JP2012033904A - 有機半導体薄膜形成方法、半導体素子及び有機電界効果トランジスタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】高分子と有機半導体の混合溶液を基板上にスピンコートなどで塗布することにより、下層に高分子、上層に有機半導体が層分離した薄膜が形成される(図のa))。これに、有機半導体と高分子の両方を溶解できる溶媒を使用して溶媒蒸気アニールを行うことにより、有機半導体分子が高分子層の上を移動して有機半導体膜を再構成し、b)のように、粒界が少なく、また単結晶が大きく成長した有機半導体薄膜を得る。
【選択図】図3
Description
(a) 高分子の層及び有機半導体の層からなる二層構造を基板上に形成する。
(b) 前記二層構造に対して前記高分子及び前記有機半導体が可溶な溶媒を使用して溶媒蒸気アニール処理を施す。
ここにおいて、前記溶媒に対する前記高分子の溶解度は1 mg/mL以上であってよい。
また、前記基板上に前記高分子の層が形成され、前記高分子層上に前記有機半導体の層が形成されてよい。
また、前記二層構造は層分離法により形成してよい。
また、前記基板上に前記有機半導体の層が形成され、前記有機半導体層の上に前記高分子の層が形成されてよい。
また、前記二層構造の形成は前記高分子の層及び前記有機半導体の層を個別に形成することにより行ってよい。
また、前記高分子の分子量は1000以上であってよい。
また、前記高分子はPMMA、PVP、PαMS、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、及びポリエチレングリコールからなる群から選ばれてよい。
また、前記溶媒蒸気アニールに使用される溶媒はトルエン、キシレン、テトラリン、デカリン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、トリクロロベンゼン、クロロホルム、THF、及びシクロヘキサンからなる群から選ばれてよい。
また、前記有機半導体はπ電子共役系の芳香族化合物、鎖式化合物、有機顔料、有機ケイ素化合物からなる群から選ばれてよい。
また、前記有機半導体は、C8-BTBT、C10-BTBT、C12-BTBT、及びTIPS-pentaceneからなる群から選ばれてよい。
また、前記高分子の層の厚さは10〜200 nmの範囲であってよい。
本発明の他の側面によれば、半導体として上述の何れかの方法で形成した有機半導体薄膜を使用する半導体素子が与えられる。
本発明の更に他の側面によれば、チャネルの材料として上述の何れかの方法で形成した有機半導体薄膜を使用する有機電界効果トランジスタが与えられる。
ここで、前記有機半導体薄膜中に形成された有機半導体の単一の単結晶上にソース及びドレインを配置してよい。
以下に示すようにして、従来技術の方法(比較例1及び2)及び本発明の方法に従って有機半導体薄膜を製膜し、これらの膜を比較した。
実験1で本発明の方法に従って形成した有機半導体薄膜を使用して、有機半導体素子の例として有機電界効果トランジスタ(FET)を作製し、その特性を評価した。
以下では、良好な結晶性を有する有機半導体膜を形成する条件、とりわけ溶媒蒸気アニール処理についての条件を更に検討するために行った実験の結果を説明する。なお、実験3以降の詳細な条件については本明細書の末尾近くで別途説明する。
溶媒吸収量の増大以外に、PMMA等の高分子膜上でのC8-BTBT結晶化は、溶媒蒸気中でのPMMAの膨潤に依存している(非特許文献19参照)。図10のa)はスピンコーティングしたままの状態のPMMA膜、b)は溶媒蒸気アニール後のPMMA膜を示す位相差顕微鏡写真である。これらの写真から、クロロホルムによる溶媒蒸気アニールで処理された純粋なPMMA膜は、とりわけ基板の縁及び欠陥の周囲で大幅な膨潤を起こすことが判った。従って、溶媒蒸気アニール処理中、PMMA鎖は大きく弛緩して、その上のC8-BTBT分子と共に局所的な分布の再配置が行われ、恐らくは分子の移動及びπ−π相互作用によりもたらされる再結晶化を支援する。