JP2012044459A - 光学デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】視差ずれを容易に低減可能な画像を撮像できる光学デバイスを提供すること。
【解決手段】光学デバイスは、撮像光に対して第1の光学特性を持つ少なくとも1つの第1レンズを有する第1撮像系と、撮像光に対して第2の光学特性をそれぞれ持ち、互いに異なる光軸を持つ複数の第2レンズを有する第2撮像系とを備え、複数の第2レンズのそれぞれの光軸は、第1レンズの光軸位置の重心を中心として同心円上に位置し、複数の第2レンズの光軸位置の重心が第1レンズの光軸位置の重心に位置する。複数の第2レンズを通じて撮像された複数の画像を重ね合わせた重ね合わせ画像と、第1撮像系で得られた画像とを合成してよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学デバイスに関する。
複数の撮像光学系を有しており、撮像光学系間で生じる視差を算出する複眼撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、光センサと、異なる色の光で光センサの対応する領域上に対象物の画像をそれぞれ形成するように構成された撮像素子とを有するカラーイメージセンサが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特許文献1 特許第4382156号明細書
特許文献2 特表2007−520107号公報
複数の光学系で同一の被写体を撮像した場合、視差の影響を含む複数の画像が得られる。これらの画像から視差を算出したり視差の影響を解消するなど、視差に関する処理には、比較的に多量の演算を要するという課題があった。
上記課題を解決するために、本発明の一態様においては、光学デバイスであって、撮像光に対して第1の光学特性を持つ少なくとも1つの第1レンズを有する第1撮像系と、撮像光に対して第2の光学特性をそれぞれ持ち、互いに異なる光軸を持つ複数の第2レンズを有する第2撮像系とを備え、複数の第2レンズのそれぞれの光軸は、第1レンズの光軸位置の重心を中心として同心円上に位置し、複数の第2レンズの光軸位置の重心が第1レンズの光軸位置の重心に位置する。
複数の第2レンズを通じて撮像された複数の画像を重ね合わせた重ね合わせ画像と、第1撮像系で得られた画像とを合成する画像生成部をさらに備えてよい。
第1撮像系は、撮像光に対して第1の光学特性を持つ複数の第1レンズを有してよい。複数の第1レンズの光軸は同心円上に位置してよい。
画像生成部は、重ね合わせ画像と、複数の第1レンズを通じて撮像された複数の画像を重ね合わせた重ね合わせ画像とを合成してよい。
第2撮像系は、第1レンズの光軸位置の重心に対して対称の位置に光軸が存在する1対以上の第2レンズを有してよい。
複数の第2レンズは、第1レンズよりF値が大きくてよい。複数の第2レンズは、第1レンズより有効口径が小さくてよい。複数の第2レンズは、焦点距離、合焦距離および焦点深度の少なくともいずれかが第1レンズとは異なってよい。
第1撮像系は、第1レンズを通じて撮像する第1撮像部をさらに有し、第2撮像系は、複数の第2レンズに対応して設けられ、それぞれ対応する第2レンズを通じて撮像する複数の第2撮像部をさらに有してよい。
第1撮像部および複数の第2撮像部は、それぞれ複数の撮像素子を持ち、複数の撮像素子は、同一面上に設けられてよい。
撮像光に対して第3の光学特性を持ち、互いに異なる光軸を持つ複数の第3レンズを有する第3撮像系をさらに備え、複数の第3レンズのそれぞれの光軸は、第1レンズの光軸位置の重心を中心として同心円上に位置し、複数の第3レンズの光軸位置の重心が第1レンズの光軸位置の重心に位置してよい。
複数の第2レンズは、第1レンズより有効口径が小さく、複数の第3レンズは、第1レンズより有効口径が大きくてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
撮像装置100のブロック構成の一例を模式的に示す図である。 撮像装置100が備える撮像系の位置関係の一例を示す図である。 撮像モジュールのブロック構成の一例を模式的に示す図である。 撮像モジュールのブロック構成の一例を模式的に示す図である。 画像生成部150における合成処理の一例を示す図である。 レンズ配置の他の一例を示す図である。 レンズ配置の更なる他の一例を示す図である。 レンズ配置の更なる他の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、撮像装置100のブロック構成の一例を模式的に示す。本実施形態に係る撮像装置100は、視差に関する処理を比較的に少ない演算量で行うことができる画像を提供する。撮像装置100は、第1撮像系101、一対の第2撮像系102aおよび第2撮像系102b、画像信号生成部170、および、記録部180を備える。
