JP2012042005A - シールリングおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シールリングの合口に、径方向xおよび板厚方向yの両方に対して重なる重合片3を設ける。重合片3は、合口において傾斜カット面4同士が当接して重ね合わされるものであり、傾斜カット面4は、径方向x、板厚方向y、周方向zの全てに対して傾斜する一定角の傾斜面であり、重合片3における周方向zの中間部において断面四角形の対角線に一致して、「重合片3の先端部分を断面三角形で細く」するとともに、「重合片3の根元部分を断面五角形で太く」する。これにより、合口における周方向zの隙間を、断面五角形を成す重合片3の根元部分のみで塞ぐことができ、合口における隙間の洩れを防ぎ、低弁洩れを実現できる。
【選択図】 図2
Description
従来技術1とその問題点を、図7を参照して説明する。なお、後述する[発明を実施するための形態]および[実施例]と同一符号は、同一機能物を示すものである。
シールリング1は、可動部材(例えば、バタフライバルブやピストン)の外周縁に形成されたシール嵌合溝に嵌め入れられて、可動部材と固定部材(例えば、ノズルやシリンダの内壁)との隙間をシールする(例えば、特許文献1参照)。
具体的に合口2は、シールリング1の自由長(無負荷状態)において、合口2が少量離間するように設けられており、シールリング1の外周縁が固定部材の内壁に押し付けられて組付けられる。これにより、可動部材、固定部材およびシールリング1に膨張変化が生じても、シールリング1の外周縁が常に固定部材の内壁に接する状態に保たれる。
しかしながら、合口2から流体の洩れが発生してしまう。このため、合口2を備えるシールリング1では、シール洩れを極めて小さく抑えることが困難であった。
従来技術2とその問題点を、図8、図9を参照して説明する。
合口2のシール洩れを防ぐ技術として、図8に示すシールリング1が知られている(特許文献2参照)。
特許文献2に示すシールリング1は、図8(a)に示すように、シールリング1の両端部に周方向の端部同士が重なり合う重合片3を設けたものであり、この重合片3には断面四角形の略対角線に沿って分割された傾斜カット面4が設けられている。
そして、図8(b)に示すように、重合片3の傾斜カット面4同士を重ね合わせることで、合口2におけるシール洩れを防ぐものである。
しかし、現実には、図9(a)に示すように、線膨張の差分を吸収する隙間E、Fをシールリング1の周方向に設ける必要がある。
ここで、シールリング1とシール嵌合溝16との間には、
(i)シールリング1の内周面と、シール嵌合溝16の底との間に、シールリング1の径方向変化を吸収する径方向隙間αが形成されるとともに、
(ii)シールリング1のリング平面と、シール嵌合溝16の溝側面との間に、シールリング1の組付けを可能にする板厚方向隙間βが形成される。
この状態では、板厚方向隙間βが、シール嵌合溝16の溝側面の他方面{図9(b)、(c)の右側面}と、シールリング1の板厚方向の他方面{図9(b)、(c)の右側面}との間に形成される。
しかしながら、隙間Fが形成される部分では、図9(c)の矢印Pに示すように、「1つの重合片3のみ」で三角形の隙間Fを塞ぐことができず、三角形の隙間Fを通って流体が洩れてしまう。
このように、従来技術2は、合口2におけるシール洩れを防ぐことができていなかった。
シールリングにおいて周方向の隙間(線膨張の差分を吸収する合口の隙間)が形成される部分は、請求項1の手段を採用したシールリングであっても、従来技術と同様、1つの重合片のみで流体の洩れを防ぐ。
しかるに、請求項1の手段を採用したシールリングの両方の重合片は、「シールリングの径方向、シールリングの板厚方向、シールリングの周方向」の全てに対して傾斜した傾斜カット面によって、「先端が断面三角形で細く」、且つ「根元が断面五角形で太く」設けられる。
これにより、請求項1の手段では、合口における周方向の隙間(線膨張を吸収する隙間)を、断面五角形を成す1つの重合片の根元部分のみで塞ぐことができ、結果的に合口の隙間の流体の洩れを防ぐことができる。
請求項2の手段のシールリングは、
固定部材と可動部材の隙間距離をL1、
「合口の周方向の隙間を塞ぐ部位」に配置される重合片の根元部における断面五角形のうちの径方向に沿う短辺の寸法をL2とした場合(図4参照)、
L1≦L2
の関係を満足するものである。
これにより、断面五角形を成す重合片の太い根元部分によって、合口における隙間のシールを確実に行なうことができる。
請求項3の手段のシールリングは、流体通路の開閉、流量調整、流体圧調整などに用いられるバルブに用いるものである。
