JP2012051493A - キャブのスライドドア構造 - Google Patents

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俊明 浦島
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Abstract

【課題】ドア開口面積がキャブの室寸法による制限を受けることなく広くなり、外部レールを不要にして美観及び管理性が向上したキャブのスライドドア構造を提供する。
【解決手段】開口部4の上端と下端にそれぞれドアパネル2のスライド方向へ延びるよう設けられた上ガイドプレート及び下ガイドプレート10と、該上ガイドプレート及び下ガイドプレート10に対し前記ドアパネル2のスライド方向へ移動し得るよう係合された中間スライドフレームMとを備え、該中間スライドフレームMに対し、前記ドアパネル2を開口部4に沿う水平方向へ移動し得るよう支持せしめる。
【選択図】図1

Description

本発明は、建設機械や車両等に用いられるキャブのスライドドア構造に関するものである。
一般に、ドアはスライド式のものと、ヒンジ式のものが使用されているが、建設機械等のキャブでは狭所での開閉を可能とするためにスライドドアが用いられることが多い。
図6は従来のキャブのスライドドア構造の一例を示すものであって、キャブ1の出入口側はドアパネル2と開口側壁面3とから構成され、開口部4には上部ガイドレール5及び下部ガイドレール6が設けられ、開口側壁面3の外側中央部には外部レール7が設けられ、上部ガイドレール5、下部ガイドレール6、及び外部レール7にドアパネル2がスライド移動可能に支持され、ドアハンドル8を操作することによりドアパネル2が開口側壁面3に沿って開閉されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
そして、図7に示すように、ドアパネル2が開口部4を閉鎖した状態では、ドアパネル2の後端が外部レール7の前端と接しており、又、図8に示すように、ドアパネル2が開口部4を開放した状態では、ドアパネル2の後端が外部レール7の後端まで移動する形となる。
特開2000−198356号公報
ここで、前記開口部4の幅は、キャブ1の開口側壁面3の範囲内で広く取ることは可能であるが、図8に示すドアパネル2の開放状態において、該ドアパネル2の前端の位置により、実際に人が通過できる開放幅が決められる。
従って、前記キャブ1の開口側壁面3後端部が、ドアパネル2後端のガイド(図示せず)を支える外部レール7の後端となり、該外部レール7の後端がドアパネル2開放時の限界となるため、前記開放幅はキャブ1の前後方向長さの半分を超えることができず、ヒンジ式のドアに比べて狭く、乗り降りが不便である。
更に、外部レール7はキャブ1の外側面の一部である開口側壁面3の中央部に形成されており、且つドアパネル2をスライド移動可能に支持するため、十分な強度を有する構造体となっている。
従って、外部レール7は外観を損ねるばかりでなく、外部レール7のレール溝に小石や雨水等の異物が入りやすく、ドアパネル2の開閉に支障が生じる等、管理上の問題ともなっている。
本発明は、斯かる実情に鑑み、乗り降り等の出入りが容易で、外観の美化、及び管理も容易なキャブのスライドドア構造を提供しようとするものである。
本発明は、キャブの開口部にドアパネルを、前記開口部が閉鎖される位置と前記開口部が開放される位置との間で該開口部に沿う水平方向へスライド自在となるよう配設したキャブのスライドドア構造において、
前記開口部の上端と下端にそれぞれ前記ドアパネルのスライド方向へ延びるよう設けられた上ガイドプレート及び下ガイドプレートと、該上ガイドプレート及び下ガイドプレートに対し前記ドアパネルのスライド方向へ移動し得るよう係合された中間スライドフレームとを備え、
該中間スライドフレームに対し、前記ドアパネルを前記開口部に沿う水平方向へ移動し得るよう支持せしめたことを特徴とするキャブのスライドドア構造にかかるものである。
前記キャブのスライドドア構造においては、前記開口部は、キャブの側壁面に形成され、
前記上ガイドプレート及び下ガイドプレートはそれぞれキャブの前後方向へ延びるよう水平に固定され、且つその長手方向に2個のガイド長孔が直列に位置するようそれぞれ穿設され、該各ガイド長孔は前端側が室内方向に向いたシフト部をそれぞれ有し、
