JP2012037392A - アブソリュートエンコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】高分解能のアブソリュートエンコーダを提供する。
【解決手段】少なくとも2種類のマークを含む複数のマークが一定の周期で第1方向に沿って配列されたスケールと、前記周期よりも小さいピッチで第1方向に沿って配置された複数の光電変換素子によって複数のマークの中の所定の数のマークを検出する検出器と、検出器の出力に基づいて検出器に対するスケールの第1方向における絶対位置を算出する算出部とを備え、算出部は、検出器から出力された所定の数の周期信号それぞれの振幅を量子化することによって所定の数のデータで構成されるデータ列を生成し、前記周期を単位とする第1位置データに変換し、所定の数の周期信号の少なくとも1つの位相から、前記周期を分割した区分の長さの分解能で前記周期の長さより短い第2位置データを算出し、第1位置データと第2位置データとを合成してスケールの第1方向における絶対位置を表すデータを生成する。
【選択図】図1B

Description

本発明は、産業用加工、計測装置に使用される分解能又は精度の位置計測又は角度計測を行うアブソリュートエンコーダに関する。
従来、位置や角度を計測する目的で、インクリメンタルエンコーダやアブソリュートエンコーダが用いられる。インクリメンタルエンコーダは、一定周期のスリットをスケール又はディスクに記録し、そのスリットの移動を光学的又は磁気的に読み取り、読み取り結果を原点検出機構と組合せることで絶対位置を算出する。なお近年はスリットのピッチを80ミクロン程度にまで高精細化し、更に電気分割器にて1カウント内の位相情報を10000分割程度で内挿するため非常に高分解能で10ナノメートルの分解能を誇る製品も多数ある。また通常はスリットを1つずつ読み取るのではなく、複数読み取って光学的に平均するため、スリット自身のパターン誤差がキャンセルされて、高精度である。しかし最初に原点を検出しないと絶対位置情報が得られないため、特に工作機械やロボット分野への応用は限られていた。
一方、アブソリュートエンコーダは、バイナリーパターンを受光素子アレイやCCD等の撮像素子で画像として読み取ることで、一瞬のうちに絶対位置情報を出力することができる。バイナリーパターンを記録する方式として、バイナリーパターンを複数トラックに記録する所謂グレイコード方式とバイナリーパターンを1トラックに乱数符号として記録する方式がある。しかし、グレイコード方式では異なるトラックの情報の検出の同期が取付誤差により困難になりやすく、分解能はあまり高くない。そこでバイナリー符号1,0を、透過率の大小や、スリット幅の太細や、等間隔に配置したスリットやピットの有無などで表現し、それを循環符号パターンとして、1トラックに記録する方式が提案されている。ここで循環符号パターンとは、1周に1、0をランダムに配置し、隣接するM個のパターンに注目したとき、全周にて同じ配列の箇所が絶対に無いパターンを言う。特許文献1には、循環符号の一種のM系列コードを用いたアブソリュートエンコーダが開示されている。特許文献1記載のアブソリュートエンコーダは、アブソリュートコードパターンの透過部分と非透過部分との比率を変調する方式で、符号の切り替わり部(エッジ部)の位置を高精細な画素の受光素子アレイにて内挿することで分解能を向上させようとしている。
特許文献2には、等間隔に周期的に配列した反射スリットを部分的に除去したアブソリュートコードを使用するするアブソリュートエンコーダが開示されている。特許文献2記載のアブソリュートエンコーダは、アブソリュートコードを記録したスケールを受光素子アレイで撮像した実際の画像情報と予め計算した参照デーブルデータとをパターンマッチング(相関演算)して絶対位置を計測する。
しかし、これらの方式は、光学系と受光素子アレイの素子の精細さで分解能が制約される。すなわち、スリットの周期を細かくしすぎると受光素子に投影される明暗パターンの波形がスケールと受光素子との間の取り付け許容誤差により歪やすくなり、参照テーブルデータとのパターンマッチングによる検出が困難になりやすい。またこれらの方式は、描画誤差のあるスリットを画像で読み取るが、1,0の割合が一定でないためほとんど0又は1となることがあり、その場合には平均化効果による高精度化は期待できない。すなわち、アブソリュートコードの配列状態によってパターンマッチングの精度が変わってしまうため高精度用途には使用できない。
