JP2012034684A - 交換自在釣具 - Google Patents

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晴夫 坂倉
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Abstract

【課題】道糸を傷つけることなく短時間で簡単に交換できる交換自在釣具を提供する。
【解決手段】本体主部2aに通孔20を形成し、本体主部2aの外周面から通孔20に達する割り溝23が設けられた釣具本体2と、管中心を縦通する透孔10が設けられ、通孔20を形成する孔径のうちの最小孔径よりも外径が大きな大径管部11へ、該最小孔径よりも外径が小さな小径管部12が一体的につながる管状部材にし、且つ大径管部11を弾性材料で形成し、小径管部12側を通孔20に挿入することにより大径管部11を通孔20の一端口側に残しながら通孔20を貫通し、小径管部12の先端部分121が通孔20の他端口よりも突出するメインチューブ1とを具備して、大径管部11を該最小孔径の通孔20に挿入して、大径管部11を弾性変形させ、この弾性変形の復元力で大径管部11を通孔20の孔壁に密着一体化させるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、オモリやウキ等を取り替えることのできる中通しタイプの交換自在釣具に関する。
例えば、道糸(釣糸)を切断することなく交換できる図20のような中通しタイプのオモリMが存在する。この中通しタイプのオモリMは、予め道糸9にゴム製の筒状中軸部材nを通す一方、鉛玉mには貫通孔mに通じる割り溝mを前もって周面に形成しておき、この割り溝mを経て道糸9を貫通孔mに配し、この状態で、中軸部材nを貫通孔m内に挿着するものである。斯かるオモリ構造によって、中軸部材nを共通にして、所定の割り溝mと貫通孔mを形成した大小の鉛玉mの取替えができ、道糸9を切ることなくオモリMの重量を変更可能にしている。
しかし、ゴム製の上記中軸部材nは乾燥状態下では滑りが悪く、さらに貫通孔m内への中軸部材nの圧入挿着が難しく、挿着による鉛玉mと中軸部材nとの一体化が十分確保できなかった。さらに、水に濡れると中軸部材nから鉛玉mが抜け易くなり、道糸9から鉛玉mが脱落する虞があった。
一方、中通しタイプのウキに関しては、特開2000−60386号公報や実公平8−8622号公報等の発明が開示されている。しかし、どちらも組付け式であることから、ウキ本体から外方へ突出するつまみ用突起部が存在し、これが脱落する不具合を招いた。岩に当たったりした時に突起部と一体の心棒が弛み、位置ズレやさらに脱落する虞があった。
こうしたことから、脱落防止の中通しタイプのオモリやウキが提案されている(例えば特許文献1,2)。
特開平8−168329号公報 特開2002−223682号公報
しかるに、特許文献1が中軸部材と錘体とを具備して、両者が螺着一体化する構造であり、特許文献2も心棒とウキ本体とを具備して、両者が螺着一体化する構造であって、いずれの発明も水に濡れると、結局、錘体やウキ本体が抜け落ちる虞があった。中軸部材と錘体や心棒とウキ本体が螺合部分の摩擦抵抗による一体化であり、水に濡れると摩擦抵抗が小さくなって、滑り落ちる要因になった。
さらに、道糸を切断することなく交換できる特許文献1,2等を初めとするこれまでの中通しタイプのオモリやウキは、取付け方法の構造上の理由からライン(道糸)に傷を付けてしまうトラブルが発生することがあった。加えて、必要以上に交換に要する時間がかかってしまい、ラインを切らずに交換できるというメリットが生かされてない問題があった。
現在、中通しタイプの錘,浮き等は糸(道糸)を切って交換する方法が主流である。この問題を解決するために糸を切断することなく交換できる方法が数多く発明提案され、また発売もされてきた。しかし、現状は既存の方法(商品)を用いている釣り人は、ごく一部の少数にすぎない。理由として、交換時に取付ける対象物を落としてしまったり、取付け方法の構造上の理由からラインに傷を付けてしまったりするトラブル等があげられる。また、必要以上に交換に要する時間がかかってしまい、ラインを切らずに交換できるというメリットが生かしきれてないせいである。これらの理由から、いまひとつラインを切らずに交換ということが、信頼不足も手伝って釣り人に受け入れられていないのが現状である。
一方、近年のルアーフィッシングにおいては、海面から海底までの幅広い層を、同じルアー(疑似バリ)で、ウキやオモリを使い分けることによって対応している。しかしながら、メーカーから発売されている浮力のウキや、沈下速度のオモリの既製品にいやが応でもしたがうしかなく、地域差や時期による海の状況に対応させることができなかった。
本発明は、上記問題を解決するもので、道糸を傷つけることなく短時間で簡単に交換でき、脱落防止に優れ、しかもウキとしてもオモリとしても使用でき、さらにいえばウキとオモリの併用も可能な交換自在釣具を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の発明の要旨は、本体主部に通孔を形成し、且つ該本体主部の外周面から該通孔に達する割り溝が設けられた釣具本体と、管中心を縦通する透孔が設けられ、前記通孔を形成する孔径のうちの最小孔径よりも外径が大きな大径管部へ、該最小孔径よりも外径が小さな小径管部が一体的につながる管状部材にし、且つ該大径管部を少なくとも弾性材料で形成し、さらに、前記小径管部側を前記通孔に挿入することにより、該大径管部を該通孔の一端口側に残しながら該通孔を貫通し、該小径管部の先端部分が該通孔の他端口よりも突出するメインチューブと、を具備し、該通孔の他端口よりも突出する前記小径管部の先端部分を掴んで、前記大径管部を弾性変形させ、該最小孔径より小さくなった該大径管部を該最小孔径の通孔へ挿入し、該弾性変形の解除によって、該最小孔径の通孔へ挿入した該大径管部を、弾性復元力で該通孔の孔壁に密着一体化させるようにしたことを特徴とする交換自在釣具にある。
メインチューブの大径管部を伸びた状態にし、その大径管部を釣具本体の通孔に挿入した後、加えた力を開放することにより、釣具本体とメインチューブを一体化させるので、交換時間の短縮が図れる。大径管部の弾性復元力で通孔の孔壁に密着一体化させるので、交換後の釣具本体の位置がずれず、大径管部の任意の位置に取付けが可能になる。通孔の最小孔径が共通であれば、釣具本体は、浮き,錘にかかわらず、あらゆる物が取付け可能になる。メインチューブの長さを釣具本体が複数取付けられる長さにすれば、メインチューブへの浮き,錘の同時挿着が可能となり、新しい釣りのスタイルが提案できる。浮き,錘をそれぞれ組み合わせて、釣りをする地域,時期,海況にマッチするベストな沈下速度,アクションを意のままに実現できる。メインチューブの外周面に釣具本体たる浮き,錘等が配設され、ラインに直接浮き,錘等が触れないので、ラインの糸折れ,傷の問題を解消できる。
