JP2012043659A - スライダ付き長尺体 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライダを移動させることにより確実に複数本の長尺体を一体化および分離させることができるスライダ付き長尺体を提供する。
【解決手段】スライダ付き長尺体は、第1コード10、第2コード20、スライダとからなる。第1コード10の側面には第2コード20が嵌合可能な嵌合溝13が形成されている。スライダは、スライダ本体81、結合部81A、ガイド突起83などを備える。スライダは第1コード10および第2コード20を把持するようにしてスライド可能に設けられている。スライダを第1コード10および第2コード20に沿って摺動させると、結合部81Aが第1コード10と第2コード20を締め付けることにより、第2コード20が嵌合溝内に嵌合して一体化する。ガイド突起83が嵌合溝内に入り込み第1コード10の軸方向回転を規制することにより、確実に第2コード20を嵌合溝13に嵌合させることができる。
【選択図】図5

Description

この発明は、スライダ付き長尺体に関し、詳しくは、スライダを移動させることにより複数の長尺体を一体化および分離させることが可能なスライダ付き長尺体に関する。
従来から、例えば、音楽再生装置からヘッドホンなどへのオーディオ信号伝送のために長尺のコードが用いられている。コードは一般的には2本1組であり、Lチャンネル用コードとRチャンネル用コードとからなる。また、音楽再生装置に接続される基幹コードと、Lチャンネル用コードとRチャンネル用コードの3本からなるものもある。
コードは複数本1組であるため、非常に絡まりやすい。絡んだコードを解く作業は煩雑であるため、コードが絡まるとユーザに不快感を与えることになる。そこで、それぞれが嵌合子を備えることにより互いに嵌合する第1のコード本体と第2のコード本体と、その第1のコード本体と第2のコード本体とを挟持するスライダとからなる平行コードが提案されている。
特開2007−173089号公報
特許文献1に記載の平行コードはスライダを移動させることにより、第1のコード本体と第2のコード本体とを互いに嵌合させて、1本のコードのように扱うことを可能とする。これにより、第1のコード本体と第2のコード本体とが絡まることを抑制することができる。そして、使用時には、スライダをコードを結合する方向とは逆方向に移動させることにより容易に第1のコード本体と第2のコード本体とを分離させることができる。
第1のコード本体と第2のコード本体との側面にそれぞれ設けられた嵌合子を嵌合させるためには嵌合子同士が対抗した状態を維持する必要がある。しかし、特許文献1に記載のスライダは第1のコード本体と第2のコード本体とを挟持するのみであるため、コードの軸方向の回転を抑制することはできない。したがって、コードが絡まったり、ねじれたりすることなどにより、嵌合子同士が対抗した状態とはなっていない場合には、スライダを移動させても第1のコード本体と第2のコード本体の嵌合子を嵌合させることができない。
したがって、この発明の目的は、スライダを移動させることにより確実に複数本の長尺体を一体化および分離させることができるスライダ付き長尺体を提供することにある。
上述した課題を解決するために、この発明は、第1の長尺体と、第2の長尺体と、第1の長尺体と第2の長尺体とを挟持することにより一体化させる結合部と、結合部により一体化された第1の長尺体と第2の長尺体とを分離させる分離部と、第1の長尺体および/または第2の長尺体の軸方向回転を規制する規制部とを有し、第1の長尺体と第2の長尺体に設けられたスライダとからなるスライダ付き長尺体である。
この発明によれば、スライダを移動させることにより確実に複数本の長尺体を一体化および分離させることができる。
この発明の第1の実施の形態に係るスライダ付き長尺体を備えるヘッドホンの全体構成を示す図である。 第1コードと第2コードの構成を示す断面図である。 スライダの構成を示す外観斜視図および水平方向断面図である。 第1コードおよび第2コードがスライダで把持されている状態を示す図である。 スライダの摺動に伴う第1コードと第2コードとの嵌脱動作を示す断面図である。 この発明の第2の実施の形態に係るバンド後頭部通過型ステレオヘッドホンの全体構成を示す図である。 バンド後頭部通過型ステレオヘッドホンのヘッドホンユニット周辺の拡大図である。 ヘッドバンドおよびヘッドホンコードがスライダで把持されている状態を示す図である。 この発明に係る長尺体およびスライダの変形例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
