JP2012033632A - セラミックコンデンサ - Google Patents
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Abstract
【課題】基板において発生する振動音の抑制効果を向上させることができるセラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】本発明のセラミックコンデンサ10は、セラミックコンデンサ素子11と、一対の接続端子12とを含み、セラミックコンデンサ素子11は、複数の誘電体23と誘電体23を介して対向するように設けられる内部電極24とを有する誘電体素体21と、誘電体素体21の側面に設けられる外部電極22とを有すると共に、接続端子12は、導電部31と絶縁部32とからなり、導電部31は、外部電極22に接続される電極接続部33と、基板13に接続されるように設けられる外部接続部34とを有し、導電部31の外部接続部34の幅Aを、外部電極22の幅Tよりも細く形成している。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のセラミックコンデンサ10は、セラミックコンデンサ素子11と、一対の接続端子12とを含み、セラミックコンデンサ素子11は、複数の誘電体23と誘電体23を介して対向するように設けられる内部電極24とを有する誘電体素体21と、誘電体素体21の側面に設けられる外部電極22とを有すると共に、接続端子12は、導電部31と絶縁部32とからなり、導電部31は、外部電極22に接続される電極接続部33と、基板13に接続されるように設けられる外部接続部34とを有し、導電部31の外部接続部34の幅Aを、外部電極22の幅Tよりも細く形成している。
【選択図】図1
Description
本発明は、回路基板に実装される積層型のセラミックコンデンサに関する。
ノート型パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話等各種携帯型の情報処理装置においては、電子部品として、コンデンサ、インダクタ、バリスタ又これらを複合した複合部品を回路基板に表面実装することにより、高密度に電子部品を搭載して回路基板全体の大きさの小型化が図られている。このような回路基板に搭載されるコンデンサとして、積層型のセラミックコンデンサが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
積層型のセラミックコンデンサは、誘電体と内部電極とが交互に積層されている。誘電体を形成するセラミック材料には、誘電率が比較的高いチタン酸バリウム等の強誘電体材料が一般的に用いられている。このような積層型のセラミックコンデンサに交流電圧を印加すると、誘電体を形成するセラミック材料は電歪現象を伴うので、電圧の変化に応じて各誘電体層の厚みが変化し、セラミックコンデンサのサイズが変化する。これにより、セラミックコンデンサは印加電圧の大きさに応じた機械的歪みを生じる。このため、セラミックコンデンサに交流電圧を印加すると、誘電体の電歪現象によりセラミックコンデンサが振動することになる。
この電歪現象によるセラミックコンデンサの振動は、セラミックコンデンサが実装されている基板に伝播する。この基板に伝わった振動により、基板において振動音(音鳴り)が発生する。また、セラミックコンデンサの振動は、誘電体の積層数が多く、電歪が大きいセラミック材料を用いている場合ほど、基板に伝わる振動が増幅され、基板の振動音が大きくなる傾向がある。特に、より大きな静電容量を得るため、複数のセラミックコンデンサを基板上に並列に接続した場合等には、複数のセラミックコンデンサが同じ周期で振動するため、基板に伝わる振動が増幅されるため、振動音がより発生し易くなる。
そこで、基板の振動音を低減するため、セラミックコンデンサ素子の端子電極に一対の接続端子を当接して設けたセラミックコンデンサが提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載のセラミックコンデンサによれば、一対の接続端子の電極対向部とセラミックコンデンサ素子の端子電極との間に隙間を設けた構造とすることで、セラミックコンデンサ素子で発生した振動が基板に伝播するのを抑制し、基板から振動音が発生するのを抑制している。
