JP2012039196A - 受信装置および受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークフォローに要する時間を短縮することができる受信装置および受信方法を提供すること。
【解決手段】各放送事業者および当該放送事業者が提供する各サービスを識別するために放送信号へ重畳されるサービス識別情報に対し、放送事業者の属する放送系列を対応付けた系列情報を予め記憶しておき、受信した放送信号からサービス識別情報を取得するとともに、放送信号の出力中に受信可能な他の放送信号を検索し、検索した他の放送信号および出力中の放送信号からそれぞれ取得されたサービス識別情報に対応する放送系列が同一であった場合に、当該他の放送信号を出力の切替先として決定するように放送受信装置を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信装置および受信方法に関するものであり、特に、ネットワークフォローに要する時間を短縮することができる受信装置および受信方法に関する。
地上デジタル放送は、UHF帯域のチャンネルが使用されているため放送エリアに制限がある。このため、同一放送系列に属する各放送事業者は、放送エリア毎にそれぞれ異なるチャンネルを使用して同じ番組を放送している。
ところで、車載型の受信装置のように移動しながら地上デジタル放送を受信する受信装置は、地上デジタル放送の番組を受信中に、ある放送事業者の放送地域から別の放送事業者の放送地域へ移動することがある。
このため、受信装置には、別の放送地域へ移動する場合に、受信中の番組を放送している放送事業者と同一放送系列に属する他の放送事業者が使用しているチャンネルを検索してチャンネルの再設定(以下、「ネットワークフォロー」という)を行うものもある。
たとえば、特許文献1には、受信した放送信号から放送事業者の放送系列を示す系列IDを取得し、取得した系列IDに基づいてネットワークフォローを行う受信装置が記載されている。
具体的には、特許文献1に記載の放送受信装置は、放送信号を受信する2つの受信機を備え、一方の受信機が選局したチャンネルで番組を受信中に、他方の受信機が一方の受信機で選局されているチャンネル以外で受信可能なチャンネルを検索する。
そして、特許文献1に記載の放送受信装置は、2つの受信機によって受信された放送信号から取得した各系列IDが一致するか否かを判断してネットワークフォローを行う。
特開2009−194603号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の放送受信装置では、ネットワークフォローに要する時間を短縮することが困難であるという問題があった。すなわち、上記特許文献1に記載の受信装置がネットワークフォローに用いている系列IDは、1秒おきに送信されることが規定されている情報である。
したがって、特許文献1に記載の受信装置は、2つの受信機によって受信された放送信号から取得した各系列IDが一致するか否かを判定するために1チャンネルあたり少なくとも1秒の時間を要する。
このように、特許文献1に記載の受信装置では、1秒おきにしか送信されない系列IDを用いてネットワークフォローを行っていたため、ネットワークフォローに要する時間を短縮することが困難であった。
このことから、ネットワークフォローに要する時間を短縮することができる受信装置および受信方法をいかにして実現するかが大きな課題となっている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ネットワークフォローに要する時間を短縮することができる受信装置および受信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、地上デジタル放送の放送信号を受信する受信装置であって、各放送事業者および当該放送事業者が提供する各サービスを識別するために前記放送信号へ重畳されるサービス識別情報に対し、前記放送事業者の属する放送系列を対応付けた系列情報を記憶する記憶手段と、受信した放送信号から前記サービス識別情報を取得する取得手段と、放送信号の出力中に、受信可能な他の放送信号を検索する検索手段と、当該他の放送信号および出力中の前記放送信号からそれぞれ取得された前記サービス識別情報に対応する前記放送系列が同一か否かを前記系列情報に基づいて判定し、同一であった場合に、当該他の放送信号を出力の切替先として決定する決定手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、系列IDよりも短い周期で受信されるサービス識別情報に基づき、出力中の放送信号を送信している放送事業者と同一の放送系列に属する他の放送事業者が送信している放送信号を検索することができる。したがって、本発明によれば、系列IDに基づいてネットワークフォローを行う場合に比べ、ネットワークフォローに要する時間を短縮することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係る受信手法の概要を示す図である。 図2は、本実施例に係る受信装置の構成を示すブロック図である。 図3は、本実施例に係る系列情報を示す図である。 図4は、本実施例に係る受信装置の動作を示す図である。 図5は、本実施例に係る受信装置で実行される処理を示すフローチャートである。 図6は、本実施例に係る隣接地域情報の一例を示す図である。 図7は、本実施例に係る隣接地域情報を記憶している場合の受信装置の動作を示す図である。 図8は、3つ以上の放送地域が重複する地域を考慮した受信装置の動作の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る受信装置の実施例を詳細に説明する。まず、実施例の詳細な説明に先立ち、図1を用いて本発明に係る受信手法の概要について説明する。
