JP2012029913A - 輸液ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 外径の異なる輸液チューブに対応可能な輸液ポンプを提供する。
【解決手段】 本体部と、開閉可能なドア部110とを備え、ドア部100が該本体部に対して閉状態となることで輸液チューブが該本体部に固定される輸液ポンプ100であって、前記本体部は、開口部と、前記輸液チューブ支持する2つの傾斜面と、を有する溝部212と、前記2つの傾斜面のうち、第1の傾斜面に対して略直交する方向に、気泡検出用の信号を出射する送信部と、前記2つの傾斜面のうち、第2の傾斜面に対して略直交する方向に入射された前記信号を受信する受信部と、を備え、ドア部110は、前記送信部より出射され、前記第1の傾斜面を透過した信号が、前記第2の傾斜面に対して、略直交する方向に入射されるように構成された反射板を備えることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、輸液ポンプに関するものである。
従来より、輸液バッグが接続された輸液チューブを複数のフィンガにより順次押圧することで輸液を行う蠕動式輸液ポンプ(以下、単に輸液ポンプと称す)が知られている。
一般に、輸液ポンプは、各種操作部及び表示部が配された開閉可能なドア部と、輸液チューブを順次押圧するためのフィンガが送液方向に複数配列された本体部とを備えており、ドア部を開いた状態で、輸液チューブを本体部にセットした後に、ドア部を閉じることで、当該輸液チューブが輸液ポンプに固定される構成となっている(例えば、下記特許文献1参照)。
ここで、輸液チューブを本体部にセットするための機構として、従来の輸液ポンプには、本体部の上方部に、輸液チューブ内の気泡を検出するための気泡検出センサが内蔵された溝部が配されている。
一般に、当該溝部は、輸液チューブと気泡検出センサとの間の距離を一定に保ち、かつ、輸液チューブと溝部との間の隙間をなくすために、輸液チューブの外径に則した開口幅を有しており、これにより、当該気泡検出センサによる高い検出精度を維持している。
特開2002−58738号公報
しかしながら、溝部を、輸液チューブの外径に則した開口幅にした場合、外径の異なる輸液チューブに対応できないという問題がある。例えば、溝部の開口幅よりも外径の小さい輸液チューブを使用した場合、溝部の側壁と輸液チューブとの間に隙間が生じ、輸液チューブ内の気泡を高精度に検出することができない。また、外径の大きい輸液チューブを使用した場合、溝部に輸液チューブをセットしにくい、あるいはセットできないという問題が生じる。
このようなことから、外径の異なる輸液チューブを容易にセットでき、かつ、輸液チューブ内の気泡を検出センサが高精度に検出できるようにするための溝部を有する輸液ポンプの提供が望まれている。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、外径の異なる輸液チューブに対応可能な輸液ポンプを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る輸液ポンプは以下のような構成を備える。即ち、
本体部と、開閉可能なドア部とを備え、該ドア部が該本体部に対して閉状態となることで輸液チューブが該本体部に固定される輸液ポンプであって、
前記本体部は、
前記輸液チューブの外径よりも大きい開口部と、前記ドア部が前記本体部に対して閉状態となることで閉方向に押圧された前記輸液チューブの一部を、前記本体部側から支持する2つの傾斜面と、を有する溝部と、
前記2つの傾斜面のうち、第1の傾斜面に対して略直交する方向に、前記輸液チューブ内の気泡の有無の検出に用いられる信号を出射する送信部と、
前記2つの傾斜面のうち、第2の傾斜面に対して略直交する方向に入射された前記信号を受信する受信部と、を備え、
前記ドア部は、
前記送信部より出射され、前記第1の傾斜面を透過した信号が、前記第2の傾斜面に対して、略直交する方向に入射されるように前記信号を反射する反射板を備えることを特徴とする。