しかしながら、従来のセラミックコンデンサでは、接続端子は金属板を用いて形成されているため、セラミックコンデンサ素子で発生した振動が基板に伝播するのを十分抑制できず、基板で発生する振動音を抑制する効果が小さかった、という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、基板において発生する振動音の抑制効果を向上させることができるセラミックコンデンサを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明者らはセラミックコンデンサについて鋭意研究をした。その結果、接続端子を樹脂部と絶縁部とで構成し、セラミックコンデンサ素子と基板との間に位置する接続端子の樹脂部の幅を、外部電極の幅より細くし、外部電極と基板との導通を確保し、導電性を備えると共に、導電部の外部接続部の幅を最適な値の範囲内とし、絶縁部に好適な材料を任意に選択して用いることで、絶縁部でセラミックコンデンサ素子で発生した振動が基板に伝達されるのを抑制し、基板において発生する振動音を抑制する効果を向上させることができることを見出した。本発明は、係る知見に基づいて完成されたものである。
本発明のセラミックコンデンサは、少なくとも1つのセラミックコンデンサ素子と、一対の接続端子とを含み、前記セラミックコンデンサ素子は、複数の誘電体と該誘電体を介して対向するように設けられる内部電極とを有する誘電体素体と、該誘電体素体の側面に設けられる外部電極とを有すると共に、前記接続端子は、導電部と絶縁部とを有し、前記導電部は、前記外部電極に接続される電極接続部と、基板に接続されるように設けられる外部接続部とを有し、前記導電部の外部接続部の幅が、前記外部電極の幅よりも細く形成されることを特徴とする。
この構成によれば、接続端子を導電部と絶縁部とで構成し、導電部の外部接続部の幅Aを、外部電極の幅Tよりも細く形成することで、外部電極と基板との導通を確保し、導電部が導電性を備えると共に、絶縁部でセラミックコンデンサ素子で発生した振動が基板に伝達されるのを抑制し、基板において発生する振動音を抑制する効果を向上させることができる。
本発明の好ましい態様として、前記導電部の厚さが、1μm以上50μm以下であることが好ましい。前記導電部の厚さを上記範囲内とすることで、セラミックコンデンサ素子で発生した振動が基板に伝播するのを抑制することができると共に、ESRを小さくすることができる。
本発明の好ましい態様として、前記外部電極の幅Tに対する前記導電部の外部接続部の幅Aの比(A/T)が、0.3以上0.7以下であることが好ましい。外部電極の幅Tに対する導電部の外部接続部の幅Aの比(A/T)を上記範囲内とすることで、コンデンサ素子で発生した振動が基板に伝播するのを抑制しつつ、ESRを小さくすることができる。このため、導電性を備えつつ、コンデンサで発生した振動が基板に伝播するのを効率よく抑制することができる。
本発明の好ましい態様として、前記絶縁部が、樹脂材料を用いて形成されることが好ましい。絶縁部として樹脂材料を用いることで、樹脂材料は金属材料に比べ軟性が高いため、コンデンサ素子で発生した振動が基板に伝播するのを抑制する効果を向上させることができる。
本発明の好ましい態様として、前記導電部が、前記外部接続部を複数有することが好ましい。前記導電部の足の部分に導電部を複数設けることで、接続端子での導電性を高く維持しつつ、コンデンサ素子で発生した振動が基板に伝播するのを抑制することができる。
本発明によれば、基板において発生する振動音の抑制効果を向上させることができる。
以下、本発明を好適に実施するための形態(以下、実施形態という。)につき、詳細に説明する。尚、本発明は以下の実施形態及び実施例に記載した内容により限定されるものではない。また、以下に記載した実施形態及び実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。更に、以下に記載した実施形態及び実施例で開示した構成要素は適宜組み合わせてもよいし、適宜選択して用いてもよい。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るセラミックコンデンサを示す斜視図であり、図2は、図1中のP−P断面図であり、図3は、接続端子の構成を簡略に示す斜視図である。図1、2に示すように、セラミックコンデンサ10は、セラミックコンデンサ素子11と一対の接続端子12とを含む。尚、本実施形態では、図1中のセラミックコンデンサ素子11の長さ方向をX、幅方向をY、厚さ方向をZとする。
図1は、第1の実施形態に係るセラミックコンデンサを示す斜視図であり、図2は、図1中のP−P断面図であり、図3は、接続端子の構成を簡略に示す斜視図である。図1、2に示すように、セラミックコンデンサ10は、セラミックコンデンサ素子11と一対の接続端子12とを含む。尚、本実施形態では、図1中のセラミックコンデンサ素子11の長さ方向をX、幅方向をY、厚さ方向をZとする。
