JP2012040601A - プレス成形システムおよびプレス成形システムの制御方法 - Google Patents

プレス成形システムおよびプレス成形システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 省エネルギー化を図りつつ各プレスユニットの制御を高精度に行うことのできるプレス成形システムおよびプレス成形システムの制御方法を提供する。
【解決手段】 プレス成形システム1は、複数のプレスユニット2が配設され共通の搬送機構4により前記プレスユニット2に対してプレス成形材Pの搬入が行われるプレス成形システム1において、各プレスユニット2は、昇圧制御工程B、加圧保持制御工程C、および降圧制御工程Dを少なくとも有し、昇圧制御工程Bの時間よりも加圧保持制御工程Cの時間の方が長く設けられ、各プレスユニット2にはそれぞれサーボモータ20により回転駆動されるポンプ21が備えられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、プレス成形システムおよびプレス成形システムの制御方法に関するものである。
従来、複数のプレスユニットに対して共通の搬送機構によりプレス成形材が搬入されるプレス成形システムおよび前記プレス成形システムに用いられるプレスユニットとしては、特許文献1ないし特許文献4に記載されたもの等が知られている。回路基板等の積層に使用されるプレスユニット(ホットプレス)は加圧制御工程の時間が長く、一般的には短いものでは3分〜30分、標準的には30分〜2時間、長いものでは2時間〜5時間に及ぶものがある。そのために熱板を多段構成にして一度に多くの成形材を加圧できるようにしたものが多い。また回路基板等の積層に使用されるホットプレス装置は加圧制御工程の時間が長いため、加圧時間中の電力消費量を少なくして省エネルギー化を図ることを目的としたものもある。特許文献1は、油圧機構の油圧源として、大容量ポンプと小容量ポンプを有し、大容量ポンプと小容量ポンプにより可動盤の上昇を行い、熱板閉鎖後に大容量ポンプの作動を停止し、小容量ポンプのみにより加圧を行うものである。しかし特許文献1については、油圧配管やバルブの配置が複雑になる上に、加圧時間中は小容量ポンプの回転を継続しているので省エネルギー化の点で満足のいく結果が得られなかった。またポンプが常に回転していることにより、油温の上昇の問題や騒音の発生の問題もあった。
また特許文献2には、電動サーボモータの回転により直接加圧を行うホットプレス装置が開示されている。しかし特許文献2については、加圧時間が長い場合、サーボモータを比較的高トルク状態で継続的に駆動させる必要があるので、サーボモータの負荷が問題となり、前記負荷に対応するサーボモータを選定すると非常に大型のサーボモータが必要となり、コストが上昇するという問題があった。またサーボモータを常時駆動させる必要があることから、必ずしも省エネルギー化が図れない場合もあった。
更に特許文献3には複数のプレスユニットに対して一の油圧制御ユニットを用いて加圧制御するプレス成形システムが開示されている。特許文献3ではポンプにサーボモータ等を使用してラムの上昇時にはポンプを作動させ、ラムの上昇時以外はポンプの回転を停止させてアキュームレータからの作動油をサーボバルブを介してプレスユニットへ送ることが記載されている。しかし特許文献3は、各プレスユニット側にそれぞれサーボバルブを設ける必要がある上に、アキュームレータを設ける必要があり、油圧回路が複雑化するという問題があった。また圧力保持をする際にアキュームレータ側の管路の圧力が安定しないという問題や、各プレスユニットの加圧力が異なる場合に対応が難しいという問題があった。
更にまた、特許文献4にも複数のプレスユニットに対して共通の搬送機構によりプレス成形材が搬入されるプレス成形システムが開示されている。そしてサーボモータにより回転数を制御するポンプを用いて、プレスユニットが待機中の吐出量をゼロにすること等が記載されている。しかしながら特許文献4については、加圧時にどのような制御を行ってプレスユニットの省エネルギー化を図るかについて等は示唆されていないものであった。
特開2003−200300号公報(請求項1、図1) 特開昭62−146608号公報(請求項1、第1図) 特開2009−142883号公報(請求項1、0011、0015、図1) 特開2009−291832号公報(請求項1、0026、図1、図2)