本発明によれば、外径の異なる輸液チューブに対応可能な輸液ポンプを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る輸液ポンプ100の外観構成の一例を示す図である。 輸液ポンプ100のドア部を開いた状態を示す図である。 輸液ポンプ100の溝部を含む断面構成を示す図である。 輸液ポンプ100の溝部の断面構成の詳細を示す図である。 輸液ポンプ100の溝部に、異なる外径の輸液チューブを固定した様子を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る輸液ポンプ600の外観構成の一例を示す図である。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
1.輸液ポンプの外観構成
図1は、輸液チューブ160が固定された、本発明の一実施形態に係る輸液ポンプ100の外観構成の一例を示す図である。
図1に示すように、輸液チューブ160の送液方向上流側には、所定の薬液が収容された輸液バッグ161が接続され、また、送液方向下流側には、クレンメ(クランプ部材)162及び静脈刺針163が接続されている。そして、当該静脈刺針163が患者の静脈に刺針され、留置されることで、輸液バッグ161内の薬液が患者へと注入される。
輸液ポンプ100は、不図示の本体部に開閉可能に取り付けられたドア部110を備え、ドア部110の表面には、各種情報が表示される表示部120と、操作スイッチ類が配列された操作部130と、ドアロックレバー140とが配されており、更に本体部の上面には動作インジケータ150が配されている。
表示部120には、単位時間あたりの流量(送液速度)の設定値と実績値とが切り替えて表示される流量表示部121と、予定流量と積算流量とが切り替えて表示される予定量積算量表示部122と、各種アラーム情報が表示されるアラーム表示部123と、輸液チューブ160の閉塞圧力の設定レベルが「L」、「M」、「H」で表示される閉塞圧設定表示部124とが配されている。
なお、アラーム表示部123には、更に、後述する気泡検出センサが、輸液チューブ160内の気泡を検出した場合に点灯する気泡検出表示部125と、輸液ポンプ100の内蔵バッテリの電圧が低下した場合に点灯するバッテリ電圧低下表示部126とが配されている。更に、輸液チューブ160の閉塞圧力が設定レベルに到達した場合に点灯する閉塞異常表示部127と、ドア部110が開状態になった場合に点灯するドア開状態表示部128と、輸液が完了した場合に点灯する完了表示部129とが配されている。
一方、操作部130には、送液速度や予定流量を設定するためのアップダウンスイッチ131と、押圧されている間、設定された送液速度(mL/h)よりも高い送液速度での送液が可能となる早送りスイッチ132とが配されている。
また、押圧されることで、輸液が開始される開始スイッチ134と、押圧されることで輸液が強制停止される停止スイッチ133と、本体部200の電源のON/OFFを指示するための電源スイッチ135とが配されている。
なお、電源スイッチ135には、隣接して、商用電源または直流電源を使用する場合に点灯する電源ランプ136と、内蔵バッテリを充電中に点灯するとともに、内蔵バッテリの残量を表示するバッテリランプ137とが配されている。
また、本体部の上面に配された動作インジケータ150には、輸液ポンプ100の送液状態を報知する機能が備えられており、送液中は緑色に回転点灯する一方、異常により送液が停止した場合には、赤色に点灯または点滅する。
2.ドア部裏面及び本体部の構成
次に、輸液ポンプ100のドア部110裏面側の構成及び本体部200の構成について説明する。
図2は、ドア部110が開状態である輸液ポンプ100の外観構成(輸液チューブ160をセットしていない状態の外観構成)を示す図である。図2において、201はドアベースであり、ヒンジ部202を介して本体部200の本体ベース211に回動可能に接続されている。これにより、ドア部110が本体部200に対して開閉自在となる。
203はドアシールゴムであり、エラストマーにより形成され、ドア部110の閉状態において、本体部200の内部に薬液が浸入するのを防止する。
206は反射板であり、ドア部110の閉状態において、溝部212に対向する位置にくるように配されており、輸液チューブ160を本体部200側(閉方向)に押し付ける。
204はバッファプレート機構であり、ドア部110の閉状態で、後述する複数のフィンガによって輸液チューブ160が順次押圧された際に、該輸液チューブ160の背面をドア部側から支持する。205は閉塞押え板であり、ドア部110の閉状態で、後述する閉塞センサとの間で輸液チューブ160を挟持する。
本体部200において、212は溝部であり、該溝部212を形成する側壁部には、輸液チューブ内の気泡の有無を検出する気泡検出センサ(不図示)が配されている。なお、溝部212の詳細構成は後述するものとする。