セラミックコンデンサ10は、回路基板(以下、「基板」という。)13上に搭載されている。セラミックコンデンサ10は、1つのセラミックコンデンサ素子11により構成されているが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、セラミックコンデンサ10は、セラミックコンデンサ素子11を複数積層して組み合わせてもよい。基板13は、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ、PDAや携帯電話等の小型の処理装置に用いられる。この基板13のセラミックコンデンサ10が実装される表面には、基板電極14A、14Bが設けられている。基板電極14Aからは配線15Aが延び、基板電極14Bからは配線15Bが延びている。一対の接続端子12は、はんだ16によって基板電極14A、14Bに各々はんだ付けされる。
セラミックコンデンサ素子11は、誘電体素体21と、一対の端子電極(外部電極)22とを有する。セラミックコンデンサ素子11は、積層型のセラミックコンデンサであり、略直方体形状に形成される。誘電体素体21は、セラミックコンデンサ素子11の長さ方向Xの両端面と、その両端面より所定長さだけ周囲を囲む部位とに一対の外部電極22を設けている。
誘電体素体21は、複数の誘電体23と、複数(例えば100層程度)の内部電極24とを有している。誘電体素体21は、複数の誘電体23と複数の内部電極24とを交互に積層して形成されている。誘電体素体21は、セラミックグリーンシート(未焼成セラミックシート)を複数枚積層した積層体を加熱圧着して一体化して、切断し、脱脂し、焼成することにより得られた直方体状の焼結体である。誘電体23と内部電極24との積層方向は、セラミックコンデンサ素子11の厚さ方向Zである。誘電体素体21は、上面、下面及び四方側面を有する直方体形状に形成されており、誘電体素体21は、その大きさを、例えば、幅W、高さH、長さLがそれぞれほぼ2.5mm、2.5mm、3.2mmに形成される。
誘電体23は、例えば、誘電率の高い強誘電体材料としてチタン酸バリウム(BaTiO3)系セラミックス材料で構成され、複数の誘電体層で形成されている。誘電体23としてチタン酸バリウムを主成分として用いて構成された誘電体素体21は、誘電体としての機能を有し、電界が加えられると歪みが生じる。このため、セラミックコンデンサ素子11は、交流電圧が印加されると、交流電圧の大きさに応じた機械的歪みを生じ、この機械的歪みが振動となって基板13に伝播することで、基板13が振動し、この振動が可聴周波数帯域である場合、基板13の振動が、振動音として現れることになる。
内部電極24は、一端が外部電極22に接続され、他端が開放端になっている。対向する一対の外部電極22に各々接続している内部電極24同士が誘電体23を介して交互に対向し、所定間隔を持って複数積層されている。内部電極24を構成する材料としては、積層型の電気素子の内部電極として通常用いられる導電性材料であれば用いることができ、例えば、卑金属であるNiを主成分とする導電性材料として含んだものなどが用いられる。
外部電極22は、誘電体素体21の表面の両端側にそれぞれ設けられ、内部電極24と接続している。外部電極22は、卑金属であるCuを主成分として含有するものが用いられ、Cu粉末を含有する導電性ペーストをセラミックコンデンサ素子11の外表面に塗布して焼き付けることによって形成されている。外部電極22は、複数の金属電極層で構成されていてもよく、例えば、Cuを主成分とした下地電極に、Niめっき層、Snめっき層を形成するようにしてもよい。セラミックコンデンサ素子11の一対の外部電極22に電圧を印加すると、誘電体素体21に電荷が蓄積される。
接続端子12は、基板電極14A、14Bと一対の外部電極22とをそれぞれ接続するように一対設けられている。接続端子12は、一対の外部電極22とはんだ25ではんだ付けにより接続されている。
図4は、接続端子の寸法を示す説明図である。図4に示す接続端子は、従来より用いられている一般的な接続端子である。図4中、接続端子26の厚さをt、幅をb、基板13の基板電極14Aから接続端子26とセラミックコンデンサ素子11の外部電極22とを接続するはんだ25の基板面27側までの距離(接続端子取付長さ)をLとする。このとき、接続端子26のばね定数Kは、下記式(1)で表すことができる。下記式(1)中のEは、接続端子26のヤング率である。