上記のように従来の複数のプレスユニットに対して共通の搬送機構によりプレス成形材が搬入されるプレス成形システムに関しては、省エネルギー化を図りつつ各プレス装置の制御を高精度に行うことについて問題が残っていた。そこで本発明は、省エネルギー化を図りつつ各プレスユニットの制御を高精度に行うことのできるプレス成形システムおよびプレス成形システムの制御方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のプレス成形システムは、複数のプレスユニットが配設され共通の搬送機構により前記プレスユニットに対してプレス成形材の搬入が行われるプレス成形システムにおいて、各プレスユニットは、昇圧制御工程、加圧保持制御工程、および降圧制御工程を少なくとも有し、昇圧制御工程の時間よりも加圧保持制御工程の時間の方が長く設けられ、各プレスユニットにはそれぞれサーボモータにより回転駆動されるポンプが備えられていることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載のプレス成形システムは、請求項1において、前記加圧保持制御工程の間、前記サーボモータは圧力低下時のみポンプを回転駆動することを特徴とする。
本発明の請求項3に記載のプレス成形システムは、請求項1または請求項2において、各プレスユニットの昇圧制御工程は、同時に開始されないことを特徴とする。
本発明の請求項4のプレス成形システムの制御方法は、複数のプレスユニットが配設され、共通の搬送機構により前記プレスユニットに対してプレス成形材の搬入が行われるプレス成形システムの作動方法において、各プレスユニットは、昇圧制御工程、加圧保持制御工程、および降圧制御工程を少なくとも有し、昇圧制御工程の時間よりも加圧保持制御工程の時間の方が長く設けられ、各プレスユニットにはそれぞれサーボモータにより回転駆動されるポンプが備えられており、前記加圧保持制御工程の間、前記サーボモータは圧力低下時のみポンプが回転駆動されることを特徴とする。
本発明のプレス成形システムおよびプレス成形システムの制御方法は、複数のプレスユニットが配設され、共通の搬送機構により前記プレスユニットに対してプレス成形材を搬入するプレス成形システムにおいて、各プレスユニットは、昇圧制御工程、加圧保持制御工程、および降圧制御工程を有し、昇圧制御工程の時間よりも加圧保持制御工程の時間の方が長く設けられ、各プレスユニットにはそれぞれサーボモータにより回転駆動されるポンプが備えられているので、省エネルギー化を図りつつ各プレスユニットの制御を高精度に行うことができる。
本実施形態のプレス成形システムの概略平面図である。 本実施形態のプレス成形方法のプレスユニットの概略説明図である。 本実施形態のプレス成形方法の各工程を示すチャート図である。
図1に示されるプレス成形システム1は、複数のプレスユニット2が搬送レール3に沿って配設され、前記搬送レール3上を走行する共通の搬送機構であるローダ装置4により前記プレスユニット2に対してプレス成形材Pが搬入されるようになっている。本実施形態ではプレスユニット2に対してプレス成形材Pを搬入するローダ装置4以外にも、プレス成形の完了した成形材Pを搬出するアンローダ装置5も同じ搬送レール3上を走行可能に設けられている。そして搬送レール3の一側の側方位置にはローダ装置4にプレス成形材Pを積み込むインストッカ装置6が設けられている。また搬送レール3の他側の側方位置には、アンローダ装置5からプレス成形材Pを搬出するアウトストッカ装置7が設けられている。またプレス成形システム1全体をコントロールする制御装置8が設けられ、各プレスユニット2、ローダ装置4、アンローダ装置5、インストッカ装置6、およびアウトストッカ装置7等と信号線を介して接続されている。
本実施形態では、プレスユニット2は、加熱と冷却の両方を可能なホットプレスが10基並設されているが、基数は2基以上なら限定されず、加熱を行うホットプレスと冷却を行うコールドプレスをそれぞれ別個に設けたものでもよい。また搬送機構については、1台または複数台のローダ装置4により搬入と搬出の両方を行うものでもよく、プレスユニット2の搬入口とは反対側にも搬送レールが設けられ、プレスユニット2の反対側の搬出口からプレス成形材Pの搬出を行うものなどでもよい。
次にプレスユニット2の構造について説明する。図2においてプレスユニット2の構造は、一部を省略して記載されているが、下方の基盤12とその上方の上盤13の間は図示しない複数のタイバー等で連結されている。そして基盤12の下側には加圧用シリンダ14が固定され、加圧用シリンダ14のピストンを兼ねたラム15が可動盤17の下面に固定されている。加圧用シリンダ14は、加圧用油室14aのみを有する単動シリンダである。従って可動盤17は、加圧用シリンダ14の加圧用油室14aにポンプ21から作動油を供給することにより、上昇・加圧されるようになっている。そしてプレスユニット2には、可動盤17の下降完了位置と上昇完了位置を検出する検出手段であるリミットスイッチ19a,19bが配置されている。