特開昭60−89713号公報 特表2004−529344号公報
このように更なる高精度、高分解能のアブソリュートエンコーダを実現することが切望されていた。特にコード上のどの部位を検出するときにおいても高精度、高分解能のアブソリュートエンコーダが望まれていた。本発明は、高分解能のアブソリュートエンコーダを提供することを目的とする。
本発明は、アブソリュートエンコーダであって、少なくとも2種類のマークを含む複数のマークが一定の周期で第1方向に沿って配列されたスケールと、前記周期よりも小さいピッチで前記第1方向に沿って配置された複数の光電変換素子によって前記複数のマークの中の所定の数のマークを検出する検出器と、前記検出器の出力に基づいて前記検出器に対する前記スケールの前記第1方向における絶対位置を算出する算出部と、を備え、前記算出部は、前記検出器から出力された前記所定の数の周期信号それぞれの振幅を量子化することによって前記所定の数のデータで構成されるデータ列を生成し、該データ列を前記周期を単位とする第1位置データに変換し、前記所定の数の周期信号の少なくとも1つの位相から、前記周期を分割した区分の長さの分解能で前記周期の長さより短い第2位置データを算出し、前記第1位置データと前記第2位置データとを合成して前記スケールの前記第1方向における絶対位置を表すデータを生成する、ことを特徴とする。
本発明によれば、高分解能のアブソリュートエンコーダを提供することができる。
第1実施形態の透過スリット型エンコーダのヘッド部の構成を説明する図 第1実施形態の透過スリット型エンコーダの算出部のフローを説明する図 第2実施形態の透過スリット型エンコーダのヘッド部の構成を説明する図 第3実施形態の透過スリット型エンコーダの斜視図
[第1実施形態]
以下に、本発明の第1実施形態に係るアブソリュートエンコーダを図1A、図1Bを用いて説明する。図1Aは、透過スリット型エンコーダのヘッド部の構成を説明する図である。図1Bは、その算出部における信号処理のフローを説明する図である。図1Aに示すように、LED等の点光源から射出した発散光束を、コリメータレンズLNSにて平行光に変換する。平行光は、相対移動するディスクDSKに形成された、Mビットのアブソリュートコードを埋め込んだスケールSCLに照明される。スケールSCLには、少なくとも2種類のマークを含む複数のマークが一定の周期で一方向(第1方向)に沿って配列されている。第1実施形態では、スケールSCLに透過スリット、半透過スリット及び非透過スリットを含むスリットGTが形成されている。スリットGTは、まず非透過スリットを等間隔で配置し、その間に透過スリット又は半透過スリットを配置している。半透過スリットは、透過スリットに半透過薄膜を付設することで実現できる。半透過スリット及び透過スリットの2種類のスリットが2種類のマークを構成し、2種類のスリットが複数配列されてMビットのアブソリュートコードを形成している。第1実施形態では、2種類のマークは形状が同じで透過率が互いに異なり、かつ、2種類のマークのそれぞれはマーク内において一様の透過率を有している。第1実施形態では、アブソリュートコードのビット数MはM=11である。
スケールSCLの半透過スリット及び透過スリットからなるマークを透過した光は検出器(受光素子アレイ)PDAによって受光される。受光素子アレイPDAは、マークの周期より小さいピッチでマークの配列方向と同じ方向に沿って配列された複数の光電変換素子によって所定の数(11個)のマークの列を検出する。受光素子アレイPDAは、1個のマークに対してN個の光電変換素子が対応するように配置されていて、各光電変換素子から出力される位相が等間隔にずれているように構成されている。第1実施形態では、1つのマークの信号の分割数NをN=12とし、受光素子アレイPDAのチャンネル数をN×M=132としている。このようにすることで、受光素子アレイPDAの132チャンネルで11周期の周期信号SIGが必ず得られることになる。