JP2012032100A - フィンチューブ型熱交換器、その製造方法及びこのフィンチューブ型熱交換器を備えた空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】扁平管とフィンとをロウ付けするときにロウ材が設置された位置から外れることを防止するフィンチューブ型熱交換器を提供する。
【解決手段】扁平管2が挿入される切欠き部が形成され、略平行に積層された複数の板状フィン1と、板状フィン1の切欠き部に端部が突出するようにして挿入され、板状フィン1の長手方向に複数段設けられた扁平管2と、を備え、棒状のロウ材3が、扁平管2における切欠き部からの突出部分の両端に、扁平管2の軸方向と略平行に配置され、棒状のロウ材3をピン材4により扁平管2の突出部分の両端に留め、その状態で板状フィン1と扁平管2とがロウ付けされる。
【選択図】図1
【解決手段】扁平管2が挿入される切欠き部が形成され、略平行に積層された複数の板状フィン1と、板状フィン1の切欠き部に端部が突出するようにして挿入され、板状フィン1の長手方向に複数段設けられた扁平管2と、を備え、棒状のロウ材3が、扁平管2における切欠き部からの突出部分の両端に、扁平管2の軸方向と略平行に配置され、棒状のロウ材3をピン材4により扁平管2の突出部分の両端に留め、その状態で板状フィン1と扁平管2とがロウ付けされる。
【選択図】図1
Description
本発明は、板状フィンと扁平管がロウ付けされるフィンチューブ型熱交換器、その製造方法及びこのフィンチューブ型熱交換器を備えた空気調和機に関するものである。
扁平管とフィンとがロウ付けされる従来のフィンチューブ型熱交換器において、例えば、「フィンカラー12に挿入された伝熱管15の前縁部と切欠き部13に沿って、フィン11の積層方向に2本の棒状のロウ材19を配置し、炉中でフィン11と伝熱管15を一体に接合するようにした」というものがある(特許文献1参照)。
上記の特許文献1に開示されている従来技術においては、炉中におけるロウ付け中に、ロウ材を扁平管における前記板状フィンからの突出部分の両端に設置していた。しかし、ロウ材がその設置された位置から外れフィンに接触した場合、フィンが溶けてしまうという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、扁平管とフィンとをロウ付けするときにロウ材が設置された位置から外れることを防止するフィンチューブ型熱交換器を提供することを目的としている。
本発明におけるフィンチューブ型熱交換器は、扁平管が挿入される切欠き部が形成され、略平行に積層された複数の板状フィンと、前記板状フィンの切欠き部に端部が突出するようにして挿入され、前記板状フィンの長手方向に複数段設けられた扁平管とを備え、棒状のロウ材が、前記扁平管における前記切欠き部からの突出部分の両端に、前記扁平管の軸方向と略平行に配置され、前記棒状のロウ材をピン材により前記扁平管の前記突出部分の両端に留め、その状態で前記板状フィンと前記扁平管とがロウ付けされなるものである。
本発明により、扁平管とフィンとをロウ付けするときにロウ材が設置された位置から外れフィンが溶けることを防止することが出来るフィンチューブ型熱交換器を得ることが出来る。
以下、本発明におけるフィンチューブ型熱交換器の一例について、図面を用いて詳細に説明する。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態におけるロウ付け前のフィンチューブ型熱交換器の断面図である。
図1において、板状フィン1及び扁平管2は、空気流れ方向の上流側と下流側に2列設けられている(以下、板状フィン1及び扁平管2において、上流側を1列目、下流側を2列目と記述する。)。また、板状フィン1の長手方向には複数の切欠き部があり、その切欠き部に、板面に略垂直に扁平管2が挿入されている。つまり、扁平管2は板状フィン1の長手方向に複数段設けられている。
