JP2012029234A - 映像信号受信装置、映像信号受信方法、映像表示装置 - Google Patents

映像信号受信装置、映像信号受信方法、映像表示装置 Download PDF

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JP2012029234A JP2010168552A JP2010168552A JP2012029234A JP 2012029234 A JP2012029234 A JP 2012029234A JP 2010168552 A JP2010168552 A JP 2010168552A JP 2010168552 A JP2010168552 A JP 2010168552A JP 2012029234 A JP2012029234 A JP 2012029234A
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Tatsuro Sakamoto
龍朗 坂本
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Abstract

【課題】3D映像の視聴には、一般に、3Dメガネが用いられる。しかし、例えば、アクティブシャッタ方式の3Dメガネは、照明等から発生するフリッカ(ちらつき)が3D映像の視聴を妨害し、ユーザが不快に感じることがあった。そこで、3D映像の視聴の際にユーザが感じる、不快感を低減する。
【解決手段】映像信号受信装置は、映像コンテンツに係る映像信号を受信し、前記映像コンテンツが3Dで表示出力されるかを判別する3D表示判別手段を備える。また、前記映像コンテンツが3Dで表示出力されると判別された場合に、映像のフリッカを低減するように照明を制御する制御信号を出力する制御信号出力手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、3D映像を表示可能な、3D映像表示装置に関する。
近年、3D(3次元または立体視)映像を表示可能な3D映像表示装置(3Dテレビジ
ョンまたは3Dテレビ、3DTV)が、実用化されつつある。
3D映像表示装置は、3D映像の表示用に作成された3D映像を表示する。
従来の2D(2次元)映像表示装置と同様に、3D映像表示装置も一般家庭に配置され
、3D映像コンテンツが視聴される。
3D映像表示装置は、人間の右目と左目が見る映像が違うことを応用し、立体的に見え
るように、左目用、右目用で異なる映像コンテンツを表示する。
視聴者は、3D映像表示装置に表示された3D映像を、例えば、3D映像視聴用の眼鏡
(3Dメガネ)を用いて視聴する。
例えば、3Dメガネでは、レンズに設けられた液晶シャッタを、左目用映像、右目用映
像が交互に表示されるタイミングに合わせ、オン/オフ制御する(アクティブシャッタ方
式)。
しかし、シャッタ制御を行うアクティブシャッタ方式の3Dメガネを通して3D映像を
視聴する際に、照明の点灯周期と3Dメガネのシャッタ周期との位相や周期ずれを原因と
するフリッカ(ちらつき)が視聴を妨害することがあるという問題があった。
特開2005−295262号公報
3D映像の視聴には、一般に、3Dメガネが用いられる。しかし、例えば、アクティブ
シャッタ方式の3Dメガネを通して3D映像を視聴する際に、照明の点灯周期と3Dメガ
ネのシャッタ周期との位相や周期ずれを原因とするフリッカ(ちらつき)が視聴を妨害し
、ユーザが不快に感じることがあった。
そこで、3D映像の視聴の際にユーザが感じる、不快感を低減することが課題となって
いた。
実施形態の映像信号受信装置は、映像コンテンツに係る映像信号を受信し、前記映像コ
ンテンツがシャッタ制御を行う3Dメガネを通して視聴される3D映像で表示出力される
か否かを判別する3D映像表示判別手段を備える。
また、前記映像コンテンツが3D映像で表示出力されると判別された場合に、前記3D
メガネを通した映像のフリッカを低減するように照明を制御する制御信号を出力する制御
信号出力手段を備える。
実施形態に係わる映像信号受信装置と映像信号受信装置が外部機器を制御する制御システムを示す外観図。 実施形態に係わる映像信号受信装置の構成を示すブロック図。 実施形態に係わる映像信号受信装置における映像出力部の構成を示すブロック図。 実施形態に係わる映像信号受信装置における、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御に係る設定入力画面を示す図。 実施形態に係わる映像信号受信装置において、映像コンテンツを3D表示するか、2D表示するかを判別し、映像コンテンツを3Dで表示する場合は、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御を行う例を示すフローチャート。 実施形態に係わる映像信号受信装置において、映像コンテンツを3Dで表示するか、2Dで表示するかを判別するフローチャートの一例。 実施形態に係わる映像信号受信装置における、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御に係る動作の一例を説明するフローチャート。
以下、図面を参照し、実施の形態を説明する。
図1は、実施形態に係わる映像信号受信装置と、映像信号受信装置が外部機器を制御す
る制御システムを示す外観図である。
符号1は映像信号受信装置である。ここでは、映像信号受信装置1は、3Dテレビまた
は3D表示機能を備えるデジタルテレビジョン受信装置である。
符号1aは、映像信号受信装置1に設けられる映像表示部である。ここには、映像コン
テンツを3D映像で表示可能である。
符号50は、映像信号受信装置1に設けられる光センサである。光センサ50は、例え
ば、MOS型撮像素子のようなXYアドレス方式の撮像素子を用い、蛍光灯等の電源周波
数(例えば、50Hzまたは60Hz)等で明るさが変動する照明光の下で撮像された映
像を用いて、照明から発生するフリッカを検出する。
符号51は、制御信号出力部である。この実施の形態においては、映像信号受信装置1