本図では第2撮像系102aおよび第2撮像系102bが一対示されるが、撮像装置100は、後述されるとおり、3以上の第2撮像系を備える。撮像装置100が備える複数の第2撮像系102は、符号の添え字で互いに識別される。また、撮像装置100が備える複数の第2撮像系102を、第2撮像系102と総称する場合がある。第1撮像系101、第2撮像系102、および、画像信号生成部170は、撮像装置100に組み込まれる撮像モジュールとして機能する。撮像モジュールは、この発明に係る光学デバイスの一例とみなすことができる。
第1撮像系101は、第1光学系115および第1撮像部119を有する。第1光学系115は、第1レンズ110および第1絞り部112を含む。第1撮像部119は、第1レンズ110を通じて撮像する。
第2撮像系102aは、第2光学系125aおよび第2撮像部129aを有する。第2光学系125aは、第2レンズ120aおよび第2絞り部122aを含む。第2撮像系102bは、第2光学系125bおよび第2撮像部129bを有する。第2光学系125bは、第2レンズ120bおよび第2絞り部122bを含む。他の第2撮像系102も、第2撮像系102aおよび第2撮像系102bと略同一の光学構成を有する。他の第2撮像系102が有する光学要素は、各光学要素が属する第2撮像系102の符号の添え字と同じ添え字で識別される。このように、複数の第2撮像部129は、複数の第2レンズ120に対応して設けられる。そして第2撮像部129は、それぞれ対応する第2レンズ120を通じて撮像する。
第1撮像系101および第2撮像系102は、それぞれ被写体を撮像して撮像信号を生成する。画像信号生成部170は、第1撮像系101および第2撮像系102から、それぞれ撮像信号を取得する。画像信号生成部170は、取得した撮像画像を合成して1つの画像を示す画像信号を生成する。
記録部180は、画像生成部150が生成した画像信号を記録する。記録部180は、画像生成部150から供給された画像信号が示す画像を、不揮発性メモリに記録してよい。当該不揮発性メモリは、記録部180が有してよい。また、当該不揮発性メモリは、撮像装置100に対して着脱可能に設けられた外部メモリであってよい。記録部180は、撮像装置100の外部に画像を出力してもよい。
撮像装置100は、カメラ機能付きの携帯電話、デジタルカメラなどの撮像機器であってよい。第1撮像系101、第2撮像系102、および、画像信号生成部170を有する撮像モジュールは、これらの撮像機器用のカメラモジュールとして提供することができる。
図2は、撮像装置100が備える撮像系の位置関係の一例を示す。本図では、各撮像系が有するレンズの配置を用いて、撮像系の位置関係が示される。本図は、物体側から見た場合のレンズ配置例とする。
第1撮像系101が有する第1レンズ110、および、第2撮像系102a〜eがそれぞれ有する第2レンズ120a〜eは、レンズ鏡筒200の内側に設けられる。第2レンズ120を、第2レンズ120と総称する場合がある。
第1レンズ110は、レンズ鏡筒200の内側領域の略中央に位置する。複数の第2レンズ120のそれぞれの光軸は、第1レンズ110の光軸位置を中心として同心円上に位置する。また、複数の第2レンズ120の光軸位置の重心は、第1レンズ110の光軸位置に位置する。
具体的には、第2レンズ120aおよび第2レンズ120bは、第1レンズ110に対してy方向に等距離離間して設けられるとする。第2レンズ120cおよび第2レンズ120bは、第1レンズ110に対してx方向に等距離離間して設けられるとする。第2レンズ120aおよび第2レンズ120bは、第1レンズ110の光軸に対してy方向に対称な位置に設けられる。第2レンズ120cおよび第2レンズ120dは、第1レンズ110の光軸に対してy方向に対称な位置に設けられる。このように、第2撮像系102は、第1レンズ110の光軸位置の重心に対して対称の位置に光軸が存在する1対以上の第2レンズ120を有する。
また、第1レンズ110の光軸および第2レンズ120の光軸は、互いに平行であるとする。すなわち、第1撮像系101の撮像光軸および第2撮像系102の撮像光軸は、互いに平行であり、各撮像系は、撮像光軸に垂直な面内で、互いに撮像光軸の位置を異ならせて設けられることとなる。
このように、撮像装置100は、第1レンズ110、第2レンズ120およびレンズ鏡筒200を含むレンズ装置を備える。中央に存在する第1レンズ110の光軸をレンズ装置の中心と呼ぶ場合がある。