溶媒蒸気アニールによって単結晶が成長した試料をシクロヘキサンですすぐことでこれらの単結晶を除去すると、図10のc)の偏光顕微鏡写真に示されるように、PMMA膜上の除去された単結晶の縁の周囲の部分に高さの偏倚が見られた。更に、図10のd)に示す表面プロファイルスキャンの結果から、溶媒蒸気アニール処理中にPMMAが膨潤し、毛細管力によって膨潤したPMMAが結晶の縁を上昇したことが判った。その結果、溶解したC8-BTBT分子もまたPMMA表面と共にC8-BTBT単結晶の縁を上昇し、一般にはこの単結晶の厚みを大きくする。とりわけ、より厚いPMMA膜を使用すると、恐らくはより大きな膨潤及び上昇作用により、図10のe)に示すように、C8-BTBT単結晶はPMMA膜中に深く潜り込むことが判った。
高分子基板の溶解性がいつでも結晶形成を改善するかどうかを更に検証するため、他の3種類の有機半導体分子、具体的にはC10-BTBT、C12-BTBT(非特許文献18参照)及び6,13-bis(triisopropyl-silylethynyl) pentacene(TIPS-pentacene)(非特許文献21参照)、を使って結晶形成の追加の実験を行った。C10-BTBTとC12-BTBTはCn-BTBT類に属しているがC8-BTBTに比べてアルキル鎖が長く、従ってクロロホルムへの溶解度が低い。TIPS-pentaceneは溶解度が高くまたFET移動度が高いため、広範な研究がなされてきた。図12に示すように、PMMAあるいはPαMS膜上で溶媒蒸気アニールを行うことによって、単結晶の成長が見られた。これに対して、図13に示すように、裸のSiO2基板上の有機半導体に対して溶媒蒸気アニールを行っても、このような単結晶は得られなかった。これらの有機半導体分子を用いた場合には、C8-BTBTに比較してかなり小さな単結晶しか得られなかった。これは、クロロホルムに対する溶解度がC8-BTBTに比べて低いためと考えられる。
実験5により作製されたC10-BTBT単結晶を用いてボトムゲート/トップコンタクト型トランジスタを作製した。このようにして作製されたトランジスタを図14に示す。このトランジスタの伝達特性を測定したところ、電界効果移動度μFET=6.0 cm2V-1s-1を得た。
実験3以降の実験は以下のようにして行った。
特段の記載のない限り、全ての実験プロセスは大気中で行った。Si/SiO2層は、脱イオン水、アセトン、及びイソプロパノール中で順番に夫々5分間の超音波洗浄を施し、UVオゾンで5分間処理することで清浄化した。この基板上への高分子コーティングは、多様な濃度の、PMMA(Fluka、Mw: 10,000)のクロロベンゼンまたはアニソール溶液、PVP(Sigma-Aldrich Corporation製、Mw: 25,000)のクロロホルム溶液、またはPαMS(Fluka、Mw: 10,000)のトルエン溶液をSi/SiO2層の上にスピンコートすることによって行い、40 nm〜210 nmの厚さの高分子膜を形成した。
C8-BTBT(日本化薬株式会社製)を各種の基板上に真空蒸着(40 nm、0.3 Å/s、<3×10-4 Par)またはスピンコート(1〜2 wt%クロロベンゼン又はアニソール溶液、2000 rpm、40秒間)した。TIPS-pentacene(Sigma-Aldrich Corporation製)膜はトルエン溶液のスピンコーティングにより形成した。溶媒蒸気アニール処理については、クロロホルムが半分入ったペトリ皿を覆うペトリ皿カバーに、試料の上面を下に向けた状態でテープで貼り付けた。同一の溶媒を使用した実験間での比較のため、全ての試料を同じサイズとして一つのペトリ皿内に収容することで、同じ蒸気圧の下での実験となるようにした(非特許文献22参照)。溶媒蒸気アニール処理中の蒸気圧が溶媒表面と試料との間の距離の影響を受けることがあるため、実験開始時にこの距離が試料間でほぼ同一となるようにした。各種の厚さのPMMA上での単結晶の成長を比較するため、各種の濃度のPMMA溶液をスピンコートして180 ℃で2分間アニールし、その後、これらのPMMA膜の上に同じC8-BTBT溶液(1 w%のアニソール溶液)をスピンコートした。実時間の動画撮影のため、試料をペトリ皿底部のガラススライド上に設置し、これを石英片(フルウチ化学製、0.3 mm厚さ)で覆った後、この構成全体を顕微鏡下に置いた。動画撮影と結晶長測定は、VHX-1000ディジタル顕微鏡(株式会社キーエンス製)により行った。結晶深度測定はP-16+スタイラスプロファイラ(KLA-Tencor)を使用し、図11(g)のグラフ中の各ドットは10回を越える測定結果の値を平均したものである。
