JP2012037030A - 熱応動式スチームトラップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 多量の復水を素早く排出できる熱応動式スチームトラップを提供する。
【解決手段】 上ケーシング1と下ケーシング2からなる弁ケーシングで入口4と弁室3と出口5を形成する。弁室3と出口5を連通する導出路8を上壁に開けると共に弁室3と出口5を連通する第2導出路15を周囲壁に開けた弁座部材7を弁室3と出口5の間に設ける。壁部材10とダイヤフラム部材11と両部材の間に封入した膨脹収縮媒体12とダイヤフラム部材11の弁座部材7側に取り付けた逆凹状の弁部材13とを具備し壁部材10とダイヤフラム部材11と弁部材13を貫通する連通路14を開けた温度制御機素9を弁室3内に配置する。膨脹収縮媒体12の膨脹収縮によるダイヤフラム部材11の変位により弁部材13を駆動して弁部材13の奥壁で弁座部材7の導出路8を開閉すると共に弁部材13の周囲壁で弁座部材7の第2導出路15を開閉する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種蒸気使用機器や蒸気配管で発生する復水を自動的に排出するスチームトラップに関し、特に、蒸気と復水で加熱冷却されその温度に応じて膨脹収縮する媒体を含む温度制御機素を用いて、設定温度以下の復水を系外へ排出する熱応動式スチームトラップに関する。
従来の熱応動式スチームトラップは、例えば特許文献1に開示されている。これは、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する導出路を上壁に開けた弁座部材を弁室と出口の間に設け、壁部材とダイヤフラム部材と両部材の間に封入した膨脹収縮媒体とダイヤフラム部材の弁座部材側に取り付けた弁部材とを具備し壁部材とダイヤフラム部材と弁部材を貫通する連通路を開けた温度制御機素を弁室内に配置し、膨脹収縮媒体の膨脹収縮によるダイヤフラム部材の変位により弁部材を駆動して弁部材で弁座部材の上壁の導出路を開閉するものである。
特開平9−26092号公報
上記従来の熱応動式スチームトラップは、弁室内の温度が上昇すると膨脹収縮媒体が膨脹しダイヤフラム部材を介して弁部材が弁座部材の上壁の導出路を閉止することにより蒸気の漏出を防止し、弁室内の温度が低下すると膨脹収縮媒体が収縮し弁部材が弁座部材の上壁の導出路を開口することにより復水を系外へ排出するものである。しかしながら、このような様式の熱応動式スチームトラップにあっては、弁座部材の上壁に開ける導出路の開口面積には限りがあるので、多量の復水を排出するためには時間が掛かる問題点があった。
したがって本発明が解決しようとする課題は、多量の復水を素早く排出できる熱応動式スチームトラップを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の熱応動式スチームトラップは、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する導出路を上壁に開けた弁座部材を弁室と出口の間に設け、壁部材とダイヤフラム部材と両部材の間に封入した膨脹収縮媒体とダイヤフラム部材の弁座部材側に取り付けた弁部材とを具備し壁部材とダイヤフラム部材と弁部材を貫通する連通路を開けた温度制御機素を弁室内に配置し、膨脹収縮媒体の膨脹収縮によるダイヤフラム部材の変位により弁部材を駆動して弁部材で弁座部材の上壁の導出路を開閉するものにおいて、弁部材を中心に連通路を開けた逆凹状に形成し、弁座部材の上壁の導出路とは別に弁座部材の周囲壁に弁室と出口を連通する第2導出路を開け、膨脹収縮媒体の膨脹収縮によるダイヤフラム部材の変位により弁部材を駆動して弁部材の奥壁で弁座部材の導出路を開閉すると共に弁部材の周囲壁で弁座部材の第2導出路を開閉することを特徴とするものである。