から制御を行う外部機器に対して、制御信号を出力する。制御信号は、例えば、通常のリ
モートコントローラ(リモコン)18と同様の赤外線で出力することが可能である。
符号2は、エアコンディショナ(エアコン)、符号3は照明(蛍光灯)、符号4はカー
テン部、符号5はヘッドホン、符号12は立体視用眼鏡(3Dメガネ)である。
ここでは、これらのエアコンディショナ(エアコン)2、照明(蛍光灯)3、カーテン
部4、ヘッドホン5、立体視用眼鏡(3Dメガネ)12は、映像信号受信装置1が制御を
行う外部機器である。
符号52は、エアコンディショナ(エアコン)2、照明(蛍光灯)3、カーテン部4に
それぞれ、設けられた制御信号受信部である。制御信号受信部52は、映像信号受信装置
1の制御信号出力部51から出力された、各外部機器の制御信号を受信する。
また、特に図示しないが、ヘッドホン5、立体視用眼鏡(3Dメガネ)12にも、それ
ぞれ、小型の制御信号受信部52が設けられ、上記と同様に、各外部機器の制御信号を受
信する。
そして、各外部機器は、映像信号受信装置1の制御信号出力部51から出力された各外
部機器の制御信号を受信し、受信した制御信号に基づいて、それぞれの制御を実行する。
すなわち、この実施の形態においては、映像信号受信装置1に設けられた制御信号出力
部51および外部機器にそれぞれ設けられた制御信号受信部52を介して、映像信号受信
装置1がそれぞれの外部機器を制御する。
また、映像信号受信装置1は、後述するリモートコントローラ18から送信される制御
信号により制御される。
すなわち、リモートコントローラ18は映像信号受信装置1を制御し、映像信号受信装
置1はそれぞれの外部機器を制御する。
なお、上記外部機器(例えば、エアコンディショナ(エアコン)2、照明(蛍光灯)3
、カーテン部4、ヘッドホン5、立体視用眼鏡(3Dメガネ)12等)は、映像信号受信
装置1と予め、機器選択設定等を行い、ペアリングすることが望ましい。
そして、この実施の形態においては、3D映像で映像コンテンツを視聴する際に、外部
機器が制御される。
すなわち、視聴者が、リモートコントローラ18を用いて映像信号受信装置1を操作し
、放送で送信される番組等の3D映像コンテンツや、ブルーレイディスク(Blu−ra
y DiscもしくはBD)等に記録された3D映像コンテンツの視聴動作を行うと、こ
の3D映像の視聴動作に対応して外部機器が制御される。
例えば、映像信号受信装置1は、映像コンテンツを3D映像で表示出力する際に、照明
3に対し、制御信号を出力する。
この制御信号は、シャッタ制御を行う3Dメガネを通した映像のフリッカを低減するよ
うに照明を制御する。そして、照明3は、この制御信号を受信し、映像信号受信装置1に
指示された制御を実行する。
ところで、3D映像を表示する映像信号受信装置1においては、上記したように、シャ
ッタ制御を行うアクティブシャッタ方式の3Dメガネを通して3D映像を視聴する際に、
照明の点灯周期と3Dメガネのシャッタ周期との位相や周期ずれを原因とするフリッカ(
ちらつき)が視聴を妨害することがあるという問題がある。
この、3Dメガネを通して3D映像を視聴する際の、照明の点灯周期と3Dメガネのシ
ャッタ周期との位相や周期ずれを原因とするフリッカ(ちらつき)が、ユーザに不快感を
与える原因になる。
そこで、この実施の形態においては、映像信号受信装置1が、映像コンテンツが3D映
像で表示出力されると判別された場合には、3Dメガネを通した映像のフリッカを低減す
るように照明を制御するように構成される。3D映像コンテンツの表示出力の判別動作に
ついては、後述する。
そして、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御は、は
、例えば、3D映像コンテンツの表示出力に対応して、映像信号受信装置1が上記制御信
号を出力し、照明3の電源がOFFとなるように制御することによって可能である。この
照明3電源のOFF制御は、例えば、蛍光灯のような、点滅を繰り返す照明について行わ
れると効果的である。
また、他の例として、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低
減制御は、照明3にインバータ(図示せず)を構成し、3D映像コンテンツの表示出力に
対応して、映像信号受信装置1が、インバータをON動作させることによっても可能であ
る。
インバータを備える蛍光灯は、商用電源(50Hzまたは60Hz)の交流を用い、商
用電源よりも高い周波数の交流を作り、蛍光管に供給する。例えば、インバータで70k
Hz程度(上記電源周波数50Hz−60Hzの1000倍程度)の高い周波数の交流を作
り、蛍光灯に供給する。
このように高い周波数で蛍光管をドライブすることにより、照明を制御することによる
3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御を行うことが可能である。
また、この実施の形態においては、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像
のフリッカ低減制御に加え、照明3以外の、他の外部機器も制御するように制御信号を出
力することも可能である。
照明3以外の他の外部機器の例としては、例えば、エアコンディショナ(エアコン)2
、カーテン部4、ヘッドホン5、立体視用眼鏡(3Dメガネ)12である。
そして、3D映像コンテンツの表示出力に対応して、映像信号受信装置1は、他の外部
機器に対し、制御信号を個別に出力する。また、この制御信号は、必要な全ての外部機器
に送信される。
他の外部機器は、映像信号受信装置1から自機器に対して指示された信号を受信し、自
機器の制御を実行する。
上記のように、映像信号受信装置1は、3D映像コンテンツの表示出力に対応して、必
要な全ての他の外部機器に対して制御信号を送信する。
このように制御信号を送信することにより、例えば、カーテン部4および照明3を制御
し、部屋を暗くしたり、また、エアコンディショナ2を制御し、快適な温度を保つように
