(S3631)。設定データを取得した制御部は、自身の管理する機器の設定値を変更する。
図11は、画面遷移処理の流れを説明するフローチャートであり、図8におけるステップS364の詳細を示す図である。
遷移画面決定部122は、遷移画面に必要なデータを記憶部106内の画面表示データ114から取得する(S3641)。画面出力部116は、遷移画面決定部122をモニタ200に出力して画面を切り替える(S3642)。
遷移画面決定部122は、記憶部106内の遷移頻度112を取得する(S3643)。次いで遷移画面決定部122は、取得した遷移頻度112をもとに次にモニタ200に表示すべき画面の候補を決定し、表示に必要なデータであって機器状態保持部110に要求するデータを決定する(S3644)。表示制御部104は、モニタ200に表示される画面が実際に遷移するのに先立って、機器状態保持部110に画面表示に必要なデータの収集開始要求を送信して機器状態保持部110にデータ収集を開始させる(S3645)。
以上の構成による動作は以下のとおりである。遷移画面決定部122は、記憶部106に記憶されている遷移頻度112をもとに次にモニタ200に表示すべき画面の候補を決定する。機器状態保持部110は、遷移画面決定部122が決定した候補画面に表示する際に必要な機器の状態を、画面が遷移するのに先立ってあらかじめ取得しておく。これにより、実際に画面が遷移する時点に、表示すべきデータが読み込まれている可能性が高くなり、画面遷移の際のタイムラグを抑制することができる。また、遷移する可能性のない画面に表示すべきデータは読み込まないため、データを保持するメモリサイズを少なくすることができる。
以上説明したように、実施の形態に係る統合コントローラ100によれば、画面表示のタイムラグの抑制と表示用メモリの抑制とを両立する技術を提供することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上記の説明では、計測システム600は、冷凍機310、空調機410、および電力計510が店舗内に配置されている場合について説明したが、これらの機器に代えて、あるいはこれらの機器に加えて、ショーケース、圧縮機、凝縮器、蒸発器等、物理特性をもとに制御すべき機器が配置されていてもよい。
100 統合コントローラ、 102 ユーザ入力部、 104 表示制御部、 106 記憶部、 108 ファイル読書部、 110 機器状態保持部、 112 遷移頻度、 114 画面表示データ、 116 画面出力部、 118 入力抽出部、 120 データ通信部、 122 遷移画面決定部、 124 冷凍機制御部、 126 空調機制御部、 128 電力計制御部、 130 データ管理部、 132 データ更新確認部、 134 機器通信部、 136 データ管理部、 138 データ更新確認部、 140 機器通信部、 142 データ管理部、 144 データ更新確認部、 146 機器通信部、 200 モニタ、 300 冷凍機用シリアルポート、 310 冷凍機、 400 空調機用シリアルポート、 410 空調機、 500 電力計用シリアルポート、 510 電力計、 600 計測システム。

Claims (4)

  1. 複数の機器それぞれの状態を取得して保持する機器状態保持部と、
    前記機器状態保持部が保持する機器の状態を表示するための複数の画面について、各画面それぞれに対して他の画面との間の遷移頻度を格納する記憶部と、
    前記機器状態保持部が保持する機器の状態が示された画面を表示部に表示させる表示制御部とを含み、
    前記機器状態保持部は、前記表示部に表示される画面が実際に遷移するのに先立って、前記記憶部に記憶されている遷移頻度が高い画面に表示すべき機器の状態を、遷移頻度が低い画面に表示すべき機器の状態よりも優先的に取得して保持することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記記憶部が格納する画面間の遷移頻度は、過去に各画面間で実際に遷移した割合であり、
    前記表示制御部は、各画面間で実際に遷移があった場合、前記記憶部が格納する画面間の遷移頻度を更新することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記機器状態保持部は、取得した状態と保持している状態との異同を比較して状態更新の有無を確認する状態更新確認部をさらに含み、
    前記表示制御部は、前記状態更新確認部から状態更新の有無を取得し、更新のあった状態が現在表示部に表示されている画面に表示すべき状態ではなく、かつ次に画面に表示される可能性のない状態の場合、前記機器状態保持部に保持している当該状態を削除させることを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記記憶部は、前記複数の画面の表示に必要なデータの変更周期も格納するものであり、
    前記機器状態保持部は、前記記憶部に記憶されている遷移頻度が同一の場合、表示するデータの変更周期が短いデータを、表示するデータの変更周期が長いデータよりも優先的に取得することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示制御装置。
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