JP2012034007A - 無線基地局装置および無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】後方互換性を持つ複数の周波数帯を使用するAdvanced基地局のフレーム内で通信する端末が、単一の周波数帯を使用するLegacy基地局に接続する端末に干渉を与え、スループットが劣化するのを抑圧する。
【解決手段】Legacyの基地局に、自基地局に接続する端末数と使用する周波数帯の組み合わせである接続端末数情報をAdvanced基地局に通知さる。Advanced基地局の隣接情報端末集計部101が通知された端末数を集計し、集計端末数テーブル105に蓄積する。フレーム分割決定部102は、その集計結果とフレーム分割参照テーブル103等を用いて、各周波数帯においてフレーム内のAdvancedの領域とLegacyの領域の分割割合を増減させる。これにより、Advancedのための無線リソースを確保しつつLegacy基地局に接続する端末への干渉を抑える。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線基地局装置と無線端末との間でデータの送受信を行う無線通信システムに関し、特に、無線基地局装置が無線端末へ割り当てる無線リソースを管理する技術に関する。
一般にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)を用いるディジタル移動体通信システムでは、フレームと呼ばれる一定の周波数帯域、時間の単位内において、さらに細かく周波数、時間で区切られた無線リソースを用いて端末と通信を行う。OFDMAを利用する無線通信システムのIMT(International Mobile Telecommunications)-Advancedでは、複数の周波数帯域を結合し運用する。またIMT-Advancedでは、各周波数帯域において非特許文献1、2に示すように、当該フレーム内で、当該システムと後方互換の関係にあるシステムの端末との同時通信ができるように要求されている。ここで、非特許文献1,2に示されるIMT-Advancedの候補技術であるLTE(Long Term Evolution)-AdvancedとIEEE802.16mを例にとると、各々と後方互換の関係にあるシステムとはLTEとIEEE802.16eである。
IEEE802.16, P802.16m/D3, Dec. 2009 3GPP, TR 36.814 v1.5.0, Nov. 2009
IMT-Advancedシステムの通信手段で基地局と通信する端末(以下、Advanced端末)と、後方互換のシステムの通信手段で基地局と通信する端末(以下、Legacy端末)を同時に同じフレーム内で通信させるには、IMT-Advancedシステムの基地局(以下、Advanced基地局)において、DL(Downlink)用のサブフレームとUL(Uplink)用のサブフレームを、周波数、または時間で分割し、Advanced端末用への割当とLegacy端末用への割当に利用する。例えば、DLサブフレームにおいて時間方向で分割する場合、前半3/5をLegacy端末用、後半2/5をAdvanced端末用への割当に利用する。
一般に、Advanced基地局は、IMT-Advancedシステムと後方互換のシステムの基地局(以下、Legacy基地局)とエリア上で混在して設置される。Advanced基地局はLegacy基地局の使用する周波数帯を含む広い周波数帯を使用するため、AdvancedシステムとLegacyシステム間の干渉を考慮する必要がある。例えば、帯域幅10MHzの周波数帯1、2、3番のいずれか10MHzを使用するLegacy基地局3局が存在する環境において、周波数帯域1、2、3全ての30MHzを使用するAdvanced基地局を設置する場合、Advanced基地局は周囲のLegacy基地局3局全てに干渉を与える可能性がある。Advanced基地局に接続するAdvanced端末は周波数帯域1、2、3を利用できるため、Advanced端末への無線リソースの割当が多くなると隣接するLegacy基地局に接続するLegacy端末への干渉が大きくなる。
AdvancedシステムからLegacyシステムへの干渉を抑制するためには、Advancedシステムのフレーム構成のAdvanced端末用とLegacy端末用とのフレーム分割において、Legacy端末用の領域を広くすればよい。しかし、Legacy端末用の領域を広くすると、Advanced端末用の領域が狭くなり、複数の周波数帯域を結合して運用できるにも関わらず、Advanced端末のスループットが劣化する。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、AdvancedシステムとLegacyシステムとの間の干渉を抑制することが可能な、後方互換性をもつ無線通信システム及び無線通信装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明においては、自セル領域内に位置した1つまたは複数の第1の端末に、フレーム内で個別の無線リソースを割当て、無線リソースを用いて各端末とのデータの送受信を行う第1の無線基地局装置であって、フレームを、第1の端末との通信に使用できる第1の領域と、第1の無線基地局装置と同じ周波数を使用する第2の無線基地局装置と通信する第2の端末との通信に使用できる第2の領域とに分割するフレーム構成決定部と、フレームの分割の割合を変更する要求を生成する制御部を備え、フレーム構成決定部は、第2の無線基地局装置の使用する周波数と、第2の無線基地局装置と通信している第2の端末の数を集計する端末集計部と、端末集計部が集計した、第2の無線基地局装置の使用する周波数と、第2の無線基地局装置と通信している第2の端末の数に基づき、前記フレームの第1の領域と第2の領域の分割の割合を決定するフレーム分割決定部とを有する構成の第1の無線基地局装置を提供する。
また、上記の目的を達成するため、本発明においては、自セル領域内に位置した1つまたは複数の端末に、フレーム内で個別の無線リソースを割当て、無線リソースを用いて各端末とのデータの送受信を行う第1の無線基地局装置と第2の無線基地局装置を具備する無線通信システムであって、第2無線基地局装置が第1の無線基地局装置に、第2の無線基地局装置と通信している端末の数と、前記第2の無線基地局装置が使用している周波数帯域を通知する構成の無線通信システムを提供する。
更に、上記の目的を達成するため、本発明においては、自セル領域内に位置した1つまたは複数の第2の端末に、フレーム内で個別の無線リソースを割当て、無線リソースを用いて各端末とのデータの送受信を行う第2の無線基地局装置であって、相互に接続された処理部と、第2の端末との間で送受信する送受信機とを備え、処理部は、第2の無線基地局装置が使用している周波数帯域で、第2の無線基地局と通信している第2の端末の数を算出する接続端末計算部を有し、接続端末計算部が算出した第2の端末の数と、使用している周波数帯域を、第1の無線基地局に通知するよう制御する構成の無線基地局装置を提供する。