<1.第1の実施の形態>
[1−1.スライダ付き長尺体の構成]
[1−2.スライダの動作および効果]
<2.第2の実施の形態>
[2−1. バンド後頭部通過型ステレオヘッドホンの構成]
[2−2.スライダの動作および効果]
<3.変形例>
<1.第1の実施の形態>
[1−1.スライダ付き長尺体の構成]
図1は、この発明に係るスライダ付き長尺体の全体構成を示す図である。本実施の形態においては、スライダ付き長尺体は例えば携帯型の音楽再生装置100からの音声を出力するヘッドホンの一部として構成されている。ヘッドホンは、第1コード10、第2コード20、第3コード30、プラグ40、左側イヤホン50、右側イヤホン60、カバー70、スライダ80とから構成されている。
第1コード10は、内部に左チャンネル用導線L、右チャンネル用導線R、グランド線Gが挿通しており、音楽再生装置100から出力されるオーディオ信号を伝送するためのコードである。第1コード10は特許請求の範囲における第1の長尺体に相当するものである。第1コード10の一端にはプラグ40が設けられており、プラグ40によってヘッドホンは音楽再生装置100に接続される。
第2コード20は、内部に左チャンネル用導線L、グランド線Gが挿通しており、第1コード10と同様にオーディオ信号を伝送するためのコードである。第2コード20は第1コード10よりも細く形成されている。第2コード20の一端には左側イヤホン50が設けられている。第2コード20は特許請求の範囲における第2コード20に相当するものである。
第3コード30は内部に右チャンネル用導線R、グランド線Gが挿通しており、オーディオ信号を伝送するためのコードである。第3コード30は第1コード10よりも細い第2コード20と同様の細さに形成されている。また、第3コード30は第2コード20よりも長さが短く形成されている。第3コード30の一端には右側イヤホン60が設けられている。第3コード30は特許請求の範囲における第3の長尺体に相当するものである。
第1コード10の左チャンネル用導線L、グランド線Gと第2コード20の左チャンネル用導線L、グランド線Gは例えばハンダ付けにより接続されている。また、第1コード10の右チャンネル用導線R、グランド線Gと第3コード30の右チャンネル用導線R、グランド線Gがハンダ付けにより接続されている。接続部分には例えばプラスチック製のカバー70が設けられている。その接続部分が特許請求の範囲における接続部に相当する。このようにして、本実施の形態におけるヘッドホンのコードはいわゆるU型のコードとなっている。スライダ80は、第1コード10と第2コード20とを把持するように設けられている。
図2は、第1コード10および第2コード20の構成を示す断面斜視図である。第1コード10は略円形状に形成された3芯型の長尺のコードである。第1コード10は、左チャンネル用導線L、右チャンネル用導線R、グランド線Gからなる第1の導体11を有する。この第1の導体11は、断面略円形状の第1の絶縁体12により被覆されている。そして、第1の絶縁体12の側面には、長手方向に沿って断面形状が第1の絶縁体12の口径よりも小口径の略円形である嵌合溝13が形成されている。
嵌合溝13は、第1の絶縁体12の長手方向に沿って側面に所定幅開口する開口部13Aを有するように形成されている。この開口部13Aから第2コード20が嵌合溝13内に入り込み収納されることとなる。開口部13Aの幅を嵌合溝13の直径よりも短くすることにより、開口部13Aを挟んで対向するように(開口部13Aを閉塞する方向に)一対の掛止部12A、12Bが形成されている。一対の掛止部12A、12Bは、弾力性を有している。嵌合溝13に収納された第2コード20はこの掛止部12A、12Bによって掛止されることにより保持される。これにより、嵌合溝13に嵌合して収納された第2コード20が不用意に嵌合溝13から外れることを防止している。第1の絶縁体12、嵌合溝13及び掛止部12A、12Bは、例えば非塩化ビニールなどの合成樹脂により形成されている。
第2コード20は、左チャンネル用導線L、グランド線Gからなる第2の導体21を有する。この第2の導体21は第2の絶縁体22により被覆されている。第2の絶縁体22の断面形状は、第1コード10の嵌合溝13に嵌合するように、嵌合溝13の断面口径と略同径の円形状に形成されている。第2の絶縁体22は例えば、非塩化ビニールなどの樹脂により形成されている。なお、第1コード10および第2コード20の断面形状を略四角形状ではなく略円形状に形成することにより、後述するスライダ80のスライド本体81の内面との設置面積を減らして、摩擦を軽減している。