上面に熱板18aが固定された可動盤17と下面に熱板18bが固定された上盤13の間には、下降時に図示しない段板に載置されるように複数の中間の熱板18cが配置されている。本実施形態では5枚の中間熱板18cが配置されているが、本発明では熱板18a,18b,18cの枚数は限定されない。熱板18a,18b,18cは、上下に平行かつ平坦なプレス面18dを有する所定厚みの板体である。そしてプレスユニット2の外部には、図示しない熱媒供給用の加熱・冷却ユニットが配置され、熱板内の図示しない流路に向けて、マニホールドやホース等を介して接続がなされている。本実施形態において加熱・冷却ユニットは、図示しない熱媒油の供給用ポンプ、熱媒油の加熱装置(電気ヒータ)、および冷却装置(オイルクーラー)等からなり、加熱された熱媒油および冷媒油をバルブにより切り換えて熱板18a,18b,18cに供給可能となっている。なおプレスユニット2の加熱・冷却ユニットは、前記ヒータが熱板に組み込まれて、冷媒(冷媒油または冷却水)を冷媒供給用ポンプにより供給するものでもよく、ボイラを用いた蒸気により加熱を行い、冷媒(冷却水等)を冷媒供給用ポンプにより供給するものでもよい。なお加熱のために蒸気を用いたものは、電気ヒータを使用したものよりも、エネルギーコストの点では有利であるが、高温域で使用することが難しく、また沸点以下の低圧域の制御も難しい。また蒸気を用いたものは、ボイラ管理の上でも煩雑である。また熱媒油等を供給する供給用ポンプは、比較的コストの安い、歯車ポンプが一般的に用いられるが、昇温または降温の際に熱媒の供給量を制御通りに変更させたり、温度保持の際に一時的にポンプを停止して省エネルギー化を図る目的でサーボモータ等を駆動源とする回転数制御ポンプを用いてもよい。
プレスユニット2は、外側に真空室9を有している。そして真空室9には管路と図示しないバルブ等を介して真空ポンプ10が接続されている。また真空室9に直接か、または真空室9に連通する管路には、真空度を測定する真空センサ16が設けられている。真空ポンプ10については、ピストンポンプやベーンポンプなどが一般的に用いられるが、所定の真空度に保持する際に一時的にポンプを停止して省エネルギー化を図る目的でサーボモータ等を駆動源とする回転数制御ポンプを用いてもよい。
次にプレスユニット2の熱板18a,18b,18c間でプレス成形材Pを加圧する際に用いる加圧用シリンダ14の油圧機構について説明する。図2に示されるように本実施形態のプレスユニット2の油圧機構は、サーボモータ20により回転数を制御可能、かつ斜板の傾転角を変更することにより吐出量を変更可能なポンプ21が設けられ、制御機構も含めて全体でポンプユニット22を構成している。本実施形態で使用されるポンプ21は、アキシャルピストンポンプである。ポンプ21は、図示しないサクションフィルタを介してタンク23に接続されている。ポンプ21の吐出量(ピストンストローク)を規定する斜板の角度は、傾転角制御用シリンダ24により変更され、傾転角制御用シリンダ24は、電磁切換バルブ25により前後進変更可能となっている。また斜板の角度は、パイロット圧による比例切換バルブ26により圧力に応じて自動的に調整可能(カットオフ制御可能)となっている。そして前記電磁切換バルブ25は、ポンプユニット22の制御装置27から切換制御がなされる。またポンプユニット22には、第1の圧力センサ28が設けられ、検出された作動油の圧力値は、第1の圧力センサ28に接続された前記ポンプユニット22の制御装置27へ送られるようになっている。
更にポンプユニット22の制御装置27は、サーボモータ20に接続され、制御装置27からサーボモータ20への駆動信号が送られる。またサーボモータ20の回転を検出するロータリエンコーダ29は前記制御装置27に接続され、サーボモータ20の回転数がフィードバックされる。そしてまたポンプユニット22の制御装置27は、プレスユニット2全体を司る制御装置30に接続され、制御装置30から指令信号を受け取る。そして制御装置27によって、ポンプユニット22の流量指令値(傾転角の制御とサーボモータ20の回転数制御)と圧力指令値(傾転角の制御と前記の第1の圧力センサ28等の検出値に基づくサーボモータ20の回転数制御)に基づく制御が可能となっている。また制御装置27は、熱板18a,18b,18cの温度も制御する。なおプレス成形システム1の制御装置8と、プレスユニット2の制御装置30の関係は、制御装置8から送られたプレス開始、終了等の信号によりプレスユニット2の制御装置30が制御を開始する。なおプレス成形システム1の制御装置8から全ての操作を行うようにすることも可能である。