接続端子26のばね定数Kが小さい程、セラミックコンデンサ素子21の電歪に起因する振動音を抑制する効果を高くすることができる。接続端子26は、セラミックコンデンサ素子21の外部電極22と基板13の基板電極14Aとを電気的に接続するものであるため、導電性が必要である。導電性を有する材料としては金属材料があるが、金属材料は一般にヤング率が高い。このため、金属材料のみで接続端子26を製造すると、接続端子26のばね定数Kを小さくすることには限界がある。また、ヤング率の低い材料は樹脂材料があるが、一般に樹脂材料は導電性が極めて低い物がほとんどである。このため、接続端子26が導電性を有し、かつばね定数Kを小さくすることは、単一の材料では困難である。
そこで、接続端子26を複数の層で構成する方法がある。図5は、接続端子を複数の層としたときの構成を簡略に示す説明図である。図5に示すように、接続端子28は、基材層29と導電層30との2層構造としている。複数の層が積層された場合の合成ヤング率Esは、それぞれの層のヤング率をEk、厚みをtkとすると、下記式(2)で求めることができる。なお、nは2以上の整数である。下記式(2)から分かるように、接続端子28が有する基材層29のヤング率を他の層、特に金属材料を用いる導電層30のヤング率よりも低くすることにより、全体のヤング率は、金属材料を用いる導電層30よりも小さくすることができる。このように、接続端子28は、導電層30に導電性の高い金属材料を用いても、基材層29にヤング率の低い樹脂材料を用いることにより、導電性を有し、かつばね定数Kが低くなる。
本実施形態では、接続端子12は、導電部31と絶縁部32との2層構造としている。導電部31は、金属部材で構成され、例えば、Cu箔等が好適に用いられる。導電部31は、電極接続部33と外部接続部34とから形成される。電極接続部33は、セラミックコンデンサ素子11の長さ方向Xに誘電体素体21の側面側にある外部電極22と接続している。外部接続部34は、基板電極14A、14Bとはんだ16によりはんだ付けして接続されている。接続端子12の絶縁部32は、誘電体素体21の下面21aと基板電極14A、14Bとの間に隙間を有するように対向する一対の絶縁部32の向きとは反対方向にL字状に曲げて基板電極と接続される端子部35を有するように形成される。外部接続部34の高さは、外部電極22の下面22aと端子部35との距離に対応する。
接続端子12を、導電部31と絶縁部32との2層構造とすることにより、接続端子12は、導電性を有すると共に、ばね定数Kは低くため、セラミックコンデンサ素子11で発生した振動が基板13に伝播するのを抑制することができる。
接続端子12は、導電部31の外部接続部34の幅Aを外部電極22の幅Tよりも細く形成している。導電部31は、金属材料を用いて構成されているため、絶縁部32より弾性力が低く硬度が高い。この導電部31の外部接続部34の幅Aを、外部電極22の幅Tより細く形成することで、外部接続部34の弾性力を低く抑えることができ、セラミックコンデンサ素子11で発生した振動を接続端子12の外部接続部34で吸収することができる。このため、接続端子12は、外部電極22と基板電極14A、14Bとの間の導通を確保しつつ、セラミックコンデンサ素子11で発生した振動が基板13に伝播するのを抑制することができ、基板13で発生する振動音を抑制することができる。
導電部31の厚さは、1μm以上50μm以下であることが好ましく、18μm以上36μm以下であることがより好ましい。導電部31の厚さが1μmを下回ると、外部電極22と基板電極14A、14Bとの間の導通を十分確保することができない虞があると共に、ESRを小さく維持することができないからである。導電部31の厚さが50μmを超えると、セラミックコンデンサ素子11で発生した振動が基板13に伝播するのを十分抑制できないからである。導電部31の厚さを上記範囲内とすることで、外部電極22と基板電極14A、14Bとの間の導通を十分確保しつつ、セラミックコンデンサ素子11で発生した振動が基板13に伝播するのを抑制することができると共に、ESRを小さく維持することができる。
接続端子12は、外部電極22の幅Tに対する導電部31の外部接続部34の幅Aの比(A/T)を、0.3以上0.7以下とするのが好ましく、0.4以上0.7以下とするのがより好ましく、0.5以上0.7以下とするのが更に好ましい。外部電極22の幅Tに対する導電部31の外部接続部34の幅Aの比(A/T)が0.3を下回ると、ESRを従来と同様に低く維持することができないからである。また、外部電極22の幅Tに対する導電部31の外部接続部34の幅Aの比(A/T)が0.7を超えると、セラミックコンデンサ素子11で発生した振動が基板13に伝播するのを十分抑制することができないからである。