前記中間スライドフレームは、前記上ガイドプレートに沿って延びる上中間ガイド部と、前記下ガイドプレートに沿って延びる下中間ガイド部とを有し、
前記上中間ガイド部は、前端部と中途部にピンがそれぞれ植設され、各ピンが上ガイドプレートの各ガイド長孔にそれぞれスライド移動し得るよう係合され、更に室外側の側面に断面がかぎ型の上ガイドレールを長手方向に有し、該上ガイドレールにより形成される凹溝の開口が下向きとなっており、
前記下中間ガイド部は、前端部と中途部にピンがそれぞれ植設され、各ピンが下ガイドプレートの各ガイド長孔にそれぞれスライド移動し得るよう係合され、更に室外側の側面に断面がL字型の下ガイドレールを長手方向に有し、該下ガイドレールにより形成される凹溝の開口が上向きとなっており、
前記ドアパネルは前記上ガイドレール及び下ガイドレールに案内されて水平方向に移動し得るよう支持されていることが好ましい。
本発明のキャブのスライドドア構造によれば、下記のような優れた効果を奏し得る。
(1)ドアパネルが中間スライドフレームの上中間ガイド部及び下中間ガイド部を介して上ガイドプレート及び下ガイドプレートに取り付けられているので、二段式に中間スライドフレームの上中間ガイド部及び下中間ガイド部の長さ分だけドアパネルの開閉ストロークが得られ、ドア開口面積がキャブの室寸法により制限されることなく、開放幅を広くすることができる。
(2)ドアパネルが中間スライドフレームの上中間ガイド部及び下中間ガイド部を介して上ガイドプレート及び下ガイドプレートに取り付けられるので、従来のような外部レールが不要となり、しかも、中間スライドフレームの上中間ガイド部及び下中間ガイド部は閉状態では上ガイドプレート及び下ガイドプレート側に引き込まれ、外部に露出しない構造となっている。従って、美観、管理性が向上する。
本発明のキャブのスライドドア構造の実施例を示す斜視図であって、(a)は閉状態、(b)は外側にシフトした状態、(c)は半開状態、(d)は開放状態を示す図である。 図1(b)の状態での開口部上側におけるガイド長孔とピンとの位置関係を示す詳細図である。 図1(b)の状態での開口部下側におけるガイド長孔とピンとの位置関係を示す詳細図である。 図1(c)の状態での開口部下側におけるガイド長孔とピンとの位置関係を示す詳細図である。 本発明のキャブのスライドドア構造の実施例を示す正断面図であって、(a)は図1(a)の閉状態に対応する図、(b)は図1(b)の外側にシフトした状態に対応する図である。 従来のキャブのスライドドア構造の一例を示す側面図である。 従来のキャブのスライドドア構造の一例におけるドアパネルの閉状態を示す斜視図である。 従来のキャブのスライドドア構造の一例におけるドアパネルの開放状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図5は本発明のキャブのスライドドア構造の実施例を示すものであり、キャブ1は、ドアパネル2と、開口側壁面3と、開口部4とを備え、該開口部4の上部及び下部に、前記キャブ1の前後方向へ延びる上ガイドプレート9及び下ガイドプレート10がそれぞれ固着されている。
前記上ガイドプレート9及び下ガイドプレート10には、前記開口部4に収まり且つ前端側が開放されたコ字状の中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12が前記キャブ1の前後方向へ移動可能に取り付けられ、該中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12を介してドアパネル2が開口側壁面3に沿ってスライド移動可能に支持されている。尚、図5中、M1は中間スライドフレームMの上下方向へ延びる連結縦フレームであり、該連結縦フレームM1により水平方向へ延びる前記上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12の後端が連結され、前記コ字状の中間スライドフレームMが形成されている。
前記上ガイドプレート9は、図2に示す如く、前記開口部4に嵌め込まれたフレーム13の上辺によって構成されており、該上ガイドプレート9の長手方向の略全長に亘って、2個のガイド長孔14,15が前後方向へ直列に位置するよう穿設されている。該ガイド長孔14,15の前端側(キャブ1の前面側)は、所要の傾斜角度で屈曲するようキャブ1の室内側に向けられたシフト部16,17となっている。