またポンプ21から加圧用シリンダ14の加圧用油室14aへ接続される主管路31には、電磁切換バルブ32が設けられている。そして主管路31(または加圧用シリンダ14に直接か主管路31から分岐した部分)には第2の圧力センサ33が設けられ、加圧用シリンダ14の作動油の圧力は、第2の圧力センサ33により検出され、第2の圧力センサ33に接続された制御装置30に送られるようになっている。また主管路31から分岐してタンク23へ向けて管路34が設けられている。管路34は、可動盤17等を下降させる際にタンク23へ作動油が戻すためのものであり、流量調整バルブ付きパイロットチェックバルブ35が設けられている。また主管路31から分岐したパイロット管路36が前記流量調整バルブ付きパイロットチェックバルブ35に接続され、そのパイロット管路36の途中に電磁切換バルブ37が設けられている。本実施形態では、ポンプ21と加圧用シリンダ14の間の主管路31、または主管路31に連通される回路には圧力制御バルブまたは流量制御バルブが配設されていない。そしてポンプユニット22を除く油圧機構は、主に上記の主要な3つのバルブ32,35,37により作動されるので、油圧機構の構造を簡略化することができる。
なお本発明の油圧機構の流量調整バルブ付きパイロットチェックバルブ35については、管路34を単に開閉する機能を有するだけのバルブでもよく、他のバルブについても同じ機能を有する他のバルブを使用してもよい。また本実施形態では圧力が上昇した際には、サーボモータ20の回転駆動を停止させるか、および/または、圧力調整用の比例切換バルブ26等により斜板の角度を調整することにより、ポンプ21からの作動油の吐出量が0になるように制御されるので、リリーフバルブは設置されていない。しかし別途にリリーフバルブを取付けるようにしてもよい。また回転数を制御するポンプユニット22の場合、常時ポンプ21が作動して不要な油をタンク23へアンロードしていないので、油温の上昇が無視できる程度であり、オイルクーラーも設置されていない。
次に本実施形態のプレス成形システム1の制御方法と、プレスユニット2を用いたプレス成形方法について説明する。まずコンベアからインストッカ装置6へ順次、プレス成形材Pが送られてくる。プレス成形材Pは、樹脂フィルム等と回路基板が重ねられたもので、それらの間にステンレス製のプレスプレートやクッション材などが挟まれている場合も多い。インストッカ装置6では前記プレス成形材Pを多段の状態に準備する。準備が完了すると多段のローダ装置4がインストッカ装置6の前に移動してきて積み込みを行った後、プレス成形材Pを次にプレスする空のプレスユニット2へ搬送する。それらの一連の工程は、制御装置8からの制御信号により行われる。プレスユニット2は、各熱板18a,18cのプレス面18d上にプレス成形材Pをそれぞれ略同時に載置されると真空室9を閉鎖し、真空ポンプ10を作動させて真空室9内を真空化(減圧)する。真空室9内の真空度は真空センサ16により検出され、所定圧(例えば10hPa)まで減圧されるとプレスユニット2は、次に図3に示されるように上昇制御工程Aへ移行可能となる。なお真空ポンプ10にサーボモータにより制御される真空ポンプ10を使用している場合、真空室9が所定の真空度となったら、真空ポンプ10の回転数を減少させたり、停止させてリーク分だけ再駆動するようにしてもよい。
また真空室9の真空化(減圧)と略同時に熱板18a,18b,18c内の通路に熱媒を流通させ、熱板18a,18b,18cおよびプレス成形材Pを昇温する。熱板18a,18b,18cの昇温の際、加熱ユニットの電気ヒータは設定された温度カーブにもよるが、ほとんどONの状態にあり、この際の電気ヒータの電力消費量が最も大きい。当初の熱板18a,18b,18cの温度は30℃〜80℃であるが、加熱することにより一例として250℃、プレス成形材Pの種類により相違するが120℃〜400℃程度に昇温させる。
図2に示されるように、プレス成形材Pを載置して真空室9を真空化している際、加圧用シリンダ14のラム15の位置は最下降位置にあり、ポンプ21の回転は停止しており、各バルブは図1の状態にある。即ち電磁切換バルブ32によりポンプ21と加圧用シリンダ14の加圧用油室14aの間の主管路31は接続されており、加圧用シリンダ14とタンク23の間の管路34は遮断されている。そして図3に示されるように、制御装置30からポンプユニット22の制御装置27を介して信号を送りサーボモータ20を駆動させてポンプ21を作動させ、主管路31を通じて加圧用シリンダ14の加圧用油室14aへ作動油を送り、ラム15および可動盤17等を上昇させる上昇制御工程Aを開始する。そして上昇制御工程Aでは、可動盤17の上昇とともに中間の熱板18cも下方から順に1段づつ当接し上昇される。