すなわち、上述した目的を解決するための本発明の好適な態様として、複数の無線基地局装置と複数の端末とを有し、無線基地局装置と端末が無線リソースを用いて通信し、無線基地局装置は、当該システムに所属する端末(Advanced端末)と当該システムと後方互換の関係にある端末(Legacy端末)両方を同じフレーム内に割り当てることができる無線通信システムであって、当該システムの無線基地局装置(Advanced基地局)は、隣接する周囲の当該システムと後方互換の関係にある基地局(Legacy基地局)に接続するLegacy端末数とLegacy基地局が使用する周波数帯域の組み合わせの情報から、Advanced端末とLegacy端末に割り当てることのできるLegacy用フレームとAdvanced用フレームの分割割合を決定する構成とし、Legacy用フレームとAdvanced用フレームの分割割合を、各周波数帯域を使用するLegacy端末数が多い場合はLegacy用フレームを大きく、Legacy端末が少ない場合はLegacy用フレームを小さくする。
本発明によれば、隣接するLegacy端末への干渉を抑制しつつ、Advanced端末へ割り当てる無線リソースを確保することが可能となる。
実施例1におけるフレーム構成決定部のブロック構成図である。 実施例1が適用される移動通信システムの一例を示す図である。 実施例1が適用される移動通信システムの基地局配置の一例を示す図である。 実施例1が適用される移動通信システムのAdvanced端末とAdvanced基地局で伝送される通信フレームの一例を示す図である。 実施例1に係る、Advanced端末、Legacy端末とAdvanced基地局で伝送される通信フレームの一例を示す図である。 実施例1に係る、Advanced端末、Legacy端末とAdvanced基地局で伝送される通信フレームの他の例を示す図である。 実施例1に係る、Advanced基地局のソフトウェア、ブロック構成図である。 実施例1に係る、Advanced基地局のハードウェア、ブロック構成図である。 実施例1が適用される移動通信システムの、Legacy端末のソフトウェア、ブロック構成図である。 実施例1に係る、Advanced端末、Legacy端末のハードウェア、ブロック構成図である。 実施例1に係る、Legacy基地局、Advanced基地局間のネットワーク構成の一例を示す図である。 実施例1に係る、Legacy基地局がAdvanced基地局に通知するLegacy端末情報を示す図である。 実施例1に係る、フレーム分割決定のためのシーケンス図である。 実施例1に係る、集計端末テーブルの構成を示す図である。 実施例1に係る、Legacy基地局のソフトウェア、ブロック構成図である。 実施例1に係る、Legacy基地局のハードウェア、ブロック構成図である。 実施例1に係る、隣接端末集計部のフローチャートを示す図である。 実施例1に係る、フレーム分割決定部のフローチャートを示す図である。 実施例1に係る、フレーム分割参照テーブルの構成を示す図である。 実施例1に係る、端末数閾値テーブルの構成の一例を示す図である。 実施例1に係る、端末数閾値テーブルの構成を他の例を示す図である。 実施例1に係る、フレーム分割テーブルの構成を示す図である。 実施例1に係る、フレーム分割を示す概念図である。 実施例1に係る、Advanced端末のソフトウェア、ブロック構成図である。 実施例2に係る、フレーム構成決定部のブロック構成図である。 実施例2に係る、自端末集計部のフローチャートを示す図である。 実施例2に係る、集計端末テーブルの構成を示す図である。 実施例2に係る、フレーム分割決定部のフローチャートを示す図である。 実施例2に係る、端末数比閾値テーブルの構成を示す図である。 実施例3に係る、フレーム構成決定部のブロック構成図である。 実施例3に係る、端末数推定部のフローチャートを示す図である。 実施例3に係る、干渉閾値テーブルの構成を示す図である。 実施例4に係る、フレーム構成決定部のブロック構成図である。 実施例1に係る、Legacy基地局の上位レイヤ制御部のブロック構成図である。 実施例1に係る、Legacy基地局、Advanced基地局間の情報通知シーケンスの一例を示す図である。 実施例1に係る、Legacy基地局、Advanced基地局間の情報通知シーケンスの他の例を示す図である。
以下、本発明を適用した無線通信システム、およびその無線通信システムにおける無線基地局装置、無線端末についての種々の実施例について、図面を参照して説明する。なお、本明細書において、無線通信システムの基地局と端末をAdvanced基地局、Advanced端末、当該無線通信システムと後方互換の関係にある無線通信システムの基地局と端末をLegacy基地局、Legacy端末と称する。また、各基地局において、内部の処理部で実行される各種のプログラムモジュールを「部」と表現する場合がある。例えば、「フレーム構成決定部」、「フレーム分割決定部」、「接続端末計算部」などである。
第1の実施例に係る無線通信システムは、例えば図2に示すようなネットワーク構成において適用される。
本実施例の無線通信システムは、複数の基地局20b1、20b2、・・・20bNと、基地局の無線通信圏内となるセル2c1、2c2、・・・2cN内において基地局と無線で通信する複数の端末20m1、20m2、・・・とからなる。基地局はルータ(またはL3スイッチ)201とゲートウェイ(GW)202を介して、外部の通信ネットワーク、例えば、インターネット(NW)203に接続されている。ただし、本実施例が適用されるネットワーク構成はこれに限定するものではなく、基地局と端末が無線アクセスを行うことが可能なネットワーク構成であればよい。
また、図2のネットワーク構成における無線基地局の面的配置を図3に示す。上述の通り、以下では、無線通信システムの基地局と端末をAdvanced基地局、Advanced端末、その無線通信システムと後方互換の関係にある無線通信システムの基地局と端末をLegacy基地局、Legacy端末と記載する。図3では、Advanced基地局とLegacy基地局が混在する環境を示してある。
Advanced基地局301AはAdvanced端末302AとLegacy端末302Lと通信可能で、Legacy基地局301LはLegacy端末302Lとのみ通信可能である。ここで、Advanced端末302AはLegacy基地局と通信可能な無線インタフェースを持ち、Legacy基地局301Lと通信しても良い。その場合、Advanced端末302AはLegacy端末302Lとして振る舞う。また、図3の基地局配置は一例であり、これに限定するものではない。本実施例の無線通信システムはこのような基地局配置において実現される。
本実施例の無線通信システムに使用するフレーム構成の一例を図4に示す。図4はIEEE802.16mのフレーム構成である。通信に使用できる周波数帯域幅をシステム帯域幅404と呼ぶ。システム帯域幅をサブチャネル401単位に分割し、時間方向にサブフレーム402単位に分割し、1サブチャネル、1サブフレームで区切られた時間、周波数領域をPRU (Physical Resource Unit)403とする。端末への無線リソースの割当情報やシステム構成等の制御情報は、いずれか1つ、または複数のサブフレーム402の制御チャネル407を用いて伝送される。ここで、1サブチャネル、1サブフレームで区切られたPRUは端末に割り当てることのできる最小単位である。このような構成は、例えばTDD(Time Division Duplex)のOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)を仮定した場合に想定されるフレーム構成である。