アブソリュートコードは透過部を1、半透過部を0とするM系列符号又は原始多項式で生成されたその他の巡回符号を用いることができる。M系列符号とは、1,0をランダムに配置し、隣接する複数個のパターンに注目したとき、同じ配列の箇所が無い循環符号パターンの1種であり、その周期が最長になるパターンのことをいう。これらの受光素子アレイPDAへの入射光の明暗分布はGRPH0のようになる。これらの受光素子アレイPDAの複数信号を一旦レジスタREGに収容し、それをクロック信号をトリガにしてシリアル転送する場合の信号波形も図1BのGRPH1のようになる。GRPH1の波形は、受光素子アレイPDAに入射する光の光量分布を示すGRPH0と同じである。アナログ信号状態では図に示す波形が直接観測でき、AD変換後のデジタル信号状態ではデジタルの値の変化の仮想波形になるが、どちらでも技術的に同じである。図1Aの波形GRPH0は正弦波波形がアブソリュートコードによってその振幅が変調されたものとして示されている。しかし、実際の波形GRPH0は、スケールSCLと受光素子アレイPDAとの間隔の変動によって三角波になったり台形状になったりして正弦波に歪が加わっている。しかし後述の説明でこの歪の精度への影響は除去される。この受光素子アレイPDAからの出力波形は、以降、受光素子アレイのチャンネル数N×M=132に対応した「波形データ」として扱い、以降の算出部CULCによって次々と「波形データ」が変換される。
算出部CULCは、受光素子アレイPDAの出力するシリアル転送波形GRPH1に基づいて受光素子アレイPDAに対するスケールSCLの前記第1方向における絶対位置を算出する。シリアル転送波形GRPH1は、算出部CULCの中の第1算出部CULC1と第2算出部CULC2とによって処理される。第1算出部CULC1は、受光素子アレイPDAから出力された12個の周期信号それぞれの振幅を量子化することによって12個のデータで構成されるデータ列を生成し、このデータ列を前記周期を単位とする第1位置データに変換する。すなわち、第1算出部CULC1は、まず、中心の光電変換素子およびその近傍の所定の数(隣接する5個)の光電変換素子の出力の総和の信号を算出し、シリアル転送波形GRPH1をGRPH2のような波形に変換する。第1算出部CULC1は、更に、算出された総和の信号を基準値(中間強度)と比較することで量子化(2値化)してGRPH2をGRPH3のようなデジタル信号波形に変換する。このGRPH3の波形は仮のアブソリュートコード(整数部)となる。第1算出部CULC1は、仮のアブソリュートコードをマークの周期を単位とする第1位置データに変換する。
第2算出部CULC2は、受光素子アレイPDAからのシリアル転送波形GRPH1に第1算出部CULC1から出力された仮のアブソリュートコードが1の場合は1を、0の場合は2を乗算する。そうすることで、第2算出部CULC2は、GRPH4のように、アブソリュートコードの振幅変調の影響を除去した振幅が規格化された周期信号を生成する。第2算出部CULC2は、生成された周期信号を4つの信号に分配後、4つの信号にそれぞれ{(1−sinωt)/2}、{(1−cosωt)/2}、{(1+sinωt)/2}、{(1+cosωt)/2}のいずれかを乗算し、波形GRPH5を生成する。第2算出部CULC2は、更にサイン乗算信号の総和A(+)、A(−)の差信号とコサイン乗算信号の総和B(+)、B(−)の差信号を用いてアークタンジェント演算ATN(又は、除算によるテーブル参照)する。そうすると、第2算出部CULC2は、所謂インクリメンタルエンコーダ相当の周期信号の位相PHSを算出することができる。なお、ωtが、シリアル転送波形が明暗1周期分移動する位相に相当する。この位相の情報は、元の周期信号の周期性が保証されていてさらに振幅が規格化されているため、受光素子アレイPDA自体から出力される正弦波波形に歪が含まれていても、総和信号同士の割り算を行うため原理的に歪の影響を受けない。そのため、第2算出部CULC2によって算出された位相の情報は、非常に高精度であり高分割可能で通常1000以上に分割可能である。第2算出部CULC2は、振幅が規格化された12個の周期信号の少なくとも1つの位相の情報から、マークの周期を分割した区分の長さの分解能で前記周期の長さより短い第2位置データを算出する。