これにより、バルブの閉弁時に、シールリングの合口から流体が洩れる不具合を回避することができる。即ち、バルブの低弁洩れを実現することができる。
請求項4の手段のシールリングは、EGRガスをエンジンの吸気側へ戻すEGRバルブのバタフライバルブに設けられるものである。
これにより、EGRバルブにおけるシールリングの合口からEGRガスが洩れる不具合を回避することができる。即ち、EGRバルブの低弁洩れを実現することができる。
請求項5の手段のシールリングは、ターボチャージャに供給される排気ガスの一部を逃がすウエストゲートバルブのバタフライバルブに設けられるものである。
これにより、ウエストゲートバルブにおけるシールリングの合口から排気ガスが洩れる不具合を回避することができる。即ち、ウエストゲートバルブの低弁洩れを実現することができる。
請求項6の手段のシールリングは、エンジンのピストンリングとして用いられるものである。
これにより、ピストンリングの合口からシリンダ内の圧力が抜ける不具合を回避することができる。即ち、シリンダ内を気密度を高めることができる。
請求項7の手段のシールリングは、
断面形状が四角形状を成す線材をC字形状に設けるコイリング行程と、
C字形状を成す線材の両端に傾斜カット面を形成して重合片を設けるカット行程と、
線材の両端における傾斜カット面を重ね合わせ、且つ線材を治具で真円に保った状態で熱処理を加えて、線材における応力の除去を行なう熱処理行程と、
を用いて製造されるものである。
シールリング1は、断面形状が四角形状を呈し、周方向の1箇所に合口2が設けられる。
合口2を成すシールリング1の両端には、シールリング1の径方向xおよびシールリング1の板厚方向y(径方向xに垂直な方向)の両方に対して重なる重合片3が設けられている。
シールリング1の一端の重合片3と、シールリング1の他端の重合片3とは、傾斜カット面4にて重なり合う。
(i)径方向x、板厚方向y、周方向zの全てに対して傾斜するとともに、
(ii)重合片3における周方向zの略中間部において断面四角形の対角線に一致するものである。
このように、重合片3の根元部分は断面五角形に設けられ、重合片3の根元部分だけで流体の洩れを防ぐことができる。
この実施例1は、本発明を車両エンジンに搭載されるEGR装置のEGRバルブに適用したものである。
EGR装置は、エンジンの排出した排気ガスの一部をEGRガスとしてエンジンの吸気側に戻すことで、吸気の一部に不燃ガスであるEGRガスを混入させてエンジン燃焼室の燃焼温度を抑える周知の技術である。
EGR装置は、排気通路を流れる排気ガスの一部を吸気通路へ戻すEGR流路5と、このEGR流路5の開閉および開度調整を行なうEGRバルブとを少なくとも備え、このEGRバルブの開度が車両の走行状態に応じてECU(エンジン・コントロール・ユニットの略)によって制御される。
なお、以下では、図5の図示上側を上、図示下側を下と称して説明するが、この上下は実施例の説明のための方向であり、限定されるものではない。
EGRバルブは、内部にEGR流路5の一部を形成するハウジング6と、EGR流路5中に配置されるバタフライバルブ7と、このバタフライバルブ7を支持するシャフト8と、このハウジング6の外部よりシャフト8に回転力を付与する電動アクチュエータ9とを具備する。
そして、シャフト8の下端部にバタフライバルブ7が傾斜した状態で固定されるものであり、シャフト8がEGR流路5の内部でバタフライバルブ7を片持ち支持するものである。
また、シャフト8とハウジング6との間には、EGRガスの洩れ出しを防ぐシール部材13が配置される。なお、図5では、EGR流路5の上側に2つの軸受12を配置して、その間に独立したシール部材13を設けているが、図5とは異なり、シール機能が組み合わされた軸受12を用いても良い。
・通電により回転動力を発生する電動モータ(例えば、通電量に応じた回転トルクを発生する周知の直流モータ)と、
・この電動モータの回転トルクを増幅してシャフト8に伝達する減速装置(例えば、複数のギヤを組み合わせた歯車式減速機)と、
・バタフライバルブ7(シャフト8)を初期開度(例えば閉弁位置)へ戻すリターンスプリング14(例えば、ねじりコイルバネ)と、
・バタフライバルブ7(シャフト8)の開度を検出する回転角センサ15(例えば、シャフト8の角度を非接触で検出する磁気回転角センサ)と、
を備える。
具体的に、ECUは、マイクロコンピュータを搭載した周知の電子制御装置であり、回転角センサ15によって検出される実際のバタフライバルブ7(シャフト8)の開度が、車両走行状態に応じて算出された目標開度となるように、電動モータを通電制御するように設けられている。