図4に示すフレーム構成はAdvanced端末のみが接続する場合の構成である。図5に、本実施例に係るAdvanced基地局において、Advanced端末とLegacy端末両方を収容する場合のフレーム構成の一例を示す。Legacy端末とAdvanced端末両方を収容する場合、フレームのDownlink、Uplink各々について、Legacy用フレーム507、509とAdvanced用フレーム508、510に分割する。Legacy端末はLegacy用フレーム507、509で、Advanced端末はAdvanced用フレーム508、510を用いて通信を行うことができる。ただし、フレームの分割方法はLegacy用フレームとAdvanced用フレームを分けて存在させるものであればこれに限定するものではない。例えば、周波数方向への分割や、時間方向の分割において、Legacy用フレーム、Advanced用フレーム、Legacy用フレームの順に並んでおり、2分割になっていなくてもよい。
ここで図6に、IEEE802.16mに対して後方互換の関係にあるIEEE802.16eの端末を収容する場合のフレーム構成を示す。Legacy端末に対しては、Legacy用フレームにおけるLegacy制御チャネル612を用いて制御情報を送信し、Legacyシステムにおける割当単位のスロット611を用いて通信を行う。ただし、スロット、PRUの定義は時間、周波数、符号等、無線を使用して通信するものであれば図4、図5、図6の構成に限定するものではない。例えば、TDMA(Time Division Multiple Access)の場合はシステム帯域をサブチャネルに分割せず、FDMA(Frequency Division Multiple Access)の場合はサブスロットに分割しない。また、本実施例は、図4、図5、図6記載のフレーム構成に限定するものではなく、例えばFDD(Frequency Division Duplex)のように、DownlinkとUplinkで異なる周波数を使用する構成においても適用可能である。
続いて、図7に示すブロック構成図を用いて、本実施例に係るAdvanced基地局のソフトウェア構成、すなわち機能構成について説明する。
Advanced基地局700は、制御部であるコントローラ710と、端末との間で無線電波を送受信するアンテナ709と、アンテナ709に接続された送受信切替え用のスイッチ708と、ルータ201との接続回線に接続される回線インタフェース701と、回線インタフェース701に接続された上位レイヤ制御部702と、スイッチ708に接続された送信RF(Radio Frequency)部706および受信RF部707と、送信RF部706に接続されたDownlinkベースバンド処理部704と、上位レイヤ制御部702と受信RF部707との間に接続されたUplinkベースバンド処理部705と、上位レイヤ制御部702とDownlinkベースバンド処理部704との間に接続されたスケジューリング部703と、フレームの分割を決定するフレーム構成決定部711を含む。また、Advanced基地局700は複数の周波数帯を使用可能なため、Downlinkベースバンド処理部704、Uplinkベースバンド処理部705、送信RF部706、受信RF部707は周波数帯域の数だけ存在する。ただし、複数の周波数帯域を使用するものであれば本構成に限定するものではない。本実施例のソフトウェア構成の要部であるフレーム構成決定部711は後で図1を用いて詳述する。なお、上位レイヤ制御部702、スケジューリング部703、Downlinkベースバンド処理部704、Uplinkベースバンド処理部705、フレーム構成決定部711、コントローラ710は処理部の処理実行で実現されるプログラムモジュールである。
図8に示すブロック構成図を用いて、Advanced基地局のハードウェア構成について説明する。同図において、801は処理部であるプロセッサ、802は記憶部であるメモリ、803は無線信号を送受信する送受信機、804はネットワークインタフェース(I/F)、806は記憶部を構成するデータメモリである。
図7の送信RF部706、受信RF部707、スイッチ708、アンテナ709は、送受信機803に格納され、回線インタフェース701はI/F804に格納され、ネットワーク805に接続されている。他の機能ブロックは、上述の通り、プロセッサ801が実行するプログラムモジュールであり、これらのプログラムモジュールはメモリ802に格納されている。フレーム構成決定部711は、後述するように、データメモリ806に形成された各種のテーブルを参照して、Advanced用フレームとLegacy用フレームのフレーム分割を決定する。
図7に示すように、Downlinkでは、まず回線インタフェース701から伝送されたデータを上位レイヤ制御部702で処理する。次に、フレーム構成決定部711にて、上位レイヤ制御部702からの隣接する基地局の情報、または受信RF部707からの信号を用いてAdvanced用フレームとLegacy用フレームの分割方法を決定する。スケジューリング部703にて、上位レイヤ制御部702からのサービスの情報、受信RF部707からの信号、Uplinkベースバンド処理部705からの信号、及びフレーム構成決定部711からのフレーム構成情報を用いて各スロットの受信品質を測定し、Downlink、Uplinkのリソース割当を決定する。ただし、スケジューリング部703で利用する情報は上記に限定するものではなく、他の処理部からの情報を利用することも考えられる。その後、データはDownlinkベースバンド処理部704に移行し、送信RF部706でRF処理が行われる。そして、スイッチ708を送信側に切り替え、アンテナ709から無線信号が送信される。以上の処理は、基地局の制御部であるコントローラ710からの制御信号に従い動作する。上述したように、コントローラ710はプロセッサ801が実行するプログラムモジュールである。
一方、Uplinkでは、まずスイッチ708を受信側に切り替え、アンテナ709で無線信号を受信する。次に、受信したデータは受信RF部707にてRF処理が行われる。その後、データはUplinkベースバンド処理部705に移行し、上位レイヤ制御部702で処理し、回線インタフェース701からデータを伝送する。以上の処理は、コントローラ710からの制御信号に従い動作する。
また、図15に、本実施例に係るLegacy基地局のソフトウェア構成を示す。図15のLegacy基地局1500は、Advanced基地局のソフトウェア構成を示す図7のフレーム構成決定部711がない構成で、他の構成は図7と同様である。
図16にLegacy基地局のハードウェア構成を示す。図16はAdvanced基地局のハードウェア構成を示す図8と同様の構成を有し、メモリ1602の内部にフレーム分割決定プログラム802aがなく、代わりにAdvanced基地局に通知するための接続端末を計算するプログラム1602aが存在する構成となっている。接続端末計算プログラム1602aは図15の上位レイヤ制御部1502で実行される。