第3コード30は、右チャンネル用導線R、グランド線Gからなる第3の導体を有し、この第3の導体は第3の絶縁体により被覆されている。第3の絶縁体の構成は長さが短い点以外は第2の絶縁体21と同様の構成であるため、その説明を省略する。なお、第1コード10、第2コード20および第3コード30にはそれぞれ導体に沿って1または複数の補強糸(図示せず。)を介在させてもよい。
図3はスライダ80の構成を示す図である。図3Aは結合部81A側からの外観斜視図であり、図3Bは分離口81B側からの外観斜視図であり、図3Cは水平方向断面図である。スライダ80はスライダ本体81、分離用リブ82、ガイド突起83から構成されている。
スライダ本体81は、第1コード10および第2コード20を摺動自在に把持するために筒型状に形成されている。スライダ本体81の一端側の口径が小さく絞られることにより結合部81Aが形成されている。結合部81Aは、結合部81A内を挿通する第1コード10および第2コード20を挟んで締め付けることにより第2コード20を第1コード10の嵌合溝13内に押入して第1コード10と第2コード20を一体化させるものである。
結合部81Aは第1コード10の断面形状と同様に略円形状に形成されている。結合部81Aの口径は、締め付けることにより第2コード20を嵌合溝13内に確実に嵌合させることができるように第1コード10とほぼ同じサイズ、または第1コード10の太さよりも僅かにだけ大きく形成されている。これにより、第1コード10と第2コード20とを締め付けて嵌合溝13内に第2コード20を確実に嵌合させることができると同時に、結合部81Aと結合された第1コード10と第2コード20との摩擦を軽減し、スライダ80の摺動が遮られることがないようにしてある。
一方、スライダ本体81の他端側は、結合部81Aと比較して口径が水平方向に大きく形成されており、分離した第1コード10および第2コード20とが導出される分離口81Bとなっている。このようにして、スライダ本体81は分離口81Bから結合部81Aに向けて狭窄する平面視略台形状に形成されている。
スライダ本体81の内部側面81Cは、断面略円形状に形成されている第1コード10および第2コード20が引っ掛かることなく摺動することが可能なように曲面状に形成されている。また、スライダ本体81の内部上面81Dおよび内部下面81Eは平板上に形成されている。
分離用リブ82は、スライダ本体81の分離口81B側の平面視略中央において、スライダ本体81の内部上面81Dおよび内部下面81E間に架設されている。分離用リブ82は一体化された状態にある第1コード10と第2コード20の分岐部分において第1コード10および第2コード20間に介在することにより、第1コード10と第2コード20とを分離する分離部として機能するものである。
分離用リブ82は、第1コード10および第2コード20との接触面積を減らして摩擦を軽減し、分離用リブ82に第1コード10および第2コード20が引っ掛かることがないように略円柱状に形成されている。分離用リブ82が設けられていることにより、分離口81Bは第1コード10が挿通する第1挿通口81B−1と第2コード20が挿通する第2挿通口81B−2とに分割されている。
分離用リブ82の側面には第1挿通口81B−1および第2挿通口81B−2方向にそれぞれ突出するように一対のガイド突起83が設けられている。このガイド突起83は、第1コード10の嵌合溝13内に入り込むことによって、スライダ80内部においては嵌合溝13の開口部13Aが常に第2コード20と対向する方向に向くように第1コード10の軸方向回転を規制する。ガイド突起83は特許請求の範囲における規制部に相当するものである。
ガイド突起83の横幅は嵌合溝13の開口部13Aの開口幅と略同一または僅かにだけ小さく形成されている。また、ガイド突起83の突出幅は嵌合溝13の深さと略同一または僅かにだけ低く形成されている。これにより、ガイド突起83が嵌合溝13A内に入り込んだ状態においてはガイド突起83と嵌合溝13との間に大きな隙間が形成されないため、確実に第1コード10の軸方向回転を規制することができる。
また、ガイド突起83は、先端83Aが略球形状に形成されている。これにより、ガイド突起83の先端83Aが円筒状に形成されている嵌合溝13内面に引っ掛かることがない。また、第2コード20がガイド突起83に引っ掛かることもない。したがって、ガイド突起83によりスライダ80の摺動が妨げられることがない。
