JP2012047435A5 - - Google Patents

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加湿装置付き電気ストーブ
本願発明は、電気ストーブにおける加湿装置に関するものである。より詳しくは、
本体前面を開口し、発熱体およびガード部材を内装して、本体前面の開口前方を暖房エリヤとするとともに、本体底部に加湿装置を装備した電気ストーブに関するものである。
この種の電気ストーブの加湿装置として、本願出願人の出願である特開2009-276012号(特許文献1)「加湿器付き電気ストーブ」が存在する。
上記の加湿器付き電気ストーブにおいて,機体底部に、水タンク10の下方に位置して、加湿水受け室(貯水室)1’および加水室(加湿室)2’が形成された加湿装置が装備されている。加水室(加湿室)2’の底部には、加湿水受け室(貯水室)1’の上方の水タンク10より給水されて、常時加湿用の水が満たされている。
特開2009-276012号「加湿器付き電気ストーブ」
前記の公知技術において、機体ガ傾斜した場合に、加湿装置の加水室(加湿室)および加湿水受け室(貯水室)の水面が、機体の一部寄りに偏位することで、加水室への給水異常を生じる問題点がある。すなわち、加水室(加湿室)側へ傾斜した場合には、加水室(加湿室)への給水が供給過剰となり、加湿水受け室(貯水室)の水タンク下方の水位が低下して、水タンクの吐出口に空隙が発生して、水タン内へ空気が浸入して、異常給水状態となり、加湿ケースの端縁より漏水を生じて床面を汚染するおそれがある。
よって、本発明は、機体が許容範囲で傾斜状態においても、加水室の水位を許容範囲に維持すべく給水することを課題とする。
本願発明は、機体底部に加湿装置Aが装備され、該加湿装置Aには、本体内部に装備した電気式加熱装置よりの温風が供給されるとともに、加湿フィルター3が内装されている加湿室2と、前記水タンク10より給水されるところの、貯水室1とが形成されている、加湿装置付き電気ストーブにおいて、
前記貯水室1に、タンク頭部空間に位置して、受水溝4を形成し、前記貯水室1の周辺部寄りに位置して、第1水路溝5を形成し、
前記貯水室1の加湿室2寄りに、第2水路溝6を形成し、貯水室1において、加湿室2と受水溝4とを、第1水路溝5および第2水路溝6を介して連通したことを特徴とする。
削除
本願発明は、機体の許容範囲の傾斜状態に対して、貯水室の受水溝の水位を維持とすることにより、自動式給水機構の作動不良を防ぐとともに、加湿室の急激な水位変化を阻止することで、漏水を防ぐとともに加湿装置を正常に運転することができる効果を有する。
本願発明の実施例を示す、加湿装置の平面図。 同じく平面視長手方向の横断面図。 同じく縦断面図。 同じく部分拡大縦断面図。 図2のA-A線による縦断面図。 図2のB-B線による縦断面図。 図2のC-C線による縦断面図。 本願発明の前記加湿装置に、電気ストーブ本体の水タンクおよび加湿温風吹出しケースを付加して示す、斜視図。 本願発明の作用状態を示す図3同様の縦断面図。 先願発明の加湿装置付き電気ストーブを示す、縦断面図。 同じく部分拡大縦断面図。 同じく加湿温風発生機構の分解斜視図。 同じく加湿温風の発生状態を説明する、図9同様の縦断面図。
本発明の実施例の説明に先立って、図10ないし図13を参照して、先願発明の電気ストーブを説明する。
Bは、発熱体(パネルヒータ)21を内装した電気ストーブで、機体前面を開口してガード部材22を内装して、本体前面の開口前方を暖房エリヤとする。発熱体21と機体背面板23との間に遮熱板24を設ける。
機体背面板22と遮熱板24とにより、集熱ダクト25を形成して、集熱ダクト25の内部空間を、加熱室Hの背面側に隣接する第2加熱室H2を形成する。
集熱ダクト25の頂面開口により、第2加熱室H2は加熱室Hと連通している。
集熱ダクト25の上方および加熱室Hの上方には機体頂面板26を位置させるが、遮熱誘導板27を、機体頂面板26の下方、加熱室H内に設けて、機体天面の過熱を防止するとともに、加熱室H内より第2加熱室H2内へ温風K1を誘導する。