50 nmのSiO2層を有する高ドープn型(100)シリコンウエハーを上述のように清浄化し、PMMAおよびC8-BTBTの各層を形成後、溶媒蒸気アニールによって単結晶を得た。ソース電極及びドレイン電極は、真空中(< 4×10-4 Par)でシャドーマスクを介して酸化モリブデンと金とを蒸着(15/50 nm、0.4 Å/s)することによって作製した。FETの特性測定は、Agilent 4156C半導体パラメーターアナライザーを使用して大気中で行った。チャネル長(L)及び幅(W)の測定は、カラー三次元レーザー走査顕微鏡(株式会社キーエンス製、VK9510)を使用して行った。μFET及びVthは、飽和領域の伝達特性から、Id=(W/(2L))CiμFET(Vg-Vth)2によって求めた。キャパシタンス−電圧測定によって測定した絶縁層のCi(単位面積当たりのキャパシタンス)は、C10-BTBT試料の場合、50 Hzにおいて40 nFcm-2であった。
Claims (15)
- 以下のステップを含む有機半導体薄膜形成方法。
(a) 高分子の層及び有機半導体の層からなる二層構造を基板上に形成する。
(b) 前記二層構造に対して前記高分子及び前記有機半導体が可溶な溶媒を使用して溶媒蒸気アニール処理を施す。 - 前記溶媒に対する前記高分子の溶解度は1 mg/mL以上である、請求項1に記載の有機半導体薄膜形成方法。
- 前記基板上に前記高分子の層が形成され、前記高分子層上に前記有機半導体の層が形成される、請求項1または2に記載の有機半導体薄膜形成方法。
- 前記二層構造は層分離法により形成する、請求項1から3の何れかに記載の有機半導体薄膜形成方法。
- 前記基板上に前記有機半導体の層が形成され、前記有機半導体層の上に前記高分子の層が形成される、請求項1または2に記載の有機半導体薄膜形成方法。
- 前記二層構造の形成は前記高分子の層及び前記有機半導体の層を個別に形成することにより行う、請求項1、2、3及び5の何れかに記載の有機半導体薄膜形成方法。
- 前記高分子の分子量は1000以上である、請求項1から6の何れかに記載の有機半導体薄膜形成方法。
- 前記高分子はPMMA、PVP、PαMS、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、及びポリエチレングリコールからなる群から選ばれる、請求項1から7の何れかに記載の有機半導体薄膜形成方法。
- 前記溶媒蒸気アニールに使用される溶媒はトルエン、キシレン、テトラリン、デカリン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、トリクロロベンゼン、クロロホルム、THF、及びシクロヘキサンからなる群から選ばれる、請求項1から8の何れかに記載の有機半導体薄膜形成方法。
- 前記有機半導体はπ電子共役系の芳香族化合物、鎖式化合物、有機顔料、有機ケイ素化合物からなる群から選ばれる有機半導体である、請求項1から9の何れかに記載の有機半導体薄膜形成方法。
- 前記有機半導体は、C8-BTBT、C10-BTBT、C12-BTBT、及びTIPS-pentaceneからなる群から選ばれる、請求項10に記載の有機半導体薄膜形成方法。
- 前記高分子の層の厚さは10〜200 nmの範囲である、請求項1から11の何れかに記載の有機半導体薄膜形成方法。
- 半導体として請求項1から12の何れかに記載の方法で形成した有機半導体薄膜を使用する、半導体素子。
- チャネルの材料として請求項1から12の何れかに記載の方法で形成した有機半導体薄膜を使用する、有機電界効果トランジスタ。
- 前記有機半導体薄膜中に形成された有機半導体の単一の単結晶上にソース及びドレインを配置した、請求項14に記載の有機電界効果トランジスタ。
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