JP2003000122A - 浮力調整釣りウキ - Google Patents
浮力調整釣りウキInfo
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- JP2003000122A JP2003000122A JP2001226809A JP2001226809A JP2003000122A JP 2003000122 A JP2003000122 A JP 2003000122A JP 2001226809 A JP2001226809 A JP 2001226809A JP 2001226809 A JP2001226809 A JP 2001226809A JP 2003000122 A JP2003000122 A JP 2003000122A
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- fishing
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- buoyant force
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Abstract
(57)【要約】
【課題】残留浮力を調整する構成に伴う嵌合部や螺着部
の成型を省き少量生産でも安価な残留浮力調整ウキを提
供する。また、岩に強く打ち付けても浮力調整機能は維
持され衝撃に強い浮力調整釣りウキの提供を目的とす
る。 【解決手段】括れ部１ａを有するウキ１に、ガン玉オモ
リ４を挾着する糸３の架設部７を括れ部１ａに設けた構
成が特徴の浮力調整釣りウキ。
の成型を省き少量生産でも安価な残留浮力調整ウキを提
供する。また、岩に強く打ち付けても浮力調整機能は維
持され衝撃に強い浮力調整釣りウキの提供を目的とす
る。 【解決手段】括れ部１ａを有するウキ１に、ガン玉オモ
リ４を挾着する糸３の架設部７を括れ部１ａに設けた構
成が特徴の浮力調整釣りウキ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚釣りに使用する
ウキの浮力調整に関するものである。
ウキの浮力調整に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ウキを用いた魚釣りに於いて、ウ
キの残留浮力が大きいと、摂餌時にウキの残留浮力によ
る抵抗が魚の口に伝わり、魚が異常を感じ付け餌を喰い
込まない事があった。よって、極力残留浮力の小さいウ
キを使用したいが、季節、時間、地域による水温や海水
塩分濃度差により水の比重が異なり、ウキの残留浮力が
変化してしまう。また、釣り糸の太さや付け餌の重さ等
により、ウキが沈んでしまう。
キの残留浮力が大きいと、摂餌時にウキの残留浮力によ
る抵抗が魚の口に伝わり、魚が異常を感じ付け餌を喰い
込まない事があった。よって、極力残留浮力の小さいウ
キを使用したいが、季節、時間、地域による水温や海水
塩分濃度差により水の比重が異なり、ウキの残留浮力が
変化してしまう。また、釣り糸の太さや付け餌の重さ等
により、ウキが沈んでしまう。
【０００３】そこで、異なる重量を有する輪体の専用オ
モリをウキ下部に螺着や嵌着して残留浮力を調整するも
のとして、特開平８−１４０５３９号公報、特開平８−
１８２４５２号公報、特開平８−２０５７３６号公報、
特開平１０−２６２５２７号公報が開示されている。
モリをウキ下部に螺着や嵌着して残留浮力を調整するも
のとして、特開平８−１４０５３９号公報、特開平８−
１８２４５２号公報、特開平８−２０５７３６号公報、
特開平１０−２６２５２７号公報が開示されている。
【０００４】また、ウキ内部空間に収納したガン玉オモ
リを増減し残留浮力を調整する実用新案出願公告第１４
２５７号、特開平９−２８２５４号公報や特開２００１
−６１３８７号公報が開示されている。さらに、ウキ内
部の空隙部体積を変化させ残留浮力を調整するウキが開
示されている。
リを増減し残留浮力を調整する実用新案出願公告第１４
２５７号、特開平９−２８２５４号公報や特開２００１
−６１３８７号公報が開示されている。さらに、ウキ内
部の空隙部体積を変化させ残留浮力を調整するウキが開
示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のウキ下部に専用