図3は、撮像装置100が有する撮像モジュールのブロック構成の一例を模式的に示す。ここでは、第1撮像系101、第2撮像系102aおよび第2撮像系102bのブロック構成として、第1撮像系101、第2撮像系102aおよび第2撮像系102bの光軸を含む平面での模式断面図を示す。なお、第1撮像系101、第2撮像系102cおよび第2撮像系102dの光軸を含む平面での模式断面図は、図4に示される。
画像信号生成部170は、読み出し部140および画像生成部150を有する。第1撮像系101において、第1光学系115は、第1レンズ110および第1絞り部112を含む。第1撮像部119は、第1カラーフィルタアレイ116および第1撮像素子アレイ118を含む。第2撮像系102aにおいて、第2光学系125aは、第2レンズ120aおよび第2絞り部122aを含む。第2撮像部129aは、第2カラーフィルタアレイ126aおよび第2撮像素子アレイ128aを含む。
第2撮像系102b、第2撮像系102c、および、第2撮像系102dは、いずれも、第1撮像系101aが有する光学要素である第2レンズ120a、第2絞り部122a、第2カラーフィルタアレイ126a、第2撮像素子アレイ128aと略同一の光学要素を有する。このため、説明を省略する。
第1撮像系101が有する第1レンズ110は、撮像光に対して第1の光学特性を持つ。第2撮像系102が有する複数の第2レンズ120は、撮像光に対して第2の光学特性をそれぞれ持ち、互いに異なる光軸を持つ。ここで、光学特性とは、光学応答、結像特性、明るさ特性を例示することができる。光学特性を示す指標として、焦点深度、焦点距離、光学伝達関数、F値、有効口径、MTFなどを例示することができる。複数の第2レンズ120は、互いに略等しい光学特性を持ち、同一物点に対して像面上に略等しい像を形成するとしてよい。例えば、複数の第2レンズ120は、それぞれの像面上に、例えば略等しい明るさ、略等しい形状、略等しい大きさの像を形成する。複数の第2レンズ120の光軸は互いに離間しているので、略等しい像を形成するとは、それぞれの像面上の同じ位置に像を形成することを意味するものではない。
さて、第2レンズ120は複数設けられるので、複数の第2レンズ120のそれぞれを通じて得られた被写体像を合成して1つの被写体像を生成することができる。一例として、複数の第2レンズ120のそれぞれを通じて得られた画像を重ね合わせる。複数の第2レンズ120は光軸が同心円上に位置しているので、当該画像の重ね合わせ処理によって、第2レンズ120の光軸の重心位置を視点として撮像した場合の像に対応する被写体像を生成することができる。
そして、複数の第2レンズ120の光軸の重心は、第1レンズ110の光軸位置に位置している。このため、画像の重ね合わせ処理によって得られた被写体像の位置は、第1レンズ110を通じて得られた被写体像の位置とほぼ一致する。このため、複数の第2レンズ120の間の光軸位置の違い、および、第1レンズ110と第2レンズ120との間の光軸位置の違いを考慮しなくとも、複数の第2レンズ120の被写体像と第1レンズ110の被写体像とを極めて容易に合成することができる。
光学特性について、第2レンズ120は、第1レンズ110よりF値が大きいとする。例えば、複数の第2レンズ120は、第1レンズ110より有効口径が小さいとする。この例では、第1レンズ110は第2レンズ120よりも明るいレンズとなる。第2レンズ120単体では第1レンズ110と比べて暗いレンズとなる。しかしながら、第2レンズ120は複数存在するので、第2レンズ120を通じて撮像した画像を合成することができる。したがって、像形成に利用できる光量が一方的に不足することを未然に防ぐことができる。
なお、明るさは光学特性の一例である。第2レンズ120は、明るさ、焦点距離、合焦距離、および、焦点深度の少なくともいずれかが第1レンズ110とは異なってよい。
第1撮像系101が持つ光学構成について説明する。第1レンズ110は、結像レンズであり、被写体からのG光を第1撮像部119に結像する。第1絞り部112は、第1光学系115を通過する光の量を調整する。第1光学系115を通過する光は、第1絞り部112の開口部を通過するものに制限される。
第1カラーフィルタアレイ116は、予め定められた波長域の光を選択的に透過する複数のカラーフィルタを含む。第1カラーフィルタアレイ116は、当該複数のカラーフィルタが予め定められたパターンで配列されて形成される。例えば、第1カラーフィルタアレイ116は、当該複数のカラーフィルタがマトリクス状に配列されて形成される。各カラーフィルタが透過する波長域は、撮像目的に応じて設計すればよい。全カラーフィルタが特定波長域の光を選択的に透過してよく、互いに異なる波長域の光を選択的に透過する複数種類のカラーフィルタを含んでよい。