本発明に係る受信手法は、移動しながら地上デジタル放送(以下、「サービス」という)を受信する場合、同一の放送系列に属する放送事業者が放送しているサービスを順次検索して受信することで同一の番組を継続して出力する所謂ネットワークフォローを行う。
具体的には、本発明に係る受信手法は、ARIB(社団法人電波産業会)によって各サービスの放送信号へ重畳させることが規定されているサービス識別情報(以下、「サービスID」という)に基づいてネットワークフォローを行う。
なお、サービスIDとは、全国の各放送事業者および各放送事業者が提供する各地上デジタル放送(以下、「サービス」という)等を一意に特定するために100ms毎に放送信号へ重畳させることが規定されている情報である。
特に、本発明に係る受信手法では、図1(A)に示すように、既知の各サービスIDと各サービスIDを使用している放送事業者の属する放送系列とを対応付けた系列情報を予め記憶しておく。
そして、本発明に係る受信手法では、かかる系列情報を利用することで従来における受信手法よりも短時間でネットワークフォローを行う。以下、本発明に係る受信手法について従来における受信手法と対比して説明する。
従来における受信手法では、ARIBによって放送信号へ重畳させることが規定されている系列IDに基づいてネットワークフォローを行っていた。かかる系列IDは、各放送事業者の属する放送系列を識別するために1s毎に放送信号へ重畳させることが規定されている情報である(図1(B−1)参照)。
このため、従来の受信手法では、ネットワークフォローを行う場合、1sおきにしか出力の切替先を判定するための判定材料となる系列IDを受信することができない。例えば、従来における受信手法によって、A系列に属するA社からテレビサービスA1を受信中に、図1(B−2)に示すように、時刻T1でB系列に属するB社からテレビサービスB1の系列IDを取得したとする。
かかる場合、従来における受信手法では、取得した系列IDがA系列でなくB系列を示しているため、A系列に属する他の放送事業者が放送中の別のサービスを検索する。このとき、従来の受信手法では、最短で時刻T1から1s後の時刻T3まで新たな系列IDを取得することができない(図1(B−3)参照)。
このため、従来における受信手法では、図1(B−3)に示すように、時刻T3でA系列に属するC社からテレビサービスC1の系列IDを取得した場合に、図1(B−4)に示すように、切替先のサービスをテレビサービスC1に決定することになる。
このように、従来における受信手法では、時刻T1でA系列を示す系列IDを取得できなかった場合、出力切替先の判定材料となる系列IDを次に受信するまでに1sの時間が必要であった。
そこで、本発明に係る受信手法では、各サービスIDと各サービスIDに対応する放送系列とを対応付けた系列情報を予め記憶し、100msおきに受信するサービスIDと系列情報とに基づいてネットワークフォローのための出力の切替先を決定する。
これにより、本発明に係る受信手法によれば、A系列に属するA社からテレビサービスA1を受信中に、時刻T1でA系列に対応するサービスIDを取得できなかった場合、時刻T1から100ms後に、出力切替先の判断材料となるサービスIDを取得できる。
すなわち、本発明に係る受信手法では、図1(B―5)に示すように、時刻T1でB系列に属するB社からテレビサービスB1のサービスIDを取得した場合、サービスIDと系列情報とからB社の放送系列がA系列でないと判断できる。
続いて、本発明に係る受信手法では、図1(B−6)に示すように、時刻T1から100ms後の時刻T2にA系列に属するC社からテレビサービスC1のサービスIDを取得することで、サービスIDと系列情報とからC社の放送系列をA系列と判断できる。
これにより、本発明に係る受信手法では、図1(B−7)に示すように、切替先のサービスをテレビサービスC1に決定することができる。このように、本発明に係る受信手法では、時刻T1にA系列で放送されている他のサービスを検索できなかった場合、従来における受信手法よりも最短で900ms早く出力の切替先を決定することができる。
上述したように、本発明に係る受信手法では、ARIBによって100ms毎に各サービスの放送信号へ重畳することが規定されているサービスIDと各サービスIDを使用している放送事業者の属する放送系列とを対応付けた系列情報を予め記憶しておく。
そして、本発明に係る受信手法では、あるサービスの放送信号を受信して出力中に、受信可能な他のサービスの放送信号を検索する。続いて、本発明に係る受信手法では、検索した放送信号および出力中の放送信号からそれぞれ100msおきに取得した各サービスIDに対応する放送系列が同一か否かを系列情報に基づいて判定する。
