JP2012045362A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステージで遊技球を振り分けて遊技盤の前側に落下させる際の間持ちを良くして、遊技者の興趣をより喚起できるようにする。
【解決手段】遊技盤12の前面に特別図柄始動手段20と、この特別図柄始動手段20の上方に配置され且つ球案内通路37からの遊技球を特別図柄始動手段20に入賞し易い第1落下部38と入賞し難い第2落下部39とに振り分けて遊技盤12の前側に落下させるステージ34とを備える。ステージ34は外周に球案内通路37からの遊技球が衝突する衝突部38,39を有し且つ横軸廻りに前上がり又は後上がりに回転して衝突後の遊技球を前記第1落下部38、第2落下部39の何れかに振り分ける回転体46を備えている。衝突部38,39には球案内通路37からの遊技球を第1落下部38へと案内し易い第1衝突部56と、球案内通路37からの遊技球を第2落下部39へと案内し易い第2衝突部57とがある。
【選択図】 図5

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
例えばパチンコ機には、遊技盤の遊技領域の略中央に配置された中央役物に、演出画像を表示する液晶式等の画像表示手段と、画像表示手段の前側に配置され且つ遊技球を適宜転動させながら左右に振り分けて遊技盤の前側へと落下させるステージとを備え、中央役物の下方に特別図柄始動手段を配置したものがある。
ステージには、従来、左右方向に波状又は凹凸状に形成された固定転動部を備えた固定式の他に、固定転動と可動体とを組み合わせた可動式のものがある。可動式のステージには、左右方向に波状に形成された転動部を前後方向に階段状に備え、その前後方向の中間の転動部を左右方向に往復移動させるようにした往復移動式(特許文献1)、転動部の左右中央に形成された隆起部に、上面に周方向に複数個の突起を有し且つ縦軸廻りに回転する回転体を備えた1軸回転式(特許文献2)、上面に凹溝を有し且つ内外に同心状に配置された内外2個の回転体を隆起部に備え、この各回転体を同心状の内外2本の縦軸により駆動するようにした2軸回転式(特許文献3)等がある。
特開2002−369919号公報 特開2005−334502号公報 特開2010−46426号公報
可動式のステージは、転動部上の遊技球が可動体と接触することにより、遊技球の挙動を積極的に不規則に変化させるため、遊技球の挙動に対する遊技者の興趣を固定式のステージに比較して喚起できる利点がある。
しかし、従来の可動式ステージは、可動転動部が左右に往復移動したり、回転体が縦軸廻りに回転して、転動部の上面側で遊技球の挙動を変化させる構成であって、遊技球が比較的短時間でステージを通過する構造であるため、間持ちが悪く遊技者の注意を十分に惹き付け得ない欠点がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、ステージで遊技球を振り分けて遊技盤の前側に落下させる際の間持ちを良くして、遊技者の興趣をより喚起できるステージを備えた弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技盤の前面に入球手段と、該入球手段の上方に配置され且つ球案内通路からの遊技球を前記入球手段に入球し易い第1落下部と入球し難い第2落下部とに振り分けて前記遊技盤の前側に落下させるステージとを備えた弾球遊技機において、前記ステージは外周に前記球案内通路からの遊技球が衝突する衝突部を有し且つ横軸廻りに前上がり又は後上がりに回転して衝突後の遊技球を前記第1落下部、第2落下部の何れかに振り分ける回転体を備え、前記衝突部は衝突後の遊技球を前記第1落下部へと案内し易い第1衝突部と、衝突後の遊技球を前記第2落下部へと案内し易い第2衝突部とを外周に周方向に備えたものである。
前記第1衝突部と前記第1落下部とを前後方向に備え、前記第1落下部の左右両側に前記第2落下部を備え、前記回転体は遊技球を前記第1落下部へと前後方向に案内し易い第1衝突部と前記第2落下部へと左右方向に案内し易い第2衝突部とを外周に有するものでも良い。前記第1衝突部は凹部と該凹部の左右両側の突条とを有し、前記第2衝突部は左右略中央に突条を有するものでも良い。
前記第1衝突部及び前記第2衝突部の左右両側に、遊技球を前記第2落下部へと案内する案内部を備えたものでも良い。前記第1落下部は前記回転体の前側の転動部上に配置された上落下部と、前記転動部の下側に配置された下落下部とを有し、前記第1衝突部の後側に球入口を有し且つ該球入口からの遊技球を前記下落下部へと案内する通路を備えたものでも良い。
遊技球を左右に転動させながら左右に振り分ける第1転動部と第2転動部と第3転動部とを奥から前へと前後方向の階段状に備え、前記第1転動部に前記球案内通路からの遊技球を前記回転体の前記衝突部上に落下させる第3落下部を、前記第2転動部に前記回転体を、前記第3転動部に前記第1落下部及び前記第2落下部を夫々備えたものでも良い。