なお、本実施の形態においては、2つのガイド突起83が第1挿通口81B−1および第2挿通口81B−2方向にそれぞれ突出するように設けられている。しかし、ガイド突起83は第1コード10の嵌合溝13に入り込むものであるため、第2コード20が挿通する第2挿通口81B−2方向には必ずしも設ける必要はない。第1挿通口81B−1側にのみ設けることによりこの発明における効果を奏することができる。ただし、ガイド突起83を両方向に突出するように設けて、分離用リブ82およびガイド突起83が左右対称となるように形成することにより、この発明に係る製品の製造時においては、分離用リブ82とガイド突起83をスライド本体に取り付ける際にガイド突起83の方向を認識する必要がなくなるので、製造を迅速、容易に行うことができる。スライダ本体81、分離用リブ82、ガイド突起83は、例えば、プラスチック、ポリプロピレン(PP)、ポリブチレンテレフタレート(PBP)、金属などを用いて形成されている。
[1−2.スライダの動作および効果]
図4は、第1コード10および第2コード20がスライダ80で把持されている状態を示す図である。図4Aは外観斜視図であり、図4Bは水平断面図である。第1コード10および第2コード20は結合部81A側では、結合部81Aに締め付けられることにより第2コード20が第1コード10の嵌合溝13内に嵌合して一体化した状態となっている。
一方、分離口81B側では、第1コード10と第2コード20とは分離した状態である。第1コード10は第1挿通口81B−1から導出され、第2コード20は第2挿通口81B−2から導出されている。分離用リブ82が第1コード10と第2コード20間に介在している。そして、図4Bに示すように分離用リブ82に設けられているガイド突起83は第1コード10の嵌合溝13内に入り込んでいる。これにより、例えば第1コード10がプラグ40側でねじれていたとしても、スライダ80内部においては軸方向の回転が規制されるので、嵌合溝13の開口部13Aが常に第2コード20と対向する方向に向くこととなる。
嵌合溝13の開口部13Aが常に第2コード20と対向する方向に向いているため、結合部81Aが第1コード10および第2コード20を挟んで締め付けると自然に第2コード20が嵌合溝13内に押入されることとなる。これにより、確実に第2コード20を嵌合溝13に嵌合させることができる。
第2コード20は第1コード10の嵌合溝13に嵌合している状態においては、第1コード10の表面から僅かに突出するだけであり、第1コード10内に埋め込まれるようになる。このため、第1コード10と第2コード20とが一体化すると共に、第2コード20が第1コード10に埋没し、見た目には第1コード10だけが存在しているかのようになる。
スライダ80を分離口81B方向へ摺動させると、一体化している第1コード10と第2コード20との分岐部分に分離用リブ82が入り込むことによって第1コード10と第2コード20とが分離される。分離した第1コード10は第1挿通口81B−1から、第2コード20は第2挿通口81B−2からそれぞれ導出される。
図5は、スライダ80の摺動に伴う第1コード10と第2コード20との嵌脱動作を示す断面図である。図5Aは図4Bの5A−5A断面図、図5Bは図4Bの5B−5B断面図、図5Cは図4Bの5C−5C断面図、図5Dは図4Bの5D−5D断面図、図5Eは図4Bの5E−5E断面図である。
図5Aに示すように、分離口81B側においては第1コード10と第2コード20とは分離しており、第1コード10は第1挿通口81B−1から、第2コード20は第2挿通口81B−2からそれぞれ導出されている。そして、第1コード10の嵌合溝13にガイド突起83が入り込むことにより第1コード10の軸方向回転が規制されているため、嵌合溝13の開口部13Aは第2コード20と対向する方向を向いている。
嵌合溝13に第2コード20を嵌合させる場合は、スライダ80を結合部81A方向へ摺動させる。そうすると、図5Bに示すように、スライダ本体81の内部側面81Cによって第2コード20が第1コード10方向へ押圧される。引き続きスライダ80を結合部81A方向へ摺動させ続けると、図5Cに示すように、スライダ本体81の径が狭まっていくことにより第2コード20は第1コード10方向にさらに押圧される。
そして、第1コード10の側面に形成された嵌合溝13の開口部13Aと第2のコード20の側面とが接触し、掛止部12A、12Bは第2コード20の側面により押圧されて、嵌合溝13の内側の矢印方向へ屈曲する。そして、第2コード20は開口部13A内に押し込まれて嵌合溝113に嵌合する。図5Aに示したように、ガイド突起83によって嵌合溝13の開口部13Aは第2コード20方向に向いているので、開口部13Aの開口方向と第2コード20の位置とがずれることがなく、確実に嵌合溝13と第2コード20とを衝合させることができる。そして、図5Dに示すように、第1コード10と第2コード20とが一体化する。