そして、本発明に係る受信手法では、検索した放送信号および出力中の放送信号から取得されたサービスIDが同一であった場合に、検索した放送信号を出力の切替先として決定する。
したがって、本発明に係る受信手法では、1sおきに受信される系列IDに基づいて出力の切替先を決定していた従来における受信手法よりも早期に出力の切替先を決定することができるためネットワークフォローに要する時間を短縮することができる。
以下では、図1を用いて説明した受信手法を適用した受信装置についての実施例を図2〜図9を用いて詳細に説明する。
図2は、本実施例に係る受信装置1の構成を示すブロック図である。なお、同図では、本実施例に係る受信装置1の特徴を説明するために必要な構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
図2に示すように、受信装置1は、アンテナ01、02によって受信された地上デジタル放送(以下、「サービス」という)を所定の出力装置03へ出力する装置であり、第1受信部2と、第2受信部3と、制御部4と、記憶部5とを備えている。なお、出力装置03は、受信したサービスの映像を出力するディスプレイおよび受信したサービスの音声を出力するスピーカを備えている。
また、記憶部5には、各サービスを識別するためのサービスIDと各サービスIDを使用している放送事業者の属する放送系列とが対応付けられた系列情報51が記憶されている。なお、サービスIDおよび系列情報51の詳細については、図3を用いて後述する。
第1受信部2および第2受信部3は、アンテナ01、02によってそれぞれ受信される各サービスの放送信号をTS(Transport Stream)信号へ変換してサービスID取得部41および出力切替部42へ出力する処理部である。
同図に示す受信装置1では、第1受信部2によって受信されているサービスを出力装置03へ出力している場合、出力装置03へ出力されているサービス以外で受信可能な他のサービスを第2受信部3に検索させる。
このとき、第2受信部3は、出力装置03へ出力されているサービスを放送している放送事業者と放送系列が同一の他の放送事業者が放送しているサービスを検索する。そして、第1受信部2によるサービスの受信状態が悪化した場合に、第2受信部3によって検索されたサービスへ出力を切り替えることにより、ユーザへ同一番組を継続して視聴させる所謂ネットワークフォローを行う。
なお、受信装置1では、第2受信部3によって受信しているサービスを出力装置03へ出力している場合、出力装置03へ出力されているサービス以外で受信可能な他のサービスを第1受信部2に検索させる。そして、第2受信部3によるサービスの受信状態が悪化した場合に、第1受信部2によって検索されたサービスへ出力を切り替えることでネットワークフォローを行う。
制御部4は、CPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とを有する情報処理装置を備えている。そして、制御部4は、CPUがROMから各種プログラムを読出し、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能するサービスID取得部41と、出力切替部42と、系列情報更新部43とを備えている。
サービスID取得部41は、第1受信部2および第2受信部3より入力される各TS信号のそれぞれから受信中のサービスを識別するために放送信号へ重畳されているサービスIDを取得する処理部である。
そして、サービスID取得部41は、第1受信部2および第2受信部3より入力される各TS信号のそれぞれから取得したサービスIDに対応する放送系列が同一であるか否かを系列情報51に基づいて判定する。
続いて、サービスID取得部41は、放送系列が同一であると判定した場合、出力装置03へサービスが出力されていない方の受信部(第1受信部2または第2受信部3)によって検索されたサービスをネットワークフォローのための出力の切替先として決定する。なお、出力の切替先を決定する手順については、図4を用いて後述する。
そして、サービスID取得部41は、ネットワークフォローのための出力の切替先を決定した場合、決定した出力の切替先を示す切替先情報を出力切替部42へ出力する。
一方、サービスID取得部41は、第1受信部2および第2受信部3より入力される各TS信号から取得したサービスIDに対応する放送系列が同一でなかった場合、出力装置03へサービスが出力されていない方の受信部へ他のサービスを検索するよう要求する。
ところで、サービスID取得部41は、新たに放送事業者が設立された場合、かかる放送事業者が放送するサービスの放送信号から系列情報51に含まれていないサービスIDを取得することがある。
このように、系列情報51に含まれていないサービスIDを取得した場合、サービスID取得部41は、取得したサービスIDとともに、サービスIDを取得したTS信号を系列情報更新部43へ出力する。
出力切替部42は、第1受信部2および第2受信部3により受信される各サービスのうち、いずれか一方のサービスを選択して出力装置03へ出力する処理部である。具体的には、出力切替部42は、第1受信部2および第2受信部3から入力されるTS信号に基づいて第1受信部2および第2受信部3による各サービスの受信レベルを判別する。