前記第2転動部の横長状の開口部内に、少なくとも回転時に前記第1衝突部及び第2衝突部が前記開口部上に順次突出し且つ前記第2転動部上に遊技球が滞留しないように横長状の前記回転体を配置し、該回転体を駆動する駆動手段を前記第1転動部の下側に設けたものでも良い。
前記回転体は回転方向に二分割され且つ着脱自在に結合された一対の分割体を備え、一方の該分割体に前記第1衝突部を、他方の該分割体に第2衝突部を夫々備えたものでも良い。前記遊技盤の前面に装着された前構造体と、該前構造体の表示窓に対応して装着された画像表示手段とを有する中央役物を備え、前記画像表示手段の前下側で前記前構造体に前記ステージを設けたものでも良い。
本発明によれば、ステージで遊技球を振り分けて遊技盤の前側に落下させる際の間持ちを良くして、遊技者の興趣をより喚起できる利点がある。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の正面図である。 同ステージの正面図である。 同ステージの平面断面図である。 同ステージの側面断面図である。 同要部の正面断面図である。 同要部の側面断面図である。 同要部の一部破断平面図である。 同ステージの分解斜視図である。 同(A)(B)は回転体の分割体の斜視図である。 同動作説明図である。 同動作説明図である。 本発明の第2の実施形態を示すステージの斜視図である。 同要部の正面断面図である。 同本発明の第3の実施形態を示すステージの平面図である。 同正面断面図である。 同本発明の第4の実施形態を示すステージの平面図である。 同側面断面図である。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図11は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示する。パチンコ機は、図1に示すように、矩形状の外枠1と、この外枠1の前側にヒンジ2により縦軸廻りに開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3の前側にはガラス扉4と前面板5とが上下に配置され、前枠3に対してヒンジ2と同じ側に配置された上下一対のヒンジ6により縦軸廻りに開閉自在に枢支されている。
前面板5の前側には発射用の遊技球を貯留する球供給皿7が配置され、その側方に遊技球を発射する発射手段の発射ハンドル8が設けられている。ガラス扉4はその透視窓10を塞ぐ前後2枚のガラス板11(図3、図4参照)を有し、このガラス扉4の裏側に、ガラス扉4に対応するように前枠3に遊技盤12が着脱自在に装着されている。
遊技盤12の前面には、発射手段から発射された遊技球を誘導するガイドレール13と、略円弧状の内周面を有する外周飾り部材14とが周方向に装着され、そのガイドレール13と外周飾り部材14との内側が略円形状の遊技領域15となっている。
遊技領域15には中央役物18、普通図柄始動手段19、第1特別図柄始動手段20、第2特別図柄始動手段21、大当たり用の開閉入賞手段22、普通入賞手段23、普通図柄表示手段24、第1特別図柄表示手段25、第2特別図柄表示手段26、装飾体等の各種の遊技部品が配置されている。
中央役物18は遊技領域15の左右方向の略中央に配置されており、この中央役物18の上端側の左右中央より左側が左打ち通路28となり、右側が右打ち通路29となっている。従って、遊技領域15の上部に打ち込まれた遊技球は、左打ち通路28、右打ち通路29の何れかの流下通路を経て順次流下する。
中央役物18は、図2〜図4に示すように、遊技盤12の前側に装着された前構造体32Aと、遊技盤12の裏側に装着された裏構造体32Bと、前構造体32Aの表示窓32aに対応して遊技盤12の裏側で裏構造体32Bに装着された液晶式その他の画像表示手段33と、画像表示手段33の前側で前構造体32Aに装着されたステージ34とを有する。
中央役物18の下側の左右略中央には、この中央役物18と最下部のアウト球口35との間に第1特別図柄始動手段20と第2特別図柄始動手段21とが上下方向に配置されている。そして、中央役物18の左下側には左打ち通路28を置いて複数個の普通入賞手段23が配置され、また右下側には普通図柄始動手段19、開閉入賞手段22、普通入賞手段23等が配置されている。
前構造体32Aは左打ち通路28側に開口する球誘導口36と、この球誘導口36からの遊技球をステージ34へと案内する球案内通路37とを有し、球誘導口36、球案内通路37を経てステージ34へと誘導された遊技球を、そのステージ34で左右に振り分けて第1特別図柄始動手段20の上方から遊技盤12の前側へと落下させるようになっている。また前構造体32Aにはその前面等の適当箇所に普通図柄表示手段24、第1特別図柄表示手段25、第2特別図柄表示手段26が装着されている。
普通図柄表示手段24は普通図柄を変動表示するためのもので、複数種類の普通図柄(例えば2種類の「○」「×」)に対応する複数個の発光素子により構成されており、普通図柄始動手段19が遊技球を検出することを条件に2個の発光素子が交互に点灯するように所定時間点滅して、普通図柄始動手段19の遊技球の検出時に抽選した乱数値が予め定められた当たり判定値と一致した場合に当たり態様の「○」側の発光素子が点灯し、それ以外の場合に外れ態様の「×」側の発光素子が点灯して停止する。なお、変動後の普通図柄は1/10程度の所定の確率で当たり態様となる。