図34に示すように、上位レイヤ制御部1502は、接続端末計算部3401と、通知部3402を含む。接続端末計算部3401は、ネットワークからのLegacy端末情報を取得し、図12に示す使用周波数と接続しているLegacy端末数を決定する。通知部3402は、図12の情報を回線インタフェース1501に出力する。また、Legacy基地局はAdvancedシステムと後方互換の関係にあるシステムを使用し、単一の周波数帯のみ使用可能である。
図24は、本実施例に係るAdvanced端末の一例を示すソフトウェア構成のブロック構成図である。
同図に示すように、Advanced端末2400は、コントローラ2410と、基地局との間で無線電波を送受信するアンテナ2409と、アンテナ2409に接続された送受信切替え用のスイッチ2408と、インタフェース2401に接続された上位レイヤ制御部2402と、スイッチ2408に接続された送信RF部2406および受信RF部2407と、上位レイヤ制御部2402と送信RF部2406の間に接続されたUplinkベースバンド処理部2404と、上位レイヤ制御部2402と受信RF部2407との間に接続されたDownlinkベースバンド処理部2405を含む。また、Advanced端末は複数の周波数帯を使用可能なため、Uplinkベースバンド処理部2404、Downlinkベースバンド処理部2405、送信RF部2406、受信RF部2407は周波数帯域の数だけ存在する。ただし、複数の周波数帯域を使用するものであれば本構成に限定するものではない。
同様に、図9は、本実施例に係るLegacy端末の一例を示すソフトウェア構成のブロック構成図である。Legacy端末900は、図24のAdvanced端末のソフトウェア構成との差は、単一の周波数帯のみ使用可能なため、Uplinkベースバンド処理部904、Downlinkベースバンド処理部905、送信RF部906、受信RF部907は単一の周波数帯域にだけ対応した構成となっている。その他は全て図24と同じであるので、説明を省略する。
続いて、図10に示すブロック構成図を用いて、Advanced端末、Legacy端末のハードウェア構成について説明する。同図において、1001は処理部であるプロセッサ、1002、1006は記憶部であるメモリ、データメモリ、1003は無線信号を送受信する送受信機、1004はインタフェース(I/F)、1005はユーザインタフェースである。
このハードウェア構成を、図24に示したAdvanced端末のソフトウェア構成に基づき説明すると、送信RF部2406、受信RF部2407、スイッチ2408、アンテナ2409は送受信機1003に格納され、インタフェース2401はI/F1004に格納され、ユーザインタフェース1005に接続されている。他の機能ブロックは、プロセッサ1001が実行するプログラムモジュールであり、これらのプログラムモジュールはメモリ1002に格納されており、ユーザインタフェース1005からのデータに従い動作する。
Uplinkでは、まずユーザフェース1005から伝送されたデータを上位レイヤ制御部2402で処理する。次に、データはUplinkベースバンド処理部2404に移行し、送信RF部2406でRF処理が行われる。そして、スイッチ2408を送信側に切り替え、アンテナ2409から無線信号が送信される。以上の処理は、コントローラ2410からの制御信号に従い動作する。コントローラ2410はプロセッサ1001が実行するプログラムモジュールである。
Downlinkでは、まずスイッチ2408を受信側に切り替え、アンテナ2409で無線信号を受信する。次に、受信RF部2407にてRF処理が行われる。その後、データはDownlinkベースバンド処理部2405に移行し、上位レイヤ制御部2402で処理され、ユーザインタフェース2401に出力される。また、受信品質測定部2413でスロットの受信品質を測定し、上位レイヤ制御部902に伝送する。
以上の処理は、コントローラ2410からの制御信号に従い動作する。コントローラ2410はDownlinkで伝達されるフレーム構成情報を各処理部に伝達する機能を持ち、Advanced基地局に接続するLegacy用端末では伝達されるフレーム構成情報から、Legacy用フレームで、Advanced端末ではAdvanced用フレームで上記処理を行う。ここで、ユーザインタフェースは、これに限定するものではなく、他の機器とのインタフェースも考えられる。
図11は、本実施例に係る、Legacy基地局とAdvanced基地局間のネットワーク構成を模式的に示している。
同図において、Advanced基地局1101Aに隣接するLegacy基地局1101Lはネットワーク1102を通じて接続されている。Legacy基地局1101Lは周期的、またはAdvanced基地局1101Aからの要求によって、図12に示すような使用周波数1202と接続端末数1203の組み合わせをネットワーク1102を通じてAdvanced基地局1101Aに通知する。
図35に、Legacy基地局からAdvanced基地局にLegacy端末情報を通知するシーケンスを示す。図35に示すように、Legacy基地局は予め設定された通知周期ごとに、使用周波数と接続端末数の組み合わせをAdvanced基地局に周期的に通知する。ただし、Legacy基地局が使用周波数と接続端末数の組み合わせをAdvanced基地局に通知するものであればこのシーケンスに限定するものではない。例えば、図36に示すように、Advanced基地局がLegacy基地局に要求を送信し、Legacy基地局が応答しても良い。
図12は、通知する情報を示し、基地局番号1201は各基地局に固有の番号である。使用周波数1202は、Legacy基地局が使用している周波数帯域番号を表す。例えば、システムとして10MHzの帯域を3つ使用しており、順に1,2,3と番号がつけられており、当該Legacy基地局が2番を使用していたとすると使用周波数FA_numberは2となる。接続端末数1203はLegacy基地局に接続しているLegacy端末数を表す。ここで、接続端末数はLegacy基地局に接続しているLegacy端末の数に依存して変わるものであればこれに限定するものではない。例えば、通知時点の接続端末数N_msにマージンδを加えてN_ms+δとしてもよい。または、時間平均をとり接続端末数を計算しても良い。その場合、例えば下記のような忘却平均による計算方法が考えられる。
N(t)=αN(t-1)+(1-α)n - - - (数式 1)
ここで、N(t)は時刻tの接続端末数、αは忘却係数で0≦α<1、nは測定時点での接続端末数である。
また、図12に示す接続端末数情報はLegacy基地局の使用周波数帯と接続するLegacy端末数の組み合わせをAdvanced基地局に通知するものであればこれに限定するものではない。
図13に、本実施例に係るAdvanced基地局のフレーム構成決定部711が実行するフレーム分割決定フローのフローチャートを示す。
ステップ1301では、Legacy基地局が図12に示すパラメータを集計する。
ステップ1302では、Legacy基地局がAdvanced基地局に対して回線インタフェース1501を通じて、集計した図12の情報を伝送する。