請求項2の発明たる交換自在釣具は、請求項1で、釣具本体が釣り用錘であることを特徴とする。請求項3の発明たる交換自在釣具は、請求項1で、釣具本体が釣り用浮きであることを特徴とする。請求項4の発明たる交換自在釣具は、請求項3で、浮きが、本体主部を縦通する前記通孔を分断するよう、前記本体主部が分割面を有して複数に分割されたうちの一分割浮きになる一方、該分割面と他の分割浮きの分割面とを接合させることにより複合の本体主部をなす集合浮きを形成することを特徴とする。
本発明の交換自在釣具は、ウキやオモリに交換使用でき、さらにウキとオモリの併用も可能であり、しかも糸を傷つけることなく短時間で簡単に交換でき、加えて脱落防止に優れ、且つ低コスト生産が可能になるなど多大な効を奏する。
実施形態1で、(イ)がメインチューブの正面図、(ロ)が(イ)の平面図、(ハ)が釣具本体たる錘の正面図、(ニ)が(ハ)の平面図である。 図1の錘をメインチューブに取付ける一部断面説明図である。 図1の中通し錘をメインチューブに一体化保持する説明斜視図である。 図1〜図3に代わる他態様のメインチューブで、(イ)が断面表示する正面図、(ロ)が(イ)の平面図である。 (イ)が錘をメインチューブに取着一体化させる図3に代わる他態様図、(ロ)がメインチューブに一体化した錘を取り外す説明図である。 実施形態2の交換自在釣具で、(イ)がメインチューブの正面図、(ロ)が(イ)の平面図、(ハ)が釣具本体たる浮きの正面図、(ニ)が(ハ)の平面図である。 図6の浮きをメインチューブに取付ける説明図である。 図6の浮きをメインチューブに取付ける説明図である。 図6〜図8の浮きの断面図である。 実施形態3で、集合浮きと分割浮きの斜視図と、それらを組み合わせた集合浮きの正面図である。 メインチューブの斜視図と、該メインチューブに種々の釣具本体を取付けた斜視図である。 図1の錘に代わる他態様の錘の斜視図である。 メインチューブの正面図と、該メインチューブに複数の分割浮きを取付けた正面図である。 実施形態4で、釣具本体を棒状浮きにして、これをメインチューブに一体化した自在交換釣具の正面図である。 図14の部分拡大斜視図である。 実施形態5で、釣具本体を偏心錘にして、これをメインチューブに一体化した自在交換釣具の斜視図である。 実施形態6で、釣具本体をスピナーにして、これをメインチューブに一体化した自在交換釣具の斜視図である。 (イ)が図17の釣具本体に係る本体主部の平面図、(ロ)が正面図、(ハ)が底面図、(ニ)が左側面図である。 図17の釣具本体のスピナーに用いられるブレードの正面図である。 従来技術の説明斜視図である。
以下、本発明に係る交換自在釣具について詳述する。
(1)実施形態1
図1〜図5は本発明の交換自在釣具の一形態で、図1はその構成部品図で、(イ)がメインチューブの正面図、(ロ)が(イ)の平面図、(ハ)が釣具本体たる錘の正面図、(ニ)が(ハ)の平面図である。図2は図1の錘をメインチューブに取付ける一部断面説明図、図3は図1の中通し錘をメインチューブに一体化保持する説明斜視図、図4は図1〜図3に代わる他態様のメインチューブで、(イ)が断面表示する正面図、(ロ)が(イ)の平面図である。図5は(イ)が図3に代わるメインチューブへの錘の取付け方法の説明図で、(ロ)がメインチューブに取付けられた錘の取り外し方法の説明図である。
交換自在釣具Aは、メインチューブ1と釣具本体2とを具備する。本実施形態は、釣具本体2を中通しタイプの釣り用錘3(以下、単に「錘」という。)に適用する。
錘3は、本体主部2aに縦通する通孔20を形成し、且つ本体主部2aの外周面21から該通孔20に達する半径方向の割り溝23が設けられた錘体である。本実施形態の錘3は、ステンレス鋼,真鍮等からなる所定重量を有する金属加工品で、平面視形状を、図1(ニ)のように割り溝23の部分を切り欠くC字状とする。全体形状が図3のごとくのほぼ厚肉円筒形の錘3になっている。割り溝23の幅は、図2の白抜き矢印のごとく、道糸9を通孔20へ誘導するためのものであり、道糸9が通過できる幅があれば足りる。図面は分かり易くすべく該幅を強調して大きく描く。釣りを行う際は、円筒形錘3の筒長手方向長さを変化させて、重さが異なった数種類の重量の錘3が、適宜用意される(図11参照)。図1〜図3は数種類の錘3のうち、一の錘3を図示したものである。各錘3は、いずれも円筒形となる筒中央に通孔20が設けられ、さらに、円筒形外周面21の周方向一箇所に、外周より通孔20に至る縦割りの割り溝23が設けられる。
通孔20の孔径は割り溝23の幅よりも大きい。交換自在釣具Aとして、錘3を複数有する場合、各錘3の各通孔20に係る孔径の寸法を等しくする。一の錘3で、通孔20の孔径が孔長手方向に変化し一定でない場合は、「各通孔20に係る孔径の寸法を等しくする」に用いる孔径の寸法として最小孔径Dの寸法が選定される。本実施形態のごとく錘3に係る通孔20の孔径が孔貫通方向に一定の場合は、該孔径がそのまま最小孔径Dにもなる。
そうして、予め道糸9に装着したメインチューブ1を錘3の通孔20に挿入し、大径管部11を弾性変形で伸長させその外径を小さくし、例えば図3(ロ)のようにメインチューブ1の両端部分を外方へ広げるように引っ張って大径管部11に該錘3を取り込む。しかる後、弾性変形を解除させることで、錘3がメインチューブ1に一体化する(詳細後述)。符号35は、円筒形錘3の外周面21に、筒長手方向に所定ピッチで切削加工した滑り止め用の周回溝、符号22は錘3の端面22を示す。図1(ハ)では錘3の下端面22に便宜的に符号22aを付し基端面、上端面22に符号22bを付し先端面としたが、錘3をメインチューブ1に取付けたとき、図2,図3のようにストッパ側に配される面を基端面22aとし、小径管部12の先端部分121に近い側の面を先端面22bとする。
メインチューブ1は、管中心を縦通する透孔10が設けられ、前記通孔20を形成する孔径のうちの最小孔径Dよりも外径dが大きな大径管部11へ、該最小孔径Dよりも外径dが小さな小径管部12が一体的につながる管状部材であり、該大径管部11が少なくとも弾性材料で形成される。さらに、メインチューブ1は、小径管部12側を通孔20に挿入することにより、大径管部11を該通孔20の一端口側に残しながら釣具本体2たる錘3の通孔20を貫通し、小径管部12の先端部分121が通孔20の他端口よりも突出する構成にする。通孔20の貫通長よりも小径管部12の長さの方が長い。小径管部12側からメインチューブ1を通孔20に挿入することにより、基端部分15が釣具本体2たる錘3の基端面22aから突き出す状態を残しながら、小径管部12の先端部分121が該通孔20を貫通し、錘3の先端面22bよりも突出するメインチューブ1になっている。