第1特別図柄表示手段25、第2特別図柄表示手段26は発光部位の変化等で第1特別図柄、第2特別図柄を変動表示可能なセグメント式等の表示手段により構成されており、第1特別図柄表示手段25は第1特別図柄始動手段20が、第2特別図柄表示手段26は第2特別図柄始動手段21が夫々遊技球を検出することを条件に、第1特別図柄、第2特別図柄が所定時間変動して、第1特別図柄始動手段20、第2特別図柄始動手段21の遊技球の検出時に抽選された乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致した場合に所定の大当たり態様で、それ以外の場合に外れ態様で停止するようになっている。
なお、変動後の第1特別図柄、第2特別図柄は、通常確率状態中は1/350等の通常確率で大当たり態様となり、大当たり状態終了後の高確率状態中は1/35等の高確率で大当たり態様となる。大当たり状態中の場合には第1特別図柄、第2特別図柄は何れも変動しないし、一方が変動中の場合には他方は変動しない。また各特別図柄の始動検出は所定の上限数(例えば4)まで保留可能であり、両方に1以上の保留がある場合には、第2特別図柄表示手段26の図柄変動が優先する。更に高確率状態中は第1特別図柄、第2特別図柄の変動時間も短縮される。
画像表示手段33は第1特別図柄表示手段25、第2特別図柄表示手段26に対応する演出図柄表示手段40を構成するもので、第1特別図柄、第2特別図柄の変動時にその図柄変動に同期して変動する1個又は複数個、例えば3個の演出図柄40a〜40cを変動表示する。演出図柄40a〜40cは第1特別図柄始動手段20、第2特別図柄始動手段21の遊技球の検出を条件に、抽選により決定された所定の演出図柄変動パターンを経て所定時間変動した後、第1特別図柄、第2特別図柄の変動終了に同期して所定の順序で順次停止する。なお、演出図柄表示手段40は第1特別図柄表示手段25、第2特別図柄表示手段26に対応して別々に設けてもよい。
演出図柄40a〜40cの変動後の停止図柄は、第1特別図柄、第2特別図柄が大当たり態様で停止する場合には全てが揃う大当たり演出態様となり、第1特別図柄、第2特別図柄が外れ態様で停止する場合には少なくとも一部が異なる外れ演出態様となる。
例えば、演出図柄40a〜40cには0〜9までの数字図柄が使用されており、特別図柄が大当たり態様で停止する場合には演出図柄40a〜40cは「7・7・7」等の大当たり演出態様で停止し、特別図柄が外れ態様で停止する場合には演出図柄40a〜40cは「2・4・5」等の外れ演出態様で停止する。
第1特別図柄始動手段20は非開閉式であって、画像表示手段33の下側に配置されており、この第1特別図柄始動手段20は右打ち通路29に比較して左打ち通路28を経て落下する遊技球が入賞し易くなっている。
第2特別図柄始動手段21は開閉式であって、左右一対の開閉部材21aを備えた電動チューリップ式入賞手段等により構成され、普通図柄表示手段24の変動後の普通図柄が当たり態様で停止した場合に所定の開放パターンで開放するようになっている。
第2特別図柄始動手段21の開放パターンには、開放時間の短い通常パターン(例えば0.2秒×1回)と開放時間の長い特別パターン(例えば2秒×3回)とがあり、通常確率状態中は通常パターンが、高確率状態中は特別パターンが夫々選択される。
開閉入賞手段22は変動後の第1特別図柄、第2特別図柄が大当たり態様で停止した場合に発生する大当たり状態中に所定の開放パターンで開閉するもので、この開閉入賞手段22に遊技球が入賞したときには、他の普通入賞手段23等への入賞よりも多くの賞球が払い出されるようになっている。この開閉入賞手段22は上向きに開口する大入賞口22aと、前後方向に出退して大入賞口22aを開閉する開閉板22bとを有する。
なお、開閉入賞手段22の開閉パターンは、開放後に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞するか、所定時間(例えば30秒)が経過するかの何れか早い方で閉じる開閉動作を1ラウンドとして、そのラウンド数の違いにより複数の種類があり、大当たりの抽選時にその複数種類の開閉パターンの何れかが抽選される。
普通図柄始動手段19は遊技球の検出を条件に普通図柄表示手段24の普通図柄を変動させるためのもので、右打ち通路29を経て流下する遊技球の通過を検出するようになっている。
ステージ34は図2〜図9に示すように構成されている。ステージ34は球案内通路37からの遊技球を左右方向に転動させながら、第1落下部38と第2落下部39との何れかに振り分けて、その落下部38,39から遊技盤12の前側に落下させるためのもので、画像表示手段33の前下側で前構造体32Aに設けられている。第1落下部38は第1特別図柄始動手段20に入賞し易い位置に遊技球を落下させるためのもので、この第1落下部38には第1特別図柄始動手段20の略直上で上下に配置された上落下部38aと下落下部38bとがある。第2落下部39は第1特別図柄始動手段20に入賞し難い位置に遊技球を落下させるためのもので、第1特別図柄始動手段20の略直上から左右に外れて第1落下部38の左右両側に配置されている。