設定したりすることも可能である。
カーテン部4には、電動モータ(図示せず)が設けられる。そして、上記したように、
映像信号受信装置1から送信された制御信号に応じて、カーテンが閉じられたり、開けら
れたりする。
また、映像信号受信装置1には、各外部機器を動作させる制御の内容が予め、設定され
ている。そして、例えば、3D映像コンテンツの表示に応じてカーテンが閉じられたり、
3Dメガネを通した映像のフリッカを低減するように照明の制御が行われたりする。また
、同様に、エアコンディショナ2を動作させ、設定温度に制御される。
また、ヘッドホン5も同様に音量を制御可能である。
図2は、実施形態に係わる映像信号受信装置の構成を示すブロック図である。
符号22はアンテナ、符号23は入力端子、符号24は選局復調部、符号25はTS分
離部、符号26は映像デコーダ、符号27は映像フレームバッファ、符号28は映像出力
部、符号29は音声バッファ、符号30は音声出力部、符号31は音声デコーダ、符号3
2は入力端子である。
符号33は制御部、符号33aはCPU、符号33bはメモリ部、符号34はHDD、
符号34aはハードディスク、符号35はネットワークインターフェース、符号36は入
出力端子である。
アンテナ22で受信されたデジタルテレビジョン放送信号は、入力端子23を介して選
局復調部24に供給される。この選局復調部24は、入力されたデジタルテレビジョン放
送信号から所望のチャンネルの信号を選局し、その選局した放送信号に復調処理を施して
TS(Transport Stream)を生成して出力する。
選局復調部24から出力されたTSは、TS分離部25に供給され、映像成分と音声成
分とに分離される。このうち、映像成分は、映像デコーダ26によりデコード処理が施さ
れてデジタルの映像信号に復元された後、映像フレームバッファ27に格納される。
この映像フレームバッファ27に格納された映像信号は、フレーム単位で映像出力部2
8に読み出され、所定の信号処理が施され、上記液晶表示パネル15に供給されて映像表
示に供される。
また、TS分離部25で分離された音声成分は、音声バッファ29に格納された後、音
声出力部30に読み出され、所定の信号処理が施される。
そして、音声出力部30から出力された音声成分は、音声デコーダ31によりデコード
処理が施されて、デジタルの音声データに復元され、アナログ化されてスピーカ16によ
り音声が再生される。
入力端子32に入力されたTSは、TS分離部25に供給される。そして、TS分離部
25は、選局復調部24から供給されるTSと入力端子32から供給されるTSのどちら
かを選択して、映像成分と音声成分とに分離するように動作する。
符号53は、BDプレーヤである。後述するように、BDプレーヤ53は、Blu−r
ay 3D規格に則り、3D映像を出力するように、例えば、BD(ブルーレイディスク
)に記録された映像信号を再生し、3D映像を出力する。
映像信号受信装置(3Dテレビ)1は、この3D映像を受信し、3D映像を表示する。
また、映像信号受信装置(3Dテレビ)1は、制御部33により、上記受信動作を含む
種々の動作が制御される。
制御部33は、CPU(Central Processing Unit)33aを
内蔵している。
そして、操作部17から送信された操作情報や、リモートコントローラ18から送信さ
れ、受光部19で受信された操作情報を受信し、その操作情報に基づいて各部を制御する
制御部33は、特に図示しないが、液晶表示パネル15、スピーカ16、選局復調部2
4、TS分離部25、映像デコーダ26、映像フレームバッファ27、映像出力部28、
音声バッファ29、音声出力部30、音声デコーダ31と接続され、これらを制御する。
また、制御部33は、メモリ部33bを用いる。このメモリ部33bには、CPU33
aが実行する制御プログラムが格納されたROM(Read Only Memory)
と、CPU33aに作業エリアを提供するためのRAM(Random Access
Memory)と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリが構成さ
れる。
また、制御部33は、例えば、内蔵型のHDD34に接続される。この制御部33は、
ユーザによる操作に基づいて、映像デコーダ26や音声デコーダ31から得られるデジタ
ルの映像信号や音声信号等に、暗号化処理や所定の記録フォーマットへの変換処理を施し
た後、HDD34に供給してハードディスク34aに記録させることが可能である。
また、制御部33は、ユーザによるリモートコントローラ18等を用いる操作に基づい
て、HDD34のハードディスク34aから所望の映像信号や音声信号等を読み出させ、
暗号の解読処理を施し、映像フレームバッファ27や音声デコーダ31に供給し、映像表
示や音声再生に供させることがかのうである。
また、制御部33は、ネットワークインターフェース35及び入出力端子36を介して
、例えば、インターネット等のネットワークに接続されている。
これにより、制御部33は、ユーザによる操作に基づいて、ネットワーク上のサーバに
アクセスして所望の映像信号や音声信号等を取得し、映像表示や音声再生に供させたり、
HDD34のハードディスク34aに記録させたりすることが可能である。
映像出力部28は、映像フレームバッファ27からフレーム単位で供給された映像信号
が通常の2次元表示用の映像信号である場合には、この映像信号に対して液晶表示パネル
15で表示可能なフレーム倍速変換処理を施した後、液晶表示パネル15に供給して映像
表示させる。
映像出力部28は、映像フレームバッファ27からフレーム単位で供給された映像信号
が、立体視(3D)用の映像信号である場合には、この映像信号から右目用映像信号と左
目用映像信号とをそれぞれ生成し、これらの映像信号を交互に液晶表示パネル15に出力
して映像表示に供させる。
このとき、映像出力部28は、右目用映像を映像表示している期間と、左目用映像を映
像表示している期間とをそれぞれ示すシャッタ制御信号SCを生成し、出力端子37を介
