JP2012052569A - 転がり玉軸受の予圧装置及びその予圧装置を有するモータ - Google Patents

転がり玉軸受の予圧装置及びその予圧装置を有するモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2012052569A
JP2012052569A JP2010193642A JP2010193642A JP2012052569A JP 2012052569 A JP2012052569 A JP 2012052569A JP 2010193642 A JP2010193642 A JP 2010193642A JP 2010193642 A JP2010193642 A JP 2010193642A JP 2012052569 A JP2012052569 A JP 2012052569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling ball
ball bearing
preload
holder
elastic member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010193642A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5606221B2 (ja
Inventor
Hiroki Takahashi
裕樹 高橋
Yuzuru Suzuki
譲 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd filed Critical Minebea Co Ltd
Priority to JP2010193642A priority Critical patent/JP5606221B2/ja
Priority to US13/219,978 priority patent/US8613558B2/en
Publication of JP2012052569A publication Critical patent/JP2012052569A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5606221B2 publication Critical patent/JP5606221B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/04Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
    • F16C19/06Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C25/00Bearings for exclusively rotary movement adjustable for wear or play
    • F16C25/06Ball or roller bearings
    • F16C25/08Ball or roller bearings self-adjusting
    • F16C25/083Ball or roller bearings self-adjusting with resilient means acting axially on a race ring to preload the bearing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2380/00Electrical apparatus
    • F16C2380/26Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】予圧ばねの取り扱いを容易にするとともに、転がり玉軸受に予圧を適切にかけることができる転がり玉軸受の予圧装置を提供する。
【解決手段】コイル状ばねによる転がり玉軸受の定圧予圧構造100において、中空の弾性部材と、前記弾性部材の両側の開口のそれぞれに挿入する2つのホルダー103とを備え、前記ホルダーが、前記弾性部材の開口に挿入したときに該挿入した開口の端部に当接して該弾性部材の弾性方向への延びを係止する鍔部106と、前記弾性部材の反対側の開口から挿入した他のホルダーと係合して該他のホルダーとの離間を係止する爪部104、105とを有し、前記弾性部材の両側から挿入した前記ホルダー同士が前記爪部によって係合して、予圧に必要な荷重を得られる長さに保持するとともに、前記弾性部材は前記ホルダーから露出して予圧装置を構成し、前記転がり玉軸受が該転がり玉軸受の外輪でのみ前記予圧装置と接触することとした。
【選択図】図6