オモリを嵌着や螺着して残留浮力を調整する種のウキの
問題点は、潮の干満により潮流が加速され付け餌が魚の
摂餌水深まで沈まない時ウキ下部に有する専用オモリを
外し、前記専用オモリと同等の重さの噛み潰しガン玉オ
モリを小物入れから選択し、噛み潰しガン玉オモリを釣
り糸に挾着していたが、正確さが得られない上、きわめ
て能率が悪かった。
オモリを嵌着や螺着して残留浮力を調整する種のウキの
問題点は、潮の干満により潮流が加速され付け餌が魚の
摂餌水深まで沈まない時ウキ下部に有する専用オモリを
外し、前記専用オモリと同等の重さの噛み潰しガン玉オ
モリを小物入れから選択し、噛み潰しガン玉オモリを釣
り糸に挾着していたが、正確さが得られない上、きわめ
て能率が悪かった。
【０００６】次に、ウキ内部空間に収納したガン玉オモ
リを増減し残留浮力を調整する種のウキの問題点は、ウ
キ内部空間の開口部に嵌合する封緘部の存在があり、封
緘部の気密性能の不具合によりウキ内部に水が浸水し、
浮力が一定しないという問題点を有していた。したがっ
て、高精度の封緘部の成形に伴い金型等が必要で原価の
高いウキとなる欠点があった。本発明は残留浮力を調整
する構成に伴う嵌着部や螺着部の成形に伴う金型等を省
き少量生産でも安価な残留浮力調整釣りウキを提供する
ことを目的とする。
リを増減し残留浮力を調整する種のウキの問題点は、ウ
キ内部空間の開口部に嵌合する封緘部の存在があり、封
緘部の気密性能の不具合によりウキ内部に水が浸水し、
浮力が一定しないという問題点を有していた。したがっ
て、高精度の封緘部の成形に伴い金型等が必要で原価の
高いウキとなる欠点があった。本発明は残留浮力を調整
する構成に伴う嵌着部や螺着部の成形に伴う金型等を省
き少量生産でも安価な残留浮力調整釣りウキを提供する
ことを目的とする。
【０００７】また、磯釣りや波止釣りで、ウキを岩等に
打ち付けると嵌着部、螺着部、封緘部が破損や変形し着
脱に不具合が発生する欠点がある。
打ち付けると嵌着部、螺着部、封緘部が破損や変形し着
脱に不具合が発生する欠点がある。
【０００８】
【課題が解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために成されたものである。釣りウキ１に於い
て、ガン玉オモリ４を挾着する糸３をウキ１胴部外壁に
架設した構成が特徴の浮力調整釣りウキ。
決するために成されたものである。釣りウキ１に於い
て、ガン玉オモリ４を挾着する糸３をウキ１胴部外壁に
架設した構成が特徴の浮力調整釣りウキ。
【０００９】釣りウキ１に於いて、棒６をウキ１に突設
し、該棒６端と該ウキ１胴部の外壁との間にガン玉オモ
リ４を挾着する糸３を架設した構成が特徴の浮力調整釣
りウキ。
し、該棒６端と該ウキ１胴部の外壁との間にガン玉オモ
リ４を挾着する糸３を架設した構成が特徴の浮力調整釣
りウキ。
【００１０】釣りウキ１に於いて、パイプ２をウキ１に
挿着突設し、該パイプ２に糸３を挿通し、前記パイプ２
開口部と前記ウキ１胴部の外壁との間にガン玉オモリ４
を挾着する前記糸３を架設した構成が特徴の浮力調整釣
りウキ。
挿着突設し、該パイプ２に糸３を挿通し、前記パイプ２
開口部と前記ウキ１胴部の外壁との間にガン玉オモリ４
を挾着する前記糸３を架設した構成が特徴の浮力調整釣
りウキ。
【００１１】ガン玉オモリ４を挾着する糸３が、金属線
である特徴の浮力調整釣りウキ。
である特徴の浮力調整釣りウキ。
【００１２】
【作用】上記の如く構成すれば、糸３に従来の既成品で
あるガン玉オモリ４を適宜数挾着し残留浮力を調整でき
る。
あるガン玉オモリ４を適宜数挾着し残留浮力を調整でき
る。
【００１３】また、ガン玉オモリ４を挾着する糸３を、
金属線にすれば浮力調整釣りウキの強度が増す。
金属線にすれば浮力調整釣りウキの強度が増す。
【００１４】
【実施の形態】本発明請求項１の実施例１を図１、図
２、図６に従って説明する。略球状のウキ１で釣り糸８
の挿通孔２ａを設けたウキ１に丸ヤスリで括れ部１ａを
削成し、且つ、所要長さの糸３両端に接着剤を用い括れ
部１ａ対称位置に接着架設する。そして、実施例１のウ
キ１の挿通孔２ａに釣り糸８を挿通し、中通しウキ釣り
仕掛けを構成する。釣り場にて、上記糸３の架設部７に
ガン玉オモリ４の割れ目９を以て適宜数挾着し残留浮力
を調整する。
２、図６に従って説明する。略球状のウキ１で釣り糸８