して立体視用眼鏡(3Dメガネ)12に出力する。
立体視用眼鏡(3Dメガネ)12は、映像信号受信装置(3Dテレビ)1から供給され
るシャッタ制御信号SCに基づいて、右目用映像の表示時に右目のシャッタを開け、左目
のシャッタを閉じ、左目用映像の表示時に左目のシャッタを開け、右目のシャッタを閉じ
るように、表示する左目用と右目用の映像に同期したシャッタの開閉制御がなされる。こ
れにより、ユーザに立体視(3D)映像が認識される。
ここで、映像信号受信装置(3Dテレビ)1において行われる3D映像の表示出力の判
別動作の一例を説明する。
符号33cは、制御部33に設けられた3D表示判別部である。また、符号33dは、
制御部33に設けられた外部機器制御部である。
例えば、ブルーレイディスク(Blu−ray DiscもしくはBD)等にBlu−
ray 3D規格に則って記録された3D映像コンテンツの視聴動作を説明する。
上記のように、BDプレーヤ53は、Blu−ray 3D規格に則り、3D映像で記
録されたBDを再生し、3D映像を出力する。
この実施の形態においては、映像表示装置(TV)1は、この3D映像を受信し、3D
映像を表示する。
ブルーレイ3Dディスク(3D映像コンテンツが記録されるブルーレイディスク)には
、一般には、BD−Video規格が採用されている。
BD−Videoは、読み出し専用型BDディスク(BD−ROM)で採用されている
記録フォーマットである。現在、多くのソフト(映像コンテンツ)にMPEG−4 AV
C、VC−1のどちらかが採用されている。
また、Blu−ray 3Dは、3D映像をブルーレイディスクに収録するための規格
である。Blu−ray 3D規格は、3D映像を映画館で見るのと同等に鑑賞できるよ
うに策定された規格である。
また、フルHDの3D映像を記録するために、MPEG−4 MVC(Multivi
ew Video Coding)という圧縮形式が用いられる。
MPEG−4MVCでは、右目用か左目用のどちらか一方を記録し、もう一方はこの差
分情報と前後のフレームを参照して復号する。これにより、それぞれ独立に記録する場合
に比べて、圧縮効率を約1.3倍程度向上させている。
また、3D映像のコンテンツは、映像信号に3D映像であることを示すコンテンツフラ
グが付与され、出力される。
Blu−ray 3D規格対応機器(プレイヤーやテレビ等)は、このコンテンツフラ
グを用い、受信した映像コンテンツが3D映像であるか否かを識別することが可能である
なお、現在、Blu−ray 3D規格に対応した製品(プレイヤーやテレビ等)は販
売されておらず、2010年から対応機器やソフトが随時発表・発売される予定である。
そして、例えば、映像信号受信装置(3Dテレビ)1は、ブルーレイディスク(Blu
−ray DiscもしくはBD)等から出力された3D映像コンテンツに付与された上
記3Dコンテンツフラグを用い、3D映像を表示出力するか否か(3D映像を表示出力す
るか、2D映像を表示出力するか)を判別する。
すなわちこの実施の形態においては、3D表示判別部33cにおいて、上記3Dコンテ
ンツフラグを検出し、3Dコンテンツフラグが検出された場合は、3D映像を表示出力す
ると判別する。また、3Dコンテンツフラグが検出されない場合は、2D映像を表示出力
すると判別する。
次に、3D映像コンテンツが放送で送信される場合の3D映像コンテンツの視聴動作を
説明する。
放送で送信される3Dの映像コンテンツは、現在、2Dの映像コンテンツのように自動
的に視聴することはできず、例えばユーザが、リモートコントローラ18に設けられた3
D映像視聴ボタン(図示せず)を操作することで、3D映像の視聴が可能になる。
すなわち、映像信号受信装置(3Dテレビ)1が放送で送信される3D映像コンテンツ
を受信し、その際に、ユーザが3D映像視聴ボタンを操作すると、受信した映像信号から
3D映像に係る右目用映像信号と左目用映像信号とをそれぞれ生成し、交互に液晶表示パ
ネル15に出力して3D映像を表示する。そして、液晶表示パネル15に表示された3D
映像は、3Dメガネ12を用いるユーザにより視聴される。
このとき、映像信号受信装置(3Dテレビ)1は、この3D映像視聴ボタンが操作され
たことを利用する。
すなわち、この実施の形態においては、映像信号受信装置(3Dテレビ)1は、3D表
示判別部33cにおいて、3D映像視聴ボタンが操作されたか否かを検出する。そして、
3D映像視聴ボタンが操作されたことが検出された場合は、3D映像を表示出力すると判
別する。3D映像視聴ボタンが操作されたことが検出されない場合は、2D映像を表示出
力すると判別する。
このように、3D映像視聴ボタンが操作されたことを利用し、3D映像を表示出力する
か否か(3D映像を表示出力するか、2D映像を表示出力するか)を判別する。
次に、映像信号受信装置(3Dテレビ)1において、2Dの映像コンテンツを3Dの映
像コンテンツに変換した3D映像コンテンツの視聴動作を説明する。
この実施の形態においては、映像信号受信装置(3Dテレビ)1は、2Dの映像コンテ
ンツを3Dの映像コンテンツに変換する2次元−3次元(2D−3D)変換部39を備え
ている(図3)。
そして、例えば、ユーザにより、リモートコントローラ18に設けられた2D−3D変
換ボタン(図示せず)が操作される。
すると、2次元−3次元(2D−3D)変換部39は、放送やHDD34等から2D映
像の表示形態で出力された映像信号を受信し、3D映像の表示形態に変換して出力する。
このとき、映像信号受信装置(3Dテレビ)1は、2D−3D変換ボタンが操作された
ことを利用する。
すなわち、この実施の形態においては、映像信号受信装置(3Dテレビ)1は、3D表
示判別部33cにおいて、2D−3D変換ボタンが操作されたか否かを検出する。
そして、2D−3D変換ボタンが操作されたことが検出された場合は、3D映像を表示
出力すると判別する。2D−3D変換ボタンが操作されたことが検出さない場合は、2D
映像を表示出力すると判別する。
このように、2D−3D変換ボタンが操作されたことを利用し、3D映像を表示出力す