接続端子12の導電部31の電極接続部33の幅は、外部電極22の幅Tに対応しているが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、セラミックコンデンサ素子11で発生した振動が基板13に伝播するのを十分抑制できる範囲内であれば、電極接続部33の幅は、外部電極22の幅Tより広くても良いし、狭くしてもよい。
導電部31は外部接続部34を一つ設けるようしているが、本実施形態は、これに限定されるものではなく、図6に示すように、例えば外部接続部34を2つ設けるようにしてもよい。このとき、外部接続部34−1の幅A1と外部接続部34−2の幅A2の幅の和を外部接続部34の幅Aの値として、外部電極22の幅Tに対する導電部31の外部接続部34の幅Aの比(A/T)が、上記範囲内となるようにするのが好ましい。また、図6では、外部接続部34を2つ設けているが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、外部電極22の幅Tに対する導電部31の外部接続部34の幅Aの比(A/T)を上記範囲内となるようにできれば、更に複数設けるようにしてもよい。
絶縁部32は、絶縁性を有する樹脂材料を用いて形成するのが好ましい。絶縁部32は、絶縁性を有する樹脂材料を用いて形成されるものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、ポリイミド樹脂等を樹脂成分として含む樹脂組成物が挙げられる。導電部31は金属材料で構成されているため、絶縁部32より硬度が高いが、絶縁部32を樹脂材料を用いて形成することで、導電部31より硬度を小さくできるため、セラミックコンデンサ素子11で発生した振動が基板13に伝播するのを抑制することができる。このため、セラミックコンデンサ素子11で発生した振動が基板13に伝播することにより発生する振動音を抑制することができる。
セラミックコンデンサ素子11の外部電極22と接続端子12の電極接続部33との間は、高温はんだ若しくは導電性接着剤により接続するのが好ましい。高温はんだ或いは導電性接着剤により外部電極22と接続端子12との間を接続することで、外部電極22と接続端子12との間の導電性を確保しつつ安定して接続できる。このため、セラミックコンデンサ素子11の外部電極22と接続端子12の電極接続部32との間を、高温はんだ若しくは導電性接着剤で接続してもセラミックコンデンサ素子11で発生した振動を接続端子12で吸収する際の妨げとならず、外部電極22と接続端子12との接続を維持しつつ、接続端子12で振動が基板13に伝播するのを安定して抑制することができる。
このように、本実施形態に係るセラミックコンデンサ10は、接続端子12を導電部31と絶縁部32とで構成し、導電部31の外部接続部34の幅Aを外部電極22の幅Tよりも細く形成して、導電部31の外部接続部34の幅Aを最適な値の範囲内とし、外部電極22と基板電極14A、14Bとの間の導通を確保しつつ、絶縁部32に好適な材料を任意に選択して用いることで、絶縁部32でセラミックコンデンサ素子11で発生した振動が基板13に伝達されるのを抑制することができる。このため、本実施形態に係るセラミックコンデンサ10によれば、接続端子12が、導電性を備え、セラミックコンデンサ10で発生した振動が基板13に伝播するのを効率よく抑制し、基板13で発生する振動音の抑制効果を向上させることができると共に、ESRを小さくすることができる。
また、複数のセラミックコンデンサ10を基板13に搭載した際、複数のセラミックコンデンサ10が同じ周期で振動することで基板13に伝わる振動が増幅されるため、振動音が共鳴することにより基板13から生じる振動音の大きさも増大するが、本実施形態に係るセラミックコンデンサ10によれば、接続端子12でセラミックコンデンサ10で発生した振動が基板13に伝播するのを抑制できるため、複数のセラミックコンデンサ10を基板13に搭載しても、複数のセラミックコンデンサ10の振動が共鳴することにより基板13から発生する振動音の大きさが増大するのを抑制することができる。
本発明の内容を実施例及び比較例を用いて以下に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
<実施例1〜7、比較例1〜4>
