JP2012047878A - 品質管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板の製造処理装置が設置されているクリーンルームの環境情報を監視して環境起因による不良基板の発生を抑制するための品質管理システムであって、
検査結果管理DBと、装置データ管理DBと、実績情報分析DBと、品質監視システムと、工程制御システムを備えたことを特徴とする品質管理システム。
【選択図】図4
Description
原因の調査、対応が行われる。
処理装置で処理された基板を検査する検査装置から取得した検査結果を管理する検査結果管理データベース(以下、DB)と、
処理装置から取得した処理装置内部と処理装置周辺(以下、装置外部という)の環境情報を管理する装置データ管理DBと、
前記検査結果管理DBと前記装置データ管理DBの情報から分析して得られる実績情報分析DBと、
前記実績情報分析DBに基づいて品質監視を行う品質監視システムと、
前記品質監視システムが環境情報の異常を感知した場合に、前記処理装置や前記基板を搬送する装置を制御する工程制御システムを備えたことを特徴とする品質管理システムである。
ぱーてい
ており、相互に通信可能な構成となっている。
ブルは、<基板紐付け情報管理テーブル>における各装置の装置内外の塵数と、<欠陥情報管理テーブル>内の各検査情報を基板IDに基づいて紐付けを行ったテーブルである。
<装置塵数−検査結果紐付けテーブル>を用いて、条件導出に使用する期間において、次に示す項目を抽出する。即ち抽出項目として、装置内部塵数、装置外部塵数、検査装置ID、検査判定を抽出する。
(2)各塵数単位の判定内訳集計
(1)で抽出した項目を使用して、装置内部塵数、および装置外部塵数に対する検査判定別の集計を行い、次の項目を取得する。即ち取得項目として、装置内部塵数、装置外部塵数、検査装置ID、総数、判定NG数、NG発生率を取得する。
(3)異常条件の導出
(2)で取得した項目について、装置内部塵数、装置外部塵数それぞれにおいて、検査装置毎にNG発生率が最大である塵数を検索する。検索の結果を装置内部塵数/装置外部塵数の異常値(塵数許容上限)として導出し、以下の項目で管理する。即ち装置塵数異常条件として装置ID、検査装置ID、装置内部塵数上限、装置外部塵数上限を異常条件として決定する。
(1)条件導出対象期間の情報取得
<装置塵数−検査結果紐付けテーブル>を用いて、条件導出に使用する期間において、次に示す項目を抽出する。即ち、抽出項目として装置内部塵数、装置外部塵数、検査装置ID、検査種別、Oサイズの検出数、Sサイズの検出数、Mサイズの検出数、Lサイズの検出数、Xサイズ検出数を抽出する。
(2)各塵数別の検出数の統計量算出
(1)で抽出した項目を、装置内部塵数、装置外部塵数と検査種別、欠陥サイズ毎に検出数に対する統計情報を算出し、次に示す情報を取得する。即ち、取得情報として、装置内部塵数/装置外部塵数、検査装置ID、検査種別、欠陥サイズ、最大検出数、最小検出数、平均検出数情報を取得する。
(3).異常条件の導出
(2)で取得した統計情報に基づいて異常条件を決定する。異常条件決定は以下の手順で行う。
(3−1)使用統計情報の決定
使用する統計情報は、対象装置毎に品質監視システム内で設定可能とし、例えば平均検出数を使用統計情報とする。
(3−2)使用統計情報の異常判定数の取得
<検査装置別欠陥検出数統計量テーブル>から、対象の装置、検査装置、検査種別、欠陥サイズ、対象統計量における統計量を取得する。
(3−3)塵数上限の取得
(3−1)の使用統計情報と、(3−2)の対象統計量の比較を行う。比較結果、上限値をオーバーする直前の各塵数を、装置内部塵数/装置外部塵数の異常値(塵数許容上限)として決定し、品質監視システム内に異常判定条件として以下の項目で管理する。即ち、装置ID、検査装置ID、検査種別、欠陥サイズ、装置内部塵数上限、装置外部塵数上限を装置塵数異常条件として決定する。
即ち、異常感知設定として、
(1)装置ID、検査判定分析判定を使用するか、または使用しない(装置塵数−検査判定の異常条件による判定使用/未使用)。
(2)欠陥数分析判定を使用するか、または使用しない(装置塵数−欠陥検出数の異常条件による判定使用/未使用)
(3)異常時処置内容(装置停止/アラーム発報等)
フローを図5を用いて説明する。
(1)対象装置の装置塵数のモニタリング
品質監視システムは、装置データ管理DB内の<定期データ管理テーブル>において、監視対象となっている装置内外の塵数の最新情報を取得する(S1)。
(2)対象装置の異常判定条件取得
対象装置に対する異常判定条件を、品質監視システム内の設定情報から取得する(S2)。
(3)塵数の異常判定
ステップ(S2)で取得した異常判定条件に基づいて、ステップ(S1)で取得した装置内外の塵数が判定条件の上限値以上か否かを判定する(S3)。上限値以内であった場合(S3のYES)処理を終了する。上限値以上であった場合(S3のNO)、現在の塵数は異常値と判定し、ステップ(S4)以降の異常判定後処理を行う。
(4)異常判定後処理
上限値以上であった場合(S3のNO)、即ち異常と判定した場合は品質監視システムは工程制御システムに対して次に示す情報を送信する(S4)。品質監視システムが工程制御システムに対して送信する<送信情報>は、装置クリーン度低下、対象装置、対象箇所(装置内/装置外)、要求処置(装置停止/アラーム発報等)である。
(5)工程制御システムによる異常処置