ステージ34は、図2〜図9に示すように、前構造体32Aに設けられたステージ枠41を備え、このステージ枠41上に第1転動部42〜第3転動部44が前後方向の階段状に設けられている。第1転動部42は画像表示手段33の前側近傍に配置され、この第1転動部42から前側へと順次低くなるように第2転動部43と第3転動部44とが階段状に配置されている。
ステージ枠41の前端には、遊技盤12に前側から当接する前飾り板45aが当接され、またステージ34の後端には、画像表示手段33への遊技球の衝突を阻止する阻止板45bが第1転動部42の後端に沿って左右方向の略全長に設けられている。なお、ステージ枠41は前構造体32Aに装着してユニットとし、前構造体32Aを介して遊技盤12に装着してもよいし、前構造体32Aから分離して、前構造体32Aとは別に遊技盤12に装着するようにしてもよい。
各転動部42〜44は共に左右方向の中央部分が低くなる形状であって、その中央部分で遊技球を振り分けるようになっている。第1転動部42は左右両側に配置された傾斜部42aと、左右方向の略中央に配置された奥落下部(第3落下部)42bと、この奥落下部42bの左右両側に配置された隆起部42cと、この隆起部42cと傾斜部42aとの間に配置された左右の奥落下部42dとを有し、球案内通路37から一方の傾斜部42aを経て左右方向に転動する遊技球を、その慣性力に応じて何れかの奥落下部42b,42dに振り分けて、その奥落下部42b,42dから前側へと落下させるようになっている。
第2転動部43、第3転動部44は第1転動部42の左右の傾斜部42aの略前側に配置された共通の傾斜部43aを有する。第2転動部43は第1転動部42の奥落下部42bに対応して左右方向の略中央に配置された回転体46と、第1転動部42の奥落下部42dに対応して回転体46の左右両側に配置された凸状の隆起部43bと、回転体46と隆起部43bとの間に配置された凹状の中落下部43cと、隆起部43bと傾斜部43aとの間に配置された凹状の案内部43dとを有する。回転体46は第1転動部42からの遊技球をその前後と中落下部43cの何れかに振り分けるようになっている。
第3転動部44は回転体46の左右方向の略中央に対応して配置された凹状の入賞用の上落下部38aと、各傾斜部43aの中央側に連続して配置された凹状の第2落下部39と、第1落下部38と第2落下部39との間に配置され且つ第2落下部39側へと傾斜状に形成された凸状の隆起部44aとを有し、第2転動部43からの遊技球を第1落下部38、第2落下部39の何れかに振り分けるようになっている。
第1落下部38の上落下部38a、第2落下部39の前端は前飾り板45aの上端縁側に位置している。第1落下部38の下落下部38bは前飾り板45aの前面に開口状に形成されており、第2転動部43、第3転動部44の下側に形成された連通路47を介して、第1転動部42の奥落下部42bの下で回転体46の後側に開口する球入口48に連通され、この球入口48に入った遊技球を連通路47を経て遊技盤12の前側に落下させるようになっている。球入口48は上落下部38aと前後に相対応しており、回転体46と対向して第2転動部43の後側の後壁49に形成されている。連通路47は下カバー50上に前後方向に形成され、また下カバー50は回転体46等を下側から覆うようにステージ枠41の下側に装着されている。
回転体46は図5〜図9に示すように左右方向に長い横長状であって、第1転動部42の前端よりも前側に離れた位置で開口部51内に横軸廻りに回転自在に配置され、駆動手段52の駆動により増速機構53、駆動軸63を介してa矢示方向に回転する。開口部51は第2転動部43の左右の中落下部43c間に、前側の第3転動部44と連続状に形成されている。
回転体46は回転方向に二分割された半割状の分割体54,55を着脱自在に結合して構成されている。この回転体46の左右方向の略中央部には、奥落下部42bから落下する遊技球を振り分けるための第1衝突部56と第2衝突部57とが前後方向の略同一面上に位置する奥落下部42b、上落下部38a及び球入口48に対応して回転方向に設けられ、その第1衝突部56、第2衝突部57の左右両側に、遊技球を中落下部43cへと案内する案内部58,59が設けられている。案内部58,59は両端側へと細くなるように急テーパー部58a,59aと緩テーパー部58b,59bとにより構成されている。
第1衝突部56は奥落下部42bから落下する遊技球を第1落下部38へと案内し易くするためもので、回転方向に連続する凹部56aと、この凹部56aの左右両側に形成された回転方向の突条56bとを有し、奥落下部42bから落下する遊技球の衝突位置に応じて前後の何れかに振り分けるようになっている。第1衝突部56の左右両側には、突条56bの外側の急テーパー部58aと、この急テーパー部58aの外側の緩テーパー部58bとが設けられている。