そして、通孔20の他端口よりも突出する前記小径管部12の先端部分121を掴んで、大径管部11を弾性変形させ、最小孔径Dより小さくなった大径管部11を該最小孔径の通孔20へ挿入する。小径管部12側からメインチューブ1を通孔20に挿入して、錘3の先端面22bよりも突出する小径管部12の先端部分121を掴んで、前記弾性材料が有する弾性に抗してメインチューブ1を弾性変形で伸長させることにより、弾性変形で通孔20の孔径(詳しくは最小孔径D)よりも小さくなった大径管部11を最小孔径Dの通孔20へ挿入する。しかる後、前記弾性変形の解除によって、最小孔径Dの通孔20へ挿入された大径管部11が、弾性復元して、通孔20の孔壁29に密着し、一体化保持される交換自在釣具Aとする。
本実施形態は、図1〜図3のごとく大径管部11の先端側へ、漏斗状テーパ部13を介して小径管部12が一体的につながり、且つ大径管部11の基端側に該大径管部11よりもさらに外径の大きなストッパ部14を設けたメインチューブ1とする。本メインチューブ1は、ストッパ部14がメインチューブ1の基端部分15となり、小径管部12の先端部分121が文字通りメインチューブ1の先端部分121となる。
本発明の中核的構成部品たるメインチューブ1は、大径管部11だけを弾性材料で形成するのでも足りるが、ここでは、メインチューブ全体を合成ゴムからなる弾性材料で形成する。本発明でいう弾性材料は、外力を加えたときその強さに応じて変形が生じ、外力を除去すると元の状態に戻る性質を有する材料である。例えば、天然ゴム,イソプレン系ゴム,ブタジエン系ゴム,オレフィン系ゴム,フッ素系ゴム及びシリコーンゴム等のゴム材料や、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー,ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー,ポリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマー,ポリウレタン系熱可塑性エラストマー等の熱可塑性エラストマーなどが含まれる。さらに、ポリスチレン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニル等の熱可塑性フォームや、ポリウレタン,アクリル樹脂,シリコーン等の熱硬化性フォームのプラスチックフォーム等からなる発泡体であってもよい。ただ、軟らかくて粘り強く、よく伸びる物質で、且つ弾性変形可能なゴム材料や熱可塑性エラストマーがより好ましい。
本実施形態のメインチューブ1は、管中心を縦通する透孔10が設けられた加硫ゴムの成形加工品である。既述のごとく大径管部11の先端にテーパ部13を延設し、さらに該テーパ部13の先に小径管部12を延設する一方、大径管部11の基端に該大径管部11よりも外径が大きな短筒状ストッパ部14を延設するメインチューブ1になっている。ストッパ部14は表面に凹凸を施す。透孔10の孔径は、小径管部12の孔径よりも大径管部11の孔径が大きくなっているが、両孔径を等しくしてもよい。
小径管部12の外径dは、錘3に係る通孔20の孔径Dよりも若干小さくして、図2のごとく小径管部12側から錘3の通孔20に円滑挿入できる状態にある。一方、大径管部11の外径dは、錘3に係る通孔20の孔径よりも大きくして、小径管部12側から通孔20に挿入すると、大径管部11の手前のテーパ部13で、錘3がつかえる状態にある(図2の鎖線)。符号TBはつっかえ部分を示す。しかるに、該大径管部11は、通孔20の他端口よりも突出する前記小径管部12の先端部分121を掴んで、又はメインチューブ1の両端を持って、広げるよう引っ張ると、弾性変形で伸び、図3(ロ)の白抜き矢印のごとく該大径管部11の当初外径dが外径d11と小さくなって、該大径管部11が錘3の通孔20に円滑挿入できる。後は、引っ張る手8を弛めれば、大径管部11が弾性復元力で通孔20の孔壁29に密着し、メインチューブ1が錘3を一体化保持するようになっている(図3のハ)。
大径管部11の長さLは、メインチューブ1に一個の錘3が取付けられる長さがあればよい。釣具本体2たる錘3や浮き4を複数取付けることのできる長さ(図11参照)があれば、道糸9を切ることなく複数の錘3や後述の浮き4等を取り付けて、刻一刻と変わる海の状況に素早く順応でき、より好ましくなる。
小径管部12の長さLは、小径管部12側からメインチューブ1を前記通孔20に挿入した時、錘3の基端面22a側に大径管部11(メインチューブ1の基端部分15)を残しながら、錘3の先端面22bよりも該小径管部12の先端部分121が突出する長さがある。さもないと、錘3を挿通状態にして、その先端部分121を掴み、メインチューブ1の大径管部11を弾性変形で伸長させて、錘3を該大径管部11へと導くことができなくなるからである。長尺の小径管部12を造るのが難しいことから、図2のように通孔20内に該テーパ部13の一部が入り込む状態だけでなく、テーパ部13や通孔20の基端面22a側に大径の段部を設けて(実施形態2で詳述)、小径管部12側から通孔20に挿入した時、段部内へより多くのテーパ部13、さらに大径管部11の一部が入り込む状態にしてもよい。
テーパ部13の長さLは、大径管部11と小径管部12とを円滑連結できる長さがあれば足りる。テーパ部13はなしでもよいが、本実施形態のようにテーパ部13を設ける方がより好ましい。ゴム成形のし易さや、例えばメインチューブ1の両端を持って引っ張った時に、大径管部11が弾性変形で円滑伸長しその径dが細くなり易いからである。
基端部分15たるストッパ部14の長さLは、小径管部12側から錘3を通孔20に挿入し挿通状態にして、該ストッパ部14と、錘3の先端面22bよりも突出する小径管部12の先端部分121と、を掴んで引っ張る際に、掴む長さがあればよい。ストッパ部14はなしにして、大径管部11の基端部分15(テーパ部13につながる先端部分121と反対側)を文字通りメインチューブ1の基端部分15にすることができる。ただ、メインチューブ1の基端部分15に本実施形態のようなストッパ部14を設ける方がより好ましい。釣り時の遠投で極めて大きな遠心力が万一働いても、錘3の抜け落ち防止が確実に図られるからである。
図4は図1〜図3に代わる他態様のメインチューブ1を示す。図1のテーパ部13の先に、小径管部12に代えて小径のノズル部131を延設した弾性管部材1aの成形加工品と、外径がdの硬質管部材1bとを接合一体化したメインチューブ1である。弾性管部材1aは実施形態1と同様、ゴム製管部材とする。硬質管部材1bはプラスチック製,金属製等の剛性,硬質の管部材で、ここでは合成樹脂製管部材とする。