前記中間スライドフレームMの上中間ガイド部11は、開口部4の開口幅と略同等の長さを有する細長の部材であり、図5に示す如く、該上中間ガイド部11の前端部及び中途部にブラケット18,19が室内側の側面に突設され、各ブラケット18,19にピン20,21が上向きにそれぞれ植設されている。ピン20,21は上端に抜け止めを有し、且つピン20,21の位置関係はシフト部16,17の前端位置にそれぞれ対応しており、ピン20,21がガイド長孔14,15をそれぞれ貫通した状態で、ガイド長孔14,15の略全長に亘り案内されて移動し得るようになっている。更に、上中間ガイド部11には室外側へ張り出す断面がかぎ型の上ガイドレール22が形成され、該上ガイドレール22により形成される凹溝23の開口が下向きになっている。
前記ドアパネル2の上面には長手方向の全長に亘って長溝24が刻設され、該長溝24に上ガイドレール22が隙間をもって嵌入し、上ガイドレール22に沿ってドアパネル2がスライド移動し得るようになっている。
前記下ガイドプレート10は、図3及び図4に示す如く、前記開口部4に嵌め込まれたフレーム13の下辺によって構成されており、該下ガイドプレート10の長手方向の略全長に亘って、2個のガイド長孔26,27が前後方向へ直列に位置するよう穿設されている。該ガイド長孔26,27の前端側(キャブ1の前面側)は、所要の傾斜角度で屈曲するようキャブ1の室内側に向けられたシフト部28,29となっている。
前記中間スライドフレームMの下中間ガイド部12は、開口部4の開口幅と略同等の長さを有する細長の部材であり、図5に示す如く、該下中間ガイド部12の前端部及び中途部にブラケット30,31が室内側の側面に突設され、各ブラケット30,31にピン32,33が下向きにそれぞれ植設されている。ピン32,33は下端に抜け止めを有し、且つピン32,33の位置関係はシフト部28,29の前端位置にそれぞれ対応しており、ピン32,33がガイド長孔26,27をそれぞれ貫通した状態で、ガイド長孔26,27の略全長に亘り案内されて移動し得るようになっている。更に、下中間ガイド部12には室外側へ張り出す断面がL型の下ガイドレール34が形成され、該下ガイドレール34により形成される凹溝35の開口が上向きになっている。
前記上側のガイド長孔14,15及びピン20,21の位置関係と、下側のガイド長孔26,27及びピン32,33の位置関係は、相互に合同となっている。
前記ドアパネル2の下端部には、図4及び図5に示す如く、2個のローラ36,37が取り付けられ、該ローラ36はドアパネル2の前面側近傍に位置し、前記ローラ37は下ガイドレール34の略半分の長さ分だけローラ36から離れて位置している。ローラ36,37は凹溝35の底面上を下ガイドレール34の略半分の長さに亘ってそれぞれ転動し、下ガイドレール34及び上ガイドレール22に沿ってドアパネル2がスライド移動し得るようになっている。
更に、前記中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12にはロック機構が備えられている。ロック機構の例としては、機械駆動式、電気駆動式、磁気駆動式等いずれのものも使用可能であり、例えば、図5(a)(b)に示すように、上中間ガイド部11における上ガイドレール22の前端部内面側に突起38を突出・引き込み可能に設け、ドアパネル2の前端側上端部であって長溝24に面する部分に穴39を凹設し、ドアパネル2と上中間ガイド部11が完全に重なったときに、突起38が穴39に嵌合し得るようになっている。同様に、下中間ガイド部12における下ガイドレール34の前端部外面側に突起40を突出・引き込み可能に設け、ドアパネル2の前端側下端部であって下ガイドレール34に面する部分に穴41を凹設し、ドアパネル2と上中間ガイド部11が完全に重なったときに、突起40が穴41に嵌合し得るようになっている。これにより、ドアパネル2が閉状態のとき、ドアパネル2と上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12は完全に重なって、前記ロック機構がロックされた状態となり、ドアパネル2と上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12が一体となって移動し、上中間ガイド部11のピン20,21及び下中間ガイド部12のピン32,33がガイド長孔14,15及びガイド長孔26,27の後端にそれぞれ到達したときに、前記ロック機構が解除され、ドアパネル2のみがローラ36,37により上ガイドレール22及び下ガイドレール34に案内されて、上ガイドレール22及び下ガイドレール34の後端まで移動し得るようになっている。尚、図5には、前記ロック機構をドアパネル2の上下に設けた例を示しているが、ドアパネル2の上下のいずれか一方に設けるようにすることも可能である。