の挿通孔２ａを設けたウキ１に丸ヤスリで括れ部１ａを
削成し、且つ、所要長さの糸３両端に接着剤を用い括れ
部１ａ対称位置に接着架設する。そして、実施例１のウ
キ１の挿通孔２ａに釣り糸８を挿通し、中通しウキ釣り
仕掛けを構成する。釣り場にて、上記糸３の架設部７に
ガン玉オモリ４の割れ目９を以て適宜数挾着し残留浮力
を調整する。
【００１５】本発明請求項２の実施例２を図３、図６に
従って説明する。略球状で釣り糸８の挿通孔２ａを設け
たウキ１の該挿通孔２ａに竹ひご棒６を挿着突設する。
上記ウキ１に挿着された上記棒６下端に釣り糸を連結す
る針金材掛止環５を接着し、糸３を上記棒６両端部の対
称位置に係着架設する。そして、実施例２のウキ１の掛
止環５に釣り糸８を挿通し、環付きウキ釣り仕掛けを構
成する。釣り場にて、前記、糸３の架設部７にガン玉オ
モリ４の割れ目９を以て適宜数挾着し残留浮力を調整す
る。
従って説明する。略球状で釣り糸８の挿通孔２ａを設け
たウキ１の該挿通孔２ａに竹ひご棒６を挿着突設する。
上記ウキ１に挿着された上記棒６下端に釣り糸を連結す
る針金材掛止環５を接着し、糸３を上記棒６両端部の対
称位置に係着架設する。そして、実施例２のウキ１の掛
止環５に釣り糸８を挿通し、環付きウキ釣り仕掛けを構
成する。釣り場にて、前記、糸３の架設部７にガン玉オ
モリ４の割れ目９を以て適宜数挾着し残留浮力を調整す
る。
【００１６】本発明請求項３の実施例３を図４、図５、
図６に従って説明する。略球状で釣り糸８の挿通孔２ａ
を設けたウキ１の前記挿通孔２ａに合成樹脂製パイプ２
を挿着突設する。上記ウキ１下部に突設された前記パイ
プ２に糸３を挿通したのち上記糸３を対称位置に継合架
設する。そして実施例３のウキ１のパイプ２に釣り糸８
を挿通し、中通しウキ釣り仕掛けを構成する。釣り場に
て、前記糸３の架設部７にガン玉オモリ４の割れ目９を
以て適宜数挾着し残留浮力を調整する。
図６に従って説明する。略球状で釣り糸８の挿通孔２ａ
を設けたウキ１の前記挿通孔２ａに合成樹脂製パイプ２
を挿着突設する。上記ウキ１下部に突設された前記パイ
プ２に糸３を挿通したのち上記糸３を対称位置に継合架
設する。そして実施例３のウキ１のパイプ２に釣り糸８
を挿通し、中通しウキ釣り仕掛けを構成する。釣り場に
て、前記糸３の架設部７にガン玉オモリ４の割れ目９を
以て適宜数挾着し残留浮力を調整する。
【００１７】上述の実施例１乃至３のガン玉オモリ４の
糸３への挾着は歯で噛んでおこなう。抜脱はガン玉オモ
リ４の割れ目９に爪を入れ、割れ目９を広げておこな
う。
糸３への挾着は歯で噛んでおこなう。抜脱はガン玉オモ
リ４の割れ目９に爪を入れ、割れ目９を広げておこな
う。
【００１８】なお、糸３材として耐水性、耐蝕性に優れ
たナイロン、ポリアミドモノフィラメント、ポリフッ化
ビニリデンモノフィラメント、ポリエチレンマルチフィ
ラメント、ポリアミドマルチフィラメント等の化学合成
糸が望ましい。また、上述の糸３材の太さは、０．１グ
ラムの極小ガン玉オモリ４が挾着可能な直径１ミリメー
トル以下のもが浮力を微調整でき望ましい。
たナイロン、ポリアミドモノフィラメント、ポリフッ化
ビニリデンモノフィラメント、ポリエチレンマルチフィ
ラメント、ポリアミドマルチフィラメント等の化学合成
糸が望ましい。また、上述の糸３材の太さは、０．１グ
ラムの極小ガン玉オモリ４が挾着可能な直径１ミリメー
トル以下のもが浮力を微調整でき望ましい。
【００１９】さらに、糸３材としてステンレス、タング
ステン、ニッケル、チタン合金等の金属線であれば耐久
性が向上する。
ステン、ニッケル、チタン合金等の金属線であれば耐久
性が向上する。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、残留浮力を調整する構
成に伴う嵌着部や螺着部、封緘部の成形部品や金型等を
無くしウキ原価のコストの低減が図れる。在庫の中通し
ウキに浮力調節部を特別に構成しなくとも安価で簡単に
改良して浮力調整釣りウキを提供できる。
成に伴う嵌着部や螺着部、封緘部の成形部品や金型等を
無くしウキ原価のコストの低減が図れる。在庫の中通し
ウキに浮力調節部を特別に構成しなくとも安価で簡単に
改良して浮力調整釣りウキを提供できる。
【００２１】また、岩に強く打ち付けても浮力調整釣り
ウキの機能は維持され衝撃に強い浮力調整釣りウキを提