硬質管部材1bの根元部分123に接着剤等を塗布して、該硬質管部材をノズル部131に挿入して、両者が一体化したメインチューブ1である。必要長さの小径管部12を造るのにコスト高になる場合などに有効となる。他のメインチューブ1の構成は図1〜図3と同様で、その説明を省く。同一符号は同一又は相当部分を示す。
次に、前記錘3とメインチューブ1とからなる交換自在釣具Aの一使用方法を説明する。まず、図2のように道糸9をメインチューブ1に挿通する。図2で、メインチューブ1に係るストッパ部14の下方の道糸9に釣り針(図示せず)がつながり、小径管部12の上方の道糸9に釣り竿(図示せず)が配されるようにセットする。
次いで、図2の鎖線図示のごとく、小径管部12よりも少し釣り竿寄りの道糸9に錘3を嵌入させる。道糸9に割り溝23側を対向させて、該割り溝23を道糸9が通過するようにして、錘3の通孔20内に道糸9を導く。道糸9が錘3の通孔20を貫通する状態になる。
続いて、該錘3をメインチューブ1の小径管部12に嵌め込む。錘3の基端面22a側に在る通孔20へ小径管部12が挿入されるように(図3のイ)、該錘3を小径管部12に嵌め込む。小径管部12に遊嵌された錘3を大径管部11へと移動させても、図2の鎖線図示のごとくテーパ部13で係止される。斯かる状態下で、小径管部12は錘3を貫通し、錘3の先端面22bよりも先端部分121が長さαだけ突出する。メインチューブ1は、釣具本体2の通孔20を貫通し、小径管部12の先端部分121が通孔20の他端口よりも突出する。
その後、釣具本体2の先端面22bよりも突出する前記小径管部12の先端部分121を掴んで、メインチューブ1を弾性変形させ、最小孔径Dより小さくなった大径管部11を最小孔径Dの通孔20へ挿入する一方、弾性変形の解除によって、最小孔径Dの通孔20へ挿入された大径管部11を、弾性復元力で通孔20の孔壁29に密着一体化させる。例えば、錘3の先端面22bよりも突出する先端部分121と、錘3の基端面22aから突出するストッパ部14と、を掴んで、図3(ロ)の白抜き矢印のごとく引っ張って大径管部11を弾性変形で伸ばし、大径管部11を当初外径dよりも小さな外径d11に変化させる。そして、通孔20の孔径よりも小さくなった外径d11の大径管部11が錘3を挿通するよう、該錘3を大径管部11に嵌め込む。しかる後、大径管部11に錘3が嵌った状態を確認し、メインチューブ1を引っ張っていた力を解除する。引張力等の外力が加わってない大径管部11の外径dは、既述のごとく錘3の通孔20の孔径Dよりも大きく設定されている。したがって、大径管部11は元に戻ろうとするが、完全には弾性復元できない。残留応力が発生し、大径管部11が元に戻ろうとする弾性復元力で通孔20の孔壁29に密着一体化する(図3のハ)。
ここで、先端部分121とストッパ部14の両端部分を引っ張る上記動作に代えて、図5(イ)の動作を採ることもできる。小径管部12側から通孔20に挿入して、錘3の先端面22bよりも突出する小径管部12の先端部分121を一方の手8で掴みつつ、他方の手8で錘3を持って図示の白抜き矢印のごとく該錘3を基端部分15の方向に引くようにする。他方の手8で錘3を持って、しごくように引く。その引く力が錘3と接触する大径管部11の部分を弾性変形させ、通孔20の孔径よりも小さくなった外径d11の大径管部11に錘3が円滑に嵌め込まれる。視点を変えれば、最小孔径Dより小さくなった大径管部11が通孔20に挿入する格好になる。その後、弾性変形の解除によって、最小孔径Dの通孔20へ挿入された大径管部11が元に戻ろうとし、弾性復元力で通孔20を形成する孔壁29に密着一体化する。
また、錘3を交換したい場合は、錘3の先端面22bよりも突出する先端部分121を掴んで、大径管部11を弾性変形させて伸長させ、その外径を小さくする。例えば、錘3の先端面22b(通孔20の他端口)よりも突出する先端部分121と、錘3の基端面22aから突出するストッパ部14と、を掴んで、両外方へ引っ張って大径管部11を弾性変形させて伸長させ、その外径を小さくする。先端部分121と突出するストッパ部14とを掴む上記動作に代えて、図5(ロ)のような動作を採ることもできる。基端部分15たるストッパ部14を一方の手8で掴みつつ、他方の手8で錘3を持って図示の白抜き矢印のごとく該錘3を先端部分121の方向に引くようにする。その引く力が錘3と接触する大径管部11を弾性変形させ、通孔20の孔径よりも小さくなった外径d11の大径管部11から錘3が円滑に引き抜かれる。
続いて、前述動作と逆手順でメインチューブ1から錘3を取外す。その後、前述動作と同様の手順で、交換したい錘3をメインチューブ1へ一体化保持させる。
道糸9を切ることなく、所望の錘3に素早く交換できる中通し錘3(交換自在釣具A)になっている。
(2)実施形態2
図6〜図9は実施形態1に代わる別形態の交換自在釣具Aを示す。図6は交換自在釣具の部品構成図で、(イ)がメインチューブの正面図、(ロ)が(イ)の平面図、(ハ)が釣具本体たる浮きの正面図、(ニ)が(ハ)の平面図である。図7,図8は図6の浮きをメインチューブに取付ける説明図、図9は図6〜図8の浮きの断面図である。
交換自在釣具Aは、メインチューブ1と釣具本体2とを具備する。本実施形態は、釣具本体2を中通しタイプの釣り用浮き4(以下、単に「浮き」という。)に適用する。メインチューブ1は実施形態1と同じで、その説明を省く。
浮き4は、道糸9に遊嵌されたメインチューブ1に取り付けて、海上又は海中でその所在を明らかにする軽量指標物で、本体主部2aに縦通する通孔20を形成し、且つ該本体主部2aの外周面21から該通孔20に達する半径方向の割り溝23が設けられる。本実施形態の浮き4は、平面視形状を、図6(ニ)のように割り溝23の部分を切り欠くC字状とする。全体形状が図示のごとくほぼ卵形(又は球形)の浮きになっている。割り溝23の幅は、道糸9を通孔20に誘導するためのものであるため、道糸9が通過できる溝幅があれば足りる。釣りをする場合は、浮力や大きさ,形状が違う数種類(図10参照)の重量の浮き4が適宜用意される。図6〜図9は数種類の在る浮き4のうち、一の浮き4を図示したものである。各浮き4は、いずれも本体主部2aを縦通する通孔20が設けられ、さらに、外周面21の周方向一箇所に、外周より通孔20に至る縦割りの割り溝23が設けられる。
通孔20の孔径は割り溝23の幅よりも大きい。交換自在釣具Aとして、浮き4を複数有する場合、各浮き4の各通孔20に係る孔径の寸法を等しくする。一の浮き4で、通孔20の縦通方向に孔径の寸法が変化し一定でない場合(例えば図9)は、孔径の寸法として最小孔径Dの寸法が選ばれる。尚、浮き4に係る通孔20の孔径が孔貫通方向に一定の場合は、該孔径がそのまま最小孔径Dにもなる。