第3算出部CULC3は、第1算出部CULC1により変換された第1位置データと第2算出部CULC2により算出された第2位置データとを合成してスケールSCLの絶対位置を表すデータを生成する。第3算出部CULC3は、生成されたスケールSCLの絶対位置を表すデータをアブソリュートエンコーダの最終コードとしてレジスタREGに保管する。このレジスタTEGに収容されたデータは要求に応じてシリアル出力される。受光素子アレイPDAを元に生成された信号(GRPH2の上側の波形)の要素数は、受光素子アレイPDAのチャンネルに相当する信号数N×M=132だけあるので、N=12毎に抜き出して配列すれば、そのままMビットの整数部アブソリュートコードになる。Mビットのアブソリュートコードは循環符号のままでも良いし、通常の2進符号に変換して出力しても良い。また、Mビットのアブソリュートコードは、通常は、位相情報PHSの値を用いて、切り替わりのタイミングを同期させる処理を行う必要がある。例えば、位相情報PHS(小数点以下の部分)を元に、内挿部に相当するアブソリュートコードを生成するには、演算で算出された位相の値をKビットで量子化して、それをKビットの2進符号に変換する。以上のように得られたMビットの整数部アブソリュートコードM−CODEとKビットの内挿部アブソリュートコードK−CODEはそのまま上位と下位に連結させたシリアル信号として出力することで、アブソリュートエンコーダが実現される。
以上のように構成されたエンコーダは、位相情報を、N個のマークよりN組の周期信号を平均化して演算することによって算出するため、アークタンジェント演算で内挿された位相情報の値は、従来のインクリメンタルエンコーダと同等以上に高精度である。本実施形態では、アブソリュートコードの切り替わり部も、N組の周期信号を平均化して演算した位相情報を用いている。そのため、部分的なマークのエッジの描画誤差の影響を受けずにアブソリュートコードの切り替わり部を規定するため、アブソリュートコード整数部の精度も非常に高精度である。
[第2実施形態]
図2は第2実施形態のアブソリュートエンコーダを示す。第1実施形態の2種類のマークである透過スリットと半透過スリットのそれぞれはマーク内において一様の透過率を有するものであった。第2実施形態では、2種類のマークとして、それぞれがマーク内の位置に応じて変化する透過率を有するものを使用する。すなわち、第2実施形態では、連続的に透過濃度が変化するように形成したパターンGTを用いていて、透過率の極大値が大のパターンと透過率の極大値が小のパターンとをバイナリー符号の1、0に対応させるように記録している。なお前記連続的な透過濃度の変化の付与方法としては、薄膜の構成の変化による方法、境界部の形状を直線ではなく曲線にするなどして透過光量が連続的に変化させる方法、ハッチングによる遮光手段を追加する方法などがある。
[第3実施形態]
図3は第3実施形態のアブソリュートロータリーエンコーダを示す。第1及び第2実施形態では、2種類のマークとして、形状が同じで透過率が互いに異なるマークを使用した。第3実施形態では、透過率は同じであるがマークの方向(第1方向)に直交する方向(第2方向)における長さが互いに異なる2種類のマークを使用する。ディスクDSK上に長い透過スリットGT1と短い透過スリットGT2とをバイナリー符号の1、0に対応させるように記録してある。このディスクDSKの回転軸に対して検出ヘッドHEADを配置している。検出ヘッドHEADは点光源LEDから射出した発散光束を、コリメータレンズLNSにて平行光に変換し、相対回転移動するディスクDSK上の透過スリットGT1,GT2に照明し、その透過光を受光素子アレイPDAにて受光する。
[他の実施形態]