集熱ダクト25の下部に底面開口25bを形成し、電動ファン29を介して、第2加熱室H2を加湿装置A’に連通させる。
電動ファン29および水タンク10の上方を覆う背面カバー28を機体頂面板26に延設する。
加湿装置A’は、加湿フィルター(保水部材)3’を内装した加水室(加湿室)2’を有する加湿ケース14で構成する。
加湿ケース14には、加水室(加湿室)2’の片面(入力側)に温風受け室15を、他面(出口側)に加湿温風出口室16をそれぞれ連設している。また、加湿ケース14の一部(温風受け側)に、水タンク10の下方に位置して、加湿水受け室(貯水室)1’が形成されている。
加湿水受け室(貯水室)1’および加水室(加湿室)2’には、加湿ケースの底面に保水シート17が内装され、水タンク10より給水されて、加水室(加湿室)2’の底面には、常時加湿用の水が満たされている。よって、保水シート17に底面が接触している加湿フィルター(保水部材)3’には、常時、加湿用の水が供給されている。
水タンクを、逆直立壜状(ペットポトル状)の筒体で構成し、加湿ケースの底面に内装した保水シートに筒体の頭部先端開口を接当させ、保水シートを介して加水室の保水部材に毛細管現象により水タンクの加湿水を供給する自動式給水タンクを構成している。
加湿ケース11の加湿温風出口室16の上面に加湿温風吹出しケース18を戴置して、加湿温風吹出しケース18の加湿温風室H3を加湿温風出口室16に連通させる。加湿温風吹出しケース18は、機体底部に位置して装着され、その加湿温風吹出し口19は、機体前面底部に位置している。
電気ストーブBの運転にあたり、第2加熱室H2は遮熱板24を介して発熱体(ヒーター)21により加熱される。
図12を参照して、電動ファン29により吸引されて第2加熱室H2を降下する空気は加熱されつつ降下して、加熱空気K1が、加湿装置A‘の加湿ケースの加水室(加湿室)2’を通過して、加水室(加湿室)2’の加湿フィルター(保水部材)3’に加熱空気K1が供給される。
加水室(加湿室)2’の加湿フィルター(保水部材)3には、水タンク10より、常時、加湿用の水が毛細管現象で供給されている。
加湿フィルター(保水部材)3’を通過した加熱空気K1は、加湿温風K2となって加湿温風吹出しケース18の加湿温風室H3に供給される結果、加湿温風吹出しケース18の加湿温風室H3より、加湿温風K2を室内へ吹き出すことで、暖房室内の床面近傍に向け、加湿温風を供給する。
以下、図1ないし図7を参照して、本願発明を説明する。
本願発明は、先願発明では、水タンク10を、機体背面部に装備しているが、本願発明は機体側部に装備して、加湿フィルター3が内装されている加湿室2を機体一側寄り(左側)に、水タンクより給水されるところの貯水室1を機体他側寄り(右側)に配置するとともに、前述の先願発明の機体底部の加湿装置Aの構造を下記のとおりに変更する。
貯水室1に、水タンク10の下方に位置して、タンクキャップの収納空間の周囲を包囲するタンク頭部収容空間を形成する。
前記タンク頭部収容空間には、水タンク10の蓋キャップ10Aを収容自在とするが、その中心部に、蓋キャップ10Aの弁機構10Bと接当するための突起9を形成するとともに、前記突起9を包囲する受水溝 (環状溝)4を形成する。
前記貯水室1に、タンク頭部容空間に位置して、前記受水溝4を形成するとともに、周辺部寄りに位置して、第1水路溝5を形成し、受水溝4と第1水路溝5とを、連通水路7を介して連通する。
前記貯水室1の加湿室2寄り(中央寄り)に位置して、第2水路溝6を形成する。第2水路溝6の一端は、窓Qを介して第1水路溝5と連通し、他端は、窓Pを介して加湿室2に連通する。
貯水室1に、水タンク10の下方に位置して、タンクキャップの収納空間の周囲を包囲する隔壁12を設けることで、貯水室1を二分して、第1貯水室1Aと、加湿室2寄りに位置する第2貯水室1Bとを形成する。
よって、第1貯水室の受水溝4と加湿室2とは、連通水路7、第1水路溝5および第2水路溝6を介して連通する。