ステップ1303では、Advanced基地局が、隣接する1つまたは複数のLegacy基地局から通知されたLegacy端末情報を集計する。集計されたLegacy端末数情報を図14の集計端末数テーブルに示す。集計は、使用周波数1401毎に接続端末数1402を積算することにより行う。計算方法は後述する。
ステップ1304では、集計したLegacy端末数情報に基づきフレーム分割を決定する。1305はフレーム分割決定部を示している。
本実施例に係るフレーム構成決定部711は以上説明した図13のフローチャートに基づき動作する。フレーム構成決定部711の機能ブロック構成図を図1に示す。
図1に示すように、本実施例のフレーム構成決定部711は、ネットワークを介して隣接するLegacy基地局から通知されるLegacy端末数情報を集計する隣接端末集計部101と、集計した端末数と周波数帯の組み合わせを記憶する集計端末数テーブル105と、Advanced用フレームとLegacy用フレームの分割割合のパターンを予め記憶しているフレーム分割参照テーブル103と、集計したLegacy端末数からどのパターンのフレーム分割を選択するのかを記憶している端末数閾値テーブル104と、フレーム分割参照テーブル103と端末数閾値テーブル104と集計端末数テーブル105を参照し、隣接端末集計部から出力される端末数情報からAdvanced用フレームとLegacy用フレームの分割割合を決定するフレーム分割決定部102と、決定したフレーム分割を記憶するフレーム分割テーブル106からなる。
隣接端末集計部101はネットワークを介して通知されるLegacy基地局からのLegacy端末数情報を受信すると動作し、フレーム分割決定部102はコントローラ710からのフレーム構成変更要求である、フレーム分割を変更するフレーム構成変更信号を受けて動作する。隣接端末集計部101とフレーム分割決定部102は基地局のメモリ802内部のプログラムモジュールであるフレーム分割決定プログラム802aとして存在し、フレーム分割参照テーブル103、端末数閾値テーブル104、集計端末数テーブル105、フレーム分割テーブル106は基地局のデータメモリ806に格納されている。
以上説明したように、実施例1では、隣接するLegacy基地局に接続するLegacy端末数をネットワークを介してAdvanced基地局に通知させ、Advanced基地局が、受信した当該情報に従って、Advanced用フレームとLegacy用フレームの分割方法を決定する。この隣接端末集計部101では、ネットワークを介してLegacy基地局から受信した図12に示すLegacy端末数1203の情報を積算し、使用周波数帯ごとにLegacy端末数を計算する。
図17に、図1の隣接端末集計部101における計算フローのフローチャートを示す。
ステップ1701では、集計する使用周波数帯をk=1と初期化する。
ステップ1702では、受信した図12のLegacy端末数情報の使用周波数帯欄1202から使用周波数帯がkのLegacy基地局を抽出する。
ステップ1703では、受信した図12のLegacy端末数情報の接続端末数欄1203からLegacy端末数を抽出する。
ステップ1704では、抽出したLegacy端末数情報を以下のように積算し、隣接端末数テーブル105を示す図14の接続端末数欄に書き込む。
N_msi = n0_msi+n1_msi+…+nL_msi - - - (数式2)
ここで、N_msiはFAiを使用するLegacy基地局に接続するLegacy端末の総数、nj_msiはFAiを使用するLegacy基地局jに接続しているLegacy端末数、Lは総隣接Legacy基地局数である。
ただし、接続端末数1402の計算方法は隣接するLegacy基地局の使用周波数と接続端末数を対応させ、集計するものであればこれに限定するものではない。例えば、Advanced基地局と距離の近いLegacy基地局は干渉の影響が強く、遠いLegacy基地局は干渉の影響が小さいと考え、集計する端末数に重み付けし、下記のように積算しても良い。
N_msi = w0*n0_msi+w1*n1_msi+…+wL*nL_msi - - -(数式 3)
ここで、wiはLegacy基地局iの重みである。
ステップ1705では、検索する使用周波数帯kをインクリメントする。
ステップ1706でk>K、つまり全周波数帯の集計が終了していれば処理を終了する。K≦Kつまり、全周波数帯の集計が終了していなければステップ1702に戻る。ここで、KはAdvanced基地局で使用可能な周波数帯の総数である。
図1のフレーム分割決定部102では、集計されたLegacy端末数と使用周波数帯の組み合わせ情報からAdvanced用フレームとLegacy用フレームの分割割合を決定する。
図18にこのフローチャートを示す。図18において、ステップ1801では、集計する使用周波数帯をk=1と初期化する。
ステップ1802では、集計端末テーブル105の使用周波数kの接続端末数欄1402を抽出する。抽出した接続端末数をN_mskとする。
ステップ1803では、端末数閾値テーブル104を参照し、事前に決められたフレーム分割割合と番号の組み合わせを示すフレーム分割参照テーブル103に示されるものと対応した、フレーム分割番号を抽出する。
図19に、フレーム分割参照テーブル103を、図20に、端末数閾値テーブル104を示す。図19のフレーム分割番号欄1901には、各フレーム分割のパターンのインデックスが、Advanced:Legacy欄1902にはシステムとして事前に決められたAdvanced用フレームとLegacy用フレームの分割比率が記憶されている。ただし、図19の値は一例であり、システムとして規定されるフレーム分割比率にインデックスをつけるものであればこれに限定するものではない。
図20は接続端末数から閾値判断によりフレーム分割番号を決定する端末数閾値テーブルである。接続端末数欄2001の値とステップ1802で抽出した接続端末数N_mskからフレーム分割番号欄2002を参照しフレーム分割番号Fkを決定する。ただし、図20の閾値は一例であり、接続端末数からフレーム分割番号を決定するものであればこれに限定するものではない。また、図20は接続端末数から直接フレーム分割番号を求めているが、ヒステリシスを持たせても良い。
図21に、その場合の端末数閾値テーブル104を示す。図21では、接続端末数A欄2101を超える場合に当該フレーム分割番号を選択し、接続端末数B欄2103以下になる場合に当該フレーム分割番号欄2102を抜け、1行上のフレーム分割番号を選択する。例えば、接続端末数N_msk=25となった場合、接続端末数A欄2101で20を超えているためフレーム分割番号2が選択される。その後、接続端末数N_msk=15となった場合、フレーム分割番号2の接続端末数B欄2103の10を下回っていないためフレーム分割番号2が維持される。さらに接続端末数が減り、N_msk=8となるとフレーム分割番号2の接続端末数B欄2103の10を下回るためフレーム分割番号1が選択される。図21のテーブルを使用する場合、図20のテーブルに比べフレーム分割番号の遷移がゆっくり行われるという特徴を持つ。
図18のステップ1804では、ステップ1803で選択したフレーム分割番号Fkを使用周波数kのフレーム分割としてフレーム分割テーブル106に書き込む。