本実施形態では、上昇制御工程Aの際のポンプ21の斜板の傾転角は、大傾転角に制御されている。またポンプ21の制御は、回転数が一例として2000rev/minとなるように制御される。しかし可動盤17等を高速で上昇させる際、前記のようにポンプ21の回転数はクローズドループ制御されているが、可動盤17等の直接的な位置および速度は検出されておらず、オープン制御により可動盤17等を上昇させる。この際に第1の圧力センサ28によって検出される作動油の設定油圧p1(圧力指令値)は2.0MPaに設定されているが、可動盤17等の上昇とともに加圧用油室14aの容積が拡大していき、電磁切換バルブ32による圧力損失も大きいので、加圧用シリンダ14側の圧力は、0.2MPa〜0.3MPa程度にしかならない。従って実質的には前記の回転数(流量指令値)を優先した制御となる。ただしもし第1の油圧センサ28の検出値が2.0MPaに到達した場合、圧力制御に切換わり、ポンプ21の回転数を低下させるか、或いは圧力制御用の比例切換バルブ26が働き、ポンプ21の傾転角を変更し(カットオフ制御を行い)、吐出量を減少または停止させる。
次に可動盤17等が上昇して全ての熱板18a,18cのプレス成形材Pが上方の熱板18b,18cの下面のプレス面と当接し熱板閉鎖(熱板18b,18cの下面とプレス成形材Pの当接)されたことが上昇確認位置に配置されたリミットスイッチ19bによって検出されると、次に昇圧制御工程Bに移行する。昇圧制御工程Bの最初は、加圧用シリンダ14側の油圧とポンプユニット22側の油圧の圧力差が急速に縮小されることになる。本実施形態では、前記熱板閉鎖からはポンプユニット22側の作動油の設定油圧p1は0.5MPaに下降させる。この際にポンプ21の回転数は、電圧制御により2000revから40rev/minに回転数を低下させるが、サーボモータ20を用いることにより急速に指令した回転数に落とすことができる。そして第2の圧力センサ33によって検出される作動油の圧力が0.5MPaに到達するまでは、ポンプ21の回転数は40revで回転される。
またリミットスイッチ19bに熱板閉鎖されたことが検出され昇圧制御工程Bに移行するのと同時にポンプユニット22の制御装置27から電磁切換バルブ25にはポンプ21の傾転角を大傾転角から小傾転角に切り換える指令を出す。しかしポンプ21の傾転角についてはこの段階ではまだ大傾転角のままである。ポンプ21の斜板にはポンプユニット22の傾転角制御用シリンダ24に対向する方向に向けて斜板角度を安定させるためのバネが入っており、低圧(一例として2MPa以下)では斜板の角度が変更されないようになっているからである。そして熱板閉鎖から5〜30秒程度行われ、設定油圧p1(圧力指令値)に到達する。そしてこの熱板閉鎖後、または型に近接後にポンプ21のサーボモータ20の回転数と設定油圧p1を設定することにより昇圧制御工程Bに移行直後の圧力と時間を自由にコントロールすることができる。そして昇圧制御工程Bへ移行直後の設定油圧p1(主にポンプユニット22側の作動油の設定油圧p1)はポンプユニット22の制御の下限である0.3MPaから2.0MPa、より好ましくは0.3MPaから1.5MPa程度とする。またポンプ21の回転数は指令可能な下限の回転数〜1000rev/min以下、更に好ましくは下限の回転数〜200rev/min以下とすることが望ましい。
一方従来の圧力制御バルブ等を用いた油圧プレス装置は、熱板閉鎖のタイミングで大容量ポンプを停止しても制御遅れ等の問題からピーク圧が出てしまい良好な低圧制御が行えないという問題があった。しかし本実施形態は、サーボモータ20を使用したポンプ21を使用して熱板閉鎖後に低圧制御を行う際に、上記のようにポンプ21の回転数を敏感に変更可能であり、それに伴って加圧用シリンダ14の作動油の圧力が制御可能となったので、大きなピーク圧が検出されることなく、良好な低圧制御が可能となった。なおプレス成形材Pの種類によっては低圧制御を行わないで急速に昇圧させることも可能である。
なお本実施形態において、なお加圧用シリンダ14の設定油圧p1とプレス成形材Pに直接的に加えられる面圧p2の関係は、次の式で表される。
面圧p2=(設定油圧p1×シリンダ加圧面積a1―可動盤等の重量w)÷プレス成形材Pの面積a2