そうして、予め道糸9に装着したメインチューブ1を浮き4の通孔20に挿入して、例えば、図3(ロ)のように大径管部11を弾性変形させ、外径の小さくなった大径管部11に浮き4を嵌め込んだ後、該弾性変形を解除させることで、浮き4がメインチューブ1に一体化する交換自在釣具Aとする。符号22は浮き4の端面22を示す。図6(ハ)では浮き4の下端面に便宜的に符号22aを付し基端面とし、また上端面に符号22bを付し先端面としたが、浮き4をメインチューブ1に取付けたとき、図7,図8のようにストッパ側に配される面が基端面22aになり、小径管部12の先端部分121に近い側の面を先端面22bになる。
本実施形態の浮き4は、図6(ハ),(ニ)のごとく卵形した本体主部2aで、その縦軸中央を縦通する通孔20が設けられる。本体主部2aの周方向の一箇所に外周面21(外周側面)から通孔20に至る縦割り状の割り溝23がスリット状に形成される。浮き4は半球状の上カップ4aと下カップ4bと調整錘45とからなる(図9)。上カップ4a,下カップ4bは樹脂成形品(例えばABS樹脂成形品)で、両者の結合で、軸中心に通孔20が設けられる中空卵状となる。上カップ4aと下カップ4bは半球状碗部であるが、それぞれ中心部に通孔用孔壁29をつくる管状部28が起立し、且つスリット状の割り溝23が入っている。両者の接合部分を超音波溶着等で結合させて密封空間の中空部44のある浮き4とする。図9のごとく、上カップ4aの下縁接合部分は下カップ4bのものより小さくして嵌合一体化を図る。調整錘45は、平面視C字状の金属製柱状体で、C字状の切欠部451が割り溝23を跨ぐようにして下カップ4bに接着固定され、上カップ4aと下カップ4bの結合に先立って中空部44内に収納される。
さらに、本実施形態の浮き4には、通孔20を形成する管状孔壁29に段部が設けられる。浮き4の基端面22a側、さらに先端面22b側に段部を設け、通孔20の中央部の孔径Dよりも一回り大きな孔径D,Dを有する開口部とする。本体主部2aを縦通する通孔20は、中央部の孔径Dよりも、基端面22a側の孔径Dや先端面22b側の孔径Dが大きくなっており、中央部の孔径が最小孔径Dとなる。基端面22a側の孔径Dや先端面22b側の孔径Dが通孔20中央部の孔径Dよりも大きくなることで、通孔20内に入り込むテーパ部13、さらに大径管部11の一部を少しでも増やし、製造が難しい小径管部12の長さを短くできる。本発明でいう「小径管部12側を通孔20に挿入することにより、大径管部11を通孔20の一端口側に残しながら釣具本体2の通孔20を貫通し、該小径管部12の先端部分121が通孔20の他端口よりも突出する」に係る「通孔20の一端口側に残る大径管部11」は大径管部の全てを要しない。一部でも足りる。本発明と同様の効果が得られるからである。
他の構成は、実施形態1と同様で、説明を省く。実施形態1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
次に、前記浮き4とメインチューブ1とからなる交換自在釣具Aの一使用方法を説明する。まず、図7のように道糸9をメインチューブ1に挿通する。同図で、メインチューブ1に係るストッパ部14の下方の道糸9が釣り針につながり、小径管部12の上方の道糸9に釣り竿が配されるようにセットする。
次いで、図7の鎖線図示のごとく、小径管部12よりも少し釣り竿寄りの道糸9に浮き4を嵌入させる。道糸9に割り溝23側を対向させて、該割り溝23を道糸9が通過するようにして、浮き4の通孔20内に道糸9を導く。道糸9が浮き4の通孔20を貫通する。
続いて、該浮き4をメインチューブ1の小径管部12に嵌め込む。浮き4の基端面22a側に在る通孔20へ小径管部12を挿入し、該浮き4を小径管部12に嵌め込む。小径管部12に遊嵌された浮き4を大径管部11へと移動させても、図7の鎖線図示のごとくテーパ部13で係止される。斯かる状態下で、小径管部12が浮き4を貫通し、浮き4の先端面22bよりも先端部分121が長さβだけ突出する。メインチューブ1は、大径管部11を通孔20の一端口側に残しながら釣具本体2の通孔20を貫通し、小径管部12の先端部分121が通孔20の他端口よりも突出する。
その後、小径管部12側からメインチューブ1を通孔20に挿入して、浮き4の先端面22bよりも突出する小径管部12の先端部分121を掴んで、大径管部11を弾性変形させ、最小孔径Dより小さくなった大径管部11を該最小孔径Dの通孔20へ挿入する。しかる後、大径管部11(メインチューブ1)の弾性変形の解除し、該最小孔径Dの通孔20へ挿入された大径管部11を、弾性復元力で通孔20の孔壁29に密着一体化させる。
例えば、浮き4の先端面22bよりも突出する該先端部分121と、浮き4の基端面22aから突出するストッパ部14と、を掴んで、引っ張って大径管部11を弾性変形で伸ばし、大径管部11を当初外径dよりも小さな外径d11に変化させる(図3のロ参照)。そして、この小さくなった外径d11の大径管部11を浮き4の通孔20に挿通する。浮き4を大径管部11に嵌め込む。しかる後、大径管部11に浮き4が嵌った状態を確認し、メインチューブ1を引っ張っていた力を解除する。大径管部11の外径は、既述のごとく通孔20の孔径よりも大きく設定されているので、大径管部11が完全には弾性復元できずに残留応力が発生する。その弾性復元力で通孔20の孔壁29に大径管部11が密着一体化する(図8)。尚、上記メインチューブ1の両端部分を掴んで、大径管部11を弾性変形させるのに代えて、図5(イ)の錘3を浮き4にして、同図の前記説明と同じように大径管部11を弾性変形させることもできる。
また、浮き4を交換したい場合は、例えば、浮き4の先端面22bよりも突出する先端部分121と、浮き4の基端面22aから突出するストッパ部14と、を掴んで、引っ張って大径管部11を弾性変形させその外径を小さくする。そして、前述動作と逆手順でメインチューブ1から浮き4を取外す。その後、前述と同様の動作を、交換したい浮き4に行ってメインチューブ1へ交換用浮き4を一体化保持させる。尚、メインチューブ1の両端部分を引っ張って大径管部11を弾性変形させるのに代えて、図5(ロ)の錘3を浮き4にして、同図の前記説明と同じように大径管部11を弾性変形させることもできる。
道糸9を切ることなく、所望の浮き4に素早く交換できる中通し浮き4(交換自在釣具A)になっている。
さらに発展させ、浮き4だけでなく、通孔20の最小孔径Dを同じくする錘3を取り揃え、且つメインチューブ1に係る大径管部11が浮き4と錘3を一緒に取付けることの長さを有する交換自在釣具Aとすれば、図8のごとく浮き4は勿論、鎖線図示した中通し錘3としても、さらに両者併用の中通し錘3付き浮き4にもなる。実施形態3でさらに詳しく述べる。