第1コード10と第2コード20とが一体化した状態では、第2コード20の側面が掛止部12A、12Bにより掛止されている。そのため、嵌合溝13から第2コード20が不用意にはずれてしまうことがない。さらに、第1コード10と第2コード20とが一体化した状態で両コードを屈曲させても、第2コード20が嵌合溝13からはずれることがない。
第2コード20を第1コード10から分離させる場合は、スライダ80を結合部81Aとは逆方向である分離口81B方向へ摺動させる。これにより、第1コード10と第2コード20との分岐部分に介在する分離用リブ82により第2コード20は第1コード10から引き離される方向に付勢される。そうすると、図5Eに示すように、弾力性を有する掛止部12A、12Bが外側の矢印方向へ屈曲して開口部13Aが開き、第2コード20が嵌合溝13から外れる。そして、図5Aに示すように、第1コード10は第1挿通口81B−1から、第2コード20は第2挿通口81B−2からそれぞれ導出される。
このように、スライダ80を摺動させることにより、第1コード10と第2コード20とを任意の位置で一体化または分離させることができる。これにより、第1コード10と第2コード20の分岐部分の位置を自在に調整することができる。例えば、ヘッドホン使用時においては、第2コード20の長さをユーザの嗜好に合わせた長さに調整することにより、コードのぶらつきを防止することができる。また、ヘッドホンを使用しないときにはスライダ80を第2コード20の先端に設けられたイヤホンに到達する位置まで移動させることにより、第1コード10と第2コード20とを1本のコードとして扱うことができる。これにより、第1コード10と第2コード20との絡みつきを防止することができる。
なお、ガイド突起83を分離用リブ82に設けて、ガイド突起83が嵌合溝13に入り込むという構成にすることにより、嵌合溝13は第2コード20の収納用の溝およびガイド突起83が入り込む溝として機能する。これにより、第1コード10に収納用の溝とガイド突起20が入り込むための溝を別々に設ける必要がないため、第1コード10の構成を簡略化することができる。
一般的に、ヘッドホンのコードの構造にはY型、U型と称されるものがある。Y型とは、プラグから延びる1本のコード(以下、基幹コードと称する。)を途中の分岐部分から右耳用コードおよび左耳用コードに分け、右耳用コードと左耳用コードとを同じ長さにしたものである。Y型においては、右耳用コードおよび左耳用コードとは分岐部分から基幹コードとは逆方向に延びるように形成されている。装着時には、基幹コードと、右耳用コードと左耳用コードとでY字が形成される。
一方、U型とはプラグから延びる基幹コードを途中から右耳用コードおよび左耳用コードに分ける点はY型と同様であるが、右耳用コードおよび左耳用コードの長さが異なる点がY型と異なっている。また、右耳用コードと左耳用コードのうちいずれか一方は基幹コードと同方向に延出するように構成されている。すなわち、右耳用コードと左耳用コードとは逆方向に延出するように構成されている。これにより、装着時には右耳用コードおよび左耳用コードとでU字が形成される。U型では、コードの長さに基づいて判断することにより左耳用イヤホンと右耳用イヤホンの判別が容易である、右耳用コードと左耳用コードのうち長い方のコードを首の後ろに回すことができるためコードが体の正面で垂れ下がらず邪魔にならない、などの利点がある。
この発明においては、第2コード20は第1コード10の嵌合溝13内に嵌合するため、第1コード10は第2コード20よりも太く形成されている必要がある。Y型においては、基幹コードから右耳用コードおよび左耳用コードが分岐することによりY字を形成するため、デザイン上の観点およびバランス上の観点から右耳用コードと左耳用コードは同一の太さにすることが望ましい。また、Y型においては、右耳用コードと左耳用コードは基幹コードとは逆方向に延出しているため、基幹コードを太くして嵌合溝を設け、右耳用コードと左耳用コードのいずれかを基幹コード内に収納することは構造上難しい。
これに対し、U型においては、右耳用コードおよび左耳用コードのいずれか一方は、基幹コードと同方向に延びるように構成されているため、その基幹コードと同方向に延びるコードを基幹コード内に収納することが構造的に可能である。これにより、基幹コードを右耳用コードおよび左耳用コードよりも太くして、右耳用コードおよび左耳用コードは同一の太さにすることが可能となる。したがって、この発明に係るスライダ付き長尺体は、U型のコードに適用するのが好ましい。U型に適用することが、デザイン上の観点およびバランス上の観点からしても好ましい。図1はこの発明をU型に適用したものであり、嵌合溝13を備える第1コード10は基幹コードとなり、右耳用コードまたは左耳用コードのうち基幹コードと同方向に延びるコードが第2コードとなる。