よってプレス成形材Pに加えられる面圧p2は、加圧用シリンダ14の設定油圧p1をかなり下回る。これは成形に用いられる熱板18cの枚数、段数やプレス成形材Pの重量および面積、作動油の設定油圧p1の値によっても相違するが、面圧p2は設定油圧p1の25〜70%となる。
そして所定の時間(一例として15秒)を経過すると次にポンプユニット22の制御装置27からサーボモータ20に指令を送り、ポンプ21の回転数(流量指令値)を800rev/minに増加させる。また設定油圧p1の上昇度に応じて、第2の圧力センサ33により実測される圧力が上昇するように圧力指令値を上昇させる制御を行う。即ちポンプ21の回転数は前記の800rev/minにするが、第2の圧力センサ33が設定油圧p1となるとポンプ21の回転数を低下させるように圧力制御優先のクローズドループ制御を行う。なお昇圧制御工程Bの途中からは、作動油の流動量が減少し、電磁切換バルブ32を境としてポンプ21側の第1の圧力センサ28と加圧用シリンダ14側の第2の圧力センサ33の差圧は非常に小さくなる。そして傾転角制御用シリンダ24へ送られる作動油の圧力が2MPaを超えると初めてポンプ21の傾転角は大傾転角から小傾転角に切換わる。ポンプ21の傾転角が小傾転角に切換わるとポンプ21の1回転あたりの吐出量が大傾転角時の1/4程度に制御され、ポンプ21のサーボモータ20に大きな負荷をかけることなく加圧用シリンダ14の加圧用油室14aを昇圧することができる。
なおポンプ21と加圧用シリンダ14の間の主管路31に常時一定以上の差圧が発生する機構(減圧バルブ等)を設けるなどすれば、例えば第1の低圧制御の開始時から加圧用シリンダ14側を所望の低圧としながら、ポンプ21の傾転角を小傾転角に切り換えて制御することも可能である。またポンプ21の傾転角は、大傾転角と小傾転角を制御装置30からの指令により切り換える以外に、比例切換バルブ26により圧力に応じて自動的に調整可能としてもよい。その場合は、サーボモータ20のトルクが一定になるように制御がなされる。また傾転角は、段階的に切り換えられるものでも、無段階に変更されるものでもよい。
そして昇圧制御工程Bに移行してから、5〜20分程度で第2の圧力センサ33の検出圧力が予め設定され圧力を検出(本実施形態では一例として6.0Ma)まで昇圧されるか、または前記時間が経過すると、次に加圧保持制御工程Cに移行する。加圧保持制御工程Cでは、第2の圧力センサ33の圧力が設定された6.0MPa(面圧換算では一例として3・5MPa)を維持するように、前の工程から継続して圧力優先のクローズドループ制御によりポンプ21のサーボモータ20の回転を制御する。具体的にはサーボモータ20は、圧力センサ33の値が6.0MPaとなると一旦回転を中止し、加圧用シリンダ14またはバルブ32,35等から作動油がリークして圧力が低下した分だけポンプ21のサーボモータ20を回転させるようにして、圧力低下時のみポンプを回転駆動する。この際一定のヒステリシス値を設けるようにしてもよい。即ち、第2の圧力センサ33の値が一例として設定油圧p1よりも下の5.9MPaとなった時点でポンプ21の回転を再開するようにしてもよい。
加圧保持制御工程Cについてはポンプ21の傾転角は、そのまま小傾転角に維持されており、実際にポンプ21が回転されている時間は加圧保持制御工程Cの中でも僅かである。よって従来のように加圧保持制御工程Cにも少なくとも小容量ポンプは回転を継続して作動油をタンクにアンロードしていたのと比較して大幅に省エネルギー化を図ることができる。試算によれば、電力消費量は、1/6〜1/9程度に削減することができる。またポンプ21を停止させている時間が長いことにより、騒音の発生を極力抑えることができる。なお加圧保持制御工程Cのプレス成形材Pを加圧するための面圧p2は、1.0〜15.0MPa、より好ましくは1.0MPa〜8.0MPaの面圧p2でプレス成形材Pを加圧することが望ましい。また加圧保持制御工程Cの時間が、望ましい範囲としては20分〜5時間程度であり、昇圧制御工程Bの時間よりも加圧保持制御工程Cの時間の方が長く設けられている。なお加圧保持制御工程Cについては、低圧と高圧に2段に設けられるものでもよく、僅かづつ降圧されるものや、降圧された際に前回の圧力よりも僅かに昇圧されるものでもよく、ポンプユニット22のサーボモータ20の回転駆動を常時必要としないものであればよい。
