JP2012038767A - 太陽電池モジュール - Google Patents

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述央 小島
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/52PV systems with concentrators

Abstract

【課題】太陽電池パネルに入射した光が発電に寄与する割合を高めた太陽電池モジュールを得ること。
【解決手段】受光面側のガラス1と裏面側のバックシート6との間に複数の太陽電池セル3を封止した太陽電池パネル10と、断面視略コの字状で内側に緩衝材20が配置された噛み込み部30aを備え、噛み込み部30aに太陽電池パネル10の周縁部を挿入することによって太陽電池パネル10の外周に装着されるフレーム30とを有する太陽電池モジュール50であって、太陽電池パネル10の周縁部の受光面及び側面と緩衝材20との間に、緩衝材20よりも光反射率が高い高反射率膜40を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、太陽電池モジュールに関する。
太陽電池モジュールは、配列させた複数の太陽電池セルを配線で接続し、その表裏を封止材で挟み、表面側の透明部材と裏面側のバックシートとでこれらで挟み込んで形成した太陽電池パネルの外周部に、さらにフレームを装着して構成される。
一般的に、太陽電池パネルは、太陽電池セルを複数枚配列させ、配線材で接続した太陽電池アレイが用いて製造される。この場合、耐候性を有するバックシート層の上に、封止材としてのEVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)シートを敷き、その上に太陽電池アレイを配置し、太陽電池アレイ上にさらにEVAシートを被せてから、ガラスを配置して太陽電池パネルを形成する。
太陽電池パネルの外周部と、これに装着されるフレームの噛み込み部との間の空間には、シール材やゴム材などの緩衝材が配置される。
特開2008−252130号公報
しかしながら、上記従来の太陽電池モジュールでは、太陽電池パネル内に入射したものの太陽電池セルに吸収されなかった光は、バックシートやガラスで反射されてフレームと太陽電池パネルとの間の緩衝材まで到達することがある。緩衝材として用いられているシール材やゴム材は、光反射率が高い材料ではないため、緩衝材に入射した光は吸収され、太陽電池セルの方に戻ってこない。一例として、黒色のゴムであれば、光反射率は数%程度である。
このように、従来の太陽電池モジュールは、緩衝材に入射した光が太陽電池セルでの発電に寄与しないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、太陽電池パネルに入射した光が発電に寄与する割合を高めた太陽電池モジュールを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、受光面側の透光性基板と裏面側の耐候性基板との間に複数の太陽電池セルを封止した太陽電池パネルと、断面視略コの字状で内側に緩衝材が配置された噛み込み部を備え、噛み込み部に太陽電池パネルの周縁部を挿入することによって太陽電池パネルの外周に装着されるフレームとを有する太陽電池モジュールであって、太陽電池パネルの周縁部の受光面及び側面と緩衝材との間に、緩衝材よりも光反射率が高い光反射層を備えることを特徴とする。
本発明によれば、太陽電池パネルに入射した光が発電に寄与することなく外部へ出ることを防止し、太陽電池セルへ入射する光量を増加させることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係る太陽電池モジュールの構成を示す図である。 図2は、太陽電池パネルの構成を示す図である。 図3は、実施の形態1に係る太陽電池モジュールの周縁部の断面を示す図である。 図4は、実施の形態2に係る太陽電池モジュールの周縁部の断面を示す図である。 図5は、実施の形態3に係る太陽電池モジュールの周縁部の断面を示す図である。
以下に、本発明にかかる太陽電池モジュールの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る太陽電池モジュールの構成を示す図である。太陽電池モジュール50は、太陽電池パネル10の周囲に緩衝材20を介してフレーム30を装着した構成である。フレーム30は、断面視略コの字状の噛み込み部30aを備えており、噛み込み部30aの内側に緩衝材20が配置される。
図2に、太陽電池パネル10の構成を示す。太陽電池パネル10には、太陽電池セル3を複数枚配列させ、配線材4で接続した太陽電池アレイ7が用いられている。太陽電池パネル10は、耐候性を有するバックシート6の上に、封止材としてのEVAシート(裏面側封止材)5を敷き、その上に太陽電池アレイ7を配置し、太陽電池アレイ7上にさらにEVAシート(受光面側封止材)2を被せてから、透光性基板(ガラス)1を配置して構成されている。なお、太陽電池パネル10は、ガラス1が受光面側、バックシート6が裏面側である。
図3に、太陽電池モジュール50の周縁部の断面図を示す。噛み込み部30aに挿入された太陽電池パネル10の周縁部の受光面及び側面には、光反射層としての高反射率膜40が形成されている。ここで言う「高反射率」は、光反射率が緩衝材20よりも高いことを意味する。高反射率膜40は、銀やアルミニウムなどの光反射率が高い材料のペーストを印刷したり、フッ素樹脂を塗装することによって形成される。高反射率膜40は、太陽電池パネル10の周縁部の受光面及び側面に印刷膜や塗装膜として形成されている。なお、銀やアルミニウムなどの印刷膜の光反射率は80%以上、フッ素樹脂塗装膜の光反射率は70%以上であり、ゴムなどで形成される緩衝材20と比較して、格段に高い光反射率を有する。