<2.第2の実施の形態>
[2−1. バンド後頭部通過型ステレオヘッドホンの構成]
以下、この発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態においては、第1の長尺体はヘッドバンド210であり、また、第2の長尺体はヘッドホンコード240であり、ヘッドバンド210とヘッドホンコード240とをスライダ80を用いることにより一体化させる。
図6は第2の実施の形態に係るバンド後頭部通過型ステレオヘッドホン200の全体構成を示す図である。図6Aは正面図、図6Bは平面図、図6Cは上面図である。また、図7は、バンド後頭部通過型ステレオヘッドホン200の左側ヘッドホンユニット220周辺の拡大図である。バンド後頭部通過型ステレオヘッドホン200は、ヘッドバンド210と、ヘッドバンド210の一端に設けられた左側ヘッドホンユニット220と、ヘッドバンド210の他端に設けられた右側ヘッドホンユニット230とから構成されている。
ヘッドバンド210は、ユーザの後頭部の形に沿って這わされるように湾曲状に形成されている。また、ヘッドバンド210は、ヘッドバンド210を耳殻に引っ掛けるために略円弧状に形成された耳掛け部211を有し、耳掛け部211以外の部分が後頭部に沿って這った状態で保持されるように構成されている。ヘッドバンド210内部には、耳掛け部211の形状及びユーザの後頭部に沿った形状に湾曲されたワイヤー(図示せず)が挿通されており、装着時、ヘッドバンド210の形状が容易に変形することがないように考慮されている。
ヘッドバンド210は、被覆体として例えばポリプロピレン(PP)や、ポリブチレンテレフタレート(PBP)等の合成樹脂からなる弾性体が材料として用いられている。
ヘッドバンド210の左右の耳掛け部211の先端にはそれぞれ左側ヘッドホンユニット220、右側ヘッドホンユニット230が設けられている。左側ヘッドホンユニット220は、略円筒形状でなるハンガー221を有し、そのハンガー221とヘッドバンド210とが接続されている。ハンガー221には、耳殻方向へ突出した所定長さのアーム部222が一体化された状態で設けられており、バンド後頭部通過型ステレオヘッドホン200の装着時、耳殻の前方にハンガー221が植立されたような状態で位置するように構成されている。
また、アーム部222の先端にはハウジング223が取り付けられている。そして、そのハウジング223にドライバーユニット(図示せず)が内蔵された状態で、外耳道に挿入される部分のイヤーピース224が取り付けられている。因みにハンガー221は、それ自体がユーザの耳殻に引っ掛けられるものではなく、イヤーピース224がユーザの外耳道に挿入された状態で、ヘッドバンド210の耳掛け部211を保持するようになされている。左側ヘッドホンユニット220はこのように構成されている。なお、右側ヘッドホンユニット230も同様にして構成されているためその説明を省略する。
一端が音楽再生装置100などに接続されたヘッドホンコード240がヘッドバンド210と並行するように接続されている。ヘッドホンコード240内には、左チャンネル用導線L、右チャンネル用導線Rおよびグランド線Gからなる導体が挿通されている。ヘッドホンコード240における左チャンネル用導線L及びグランド線Gがハンガー221及びアーム部222を通ってイヤーピース224内のドライバーユニットに接続される。
また、ヘッドホンコード240における右チャンネル用の導線R及びグランド線Gは、ハンガー221内部で折り返され、右チャンネル用のドライバーユニットと接続するためにヘッドバンド210内に挿設されている導体における右チャンネル用の導線r及びグランド線gと接続される。これにより、スライダ80によってヘッドバンド210とヘッドホンコード240との分岐点が何れの場所になっても、ヘッドホンコード240を介して供給される右チャンネル用のオーディオ信号を、右チャンネル用のドライバーユニットへ確実に供給することができる。
[2−2.スライダの動作および効果]
図8は、ヘッドバンド210およびヘッドホンコード240がスライダ80で把持されている状態を示す図である。図8Aは斜視図、図8Bは断面図、図8Cは図8Bにおける8C−8C断面図、図8Dは図8Bにおける8D−8D断面図である。