図3に示されるように、加圧保持制御工程Cの設定時間がタイムアップすると、次に降圧制御工程Dに移行する。降圧制御工程Dでは制御装置27からポンプ21のサーボモータ20へ逆回転指令を送り、第2の圧力センサ33で実測される圧力が、予め設定された圧力下降度に応じて下降するように制御を行う。このようにサーボモータ20を用いて降圧制御することにより正確な圧力降下を伴った降圧制御工程Dが可能となる。また降圧制御工程Dでは、サーボモータ20の逆回転は断続的でよい場合が多く、サーボモータ20の負荷も小さい。降圧制御工程Dではポンプ21の傾転角は、小傾転角として1回転あたりの吐出量が小さくすることが望ましい。また比例切換バルブ26により圧力に応じて自動的に傾転角制御を行う場合についても、第1の圧力センサ28により検出される油圧が高いうちは小傾転角にて制御される。本実施形態では、降圧制御工程Dでは10分〜40分かけてほぼ圧力センサの値が常圧となるように減少させる。また降圧制御工程Dと同時に熱板内の通路に冷媒を流通させ、熱板18a,18b,18cの温度を150℃から50℃へ低下させる。
なお降圧制御工程Dについては、管路34を介して流量調整バルブ付きパイロットチェックバルブ35の流量を最小にし、比例切換バルブ26を開閉制御して、所望の圧力にまで低下させるようにしてもよく、別のバルブを設けて制御するようにしてもよい。その場合は、サーボモータ20に対して通電してポンプユニット22を駆動する必要はない。またはサーボモータ20を逆回転駆動させる場合は、上記の前記流量調整バルブ付きパイロットチェックバルブ35を固定的に流量調整されるものに変更することも可能である。
そして加圧用シリンダ14の検出圧力(第2の圧力センサ33)が所定の値まで下降し、かつ制御装置30のタイマが所定の時間を経過したら、次に可動盤17および熱板18a,18cを下降させる下降制御工程Eを行う。可動盤17等の下降制御工程Eは、図1の状態から電磁切換弁を励磁して主管路31を閉鎖するとともに電磁切換バルブ37を消磁して流量調整バルブ付きパイロットチェックバルブ35を開く。すると加圧用シリンダ14のラム15が可動盤17等の自重で下降して加圧用油室14aの作動油がタンク23へ戻される。そして可動盤17が下限まで下降したことがリミットスイッチ19aにより検出されると電磁切換バルブ37を励磁して管路34を閉鎖する。なお真空室9内に大気を導入する真空破壊については、本実施形態では加圧用シリンダ14の圧力および熱板温度が完全に下降される直前に開始しているので、可動盤17が下降されると真空室9の扉を開放し、加圧が終了したプレス成形材Pを取り出す。
また本発明においては、図3に示されるように順次にプレスユニット2(プレスユニット2a、2b、2c・・・)に成形材Pを搬入して昇圧制御工程Bを開始し、プレスユニット2間で同時に昇圧制御工程Bが開始されないようにすることが望ましい。昇圧制御工程Bについては最もポンプユニット22のサーボモータ20の電力消費量が大きくなる。また昇圧制御工程Bについては、熱板18a,18b,18cの昇温時と重なる部分が多いので、熱板18a,18b,18cを電気ヒータで加熱する際は、ヒータがほぼ常時ONになっており電気ヒータの電力消費量も大きい。従ってプレスユニット2間の昇圧制御工程Bが重ならないようにすることにより電力消費量を平準化することができ、電気設備を必要以上に大きくする必要が無くなる。
本発明については、上記の制御に限定されず、各種の応用が考えられる。例えば、昇圧制御工程B、降圧制御工程Dともに図3に示されるパターンに限定されずに、2段階ないしは更にそれ以上の複数段階に昇圧や降圧を行うようにしてもよく、一定速度で昇圧または降圧されるスロープ状以外に、曲線状に昇圧または降圧を行うようにしてもよい。その場合も上昇制御工程Aと昇圧制御工程Bを加えた時間よりも加圧保持制御工程Cの時間の方が長いので、省エネルギー化を図ることができる。
また上昇制御工程において、リミットスイッチ19bを熱板閉鎖直前の位置に設けて、閉鎖直前の可動盤17の位置を検出してポンプ21の回転数や設定油圧p1を減少させるようにしてもよい。そうすれば更に低速で熱板閉鎖を行うことができるので、当接時にプレス成形材Pに与える影響が小さくなる。またサーボモータ20の回転数の合計値から可動盤17の現在位置を求め、そこから低速上昇(傾転角を大傾転角から小傾転角への切換および/または回転数の変更)へ移行するようにしてもよい。また可動盤17と上盤13の間に位置センサを取付け、可動盤17を速度制御により移動させるようにしてもよい。
また第1の圧力センサ28および第2の圧力センサ33による検出値は、上記の実施形態以外の形で制御に用いてもよい。例えば、全ての制御をポンプ21の出口側の第1の圧力センサ28の検出値により制御することも可能であり、両者の検出圧力を組合わせるようにしてもよい。