また、A−A断面図及びB−B断面図に示すように、板状フィン1の表面には、切り起こし1a,1bがあるため境界層が増え、フィンチューブ型熱交換器の効率が向上する。また、A−A断面図に示すように、板状フィン1には、扁平管2と接合するためのフィンカラー1cが設けられている。
図1は、本発明の実施の形態におけるロウ付け前のフィンチューブ型熱交換器の断面図である。
図1において、板状フィン1及び扁平管2は、空気流れ方向の上流側と下流側に2列設けられている(以下、板状フィン1及び扁平管2において、上流側を1列目、下流側を2列目と記述する。)。また、板状フィン1の長手方向には複数の切欠き部があり、その切欠き部に、板面に略垂直に扁平管2が挿入されている。つまり、扁平管2は板状フィン1の長手方向に複数段設けられている。
また、A−A断面図及びB−B断面図に示すように、板状フィン1の表面には、切り起こし1a,1bがあるため境界層が増え、フィンチューブ型熱交換器の効率が向上する。また、A−A断面図に示すように、板状フィン1には、扁平管2と接合するためのフィンカラー1cが設けられている。
なお、扁平管2は、板状フィン1風上側端面より突出させるようにしている。これにより、突出させない場合と比べて、フィンカラー1cと扁平管2の曲面部分との隙間が減り、接合面積が増えるため、熱交換能力が向上する。また、扁平管2の断面の長手方向の長さが長くなることで扁平管2の断面積が増える。そのため、扁平管2内を流れる冷媒の圧力損失を低減出来ると共に、扁平管2内の伝熱面積が増えるのでフィンチューブ型熱交換器の能力が向上する。
また、図1に示すように1列目と2列目の扁平管2を千鳥状に配列することで、1列目の扁平管2が2列目の扁平管2へ流れる風を妨げることがない。そのため、扁平管2の熱伝達率が向上し、フィンチューブ型熱交換器の性能が向上する。
また、1列目と2列目の板状フィン1を分割することで、フィンチューブ型熱交換器の配置の自由度が高くなるので、空気調和機等に用いた場合、様々な形状の室内機(又は室外機)に設置可能となる。また、2列目の板状フィン1における前縁効果(空気境界層分断効果)による熱伝達率向上も期待出来る。
図2は、図1のA部拡大図であり、図3は、本発明の実施の形態におけるフィンチューブ型熱交換器の側面図である。
図2及び図3に示すように扁平管2における板状フィン1からの突出部分の両端に、各扁平管2と略平行にロウ材3が設けられている。ロウ材3は、棒形状をしており、例えばAl−Si系のものである。また、2本のロウ材3はロウ材を留めるためのピン材4によって留められる。図2に示すように、ピン材4は、略M字形状であり、扁平管2の板状フィン1からの突出部分及びロウ材3に沿うような形状となっている。
図2及び図3に示すように扁平管2における板状フィン1からの突出部分の両端に、各扁平管2と略平行にロウ材3が設けられている。ロウ材3は、棒形状をしており、例えばAl−Si系のものである。また、2本のロウ材3はロウ材を留めるためのピン材4によって留められる。図2に示すように、ピン材4は、略M字形状であり、扁平管2の板状フィン1からの突出部分及びロウ材3に沿うような形状となっている。
また、図3に示すように、各扁平管2の軸方向の両端付近にピン材4を2箇所配置している。ここで、ロウ材3が炉中でのロウ付け中に移動しないように、より安定に固定するためには、ピン材4の本数を増やせばよい。しかし、ピン材4を増やすと重量、手間、コスト及び通風抵抗が増加することから、2本が最小且つ必要な本数である。
そして、扁平管2と板状フィン1を接合する場合、フィンチューブ型熱交換器を炉で加熱してロウ材3を溶融させる。そして、溶融したロウ材3がフィンカラー1cと扁平管2の間に流入することで、フィンカラー1cと扁平管2は接合される。
また、図1に示すように、1列目の板状フィン1と2列目の板状フィン1は、間隔L離れている。そして、2列目のピン材4の上端部は1列目の板状フィン1の下端部に接しないように配置される。つまり、1列目の板状フィン1と2列目の板状フィン1の間隔Lに対し、2列目のピン材4の板状フィンからの突出長さδは小さい。
このように、2列目のピン材4を1列目の板状フィン1と接触させないことで、1列目の板状フィン1が倒れたり、運転時に金属接触音がすることを防ぐことが出来る。