本発明によれば、膨脹収縮媒体の膨脹収縮によるダイヤフラム部材の変位により弁部材を駆動して弁部材の奥壁で弁座部材の導出路を開閉すると共に弁部材の周囲壁で弁座部材の第2導出路を開閉するものであるので、復水を導出路及び第2導出路から排出でき、多量の復水を素早く排出できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係わる熱応動式スチームトラップの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。上ケーシング1と下ケーシング2とをねじ結合して、内部に弁室3を有する弁ケーシングを形成する。上ケーシング1には弁室3に連通する入口4を形成し、下ケーシング2には弁室3から連通する出口5を形成する。弁室3と出口5との間の隔壁6に弁座部材7をねじ結合する。弁座部材7の上壁には弁室3と出口5を連通する複数個の導出路8を形成し、周囲壁には弁室3と出口5を連通する複数個の第2導出路15を形成する。弁座部材7の上方に温度制御機素9を配置する。温度制御機素9は壁部材10とダイヤフラム部材11と両部材10,11の間に封入した膨脹収縮媒体12とダイヤフラム部材11の弁座部材7側に取り付けた逆凹状の弁部材13とを具備し壁部材10とダイヤフラム部材11と弁部材13を貫通する連通路14が開けられたものである。連通路14はダイヤフラム部材11と弁部材13を夫々の中央開口を並べて溶接し、また壁部材10の中央開口の縁とダイヤフラム部材11の中央開口の縁を溶接することにより形成される。膨脹収縮媒体12は水、水より沸点の低い液体、或いはそれらの混合物で形成される。弁部材13は膨脹収縮媒体12の膨脹収縮によるダイヤフラム部材11の変位により駆動され奥壁が弁座部材7の上壁の導出路8を開閉すると共に周囲壁が弁座部材7の周囲壁の第2導出路15を開閉する。
温度制御機素9は壁部材10と上ケーシング1の間に配置したコイル状のバネ16によって弁座部材7側に付勢し、温度制御機素9の固着壁部材17の下面外周を下ケーシング2の内周に形成した複数個のリブ18の段部に当てて保持する。複数個のリブ18の間が流体通過用の隙間となる。
上記の熱応動式スチームトラップの動作は次の通りである。通気初めは弁室3内が低温であり、温度制御機素9は膨脹収縮媒体12が収縮し、ダイヤフラム部材11が上方に変位し、弁部材13の奥壁及び周囲壁が弁座部材7の導出路8及び第2導出路15を開口する。これにより復水が導出路8及び第2導出路15から出口5へ排出される。弁室3内の温度が上昇すると、温度制御機素9は膨脹収縮媒体12が膨脹し、ダイヤフラム部材11が下方に変位し、弁部材13の奥壁及び周囲壁が弁座部材7の導出路8及び第2導出路15を閉止する。これにより蒸気の漏出を防止する。
弁室3内の温度が低下すると、温度制御機素9は膨脹収縮媒体12が収縮し、ダイヤフラム部材11が上方に変位し、弁部材13の奥壁及び周囲壁が弁座部材7の導出路8及び第2導出路15を開口する。これにより復水が導出路8及び第2導出路15から出口3へ排出される。このように、復水を導出路8及び第2導出路15から排出するので、多量の復水を素早く排出できる。
本発明は、各種蒸気使用機器や蒸気配管で発生する復水を温度制御機素を用いて自動的に排出する熱応動式スチームトラップに利用することができる。
1 上ケーシング
2 下ケーシング
3 弁室
4 入口
5 出口
7 弁座部材
8 導出路
9 温度制御機素
10 壁部材
11 ダイヤフラム部材
12 膨脹収縮媒体
13 弁部材
14 連通路
15 第2導出路

Claims (1)

  1. 弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する導出路を上壁に開けた弁座部材を弁室と出口の間に設け、壁部材とダイヤフラム部材と両部材の間に封入した膨脹収縮媒体とダイヤフラム部材の弁座部材側に取り付けた弁部材とを具備し壁部材とダイヤフラム部材と弁部材を貫通する連通路を開けた温度制御機素を弁室内に配置し、膨脹収縮媒体の膨脹収縮によるダイヤフラム部材の変位により弁部材を駆動して弁部材で弁座部材の上壁の導出路を開閉するものにおいて、弁部材を中心に連通路を開けた逆凹状に形成し、弁座部材の上壁の導出路とは別に弁座部材の周囲壁に弁室と出口を連通する第2導出路を開け、膨脹収縮媒体の膨脹収縮によるダイヤフラム部材の変位により弁部材を駆動して弁部材の奥壁で弁座部材の導出路を開閉すると共に弁部材の周囲壁で弁座部材の第2導出路を開閉することを特徴とする熱応動式スチームトラップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5563459U (ja) * 1978-10-24 1980-04-30
JPH094791A (ja) * 1995-06-15 1997-01-07 Tlv Co Ltd 熱応動式スチ―ムトラップ

Patent Citations (2)

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