本発明は、第1実施形態の構成にとらわれず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。第1実施形態では、非透過スリットを等間隔で配置し、その間に透過スリット又は半透過スリットを配置することで、透過スリットと半透過スリットとをアブソリュートコードを構成するマークとした。しかし、全透過スリットを等間隔で配置し、その間に非透過スリット又は半透過スリットを配置することで、非透過スリット又は半透過スリットとをアブソリュートコードを構成するマークとしてもよい。その場合の光量分布は、GRPH0の波形を上下反転させたものになり、それに応じて2値化処理部等を変更すればよい。また透過光量や反射光量を100%と50%の2値ではなく、その他の値(100%と70%とか)にしたり、3値以上(例えば、100%、75%、50%、25%の4値)にしたりした循環コードを用いても良い。その場合は1スリットあたり2ビット以上の情報を埋め込める。第1実施形態のように明暗1周期を12素子で検出するとスケールSCLと受光素子アレイPDAとの間隔の変動で受光素子アレイ上への光投影パターンが正弦波状にならない場合がある。しかし、1スリットあたり2ビット以上の情報を埋め込めると、3次以上の高調波歪成分を効果的に除去できるので高精度に位相を演算することができる。但し、必要精度や受光素子アレイPDAの入手性を勘案し、明暗1周期を3素子や4素子、6素子、8素子等に変更しても良い。
第1〜3実施形態では、受光素子アレイPDAは、複数のマークを透過した光によってマークの列を検出した。しかし、受光素子アレイPDAは、マークで反射した光を受光することでマークの列を検出するようにしてもよい。その場合、複数のマークは、形状が同じで反射率が互いに異なる少なくとも2種類のマーク、または、反射率が同じで形状が互いに異なる少なくとも2種類のマークを含むようにすることができる。
受光素子アレイPDAは、アブソリュートコードのビット数以上の光電変換素子数にして、信号を取り込んで演算しても良い。その場合は、周期信号の所謂「インクリメンタルエンコーダのスリットの平均化効果」が増大し、更なる高精度化が得られる。また適切な信号処理により部分的な読込みエラーの影響を軽減する(冗長性が増す)方法も適用できる。受光素子アレイPDAの各セルの感度バラツキや光学系に起因する光量ムラを考慮し必要に応じて第1実施形態で演算に用いた数式又は値を変更しても良い。また必要精度に応じて近似値を適用しても良い。
図1Bの信号処理を行う算出部は、同等な機能を他のアルゴリズムやフローで実現させても良い。受光素子アレイPDAからの信号を並列アナログ回路で加減乗算処理する方法、シリアルアナログ回路で加減乗算処理又はフィルタリング処理する方法、受光素子アレイの信号を直ちにAD変換し、デジタル情報としてFPGA等にて演算処理する方法が考えられる。第1実施形態では、エンコーダ光学系として平行光を直接透過させるエンコーダ光学系を用いたが、発散光による拡大照明光学系やレンズを用いた結像光学系、その他の光学系による検出方法も可能である。
本発明のアブソリュートコードでは、下記の効果が得られる。
1.本発明のアブソリュートエンコーダは、整数部のアブソリュートコードと小数点以下の位相情報を同一のスリット列、同一の受光素子アレイから同時に算出する。そのため、本発明のアブソリュートエンコーダは、グレイコードのような複数トラックのアブソリュート検出する方式に比べて位置情報の同期ずれが原理的に発生しないため検出誤りが非常に少なく高安定、高信頼性である。
2.本発明のアブソリュートエンコーダは、従来の方式のようなアブソリュートコードをエッジ着目する方法ではなく、光束照明部全体の明暗分布情報からアブソリュートコードおよび位相情報を算出する。そのため、本発明のアブソリュートエンコーダでは、エッジの精度や明瞭さの影響を受けず、アブソリュートコードの整数部の情報は高精度である。すなわち、本発明のアブソリュートエンコーダでは、アブソリュートエンコーダのコードパターン描画誤差の影響を受けない。
3、本発明のアブソリュートエンコーダは、従来の方式のような整数部アブソリュートコードをDSPやCPUなどを用いたパターンマッチングにて判定、検出する方法ではなく、電気回路にて算出するため、高速応答が可能である。
4.本発明のアブソリュートエンコーダは、位相情報を受光素子アレイ信号より2相信号のアークタンジェント演算で算出しているため、受光素子アレイ投影光の分布に歪や強度ムラがあっても、常に低歪な2相正弦波信号にてアークタンジェント演算できる。そのため、本発明のアブソリュートエンコーダは、アブソリュートコードの小数点以下の情報も高分解能、高精度である。すなわち、本発明のアブソリュートエンコーダは、所謂内挿誤差が小さい。