セラミックコンデンサ素子は、図1中、長さ方向Xにおける長さが、3.2mmであり、幅方向Yにおける長さが、2.5mmであり、厚さ方向Zにおける長さが、2.5mmである。実施例1〜7及び比較例1〜4で用いられる接続端子を設けたセラミックコンデンサは、図1に示すセラミックコンデンサ10のように、導電部31が外部接続部34を1つ設けたものである。実施例1〜7及び比較例1〜4で用いられる接続端子を設けたセラミックコンデンサにおける導電幅比と、導電部の厚さと、絶縁部の厚さとを表1に示す。尚、導電幅比とは、図1の外部電極22の幅Tに対する導電部31の外部接続部34の幅Aの比(A/T)である。
セラミックコンデンサ素子は、図1中、長さ方向Xにおける長さが、3.2mmであり、幅方向Yにおける長さが、2.5mmであり、厚さ方向Zにおける長さが、2.5mmである。実施例1〜7及び比較例1〜4で用いられる接続端子を設けたセラミックコンデンサは、図1に示すセラミックコンデンサ10のように、導電部31が外部接続部34を1つ設けたものである。実施例1〜7及び比較例1〜4で用いられる接続端子を設けたセラミックコンデンサにおける導電幅比と、導電部の厚さと、絶縁部の厚さとを表1に示す。尚、導電幅比とは、図1の外部電極22の幅Tに対する導電部31の外部接続部34の幅Aの比(A/T)である。
<実施例8〜10、比較例5〜8>
実施例8〜10及び比較例5〜8で用いられる接続端子を設けたセラミックコンデンサは、図6に示すセラミックコンデンサ10のように、導電部31が外部接続部34を2つ設けたものである。実施例8〜10及び比較例5〜8で用いられる接続端子を設けたセラミックコンデンサにおける導電幅比と、導電部の厚さと、絶縁部の厚さとを表2に示す。尚、導電幅比とは、図1の外部電極22の幅Tに対する導電部31の外部接続部34−1の幅A1と外部接続部34−2の幅A2の和(T)の比(A/T)である。
実施例8〜10及び比較例5〜8で用いられる接続端子を設けたセラミックコンデンサは、図6に示すセラミックコンデンサ10のように、導電部31が外部接続部34を2つ設けたものである。実施例8〜10及び比較例5〜8で用いられる接続端子を設けたセラミックコンデンサにおける導電幅比と、導電部の厚さと、絶縁部の厚さとを表2に示す。尚、導電幅比とは、図1の外部電極22の幅Tに対する導電部31の外部接続部34−1の幅A1と外部接続部34−2の幅A2の和(T)の比(A/T)である。
[評価]
(振動音の大きさ(音圧)の測定)
各セラミックコンデンサを基板に搭載して交流電圧を印加した際に、基板から発生する振動音の大きさ(音圧)を測定した。図7は、音圧の測定を行なう際に用いた試験装置の構成を簡略に示す図である。図7に示すように、試験装置40は、無響箱41と、集音マイク(商品名;MI−1233、小野測器社製)42と、電源装置43と、FFTアナライザ(商品名:DS2100、小野測器社製)44とを備えている。そして、測定対象となるセラミックコンデンサ45は、基板46に設置された状態で、無響箱41内に設置される。セラミックコンデンサ45を設置した基板46は、その両端に正負一対の電極がそれぞれ設けられる。
(振動音の大きさ(音圧)の測定)
各セラミックコンデンサを基板に搭載して交流電圧を印加した際に、基板から発生する振動音の大きさ(音圧)を測定した。図7は、音圧の測定を行なう際に用いた試験装置の構成を簡略に示す図である。図7に示すように、試験装置40は、無響箱41と、集音マイク(商品名;MI−1233、小野測器社製)42と、電源装置43と、FFTアナライザ(商品名:DS2100、小野測器社製)44とを備えている。そして、測定対象となるセラミックコンデンサ45は、基板46に設置された状態で、無響箱41内に設置される。セラミックコンデンサ45を設置した基板46は、その両端に正負一対の電極がそれぞれ設けられる。
無響箱41は、箱状に形成され、その内壁に吸音材47が設けられている。吸音材47は、グラスウール等を用いており、その表面を波型等に形成することで、音波の接触面積を拡大させ、吸音効果を高めている。
電源装置43は、一対の配線48を介して、基板46の正負一対の電極にそれぞれ接続されており、基板46は、配線48に吊り下げられた状態で、セラミックコンデンサ45が無響箱41内の底面に対向するように、無響箱41の中央部分に配置される。電源装置43は、セラミックコンデンサ45へ向けて、周波数を1kHz〜10kHzとし、DCバイアス20Vとして、3Vp−pの交流電圧を印加した。
集音マイク42は、無響箱41内の底面に設けられ、無響箱41の中央部分に設置されたセラミックコンデンサ45と所定距離を保つようにして配置される。FFTアナライザ44は、集音マイク42により集音された振動音の大きさ(音圧)を解析した。