Description

本発明は、コイル状ばねによる転がり玉軸受の予圧装置及びその予圧装置を有するモータに関する。
モータ等の回転軸の軸受として転がり玉軸受を使用する場合、その軸受に内部すきまがあると玉の遊びが大きく、軸受の剛性も弱いため、軸の回転振動が大きくなる。そこで、従来、玉の遊びを減少させるよう軸受に予圧する予圧構造が知られている。
例えば特許文献1には、軸に設けた軌道溝に転動体を介して外輪を装着し、外輪にアキシャル方向の予圧を行うことによって、転動体の遊びを減少する予圧構造を開示している。
実開平4−82425号公報
ところで、転がり玉軸受に予圧する予圧構造においては、コイル状ばねの弾性力を利用するものが一般的であるが、コイル状ばねのみをそのままモータ等の回転軸に通し、そのコイル状ばねの端面で直接に転がり玉軸受を予圧する構造の場合、均一に予圧がかかるよう、コイル終端面を平面加工しなくてはならないという問題があった。また、回転軸と転がり玉軸受の組み立てにおいて、コイル状ばねが自由長に戻ろうとする弾性力により転がり玉軸受が押し戻され、組み立てが困難であるという問題があった。
これに対して、特許文献1に記載の転がり軸受装置では、筒内にコイル状ばねを収容する内筒に外筒を被せ、内筒の外周面と外筒の内周面とがコイル状ばねの弾性の向きすなわちアキシャル方向に摺動可能に構成している。さらに、内筒と外筒とを両側から押圧してコイル状ばねを強制的に圧縮した後、外筒・内筒の係止部により外筒・内筒を係止し、軸受間に組み付けた後に係止を解除することで軸受に予圧を付与している。これによりコイル状ばねの端面が直接に軸受に接することはないので、端面研磨の必要はなくなるが、転がり軸受装置を円筒内に配置する場合は係止を解除することが出来ないため、軸と軸受の組み立てにおいて、コイル状ばねの弾性力が邪魔になることに変わりはなく、また、コイル状ばねが内筒および外筒に内包されてしまうので、コイル状ばねの有無や種類等を後から視認することはできず予圧を適切にかけることができない場合があるという問題もあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、予圧ばねの取り扱いを容易にするとともに、予圧を適切にかけることができる転がり玉軸受の予圧装置及びその予圧装置を有するモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、転がり玉軸受の定圧予圧構造において、中空であって弾性方向両側に開口を有する弾性部材と、前記弾性部材の両側の開口のそれぞれに挿入する2つのホルダーとを備え、前記ホルダーが、前記弾性部材の開口に挿入したときに該挿入した開口の端部に当接して該弾性部材の弾性方向への延びを係止する鍔部と、前記弾性部材の反対側の開口から挿入した他のホルダーと係合して該他のホルダーとの離間を係止する爪部とを有し、前記弾性部材の両側から挿入した前記ホルダー同士が前記爪部によって係合して、前記弾性部材を自由長より短く、且つ、予圧に必要な荷重を得られる長さに保持するとともに、前記弾性部材は前記ホルダーから露出して予圧装置を構成し、前記予圧装置によって前記転がり玉軸受に予圧をかけるとき、前記転がり玉軸受が該転がり玉軸受の外輪でのみ前記予圧装置と接触することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記転がり玉軸受と、前記転がり玉軸受の予圧装置は、円筒状の軸受ライナーの内周面に配置され、前記弾性部材の両側の前記ホルダーのうち、前記転がり玉軸受と接触しない側の前記ホルダーが、軸受ライナーの内周面と嵌合固定することを特徴とする。
本願発明によれば、予圧ばねの取り扱いを容易にするとともに、転がり玉軸受に予圧を適切にかけることができる転がり玉軸受の予圧装置を提供することができる。
本実施の形態の転がり玉軸受の予圧に用いる予圧装置を示す斜視図である。 図1に示した予圧装置100からコイル状ばね101を取り除いた状態を示す斜視図である。 1つのホルダー103を示す斜視図である。 上下の2つのホルダー103とその間に保持されるコイル状ばね101を示す側面図である。 図1に示した予圧装置100を示す側面図であって図中左側半分は中心軸の位置で破断して示す側断面図であり、(a)は爪部104と爪部105とが係合した状態を示す図であり、(b)は転がり玉軸受に予圧をかけている状態を示す図である。 図1に示した予圧装置100を組み込んだモータを示す側断面図である。 図5とは別の予圧装置の例を示す図であって、(a)はより細いコイル状ばねを用いた場合を示す図であり、(b)はより太いコイル状ばねを用いた場合を示す図である。 図1に示した予圧装置とは別の例を示す図であり、転がり玉軸受に予圧をかけるように組み込んだ状態を示す側断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態の転がり玉軸受の予圧に用いる予圧装置を示す斜視図である。