5、本発明のアブソリュートエンコーダは、整数部のアブソリュートコードと小数点以下の位相情報を同一のスリット列、同一の受光素子アレイから同時に算出する。そのため、スケール、光源、受光素子アレイの間隔が変化して投影される明暗分布パターンが多少変化しても、本発明のアブソリュートエンコーダは、アブソリュートコード及び位相情報の検出を安定して行うことができるので、取り付け性に優れる。

Claims (8)

  1. アブソリュートエンコーダであって、
    少なくとも2種類のマークを含む複数のマークが一定の周期で第1方向に沿って配列されたスケールと、
    前記周期よりも小さいピッチで前記第1方向に沿って配置された複数の光電変換素子によって前記複数のマークの中の所定の数のマークを検出する検出器と、
    前記検出器の出力に基づいて前記検出器に対する前記スケールの前記第1方向における絶対位置を算出する算出部と、
    を備え、
    前記算出部は、
    前記検出器から出力された前記所定の数の周期信号それぞれの振幅を量子化することによって前記所定の数のデータで構成されるデータ列を生成し、該データ列を前記周期を単位とする第1位置データに変換し、
    前記所定の数の周期信号の少なくとも1つの位相から、前記周期を分割した区分の長さの分解能で前記周期の長さより短い第2位置データを算出し、
    前記第1位置データと前記第2位置データとを合成して前記スケールの前記第1方向における絶対位置を表すデータを生成する、
    ことを特徴とするアブソリュートエンコーダ。
  2. 前記複数のマークは、形状が同じで透過率が互いに異なる少なくとも2種類のマークを含み、前記複数の光電変換素子は、前記マークを透過した光を検出する、ことを特徴とする請求項1に記載のアブソリュートエンコーダ。
  3. 前記少なくとも2種類のマークのそれぞれは、該マーク内において一様の透過率を有する、ことを特徴とする請求項2に記載のアブソリュートエンコーダ。
  4. 前記少なくとも2種類のマークのそれぞれは、該マーク内の位置に応じて変化する透過率を有する、ことを特徴とする請求項2に記載のアブソリュートエンコーダ。
  5. 前記複数のマークは、形状が同じで反射率が互いに異なる少なくとも2種類のマークを含み、前記複数の光電変換素子は、前記マークで反射した光を検出する、ことを特徴とする請求項1に記載のアブソリュートエンコーダ。
  6. 前記複数のマークは、透過率が同じで前記一方向に直交する第2方向における長さが互いに異なる少なくとも2種類のマークを含み、前記複数の光電変換素子は、前記マークを透過した光を検出する、ことを特徴とする請求項1に記載のアブソリュートエンコーダ。
  7. 前記複数のマークは、反射率が同じで前記一方向に直交する第2方向における長さが互いに異なる少なくとも2種類のマークを含み、前記複数の光電変換素子は、前記マークで反射した光を検出する、ことを特徴とする請求項1に記載のアブソリュートエンコーダ。
  8. 前記算出部は、第1算出部と第2算出部とを含み、
    前記第1算出部は、前記光電変換素子ごとに、該光電変換素子とその近傍の所定の数の光電変換素子との出力の総和を算出し、該算出された総和と基準値とを比較することによって前記所定の数の周期信号それぞれの振幅を量子化し、
    前記第2算出部は、前記所定の数の周期信号の振幅を規格化し、該振幅が規格化された前記所定の数の周期信号を平均化し、該平均化された周期信号の位相から前記第2位置データを算出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のアブソリュートエンコーダ。
JP2010178073A 2010-08-06 2010-08-06 アブソリュートエンコーダ Expired - Fee Related JP5379761B2 (ja)

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