異常情報を受信した工程制御システムは、受信内容に従い、アラーム発報、装置停止等の指示を行う(S5)。その後、オペレータ確認により装置清掃等の処置を行う。
2・・・基板
3・・・ブラックマトリックス(BM)
4−1・・・レッドRの着色画素(R画素)
4−2・・・グリーンGの着色画素(G画素)
4−3・・・ブルーBの着色画素(B画素)
5・・・透明電極
6・・・フォトスペーサー(PS)
7・・・バーテイカルアライメント(VA)
11・・・基板投入装置
12・・・搬送装置(1)
13・・・プロセス装置(1)
14・・・搬送装置(2)
15・・・プロセス装置(2)
16・・・搬送装置(3)
17・・・検査装置
18・・・基板回収装置
21・・・検査結果管理DB
22・・・装置データ管理DB
23・・・実績情報分析DB
24・・・品質監視システム
25・・・工程制御システム
Claims (5)
- 基板の製造処理装置(以下、処理装置という)が設置されているクリーンルームの環境情報を監視して環境起因による不良基板の発生を抑制するための品質管理システムであって、
処理装置で処理された基板を検査する検査装置から取得した検査結果を管理する検査結果管理データベース(以下、DB)と、
処理装置から取得した処理装置内部と処理装置周辺(以下、装置外部という)の環境情報を管理する装置データ管理DBと、
前記検査結果管理DBと前記装置データ管理DBの情報から分析して得られる実績情報分析DBと、
前記実績情報分析DBに基づいて品質監視を行う品質監視システムと、
前記品質監視システムが環境情報の異常を感知した場合に、前記処理装置や前記基板を搬送する装置を制御する工程制御システムを備えたことを特徴とする品質管理システム。 - 前記検査結果管理DBは、検査装置から得られた欠陥情報を管理する管理テーブルと、特性値情報を管理する特性値管理情報と、を有することを特徴とする請求項1に記載の品質管理システム。
- 前記装置データ管理DBは、定期的に装置から収集した情報を管理する定期データ管理テーブルと、前記定期的に装置から収集した情報と処理中の基板を紐付ける基板紐付け情報を管理する基板紐付け情報管理テーブルと、を有することを特徴とする請求項1に記載の品質管理システム。
- 前記実績情報分析DBは、前記基板紐付け情報管理テーブルにおける各処理装置の装置内部及び装置外部の塵数と前記欠陥情報管理テーブルにおける各検査情報を基板IDに基づいて紐付けを行った装置塵数−検査結果紐付けテーブルと、欠陥検出情報管理テーブルから得られた各検査装置における検出種別、欠陥サイズ毎に算出した統計量を格納した検査装置別欠陥検出数統計量テーブルと、を有することを特徴とする請求項1に記載の品質管理システム。
- 前記品質監視システムは、前記装置塵数−検査結果紐付けテーブルの情報に基づいて装置内部及び装置外部の塵数の異常条件を導出することを特徴とする請求項1または4に記載の品質管理システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010188341A JP2012047878A (ja) | 2010-08-25 | 2010-08-25 | 品質管理システム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2012047878A true JP2012047878A (ja) | 2012-03-08 |
Family
ID=45902848
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JP2010188341A Pending JP2012047878A (ja) | 2010-08-25 | 2010-08-25 | 品質管理システム |
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Country | Link |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11224837A (ja) * | 1998-02-04 | 1999-08-17 | Sharp Corp | 処理装置の汚染管理システム |
JP2009229700A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Fujifilm Corp | 感光性積層体の貼り付け位置検査装置 |
JP2010134011A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-17 | Toppan Printing Co Ltd | 基板の欠陥原因装置特定システム |
-
2010
- 2010-08-25 JP JP2010188341A patent/JP2012047878A/ja active Pending
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JPH11224837A (ja) * | 1998-02-04 | 1999-08-17 | Sharp Corp | 処理装置の汚染管理システム |
JP2009229700A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Fujifilm Corp | 感光性積層体の貼り付け位置検査装置 |
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