予圧装置100は、上下の2つのホルダー103の間に予圧用の弾性部材であるコイル状ばね101を設け、上下のホルダー103同士が係合することによってコイル状ばね101を蓄勢状態で保持する。
なお、本実施の形態では、予圧用の弾性部材として、コイル状ばねを用いるが、本発明はこれに限られるものではなく、たとえば円筒状のゴム部材等を予圧用の弾性部材として用いることもできる。
図2は、図1に示した予圧装置100からコイル状ばね101を取り除いた状態を示す斜視図である。
また図3は、1つのホルダー103を示す斜視図である。
本実施の形態では、同形状のホルダー103を2つ用意し、この上下の2つのホルダー103の間にコイル状ばね101を保持する。
各ホルダー103は、爪部104および105を有し、この爪部104および105によって、対向するホルダー103と係合する。また、各ホルダー103は、環状の鍔部106を有し、この鍔部106によって、コイル状ばね101の弾性方向の端部を押さえ、対向するホルダー103との間にコイル状ばね101を保持する。
上のホルダー103と下のホルダー103との周方向の位置合わせは、上のホルダー103の爪部104と下のホルダー103の爪部105とが嵌まり、上のホルダー103の爪部105と下のホルダー103の爪部104とが嵌まるようにする。
なお、本実施の形態では、爪部を2箇所としているが、3箇所以上であっても良い。また、爪部とは別に、上のホルダー103と下のホルダー103をコイル状ばね101が伸縮する際に発生する周方向の荷重を緩和するための係合部を設けても良い。
図4は、上下の2つのホルダー103とその間に保持されるコイル状ばね101を示す側面図である。
コイル状ばね101はその弾性方向両端に開口を有し、その両端から、上下の2つのホルダー103の鍔部106とは反対の側を挿入する。2つのホルダー103のうち一方のホルダー103の爪部104は、他方のホルダー103の爪部105と係合し、また、一方のホルダー103の爪部105は、他方のホルダー103の爪部104と係合する。
図5は、図1に示した予圧装置100を示す側面図であって図中左側半分は中心軸の位置で破断して示す側断面図であり、(a)は爪部104と爪部105とが係合した状態を示す図であり、(b)は転がり玉軸受(図示せず)に予圧をかけている状態を示す図である。
一方のホルダー103の爪部104と、他方のホルダー103の爪部105とが係合し、また、一方のホルダー103の爪部105と、他方のホルダー103の爪部104とが係合すると、コイル状ばね101の弾性力で、互いの爪部104と爪部105とが当接し、一方のホルダー103と他方のホルダー103とがこれ以上離間しないように係止される。この状態で、コイル状ばね101は自由長よりも短くなるように圧縮され、蓄勢状態にある(図5(a)参照)。
図5(b)に示すように、予圧装置100を、コイル状ばね101の弾性方向外側からさらに圧縮すると、一方のホルダー103の鍔部106と他方のホルダー103の鍔部106との距離は縮まり、互いの爪部104と爪部105との当接は離れて距離aを有する。この状態においては、距離aによりコイル状ばね101の蓄勢が転がり玉軸受(図示せず)に予圧をかけ、また、転がり玉軸受の取り付けやすさのため、互いの鍔部106同士がさらに近づける余裕を有する。
本実施の形態の予圧装置100は、2つのホルダー103によって押さえられているので、コイル状ばね101を圧縮する際に暴れないように容易に制御可能であり、転がり玉軸受に予圧をかけるように組み込む際の作業を容易に行うことができる。
また、本実施の形態の予圧装置100は、中空であって弾性方向両側に開口を有するコイル状ばね101の両側の開口のそれぞれにホルダー103を挿入して、ホルダー103がコイル状ばね101を隠さずに、外周方向からコイル状ばね101を視認可能に構成したので、コイル状ばね101の有無や種類等を後から容易に視認することができる。
図6は、図1に示した予圧装置100を組み込んだモータを示す側断面図である。
モータ1は、転がり玉軸受3および10を介して回転軸2を回動自在に保持している。本実施の形態では予圧装置100によって転がり玉軸受3および10に予圧をかける構成としている。
転がり玉軸受3および10は軸受ライナー20の内周面に配置されており、予圧装置100は、軸受ライナー20の内周面内側に突出して径小となる凸部21と転がり玉軸受3との間に介在する。