るか否か(3D映像を表示出力するか、2D映像を表示出力するか)を判別する。
なお、図6の説明の際に、3D映像を表示出力するか否か(3D映像を表示出力するか
、2D映像を表示出力するか)の判別動作については、さらに詳細に説明する()。
外部機器制御部33dは、上記3D映像を表示出力するか否か(3D映像を表示出力す
るか、2D映像を表示出力するか)の判別結果を受信すると、映像受信装置(3Dテレビ
)1に予め設定された制御条件を用い、照明を含む他の外部機器を制御する制御信号を作
成し、出力する。
上記のように、外部機器制御部33dから出力された外部機器の制御信号は、制御信号
出力部51からそれぞれの外部機器に向けて出力される。
ここでは、上記制御信号は、リモートコントローラと同様に、赤外光が用いられる。
また、この実施の形態においては、立体視用眼鏡(3Dメガネ)12は、ユーザが3D
メガネ12を装着しているか否か、を検出する着脱検出部21を備えている。
この着脱検出部21は、例えば、ユーザが3Dメガネ12を装着した際に生じる圧力を
3Dメガネ12が検出し、この圧力の生じたか否かにより、ユーザが3Dメガネ12を装
着しているか否かを検出するもの、3Dメガネ12から発光した赤外線が液晶表示パネル
15面で反射され、この反射光が3Dメガネ12に受光されたか否かによりユーザが装着
しているか否かを検出するもの、3Dメガネ12の傾きによりユーザが装着しているか否
かを検出するもの等々、種々の手法によるものが考えられる。
そして、この着脱検出部21は、例えば、赤外光を含む無線により着脱検出信号CDを
送信する。この着脱検出部21から送信された着脱検出信号CDは、映像出力部28で受
信される。
また、この映像出力部28は、映像フレームバッファ27から供給された映像信号が立
体視(3D)用の映像信号であって、ユーザが立体視用眼鏡(3Dメガネ)12を装着し
ている旨を示す着脱検出信号CDが供給されているときには、この映像信号から右目用映
像信号と左目用映像信号とをそれぞれ生成し、それらの映像信号を交互に液晶表示パネル
15に映像表示させて立体視映像表示を実行する。
また、この映像出力部28は、ユーザが立体視用眼鏡(3Dメガネ)12を装着してい
ない旨を示す着脱検出信号CDが供給されたとき、受信した立体視用の映像信号を通常の
2次元表示用の映像信号に変換し、この2次元表示用の映像信号に対して液晶表示パネル
15で表示可能なフレーム倍速変換処理を施した後、液晶表示パネル15に供給して映像
表示させる。
図3は、実施形態に係わる映像信号受信装置における、映像出力部の構成を示すブロッ
ク図である。
符号38は入力端子、符号39は2次元−3次元(2D−3D)変換部、符号40は左
右映像分離部、符号41は倍速変換部、符号42はセレクタ、符号43は左右クロストー
ク防止部、符号44は選択信号生成部、符号45は映像出力処理部、符号46は出力端子
、符号47は出力端子、符号48は受信部、符号49は解析部である。
ここでは、上記図2で説明した映像出力部28の構成の一例を示している。
上記のように、映像フレームバッファ27から供給された映像信号は、入力端子38を
介して、2次元−3次元(2D−3D)変換部39及び左右映像分離部40に供給される
2次元−3次元変換部39は、2次元(2D)表示用の映像信号が入力されたとき、こ
の映像信号を、後段の倍速変換部41に出力する。
また、2次元−3次元変換部39は、立体視(3D)用の映像信号が入力されたとき、
この映像信号を2次元表示用の映像信号に変換して倍速変換部41に出力する。
倍速変換部41は、入力された2次元表示用の映像信号に対して、例えばフレーム間の
動きベクトルを利用した補間フレームを作成する等の手法により、液晶表示パネル15で
表示可能なフレーム倍速変換処理を施し、セレクタ42の入力端に出力する。
また、左右映像分離部40は、立体視用の映像信号が入力されたとき、この映像信号を
右目用映像信号と左目用映像信号とに分離し、それらの映像信号を倍速で交互に左右クロ
ストーク防止部43に出力する。
この左右クロストーク防止部43は、交互に入力される右目用映像信号と左目用映像信
号との間に黒映像信号を挿入して、右目用映像と左目用映像との切り替わり時の干渉(ク
ロストーク)を防止する処理を施した後、セレクタ42の入力端に出力する。
セレクタ42は、倍速変換部41及び、左右クロストーク防止部43から供給される映
像信号を、選択信号生成部44から出力される選択信号に基づいて選択し、この選択した
映像信号を映像出力処理部45に出力する。
映像出力処理部45は、入力された映像信号に対して、上記液晶表示パネル15での映
像表示に供させるための信号処理を施し、出力端子46を介して液晶表示パネル15に出
力する。
また、映像出力処理部45は、入力された映像信号が立体視(3D)用の映像信号であ
る場合に、右目用映像を映像表示している期間と、左目用映像を映像表示している期間と
を示すシャッタ制御信号SCを生成し、出力端子47を介して上記立体視用眼鏡(3Dメ
ガネ)12に出力する。
立体視用眼鏡(3Dメガネ)12は、映像出力処理部45から供給されるシャッタ制御
信号SCに基づいて、右目用映像の表示時に左目のシャッタを閉じ、左目用映像の表示時
に右目のシャッタを閉じるように制御される。これにより、ユーザに立体視(3D)映像
が認識される。
また、立体視用眼鏡(3Dメガネ)12に備えられた着脱検出部21から、無線により
出力される着脱検出信号CDは、映像出力部28内の受信部48に受信される。
受信部48で受信された着脱検出信号CDは、解析部49に供給され、ユーザが立体視
用眼鏡(3Dメガネ)12を装着しているか否かが判断される。
解析部49は、ユーザが立体視用眼鏡(3Dメガネ)12を装着していると判断した場
合は、選択信号生成部44に対して、左右クロストーク防止部43から出力される映像信
号を映像信号処理部45に導くように、セレクタ42を切り替える選択信号を発生させる
また、解析部49は、ユーザが立体視用眼鏡(3Dメガネ)12を装着していないと判