太陽電池パネル10の内部に入り込んだ後に、太陽電池パネル10の周縁部において受光面や側面から太陽電池パネル10の外に出た光は、高反射率膜40によって反射され太陽電池パネル10内に再入射する。これにより、高反射率膜40で反射された後に太陽電池セル3に入射する光の分、太陽電池セル3における発電に寄与する光の量が増加するため、発電効率が向上する。なお、高反射率膜40は、噛み込み部30aと当接する部分にのみ形成されているため、太陽電池パネル10に入射する光を高反射率膜40が遮ってしまうことはない。
なお、バックシート6として光反射率の高い材料(例えば白色PET:Polyethylene terephthalate、光反射率90%超)を用いることで、太陽電池パネル10の裏面側の緩衝材20に吸収されてしまう光の量を低減し、太陽電池セル3に入射する光量を増やすことが可能である。
ここでは太陽電池パネル10の周縁部の受光面及び側面に高反射率膜40を形成する構成を例としたが、光反射率の高い材料(アルミニウムなど)を緩衝材20の太陽電池パネル10と接する部分に真空蒸着するなどして高反射率膜40を形成しても良い。換言すると、高反射率膜40が、緩衝材20の表面に蒸着膜として形成されていても良い。すなわち、高反射率膜40は、太陽電池パネル10の周縁部の受光面及び側面と緩衝材20との間に介在してさえすれば良く、太陽電池パネル10側に形成されていても良いし、緩衝材20に形成されていても良い。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係る太陽電池モジュールの周縁部の断面図である。本実施の形態に係る太陽電池モジュール50は、実施の形態1と同様に、太陽電池パネル10の周囲に緩衝材20を介してフレーム30を装着した構成である。太陽電池パネル10の構成は、実施の形態1とほぼ同様であるが、太陽電池パネル10の周縁部の受光面及び側面に予め白濁部1aが形成されたガラス1を用いている。すなわち、白濁部1aは、太陽電池パネル10の周縁部の受光面及び側面のガラス1を白濁させることによって形成されている。白濁部1aはガラス1にフッ酸処理などの化学的な処理を施すことによって形成される。白濁部1aにおける光反射率は60〜70%となっており、緩衝材20の光反射率よりも高くなっている。
太陽電池パネル10の内部に入り込んだ後に、太陽電池パネル10の周縁部において受光面や側面から太陽電池パネル10の外に出ようとする光は、白濁部1aによって反射され太陽電池パネル10内に留められる。これにより、白濁部1aで反射された後に太陽電池セル3に入射する光の分、太陽電池セル3における発電に寄与する光の量が増加するため、発電効率が向上する。なお、噛み込み部30aと当接しない部分のガラス1は白濁部1aとはなっていないため、太陽電池パネル10に入射する光を白濁部1aが遮ってしまうことはない。
なお、バックシート6として光反射率の高い材料(例えば白色のPET)を用いることで、太陽電池パネル10の裏面側の緩衝材20に吸収されてしまう光の量を低減し、太陽電池セル3に入射する光量を増やすことが可能である。
ここでは化学的な処理によって周縁部の受光面及び側面に白濁部が予め形成されたガラスを用いた構成を例としたが、サンドブラストなどの物理的な処理によって白濁部が形成されたガラスを用いることも可能である。ただし、物理的に白濁させたガラス(摺りガラス)の光反射率は、緩衝材20より大きいものの15〜25%程度であるため、化学的な処理でガラスを白濁させた方が光の損失を少なくできる。また、化学的な処理と物理的な処理とを併用して白濁部が形成されたガラスを用いることも可能である。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3に係る太陽電池モジュールの周縁部の断面図である。本実施の形態に係る太陽電池モジュール50は、実施の形態1と同様に、太陽電池パネル10の周囲に緩衝材20を介してフレーム30を装着した構成である。太陽電池パネル10の構成は、実施の形態1とほぼ同様であるが、太陽電池パネル10の裏面を覆うバックシート6は、光反射率の高い樹脂(例えば白色のPET)で形成されている。バックシート6は、太陽電池パネル10の周縁部において受光面側にまで折り返されており、太陽電池パネル10の周縁部の受光面及び側面で緩衝材20との間に介在している。バックシート6における光反射率は、緩衝材20の光反射率よりも高くなっている。バックシート6は、緩衝材20よりも光反射率が高く、その周縁部はガラス1の側面を覆って受光面まで折り返されている。
太陽電池パネル10の内部に入り込んだ後に、太陽電池パネル10の周縁部において受光面や側面から太陽電池パネル10の外に出た光は、バックシート6によって反射され太陽電池パネル10内に再入射する。これにより、バックシート6で反射された後に太陽電池セル3に入射する光の分、太陽電池セル3における発電に寄与する光の量が増加するため、発電効率が向上する。なお、バックシート6は、噛み込み部30aと当接する範囲までしか折り返されていないため、太陽電池パネル10に入射する光をバックシート6が遮ってしまうことはない。
本実施の形態においては、太陽電池パネル10へ入射した後、太陽電池パネル10の周縁部から光が出射することを防止するための部材を太陽電池パネル10の周縁部と緩衝材20との間に設置する作業が不要である。
ここではバックシート6がPETで形成された構成を例としたが、PVF(Polyvinylfluoride)などの他の種類の樹脂で形成されていても良い。
以上のように、本発明にかかる太陽電池モジュールは、太陽電池パネルの内部に入った光が発電に寄与することなく外部へ出ることを防止するのに有用であり、特に、太陽電池セルへ入射する光量を増加させるのに適している。
1 透光性基板(ガラス)
1a 白濁部
2 EVAシート(受光面側封止材)
3 太陽電池セル
4 配線材
5 EVAシート(裏面側封止材)
6 バックシート
7 太陽電池アレイ
10 太陽電池パネル
20 緩衝材
30 フレーム
40 高反射率膜
50 太陽電池モジュール