転がり玉軸受10は、内輪14と外輪15との間に複数の玉16を設けて、玉16によって内輪14と外輪15とが相対的に回動自在にしている。回転軸2は内輪14の内周面に圧入されるなどして固定され、外輪15の外周面は軸受ライナー20の内周面に配置される。外輪15の下端面は軸受ライナー20の内周面の凸部21の上面に当接している。
転がり玉軸受3は、内輪4と外輪5との間に複数の玉6を設けて、玉6によって内輪4と外輪5とが相対的に回動自在にしている。回転軸2は内輪4の内周面に圧入されるなどして固定され、外輪5の外周面は軸受ライナー20の内周面に空隙を有して配置される。
予圧装置100の上部の鍔部106の上面は軸受ライナー20の内周面の凸部21の下面に当接し、予圧装置100の下部の鍔部106の下面は転がり玉軸受3の外輪5にのみ当接する。転がり玉軸受3の外輪5は予圧装置100により下向きに荷重を受ける。転がり玉軸受3の外輪5に加わった荷重は、玉6、内輪4、回転軸2を経由し、転がり玉軸受10の内輪14、玉16、外輪15へと伝わる。これによって転がり玉軸受3および10に適切に予圧をかけることができる。
図7は、図5とは別の予圧装置の例を示す図であって、(a)はより細いコイル状ばねを用いた場合を示す図であり、(b)はより太いコイル状ばねを用いた場合を示す図である。図中、図5と同じ構成部材には同じ参照番号を付し、詳しい説明は省略する。
図7(a)の例では、予圧装置1100は、図5のコイル状ばね101の代わりにコイル状ばね1101を用いている。コイル状ばね1101はコイル状ばね101より細く、所望の予圧力を得ることができる。
図7(b)の例では、予圧装置2100は、図5のコイル状ばね101の代わりにコイル状ばね2101を用いている。コイル状ばね2101はコイル状ばね101より太く、所望の予圧力を得ることができる。
本実施の形態では、図5(b)、図7(a)、図7(b)のそれぞれにおいて、組み込まれたコイル状ばねを例えば目視やカメラ撮影等によって自動認識することが可能であり、所望の予圧力を得るための太さのコイル状ばねが組み込まれているかを容易に識別可能である。
図8は、図1に示した予圧装置とは別の例を示す図であり、転がり玉軸受に予圧をかけるように組み込んだ状態を示す側断面図である。図中、図6と同じ構成部材には同じ参照番号を付し、詳しい説明は省略する。
この例では、転がり玉軸受3および10を介して回転軸2を回動自在に保持している。本実施の形態では予圧装置3100によって転がり玉軸受3および10に予圧をかける構成としている。
図6に示した予圧装置100では、ホルダー103を2つ用意し、この2つでコイル状ばね101をはさんで構成したが、この図8の例の予圧装置3100は、図8において上方のホルダーをホルダー103とは別のホルダー1103にしている。
ホルダー1103は、環状の鍔部1106を有し、この鍔部1106によって、コイル状ばね101の弾性方向の端部を押さえ、対向するホルダー103との間にコイル状ばね101を保持する。
上のホルダー1103と下のホルダー103との周方向の位置合わせは、上のホルダー1103の爪部1104と下のホルダー103の爪部105とが嵌まり、上のホルダー1103の爪部1105と下のホルダー103の爪部104とが嵌まるようにする。
転がり玉軸受3および10は中空円筒状の軸受ライナー1020の内周面に配置されている。
予圧装置3100のホルダー1103は、嵌合圧入によって軸受ライナー1020の内周面にホルダー1103の鍔部1106の外周面が固定され、ホルダー103の鍔部106が転がり玉軸受3の外輪5に荷重をかける。
転がり玉軸受10の外輪15の下端面は、予圧装置3100のホルダー1103の鍔部1106の上端面に当接する。
図6の例では、軸受ライナー20の内径円筒部に、転がり玉軸受10や予圧装置100の軸方向位置を設定するために、転がり玉軸受10や予圧装置100の受け部としての凸部21を設けるように内径円筒部の一部を径小にする必要がある。この場合、軸受ライナー20において上下の転がり玉軸受のそれぞれを収容する転がり玉軸受収容部の同軸度を得るためには高い加工技術が必要となる。
図8の例のように、軸受ライナー1020の内径円筒部の一部に、ホルダー1103の鍔部1106を嵌合圧入固定する構造とすると、軸受ライナー1020において上下の転がり玉軸受のそれぞれを収容する転がり玉軸受収容部の同軸度を高い精度で容易に加工できるようになる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、実施の形態については上記に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更および組み合わせが可能である。
1 モータ
2 回転軸
3、10 転がり玉軸受
4、14 内輪
5、15 外輪
6、16 玉
100 予圧装置
101 弾性部材(コイル状ばね)