また、2列目のピン材4と1列目の板状フィン1との間が離れていることにより、1列目の板状フィン1から2列目の板状フィン1に凝縮水が流れない。つまり、凝縮水が一箇所に集中しづらくなるので、本実施の形態におけるフィンチューブ型熱交換器が蒸発器として運転される場合に、凝縮水が滴下することを防ぐことが出来る。
また、2列目のピン材4と1列目の板状フィン1との間が離れていることにより、1列目の板状フィン1から2列目の板状フィン1に凝縮水が流れない。つまり、凝縮水が一箇所に集中しづらくなるので、本実施の形態におけるフィンチューブ型熱交換器が蒸発器として運転される場合に、凝縮水が滴下することを防ぐことが出来る。
図4は、本発明の実施の形態におけるピン材4の拡大図である。
図4に示すピン材4の上端部の半円形状の内半径rは、ロウ材3の外半径と略同じ長さとなっている。つまり、ピン材4の上部の両端部の内側の形状は、前記ロウ材の上部の外周形状と略同形状である。これにより、図1に示した板状フィン1からピン材4が突出する長さδを最小限に出来るため、間隔Lが小さい場合でも、1列目の板状フィン1と接触しづらくなる。
図4に示すピン材4の上端部の半円形状の内半径rは、ロウ材3の外半径と略同じ長さとなっている。つまり、ピン材4の上部の両端部の内側の形状は、前記ロウ材の上部の外周形状と略同形状である。これにより、図1に示した板状フィン1からピン材4が突出する長さδを最小限に出来るため、間隔Lが小さい場合でも、1列目の板状フィン1と接触しづらくなる。
図5は、本発明の実施の形態の側面断面図であり、扁平管2とフィンカラー1cとの接触部分の拡大図である。フィンカラー1cは直線部1c1と根元の曲線部1c2にて構成される。直線部1c1と扁平管2の接触部S1及び隙間S2は数μmの微小な長さである。また、ロウ材は、S2の部分にのみ流入する。このため、ロウ材3の量(ロウ材径)を小さく出来、それによりピン材4のフィンチューブ型熱交換器からの突出長さδを小さく出来る。
前述したように、突出長さδが小さければ、1列目の板状フィン1と接触しづらくなる。そのため、1列目の板状フィン1が倒れたり、運転時に金属接触音がしたり、凝縮水が滴下することを防ぐことが出来る。
前述したように、突出長さδが小さければ、1列目の板状フィン1と接触しづらくなる。そのため、1列目の板状フィン1が倒れたり、運転時に金属接触音がしたり、凝縮水が滴下することを防ぐことが出来る。
図6は、本発明の実施の形態における扁平管2の断面図である。
図6に示すように、扁平管2の内部には、4つの冷媒流路があり、管内壁には溝が設けられている。溝高さは0.1mmであり、この溝があることで、伝熱面積が拡大するのでフィンチューブ型熱交換器の効率が向上する。なお、上述した冷媒流路の数及び溝高さは、上記に限られず、扁平管2の大きさ等により異なる場合がある。
図6に示すように、扁平管2の内部には、4つの冷媒流路があり、管内壁には溝が設けられている。溝高さは0.1mmであり、この溝があることで、伝熱面積が拡大するのでフィンチューブ型熱交換器の効率が向上する。なお、上述した冷媒流路の数及び溝高さは、上記に限られず、扁平管2の大きさ等により異なる場合がある。
また、扁平管2は、アルミニウム合金製押し出し形材が用いられ、板状フィン1は、アルミニウム合金製板材が用いられている。このように、扁平管2及び板状フィン1を同じ材質とすることで、腐食の耐力が向上する。
次に、上記のように構成したフィンチューブ型熱交換器の製造方法について説明する。まず、略平行に積層された複数の板状フィン1の切欠き部に、扁平管2をその端部が突出するようにして挿入する。ここで、前述したように、2列目のピン材4が1列目の板状フィン1に接触しないように、扁平管2の突出長さを調節する。次に、棒状のロウ材3を、扁平管2における切欠き部からの突出部分の両端に、扁平管2の軸方向と略平行に配置する。次に、棒状のロウ材3と扁平管2の突出部分とを、これを覆うようにしてピン材4を配置してロウ材3を扁平管2の突出部分の両端に留める。次に、その状態で、板状フィン1と扁平管2とをロウ付けする。なお、このロウ付けにおいてロウ材3は、前述したようにフィンカラー1cと扁平管2との隙間S2に流れる。