図22に、フレーム分割テーブル106の一例を示す。使用周波数欄2201の使用周波数kのフレーム分割番号欄2202にステップ1803で選択したフレーム分割番号Fkを書き込む。また、図22は使用周波数帯とフレーム分割番号の組み合わせを記憶するものであればこれに限定するものではない。
ステップ1805では、検索する使用周波数帯kをインクリメントする。
ステップ1806でk>K、つまり全周波数帯の集計が終了していれば処理を終了する。K≦Kつまり、全周波数帯の集計が終了していなければステップ1802に戻る。ここで、KはAdvanced基地局で使用可能な周波数帯の総数である。
図23を用いて、本実施例に係るフレーム分割決定の動作について説明する。図23は各仕様周波数帯FA1,FA2,FA3のフレーム構成を模式的に表したもので、図5と同様であり、左側がDownlink、使用右側がUplinkである。周波数帯がFA1の隣接Legacy基地局のLegacy端末数が少ない場合を仮定する。使用周波数帯FA1のLegacy端末数が少ない場合、Advanced基地局においてAdvanced用端末へ割り当てる無線リソースを多くしても隣接するLegacy端末への干渉が少ないと考えられるため、Legacy用フレームが小さくAdvanced用フレームが大きい構成とする。
一方、使用周波数帯がFA2の隣接Legacy基地局のLegacy端末数が多い場合を仮定する。使用周波数帯FA2のLegacy端末数が多い場合、Advanced基地局においてAdvanced用端末へ割り当てる無線リソースを多くすると隣接するLegacy端末への干渉が大きいと考えられるため、Legacy用フレームが大きくAdvanced用フレームが小さい構成とする。使用周波数帯がFA3の隣接Legacy基地局のLegacy端末数が中程度の場合を仮定する。Legacy端末数が中程度のため、使用周波数帯がFA1とFA2の場合の中間のフレーム構成となっている。
以上説明した実施例1を構成により、Legacy端末が使用する周波数帯ごとに、周囲のLegacy端末が多い場合はLegacy端末に重みをおき、周囲のLegacy端末が少ない場合はAdvanced端末に重みをおく制御が可能となる。
続いて、Advanced基地局のフレーム構成決定部の第2の実施例を図25〜図29に従い説明する。
実施例2では、図25に示すブロック構成図のように、実施例1のAdvanced基地局のフレーム構成決定部711において自基地局に接続する端末数を集計する自端末集計部2507を追加した構成となっている。同図において、隣接端末集計部2501は実施例1と同様である。自端末集計部2507では、自基地局に接続するLegacy端末数とAdvanced端末数を集計し、集計端末数テーブル2505に書き込む。
図26にこのフローチャートを示す。図26のステップ2601では、集計する使用周波数帯をk=1と初期化する。
ステップ2602では、使用周波数帯kで接続しているLegacy端末数M_mskを集計する。
ステップ2603では、集計端末数テーブル2505の使用周波数kにおいて自基地局に接続しているLegacy端末数として書き込む。
図27に集計端末テーブル2505の一例を示す。使用周波数帯欄2701は使用周波数帯を表し、使用周波数帯K+1は全周波数帯が使用可能、つまりAdvanced端末の欄であることを表す。隣接接続端末数欄2702は隣接端末集計部2501の結果を格納する。ただし、使用周波数帯K+1は存在しないため0となっている。自接続端末数欄2703は、自端末集計部2507の結果を格納する。ここで、使用周波数帯K+1は接続しているAdvanced端末数を表す。集計端末数テーブル2505は隣接Legacy基地局に接続するLegacy端末数、自Advanced基地局に接続するLegacy端末数、自Advanced基地局に接続するAdvanced端末数を集計するものであればこれに限定するものではない。
図26のステップ2604では、検索する使用周波数帯kをインクリメントする。
ステップ2605でk>K、つまり全周波数帯の集計が終了していればステップ2606に移行する。k≦Kつまり、全周波数帯の集計が終了していなければステップ2602に戻る。ここで、KはAdvanced基地局で使用可能な周波数帯の総数である。
ステップ2606では、接続しているAdvanced端末数を集計する。
ステップ2607では、集計端末数テーブル2505の使用周波数k=K+1において自基地局に接続しているAdvanced端末数として書き込む。
フレーム分割決定部2502では、接続するLegacy端末数とAdvanced端末数の比に基づきフレーム分割を決定する。
図28にこのフローチャートを示す。
ステップ2801では、集計する使用周波数帯をk=1と初期化する。
ステップ2802では、集計端末テーブル2505の使用周波数kにおいて隣接接続端末数N、自接続端末数Mを抽出する。
ステップ2803では、集計端末テーブル2505の使用周波数K+1の自接続端末数、つまりAdvanced端末の接続数Pを抽出する。
ステップ2804では、接続するLegacy端末数とAdvanced端末数の比Rを以下の式で計算する。
R=(N+M)/(1+P) - - -(数式 4)
この数式 4は、隣接Legacy基地局に接続するLegacy端末数、自基地局に接続するLegacy端末数と自基地局に接続するAdvanced端末数の比を表すものであればこれに限定するものではない。例えば、以下のように各接続端末数を重み付けしてRを計算しても良い。
R=(w_n*N+w_m*M)/(1+w_p*P) - - -(数式 5)
ここで、w_nは隣接Legacy基地局に接続するLegacy端末数に対する重み、w_mは自基地局に接続するLegacy端末数に対する重み、w_pは自基地局に接続するAdvanced端末数に対する重みである。例えば、w_p=0とするとAdvanced端末数に依存せずフレーム分割を決定する。
図28のステップ2805では、端末数比閾値テーブル2504を参照し、フレーム分割参照テーブル2503に示されるものと対応した、フレーム分割番号を抽出する。フレーム分割参照テーブル2503は実施例1と同様である。
図29に、端末数比閾値テーブル2504の一例を示す。接続端末数比欄2901の値とステップ2804で計算した接続端末数比Rからフレーム分割番号欄2902を参照しフレーム分割番号Fkを決定する。ただし、図29の閾値は一例であり、接続端末数比からフレーム分割番号を決定するものであればこれに限定するものではない。また、図29は接続端末数から直接フレーム分割番号を求めているが、実施例1と同様にヒステリシスを持たせても良い。
ステップ2806では、ステップ2805で選択したフレーム分割番号Fkを使用周波数kのフレーム分割としてフレーム分割テーブル2806に書き込む。フレーム分割テーブル2806は実施例1と同様である。
ステップ2807では、検索する使用周波数帯kをインクリメントする。
ステップ2808でk>K、つまり全周波数帯の集計が終了していれば処理を終了する。K≦Kつまり、全周波数帯の集計が終了していなければステップ2802に戻る。ここで、KはAdvanced基地局で使用可能な周波数帯の総数である。