なお、凹部56a内には、第1衝突部56に衝突する遊技球が振り分けられ易い方向を示す矢印、文字等の必要な表示が刻印等により付されている。第1衝突部56、急テーパー部58a、緩テーパー部58bは、一方の分割体54の外周に設けられている。第1衝突部56の突条56b及び急テーパー部58aの回転方向の両端には、第1衝突部56と第2衝突部57との接続部分で遊技球を左右方向に容易に排出できるように、回転方向の両側が低くなる傾斜部56c,58cが設けられている。
第2衝突部57は奥落下部42bから落下する遊技球を第2落下部39へと案内し易くし第1落下部38へは案内し難くするためのもので、第1衝突部56の凹部56aの左右方向の略中央に回転方向に形成された突条57aを有し、この突条57aに衝突した遊技球を左右の何れかに振り分けるようになっている。第2衝突部57の左右両側には突条57aの外側の急テーパー部59aと、この急テーパー部59aの外側の緩テーパー部59bとが設けられている。なお、第2衝突部57、急テーパー部59a、緩テーパー部59bは、他方の分割体55の外周に設けられている。
第2衝突部57の突条57aは第1衝突部56の突条56bと略同径か若干大径である。第2衝突部57の両側の急テーパー部59aは、第1衝突部56の両側の急テーパー部58aの左右方向の中間までであり、第1衝突部56の両側の急テーパー部58aに比較して傾斜角度が小さくなっている。
回転体46の上部側は開口部51から上方に突出しており、緩テーパー部58b,59bでも回転体46と後壁49との間に遊技球が滞留せず、球入口48、上落下部38a以外の遊技球の全てを左右の落下部43c等から第3転動部44へと案内するようになっている。
両分割体54,55の内部には左右両側に結合ボス部54a,55aが設けられ、その両結合ボス部54a,55aがネジ60により着脱自在に結合されている。一方の結合ボス部55aはネジ挿通孔55bを有し、そのネジ挿通孔55bから挿通されたネジ60が他方の結合ボス部54aのネジ孔54bに螺合している。回転体46には左右方向の一端に軸部54cが設けられると共に他端に駆動軸63が連結され、その軸部54c及び駆動軸63がブッシュ61を介してステージ枠41に横軸心廻りに回転自在に支持されている。各ブッシュ61はステージ枠41と、その下側に固定された下カバー50との間に介在されている。
駆動手段52は駆動モータにより構成され、ステージ枠41の下側に装着された支持枠62の取り付け部62aに第1転動部42の下側に対応して固定されている。駆動軸63は支持枠62の取り付け部62aに回転自在に挿通されている。増速機構53は取り付け部62aに対して駆動手段52と反対側に配置され、駆動手段52側の回転軸に固定された大径の駆動ギヤー53aと、この駆動ギヤー53aと噛合して駆動軸63に固定された小径の従動ギヤー53bとを備えている。なお、駆動手段52の回転速度が早い場合には増速機構53に代えて減速機構を設けてもよい。また増速機構53等を介さずに駆動手段52と駆動軸63とを連結してもよい。
ゲームに際しては、発射手段の発射ハンドル8を操作して遊技領域15へと遊技球を発射させる。このとき通常確率状態であれば、遊技者は第1特別図柄始動手段20に入賞し易い左打ち通路28に遊技球が集中するように左打ちをする。左打ち通路28を落下する遊技球が中央役物18の球誘導口36に入ると、その遊技球は球案内通路37を経てステージ34へと案内されて、このステージ34で第1転動部42から第2転動部43、第3転動部44を経て第1落下部38、第2落下部39の何れかに振り分けられた後、その第1落下部38、第2落下部39の何れかから遊技盤12の前側へと落下する。
第3転動部44を経て遊技球が遊技盤12の前側へと落下する場合、その遊技球が第1落下部38から落下すれば第1特別図柄始動手段20に入賞し易くなり、また第2落下部39から落下すれば第1特別図柄始動手段20に入賞し難くなる。
ステージ34で振り分けられた後の遊技球が第1落下部38から落下し、その遊技球が第1特別図柄始動手段20に入賞すると、第1特別図柄表示手段25の第1特別図柄、演出図柄表示手段40の演出図柄40a〜40cが同期して所定時間変動する。そして、第1特別図柄始動手段20に遊技球が入賞したときの抽選結果が大当たりか否かに応じて、第1特別図柄表示手段25の変動後の第1特別図柄が大当たり態様又は外れ態様で停止し、演出図柄表示手段40の演出図柄40a〜40cが大当たり演出態様又は外れ演出態様で停止する。
通常確率状態中でも右打ち通路29に進入した遊技球が普通図柄始動手段19に入賞すれば、普通図柄表示手段24の普通図柄が変動して変動後に当たり態様で停止することもある。しかし、通常確率状態中は第2特別図柄始動手段21の開放時間が僅かであるため、第2特別図柄始動手段21に遊技球が入賞する可能性は非常に低い。