次に、本実施の形態におけるフィンチューブ型熱交換器を用いた例について説明する。
図7は、本発明の実施の形態におけるフィンチューブ型熱交換器を用いた冷媒回路図である。
図7に示す冷媒回路は、圧縮機33、凝縮器熱交換器34、絞り装置35及び蒸発器熱交換器36により構成されている。ここで、本実施の形態によるフィンチューブ型熱交換器は、凝縮器熱交換器34及び蒸発器熱交換器36の少なくとも一方に用いられる。また、凝縮器熱交換器34及び蒸発器熱交換器36に風を送る送風機37と、送風機37を駆動する送風機用モーター38が備えられている。また、この冷媒回路は、例えば空気調和機等に用いられる。
図7は、本発明の実施の形態におけるフィンチューブ型熱交換器を用いた冷媒回路図である。
図7に示す冷媒回路は、圧縮機33、凝縮器熱交換器34、絞り装置35及び蒸発器熱交換器36により構成されている。ここで、本実施の形態によるフィンチューブ型熱交換器は、凝縮器熱交換器34及び蒸発器熱交換器36の少なくとも一方に用いられる。また、凝縮器熱交換器34及び蒸発器熱交換器36に風を送る送風機37と、送風機37を駆動する送風機用モーター38が備えられている。また、この冷媒回路は、例えば空気調和機等に用いられる。
なお、この冷媒回路を用いた空気調和機において、暖房運転又は冷房運転を行った場合のエネルギー効率は、次式で示される。
暖房エネルギー効率=室内フィンチューブ型熱交換器(凝縮器熱交換器)能力/全入力
冷房エネルギー効率=室内フィンチューブ型熱交換器(蒸発器熱交換器)能力/全入力
暖房エネルギー効率=室内フィンチューブ型熱交換器(凝縮器熱交換器)能力/全入力
冷房エネルギー効率=室内フィンチューブ型熱交換器(蒸発器熱交換器)能力/全入力
以上により、扁平管2と板状フィン1とをロウ付けするときにロウ材が設置された位置から外れることを防止することが出来るフィンチューブ型熱交換器及びそれを用いた空気調和機を得ることが出来る。
なお、上記の実施の形態で述べたフィンチューブ型熱交換器及びそれを用いた空気調和機等に用いる冷媒は、HCFC(R22)、HFC(R116、R125、R134a、R14、R143a、R152a、R227ea、R23、R236ea、R236fa、R245ca、R245fa、R32、R41、RC318など、又はこれらの冷媒の数種混合冷媒であるR407A、R407B、R407C、R407D、R407E、R410A、R410B、R404A、R507A、R508A、R508Bなど)、HC(ブタン、イソブタン、エタン、プロパン、プロピレンなど、又はこれら冷媒の数種混合冷媒)、自然冷媒(空気、炭酸ガス、アンモニアなど、又はこれら冷媒の数種の混合冷媒)、又はこれら冷媒の数種の混合冷媒などがある。そして、これらのどんな種類の冷媒を用いても、上記と同様の効果を奏することが出来る。
また、作動流体として、空気と冷媒の例を示したが、他の気体、液体、気液混合流体を用いても、上記と同様の効果を奏することが出来る。
また、扁平管2と板状フィン1は異なった材料を用いていることが多いが、本実施の形態においては、扁平管2と板状フィン1に銅、又はアルミなど、同じ材料を用いる。これにより、扁平管2と板状フィン1とのロウ付けが可能となり、扁平管2と板状フィン1との接触熱伝達率が飛躍的に向上するため熱交換能力が大幅に向上する。また、リサイクル性も向上させることが出来る。
また、扁平管2と板状フィン1を密着させる方法として炉中ロウ付けを行う場合、板状フィン1に親水材を塗布する工程は、前処理で行うとロウ付け中の親水材が焼け落ちる場合があるため、後処理で行うことが望ましい。
また、本実施の形態で述べたフィンチューブ型熱交換器を空気調和機等に用いた場合、室内機又は室外機のどちらに用いた場合でも同様の効果を奏することが出来る。