そして、出力切替部42は、第1受信部2および第2受信部3による各サービスの受信レベルが反転した場合、サービスID取得部41から入力された切替先情報に基づいて出力装置03へ出力するサービスを切替える。
たとえば、サービスID取得部41から出力切替部42へサービスID取得部41によって決定された出力の切替先を示す切替先情報が既に入力されているとする。このとき、出力切替部42は、第1受信部2により受信中のサービスを出力装置03へ出力中に、第1受信部2によるサービスの受信レベルが第2受信部3によるサービスの受信レベルを下回った場合、第2受信部3により受信中のサービスへ出力を切替える。
系列情報更新部43は、サービスID取得部41が系列情報51に含まれていないサービスIDを取得した場合に、かかるサービスIDに対応する放送系列を取得して系列情報51を更新する処理部である。
具体的には、系列情報更新部43は、サービスID取得部41から系列情報51に含まれていないサービスIDおよびTS信号が入力されると、入力されたTS信号から放送系列を示す放送系列識別情報(以下、「系列ID」という)を取得する。
続いて、系列情報更新部43は、取得した系列IDとサービス取得部41から入力されたサービスIDとを対応付けて記憶部5へ記憶させることにより系列情報51を更新する。
これにより、受信装置1では、たとえば、新規に創設された放送事業者からサービスを受信した際に系列情報51を更新しておくことで次回サービスを受信した場合に、受信したサービスに対応する放送系列を判定することができる。
次に、図3を用いて記憶部5に記憶されている系列情報51について説明する。図3は、本実施例に係る系列情報を示す図である。
図3に示すように、系列情報51は、各サービスIDと各サービスIDを使用している放送事業者の属する放送系列とが対応付けられた情報である。ここで、サービスIDとは、ARIB(社団法人電波産業会)によって放送信号へ100ms毎に重畳させることが規定されている情報である。
かかるサービスIDは、全国の各放送事業者が提供するサービス毎に異なる既知の情報である。具体的には、図3に示すように、サービスIDは、最下位ビット(LSB)b00〜最上位ビット(MSB)b15までの16ビットのデータによって構成されている。
このうち、b15〜b10までの6ビットは、地域識別情報を示すものである。かかる地域識別情報は、各サービスが提供される地域を識別するための情報であり、1〜63の識別情報が設けられている。たとえば、識別情報0〜9には、関東、近畿などの広域放送の放送地域が対応付けられている。
また、識別情報10〜16には、北海道の各地域放送の放送地域が対応付けられ、識別情報17〜63には、北海道を除く46都府県の各県域放送の放送地域が対応付けられている。なお、識別情報7〜9、63は、未定義とされている。
また、b09は、県複フラグを示すものである。かかる県複フラグは、0、1の2種類が割り当てられるものであり、県複フラグ1は、当該地域で1つのTS、または2つのTSを送出する場合の1つめのTSに使用される。一方、県複フラグ2は、当該地域で同一地域事業者(放送事業者)識別により2TSを送出する場合の2つめのTSに使用される。
また、b08〜b07は、サービス種別情報を示すものであり、0〜3のサービス種別が設けられている。かかるサービス種別0は、テレビ型サービスを示し、サービス種別1、2は、部分受信サービスを除くデータ型サービスを示し、サービス種別3は、部分受信サービスのデータ型サービスを示すものである。
また、b06〜b03は、地域事業者識別情報を示すものであり、0〜15の地域事業者識別情報が設けられている。かかる地域事業者識別情報は、各放送地域でサービスを提供する各放送事業者を識別するための情報である。
b02〜b00は、サービス番号を示すものであり、0〜7のサービス番号が設けられている。かかるサービス番号は、当該TS内のサービス種別毎に放送事業者が設定可能な番号であり、所謂チャンネルにあたるものである。
そして、受信装置1では、各サービスIDに対し、各サービスIDを使用している放送事業者の属する放送系列を識別するための放送系列識別情報を対応付け、系列情報51として記憶部5へ記憶している。
次に、図4を用いて本実施例に係る受信装置1の動作について説明する。図4は、本実施例に係る受信装置1の動作を示す図である。以下では、第1受信部2によって受信中のサービスを出力している場合について説明する。
なお、図4(A)には、第1受信部2からTS信号が入力された場合のサービスID取得部41の動作を示しており、図4(B)には、第2受信部3からTS信号が入力された場合のサービスID取得部41の動作を示している。
また、図4(C)には、サービスID取得部41がネットワークフォローのための出力の切替先を決定する場合の動作と、出力切替部42が出力装置03へ出力するサービスを切り替える場合の動作を示している。なお、以下、第1受信部2から出力されるTS信号を第1TS信号といい、第2受信部3から出力されるTS信号を第2TS信号という。
サービスID取得部41は、第1受信部2が受信しているサービスA1の第1TS信号が入力されると、図4(A−1)に示すように、まず、第1TS信号からサービスA1のサービスIDであるサービスIDaを取得する。