Claims (3)

  1. 転がり玉軸受の定圧予圧装置において、
    中空であって弾性方向両側に開口を有する弾性部材と、前記弾性部材の両側の開口のそれぞれに挿入する2つのホルダーとを備え、
    前記ホルダーが、前記弾性部材の開口に挿入したときに該挿入した開口の端部に当接して該弾性部材の弾性方向への延びを係止する鍔部と、前記弾性部材の反対側の開口から挿入した他のホルダーと係合して該他のホルダーとの離間を係止する爪部とを有し、
    前記弾性部材の両側から挿入した前記ホルダー同士が前記爪部によって係合して、前記弾性部材を自由長より短く、且つ、予圧に必要な荷重を得られる長さに保持するとともに、前記弾性部材は前記ホルダーから露出して予圧装置を構成し、
    前記予圧装置によって前記転がり玉軸受に予圧をかけるとき、前記転がり玉軸受が該転がり玉軸受の外輪でのみ前記予圧装置と接触することを特徴とする転がり玉軸受の予圧装置。
  2. 前記転がり玉軸受と、前記転がり玉軸受の予圧装置は、円筒状の軸受ライナーの内周面に配置され、前記弾性部材の両側の前記ホルダーのうち、片側の前記ホルダーの外周面が、軸受ライナーの内周面と嵌合固定することを特徴とする請求項1に記載の転がり玉軸受の予圧装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の転がり玉軸受の予圧装置を有するモータ。
JP2010193642A 2010-08-31 2010-08-31 転がり玉軸受の予圧装置及びその予圧装置を有するモータ Expired - Fee Related JP5606221B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010193642A JP5606221B2 (ja) 2010-08-31 2010-08-31 転がり玉軸受の予圧装置及びその予圧装置を有するモータ
US13/219,978 US8613558B2 (en) 2010-08-31 2011-08-29 Preload device of ball bearing and motor having the preload device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010193642A JP5606221B2 (ja) 2010-08-31 2010-08-31 転がり玉軸受の予圧装置及びその予圧装置を有するモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012052569A true JP2012052569A (ja) 2012-03-15
JP5606221B2 JP5606221B2 (ja) 2014-10-15

Family

ID=45697372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010193642A Expired - Fee Related JP5606221B2 (ja) 2010-08-31 2010-08-31 転がり玉軸受の予圧装置及びその予圧装置を有するモータ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8613558B2 (ja)
JP (1) JP5606221B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160003259A (ko) 2013-06-20 2016-01-08 가부시키가이샤 하모닉 드라이브 시스템즈 베어링 홀더, 베어링 기구 및 파동기어장치
JP2019526750A (ja) * 2016-09-13 2019-09-19 デルタ・モータースポーツ・リミテッド ガスタービン発電機の改良またはそれに関連する改良

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103742526B (zh) * 2013-12-24 2016-10-19 洛阳轴研科技股份有限公司 一种陀螺电机轴承单元
US10428839B2 (en) * 2017-01-08 2019-10-01 Asia Vital Components Co., Ltd. Vibration damper structure and series fan thereof
DE102017219087A1 (de) * 2017-10-25 2019-04-25 Vorwerk & Co. Interholding Gmbh Motorlagerung
US11131407B1 (en) 2018-10-31 2021-09-28 National Technology & Engineering Solutions Of Sandia, Llc Preload apparatus

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4632490Y1 (ja) * 1967-04-11 1971-11-10
US4655616A (en) * 1985-09-25 1987-04-07 Magtrol, Inc. Computer direct disc drive with magnetically stabilized shaft
US4672250A (en) * 1984-11-15 1987-06-09 A. O. Smith Corporation Drive motor bearing apparatus
US4719352A (en) * 1985-06-04 1988-01-12 Horiba, Ltd. Apparatus for intermitting beam of light for use in gas analyzer
US4727762A (en) * 1986-01-07 1988-03-01 Tsubakimoto Chain Co. Driving force support for linear actuator
JPH0482425U (ja) * 1990-11-27 1992-07-17
JPH0712625U (ja) * 1993-08-06 1995-03-03 日本精工株式会社 転がり軸受装置の予圧機構
JP2001330032A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Nsk Ltd 複列玉軸受装置
JP2003262221A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Nsk Ltd 軸受装置
US6896415B2 (en) * 2001-07-10 2005-05-24 Nsk, Ltd. Rolling bearing and bearing apparatus