(3)実施形態3
本実施形態は、浮き4と錘3とを備えて、中通し浮き4や中通し錘3の交換自在釣具Aだけでなく、両者を組み合わせた錘3付き中通し浮き4になり得る交換自在釣具Aである。加えて、本実施形態は、交換自在釣具Aを構成する浮き4を、集合させて組み合わせれば一の集合浮き4Fとして使用できるのみならず、本体主部2aが輪切り状に複数分割されており、一の分割浮き4fとしても単独使用できるようになっている。図10はその集合浮き4Fと分割浮き4fを示し、(イ)が集合浮き4Fの斜視図、(ロ)が(イ)の上半分を取出した分割浮き4fの斜視図、(ハ)が(イ)の下半分を取出した分割浮き4fの斜視図、(ニ)〜(ヘ)は(イ)〜(ハ)に対応するサイズが一回り大きな集合浮き4Fと分割浮き4f,4fの斜視図、(ト)〜(リ)は(イ)〜(ヘ)の分割浮き4fを個々組み合わせてなる集合浮き4Fの正面図を示す。図11は(イ)がメインチューブ1の斜視図、(ロ),(ハ)が該メインチューブ1に複数の錘3や浮き4を取付けた斜視図、(ニ)がメインチューブ1に錘3の位置をずらして取付けた斜視図を示す。図12は実施形態1に代わる別態様の錘3の斜視図、図13はメインチューブ1に図10や図12の浮き4,錘3を取付けてなる交換自在釣具Aの正面図である。
図10の浮き4は、縦通する通孔20を分断するよう、本体主部2aが分割面を有して複数に分割されたうちの一分割浮き4fになる一方、該分割面と他の分割浮き4fの分割面とを接合させることにより複合の本体主部2aをなす集合浮き4Fを形成する。具体的には、卵形の本体主部2aを縦通する通孔20の縦方向に対し、本体主部2aが輪切り状に複数分割されたうちの一分割浮き4fになる一方、他の分割浮き4fを集合させることにより釣具本体Aをなす集合浮き4Fを形成する。分割浮き4fは通常の浮き4と同じように浮き4として使用できる。集合浮き4Fも通常の浮き4と同じように浮き4として使用できるものである。
本実施形態は、図10のごとく本体主部2aを縦通する通孔20の縦方向に対し、輪切り状に二分割する分割浮き4fとする。その上側分割浮き4fは、図10(ロ)のごとく半球状上側碗部40の碗面を分割板41が塞ぐ中空半球状体で、分割板41の中心部に通孔用孔壁29がつくる管状部28が起立し、且つ半球外周面21から通孔20に達する割り溝23が入っている。下側分割浮き4fは、図10(ハ)のごとく半球状下側碗部42の碗面を分割板43が塞ぐ中空半球状体で、分割板の中心部に通孔用孔壁29がつくる管状部28が起立し、且つ半球外周面21から通孔20に達する割り溝23が入っている。ここでの上側分割浮き4fや下側分割浮き4fには調整錘45を配設していない。
上側分割浮き4fや下側分割浮き4fは、単独で、本体主部2aに縦通する通孔20を形成し、且つ該本体主部2aの外周面21から該通孔20に達する半径方向の割り溝23が設けられた釣具本体2たる浮き4となる。また、上側分割浮き4fと下側分割浮き4fの両分割板41,43(両分割面)を重ね合わせることによって、図10(イ)のごとくの集合浮き4Fとなる。符号Sは両分割板41,43の接合面を示す。集合浮き4Fにしたとき、両分割浮き4fの両通孔20がつながり、且つ両割り溝23がつながる。集合浮き4Fも、本体主部2aに縦通する通孔20を形成し、且つ本体主部2aの外周面21から通孔20に達する半径方向の割り溝23が設けられた釣具本体2たる浮きとなる。
図10(ニ)〜(ヘ)は、図10(イ)〜(ハ)の集合浮き4F,分割浮き4fをワンサイズ大きくした集合浮き4F,上側分割浮き4f,下側分割浮き4fとなっている。但し、図10(イ)〜(ニ)の各通孔20の孔径は等しくする。
また、図10(ト)〜(リ)は、図10(イ)〜(ヘ)のような大小分割浮き4fの組合わせを変えて集合浮き4Fとした一例である。分割浮き4f,集合浮き4Fに係る他の構成は、実施形態2の浮き4と同様で、その説明を省く。
図12は本実施形態の錘3で、(イ)が球状錘、(ロ)がC字状錘になっている。図12(イ)の錘3は、コア錘体3aと主錘体3bの複合一体品である。総重量が例えば3gを越える重量のある錘3に適用される。コア錘体3aは、通孔20たる筒孔を有する円筒体に、筒長全域に亘って、その外面から筒孔に至る縦割りのスリット状割溝を形成した金属製部品である。コア錘体3aは主錘体3bよりも硬いステンレス鋼,真鍮等の金属加工品とする。
主錘体3bは、比重の大きい鉛又は鉛合金製の球状体に貫通孔が形成され、球状面31から該貫通孔に至る割れ目を形成した錘3の主要部分である。ここでの主錘体3bは、鉛製球体に、その球体の球心を通る貫通孔が形成され、球面31に貫通孔が現れる部分をカットして図示ごとくの端面33を形成する。貫通孔の孔径はコア錘体3aの筒外径にほぼ等しい。貫通孔を有する端面形成の球状体に、その外面から半径方向に道糸9取付け用の割れ目が設けられる。割れ目の幅は前記割溝の幅にほぼ一致する。割れ目と割溝を合わせるようにして割り溝23を形成しながら、貫通孔にコア錘体3aを挿入し、主錘体3bにコア錘体3aを固着一体化させる。本体主部2aに縦通する通孔20を形成し、且つ該本体主部2aの外周面21から該通孔20に達する半径方向の割り溝23が設けられた釣具本体2用の錘3となる。
図12(ロ)の錘3は、平面視C字状の金属製リング体で、金属製パイプを短く切断した後、平面視C字状になるようスリット状切り込みを入れた重量の微調整がきく座金タイプの錘になっている。C字状の切欠き部分を割り溝23とし、リング孔を通孔20とする。本体主部2aに縦通する通孔20を形成し、且つ該本体主部2aの外周面21から該通孔20に達する半径方向の割り溝23が設けられた釣具本体2用の錘3となる。
本実施形態は、図10の浮き4、図12の錘3、さらに実施形態1,2の浮き4,錘3,メインチューブ1を備える交換自在釣具Aとする。各錘3及び浮き4は、通孔20を形成する孔径のうちの最小孔径Dを等しくする。斯かる交換自在釣具Aの一使用方法を図11で説明する。
図11(イ)は、実施形態1に係る図3のメインチューブ1と同じである。釣りに際し、メインチューブ1には道糸9が予め挿通される。そして、実施形態1に述べた手順で、錘3を大径管部11に取付ける。図3と同じように、大径管部11がその弾性復元力で錘3に係る通孔20の孔壁29に密着一体化する。次いで、実施形態2に述べた手順で、浮き4を大径管部11に密着一体化させて、図11(ロ)に示す錘3付き浮き4の交換自在釣具Aが出来上がる。
また、図11(ロ)で用いた浮き4代わりに錘3を用いれば、図11(ハ)のような大径管部11に二種類の錘3が一体化保持された交換自在釣具Aとなる。また、実施形態1で、大径管部11を弾性変形で伸ばした後、外径d11の大径管部11に錘3がテーパ部13寄りに嵌った状態を確認し、弾性変形を解除して大径管部11に錘3を密着一体化させれば、図11(ニ)に示す交換自在釣具Aができる。