続いて、サービスID取得部41は、図4(A−2)に示すように、予め記憶している系列情報51を参照し、サービスIDaに対応する放送系列を判別する。このとき、サービスID取得部41は、系列情報51でサービスIDaに対応付けられている放送系列がA系列であるため、放送系列をA系列と判別する(図4(A−3)参照)。
続いて、サービスID取得部41は、図4(B―1)に示すように、第2TS信号からサービスIDを取得する。このとき、サービスID取得部41は、第2受信部3が受信可能なサービスとしてサービスP1を検索して受信していた場合、第2TS信号からサービスP1のサービスIDであるサービスIDpを取得する。
かかるサービスIDは、前述のように、100msおきに放送信号へ重畳される情報であり、従来の受信手法で放送系列を判別するために取得していた系列IDの1/10の時間間隔で放送信号へ重畳される情報である。
続いて、サービスID取得部41は、図4(B−2)に示すように、系列情報51を参照してサービスIDpに対応する放送系列を判別する。ここで、サービスID取得部41は、図4(B−3)に示すように、サービスIDpに対応する放送系列をB系列と判別する。このように、受信装置1では、従来の受信手法で放送系列を判別するために取得していた系列IDの1/10の時間間隔で放送信号へ重畳されるサービスIDに基づいて放送系列を判別するため、従来における受信手法よりも早期に放送系列をB系列と判別できる。
続いて、サービスID取得部41は、図4(C―1)に示すように、第1TS信号および第2TS信号からそれぞれ取得した各サービスIDに対応する放送系列が一致するか否かを判定する。ここで、サービスID取得部41は、第1TS信号から取得したサービスIDに対応する放送系列がA系列であり、第2TS信号から取得したサービスIDに対応する放送系列がB系列であるため、放送系列が一致しない(NG)と判定する。
かかる場合、サービスID取得部41は、第2受信部3へ受信可能な他のサービスの検索要求を行う。そして、第2受信部3は、かかる検索要求を受け付けると、受信可能な他のサービスを新たに検索して受信する。ここでは、第2受信部3がサービスQ1を新たに検索したとする。
すると、サービスID取得部41は、図4(B−4)に示すように、第2TS信号からサービスQ1のサービスIDであるサービスIDqを取得する。続いて、サービスID取得部41は、図4(B−5)に示すように、系列情報51を参照してサービスIDqに対応する放送系列を判別する。
ここで、サービスID取得部41は、図4(B−6)に示すように、サービスIDpに対応する放送系列をA系列と判別する。ここでも、受信装置1では、サービスP1の場合と同様に、サービスIDに基づいて放送系列を判別するため、従来における受信手法よりも早期に放送系列をA系列と判別することができる。
続いて、サービスID取得部41は、図4(C―2)に示すように、第1TS信号および第2TS信号からそれぞれ取得した各サービスIDに対応する放送系列が一致するか否かを判定する。
ここで、サービスID取得部41は、第1TS信号から取得したサービスIDに対応する放送系列がA系列であり、第2TS信号から取得したサービスIDに対応する放送系列もA系列であるため、放送系列が一致する(OK)と判定する。
かかる場合、サービスID取得部41は、第2受信部3によって新たに検索されたサービスQ1をネットワークフォローのための出力の切替先として決定する。
その後、受信装置1では、図4(C−3)に示すように、第1受信部2によるサービスAの受信レベルが第2受信部3によるサービスQ1の受信レベルを下回る時刻Tまで、サービスA1を継続して出力装置03へ出力する。なお、ここでの受信レベルとしては、たとえば、放送信号の受信電界強度を用いることができる。
そして、受信装置1では、第1受信部2によるサービスAの受信レベルが第2受信部3によるサービスQ1の受信レベルを下回った場合、出力切替部42が出力装置03へ出力するサービスをサービスA1からサービスQ1へ切替えてネットワークフォローを行う。
このように、受信装置1では、第2受信部3が新たに検索したサービスに対応する放送系列を従来における受信手法よりも早期に判別することができるため、ネットワークフォローのための出力の切替先を決定するまでに要する時間を短縮することができる。
次に、図5を用いて本実施例に係る受信装置1で実行される処理について説明する。図5は、本実施例に係る受信装置1で実行される処理を示すフローチャートである。受信装置1では、受信装置1へ電源が投入されている期間、同図に示す処理が繰り返し実行される。
図5に示すように、受信装置1では、サービスID取得部41が第1受信部2および第2受信部3より入力されるTS信号からサービスIDを取得したか否かを判定する(ステップS101)。
そして、サービスID取得部41は、サービスIDを取得していないと判定した場合(ステップS101,No)、処理を終了する。一方、サービスID取得部41は、サービスIDを取得したと判定した場合(ステップS101,Yes)、処理をステップS102へ移す。
ステップS102において、サービスID取得部41は、取得したサービスIDが既存のサービスIDか否かを判定する(ステップS102)。すなわち、サービスID取得部41は、取得したサービスIDが既に系列情報51として記憶部5へ記憶されているサービスIDか否かを判定する。