第1撮像素子アレイ118は、被写体からの光を第1光学系115を通じて受光する複数の撮像素子を含む。第1撮像素子アレイ118が含む複数の撮像素子は、第1カラーフィルタアレイ116が含む複数のカラーフィルタに対応して設けられる。各撮像素子は、第1カラーフィルタアレイ116に入射した被写体光のうち、対応するカラーフィルタを透過した光を受光する。各撮像素子は、受光した光の量に応じた強度の撮像信号を出力する。
第2撮像系102aにおいて、第2カラーフィルタアレイ126aは、予め定められた波長域の光を選択的に透過する複数のカラーフィルタを含む。第2カラーフィルタアレイ126aは、当該複数のカラーフィルタが予め定められたパターンで配列されて形成される。例えば、第2カラーフィルタアレイ126aは、当該複数のカラーフィルタがマトリクス状に配列されて形成される。各カラーフィルタが透過する波長域は、撮像目的に応じて設計すればよい。全カラーフィルタが特定波長域の光を選択的に透過してよく、互いに異なる波長域の光を選択的に透過する複数種類のカラーフィルタを含んでよい。
第2撮像素子アレイ128aは、被写体からの光を第2光学系125aを通じて受光する複数の撮像素子を含む。第2撮像素子アレイ128aが含む複数の撮像素子は、第2カラーフィルタアレイ126aが含む複数のカラーフィルタに対応して設けられる。各撮像素子は、第2カラーフィルタアレイ126aに入射した被写体光のうち、対応するカラーフィルタを透過した光を受光する。各撮像素子は、受光した光の量に応じた強度の撮像信号を出力する。
第1撮像部119および第2撮像部129の構成について説明する。第1撮像部119および第2撮像部129がそれぞれ有する複数の撮像素子は、同一平面上に設けられる。例えば、第1撮像素子アレイ118が有する複数の撮像素子、および、第2撮像素子アレイ128が有する複数の撮像素子は、同一基板上に形成される。例えば、第1撮像素子アレイ118が有する複数の撮像素子、および、第2撮像素子アレイ128が有する複数の撮像素子は、同一プロセスで同一基板の一面に同時に形成される。また、第1カラーフィルタアレイ116が有する複数のカラーフィルタおよび第2カラーフィルタアレイ126が有する複数のカラーフィルタも、対応する撮像素子の上部に同一プロセスで同時に形成される。これにより、第1撮像部119および第2撮像部129を一体に含む1つの受光部が製造される。第1撮像部119の撮像面および第2撮像部129の撮像面は、当該受光部が持つ撮像面の部分領域となる。なお、第1撮像素子アレイ118および第1カラーフィルタアレイ116を持つ第1撮像部119と、第2撮像素子アレイ128および第2カラーフィルタアレイ126を持つ第2撮像部129とは、互いに別個に製造して組み付けられてもよい。
第1撮像系101および第2撮像系102が備える複数の撮像素子は実質的に同時に露光される。各撮像素子が露光されると、読み出し部140は、当該複数の撮像素子から、撮像信号を読み出す。読み出し部140は、複数の撮像素子と同一基板上に形成された読み出し回路を有してよい。当該読み出し回路は、第1撮像系101および第2撮像系102に対して1つ設けられ、1つの読み出し回路が、第1撮像系101および第2撮像系102が備える複数の撮像素子から、撮像信号を順次に読み出してよい。なお、当該読み出し回路は、第1撮像系101および第2撮像系102に対してそれぞれ別個に設けられてよい。
第1撮像系101および第2撮像系102が備える複数の撮像素子は、MOS型撮像素子であってよい。各撮像素子が同一プロセスで同一基板の一面に形成されたMOS型撮像素子である場合、読み出し部140は、各撮像系が備える光学系毎に、部分的に読み出すことができる。第1撮像部119が含む複数の撮像素子、および、第2撮像部129が含む複数の撮像素子は、MOS型撮像素子の他、CCD型撮像素子などの固体撮像素子で実装することもできる。
読み出し部140が各撮像系が備える撮像素子から読み出した撮像信号は、画像生成部150に供給される。画像生成部150は、各撮像系から読み出された撮像信号を合成して、1つの画像を示す画像信号を生成する。
図5は、画像生成部150における合成処理の一例を示す。画像510は、第1撮像系101により撮像された画像であるとする。画像520a、画像520b、画像520c、および、画像520dは、それぞれ、第1撮像系101a、第1撮像系101b、第1撮像系101c、および、第1撮像系101dによって撮像された画像であるとする。