さらに、図13のごとく、図10の分割浮き4fや図12(ロ)の錘3を組み合わせた交換自在釣具Aとすることができる。図13(イ)のメインチューブ1は、実施形態1のものと同じである。このメインチューブ1に、実施形態1に述べた手順で、図12(ロ)の錘3を大径管部11に二個取付ける。次いで、実施形態2に述べた手順で、サイズの異なる二つの分割浮き4fを図13(ロ)のごとく互いの分割面を接合させた集合浮き4Fにして、大径管部11に取付ける。図示のごとく、大径管部11に錘3及び集合浮き4Fが一体化保持した交換自在釣具Aとなる。
(4)実施形態4
本実施形態は、釣具本体2として図14のような棒状浮き4を用いた交換自在釣具Aである。図15は大径管部11を弾性復元力で棒状浮き4の通孔20の孔壁に密着一体化させた図14の部分拡大斜視図を示す。
実施形態1,2は本体主部2aに縦通する通孔20を形成し、且つ該本体主部2aの外周面21から通孔20に達する半径方向の割り溝23が設けられる釣具本体2としたが、ここでは、本体主部2aの一端部(ここでは頭部)に、棒状浮き4の縦長方向に対し直交する横方向の通孔20を形成する。そして、本体主部2aの一部たる頭部の外周面21から通孔20に達する割り溝23を形成する。メインチューブ1に棒状浮き4が偏心して取付けられるので、本釣具本体2に係る棒状浮き4は変化に富む動きができるようになる。
メインチューブ1は実施形態1,2のものと同様で、その説明を省く。他の構成は実施形態1,2と同様でその説明を省く。実施形態1,2と同一符号は同一又は相当部分を示す。
(5)実施形態5
本実施形態は、釣具本体2として図16のような錘3を用いた交換自在釣具Aである。本実施形態の錘3は、実施形態1のような本体主部2aに縦通する通孔20を形成し、且つ本体主部2aの外周面21から通孔20に達する半径方向の割り溝23が設けられた錘3とは異なる。本釣具本体2たる錘3はメインチューブ1に偏心して取付けられる。金属製円錐台形錘3の一端部から金属製C字状環部3gが延設された錘3である。本体主部2aの一端部に係るC字状環部3gで、その中央が通孔20となり、外周面21から通孔20に達する切欠き部分が割り溝23になっている。
メインチューブ1の大径管部11を弾性変形させ、外径が小さくなった大径管部11を錘3の通孔20へ挿入し、該弾性変形の解除によって、釣具本体2の通孔20へ挿入した大径管部11を、弾性復元力で通孔20の孔壁に密着一体化させる構成である。
メインチューブ1は実施形態1,2のものと同様で、その説明を省く。他の構成は実施形態1,2と同様でその説明を省く。実施形態1,2と同一符号は同一又は相当部分を示す。
(6)実施形態6
本実施形態は、釣具本体2として図17〜図19のようなスピナーを用いた交換自在釣具Aである。本釣具本体2は様々なものに適用できる。実施形態1〜実施形態4は錘3や浮き4に適用したが、本実施形態はそれらと違って、釣具本体2がスピナーになっている。
金属製の円筒形本体主部2aの筒孔を通孔20とし、本体主部2aの外周面21から通孔20に達する割り溝23を形成する。図18(ニ)のごとく割り溝23を形成して、本体主部の側面視形状をC字状とする。そして、割り溝23の位置と対向する本体主部2aの外周面21に棒状の金属製支柱26を立設する。支柱26の先端には丸めてリング孔261aを有するリング部261が設けられる。図19(イ)のウィロー型ブレードや、同図(ロ)のコロラド型ブレードが、ローリングスイベル7を介して、該リング部261に取着される(図17)。釣具本体2にスピナーを採用して、メインチューブ1の大径管部11を弾性変形させ、外径が小さくなった大径管部11を釣具本体2の通孔20へ挿入し、該弾性変形の解除によって、釣具本体2の通孔20へ挿入した大径管部11を、弾性復元力で通孔20の孔壁に密着一体化させる構成である。符号71はローリングスイベル7の胴部、符号70はリング部を示す。
釣具本体2に係るスピナーのブレード5が回転して、魚にアピールし、攻撃的習性の魚を誘い出すような作用,効果を発揮できる。本交換自在釣具Aは、錘3や浮き4等とはまた違った展開ができる。
メインチューブ1は実施形態1,2のものと同様で、その説明を省く。他の構成は実施形態1,2と同様でその説明を省く。実施形態1,2と同一符号は同一又は相当部分を示す。
(7)効果
このように構成した交換自在釣具Aは、管中心を縦通する透孔10が設けられるメインチューブ1を用いるので、中通しタイプの釣具となる。
メインチューブ1は、釣具本体2たる錘3や浮き4の通孔20を形成する孔径(最小孔径D)よりも当初の外径dが大きな大径管部11を有しても、該最小孔径Dよりも外径dが小さな小径管部12が一体的につながる管状部材であるので、小径管部12側から通孔20の一端口に該メインチューブ1を挿入して、先端面22b(通孔20の他端口)よりも小径管部12の先端部分121が突出可能になる。小径管部12側から通孔20にメインチューブ1を挿入して、先端面22bよりも小径管部12の先端部分121を突出する構成であるので、その先端部分121を把持することができる。
そして、大径管部11を少なくとも弾性材料で形成し、該先端部分121を掴むことができるので、大径管部11を容易に弾性変形させることができる。例えば、実施形態のごとくメインチューブ1の先端部分121と基端部分15とを掴んで、両者が離れる方向へ引っ張って弾性変形させれば、いとも簡単に大径管部11を最小孔径Dよりも小さくできる。そのため、何の抵抗もなく、大径管部11に釣具本体2を嵌め込み一体化できる。メインチューブ1への浮き4や錘3の釣具本体2の取付けが簡単で、浮き4,錘3の交換時も交換時間の短縮が図られる。
さらに、ライン(道糸9)に錘3や浮き4等の釣具本体2が直接触れないため、糸折れや,傷の問題も解消できる。
加えて、当初の大径管部11の外径dが最小孔径Dよりもかなり大きくても、大径管部11に釣具本体2を嵌め込み一体化が可能であり、前記弾性変形の解除によって、最小孔径Dの通孔20へ挿入された大径管部11の残留応力を簡単に高めることができる。大径管部11を通孔20の孔壁29へ強力に密着一体化できる。一方、釣具本体2と接触してない大径管部11の部分は、完全に弾性復元し元に戻る。大径管部11の前記部分が、釣具本体2の両端面と接触し、釣具本体2の移動を阻止するので、両者がより強固に密着一体化する。大径管部11に釣具本体2を嵌め込み一体化した大径管部11には、その後も、常に高い残留応力が残った状態にある。したがって、大径管部11による釣具本体2への大きな弾性復元力でもって、大径管部11たるメインチューブ1と釣具本体2との強力な密着一体化が永く持続する。脱落防止に優れ、極めて有意義な交換自在釣具Aになっている。と同時に、大径管部11へ取付けた釣具本体2の位置がズレないので、釣具本体2が同じ錘3であっても、例えば図3(ハ)や図11(ニ)のような任意の位置に錘3を取付けることができる。微妙な海の状況変化に追従し易くなっている。