実施例1は処理が簡易であるが、隣接するLegacy基地局に接続するLegacy端末より自基地局に接続するAdvanced端末数が大幅に多い場合や少ない場合、Advanced端末数を考慮していないためLegacy用フレームの割合が過剰、または過小となる可能性がある。本実施例では、実施例1に比べ処理量は多いが、上記のような場合でも過剰、または過小なフレーム分割を抑制することができる。
続いて、第3の実施例を図30にて説明する。
実施例3では、実施例1のAdvanced基地局における、フレーム構成決定部711において、隣接接続端末数の取得のために回線インタフェースからの接続端末数情報を利用するのではなく、受信RF部707からの干渉情報を利用して隣接端末数を推定する端末数推定部3008と、干渉情報と端末数との閾値判断のための干渉閾値テーブル3009と、推定した端末数を保持する隣接端末数テーブル3010を追加した構成となっている。また、Legacy基地局の上位レイヤ制御部1502は、接続端末計算部3401、通知部3402を含まなくても良い。
端末数推定部3008は、受信RF部707からの干渉情報から、干渉閾値テーブル3009を参照し隣接Legacy基地局に接続するLegacy端末数を推定し、隣接端末数テーブル3010に書き込む。
このフローチャートを図31に示す。
ステップ3101では、推定する使用周波数帯をk=1と初期化する。
ステップ3102では、使用周波数帯kの受信干渉電力P_Iを測定する。受信干渉電力はLegacy端末の干渉電力を測定するため、Legacy用フレームの部分において行う。測定時点tの使用周波数帯k全帯域の平均受信干渉電力をP_tmpとすると、受信干渉電力を以下の式で求める。
P_I(t)= αP_I(t-1)+(1-α)P_tmp - - -(数式 6)
ここで、P_I(t)は測定時点tの受信干渉電力、αは忘却係数で0≦α<1である。
ただし、ステップ3102はLegacy用フレームにおける受信干渉電力を求めるものであればこれに限定するものではない。
ステップ3103では、干渉閾値テーブル3009を参照して隣接Legacy基地局に接続する端末数Nを推定する。干渉閾値テーブル3009を図32に示す。受信干渉電力欄3201の値とステップ3202で計算した受信干渉電力P_Iから推定接続端末数欄3202を参照し端末数Nを決定する。ただし、干渉閾値テーブル3009は受信干渉電力をから閾値判定により接続端末数を推定するテーブルであればこれに限定するものではない。
ステップ3104では、ステップ3103で推定した端末数Nを使用周波数kの隣接端末数テーブル3010に書き込む。隣接端末数テーブルは図14と同様である。
ステップ3105では、検索する使用周波数帯kをインクリメントする。
ステップ3106でk>K、つまり全周波数帯の集計が終了していれば処理を終了する。K≦Kつまり、全周波数帯の集計が終了していなければステップ3102に戻る。ここで、KはAdvanced基地局で使用可能な周波数帯の総数である。
実施例3では、実施例1に対して、Legacy基地局とAdvanced基地局間の回線インタフェースがない場合に、Advanced基地局が自律的に隣接するLegacy基地局に接続するLegacy端末数を推定することが可能となる。
第4の実施例を図33に基づき説明する。
実施例4では、実施例2のAdvanced基地局における、フレーム構成決定部711において、隣接接続端末数の取得のために回線インタフェースからの接続端末数情報を利用するのではなく、受信RF部707からの干渉情報を利用して隣接端末数を推定する端末数推定部3308と、干渉情報と端末数との閾値判断のための干渉閾値テーブル3309と、推定した端末数を保持する隣接端末数テーブル3310を追加した構成となっている。端末推定部3308と、干渉閾値テーブル3309と、隣接端末数テーブル3310は実施例3の構成と同様で、他の部分は実施例2の構成と同様である。また、Legacy基地局の上位レイヤ制御部1502は、接続端末計算部3401、通知部3402を含まなくても良い。
実施例4では、実施例2に対して、Legacy基地局とAdvanced基地局間の回線インタフェースがない場合に、Advanced基地局が自律的に隣接するLegacy基地局に接続するLegacy端末数を推定することが可能となる。
本発明は、無線基地局がスケジューリングにより無線端末にチャネルを割り当て、無線基地局装置と無線端末との間でデータの送受信を行う無線通信システム、特に、無線基地局装置が無線端末へ割り当てる無線リソースを管理する技術として有用である。
101、2501、3001、3301…隣接端末集計部
102、2502、3002、3302…フレーム分割決定部
103、2503、3003、3303…フレーム分割参照テーブル
104、3004…端末数閾値テーブル
105、2505、3005、3305…集計端末数テーブル
106、2506、3006、3306…フレーム分割テーブル
201…ルータ
202…GW
203…NW
20b1〜20bN、302、304…基地局
20m1、20m2…端末
2c1〜2cN、301、303…セル
301L、1101L、1500…Legacy基地局
301A、1101A、700…Advanced基地局
302L、900…Legacy端末
302A、2400…Advanced端末
701、1501…回線インタフェース
702、902、1502…上位レイヤ制御部
703、1503…スケジューリング部
704、905、1504、2405…Downlinkベースバンド処理部
705、904、1505、2404…Uplinkベースバンド処理部
706、906、1506、2406…送信RF部
707、907、1507、2407…受信RF部
708、908、1508、2408…スイッチ
709、909、1509、2409…アンテナ
710、9101510、2410…コントローラ
711…フレーム構成決定部
801、1001、1601…プロセッサ
802、1002、1602…メモリ
802a…フレーム分割決定プログラム
803、1003、1603…送受信機
804、1004、1604…I/F
805、1102、1605…ネットワーク
806、1006、1606…データメモリ
901、2401…インタフェース
913、2413…受信品質測定部
1005…ユーザインタフェース
1602…接続端末計算プログラム
2504、3304…端末数比閾値テーブル
2507、3307…自端末集計部
3008、3308…端末数推定部
3009、3309…干渉閾値テーブル
3010、3310…隣接端末数テーブル
3401…接続端末計算部
3402…通知部。

Claims (15)

  1. 自セル領域内に位置した1つまたは複数の第1の端末に、フレーム内で個別の無線リソースを割当て、前記無線リソースを用いて各端末とのデータの送受信を行う第1の無線基地局装置であって、
    前記フレームを、前記第1の端末との通信に使用できる第1の領域と、前記第1の無線基地局装置と同じ周波数を使用する第2の無線基地局装置と通信する第2の端末との通信に使用できる第2の領域とに分割するフレーム構成決定部と、前記フレームの分割の割合を決定する要求を生成する制御部を備え、
    前記フレーム構成決定部は、
    前記第2の無線基地局装置が使用する周波数と、前記第2の無線基地局装置と通信している前記第2の端末の数を集計する端末集計部と、