ヘッドバンド210には図8に示すように、長手方向に沿って、断面形状が略円形状であり、所定幅開口する開口部212Aを有する嵌合溝212が形成されている。嵌合溝212の構成は第1の実施の形態と同様である。ヘッドホンコード240は開口部212Aから嵌合溝212に嵌合することとなる。開口部212Aの幅を嵌合溝212の直径よりも短くすることにより、開口部212Aを挟んで対向するように(開口部212Aを閉塞する方向に)一対の掛止部210A、210Bが形成されている。嵌合溝212に収納されたコードはこの掛止部210A、210Bによって掛止されることにより保持される。
スライダ80は、ヘッドバンド210とヘッドホンコード240とを一体化させるためにヘッドバンド210とヘッドホンコード240とを把持するようにスライド自在に設けられている。スライダ80の構成は第1の実施の形態と同様である。第2の実施の形態においては、スライダ80は、ヘッドバンド210とほぼ同じ直径又はそれよりも僅かに大きい直径を有するように構成されている。
図8Cに示すように、ヘッドバンド210およびヘッドホンコード240は結合部81A側では、結合部81Aにより締め付けられてヘッドホンコード240がヘッドバンド210の嵌合溝212に嵌合して一体化した状態となっている。一方、図8Dに示すように、分離口81B側では、ヘッドバンド210とヘッドホンコード240とは分離した状態であり、分離用リブ82がヘッドバンド210とヘッドホンコード240間に介在している。そして、図8Bおよび図8Dに示すように分離用リブ82に設けられているガイド突起83はヘッドバンド210の嵌合溝212内に入り込んでいる。これにより、ヘッドバンド210は、スライダ80内に入るときには、嵌合溝212の開口部212Aが常にヘッドホンコード240と対向する方向に向くように規制される。
嵌合溝212の開口部212Aが常にヘッドホンコード240と対向する方向に向いているため、結合部81Aがヘッドバンド210とヘッドホンコード240を挟んで締め付けると自然にヘッドホンコード240が嵌合溝212内に押入されることとなる。これにより、確実にヘッドホンコード240を嵌合溝13に嵌合させることができる。
ヘッドホンコード240が嵌合溝212に嵌合しているとき、ヘッドホンコード240の側面はヘッドバンド210の表面から僅かに突出するだけであり、ヘッドバンド210内に埋め込まれるようになる。このため、ヘッドバンド210とヘッドホンコード240とが一体化し、見た目にはヘッドバンド210だけが存在しているかのようになる。
スライダ80を分離口81B方向へ摺動させると、一体化しているヘッドバンド210および第2コード20の分岐部分に分離用リブ82が入り込むことによってヘッドバンド210とヘッドホンコード240とが分離される。
このように、第2の実施の形態においては、スライダ80を移動させることにより、ヘッドバンド210およびヘッドホンコード240を任意の位置で分離または一体化させることができる。これにより、バンド後頭部通過型ステレオヘッドホン200の使用時においては、ヘッドバンド210とヘッドホンコード240の分岐部分の位置を自在に調整して、ヘッドホンコード240のぶらつきを防止することができる。また、バンド後頭部通過型ステレオヘッドホン200を使用しないときにはヘッドバンド210とヘッドホンコード240とを一体化させて1本のバンドとして扱うことができる。これにより、ヘッドバンド210とヘッドホンコード240とが絡まることを防止することができる。
なお、第2の実施の形態においては、この発明を後頭部を通過するヘッドバンド210に適用する場合を例にして説明を行った。しかし、本発明はこれに限らず、ユーザの頭上を通過するヘッドバンドや、ユーザの顎の下を通過するヘッドバンドに対しても同様に適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、ヘッドバンド210を構成する被覆体の材料として、ポリプロピレン(PP)や、ポリブチレンテレフタレート(PBP)等の合成樹脂からなる弾性体を用いる場合について説明した。しかし、本発明はこれに限らず、合成樹脂からなる弾性体だけでなく、耐食性を有する金属材料や、金属製でありながら弾性力を有する材料によってヘッドバンド210を形成するようにしてもよい。
<3.変形例>