断した場合は、選択信号生成部44に対して、倍速変換部41から出力される映像信号を
映像信号処理部45に導くように、セレクタ42を切り替える選択信号を発生させる。
上記映像出力部28においては、立体視(3D)用の映像信号を液晶表示パネル15で
の映像表示に供させている状態で、ユーザが立体視用眼鏡(3Dメガネ)12を外すと、
自動的に立体視(3D)用の映像信号を2次元(2D)表示用に変換した映像信号が液晶
表示パネル15での映像表示に供される。
ユーザが立体視用眼鏡(3Dメガネ)12を装着すると、自動的に立体視(3D)用の
映像信号が液晶表示パネル15での映像表示に供され、ユーザが立体視(3D)映像を認
識することができるようになる。
3D映像が表示される場合は、3D映像コンテンツの表示出力に対応して、上記のよう
に、フリッカの低減制御が行われる。
図4は、実施形態に係わる映像信号受信装置における、照明を制御することによる3D
メガネを通した映像のフリッカ低減制御に係る設定入力画面を示す図である。
図4(a)は、3D映像で映像コンテンツを表示する際の、照明(蛍光灯)のフリッカ
低減制御に係る設定画面である。
符号1aは、例えば、映像信号受信装置1に備えられた映像表示部である。ここでは、
映像表示部1aに、「映像コンテンツを3D映像で表示するときは、照明(蛍光灯)のフ
リッカ低減制御をONにしますか?」と表示される。
ユーザは、例えば、リモートコントローラ18を操作し、3D映像で映像コンテンツを
表示する際に、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御を
行うように設定する場合は、「はい」を指定する。3D映像で映像コンテンツを表示する
際に、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御は行わない
ように設定する場合は、「いいえ」を指定する。
これらのユーザに指定された情報は、例えば、メモリ部18に記録される。
図4(b)は、2Dで映像コンテンツを表示する際の、照明(蛍光灯)のフリッカ低減
制御に係る設定画面である。
上記と同様に、映像表示部1aに、「映像コンテンツを2Dで表示するときは、照明(
蛍光灯)のフリッカ低減制御をOFFにしますか?」と表示される。
ユーザは、同様に、リモートコントローラ18を操作し、2Dで映像コンテンツを表示
する際に、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御を行わ
ないように設定する場合は、「はい」を指定する。2Dで映像コンテンツを表示する際に
、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御を行うように設
定する場合は、「いいえ」を指定する。
これらの指定情報もメモリ部18に記録される。
ユーザは、これらの設定入力画面を用い、映像信号受信装置1に照明を制御することに
よる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御に係る設定を、予め、行うことが可能で
ある。
図5は、実施形態に係わる映像信号受信装置において、映像コンテンツを3D表示する
か、2D表示するかを判別し、映像コンテンツを3D映像で表示する場合は、照明を制御
することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御を行う(ONに設定されてい
る)例を示すフローチャートである。
上記のように、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御
は、ユーザが設定可能であるが、ここでは映像コンテンツを3D映像で表示する場合は、
照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御を行う(ONに設
定されている)。
符号S100は、ここでの開始ステップである。続いて、符合S101を付したステッ
プへ進む。
符号S101は、放送やブルーレイディスク等から映像コンテンツに係る映像信号を受
信するステップである。続いて、符合S102を付したステップへ進む。
符号S102は、受信した映像コンテンツを3D映像で表示するか、2Dで表示するか
を判別するステップである。
上記のように、例えば、ブルーレイディスク等から出力された映像コンテンツは、3D
コンテンツフラグを検出し、3D映像の表示出力を判別する。
また、例えば、放送で送信された3D映像コンテンツは、3D映像視聴ボタンが操作さ
れたことを検出し、3D映像の表示出力を判別する。
また、例えば、2Dの映像コンテンツが3Dの映像コンテンツに変換された場合は、3
D映像が出力されることから、2D−3D変換ボタンが操作されたことを検出し、3D映
像の表示出力を判別する。続いて、符合S103を付したステップへ進む。
符号S103は、映像コンテンツを3D映像で表示するかを判別するステップである。
映像コンテンツを3D映像で表示すると判別された場合は、符合S104を付したステッ
プへ進む(Yes)。映像コンテンツを3D映像で表示しないと判別された場合は、符合
S105を付したステップへ進む(No)。
なお、上記ステップS102については、後述する(図6)。
符号S104は、照明のフリッカを低減制御するステップである。上記のように、3D
映像コンテンツの表示出力に対応して制御信号を出力し、例えば、照明3の電源をOFF
制御し、フリッカを低減制御する。また、照明3のインバータをON動作させ、フリッカ
を低減制御する。続いて、符合S106を付したステップへ進む。
符号S105は、照明のフリッカを低減制御しないステップである。続いて、符合S1
06を付したステップへ進む。
符号S106は、照明以外の外部機器の制御が設定されているかを判別ステップである
。照明以外の外部機器の例として、エアコン、カーテン、ヘッドホン、3Dメガネ等があ
る。外部機器の制御が設定されていると判別された場合は、符合S108を付したステッ
プへ進む(Yes)。外部機器の制御が設定されていないと判別された場合は、符合S1