また、本実施の形態で述べたフィンチューブ型熱交換器及びそれを用いた空気調和機等の冷凍機油は、鉱油系、アルキルベンゼン油系、エステル油系、エーテル油系、フッ素油系などが用いられる。また、冷媒と冷凍機油が溶けるか溶けないかに関わらず、どんな冷凍機油を用いた場合でも、同様の効果を奏することが出来る。
1 板状フィン、1a,1b 切り起こし、1c フィンカラー、1c1 直線部、1c2 曲線部、2 扁平管、3 ロウ材、4 ピン材、33 圧縮機、34 凝縮器熱交換器、35 絞り装置、36 蒸発器熱交換器、37 送風機、38 送風機用モーター。
Claims (6)
- 扁平管が挿入される切欠き部が形成され、略平行に積層された複数の板状フィンと、
前記板状フィンの切欠き部に端部が突出するようにして挿入され、前記板状フィンの長手方向に複数段設けられた扁平管と、
を備え、
棒状のロウ材が、前記扁平管における前記切欠き部からの突出部分の両端に、前記扁平管の軸方向と略平行に配置され、前記棒状のロウ材をピン材により前記扁平管の前記突出部分の両端に留め、その状態で前記板状フィンと前記扁平管とがロウ付けされることを特徴とするフィンチューブ型熱交換器。 - 前記ピン材の形状は、略M字形状であり、上部の両端部の内側の形状は、前記ロウ材の上部の外周形状と略同形状であることを特徴とする請求項1に記載のフィンチューブ型熱交換器。
- 複数の前記フィンチューブ型熱交換器は、それぞれが略平行となるように配置され、
前記ピン材は、隣接する前記フィンチューブ型熱交換器の前記板状フィンと接触しないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフィンチューブ型熱交換器。 - 前記板状フィンは、
前記扁平管との接続部分に、直線部分と曲線部分とを有するフィンカラーを備え、
前記フィンカラーの前記直線部分に前記扁平管が接触し、
前記フィンカラーの前記曲線部分と前記扁平管との間に、溶融した前記ロウ材が流れることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のフィンチューブ型熱交換器。 - 略平行に積層された複数の板状フィンの切欠き部に、扁平管をその端部が突出するようにして挿入する工程と、
棒状のロウ材を、前記扁平管における前記切欠き部からの突出部分の両端に、前記扁平管の軸方向と略平行に配置する工程と、
前記棒状のロウ材と前記扁平管の前記突出部分とを、これを覆うようにしてピン材を配置して前記ロウ材を前記扁平管の前記突出部分の両端に留める工程と、
その状態で、前記板状フィンと前記扁平管とをロウ付けする工程と、
を備えたことを特徴とするフィンチューブ型熱交換器の製造方法。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のフィンチューブ型熱交換器を、凝縮器熱交換器及び蒸発器熱交換器の少なくとも一つに用いたことを特徴とする空気調和機。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2013160951A1 (ja) * | 2012-04-26 | 2015-12-21 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器、熱交換器の製造方法、及び、空気調和機 |
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JPS62166294A (ja) * | 1986-01-16 | 1987-07-22 | Nippon Denso Co Ltd | 熱交換器 |
JP2010054060A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Mitsubishi Electric Corp | フィンチューブ型熱交換器およびフィンチューブ型熱交換器製造方法並びに冷凍サイクル空調装置 |
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2010
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