従来、図20のオモリMは、ゴム製中軸部材nを貫通孔mに単に押し込むだけで一体化が難しく、挿着による鉛玉mと中軸部材nとの一体化が十分確保できなかったが、本交換自在釣具Aはこれらの問題を一挙に解決する。
また、本交換自在釣具Aは、特許文献1,2等の摩擦抵抗による螺着一体化する技術と違って、海水等に濡れても前記残留応力,弾性変形はそのまま維持されるので、釣具として極めて優れ物になっている。
さらに、製品化するにあたり、特許文献1,2のごとくネジを切ったり、また特開平8−205736号公報のごとく磁石を使用したりする従来技術と違って、素材のもつ弾性材料特性を生かした製品ゆえに、低コストで生産できるので、ユーザー側が入手し易い金額で製品提供ができる。
また、本体主部2aに通孔20を形成し、且つ該本体主部2aの外周面21から該通孔20に達する割り溝23が設けられる釣具本体2として、錘3や浮き4等に適用すれば、中通し錘3としても中通し浮き4としても用いることができる。さらに、最小孔径Dを等しくする錘3や浮き4を取り揃えれば、実施形態に記載した使用方法にしたがって、道糸9を傷つけることなく短時間で簡単に所望の錘3,浮き4に交換できる。浮き4と錘3の併用も可能な交換自在釣具Aとなる。図11で示したような様々なバリエーションを演出できる。また、釣具本体2に、実施形態4のごとく棒状ウキ4や、実施形態5のごとく偏心させた錘3を採用することも可能である。
本実施形態は錘3と浮き4について説明したが、釣具本体2に係る通孔20の最小孔径Dが共通であれば、錘3,浮き4にとどまらず、あらゆる種類の釣具本体2を大径管部11に取付けることができる。例えば、実施形態6のごとく釣具本体2をスピナーにも適用できる。仕掛けの共有化が図れることとなり、頗る便利になる。
さらにいえば、現在の磯釣りウキは、形状の種類だけでも十種類以上あり、その一種類のウキのなかに、浮力の違いが十数種類以上あり、カラーでも分かれている。
本交換自在釣具Aは、メインチューブ1を用いているので、例えば図10のごとく、浮き4が、縦通する通孔20を分断するよう、本体主部2aが分割面を有して複数に分割されたうちの一分割浮き4fになると、その小さな分割浮き4fでも使用可能になる。また、該分割面と他の分割浮き4fの分割面とを接合させることにより複合の本体主部2aをなす集合浮き4Fを構成すると、本来、一つの浮き4になる図10(イ)で、図10(ロ)や(ハ)を加える三タイプの浮き4を演じることができる。これにとどまらず、最小孔径Dを等しくする分割浮き4fを取り揃えれば、その組み合わせが指数関数的に広がるので、さほどの数の浮き4を用意せずして、様々な海の状況に対応できる。
加えて、本交換自在釣具Aによれば、前述の浮き4と、図12(ロ)のような座金タイプの錘3との組み合わせができるので、釣り現場へ持参する浮き4の数を少なくできる。海の状況を見て、図13(ロ)のごとく座金タイプ錘3をブロック積みのように、道糸9を切ることなく、迅速に好みの浮力、さらに好みの形状,カラーにすることができ、極めて実用的で優れた効果を発揮する。
メーカーから発売されている浮力のウキや、沈下速度のオモリの既製品に従わざるを得なかった状況から解放される。さほどの数の浮き4や錘3を用意せずとも、釣り人は、短時間で望みの浮き4や錘3に交換でき、しかも、錘3付き浮き4としても簡単に交換でき、地域差や時期による海の状況に迅速対応できる。錘3,浮き4をそれぞれ組み合わせることによって、釣りの対象地域,時期,海況に、ベストな沈下速度,アクションを釣り人の意のままに設定できる。
かくのごとく、本交換自在釣具Aは、上述した数々の優れた効果を発揮し、実用的且つこれまでにない画期的な釣具になっている。
尚、本発明においては前記実施形態に示すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々変更できる。メインチューブ1,釣具本体2,錘3,浮き4等の形状,大きさ,個数,材質等は用途に合わせて適宜選択できる。例えば、実施形態の分割浮きは、ニ分割品の浮きとしたが、三分割以上の多分割品の浮きとすることができる。
1 メインチューブ
10 透孔
11 大径管部
12 小径管部
121 先端部分
15 基端部分
2 釣具本体
2a 本体主部
20 通孔
21 外周面
22a 基端面
22b 先端面
23 割り溝
29 孔壁
3 錘(釣り用錘)
4 浮き(釣り用浮き)
4f 分割浮き
4F 集合浮き
A 交換自在釣具
外径(大径管部の外径)
外径(小径管部の外径)
通孔の最小孔径(孔径)

Claims (4)

  1. 本体主部に通孔を形成し、且つ該本体主部の外周面から該通孔に達する割り溝が設けられた釣具本体と、
    管中心を縦通する透孔が設けられ、前記通孔を形成する孔径のうちの最小孔径よりも外径が大きな大径管部へ、該最小孔径よりも外径が小さな小径管部が一体的につながる管状部材にし、且つ該大径管部を少なくとも弾性材料で形成し、さらに、前記小径管部側を前記通孔に挿入することにより、該大径管部を該通孔の一端口側に残しながら該通孔を貫通し、該小径管部の先端部分が該通孔の他端口よりも突出するメインチューブと、を具備し、
    該通孔の他端口よりも突出する前記小径管部の先端部分を掴んで、前記大径管部を弾性変形させ、該最小孔径より小さくなった該大径管部を該最小孔径の通孔へ挿入し、該弾性変形の解除によって、該最小孔径の通孔へ挿入した該大径管部を、弾性復元力で該通孔の孔壁に密着一体化させるようにしたことを特徴とする交換自在釣具。
  2. 前記釣具本体が釣り用錘である請求項1記載の交換自在釣具。
  3. 前記釣具本体が釣り用浮きである請求項1記載の交換自在釣具。
  4. 前記浮きが、前記本体主部を縦通する前記通孔を分断するよう、前記本体主部が分割面を有して複数に分割されたうちの一分割浮きになる一方、該分割面と他の分割浮きの分割面とを接合させることにより複合の本体主部をなす集合浮きを形成する請求項3の交換自在釣具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101364793B1 (ko) 2013-11-25 2014-02-19 최봉규 다기능 낚시찌
CN104705264A (zh) * 2015-03-05 2015-06-17 张青竹 钓鱼用环保易拆装钓坠及钓鱼工具

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