09を付したステップへ進む(No)。
符号S108は、上記外部機器を予め設定された通りに制御するステップである。続い
て、符合S101を付したステップへ進み、上記処理を繰り返す。
符号S109は、外部機器を制御しないステップである。続いて、符合S101を付し
たステップへ進み、上記処理を繰り返す。
このように構成することによって、この実施の形態においては、映像コンテンツに係る
映像信号を受信し、映像コンテンツは3D映像で表示出力されるかを判別する。
そして、映像コンテンツは3D映像で表示出力されると判別された場合に、照明のフリ
ッカを低減するように制御する制御信号を出力することが可能になる。
図6は、実施形態に係わる映像信号受信装置1において、映像コンテンツを3D映像で
表示するか、2Dで表示するかを判別するフローチャートの一例である。
ここでは、特に、上記ステップS102を詳細に説明する。
符号S300は、ここでの開始ステップである。続いて、符合S101を付したステッ
プへ進む。
符号S101は、放送やブルーレイディスク等から映像コンテンツに係る映像信号を受
信するステップである。このステップS101は、上記図5における説明と同じである。
続いて、符合S102aを付したステップへ進む。ステップS102a乃至ステップS1
02eは上記ステップS102を詳細に示している。
符合S102aは、映像コンテンツはブルーレイ3D映像(ブルーレイディスクに記録
された3D映像コンテンツ)か、を判別するステップである。映像コンテンツはブルーレ
イ3D映像であると判別される場合は、符号S102bを付したステップへ進む(Yes
)。映像コンテンツはブルーレイ3D映像でないと判別される場合は、符号S102cを
付したステップへ進む(No)。
符合S102cは、3D視聴ボタンは操作された(押された)か、を判別するステップ
である。上記のように、3D映像が放送される場合は、ユーザが映像信号受信装置1の3
D視聴ボタンを操作することによって、3D映像を表示出力することができる。
映像信号受信装置1において、3D視聴ボタンが操作されると、例えば、フルHDの3
Dコンテンツを3D対応の表示装置に向けて出力する際に、左右両眼の3D画像を1本の
チャネル帯域で多重し、3D映像を伝送することができる(サイド・バイ・サイド方式)
また、上下に3D画像を分け、1本のチャネル帯域で多重し、3D映像を伝送すること
もできる(トップ・アンド・ボトム方式)。
そして、3D視聴ボタンは操作された、と判別される場合は、符号S102bを付した
ステップへ進む(Yes)。3D視聴ボタンは操作された、と判別されない場合は、符号
S102eを付したステップへ進む(No)。
符合S102dは、2D映像の3D映像への変換を指示する、2D→3D変換ボタンは
操作された(押された)か、を判別するステップである。上記のように、この実施の形態
においては、2D→3D変換ボタンを操作することによって、3D映像を表示出力するこ
とができる。
そして、2D→3D変換ボタンは操作された、と判別される場合は、符号S102bを
付したステップへ進む(Yes)。2D→3D変換ボタンは操作された、と判別されない
場合は、符号S102eを付したステップへ進む(Yes)。
符合S102bは、映像コンテンツを3D表示すると判別するステップである。続いて
、符合S301を付したステップへ進む。
符合S102eは、映像コンテンツを2D表示すると判別するステップである。続いて
、符合S301を付したステップへ進む。
符合S301は、ここでの終了ステップである。この後は、上記図5に示す、ステップ
S103へ進む。
図7は、実施形態に係わる映像信号受信装置における、照明を制御することによる3D
メガネを通した映像のフリッカ低減制御に係る動作の一例を説明するフローチャートであ
る。
符号S201は、ここでの開始ステップである。続いて、符合S201を付したステッ
プへ進む。
符号S201は、光センサで照明光(蛍光灯)のフリッカを検出するステップである。
例えば、図示しない光センサ(CMOSイメージセンサ等)にフリッカ検出用のセンサを
構成し、照明光(蛍光灯)のフリッカを検出する。続いて、符合S202を付したステッ
プへ進む。
符号S202は、上記光センサでフリッカは検出されたか、を判別するステップである
。フリッカは検出されたと判別された場合は、符号S203を付したステップへ進む(Y
es)。フリッカは検出されたと判別されない場合は、符号S204を付したステップへ
進む(No)。
符号S203は、3D映像を出力表示する際に、照明のフリッカを低減制御(ONに)
するか、を判別するステップである。3D映像を出力表示する際に、照明のフリッカを低
減制御すると判別される場合は、符合S205を付したステップへ進む(Yes)。3D
映像を出力表示する際に、照明のフリッカを低減制御すると判別されない場合は、符合S
207を付したステップへ進む(No)。
符号S204は、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制
御を実行しないステップである。続いて、符合S201を付したステップへ戻り、上記処
理を繰り返す。
符号S205は、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制
御を実行する前に、低減制御を実行するかを、ユーザに確認するステップである。特に図
示しないが、例えば、図4のように、映像表示部1aに確認画面を表示し、ユーザの入力
によって指示を受ける。照明の低減制御を実行するとユーザに指示された場合は、符合S
206を付したステップへ進む(Yes)。照明の低減制御を実行するとユーザに指示さ
れない場合は、符合S207を付したステップへ進む(No)。
符号S206は、3D映像を出力表示する際に、毎回、上記ユーザ確認画面を出力する
ステップである。続いて、符合S208を付したステップへ進む。
符号S207は、上記ユーザ確認をしないで、照明のフリッカを低減する制御を実行す