レンズ装置の中心から光軸方向に延長した延長線上に存在する被写体の像を例に挙げて、画像生成部150による合成処理の一例を模式的に説明する。ここでは当該被写体のことを軸上被写体と呼ぶ。そして、軸上被写体像512は、画像510に含まれる軸上被写体の像である。軸上被写体像512a、軸上被写体像512b、軸上被写体像512c、および、軸上被写体像512dは、それぞれ画像510a、画像520b、画像520c、および、画像520dに含まれる軸上被写体の像である。
各画像内の軸上被写体像の位置について説明する。軸上被写体は、第1レンズ110の光軸上に存在する被写体であるから、軸上被写体像512は画像510の中央に位置する。
撮像装置100から被写体を見た場合に、第2レンズ120aは第2レンズ120bの上方に位置するものとする。第2レンズ120cは第2レンズ120dの右方に位置するものとする。この場合、軸上被写体像522aは、画像520aの中央より下方に位置する。軸上被写体像522bは、画像520bの中央より上方に位置する。また、軸上被写体像522cは、画像520cの中央より左方に位置する。そして、軸上被写体像522dは、画像520dの中央より右方に位置する。第2レンズ120の光軸は同心円上に存在するので、各画像520の中心からの軸上被写体像522の位置ズレ量は等しい。また、第2レンズ120の光軸は同心円上に存在するので、位置ズレの方向性は等方的となる。
画像生成部150は、画像520a、画像520b、画像520c、および、画像520dを重ね合わせて1つの重ね合わせ画像を生成する。重ね合わせ画像に含まれる重ね合わせ像532は、軸上被写体像522a〜dを重ね合わせた像を示す。上述のとおり、軸上被写体像522の位置ズレ量が等しく位置ズレは等方的であるので、重ね合わせ像532は、重ね合わせ画像の中央に位置する。
重ね合わせ像532には、重ね合わせ像532の中心に、4つの軸上被写体像522a〜dが重ね合わされた領域である像重なり領域550が存在する。また、重ね合わせ像532には、像重なり領域550に隣接する周囲の領域に、軸上被写体像522a〜dのうちの3つの軸上被写体像が重ね合わされた領域である像重なり領域560が存在する。像重なり領域550と像重なり領域560とで、軸上被写体像が占めるべき画像領域をほぼ再現することができる。
重ね合わせ像532には、像重なり領域550および像重なり領域560の他、軸上被写体像522a〜dのうちの2つの軸上被写体像が重ね合わされた領域がさらに含まれる。本領域を、像重なり領域550および像重なり領域560の領域に加えると、軸上被写体像が占めるべき画像領域が再現される。
また、重ね合わせ像532には、その他、軸上被写体像522a〜dのそれぞれの情報しか持たない領域が含まれる。本領域は、重ね合わせ像532の最も周辺の領域である。本領域の面積は、位置ズレ量が大きいほど大きくなる。このため、重ね合わせ像532は、位置ズレ量が大きいほど広がり、いわばボケ領域を伴ったような像になる。しかし、このボケ領域は、ボケ方向が比較的に等方的であり、方向性がない。このため、ボケに方向性がある場合と比較すると、重ね合わせ像532は歪みがないと言え、見た目に感じられる違和感は小さなものとなる。また、本ボケ領域の画像情報は、中央の像重なり領域550と比較すると1/4の強度しか有さない。このため、見た目のボケ度合いも比較的に小さなものとなる。
また、第2撮像系102を第1撮像系101の周囲に多数配置するほど、像重なり領域550は強度が高くなる。このため、ボケ領域の画像情報も相対的に小さくなる。また、ボケの方向性もより一層解消される。
本図では、説明を分かり易くすることを目的として、大きな視差ズレのある軸上被写体像522を用いて画像処理を模式的に説明した。実際には、大きな視差ズレを得るべくレンズの光軸を極端に離間させた場合でない限り、位置ズレが大きくなることはない。位置ズレが小さければ、ボケ領域は小さく、重ね合わせ像もより鮮明となる。
画像生成部150は、重ね合わせ像532と軸上被写体像512とを合成して、1つの画像を生成する。画像生成部150は、第2撮像系102の光学特性と第1レンズ110の光学特性との差異に応じて、軸上被写体像512および重ね合わせ像532の少なくとも一方に予め定められた画像処理を施して合成する。例えば、第1レンズ110と第2レンズ120の明るさが異なる場合、明るさの差異を補償する画像処理を施して合成する。軸上被写体像512の位置と重ね合わせ像532の位置はいずれも略一致しているので、画像生成部150は、重ね合わせ像532と軸上被写体像512との位置ズレを特定したり位置ズレを補償したりする画像処理をする必要はない。第1レンズ110および第2レンズ120の光学特性によっては、画像生成部150は、重ね合わせ像532と軸上被写体像512とを単に重ね合わせるだけで済む場合もある。