213はポンプ機構であり、輸液チューブ160を順次押圧し、圧閉する複数のフィンガ214−1〜214−5が送液方向に配列されている。
215は閉塞センサであり、永久磁石と、該永久磁石の移動量をアナログ的に検出するためのピックアップとから構成されている。閉塞センサ215では、輸液チューブ160の閉塞状態に伴う内圧変化に応じて移動した永久磁石の移動量を検出することで、閉塞状態を検出する。
216はチューブクランプ保持部であり、輸液チューブ160に取り付けられたクランプを保持するとともに、ドア部110が開状態となった場合に、当該クランプに対して、輸液チューブを一時的に圧閉するための押圧力を付加する。
217は解除レバーであり、当該解除レバー217が操作されることで、チューブクランプ保持部216によるクランプに対する押圧力の付加が解除(つまり、クランプによる輸液チューブの圧閉が解除)される。
218は規定部であり、輸液チューブ160が本体部200にセットされた際に、輸液チューブの幅方向の位置を規定する。219は、輸液ポンプ100を持ち運ぶ際にユーザが把持するためのハンドルである。
3.輸液ポンプの断面構成
次に輸液ポンプ100の溝部212を含む断面構成について説明する。図3は、輸液ポンプ100の溝部212を含む断面を上方から見た場合の構成(図2のA−A断面の構成)を示す図であり、図3(a)は、ドア部が開状態にある場合を、図3(b)は、ドア部が閉状態にある場合をそれぞれ示している。
図3(a)に示すように、ドア部110はヒンジ部202を回転中心として矢印310方向(本体部200の本体ベース211に略直交する方向、すなわち閉方向)に回動することで、閉位置に移動する。また、上述したようにドア部110上であって、本体部200の溝部212に対向する位置には、閉方向に略直交する方向に反射板206が取り付けられている。反射板206は、ドア部110の閉状態において、溝部212にセットされた輸液チューブ160を閉方向に押し付けることで、輸液チューブ160を本体部200に固定する役割を果たす(図3(b))。また、気泡検出センサ(不図示)の送信部より出射された信号を反射し、受信部方向に入射させる役割を果たす。
4.輸液ポンプ100の断面構成の詳細
次に、輸液ポンプ100の溝部周辺(図3の領域300)の詳細構成について説明する。図4は、輸液ポンプ100の溝部212の断面構成を詳細に示す図である。
図4(a)に示すように、溝部212は、ドア部110が本体部200に対して閉状態となることで閉方向に押し付けられた輸液チューブ160を、本体部200側から支持する2つの傾斜面401、402を備える側壁部を有する。なお、傾斜面401、402は、閉方向に対して45度の傾きを有しているものとする。
傾斜面401、402の傾きは特にこれに限定されないが、30度〜60度の傾きが好ましい。30度より小さいと、チューブを過度に押しつぶしてしまい、閉塞させてしまう恐れがあり、また60度より大きいと、チューブと溝部212とに隙間が生じ、気泡検出センサ410の誤検出につながったり、気泡検出センサ410の配置が限定されたものになったりするからである。そして、使用されるチューブの径、気泡検出センサ410のサイズ、傾斜面401および402と反射板206との距離などを考慮すると、45度が好ましいことから、本実施形態では45度の傾きを採用した場合について説明する。
また、傾斜面401、402により形成される領域407にセットされた輸液チューブ160が、当該領域407に収まらない場合に、当該領域407からはみ出た輸液チューブ160の一部分を収容する収容領域403、404を形成する傾斜面405、406を備えている。なお、傾斜面405、406は、閉方向に対して、45度の傾きを有しているものとする。
このように、不連続な2種類の傾斜面(401、402)及び(405、406)により溝部212の側壁部を形成することで、溝部212の開口部の幅(開口幅)Lを大きくとることが可能となり、ユーザは輸液チューブ160を溝部212に容易にセットすることができるようになる。
また、不連続な2種類の傾斜面(401、402)及び(405、406)により溝部212の側壁部を形成し、輸液チューブ160がセットされる領域407と、領域407からはみ出た輸液チューブ160の一部分が収容される収容領域403、404とを設けることにより、様々な外径の輸液チューブ160をセットすることが可能となる。