次に、上記実施例の作用を説明する。
図1(a)及び図5(a)に示す如く、ドアパネル2が閉状態にある場合、上ガイドプレート9及び下ガイドプレート10に対し、中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12とドアパネル2とが完全に重なり、ピン20,21,32,33がいずれもガイド長孔14,15,26,27のシフト部16,17,28,29の前端部にそれぞれ位置しており、ロック機構を構成する突起38,40が穴39,41にそれぞれ嵌合し、ドアパネル2は開口部4を閉鎖している。
前記ドアパネル2が開口部4を閉鎖している状態から、ドアハンドル8を持って手前に引くと、ドアパネル2と中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12とは、嵌合する突起38,40及び穴39,41からなるロック機構により一体化しているため、ピン20,21,32,33がいずれもガイド長孔14,15,26,27のシフト部16,17,28,29の前端部から、図2及び図3に示す如く、変曲点まで移動し、ドアパネル2が室外側に移動してせり出す。これにより、図1(b)及び図5(b)に示すように、ドアパネル2が開口側壁面3と干渉することなく、移動可能な位置に移動する。
この後、前記ドアハンドル8を持ってドアパネル2の開方向に力を付与すると、ピン20,21,32,33がいずれもガイド長孔14,15,26,27の後端まで移動し(図4参照)、ドアパネル2も中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12と一体に移動し、図1(c)に示す半開状態になる。
更に、前記ドアハンドル8を持ってドアパネル2の開方向に力を付与すると、ロック機構の突起38,40が引っ込んでロック状態が解除され、ドアパネル2が中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12に対しスライド可能な状態となる。ドアパネル2の下端部はローラ36,37が下ガイドレール34により形成される凹溝35に案内され、且つドアパネル2の上端部は長溝24が上中間ガイド部11の上ガイドレール22に案内され、ドアパネル2は更に開方向に移動し、ローラ37が下中間ガイド部12の後端部で停止し、図1(d)に示すように、ドアパネル2が開放された状態になる。
一方、前記ドアパネル2を閉める場合は、図1(d)に示す状態から、ドアハンドル8を持ってドアパネル2の閉方向に力を付与すると、ドアパネル2が閉方向に移動するが、ピン20,21,32,33の上ガイドプレート9及び下ガイドプレート10に対する摺動抵抗よりも、ローラ36,37の凹溝35に対する転がり抵抗の方が小さいため、ドアパネル2のみが中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12に対し閉方向に移動して行き、該ドアパネル2が、図1(c)に示す如く、中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12と完全に重なり合う位置まで来ると、ローラ36,37が凹溝35の前端部に当接し、且つ前記ロック機構の突起38,40が穴39,41に嵌合してロック状態となり、ドアパネル2と中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12とが一体化される。
更に、前記ドアハンドル8を持ってドアパネル2の閉方向に力を付与すると、ピン20,21,32,33がガイド長孔14,15,26,27内を移動して図1(b)に示す状態となり、次いで前記ピン20,21,32,33がシフト部16,17,28,29の前端部に到達して、ドアパネル2が室内側に引き込まれるようにシフト移動し、図1(a)に示す如く、開口部4を閉鎖した状態となる。