試験装置40において、電源装置43が基板46へ向けて所定の交流電圧を印加すると、セラミックコンデンサ45で振動が発生し、セラミックコンデンサ45の振動が基板46に伝達され、基板46から振動音が発生する。この振動音を、集音マイク42を用いて集音し、集音した振動音を、FFTアナライザ44で解析することで、基板46から発生する振動音の大きさ(音圧)を測定した。
各セラミックコンデンサを設置した基板から発生した音圧の測定結果を表1、2に示す。尚、図1に示すセラミックコンデンサ10のように、導電部31が外部接続部34を1つ設けた実施例1〜7及び比較例1〜4で用いられる接続端子を設けたセラミックコンデンサでは、比較例2のセラミックコンデンサを用いた場合に発生した音圧を基準とした。音圧は、比較例2のセラミックコンデンサを用いた場合に生じた振動音の音圧より低くできれば、音圧の抑制効果が良好であると判断した。また、図6に示すセラミックコンデンサ10のように、導電部31が外部接続部34を2つ設けた実施例8〜10及び比較例5〜8で用いられる接続端子を設けたセラミックコンデンサでは、比較例6のセラミックコンデンサを用いた場合に発生した音圧を基準とした。音圧は、比較例6のセラミックコンデンサを用いた場合に生じた振動音の音圧より低くできれば、音圧の抑制効果が良好であると判断した。
(ESR)
試料となるセラミックコンデンサをテスト・フィクスチャ(商品名:16044A、Agilent Technologies社製)と接続し、インピーダンスアナライザ(商品名:4194A、横河ヒューレットパッカード社製)を用いて、周波数が102Hz〜107Hzにおけるインピーダンスの最小値から求めた。各セラミックコンデンサのESRの測定結果を表1、2に示す。尚、図1に示すセラミックコンデンサ10のように、導電部31が外部接続部34を1つ設けた実施例1〜7及び比較例1〜4で用いられる接続端子を設けたセラミックコンデンサでは、比較例1のセラミックコンデンサのESRの値を基準となるESRの値とした。また、図6に示すセラミックコンデンサ10のように、導電部31が外部接続部34を2つ設けた実施例8〜10及び比較例5〜8で用いられる接続端子を設けたセラミックコンデンサでは、比較例5のセラミックコンデンサのESRの値を基準となるESRの値とした。ESRは、実施例1〜7については、比較例1のセラミックコンデンサのESRの値より小さければESRが十分小さいと判断し、実施例8〜10については、比較例5のセラミックコンデンサのESRの値より小さければESRが十分小さいと判断した。
試料となるセラミックコンデンサをテスト・フィクスチャ(商品名:16044A、Agilent Technologies社製)と接続し、インピーダンスアナライザ(商品名:4194A、横河ヒューレットパッカード社製)を用いて、周波数が102Hz〜107Hzにおけるインピーダンスの最小値から求めた。各セラミックコンデンサのESRの測定結果を表1、2に示す。尚、図1に示すセラミックコンデンサ10のように、導電部31が外部接続部34を1つ設けた実施例1〜7及び比較例1〜4で用いられる接続端子を設けたセラミックコンデンサでは、比較例1のセラミックコンデンサのESRの値を基準となるESRの値とした。また、図6に示すセラミックコンデンサ10のように、導電部31が外部接続部34を2つ設けた実施例8〜10及び比較例5〜8で用いられる接続端子を設けたセラミックコンデンサでは、比較例5のセラミックコンデンサのESRの値を基準となるESRの値とした。ESRは、実施例1〜7については、比較例1のセラミックコンデンサのESRの値より小さければESRが十分小さいと判断し、実施例8〜10については、比較例5のセラミックコンデンサのESRの値より小さければESRが十分小さいと判断した。
実施例1〜7及び比較例1〜4の各セラミックコンデンサを用いた時の音圧、ESRの測定結果を表1に、実施例8〜10及び比較例5〜8の各セラミックコンデンサを用いた時の音圧、ESRの測定結果を表2に示す。
表1に示すように、実施例1〜7では、音圧を比較例1の音圧の値より低くでき、ESRを比較例1のESRの値より小さくできたことが確認された。よって、図1に示すセラミックコンデンサ10の外部電極22の幅Tに対する導電部31の外部接続部34の幅Aの比(A/T)を0.3以上0.7以下とすることで、セラミックコンデンサ素子で発生した振動が基板に伝播するのを抑制すると共に、ESRを低くできると考えられる。
比較例1では、音圧は比較例2の音圧の値より小さくできたが、ESRは比較例2のESRの値より高くなったことが確認された。比較例5においても、同様に、音圧は比較例6の音圧の値より小さくできたが、ESRは比較例6のESRの値より高くなったことが確認された。これは、外部電極22の幅Aに対して導電部31の外部接続部34の幅Aが小さすぎたため、ESRを十分小さく抑えることができなかったことによるものと考えられる。