また、図4(b)に示すように、溝部212の内部には、送信部411と受信部412とを備える気泡検出センサ410が配されている。送信部411は、傾斜面401に略直交する方向に、輸液チューブ160内の気泡の有無の検出に用いられる信号(例えば、超音波信号)を出射する(矢印421)。
送信部411より出射された信号は、傾斜面401を透過し、不図示の輸液チューブ160を通過した後、ドア部110の反射板206にて矢印422方向に反射される。なお、上述したように、反射板206は、送信部411より出射された信号が傾斜面402に対して略直交する方向に入射するように角度が調整されているものとする。
反射板206にて矢印422方向に反射された信号は、傾斜面402に対して略直交する方向に入射した後、受信部412にて受信される。
このように、傾斜面401、402に対して、略直交する方向に入射/出射させるように構成することで、境界面において屈折する信号の屈折角を抑えることが可能となり、送信部411より出射された信号を、受信部412において確実に受信することができるようになる。
5.実施例
次に、輸液ポンプ100の溝部212に、異なる外径の輸液チューブ160を固定した場合の例について説明する。図5は、輸液ポンプ100の溝部212に、異なる外径の輸液チューブ160を固定した例を示す図である。
図5(a)は、領域407にセットされた輸液チューブ160が、当該領域407に収まる外径(例えば、外径3.3mm)を有する場合の、該輸液チューブ160の固定状態を示す図である。図5(a)に示すように、ドア部110の反射板206によって、閉方向に押圧されることで、輸液チューブ160は、傾斜面401、402に押し付けられ、傾斜面401、402に沿った形状に変形する。
この結果、輸液チューブ160と傾斜面401、402との間の隙間がなくなり、送信部411から出射された信号は、傾斜面401と輸液チューブ160との間でほとんど減衰することなく直進し、反射板206において反射することとなる。同様に、反射板206において反射した信号は、傾斜面402と輸液チューブ160との間でほとんど減衰することなく直進し、受信部412において受信されることとなる。
図5(b)は、領域407にセットされた輸液チューブ160が、当該領域407に収まらない外径(例えば、外径4.5mm)を有する場合の、該輸液チューブ160の固定状態を示す図である。図5(b)に示すように、ドア部110の反射板206によって、閉方向に押圧されることで、輸液チューブ160は、傾斜面401、402に押し付けられ、傾斜面401、402に沿った形状に変形する。更に、領域407からはみ出た輸液チューブ160の一部分は、収容領域403、404に収まることとなる。
この結果、輸液チューブ160と傾斜面401、402との間の隙間がなくなり、送信部411から出射された信号は、傾斜面401と輸液チューブ160との間でほとんど減衰することなく直進し、反射板206において反射することとなる。同様に、反射板206において反射した信号は、傾斜面402と輸液チューブ160との間でほとんど減衰することなく直進し、受信部412において受信されることとなる。
このように、本実施形態に係る輸液ポンプ100では、領域407と収容領域403、404とを備える溝部212を形成することで、輸液チューブ160の外径に関わらず、気泡検出センサ410が配された側壁部に対して、当該輸液チューブ160を隙間なく固定させることが可能となった。更に、隙間なく固定された輸液チューブ160に対して気泡検出センサ410により信号の送受信を行うにあたり、側壁部に対して信号が略直交して出射/入射されるように側壁部の傾斜面及びドア部の反射板を形成することとした。この結果、外径の異なる輸液チューブが装着された場合であっても、高精度に気泡を検出することが可能となった。
更に、本実施形態に係る輸液ポンプ100の溝部212では、領域407と収容領域403、404とを形成するにあたり、2種類の傾斜面を用いて実現することで、開口幅を、輸液チューブ160よりも大きくすることが可能となった。この結果、外径の異なる輸液チューブ160を容易にセットすることが可能となった。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、傾斜面401と傾斜面402とを左右対称に形成することとしたが、本発明はこれに限定されず、傾斜面401と傾斜面402とは左右非対称であってもよい。ただし、傾斜面401と傾斜面402とが左右非対称に形成した場合であっても、送信部411から出射される信号は、傾斜面401に略直交する方向に出力されるように構成されることが望ましい。また、反射板206は、傾斜面401を透過した信号が傾斜面402に対して略直交する方向に入射するように、角度調整されていることが望ましい。