以上、この発明の実施の形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の実施の形態においては、ガイド突起83はスライダ本体81の分離口81B側に位置する分離用リブ82の側面に設ける構成とした。しかし、ガイド突起83を設ける位置は分離用リブ82に限られない。例えば、図9Aに示すように、ガイド突起300をスライダ本体81の結合部81A側に設けるようにしてもよい。なお、その場合、ガイド突起300を嵌合溝13に入り込ませることはできないため、第1コード10にはガイド突起300が入り込むためのガイド突起用溝400を設ける必要がある。図9Aに示す第1コード10においては、嵌合溝13と同様の口径を有するガイド突起用溝400が嵌合溝13の反対方向の側面に長手方向に沿って形成されている。このような構成を採用しても、第1コード10の軸方向回転を規制して、嵌合溝13の開口方向を常に第2コード20と対向する方向に向けることができる。
また、上述の実施の形態では、第1コード10に嵌合溝13を設け、嵌合溝13に第2コード20を嵌合させることにより第1コード10と第2コード20とを一体化させた。しかし、第1コード10と第2コード20とを一体化させる構成はそのようなものに限られない。例えば、図9Bに示すように、第1コード10および第2コード20のそれぞれに互いに係合する係合片500、600を設けるようにしてもよい。そして、第1コード10の係合片500、第2コード20の係合片600それぞれに対応するようにガイド突起700、800をスライダ本体81に設ける。第1コード10と第2コード20を結合部81Aで締め付けることにより係合片500と係合片600とが係合して第1コード10と第2コード20とを一体化させることができる。この構成においては、第1コード10と第2コード20とを略同一の太さにすることができるため、Y型のコードに適用してもデザイン上の観点およびバランス上の観点からユーザに違和感を与えることがない。
また、上述の実施の形態ではこの発明をイヤホン、ヘッドホンのコードに適用する場合を例にして説明を行った。しかし、スピーカ用コードなど複数本の長尺体がセットになっているものであればいかなるものにもこの発明は適用可能である。
10・・・・・・・第1コード
13・・・・・・・嵌合溝
20・・・・・・・第2コード
80、250・・・スライダ
81A・・・・・・結合部
82・・・・・・・分離用リブ
83、300・・・ガイド突起
210・・・・・・ヘッドバンド
240・・・・・・ヘッドホンコード

Claims (9)

  1. 第1の長尺体と、
    第2の長尺体と、
    前記第1の長尺体と前記第2の長尺体とを挟持することにより一体化させる結合部と、該結合部により一体化された前記第1の長尺体と前記第2の長尺体とを分離させる分離部と、前記第1の長尺体および/または前記第2の長尺体の軸方向回転を規制する規制部とを有し、前記第1の長尺体と前記第2の長尺体に設けられたスライダと
    からなるスライダ付き長尺体。
  2. 前記第1の長尺体は側面に長手方向に沿って嵌合溝が設けられ、
    前記第2の長尺体は前記嵌合溝に嵌合するように前記第1の長尺体よりも細く形成されており、
    前記スライダが前記第1の長尺体および前記第2の長尺体に沿ってスライドすることにより、前記結合部が前記嵌合溝に前記第2の長尺体を嵌め込ませて前記第1の長尺体と前記第2の長尺体とを一体化させる請求項1に記載のスライダ付き長尺体。
  3. 前記規制部は、前記嵌合溝に入り込んで前記第1の長尺体の軸方向回転を規制することにより前記嵌合溝の開口方向を前記第2の長尺体と対向する方向に規制する突起である請求項2に記載のスライダ付き長尺体。
  4. 前記規制部は、前記嵌合溝の開口幅と略同一の幅を有するように形成されている請求項3に記載のスライダ付き長尺体。
  5. 前記規制部は先端が球面状に形成されている請求項3に記載のスライダ付き長尺体。
  6. 前記第1の長尺体は、全体の断面形状が略円形状または略楕円形状に形成され、
    前記嵌合溝は断面形状が略円形状または略楕円形状に形成され、
    前記第2の長尺体は、前記嵌合溝内に嵌合可能なように断面形状が略円形状または略楕円形状に形成されている請求項2に記載のスライダ付き長尺体。
  7. 前記第1の長尺体および前記第2の長尺体はコードである請求項1に記載のスライダ付き長尺体。
  8. 前記第1の長尺体はバンドであり、前記第2の長尺体はコードである請求項1に記載のスライダ付き長尺体。
  9. 前記第2の長尺体よりも短く、該第2の長尺体と略同一の細さに形成された第3の長尺体と、
    前記第1の長尺体と前記第2の長尺体と前記第3の長尺体とが一端側で接続される接続部とをさらに備え、
    前記第1の長尺体および前記第2の長尺体は前記接続部の一端側から延出し、前記第3の長尺体は、前記接続部の他端側から延出するように形成されている請求項2に記載のスライダ付き長尺体。
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