以上説明したとおり、画像生成部150は、複数の第2レンズ120a〜dを通じて撮像された複数の画像を重ね合わせた重ね合わせ画像と、第1撮像系101で得られた画像とを合成する。したがって、撮像装置100によれば、各撮像系で撮像された複数の画像を簡単な画像処理で合成することができる。例えば、対応点マッチング等を含む位置合わせ処理をすることなく、複数の画像を速やかに合成して外部に提供することができる。
なお、画像生成部150は、重ね合わせ像532に対して、ボケを低減する画像処理を施してもよい。例えば、画像生成部150は、重ね合わせ像に対して予め定められた強度のエッジ強調処理を施してよい。重ね合わせ像のボケは、被写体が近いほど大きくなるので、画像生成部150は、被写体距離が近距離であるほど、ボケ低減処理の強度を高めてよい。例えば、画像生成部150は、被写体距離が近距離であるほど、重ね合わせ像に対するエッジ強調の強度を高めてよい。被写体距離は、撮像モードで特定してよい。例えば、画像生成部150は、撮像装置100の撮影モードが風景モードに設定されている場合、被写体距離は遠距離であると特定してよい。撮影モードがポートレートモードに設定されている場合、被写体距離は近距離であると特定してよい。撮影モードがマクロモードに設定されている場合、被写体距離は至近距離であると特定してよい。測距デバイスによる測距情報が利用できる場合は、当該測距情報に基づいて被写体距離を特定してよい。画像生成部150は、距離に対応づけてエッジ強調処理等のボケ低減処理用の画像処理パラメータを予め記憶しており、特定した被写体距離に適合する距離に対応づけて記憶している画像処理パラメータを用いて重ね合わせ像に画像処理を施してよい。
図6は、レンズ配置の他の一例を示す。本レンズ配置例では、レンズ装置は、図1から図5にかけて説明したレンズ鏡筒200、第1レンズ110、および、第2レンズ120a〜dに加え、第2レンズ120e、第2レンズ120f、第2レンズ120g、および、第2レンズ120hをさらに有する。
図示されるように、第2レンズ120a〜hは、同心円上に存在する。また、第2レンズ120e〜hは、第2レンズ120a〜dと略同一の光学特性を有する。この構成は、図5に関連して説明したように、第2撮像系102を第1撮像系101の周囲により多数配置した構成に相当する。したがって、重ね合わせ像のボケをより低減することができる。
なお、第2レンズ120e〜hは、互いに略同一の光学特性を有するが、第2レンズ120a〜dとは異なる光学特性を有するとしてもよい。この場合、第2撮像系102a〜dとは別個の撮像系のレンズとみなすことができる。この場合、画像生成部150は、第2レンズ120e〜hを通じて撮像された画像に対して、図5で説明した処理と同様に重ね合わせ処理をすることができる。そして、画像生成部150は、得られた重ね合わせ画像を、他の撮像系から得られた画像または重ね合わせ画像と合成することができる。
また、第2撮像系102a〜dを、特定色の撮像光で撮像する撮像系とする一方、第2レンズ120e〜hが属する撮像系を、当該特定色とは異なる色の撮像光で撮像する撮像系としてもよい。この場合、第2レンズ120a〜hの結像特性は、撮像光の波長域に応じて色収差補正が施されてよい。画像生成部150は、第2レンズ120a〜hが属する撮像系で得られた画像に対して、図5で説明した処理と同様の重ね合わせ処理とともに、色合成処理をしてよい。
図7は、レンズ配置の他の一例を示す。レンズ装置は、第1レンズ710、第2レンズ720a〜d、第3レンズ730a〜d、および、レンズ鏡筒200を有する。第1レンズ710は、第1レンズ110に替えて第1撮像系101が備えるレンズとする。また、複数の第2レンズ720a〜dは、第2レンズ120a〜dに替えて第2撮像系102a〜dが備えるレンズとする。複数の第3レンズ730a〜dは、第1撮像系101および第2撮像系102a〜dとは異なる第3撮像系に属するレンズとする。
第3レンズ730a〜dは、撮像光に対して第3の光学特性を持ち、互いに異なる光軸を持つ。第3レンズ730a〜dのそれぞれの光軸は、第1レンズ110の光軸位置を中心として同心円上に位置し、第3レンズ730a〜dの光軸位置の重心が第1レンズ110の光軸位置に位置する。