    前記端末集計部が集計した、前記第2の無線基地局装置の使用する周波数と、前記第2の無線基地局装置と通信している前記第2の端末の数に基づき、前記フレームの前記第1の領域と前記第2の領域の分割の割合を決定するフレーム分割決定部とを有する、
    ことを特徴とする第1の無線基地局装置。
  2. 請求項1に記載の第1の無線基地局装置であって、
    前記第2の無線基地局装置が前記周波数として使用する単一の周波数帯域を含む、複数の周波数帯域を使用する、
    ことを特徴とする第1の無線基地局装置。
  3. 請求項2に記載の第1の無線基地局装置であって、
    前記端末集計部は、
    1つまたは複数の前記第2の無線基地局装置から通知された、前記第2の無線基地局装置が使用する周波数帯域と、前記第2の無線基地局装置と通信している前記第2の端末の数に基づき、前記第2の無線基地局装置が使用する周波数帯域ごとに、前記第2の無線基地局装置と通信している前記第2の端末の数を集計する、
    ことを特徴とする第1の無線基地局装置。
  4. 請求項2に記載の第1の無線基地局装置であって、
    前記フレーム構成決定部は、
    前記フレームの前記第2の領域で干渉電力を測定し、測定した前記干渉電力と周波数帯域から、前記第2の無線基地局装置が使用する周波数帯域と、前記第2の無線基地局装置と通信している前記第2の端末の数を推定する端末数推定部を有し、
    前記端末数集計部は前記端末数推定部の推定結果に基づき、前記第2の無線基地局装置の使用する周波数帯域ごとに、前記第2の無線基地局装置と通信している前記第2の端末の数を集計する、
    ことを特徴とする第1の無線基地局装置。
  5. 請求項1に記載の第1の無線基地局装置であって、
    前記フレーム構成決定部は、端末数閾値を保持し、
    前記フレーム分割決定部は、
    前記第2の無線基地局装置と通信している前記第2の端末の数と、前記端末数閾値を比較して、前記フレームの前記第1の領域と前記第2領域の割合を決定する、
    ことを特徴とする第1の無線基地局装置。
  6. 請求項1に記載の第1の無線基地局装置であって、
    前記フレーム構成決定部は、
    前記第1の無線基地局装置と通信している前記第1の端末の数と、前記第1の無線基地局装置と通信している前記第2の端末の数と、前記第1の無線基地局装置と通信している前記第2の端末の使用する周波数を決定する自端末集計部を更に備え、
    前記フレーム分割決定部は、
    前記第2の無線基地局装置の使用する周波数と、前記第2の無線基地局装置と通信している前記第2の端末の数と、前記第1の無線基地局装置と通信している前記第1の端末の数と、前記第1の無線基地局装置と通信している前記第2の端末の数と、前記第1の無線基地局装置と通信している前記第2の端末が使用する周波数から、前記フレームの前記第1の領域と前記第2の領域の割合を決定する、
    ことを特徴とする第1の無線基地局装置。
  7. 請求項6に記載の第1の無線基地局装置であって、
    前記フレーム構成決定部は、端末数比閾値を保持し、
    前記フレーム分割決定部は、
    前記第1の無線基地局装置と通信している前記第1の端末の数と、前記第1の無線基地局装置と通信している前記第2の端末の数と、前記第1の無線基地局装置と通信している前記第2の端末と同じ周波数を使用する、前記第2の無線基地局装置と通信している前記第2の端末の数の比率と、前記端末数比閾値を比較して、前記フレームの前記第1の領域と前記第2の領域の割合を決定する、
    ことを特徴とする無線基地局装置。
  8. 自セル領域内に位置した1つまたは複数の端末に、フレーム内で個別の無線リソースを割当て、前記無線リソースを用いて各端末とのデータの送受信を行う第1の無線基地局装置と第2の無線基地局装置を具備する無線通信システムであって、
    前記第2無線基地局装置が、前記第1の無線基地局装置に、前記第2の無線基地局装置と通信している端末の数と、前記第2の無線基地局装置が使用している周波数帯域を通知する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  9. 請求項8に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線基地局装置は、複数の周波数帯域を使用し、前記第2の無線基地局装置は、前記第1の無線基地局装置が使用する周波数帯域のいずれか1つの周波数帯域を使用する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  10. 請求項8に記載の無線通信システムであって、
    前記第2無線基地局装置は、前記第2の無線基地局装置と通信している端末の数と、前記第2の無線基地局装置が使用している周波数帯域の情報を、前記第1の無線基地局装置に周期的に通知する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  11. 請求項8に記載の無線通信システムであって、
    前記第2無線基地局装置は、前記第1の無線基地局装置からの要求に基づき、前記第2の無線基地局装置と通信している端末の数と、前記第2の無線基地局装置が使用している周波数帯域の情報を、前記第1の無線基地局装置に通知する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  12. 自セル領域内に位置した1つまたは複数の第2の端末に、フレーム内で個別の無線リソースを割当て、前記無線リソースを用いて各端末とのデータの送受信を行う第2の無線基地局装置であって、
    相互に接続された処理部と、前記第2の端末との間で送受信する送受信機とを備え、
    前記処理部は、
    前記第2の無線基地局装置が使用している周波数帯域で、前記第2の無線基地局と通信している前記第2の端末の数を算出する接続端末計算部を有し、
    前記接続端末計算部が算出した前記第2の端末の数と、使用している前記周波数帯域を、前記第1の無線基地局に通知するよう制御する、
    ことを特徴とする第2の無線基地局装置。
  13. 請求項12に記載の第2の無線基地局装置であって、
    前記第1の無線基地局装置が使用する複数の周波数帯域のいずれか1つの周波数帯域を使用する、
    ことを特徴とする第2の無線基地局装置。
  14. 請求項12に記載の第2の無線基地局装置であって、
    前記処理部は、
    前記第2の無線基地局装置と通信している第2の端末の数と、前記第2の無線基地局装置が使用している周波数帯域の情報を、前記第1の無線基地局装置に周期的に通知する、
    ことを特徴とする第2の無線基地局装置。
  15. 請求項12に記載の第2の無線基地局装置であって、
    前記処理部は、
    前記第1の無線基地局装置からの要求に応じて、前記第2の無線基地局装置と通信している前記第2の端末の数と、前記第2の無線基地局装置が使用している周波数帯域の情報を、前記第1の無線基地局装置に通知する、
    ことを特徴とする第2の無線基地局装置。
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