第1特別図柄表示手段25の変動後の第1特別図柄が大当たり態様で停止すれば大当たり状態となり、開閉入賞手段22が抽選された所定の開閉パターンで所定ラウンド数開閉動作を繰り返すので、遊技者は開閉入賞手段22に遊技球が入賞し易い右打ち通路29側に遊技球を集中させるべく右打ちをする。右打ち通路29に入った遊技球は普通図柄始動手段19、開閉入賞手段22、特別図柄始動手段20,21等に入賞するか、アウト球口35側へと流下する。なお、大当たりの場合には、所定の開閉パターンで大入賞口22aが開放して、その開放時に多数の遊技球が入賞するため、遊技者は有利にゲームを行うことができる。
普通図柄始動手段19が遊技球を検出すると、普通図柄表示手段24の普通図柄が所定時間変動して当たり図柄又は外れ図柄で停止し、当たり図柄のときには第2特別図柄始動手段21が所定時間開放し、この第2特別図柄始動手段21に遊技球が入賞し易くなる。そして、第2特別図柄始動手段21に遊技球が入賞すると、第2特別図柄表示手段26の第2特別図柄が所定時間変動し、第1特別図柄表示手段25の第1特別図柄の場合と同様に動作する。
ステージ34では前後方向に階段状に配置された第1転動部42〜第3転動部44の内、その第2転動部43に回転体46があり、この回転体46が駆動手段52の駆動により横軸心廻りにa矢示方向に回転するようにしているので、この回転体46によって遊技球の振り分け時の間持ちが良くなり、ゲームでの遊技球の振り分けに関する遊技者の興趣を向上させることができる。
即ち、球誘導口36から球案内通路37を経てステージ34に誘導された遊技球は、第1転動部42上を左右方向に転動し、そのときの慣性力に応じて奥落下部42b,42dの何れかに振り分けられて第2転動部43へと落下する。左右の奥落下部42dから落下する遊技球は、第2転動部43、第3転動部44を経て第2落下部39から遊技盤12の前側へと落下し、その遊技球が第1特別図柄始動手段20に入賞する可能性は低い。
中央の奥落下部42bからの遊技球は、その前下側でa矢示方向に回転する回転体46の第1衝突部56、第2衝突部57の何れかに衝突する。そして、遊技球が第1衝突部56上に落下したときには、その遊技球が第1落下部38に振り分けられる可能性が大となり、また第2衝突部57上に落下したときには、その遊技球が第2落下部39に振り分けられる可能性が大となる。
例えば、図10(A)(B)に示すように第1衝突部56が回転体46の上側を通過する場合に、その頂部近傍から後側を含む範囲で左右の突条56b間に遊技球が落下すれば、その遊技球は回転体46の回転力等を受けて第1衝突部56の両側の突条56bにより後側へとa矢示方向に案内されて、回転体46の後側に開口する球入口48に入り連通路47を経て下落下部38bへとc矢示方向に案内された後、その下落下部38bから下方へとc矢示方向に落下する。
また第1衝突部56の頂部よりも前側で左右の突条56b間に遊技球が落下すれば、その遊技球は回転体46の回転とは逆に第1衝突部56の凹部56aの両側の突条56bにより前側へと反a矢示方向に案内されて、第3転動部44上の上落下部38aへとd矢示方向に案内された後、その上落下部38aから下方へとe矢示方向に落下する。
奥落下部42bから遊技球が落下する際に左右方向の一方側に振れた場合には、その遊技球が第1衝突部56の突条56bよりも外側に落下することがある。そのときには遊技球は回転体46の急テーパー部58aに沿って左右方向の外側へとf矢示方向に案内され、緩テーパー部58bから第2転動部43の中落下部43c、第3転動部44の第2落下部39へと案内されて行く。
図11(A)(B)に示すように第2衝突部57が回転体46の上側を通過する場合に、第2衝突部57の左右方向の略中央に突条57aがあるので、奥落下部42bから落下した遊技球は、回転体46の回転に関係なく突条57aにより左右の何れかに振り分けられる。例えば回転体46の急テーパー部59a側に振り分けられた遊技球は、急テーパー部59aに沿ってg矢示方向に移動し、緩テーパー部59b、第2転動部43の中落下部43cを経て第3転動部44の第2落下部39へと案内されて行く。また突条57aの両側の急テーパー部59a上に直接落下した遊技球も、同様に緩テーパー部59b、第2転動部43の中落下部43cを経て第3転動部44の第2落下部39へと案内されて行く。
なお、第2衝突部57の突条57aの最大径部分に遊技球が落下した場合には、その遊技球は前後の球入口48、第1落下部38の何れかへと案内されることがある。しかし、第2衝突部57の突条57aの左右幅は第1衝突部56の左右幅に比較して小であるため、第2衝突部57に衝突した遊技球が球入口48、第1落下部38の何れかに案内されることは少ないか、又は極稀である。
図12、図13は本発明の第2の実施形態を例示する。回転体46は、第1衝突部56、第2衝突部57の周方向の全周に左右一対の突条56b、急テーパー部58a、緩テーパー部58bを備え、その第1衝突部56は左右の突条56b間を凹部56aとし、第2衝突部57の両突条56b間には、これらよりも径方向の外方に突出する突条57aが設けられている。他の構成は第1の実施形態と同様である。