そして、サービスID取得部41は、取得したサービスIDが既存のサービスIDでないと判定した場合(ステップS102,No)、処理をステップS108へ移す。ステップS108において、系列情報更新部43は、サービスID取得部41より入力されるTS信号から系列ID(放送系列識別情報)を取得する。
続いて、系列情報更新部43は、サービスID取得部41より入力されたサービスIDと取得した系列IDとを対応付けて記憶部5へ記憶させることにより系列情報51の更新を行い(ステップS109)、処理を終了する。
一方、サービスID取得部41は、取得したサービスIDが既存のサービスIDであると判定した場合(ステップS102,Yes)、第1受信部2および第2受信部3より入力されるTS信号から取得したサービスIDに対応する各放送系列が一致するか否かを判定する(ステップS103)。
そして、サービスID取得部41は、放送系列が一致しないと判定した場合(ステップS103,No)、出力装置03へ出力されていない方のサービスを受信している受信部(第1受信部2または第2受信部3)へ受信可能なサービスを新たに検索する検索要求を行って(ステップS107)、処理を終了する。
一方、サービスID取得部41は、放送系列が一致したと判定した場合(ステップS103,Yes)、処理をステップS104へ移す。ステップS104において、出力切替部42は、第1受信部2によるサービスの受信レベルと第2受信部3によるサービスの受信レベルとが反転したか否かの判定を行う。
そして、出力切替部42は、受信レベルが反転したと判定した場合(ステップS104,Yes)、出力装置03へサービスを出力していない方の受信部(第1受信部2または第2受信部3)が受信中のサービスへ出力を切替え(ステップS105)、処理を終了する。
一方、出力切替部42は、受信レベルが反転していないと判定した場合(ステップS104,No)、他方の受信部より入力されるTS信号からサービスIDを取得してから所定時間(100ms)が経過したか否かを判定する(ステップS106)。
そして、出力切替部42は、所定時間が経過していないと判定した場合(ステップS106,No)、処理をステップS104へ移す。一方、出力切替部42は、所定時間が経過したと判定した場合(ステップS106,Yes)、処理を終了する。
ところで、受信装置1は、記憶部5へ系列情報51に加え、各放送地域に対し、各放送地域に隣接する放送地域を対応付けた隣接地域情報を記憶しておくことで、ネットワークフォローに要する時間をさらに短縮することができる。
ここで、図6および図7を用いて隣接地域情報を用いてネットワークフォローのための出力の切替先を決定する場合について説明する。図6は、本実施例に係る隣接地域情報52の一例を示す図であり、図7は、本実施例に係る隣接地域情報52を記憶している場合の受信装置1の動作を示す図である。
図6に示すように、隣接地域情報52は、各地域識別情報に対し、各地域識別情報に対応する放送地域と隣接する放送地域の地域識別情報を対応付けた情報である。たとえば、同図に示すように、兵庫に付与された地域識別情報(42)に対しては、大阪、京都、岡山、鳥取、岡山香川広域、島根鳥取広域にそれぞれ対応する地域識別情報(40)、(41)、(47)、(49)、(5)、(6)が対応付けられている。
かかる隣接地域情報52を記憶している場合、受信装置1では、サービスID取得部41は、第1受信部2で受信中のサービスを出力している場合、出力中のサービスが放送されている放送地域と隣接する放送地域で放送系列が同一の放送事業者を隣接地域情報52に基づいて第2受信部3へ検索させる。
たとえば、図7(A)に示すように、受信装置1を搭載した車両が兵庫を移動している場合、車両が走行している放送地域には、大阪、京都、岡山、鳥取、岡山香川広域、島根鳥取広域という6つの放送地域が隣接している。
かかる場合、サービスID取得部41は、第1受信部2より入力されるTS信号から取得したサービスIDに基づいて車両が走行している放送地域を兵庫と判定し、兵庫に隣接する放送地域の地域識別情報を隣接地域情報52に基づいて検索する。
続いて、サービスID取得部41は、図7(B)に示すように、検索した地域識別情報に対応する大阪、京都、岡山、鳥取、岡山香川広域、島根鳥取広域で放送中のサービスのみを第2受信部3に検索させる。
これにより、受信装置1によれば、第1受信部2で受信中のサービスが放送されている放送地域と隣接しない放送地域で放送中のサービスを第2受信部3へ不必要に検索させることがないため、ネットワークフォローに要する時間をさらに短縮することができる。
ところで、3つ以上の放送地域が重複する地域では、第1受信部2で受信中のサービスを出力している場合、出力中のサービスと放送系列が同じ複数の他のサービスが放送されている。
また、ごくまれに、同一の放送系列に属している放送事業者から放送されているサービスでサービスIDが同一であっても、サービスの内容が異なる場合がある。このため、受信装置1は、3つ以上の放送地域が重複する地域を考慮してネットワークフォローのための出力の切替先を決定するように動作させるよう構成することもできる。