この実施例の特徴技術を、図1〜図4を参照して説明する。
バタフライバルブ7は、上述したように、開度に応じてEGR量の調整を行なうものであり、バタフライバルブ7の外周縁には、バタフライバルブ7とノズル11の内周壁の隙間を閉塞するシールリング1が設けられている。
具体的に、シールリング1は、略円板形状を呈するバタフライバルブ7の外周縁に全周に亘って形成されたシール嵌合溝16に嵌め入れられている。
しかしながら、従来技術では、合口2からEGRガスが洩れる不具合があった。
合口2を成すシールリング1の両端には、径方向xおよび板厚方向yの両方に対して重なる重合片3が設けられている。具体的に、重合片3に設けられた傾斜カット面4同士が当接して重ね合わされる。
傾斜カット面4は、重合片3のカット形状を決定するものであり、図2(a)に示すように、「重合片3の先端部分を断面三角形で細く」するとともに、「重合片3の根元部分を断面五角形で太く」するものである。
なお、重合片3における周方向zの「中間部」とは、重合片3における周方向zの正確な中央値(1/2の値)に限定されるものではない。
(i)重合片3の先端部における断面形状{図2(a)の線Gにおける断面}を、図2(b)に示し、
(ii)重合片3の中間部における断面形状{図2(a)の線Hにおける断面}を、図2(c)に示し、
(iii)重合片3の根元部における断面形状{図2(a)の線Iにおける断面}を、図2(d)に示す。
この説明では、
・図1におけるシールリング1の面A(図示前面)を、図3においてノズル11に摺接する「シールリング1の外周面」とし、
・図1におけるシールリング1の面B(面Aの対向面)を、図3においてシール嵌合溝16の底と対向する「シールリング1の内周面」とし、
・図1におけるシールリング1の面C(図示上面)を、図3においてシール嵌合溝16における一方の溝側面(図3の左側面)に対向する「シールリング1のリング平面の一方面(図3の左側面)」とし、
・図1におけるシールリング1の面D(面Cの対向面)を、図3においてシール嵌合溝16における他方の溝側面(図3の右側面)に対向する「シールリング1のリング平面の他方面(図3の右側面)」とする。
また、シールリング1のリング平面(面Cおよび面D)と、シール嵌合溝16の溝側面との間には、シールリング1の組付けを可能にする板厚方向隙間βが存在する。
即ち、図3では、一例として、シールリング1における面Dとシール嵌合溝16の溝側面との間に、板厚方向隙間βが形成される例を示す。
・ノズル11(固定部材の一例)とバタフライバルブ7(可動部材の一例)の隙間距離をL1、
・「合口2の周方向の隙間を塞ぐ部位」に配置される重合片3の根元部における径方向xの寸法(断面五角形のx方向の短辺の寸法)をL2、
とした場合、
重合片3の根元部分は、
L1≦L2
の関係を満足するように設けられている。
・図3(a)に示すように、合口2とは異なる部位(断面四角の線材の部位)と、
・図3(b)に示すように、合口2において2つの重合片3が重なる部位と、
・図3(c)に示すように、合口2の2箇所に存在する周方向の隙間の一方(図1の隙間E参照)において、1つの重合片3だけでシールを行なう部位と、
・図3(d)に示すように、合口2の2箇所に存在する周方向の隙間の他方(図1の隙間F参照)において、1つの重合片3だけでシールを行なう部位と、
が存在する。
なお、一方の隙間Eにおいて、シールリング1がシール嵌合溝16の図3の右側面に密着する場合{図3(c)とは逆側に密着する場合}には、断面五角形を呈する重合片3の根元部における面Dがシール嵌合溝16の図3の右側面に密着して板厚方向隙間βを塞ぎ、バタフライバルブ7とノズル11のクリアランスをシールする。
なお、他方の隙間Fにおいて、シールリング1がシール嵌合溝16の図3の右側面に密着する場合{図3(d)とは逆側に密着する場合}には、重合片3の面Dがシール嵌合溝16の図3の右側面に密着して板厚方向隙間βを塞ぎ、バタフライバルブ7とノズル11のクリアランスをシールする。
これにより、EGRバルブの閉弁時に、シールリング1の合口2からEGRガスが洩れる不具合を回避することができる。即ち、EGRバルブにおいて低弁洩れを実現することができ、EGRバルブの信頼性を高めることができる。
図6を参照して実施例2を説明する。なお、この実施例2において、上記実施例1と同一符号は、同一機能物を示すものである。
以下では、図6を参照して、上記実施例1で開示したシールリング1の製造方法を説明する。
次に、図6(b)に示すように、C字形状に設けられた線材1’の両端に、実施例1で説明した重合片3を形成する。具体的には、研摩加工を用いて、C字形状に設けられた線材1’の両端に傾斜カット面4を形成することで重合片3を形成する(カット行程)。