比較例3では、音圧は比較例2の音圧より小さくできたが、ESRは比較例2のESRより7倍以上高くなったことが確認された。また、比較例7においても、同様に、音圧は比較例5の音圧より小さくできたが、ESRは比較例5のESRより7倍以上高くなったことが確認された。これは、導電部31の外部接続部34の厚みが小さくなったため、ESRを十分小さく抑えることができなかったことによるものと考えられる。
以上より、セラミックコンデンサは、接続端子12の導電部31の外部接続部34の幅Aを外部電極22の幅Tよりも細く形成し、かつ外部電極22の幅Tに対する導電部31の外部接続部34の幅Aの比(A/T)を所定の範囲内とすることで、セラミックコンデンサ素子11で発生した振動が基板13に伝播するのを抑制することができると共に、ESRを小さくできることが判明した。更に、接続端子12の導電部31の厚さを所定の範囲内とすることで、更にセラミックコンデンサ素子11で発生した振動が基板13に伝播するのを抑制しつつ、ESRで更に安定して小さくすることができることが判明した。
よって、本発明に係るセラミックコンデンサをセラミックコンデンサとして回路基板に搭載すれば、回路基板から発生する振動音の大きさを低減できる。また、複数のセラミックコンデンサを回路基板に搭載した際に複数のセラミックコンデンサの振動が共鳴することにより回路基板から発生する振動音の大きさも低減することが可能となる。従って、本発明に係るセラミックコンデンサは、回路基板に搭載される積層型のセラミックコンデンサとして用いる場合において有用であり、特に、セラミックコンデンサがノート型パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話等の各種情報処理装置等の回路基板に搭載されるセラミックコンデンサとして好適に用いることができる。
以上のように、本発明に係るセラミックコンデンサは、回路基板に実装される積層型のセラミックコンデンサとして用いる場合において有用であり、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話等の各種情報処理装置等の回路基板に用いるのに適している。
10 セラミックコンデンサ
11 セラミックコンデンサ素子
12 接続端子
13 回路基板(基板)
14A、14B 基板電極
15A、15B 配線
16、25 はんだ
21 誘電体素体
22 外部電極(端子電極)
23 誘電体
24 内部電極
31 導電部
32 絶縁部
33 電極接続部
34 外部接続部
35 端子部
A 外部接続部の幅
T 外部電極の幅
11 セラミックコンデンサ素子
12 接続端子
13 回路基板(基板)
14A、14B 基板電極
15A、15B 配線
16、25 はんだ
21 誘電体素体
22 外部電極(端子電極)
23 誘電体
24 内部電極
31 導電部
32 絶縁部
33 電極接続部
34 外部接続部
35 端子部
A 外部接続部の幅
T 外部電極の幅
Claims (5)
- 少なくとも1つのセラミックコンデンサ素子と、一対の接続端子とを含み、
前記セラミックコンデンサ素子は、複数の誘電体と該誘電体を介して対向するように設けられる内部電極とを有する誘電体素体と、該誘電体素体の側面に設けられる外部電極とを有すると共に、
前記接続端子は、導電部と絶縁部とを有し、
前記導電部は、前記外部電極に接続される電極接続部と、基板に接続されるように設けられる外部接続部とを有し、
前記導電部の外部接続部の幅が、前記外部電極の幅よりも細く形成されることを特徴とするセラミックコンデンサ。 - 前記導電部の厚さが、1μm以上50μm以下である請求項1に記載のセラミックコンデンサ。
- 前記外部電極の幅Tに対する前記導電部の外部接続部の幅Aの比(A/T)が、0.3以上0.7以下である請求項1又は2に記載のセラミックコンデンサ。
- 前記絶縁部が、樹脂材料を用いて形成される請求項1から3の何れか1項に記載のセラミックコンデンサ。
- 前記導電部が、前記外部接続部を複数有する請求項1から4の何れか1項に記載のセラミックコンデンサ。
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-
2010
- 2010-07-29 JP JP2010170888A patent/JP2012033632A/ja not_active Withdrawn
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