実施例においては、貯水検知室11を設ける。
該貯水検知室11は、前後方向に機体前面側に位置して、加湿室2と隣接し、貯水室1側に位置している。
貯水検知室11は、第1水路溝5の延長水路5aに連通して、第1貯水室1Aの受水溝4と連通し、フロート11aを装備して、受水溝4の水位を検知する。
前記隔壁12と、加湿用水検知室11の周壁の一部(隔壁12の延長部)12Aと、加湿ケース14の周壁の一部14aにより、タンク頭部収容空間を包囲する。
加湿ケース14の後方に後面板20を一体形成し、後面板20引出しにより、加湿装置Aを電気ストーブ本体より、取出し自在とする。
加湿装置Aは、加湿室2に挿入自在とする加湿ユニットCを有し、加湿ユニットCには、加湿フィルター3、送風受け室15および温風出口室16とを有する。
図8を参照して、機体本体の右側に装備した水タンク10より貯水室1に給水されて、受入水溝4には設定水位レベルの給水が維持されている。
加湿ユニットCの加湿フィルター3には、貯水室1より窓Pを通して給水され、常時。必要な水分が供給されている。
送風受け室15には、機体本体の電動ファン(図示省略)より加熱空気K1が供給され、該加熱空気K1は、送風受け室15より加湿フィルター3を通過したのち、水分が付加されて、加湿温風K2となって、温風出口室16より、加湿温風吹出しケース18より、流出する。
よって、加湿フィルター3を通過した加熱空気K1は、加湿温風K2となって加湿温風吹出しケース18に供給される結果、加湿温風K2を室内へ吹き出すことで、暖房室内の床面近傍に向け、加湿温風を供給する。
本願発明においては、機体が加湿室側へ傾斜した状態でも、第1貯水室の環状溝の水位は、一定範囲に維持されている。
機体が加湿室側へ傾斜した状態[機体右側(水タンク11側)が高い状態]を示す図9を参照して、第1貯水室の環状溝の水位L4(および貯水検知室11の水位L11、第1貯水室1Aの水位L1A)は、加湿室2の水位L2 (および第2貯水室1Bの水位L1B)に対して、高いレベルに維持されている。
従って、蓋キャップ10Aの弁機構の近傍に空隙が発生することはなく、過剰給水を生じない。よって、加湿ケースよりの漏水を防止できる。
本願発明は、加湿装置付き電気ストーブの使用を促進して、電気ストーブ製造関連産業、産業機械製造業等の産業発展に寄与するものである。
A 加湿装置
1 貯水室
1A 第1貯水室
1B 第2貯水室
2 加湿室
3 加湿フィルター
4 受水溝 (環状溝)
5 第1水路溝
6 第2水路溝
7 連通水路
10 水タンク
12 隔壁

Claims (2)

  1. 機体底部に加湿装置Aが装備され、該加湿装置Aには、本体内部に装備した電気式加熱装置よりの温風が供給されるとともに、加湿フィルター3が内装されている加湿室2と、前記水タンク10より給水されるところの、貯水室1とが形成されている、加湿装置付き電気ストーブにおいて、
    前記貯水室1に、タンク頭部空間に位置して、受水溝4を形成し、前記貯水室1の周辺部寄りに位置して、第1水路溝5を形成し、
    前記貯水室1の加湿室2寄りに、第2水路溝6を形成し、
    貯水室1において、加湿室2と受水溝4とを、第1水路溝5および第2水路溝6を介して連通したことを特徴とする加湿装置付き電気ストーブ
  2. 機体底部に加湿装置Aが装備され、該加湿装置Aには、本体内部に装備した電気式加熱装置よりの温風が供給されるとともに、加湿フィルター3が内装されている加湿室2と、前記水タンク10より給水されるところの、貯水室1とが形成されている、加湿装置付き電気ストーブにおいて、
    前記貯水室1に、水タンク10の下方に位置する受水溝4を有するタンクキャップの収納空間1Aの周囲を包囲する隔壁12を設けて、前記貯水室1を二分し、
    水タンク頭部の下方に位置して受水溝4を有する第1貯水室1Aと、加湿室2寄りに位置する第2貯水室1Bとを形成した
    ことを特徴とする加湿装置付き電気ストーブ。
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