続いて、図6(c)に示すように、線材1’の両端における傾斜カット面4を重ね合わせ、且つ線材1’を治具で真円に保った状態で熱処理を加えて、線材1’における応力の除去を行なう(熱処理行程)。
以上によって、実施例1に開示したシールリング1が形成される。
なお、線材1’を真円に保つ治具は、線材1’の外径寸法を、ノズル11の内径寸法より僅かに大径の真円に保つものである。
なお、コイリング行程とカット行程を入れ換えても良い。即ち、線材1’の両端に対するカット行程を終えてから、線材1’を輪状に形成するコイリング行程を実施しても良い。
具体的な一例として、ターボチャージャに供給される排気ガスの一部を逃がすウエストゲートバルブのバタフライバルブ7に本発明のシールリング1を適用するなど、バタフライバルブ7を用いた全ての開閉弁、流量調整弁、圧力調整弁に、本発明のシールリング1を適用することができる。
具体的な一例として、エンジンのピストンリングに本発明を適用しても良い。
1’線材
2 合口
3 重合片
4 傾斜カット面
5 EGR流路(流体通路)
7 バタフライバルブ(可動部材)
11 ノズル(固定部材)
16 シール嵌合溝
Claims (7)
- 断面形状が四角形状を呈し、周方向の1箇所に合口(2)が設けられるシールリング(1)において、
前記合口(2)を成す前記シールリング(1)の両端は、径方向(x)および板厚方向(y)の両方に対して重なる重合片(3)を備え、
この重合片(3)において重なり合う傾斜カット面(4)は、前記重合片(3)の先端を断面三角形で細く、前記重合片(3)の根元を断面五角形で太く設けるものであり、
前記傾斜カット面(4)は、径方向(x)、板厚方向(y)、周方向(z)の全てに対して傾斜するとともに、前記重合片(3)における周方向(z)の中間部において前記断面四角形の対角線に一致することを特徴とするシールリング。 - 請求項1に記載のシールリング(1)において、
このシールリング(1)は、
円筒形状の穴を備える固定部材(11)と、
前記穴の内部に配置可能な可動部材(7)との間の隙間を閉塞するものであり、
前記シールリング(1)は、前記可動部材(7)の外周縁において全周に亘って形成されたシール嵌合溝(16)の内部に嵌め入れられて用いられるものであり、
前記固定部材(11)と前記可動部材(7)の隙間距離をL1、
前記合口(2)の周方向の隙間を塞ぐ部位に配置される前記重合片(3)の根元部における断面五角形のうちの径方向(x)に沿う短辺の寸法をL2とした場合、
前記重合片(3)は、
L1≦L2
の関係を満足するように設けられることを特徴とするシールリング。 - 請求項2に記載のシールリング(1)において、
前記固定部材(11)は、内周面に流体通路(5)の内壁が形成される通路部材(11)であり、
前記可動部材(7)は、前記流体通路(5)内で回動して前記流体通路(5)の開閉あるいは前記流体通路(5)の通路面積を可変させるバタフライバルブ(7)であり、
前記シールリング(1)は、前記バタフライバルブ(7)の外周縁において全周に亘って形成された前記シール嵌合溝(16)に嵌め入れられて、前記バタフライバルブ(7)と前記通路部材(11)の内周壁の隙間を閉塞することを特徴とするシールリング。 - 請求項3に記載のシールリング(1)において、
このシールリング(1)は、EGRガスをエンジンの吸気側へ戻すEGRバルブのバタフライバルブ(7)に設けられることを特徴とするシールリング。 - 請求項3に記載のシールリング(1)において、
このシールリング(1)は、ターボチャージャに供給される排気ガスの一部を逃がすウエストゲートバルブのバタフライバルブ(7)に設けられることを特徴とするシールリング。 - 請求項2に記載のシールリング(1)において、
このシールリング(1)は、エンジンのピストンリングとして用いられることを特徴とするシールリング。 - 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のシールリング(1)は、
断面形状が四角形状を成す線材(1’)をC字形状に設けるコイリング行程と、
C字形状を成す前記線材(1’)の両端に、前記傾斜カット面(4)を形成して前記重合片(3)を設けるカット行程と、
前記線材(1’)の両端における前記傾斜カット面(4)を重ね合わせ、且つ前記線材(1’)を治具で真円に保った状態で熱処理を加えて、前記線材(1’)における応力の除去を行なう熱処理行程と、
を用いて製造されることを特徴とするシールリングの製造方法。
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