第3レンズ730a〜dのそれぞれの光軸は、第2撮像系102と同様、第1レンズ110の光軸位置を中心として同心円上に位置し、第3レンズ730a〜dの光軸位置の重心が第1レンズ110の光軸位置に位置する。このため、画像生成部150は、第3レンズ730a〜dのそれぞれを通じて撮像された複数の画像に対しても、第2撮像系102で撮像された画像と同様、図5に関連して説明した重ね合わせ処理をすることができる。そして、画像生成部150は、第1撮像系101で撮像された画像と、重ね合わせ画像とを合成して1つの画像を生成することができる。
また、本レンズ配置によると、撮像装置100は、第3の光学特性を持つ第3レンズ730a〜dをさらに備える。このため、3種類の撮像パラメータを持つ撮像系で同一の被写体を撮像することができる。例えば、明るさ、倍率、解像力などを指標とする多様な撮像パラメータで同一の被写体を撮像することができる。そして、多様な撮像パラメータで撮像した画像を合成することで、より高画質な画像を生成することができる場合がある。
一例として、第2レンズ720a〜dは、第1レンズ110より有効口径が小さく、第3レンズ730a〜dは、第1レンズ110より有効口径が大きい。すなわち、第3レンズ730a〜dは、第2レンズ720a〜dおよび第1レンズ110よりも、有効口径が大きい。第3撮像系は、第1撮像系101および第2撮像系102よりも光量を最も多く必要とする撮像パラメータで撮像するとしてよい。例えば、第3撮像系は、B光を撮像光として用いる撮像系であってよい。
第2撮像系102は、R光を撮像光として用いる撮像系であってよい。多くの場合に撮像素子はR光に対して比較的に高い感度を持つ。この場合、R光を撮像光として用いる第2撮像系102が備えるレンズよりも他の撮像系が備えるレンズを明るくする方が、得られる撮像信号のSN比の観点からは望ましい。
また、第1撮像系101は、G光を撮像光として用いる撮像系であってよい。レンズ装置の中心からG光で撮像できる。このため、複数の画像を重ね合わせることなくGの撮像信号を得ることができる。
このように、3つの撮像系に撮像光の色を割り当てることで、レンズの色収差補正が容易となる。このため、撮像モジュールを低背化することができる。また、レンズの明るさを各色毎に設計することで、各色の間の光量バランスをとることができる。このように3つの撮像系に撮像光の色を割り当ててもよいが、1の撮像系が2色の波長域にわたる撮像光で撮像してもよい。
図8は、レンズ配置の更なる他の一例を示す。レンズ装置は、第1レンズ810、第2レンズ820a〜d、第3レンズ830a〜d、および、レンズ鏡筒200を有する。第1レンズ810は、第1レンズ710に替えて第1撮像系101が備えるレンズとする。また、複数の第2レンズ820a〜dは、第2レンズ120a〜dに替えて第2撮像系102a〜dが備えるレンズとする。複数の第3レンズ830a〜dは、第1撮像系101および第2撮像系102a〜dとは異なる第3撮像系に属するレンズとする。
本例は、図7で例示したレンズ配置において、単一の第1レンズ710に替えて複数の第1レンズ810a〜dを備えたものに相当する。第2レンズ820a〜dおよび第3レンズ830a〜dは、それぞれ第2レンズ720a〜dおよび第3レンズ730a〜dに対応するので、その説明を省略する。
複数の第1レンズ810a〜dは、撮像光に対して特定の光学応答を持ち、第2レンズ820a〜dおよび第3レンズ830a〜dとは異なる光学応答を持つ。第1レンズ810a〜dの光軸は、同心円上に位置する。例えば、第1レンズ810a〜dの光軸は、レンズ装置中心を中心とする同心円上に位置する。
つまり、第2レンズ820a〜dのそれぞれの光軸は、第1レンズ110a〜dの光軸位置の重心を中心として同心円上に位置する。そして、複数の第2レンズ820a〜dの光軸位置の重心が第1レンズ110a〜dの光軸位置の重心に位置する。また、第3レンズ830a〜dのそれぞれの光軸は、第1レンズ110a〜dの光軸位置の重心を中心として同心円上に位置しており、複数の第3レンズ830a〜dの光軸位置の重心が第1レンズ110a〜dの光軸位置の重心に位置する。
そして、画像生成部150は、図5に関連して説明した重ね合わせ処理を、第1レンズ110a〜dを通じて撮像された複数の画像に対して行う。画像生成部150は、当該複数の画像を重ね合わせた重ね合わせ画像を生成する。そして、画像生成部150は、当該重ね合わせ画像を、他の撮像系で撮像された画像から生成した重ね合わせ画像と合成する。本配置のレンズ装置によっても、視差ずれを容易に低減できる画像を撮像することができる。