ここで、図8を用いて3つ以上の放送地域が重複する地域を考慮した受信装置1の動作の一例について説明する。図8は、3つ以上の放送地域が重複する地域を考慮した受信装置1の動作の一例を示す図である。
以下では、3つの放送地域が重複する放送地域を受信装置1が移動している場合について説明する。また、ここでは、放送系列がA系列のある放送事業者が放送しているサービスA1を第1受信部2によって受信して出力装置03へ出力中に、第2受信部3がA系列に属する他の放送事業者から放送中のサービスM1、N1を順次検索した場合について説明する。
なお、図8(A)には、第2受信部3から第2TS信号が入力された場合のサービスID取得部41の動作を示している。また、図8(B)、(C)には、第1受信部2および第2受信部3による受信レベルが反転するまでの時間に応じたサービスID取得部41および出力切替部42の動作を示している。
第1受信部2で受信中のサービスA1を出力装置03へ出力している場合、サービスID取得部41は、図8(A−1)に示すように、第2TS信号からサービスM1のサービスIDであるサービスIDmを取得する。
続いて、サービスID取得部41は、図8(A―2)に示すように、系列情報51に基づいてサービスIDmに対応する放送系列をA系列と判別する。そして、サービスID取得部41は、図8(A−3)に示すように、サービスM1をネットワークフォローのための出力の切替先として仮決定する。
続いて、サービスID取得部41は、第2受信部3へ受信可能なA系列の他のサービスを検索するよう要求する。かかる要求を受けて第2受信部3がA系列に属するサービスN1を検索して受信すると、サービスID取得部41は、図8(A−4)に示すように、第2TS信号からサービスN1のサービスIDであるサービスIDnを取得する。
続いて、サービスID取得部41は、図8(A−5)に示すように、系列情報51に基づいてサービスIDnに対応する放送系列をA系列と判別する。そして、サービスID取得部41は、図8(A−6)に示すように、サービスN1をネットワークフォローのための出力の切替先として仮決定する。
これにより、サービスID取得部41は、受信装置1が移動中の地域で第1受信部2が受信中のサービスA1以外で受信可能なA系列の他のサービスM1、N1を全て出力の切替先として仮決定したことになる。
その後、サービスID取得部41は、第1受信部2および第2受信部3によるサービスの受信レベルが反転するまでの間、図8(B)に示す動作を行う。すなわち、サービスID取得部41は、図8(B−1)に示すように、サービスA1およびサービスM1でそれぞれ放送されて各番組を識別するためのイベントIDを取得し、イベントID同士が一致するか否かのイベントID判定を行う。
かかるイベントIDは、同一番組に対して同一のIDを付与することがARIBによって規定されている情報である。すなわち、イベントIDが同一の場合、サービスA1およびサービスM1で同一の番組が放送されていることになる。
このため、サービスID取得部41は、サービスA1のイベントIDとサービスM1のイベントIDとを同一と判定した場合、サービスM1をネットワークフォローのための出力の切替先として本決定する(図8(B−2)参照)。
続いて、サービスID取得部41は、サービスN1についても同様にサービスIDを取得し、取得したサービスIDとサービスA1のサービスIDとが同一か否かのイベントID判定を行う。
なお、かかるイベントID判定の結果、サービスM1またはサービスN1のイベントIDがサービスA1のイベントIDと同一でないと判定した場合、サービスID取得部41は、同一でないと判定したサービスM1またはN1を切替先から除外する。
その後、第1受信部2および第2受信部3による受信レベルが時刻t1で反転した場合、出力切替部42は、出力装置03へ出力するサービスをサービスA1から本決定した出力先へ切替える。
これにより、受信装置1は、第1受信部2および第2受信部3による受信レベルが反転するまでの間に出力の切替先を本決定できていれば、ネットワークフォローを行う際、確実に同じ番組が放送されている他のサービスへ出力を切替えることができる。
一方、サービスID取得部41は、第1受信部2および第2受信部3による受信レベルが反転するまでの間に出力の切替先を本決定できていない場合、図8(C)に示す動作を行う。
すなわち、サービスID取得部41は、時刻t1より前の時刻t0で第1受信部2および第2受信部3による受信レベルが反転した場合、出力の切替先を本決定できていないことがある。
かかる場合、出力切替部42は、図8(C−1)に示すように、時刻t0で第1受信部2および第2受信部3による受信レベルが反転すると、その時点で仮決定している切替先へ出力切替えを行う。
続いて、サービスID出力部41は、図8(C−2)に示すように、切替えたサービスの出力中に、出力中のサービスのイベントIDと、切替え前のサービスA1のイベントIDとが同一であるか否かのイベントID判定を行う。
そして、サービスID取得部41は、イベントID判定の結果、イベントIDが同一(サービス判定:OK)の場合、図8(C−3)に示すように、切替えたサービスの出力を継続する。
一方、出力切替部42は、イベントID判定の結果、イベントIDが同一でない(サービスID判定:NG)場合、図8(C−4)に示すように、仮判定している他の切替先へ出力切替を行う。