使用されるポンプ21は、アキシャル型ピストンポンプの例について説明したが、1回転あたりの吐出量を制御して変更可能なポンプ21であれば、一例としてラジアルピストンポンプやベーンポンプなどでもよい。またポンプ21に使用されるモータは、サーボモータ20が好適に用いられるが、回転数の制御および1成形サイクル中に停止および駆動を繰り返すことが可能なモータであれば、一例としてインバータ制御モータなどでもよい。更にポンプ21は、双方向吐出型、一方向吐出型のどちらのポンプ21であってもよい。また本実施形態では1基のプレスユニット2の加圧用シリンダ14に作動油を供給するポンプ21は1台で行っているが、ポンプ21は1台に限定されない。例えば900mm×1800mmといった大型の太陽電池のプレスユニットの場合、加圧用シリンダ14も2個〜6個となり、ポンプ21も複数となることも想定される。その際、加圧用シリンダ14毎に対応してポンプユニット22を設けてもよく、サーボバルブ等や流量制御バルブ等によりポンプユニット22の作動油を各シリンダへ分配するものでもよい。また加圧用シリンダ14は単動シリンダの他、復動シリンダであってもよい。また比較的廉価で吐出量の大きいサーボモータを用いない歯車ポンプやピストンポンプと、サーボモータ等により吐出量を変更可能なポンプの両方を配置し、可動盤17等の上昇時には前記のサーボモータを用いない歯車ポンプ等を主に使用し、上昇完了直前または上昇完了を確認してから前記のサーボモータを用いないポンプを停止して、サーボモータ等を用いて回転数を制御するポンプにより制御を行うようにしてもよい。
またプレスユニット2については、成形効率の点から多段の熱板18a,18b,18c間にプレス成形材Pが載置されて加圧されるものが好ましいが、2枚の熱板18のプレス面間でプレス成形材Pが加圧されるものでもよい。またプレスユニット2は、上側の熱板18が下降されて加圧されるものでもよい。更にプレスユニット2は、プレス面は平坦なものに限定されず、曲面や凹凸面等から形成され、曲面や凹凸面等を有する成形材(成形品)を成形するものでもよい。またプレスユニット2は、水平方向に可動盤17、型、熱板等が移動され加圧されるものでもよい。
また本発明により成形されるプレス成形材Pは、回路基板がまず想定されるが、回路基板に限定されず、太陽電池等であってもよい。そして特には油圧2MPa以下の低圧領域の加圧保持制御工程を含み少なくとも3分間ないし5時間の加圧保持制御工程が必要な成形材Pを成形する場合、加圧初期の低圧制御と長時間の加圧保持制御工程の際の省エネルギー化の両方を実現することができる。
1 プレス成形システム
2 プレスユニット
4 ローダ装置(搬送機構)
14 加圧用シリンダ
17 可動盤
18a,18b,18c 熱板
20 サーボモータ
21 ポンプ
22 ポンプユニット
24 傾転角制御用シリンダ
25,32,37 電磁切換バルブ
8,27,30 制御装置
28 第1の圧力センサ
33 第2の圧力センサ
A 上昇制御工程
B 昇圧制御工程
C 加圧保持制御工程
D 降圧制御工程
E 下降制御工程
P プレス成形材

Claims (4)

  1. 複数のプレスユニットが配設され共通の搬送機構により前記プレスユニットに対してプレス成形材の搬入が行われるプレス成形システムにおいて、
    各プレスユニットは、昇圧制御工程、加圧保持制御工程、および降圧制御工程を少なくとも有し、
    昇圧制御工程の時間よりも加圧保持制御工程の時間の方が長く設けられ、
    各プレスユニットにはそれぞれサーボモータにより回転駆動されるポンプが備えられていることを特徴とするプレス成形システム。
  2. 前記加圧保持制御工程の間、前記サーボモータは圧力低下時のみポンプを回転駆動することを特徴とする請求項1に記載のプレス成形システム。
  3. 各プレスユニットの昇圧制御工程は、同時に開始されないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプレス成形システム。
  4. 複数のプレスユニットが配設され共通の搬送機構により前記プレスユニットに対してプレス成形材の搬入が行われるプレス成形システムの制御方法において、
    各プレスユニットは、昇圧制御工程、加圧保持制御工程、および降圧制御工程を少なくとも有し、
    昇圧制御工程の時間よりも加圧保持制御工程の時間の方が長く設けられ、
    各プレスユニットにはそれぞれサーボモータにより回転駆動されるポンプが備えられており、
    前記加圧保持制御工程の間、前記サーボモータは圧力低下時のみポンプを回転駆動することを特徴とするプレス成形システムの制御方法。
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