以上の説明において、光学特性が略同一の複数のレンズが4個または8個設けられる光学構成を例示した。例えば、図2では第2レンズ120を4つ設け、図6では第2レンズ120を8つ設けるとした。また、図7では、第2レンズ720および第3レンズ730をそれぞれ4つ設けるとした。また、図8において、第1レンズ810、第2レンズ820、および、第3レンズ830を、それぞれ4つ設けるとした。レンズの個数は4個または8個に限られず、2個以上であればいくつであってもよい。レンズの個数は偶数個であっても奇数個であってもよい。3以上の奇数個のレンズを設ける場合であっても、他のレンズの光軸位置の重心を中心として同心円上に光軸を位置させ、かつ、光軸位置の重心を他のレンズの光軸位置の重心に位置させることで、上述した効果を奏する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 撮像装置
101 第1撮像系
102 第2撮像系
110、710、810 第1レンズ
112 第1絞り部
115 第1光学系
116 第1カラーフィルタアレイ
118 第1撮像素子アレイ
119 第1撮像部
120、720、820 第2レンズ
122 第2絞り部
125 第2光学系
126 第2カラーフィルタアレイ
128 第2撮像素子アレイ
129 第2撮像部
140 読み出し部
150 画像生成部
170 画像信号生成部
180 記録部
200 レンズ鏡筒
510、520 画像
512、522 軸上被写体像
532 重ね合わせ像
550、560 像重なり領域
730、830 第3レンズ

Claims (13)

  1. 撮像光に対して第1の光学特性を持つ少なくとも1つの第1レンズを有する第1撮像系と、
    撮像光に対して第2の光学特性をそれぞれ持ち、互いに異なる光軸を持つ複数の第2レンズを有する第2撮像系と
    を備え、
    前記複数の第2レンズのそれぞれの光軸は、前記第1レンズの光軸位置の重心を中心として同心円上に位置し、前記複数の第2レンズの光軸位置の重心が前記第1レンズの光軸位置の重心に位置する
    光学デバイス。
  2. 前記複数の第2レンズを通じて撮像された複数の画像を重ね合わせた重ね合わせ画像と、前記第1撮像系で得られた画像とを合成する画像生成部
    をさらに備える請求項1に記載の光学デバイス。
  3. 前記第1撮像系は、撮像光に対して前記第1の光学特性を持つ複数の前記第1レンズを有する
    請求項2に記載の光学デバイス。
  4. 前記複数の第1レンズの光軸は同心円上に位置する
    請求項3に記載の光学デバイス。
  5. 前記画像生成部は、前記重ね合わせ画像と、前記複数の第1レンズを通じて撮像された複数の画像を重ね合わせた重ね合わせ画像とを合成する
    請求項4に記載の光学デバイス。
  6. 前記第2撮像系は、前記第1レンズの光軸位置の重心に対して対称の位置に光軸が存在する1対以上の第2レンズを有する
    請求項1から5のいずれかに記載の光学デバイス。
  7. 前記複数の第2レンズは、前記第1レンズよりF値が大きい
    請求項1から6のいずれかに記載の光学デバイス。
  8. 前記複数の第2レンズは、前記第1レンズより有効口径が小さい
    請求項1から7のいずれかに記載の光学デバイス。
  9. 前記複数の第2レンズは、焦点距離、合焦距離および焦点深度の少なくともいずれかが前記第1レンズとは異なる
    請求項1から8のいずれかに記載の光学デバイス。
  10. 前記第1撮像系は、
    前記第1レンズを通じて撮像する第1撮像部
    をさらに有し、
    前記第2撮像系は、
    前記複数の第2レンズに対応して設けられ、それぞれ対応する第2レンズを通じて撮像する複数の第2撮像部
    をさらに有する請求項1から9のいずれかに記載の光学デバイス。
  11. 前記第1撮像部および前記複数の第2撮像部は、それぞれ複数の撮像素子を持ち、
    前記複数の撮像素子は、同一面上に設けられる
    請求項10に記載の光学デバイス。
  12. 撮像光に対して第3の光学特性を持ち、互いに異なる光軸を持つ複数の第3レンズを有する第3撮像系
    をさらに備え、
    前記複数の第3レンズのそれぞれの光軸は、前記第1レンズの光軸位置の重心を中心として同心円上に位置し、前記複数の第3レンズの光軸位置の重心が前記第1レンズの光軸位置の重心に位置する
    請求項1から11のいずれかに記載の光学デバイス。
  13. 前記複数の第2レンズは、前記第1レンズより有効口径が小さく、
    前記複数の第3レンズは、前記第1レンズより有効口径が大きい
    請求項12に記載の光学デバイス。
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