このように、受信装置1では、第1受信部2および第2受信部3によるサービスの受信レベルが反転するまでに出力の切替先を本決定できている場合、ネットワークフォローを行う際、確実に同じ番組が放送されている他のサービスへ出力を切替えることができる。
一方、受信装置1は、第1受信部2および第2受信部3によるサービスの受信レベルが反転するまでに出力の切替先を本決定できていない場合であっても、出力の切替前に出力していた番組と同一番組である可能性が高いサービスへ出力を切替えることができる。
しかも、受信装置1では、仮決定した切替先へ出力を切替えた場合、切替え後のサービスのイベントIDが切替え前のサービスのイベントIDが同一でなかった場合に、仮判定している他のサービスへ自動的に出力を切替えることができる。
したがって、受信装置1によれば、ネットワークフォローを行う場合に、迅速かつ極めて高い確率で同一の番組を継続して出力装置03へ出力させることができる。
上述したように、本実施例に係る受信装置では、ARIBによって100ms毎に各サービスの放送信号へ重畳することが規定されているサービスIDと各サービスIDを使用している放送事業者の属する放送系列とを対応付けた系列情報を予め記憶している。
そして、本実施例に係る受信装置は、あるサービスの放送信号を受信して出力中に、受信可能な他のサービスの放送信号を検索する。続いて、本実施例に係る受信装置は、検索した放送信号および出力中の放送信号からそれぞれ100msおきに取得した各サービスIDに対応する放送系列が同一か否かを系列情報に基づいて判定する。
そして、本実施例に係る受信装置は、検索した放送信号および出力中の放送信号から取得されたサービスIDが同一であった場合に、検索した放送信号を出力の切替先として決定する。
したがって、本実施例に係る受信装置は、1sおきに受信される系列IDに基づいて出力の切替先を決定していた従来における受信手法よりも早期に出力の切替先を決定することができるためネットワークフォローに要する時間を短縮することができる。
1 受信装置
2 第1受信部
3 第2受信部
4 制御部
41 サービスID取得部
42 出力切替部
43 系列情報更新部
5 記憶部
51 系列情報
52 隣接地域情報

Claims (4)

  1. 地上デジタル放送の放送信号を受信する受信装置であって、
    各放送事業者および当該放送事業者が提供する各サービスを識別するために前記放送信号へ重畳されるサービス識別情報に対し、前記放送事業者の属する放送系列を対応付けた系列情報を記憶する記憶手段と、
    受信した放送信号から前記サービス識別情報を取得する取得手段と、
    放送信号の出力中に、受信可能な他の放送信号を検索する検索手段と、
    当該他の放送信号および出力中の前記放送信号からそれぞれ取得された前記サービス識別情報に対応する前記放送系列が同一か否かを前記系列情報に基づいて判定し、同一であった場合に、当該他の放送信号を出力の切替先として決定する決定手段と
    を備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 前記取得手段によって取得された前記サービス識別情報が前記記憶手段に記憶されていない場合、当該サービス識別情報に対応する前記放送系列を取得して当該サービス識別情報へ対応付け、前記記憶手段へ記憶させて前記系列情報を更新する更新手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記記憶手段は、
    前記放送事業者が前記サービスを提供する放送地域を識別するために付与されている地域識別情報に対し、当該地域識別情報に対応する放送地域と隣接する他の放送地域の地域識別情報を対応付けた隣接地域情報をさらに記憶し、
    前記検索手段は、
    出力中の放送信号を送信している前記放送事業者の前記放送地域に隣接する前記放送地域で送信されている他の放送信号を前記隣接地域情報に基づいて検索する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受信装置。
  4. 地上デジタル放送の放送信号を受信する受信装置による受信方法であって、
    各放送事業者および当該放送事業者が提供する各サービスを識別するために前記放送信号へ重畳されるサービス識別情報に対し、前記放送事業者の属する放送系列を対応付けた系列情報を記憶する記憶工程と、
    受信した放送信号から前記サービス識別情報を取得する取得工程と、
    放送信号の出力中に、受信可能な他の放送信号を検索する検索工程と、
    当該他の放送信号および出力中の前記放送信号からそれぞれ取得された前記サービス識別情報に対応する前記放送系列が同一であるか否かを前記系列情報に基づいて判定し、同一であった場合に、当該他の放送信号を出力の切替先として決定する決定工程と
    を含んだことを特徴とする受信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016031591A1 (ja) * 2014-08-29 2016-03-03 ソニー株式会社 受信装置、受信方法、送信装置、及び、送信方法

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