このようにすれば、第1衝突部56は第1の実施形態と同様に遊技球を振り分けることができ、また第2衝突部57では突条57aに衝突した遊技球が左右何れかに移動すると、その遊技球を突条56b、急テーパー部58aを経て左右の落下部39へと案内することができる。この場合には、第1衝突部56側及び第2衝突部57側の突条56b、急テーパー部58aを同じ形状にできるので、金型の構造を簡単にできる。
図14、図15は本発明の第3の実施形態を例示する。回転体46の左右方向の長さは左右の突条56bの両側までの長さであり、この回転体46の左右両側の第2転動部43には、回転体46側から落下部43cに向かって傾斜する傾斜面43eが設けられている。
このように第2転動部43側に傾斜面43eを設けることにより、回転体46の左右のテーパー部58a,58b,59a,59bを省略することも可能であり、回転体46の小型化を図ることができる。
図16、図17は本発明の第4の実施形態を例示する。このステージ34の転動部65には、球案内通路37に連通する傾斜通路66と、この傾斜通路66の下流側に対応してその前側に配置された回転体46と、この回転体46の前側に配置された第1落下部38と、回転体46の前側で第1落下部38の左右両側に配置された第2落下部39とを有する。
回転体46は第1衝突部56と第2衝突部57とを外周の周方向に備え、球案内通路37側からの遊技球が第1衝突部56に衝突した場合に、その遊技球が第1衝突部56を乗り越える程度に転動部65上に突出して配置されている。遊技球が第1衝突部56に衝突した場合に、その遊技球は第1衝突部56を乗り越えて第1落下部38へと振り分けられ、また遊技球が第2衝突部57に衝突した場合には、その遊技球は第2衝突部57により左右何れかの第2落下部39へと振り分けられる。
このように回転体46は傾斜通路66上を転がる遊技球が衝突部56,57に衝突するように構成して、その衝突部56,57により各落下部38,39へと遊技球を振り分けるようにしてもよい。従って、回転体46の衝突部56,57に衝突する遊技球は、第3落下部42bから落下する遊技球に限定されるものではない。またこの実施形態の場合にも各実施形態と同様に回転体46は横軸廻りに回転するが、各実施形態で云う横軸は縦軸に対比される概念であって、左右方向の軸廻りに回転する場合は勿論のこと、前後方向の軸廻りに回転する場合も含むものである。
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこの各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば各実施形態では、第1転動部42〜第3転動部44を備えたステージ34を例示しているが、球案内通路37からの遊技球を回転体46へと落下させる第3落下部42bは、第1転動部42以外の部分に設けて、前後2個の転動部43,44としてもよい。
また第1落下部38の下方の入球手段として第1特別図柄始動手段20を例示し、第1落下部38から落下する遊技球は第1特別図柄始動手段20に入賞し易くし、第2落下部39から落下する遊技球は第1特別図柄始動手段20に入賞し難くしているが、ステージ34の下方に第1特別図柄始動手段20以外の図柄始動手段、入賞手段等を配置してもよいし、入賞手段以外のもの、例えば遊技球が入って通過するものでもよい。従って、ステージ34の下方には少なくとも入球手段があれば十分である。
第1衝突部56は遊技球を第1落下部38へと案内するためのものとし、第2衝突部57は遊技球を第2落下部39へと案内するためのものとしてもよい。また回転体46は奥落下部42bからの遊技球を前後、左右の何れかに振り分けるように構成し、前後方向に振り分けられた遊技球を第1落下部38に、左右方向に振り分けられた遊技球を第2落下部39に夫々案内するようにしてもよい。従って、その場合には、回転体46は必ずしも転動部43に配置する必要はない。
また第1衝突部56は遊技球を前後方向に振り分け易い構造であり、第2衝突部57は遊技球を左右に振り分け易い構造であれば良く、実施形態に例示の構造に限定されるものではない。例えば、第1衝突部56の左右の突条56b、第2衝突部57の突条57aに代えて周方向に所定間隔を置いて複数個の突部を設けてもよい。
回転体46の外周の第1衝突部56、第2衝突部57は回転方向に略半分ずつ設けているが、回転方向に2以上を交互に設けてもよいし、3種類以上の衝突部を設けてもよい。回転体46は実施形態では前上がりに回転するようにしているが、後上がりに回転するようにしてもよい。また第1落下部38には上落下部38aと下落下部38bとがあるが、何れか一方のみでもよい。
回転体46はパチンコ機の稼働中、常時回転するようにしてもよいし、遊技者が発射ハンドル8を保持する等、遊技状態にあるときに回転するようにしてもよい。球誘導口36の遊技球の通過を検出する検出手段を設け、この検出手段が遊技球を検出したときに回転体46が回転するようにしてもよい。また回転と停止とを繰り返し、また早い速度での回転と遅い速度での回転とを繰り返す等、回転体46の回転状況を間欠的に制御するようにしてもよい。