よって、前記開口部4の幅の約半分の長さを中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12がスライド移動してドアパネル2が半開となり、更に中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12の約半分の長さをローラ36,37が移動してドアパネル2がスライドするため、ドアパネル2の開放時に開口部4の幅と略同等の開放幅が得られる。
又、従来のような外部レールが不要となり、しかも、中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12は閉状態では上ガイドプレート9及び下ガイドプレート10側に引き込まれ、外部に露出しない構造となっているため、外観を損ねず、美観が向上すると共に、外部レールのレール溝に小石や雨水等の異物が入る心配もなく、ドアパネル2の開閉に支障が生じにくくなって、管理性も向上する。
因みに、上記した実施例において、ドアパネル2が閉状態にある場合、ドアパネル2をドアハンドル8により手前に引いたときに、ドアパネル2と中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12とが一体となって、ピン20,21,32,33がシフト部16,17,28,29に案内され、ドアパネル2の後端が開口側壁面3の外側にシフト移動して、先にドアパネル2がスライド移動して半開となり、次いで中間スライドフレームMの上中間ガイド部11及び下中間ガイド部12がドアパネル2と一体になって移動して全開となるようにすることも可能であり、このように構成すれば、前記ロック機構は不要となる。
尚、本発明のキャブのスライドドア構造は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、建設機械のキャブに限らず、自動車等にも適用可能なこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 キャブ
2 ドアパネル
3 開口側壁面
4 開口部
9 上ガイドプレート
10 下ガイドプレート
11 上中間ガイド部
12 下中間ガイド部
14 ガイド長孔
15 ガイド長孔
20 ピン
21 ピン
22 上ガイドレール
23 凹溝
26 ガイド長孔
27 ガイド長孔
32 ピン
33 ピン
34 下ガイドレール
35 凹溝
M 中間スライドフレーム

Claims (2)

  1. キャブの開口部にドアパネルを、前記開口部が閉鎖される位置と前記開口部が開放される位置との間で該開口部に沿う水平方向へスライド自在となるよう配設したキャブのスライドドア構造において、
    前記開口部の上端と下端にそれぞれ前記ドアパネルのスライド方向へ延びるよう設けられた上ガイドプレート及び下ガイドプレートと、該上ガイドプレート及び下ガイドプレートに対し前記ドアパネルのスライド方向へ移動し得るよう係合された中間スライドフレームとを備え、
    該中間スライドフレームに対し、前記ドアパネルを前記開口部に沿う水平方向へ移動し得るよう支持せしめたことを特徴とするキャブのスライドドア構造。
  2. 前記開口部は、キャブの側壁面に形成され、
    前記上ガイドプレート及び下ガイドプレートはそれぞれキャブの前後方向へ延びるよう水平に固定され、且つその長手方向に2個のガイド長孔が直列に位置するようそれぞれ穿設され、該各ガイド長孔は前端側が室内方向に向いたシフト部をそれぞれ有し、
    前記中間スライドフレームは、前記上ガイドプレートに沿って延びる上中間ガイド部と、前記下ガイドプレートに沿って延びる下中間ガイド部とを有し、
    前記上中間ガイド部は、前端部と中途部にピンがそれぞれ植設され、各ピンが上ガイドプレートの各ガイド長孔にそれぞれスライド移動し得るよう係合され、更に室外側の側面に断面がかぎ型の上ガイドレールを長手方向に有し、該上ガイドレールにより形成される凹溝の開口が下向きとなっており、
    前記下中間ガイド部は、前端部と中途部にピンがそれぞれ植設され、各ピンが下ガイドプレートの各ガイド長孔にそれぞれスライド移動し得るよう係合され、更に室外側の側面に断面がL字型の下ガイドレールを長手方向に有し、該下ガイドレールにより形成される凹溝の開口が上向きとなっており、
    前記ドアパネルは前記上ガイドレール及び下ガイドレールに案内されて水平方向に移動し得るよう支持されている請求項1記載のキャブのスライドドア構造。
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