供できる。以上、述べたように本発明により、残留浮力
調整釣りウキに対する所期の目的が達成できる。
ウキの機能は維持され衝撃に強い浮力調整釣りウキを提
供できる。以上、述べたように本発明により、残留浮力
調整釣りウキに対する所期の目的が達成できる。
【図１】 実施例１を示す正面図である。
【図２】 実施例１における浮力調整釣りウキの断面図
である。
である。
【図３】 実施例２を示す正面図である。
【図４】 実施例３を示す正面図である。
【図５】 実施例３における浮力調整釣りウキの断面図
である。
である。
【図６】 ガン玉オモリの正面図である
１ ウキ
１ａ 括れ部
２ パイプ
２ａ 挿通孔
３ 糸
４ ガン玉オモリ
５ 掛止環
６ 棒
７ 架設部
８ 釣り糸
９ 割れ目
Claims (4)
- 【請求項１】 釣りウキ１に於いて、ガン玉オモリ４を
挾着する糸３をウキ１胴部外壁に架設した構成が特徴の
浮力調整釣りウキ。 - 【請求項２】 上記ガン玉オモリ４を挾着する糸３を、
棒６をウキ１に突設した該棒６端と該ウキ１胴部の外壁
との間に架設した構成を特徴とする請求項１記載の浮力
調整釣りウキ。 - 【請求項３】 上記ガン玉オモリ４を挾着する糸３を、
ウキ１に挿着突設したパイプ２に挿通し、前記パイプ２
開口部と前記ウキ１胴部の外壁との間に前記糸３を架設
した構成を特徴とする請求項１記載の浮力調整釣りウ
キ。 - 【請求項４】 前記請求項１乃至３記載の糸３が、金属
線である特徴の浮力調整釣りウキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001226809A JP2003000122A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 浮力調整釣りウキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001226809A JP2003000122A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 浮力調整釣りウキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003000122A true JP2003000122A (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=19059562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001226809A Pending JP2003000122A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 浮力調整釣りウキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003000122A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011229527A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-17 | Tadayuki Kimura | 釣り用浮子 |
| JP2021112145A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | 弘人 岩永 | 釣り用浮き |
-
2001
- 2001-06-20 JP JP2001226809A patent/JP2003000122A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011229527A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-17 | Tadayuki Kimura | 釣り用浮子 |
| JP2021112145A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | 弘人 岩永 | 釣り用浮き |
| JP7428371B2 (ja) | 2020-01-17 | 2024-02-06 | 弘人 岩永 | 釣り用浮き |
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