その他、球案内通路37に球誘導口36に代えて、開閉羽根等の開閉部材により開閉される入賞口を設け、ステージ34の下方に特定領域用の入球手段を設けておき、入賞口から入賞した遊技球を球案内通路37を経て回転体46へと案内し、その回転体46の回転によって衝突部56,57により第1落下部38、第2落下部39の何れかに振り分けて、第1落下部38から落下する遊技球が特定領域用の入球手段に入球したときに、遊技者に有利な利益状態が発生するようにしてもよい。
回転体46は回転方向に二分割された一対の分割体54,55を着脱自在に結合し、その一方の分割体54に第1衝突部56を、他方の分割体55に第2衝突部57を夫々設けているが、三分割以上の分割体により構成してもよいし、その第1衝突部56、第2衝突部57は複数の分割体54,55に跨がって設けてもよい。また回転体46は回転方向の全周が一体でもよいし、複数個の分割体54,55により構成する場合にも、左右方向に分割してもよい。
また右打ち、左打ちタイプ以外のパチンコ機でも同様に実施できる。更に本発明はパチンコ機の他、アレンジボール機、その他の各種の弾球遊技機においても同様に実施可能であることは云うまでもない。
12 遊技盤
18 中央役物
20 第1特別図柄始動手段(入賞手段)
21 第2特別図柄始動手段
32A 前構造体
32a 表示窓
33 画像表示手段
34 ステージ
37 球案内通路
38 第1落下部
38a 上落下部
38b 下落下部
39 第2落下部
42 第1転動部
42b 奥落下部
43 第2転動部
44 第3転動部
46 回転体
47 連通路
48 球入口
51 開口部
52 駆動手段
54,55 分割体
56 第1衝突部
57 第2衝突部
56b,57a 突条
58,59 案内部

Claims (9)

  1. 遊技盤の前面に入球手段と、該入球手段の上方に配置され且つ球案内通路からの遊技球を前記入球手段に入球し易い第1落下部と入球し難い第2落下部とに振り分けて前記遊技盤の前側に落下させるステージとを備えた弾球遊技機において、前記ステージは外周に前記球案内通路からの遊技球が衝突する衝突部を有し且つ横軸廻りに前上がり又は後上がりに回転して衝突後の遊技球を前記第1落下部、第2落下部の何れかに振り分ける回転体を備え、前記衝突部は衝突後の遊技球を前記第1落下部へと案内し易い第1衝突部と、衝突後の遊技球を前記第2落下部へと案内し易い第2衝突部とを外周に周方向に備えたことを特徴する弾球遊技機。
  2. 前記第1衝突部と前記第1落下部とを前後方向に備え、前記第1落下部の左右両側に前記第2落下部を備え、前記回転体は遊技球を前記第1落下部へと前後方向に案内し易い第1衝突部と前記第2落下部へと左右方向に案内し易い第2衝突部とを外周に有することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記第1衝突部は凹部と該凹部の左右両側の突条とを有し、前記第2衝突部は左右略中央に突条を有することを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記第1衝突部及び前記第2衝突部の左右両側に、遊技球を前記第2落下部へと案内する案内部を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記第1落下部は前記回転体の前側の転動部上に配置された上落下部と、前記転動部の下側に配置された下落下部とを有し、前記第1衝突部の後側に球入口を有し且つ該球入口からの遊技球を前記下落下部へと案内する通路を備えたことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 遊技球を左右に転動させながら左右に振り分ける第1転動部と第2転動部と第3転動部とを奥から前へと前後方向の階段状に備え、前記第1転動部に前記球案内通路からの遊技球を前記回転体の前記衝突部上に落下させる第3落下部を、前記第2転動部に前記回転体を、前記第3転動部に前記第1落下部及び前記第2落下部を夫々備えたことを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 前記第2転動部の横長状の開口部内に、少なくとも回転時に前記第1衝突部及び第2衝突部が前記開口部上に順次突出し且つ前記第2転動部上に遊技球が滞留しないように横長状の前記回転体を配置し、該回転体を駆動する駆動手段を前記第1転動部の下側に設けたことを特徴とする請求項6に記載の弾球遊技機。
  8. 前記回転体は回転方向に二分割され且つ着脱自在に結合された一対の分割体を備え、一方の該分割体に前記第1衝突部を、他方の該分割体に第2衝突部を夫々備えたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の弾球遊技機。
  9. 前記遊技盤の前面に装着された前構造体と、該前構造体の表示窓に対応して装着された画像表示手段とを有する中央役物を備え、前記画像表示手段の前下側で前記前構造体に前記ステージを設けたことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の弾球遊技機。
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