Claims (7)

  1. 受光面側の透光性基板と裏面側の耐候性基板との間に複数の太陽電池セルを封止した太陽電池パネルと、断面視略コの字状で内側に緩衝材が配置された噛み込み部を備え、該噛み込み部に前記太陽電池パネルの周縁部を挿入することによって該太陽電池パネルの外周に装着されるフレームとを有する太陽電池モジュールであって、
    前記太陽電池パネルの周縁部の前記受光面及び側面と前記緩衝材との間に、前記緩衝材よりも光反射率が高い光反射層を備えることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 前記光反射層が、前記太陽電池パネルの周縁部の前記受光面及び側面に塗装膜として形成されたことを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記光反射層が、前記太陽電池パネルの周縁部の前記受光面及び側面に印刷膜として形成されたことを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記光反射層が、前記緩衝材の表面に蒸着膜として形成されたことを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記光反射層が、前記太陽電池パネルの周縁部の前記受光面及び側面の前記透光性基板を白濁させることによって形成されたことを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記透光性基板はガラスであり、前記太陽電池パネルの周縁部の前記受光面及び側面がフッ酸処理によって白濁されたことを特徴とする請求項5記載の太陽電池モジュール。
  7. 前記耐候性基板は、前記緩衝材よりも光反射率が高く、前記透光性基板の側面を覆って前記受光面まで折り返された前記耐候性基板の周縁部によって前記光反射層が形成されたことを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014072261A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Kyocera Corp 光電変換モジュール
JP2014086613A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Kyocera Corp 光電変換モジュール

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