るステップである。続いて、符合S201を付したステップへ進み、上記処理を繰り返す
符号S208は、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制
御を実行するか、を判別するステップである。例えば、ユーザにより、照明を制御するこ
とによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御を実行すると入力され、照明を制御
することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制御を実行すると判別された場合
は、符合S209を付したステップへ進む(Yes)。照明を制御することによる3Dメ
ガネを通した映像のフリッカ低減制御を実行すると判別されない場合は、符合S210を
付したステップへ進む(No)。
符号S209は、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制
御を実行するステップである。続いて、符合S201を付したステップへ進み、上記処理
を繰り返す。
符号S210は、照明を制御することによる3Dメガネを通した映像のフリッカ低減制
御を実行しないステップである。続いて、符合S201を付したステップへ進み、上記処
理を繰り返す。
上記のように構成することによって、この発明の実施の形態においては、3D映像の出
力表示に対応して、フリッカ(ちらつき)を低減することが可能になるという効果がある
また、ユーザが感じる不快感を低減させることが可能となるという効果がある。
また、上記のように構成することによって、この発明の実施の形態においては、TVを
制御するリモコンを用い、外部機器も制御することが可能となるという効果がある。 な
お、上記実施形態は、記述そのものに限定されるものではなく、実施段階では、その趣旨
を逸脱しない範囲で、構成要素を種々変形して具体化することが可能である。
1…映像信号受信装置(3Dテレビ、デジタルテレビジョン受信装置)、1a…映像表
示部、2…エアコンディショナ(エアコン)、3…照明(蛍光灯)、4…カーテン部、5
…ヘッドホン、12…立体視用眼鏡(3Dメガネ)、15…液晶表示パネル、16…スピ
ーカ、17…操作部、18…リモートコントローラ(リモコン)、19…受光部、21…
着脱検出部、22…アンテナ、23…入力端子、24…選局復調部、25…TS分離部、
26…映像デコーダ、27…映像フレームバッファ、28…映像出力部、29…音声バッ
ファ、30…音声出力部、31…音声デコーダ、32…入力端子、33…制御部、33a
…CPU、33b…メモリ部、33c…3D表示判別部、33d…外部機器制御部、34
…HDD、34a…ハードディスク、35…ネットワークインターフェース、36…入出
力端子、37…出力端子、38…入力端子、39…2次元−3次元(2D−3D)変換部
、40…左右映像分離部、41…倍速変換部、42…セレクタ、43…左右クロストーク
防止部、44…選択信号生成部、45…映像出力処理部、46…出力端子、47…出力端
子、48…受信部、49…解析部、50…光センサ(フリッカ検出部)、51…制御信号
出力部(赤外線出力)、52…制御信号受信部、53…BDプレーヤ。

Claims (6)

  1. 映像コンテンツに係る映像信号を受信し、前記映像コンテンツがシャッタ制御を行う3
    Dメガネを通して視聴される3D映像で表示出力されるか否かを判別する3D映像表示判
    別手段と、
    前記映像コンテンツが3D映像で表示出力されると判別された場合に、前記3Dメガネ
    を通した映像のフリッカを低減するように照明を制御する制御信号を出力する制御信号出
    力手段を備える映像信号受信装置。
  2. 前記制御信号出力手段は、前記映像コンテンツが3D映像で表示出力されると判別され
    た場合に、前記照明の制御に加え、他の外部機器を制御する制御信号を出力する請求項1
    に記載の映像信号受信装置。
  3. 照明から出力された光のフリッカを検出するフリッカ検出手段をさらに備え、
    前記照明から出力された光のフリッカが検出された場合に、前記シャッタ制御を行う3
    Dメガネを通した映像のフリッカを低減するように前記照明を制御する制御信号を出力す
    る請求項1または2に記載の映像信号受信装置。
  4. 前記シャッタ制御を行う3Dメガネを通した映像のフリッカを低減するように前記照明
    の制御が設定されるフリッカ低減制御設定手段をさらに備える請求項1乃至3のいずれか
    に記載の映像信号受信装置。
  5. 映像コンテンツに係る映像信号を受信し、前記映像コンテンツがシャッタ制御を行う3
    Dメガネを通して視聴される3D映像で表示出力されるか否かを判別する3D表示判別手
    段と、
    前記映像コンテンツが3D映像で表示出力されると判別された場合に、前記3Dメガネ
    を通した映像のフリッカを低減するように照明を制御する制御信号を出力する制御信号出
    力手段と、
    前記3D映像で表示出力されると判別された映像コンテンツを表示出力する映像コンテ
    ンツ表示出力手段を備える映像表示装置。
  6. 映像コンテンツに係る映像信号を受信し、前記映像コンテンツがシャッタ制御を行う3
    Dメガネを通して視聴される3D映像で表示出力されるか否かを判別するステップと、
    前記映像コンテンツが3D映像で表示出力されると判別された場合に、前記3Dメガネ
    を通した映像のフリッカを低減するように照明を制御する制御信号を出力するステップを
    備える映像信号受信方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094276A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Panasonic Corp 点灯装置および、これを用いた照明器具

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