[第3の実施形態]
上記第1及び第2の実施形態では、輸液チューブ160が縦向きに固定される輸液ポンプについて説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、輸液チューブが横向きに固定される輸液ポンプであってもよい。
図6は、輸液チューブが横向きに固定される輸液ポンプの一例を示す図である。以下、輸液チューブが横向きに固定される輸液ポンプについて簡単に説明する。
図6(a)に示すように、ドア部620は、連結部621において送液部610と連結されており、矢印622方向に開閉可能に構成されている。
ユーザインタフェース部630は、操作部630Aと表示部630Bとを備える。操作部630Aには、送液部610において送液を行う際に用いられる各種設定値を入力したり、送液の開始/終了等を指示するための操作スイッチや、輸液ポンプ600の電源のON/OFFを指示するための電源スイッチ等が配されている。
また、表示部630Bは、操作部630Aより入力された各種設定値を表示したり、送液部610の送液状態を表示したりする。
なお、本実施形態に係る輸液ポンプ600では、ユーザインタフェース部630が、ドア部620とは独立して配されているため、ドア部620の開閉状態に関わらず、ユーザは、表示部630Bを視認したり、操作部630Aを介して各種操作を行ったりすることができる。
図6(b)は、ドア部620が開いた状態を示しており、輸液ポンプ600のドア部620の裏面側の構成及び送液部610の構成が図示されているが、図2と同様の構成であるため、ここでは説明を省略する。
このように、上記第1及び第2の実施形態において説明した溝部212及び反射板206は、輸液チューブ160が縦向きに固定される輸液ポンプであっても、横向きに固定されるポンプであっても適用可能である。
100:輸液ポンプ、120:表示部、130:操作部、140:ドアロックレバー、150:動作インジケータ、160:輸液チューブ、206:反射板、212:溝部、213:ポンプ機構、214−1〜214−5:フィンガ、215:閉塞センサ、216:チューブクランプ保持部、217:解除レバー、401:傾斜面、402:傾斜面、403:収容領域、404:収容領域、405:傾斜面、406:傾斜面、407:領域、410:気泡検出センサ、411:送信部、412:受信部

Claims (5)

  1. 本体部と、開閉可能なドア部とを備え、該ドア部が該本体部に対して閉状態となることで輸液チューブが該本体部に固定される輸液ポンプであって、
    前記本体部は、
    前記輸液チューブの外径よりも大きい開口部と、前記ドア部が前記本体部に対して閉状態となることで閉方向に押圧された前記輸液チューブの一部を、前記本体部側から支持する2つの傾斜面と、を有する溝部と、
    前記2つの傾斜面のうち、第1の傾斜面に対して略直交する方向に、前記輸液チューブ内の気泡の有無の検出に用いられる信号を出射する送信部と、
    前記2つの傾斜面のうち、第2の傾斜面に対して略直交する方向に入射された前記信号を受信する受信部と、を備え、
    前記ドア部は、
    前記送信部より出射され、前記第1の傾斜面を透過した信号が、前記第2の傾斜面に対して、略直交する方向に入射されるように前記信号を反射する反射板を備えることを特徴とする輸液ポンプ。
  2. 前記第2の傾斜面は、前記ドア部が前記本体部に対して閉状態となることで閉方向に押圧された前記輸液チューブのうち、前記第1の傾斜面により形成される領域からはみ出た部分を、支持することを特徴とする請求項1に記載の輸液ポンプ。
  3. 前記第1の傾斜面は、前記閉方向に対して45°の傾きを有していることを特徴とする請求項1に記載の輸液ポンプ。
  4. 前記反射板は、前記閉方向に対して略直交する面を有していることを特徴とする請求項1に記載の輸液ポンプ。
  5. 前記信号は超音波信号であることを特徴とする請求項1に記載の輸液ポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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