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3628687A1 (de) * 1986-08-23 1988-02-25 Daimler Benz Ag Lagerung der auf einem wellenende einer rotorwelle nebeneinander angeordneten laufraeder von verdichter und turbine im turbinengehaeuse
US6971801B2 (en) * 2000-09-19 2005-12-06 Nsk. Ltd. Bearing unit

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4632490Y1 (ja) * 1967-04-11 1971-11-10
US4672250A (en) * 1984-11-15 1987-06-09 A. O. Smith Corporation Drive motor bearing apparatus
US4719352A (en) * 1985-06-04 1988-01-12 Horiba, Ltd. Apparatus for intermitting beam of light for use in gas analyzer
US4655616A (en) * 1985-09-25 1987-04-07 Magtrol, Inc. Computer direct disc drive with magnetically stabilized shaft
US4727762A (en) * 1986-01-07 1988-03-01 Tsubakimoto Chain Co. Driving force support for linear actuator
JPH0482425U (ja) * 1990-11-27 1992-07-17
JPH0712625U (ja) * 1993-08-06 1995-03-03 日本精工株式会社 転がり軸受装置の予圧機構
JP2001330032A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Nsk Ltd 複列玉軸受装置
US6896415B2 (en) * 2001-07-10 2005-05-24 Nsk, Ltd. Rolling bearing and bearing apparatus
JP2003262221A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Nsk Ltd 軸受装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160003259A (ko) 2013-06-20 2016-01-08 가부시키가이샤 하모닉 드라이브 시스템즈 베어링 홀더, 베어링 기구 및 파동기어장치
US10006534B2 (en) 2013-06-20 2018-06-26 Harmonic Drive Systems Inc. Bearing holder, bearing mechanism, and strain wave gearing device
JP2019526750A (ja) * 2016-09-13 2019-09-19 デルタ・モータースポーツ・リミテッド ガスタービン発電機の改良またはそれに関連する改良

Also Published As

Publication number Publication date
JP5606221B2 (ja) 2014-10-15
US8613558B2 (en) 2013-12-24
US20120051681A1 (en) 2012-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5606221B2 (ja) 転がり玉軸受の予圧装置及びその予圧装置を有するモータ
CN105317954B (zh) 滚珠丝杠装置
US8292056B2 (en) Roller assembly, roller unit, and conveyor apparatus
US9337600B2 (en) Rotatable connector device with two parts engaged with each other at two opposite positions
JPH01269714A (ja) 予圧付与した転がり軸受
KR20160082053A (ko) 모터
GB2503811A (en) Adjustable clamping device for a fastener
JP2007113628A (ja) スラストころ軸受
US5841210A (en) Electric drive motor with a compound bearing assembly
US20170159707A1 (en) Fan
JP2014001800A (ja) 軸受装置
US6837352B2 (en) One-way clutch apparatus
JP4746469B2 (ja) 円錐ころ軸受
JP2503186Y2 (ja) 転がり軸受装置
JP3021423B2 (ja) クラッチベル形部材
JP2006307973A (ja) 直動ワンウェイクラッチ
JP2004308782A (ja) 転がり軸受の軸への取り付け構造、止め部材
CN109312835B (zh) 机器人、马达单元及联轴器单元
JP2008275124A (ja) 軸受用クリープ防止機構
JP2011007312A (ja) 締結具
JP6500759B2 (ja) 圧入治具
CN203707954U (zh) 马达
JPH08170635A (ja) 単列転がり軸受の予圧装置
JP2012017751A (ja) ボールジョイントおよびボールジョイントの組立方法
JP2009210025A (ja) 逆入力防止クラッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5606221

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees