JP2012028920A - 映像表示機能付き記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】視聴者が録画したコンテンツを視聴する前に、これに関連する他のコンテンツを視聴することで録画コンテンツの内容を先に知ることがないようにすること。
【解決手段】キーワード抽出部14は、録画したコンテンツについて、そのコンテンツ情報、映像データなどからキーワードを抽出し、メモリ15に格納しておく。またキーワード抽出部14は、視聴しようとするコンテンツからキーワードを抽出する。制御部24は、抽出されたキーワードがメモリ15に格納されているキーワードと一致する場合、視聴コンテンツをモニタ18へ出力することを中止して、視聴を制限していることを通知する画面を表示する。通知画面には、キーワードが一致した録画コンテンツ名を記述する。
【選択図】図1
【解決手段】キーワード抽出部14は、録画したコンテンツについて、そのコンテンツ情報、映像データなどからキーワードを抽出し、メモリ15に格納しておく。またキーワード抽出部14は、視聴しようとするコンテンツからキーワードを抽出する。制御部24は、抽出されたキーワードがメモリ15に格納されているキーワードと一致する場合、視聴コンテンツをモニタ18へ出力することを中止して、視聴を制限していることを通知する画面を表示する。通知画面には、キーワードが一致した録画コンテンツ名を記述する。
【選択図】図1
Description
本発明は、録画済コンテンツが存在する場合にこれに関連するコンテンツの視聴を制限する映像表示機能付き記録再生装置に関する。
従来、テレビジョン装置では放送されるコンテンツは自由に視聴することが可能であるが、暴力的な内容など未成年者にとって好ましくない有害番組については、未成年者が視聴することを制限する技術が開発されている。
例えば、特許文献1には、視聴者の任意の指定により指定したコンテンツの視聴制限を行うために、視聴制限情報と受信機識別情報とを用いる技術が開示されている。また、特許文献2には、視聴制限の対象番組を確実にかつ容易に登録して視聴制限するために、視聴制限番組情報取得手段、視聴制限登録手段、視聴制限要否手段、視聴制限手段を有する視聴制限装置が開示されている。
近年、録画機能付きテレビジョン装置、あるいは映像表示機能付き記録再生装置の普及と、テレビ放送の多チャンネル化や視聴形態の変化に伴い、テレビ放送などのコンテンツを一旦記録媒体に録画しておき、後で再生して視聴する形態が増加している。その際、視聴者が録画したコンテンツを視聴する前に、これに関連する他のコンテンツを視聴することにより録画したコンテンツの内容を先に知ってしまう場合があるが、その視聴者にとって利益になるとは限らない。
例えば、視聴者が関心のあるスポーツ番組を録画した後で、テレビ放送のニュース番組を見ることで、録画したスポーツ番組の結果を先に知ってしまう場合がある。そのような場合、視聴者は録画したスポーツ番組への関心が薄れ、不快感を受けることになる。
このような課題に対し、前記特許文献の技術では対応が困難である。前記従来技術は、暴力シーンや性的シーンなどの未成年に悪影響を与えるシーンを含む放送番組のように、予め指定した特定のコンテンツの視聴を制限することには有効である。しかし、視聴者が任意に録画したコンテンツに関連する放送番組の視聴を制限する機能はない。
また、前記特許文献の技術では、視聴制限の対象となるコンテンツは放送コンテンツに限られ、ネットワーク配信されたコンテンツなど放送以外のコンテンツは制限の対象にはならない。さらには、視聴制限を行うか否かの判断は、例えばネットワーク上のサーバや放送局などの外部からの情報に基づき自動的に決定されるので、視聴者の意向を反映する余地がなく使い勝手が良くない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、視聴者が録画したコンテンツを視聴する前にこれに関連する他のコンテンツの視聴を制限する映像表示機能付き記録再生装置を提供するものである。
本発明は、入力したコンテンツを記録媒体に記録すると共にモニタに出力する映像表示機能付き記録再生装置において、前記コンテンツのコンテンツ情報、映像データ、音声データ、字幕データの少なくとも1つからキーワードを抽出するキーワード抽出部と、前記記録媒体に記録されている録画コンテンツのキーワードを録画コンテンツ名と共に格納するメモリと、前記コンテンツの視聴を制限していることを通知する視聴制限通知画面を生成する通知画面生成部と、前記コンテンツの前記モニタへの出力を制御する制御部を備える。該制御部は、前記キーワード抽出部により前記モニタに出力するコンテンツのキーワードを抽出し、抽出したキーワードが前記メモリに格納されている録画コンテンツのキーワードに一致すると判定した場合、該コンテンツの前記モニタへの出力を中止して、前記モニタへ前記視聴制限通知画面を表示させる。
ここに、前記通知画面生成部は前記視聴制限通知画面に、前記キーワードが一致した録画コンテンツ名を記述する。また、前記通知画面生成部は前記視聴制限通知画面に、前記キーワードが一致した録画コンテンツを再生するための再生ボタンと、視聴制限を解除して入力するコンテンツを前記モニタに出力するための解除ボタンを付加する。
本発明によれば、視聴者が録画したコンテンツを視聴する前にこれに関連する他のコンテンツを視聴することを制限し、録画コンテンツの内容を先に知ってしまうという問題を回避することができる。また、視聴しようとするコンテンツに関連する録画コンテンツの存在を通知することで録画コンテンツの見忘れを防止することができ、視聴者にとっての利便性が向上する。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
本発明に係る第1の実施例について図1〜図6を用いて説明する。本実施例は、視聴者が未視聴の録画コンテンツが存在するとき、これに関連する他のコンテンツの視聴を制限する機能に関する。
図1は、本発明の映像表示機能付き記録再生装置の一実施例を示す構成図である。映像表示機能付き記録再生装置1は、アンテナ7で受信した放送コンテンツや、ネットワーク5(例えば、インターネットとなど)経由で配信されたコンテンツ(配信コンテンツ)を、モニタ18とスピーカ27で視聴すると共に、これらのコンテンツを記録媒体23に一旦記録し(録画コンテンツ)、必要な時に再生視聴する装置である。以下、各部の説明を行う。
受信信号処理部12は、アンテナ入力端子11から入力した放送コンテンツ、ネットワーク入出力端子21から入力した配信コンテンツ、記録媒体23から再生した録画コンテンツに対し、復調処理やデコード処理を行う。分離部13は、入力したコンテンツを映像データ、音声データ、字幕データ、コンテンツ情報に分離する。ネットワークデータ処理部22は、ネットワーク入出力端子21を介してネットワーク5に接続された機器(後述するコンテンツ配信サーバ及びコンテンツ情報提供サーバ)との間で、ネットワークデータを送受信するための処理を行う。
キーワード抽出部14は、放送コンテンツ、配信コンテンツ及び録画コンテンツの映像データ、音声データ、字幕データや、コンテンツ情報からキーワードを抽出する。通知画面生成部16は、視聴制限を行っていることを通知する視聴制限通知画面を生成する。
制御部24は、当該装置全体を制御し、メモリ15は、装置全体を動作させるためのソフトウェアや、録画コンテンツ名とキーワードを登録する録画コンテンツテーブルを格納する。操作部28は視聴者が当該装置を操作するための入力部で、時計部25は時刻の管理と時間の測定を行う。映像出力部17はモニタ18に映像を出力し、音声出力部26はスピーカ27に音声を出力する。各部はシステムバス20に接続されている。
図2は、映像表示機能付き記録再生装置と他の機器の接続の一例を示す図である。視聴者宅6には、視聴者がコンテンツを視聴する映像表示機能付き記録再生装置1が設置されている。
視聴者宅外には、放送スケジュールに従って放送番組をアンテナ8から送信する放送局2があり、これから放送コンテンツを受信する。また、ネットワーク5を介してコンテンツ配信サーバ3とコンテンツ情報提供サーバ4に接続し、コンテンツ配信サーバ3からは配信コンテンツを受信し、コンテンツ情報提供サーバ4からは上記放送コンテンツや上記配信コンテンツに関するコンテンツ情報を取得する。
本実施例の映像表示機能付き記録再生装置1では、視聴者が放送コンテンツや配信コンテンツを視聴する際に、記録媒体23に保存している録画コンテンツの内容(キーワード)と比較する。そして、視聴しようとするコンテンツに録画コンテンツの情報が含まれていると判断した場合には、そのコンテンツの視聴を制限し、視聴制限を示す通知画面をモニタ18に表示する。視聴制限の判定を行うため、キーワード抽出部14により視聴するコンテンツと録画コンテンツからそれぞれキーワードを抽出し、これらのキーワードが一致した場合にコンテンツの視聴を制限する。
次に、録画コンテンツから視聴制限を行うためのキーワードを抽出する方法を説明する。キーワードの抽出には、録画コンテンツのコンテンツ情報、あるいは録画コンテンツの映像・音声データ等を利用することができ、分けて説明する。以下の処理は、制御部24が主体となり各部を制御することで実行する。
図3Aは、録画コンテンツのコンテンツ情報からキーワードを抽出する処理フローである。録画コンテンツのコンテンツ情報には、SI(Service Information)情報やメタデータなどがある。SIとは放送するコンテンツの内容や放送内容などを記述したデータで、デジタル放送などのストリームに多重されている。
ステップ101:制御部24は、記録媒体23に保存されている録画コンテンツを読み出し、分離部13は、録画コンテンツに含まれているコンテンツ情報を分離して取り出す。
ステップ102:ネットワークデータ処理部22は、コンテンツ情報提供サーバ4から、録画コンテンツのコンテンツ情報を取得する。
ステップ102:ネットワークデータ処理部22は、コンテンツ情報提供サーバ4から、録画コンテンツのコンテンツ情報を取得する。
ステップ103:キーワード抽出部14は、ステップ101、ステップ102で取得したコンテンツ情報に含まれる文字列を解析しキーワードを抽出する。文字列からキーワードを抽出する技術は特に限定するものではないが、例えば形態素分析などの手法を適用できる。
ステップ104:ステップ103で抽出したキーワードをメモリ15に登録する。メモリ15には録画コンテンツテーブルが格納されており、録画コンテンツ名、録画日時と共にキーワードを登録する。録画日時は、例えばコンテンツ情報から取得できる。
ステップ104:ステップ103で抽出したキーワードをメモリ15に登録する。メモリ15には録画コンテンツテーブルが格納されており、録画コンテンツ名、録画日時と共にキーワードを登録する。録画日時は、例えばコンテンツ情報から取得できる。
ここではコンテンツ情報を録画コンテンツ(ステップ101)とコンテンツ情報提供サーバ(ステップ102)の両方から取得しているが、いずれか一方から取得してもよい。また、キーワードの抽出は、記録媒体にコンテンツを記録した後ではなく、コンテンツを記録中に並行して行ってもよい。
図3Bは、録画コンテンツの映像データ、音声データ、字幕データからキーワードを抽出する処理フローである。
ステップ111:制御部24は記録媒体23に保存されている録画コンテンツを読み出し、分離部13は、録画コンテンツに含まれている映像データ、音声データ、字幕データを分離して取り出す。
ステップ111:制御部24は記録媒体23に保存されている録画コンテンツを読み出し、分離部13は、録画コンテンツに含まれている映像データ、音声データ、字幕データを分離して取り出す。
ステップ112:キーワード抽出部14は、ステップ111で取り出した映像データを解析しキーワードを抽出する。具体的には、映像内に含まれるテロップなどの画像に画像解析を施し、文字列を抽出する。その後、抽出した文字列に形態素解析や構文解析などの自然言語処理を施し、キーワードを抽出する。
ステップ113:キーワード抽出部14は、ステップ111で取り出した音声データを解析し、音声内に含まれるセリフなどの声に音声解析を施し、文字列を抽出する。その後、抽出した文字列に形態素解析や構文解析などの自然言語処理を施し、キーワードを抽出する。
ステップ114:キーワード抽出部14は、ステップ111で取り出した字幕データを解析しキーワードを抽出する。字幕データの文字列に形態素解析や構文解析などの自然言語処理を施し、キーワードを抽出する。
ステップ113:キーワード抽出部14は、ステップ111で取り出した音声データを解析し、音声内に含まれるセリフなどの声に音声解析を施し、文字列を抽出する。その後、抽出した文字列に形態素解析や構文解析などの自然言語処理を施し、キーワードを抽出する。
ステップ114:キーワード抽出部14は、ステップ111で取り出した字幕データを解析しキーワードを抽出する。字幕データの文字列に形態素解析や構文解析などの自然言語処理を施し、キーワードを抽出する。
ステップ115:ステップ112、ステップ113、ステップ114で抽出したキーワードをメモリ15に登録する。メモリ15には録画コンテンツテーブルが格納されており、録画コンテンツ名、録画日時と共にキーワードを登録する。録画日時は、例えばコンテンツ情報から取得することができる。
ここでは、キーワードを抽出するために映像データ、音声データ、字幕データの3種類のデータを用いたが、少なくとも1種類のデータから抽出すればよい。
ここでは、キーワードを抽出するために映像データ、音声データ、字幕データの3種類のデータを用いたが、少なくとも1種類のデータから抽出すればよい。
図4は、メモリ15に格納されている録画コンテンツテーブル300の一例である。ここでは録画コンテンツ名301として、“サッカー AAA大会 予選 「日本対スペイン」”などの3個の録画コンテンツが存在しており、それぞれキーワード302として“AAA大会”、“日本対スペイン”などが登録されている。登録するキーワード数は複数個でもよい。
さらに録画コンテンツテーブル300には、録画日時303と視聴フラグ304が登録されている。録画日時は実際の日時を登録してもよい。視聴フラグ304は、各録画コンテンツが再生視聴済であるかどうかを示し、当該コンテンツが再生されると「0」(未視聴)から「1」(視聴済)に切り替わる。視聴制限では、キーワード302だけでなく、録画日時303や視聴フラグ304も参照して判定する。録画コンテンツテーブル300はメモリ15に格納されるものとしたが、記録媒体23に格納されていてもよいし、専用のハードウェアを用いてもよい。
図5は、視聴しようとするコンテンツの視聴を制限する処理フローである。この処理では、まず視聴するコンテンツ(視聴コンテンツ)からキーワードを抽出し、抽出したキーワードを録画済のコンテンツ(録画コンテンツ)のキーワードと比較し、両者が一致するような録画コンテンツが存在すれば視聴を制限するものである。以下の処理においても、制御部24が主体となり各部を制御することで実行する。
視聴コンテンツは、放送コンテンツでもネットワーク配信されたコンテンツでもよい。放送コンテンツのコンテンツ情報には、SI(Service Information)情報などがある。また、ネットワーク配信されたコンテンツのコンテンツ情報には、コンテンツ配信サーバから取得するメタデータなどがある。
ステップ201〜207では、視聴コンテンツからキーワードを抽出する。このうちステップ201〜203は視聴コンテンツのコンテンツ情報を利用する場合、ステップ204〜207は視聴コンテンツの映像・音声データ等を利用する場合であり、少なくともいずれか一方を実行すればよい。これらは、前記した図3A、図3Bの処理フローと同様に行うことができる。
ステップ201:分離部13は、視聴しようとするコンテンツからコンテンツ情報を分離して取得する。
ステップ202:ネットワークデータ処理部22は、コンテンツ情報提供サーバ4からオンラインテレビ番組表などの視聴コンテンツのコンテンツ情報を取得する。
ステップ202:ネットワークデータ処理部22は、コンテンツ情報提供サーバ4からオンラインテレビ番組表などの視聴コンテンツのコンテンツ情報を取得する。
ステップ203:キーワード抽出部14は、ステップ201とステップ202で取得したコンテンツ情報に含まれる文字列を解析しキーワードを抽出する。なお、コンテンツ情報はステップ201とステップ202のいずれか一方から取得してもよい。
ステップ204:分離部13は、視聴しようとするコンテンツから映像データ、音声データ、字幕データを分離し取得する。
ステップ205:キーワード抽出部14は、ステップ204で分離した映像データからキーワードを抽出する。
ステップ205:キーワード抽出部14は、ステップ204で分離した映像データからキーワードを抽出する。
ステップ206:キーワード抽出部14は、ステップ204で分離した音声データからキーワードを抽出する。
ステップ207:キーワード抽出部14は、ステップ204で分離した字幕データからキーワードを抽出する。
ここでは、キーワードを抽出するために映像データ、音声データ、字幕データの3種類のデータを用いたが、少なくとも1種類のデータから抽出すればよい。
ステップ207:キーワード抽出部14は、ステップ204で分離した字幕データからキーワードを抽出する。
ここでは、キーワードを抽出するために映像データ、音声データ、字幕データの3種類のデータを用いたが、少なくとも1種類のデータから抽出すればよい。
ステップ208以降では、キーワードを比較することで視聴コンテンツの視聴制限を行う。
ステップ208:制御部24は、メモリ15に格納されている録画コンテンツテーブル300を参照し、テーブル300に登録されている1つの録画コンテンツに着目する。
ステップ208:制御部24は、メモリ15に格納されている録画コンテンツテーブル300を参照し、テーブル300に登録されている1つの録画コンテンツに着目する。
ステップ209:テーブル300から着目する録画コンテンツの録画日時303を読み出し、所定日数以内(例えば3日前以内)かどうか判定する。所定日数以内であれば、その録画コンテンツと関連性の高い情報が視聴コンテンツに含まれている可能性が高いと判断し、ステップ210へ進む。所定日数を越えていれば、その録画コンテンツと関連性の高い情報が視聴コンテンツに含まれている可能性が低いと判断し、ステップ216へ進む。
ステップ210:テーブル300から着目する録画コンテンツの視聴フラグ304を読み出し、フラグ値が「0」(未視聴)かどうか判定する。フラグ値が「0」(未視聴)であれば、その録画コンテンツは視聴者にとって関心度が高いものであると判断し、ステップ211へ進む。フラグ値が「1」(視聴済)であれば、その録画コンテンツは視聴者にとって関心度が低いものであると判断し、ステップ216へ進む。
ステップ211:テーブル300から着目する録画コンテンツのキーワード302を読み出し、ステップ203またはステップ205〜207で抽出した視聴コンテンツのキーワードと比較する。そして、両者のキーワードが何個一致しているか、その一致数を算出する。なお、一致判定の基準は適宜定めればよいが、キーワード文字列の一部が共通であれば一致するものと判断する。
ステップ212:キーワードの一致数が所定数以上(例えば2個以上)かどうかを判定する。所定数以上であれば、その録画コンテンツと視聴コンテンツは関連性が高いと判断し、ステップ213へ進む。所定数未満であれば、その録画コンテンツと視聴コンテンツは関連性が低いと判断し、ステップ216へ進む。
ステップ212:キーワードの一致数が所定数以上(例えば2個以上)かどうかを判定する。所定数以上であれば、その録画コンテンツと視聴コンテンツは関連性が高いと判断し、ステップ213へ進む。所定数未満であれば、その録画コンテンツと視聴コンテンツは関連性が低いと判断し、ステップ216へ進む。
ステップ213:ステップ211で算出したキーワードの一致数の割合(一致率)を算出する。ここに一致率とは、視聴コンテンツから抽出したキーワード総数に対するキーワード一致数の割合(%)である。
ステップ214:キーワードの一致率が所定率以上(例えば50%以上)かどうかを判定する。所定率以上であれば、視聴コンテンツには録画コンテンツに関連する情報が含まれていると判断し、ステップ215へ進む。所定率未満であれば、視聴コンテンツには録画コンテンツに関連する情報が含まれていないと判断し、ステップ216へ進む。
ステップ214:キーワードの一致率が所定率以上(例えば50%以上)かどうかを判定する。所定率以上であれば、視聴コンテンツには録画コンテンツに関連する情報が含まれていると判断し、ステップ215へ進む。所定率未満であれば、視聴コンテンツには録画コンテンツに関連する情報が含まれていないと判断し、ステップ216へ進む。
ステップ215:通知画面生成部16は、視聴を制限していることを示す通知画面を生成する。また、映像出力部17と音声出力部26は、放送コンテンツまたは配信コンテンツの映像データと音声データの出力を停止し、視聴制限通知画面をモニタ18に表示する。
ステップ216:録画コンテンツテーブル300に残りの録画コンテンツが登録されていれば、ステップ208に戻り、その録画コンテンツについて上記の処理を繰り返す。
ステップ216:録画コンテンツテーブル300に残りの録画コンテンツが登録されていれば、ステップ208に戻り、その録画コンテンツについて上記の処理を繰り返す。
以上の処理によれば、録画済のコンテンツに関連するコンテンツを視聴者が視聴しようとする場合、コンテンツの視聴を自動的に制限することができる。その際の視聴制限の判定では、キーワードの一致数と一致率を組み合わせて行うようにしたので、図4の録画コンテンツテーブル300のように、録画コンテンツによってキーワード数が異なっていても支障はない。また、キーワードの一致に加えて録画日時と視聴フラグを考慮しているので、不要な視聴制限を防止し、視聴制限の精度を向上することができる。
図6は、モニタ18に表示する視聴制限通知画面400の一例である。この通知画面400では、視聴しようとしている番組には、録画番組“サッカー AAA大会 予選 「日本対スペイン」”の結果が含まれている可能性のあることを通知し、視聴番組の表示を停止している状態である。このような表示を行うことで、視聴者に対し、視聴が制限された原因である録画番組の存在を知らせることができる。
本実施例によれば、視聴者が録画したコンテンツを視聴する前にこれに関連する他のコンテンツを視聴することを制限し、録画コンテンツの内容を先に知ってしまうという問題を回避することができる。また、視聴しようとするコンテンツに関連する録画コンテンツの存在を通知することで録画コンテンツの見忘れを防止することができ、視聴者にとっての利便性が向上する。
本発明に係る第2の実施例について図1と図6を用いて説明する。本実施例では、実施例1で説明した視聴制限通知画面400を、時計部25を用いて所定時間が経過したら消去する機能を付加したものである。
制御部24は、図5のステップ215にて、映像出力部17を制御して視聴制限通知画面400をモニタ18に出力すると、時計部25は時間の計測を開始する。所定時間が経過すると、時計部25は制御部24に所定時間が経過したことを通知する。制御部24は通知を受けると、映像出力部17を制御して視聴制限通知画面400の出力を中止する。ただし、視聴するコンテンツの映像データの出力は停止したままとし、視聴制限は継続する。所定時間は予め時計25に設定しておいてもよいし、視聴者が操作部28を介して時計部25に設定してもよい。
本実施例によれば、実施例1と同様にコンテンツの視聴を制限するだけでなく、視聴制限通知画面400を表示し続けることがなくなり、視聴者の利便性が向上する。
本発明に係る第3の実施例について図1と図7を用いて説明する。本実施例では、実施例1(図6)で説明した視聴制限通知画面400において、関連する録画コンテンツを再生する機能と視聴制限を解除する機能を付加したものである。
図7は、視聴制限通知画面400に録画コンテンツの再生指示ボタン410と視聴制限解除ボタン420を付加した画面の一例である。すなわち、視聴制限を通知すると共に、その後の処理として、関連する録画コンテンツを再生するか、あるいは視聴制限を解除して視聴しようとするコンテンツの出力を開始するかを視聴者に対し選択させる。
視聴者が操作部28を操作して再生ボタン410を選択すると、制御部24は映像出力部17に対し視聴制限通知画面400の出力を中止させ、記録媒体23から対象となった録画コンテンツを読み出す。そして、分離部13にて映像データと音声データに分離し、それぞれ映像出力部17と音声出力部26からモニタ18とスピーカ27に出力する。
一方視聴者が操作部28を操作して解除ボタン420を選択すると、制御部24は映像出力部17に対し視聴制限通知画面400の出力を中止させ、現在放送中(配信中)のコンテンツの映像データをモニタ18に出力する。
本実施例によれば、実施例1と同様にコンテンツの視聴を制限するだけでなく、引き続き関連する録画コンテンツを自動的に再生することができる。また、視聴者が放送中(配信中)のコンテンツの視聴を希望する場合にも対応できるので、視聴者の利便性が向上する。
1…映像表示機能付き記録再生装置、
2…放送局、
3…コンテンツ配信サーバ、
4…コンテンツ情報提供サーバ、
5…ネットワーク、
12…受信信号処理部、
13…分離部、
14…キーワード抽出部、
15…メモリ、
16…通知画面生成部、
17…映像出力部、
18…モニタ、
22…ネットワークデータ処理部、
23…記録媒体、
24…制御部、
25…時計部、
26…音声出力部、
27…スピーカ、
28…操作部、
300…録画コンテンツテーブル、
302…キーワード、
400…視聴制限通知画面、
410…再生ボタン、
420…解除ボタン。
2…放送局、
3…コンテンツ配信サーバ、
4…コンテンツ情報提供サーバ、
5…ネットワーク、
12…受信信号処理部、
13…分離部、
14…キーワード抽出部、
15…メモリ、
16…通知画面生成部、
17…映像出力部、
18…モニタ、
22…ネットワークデータ処理部、
23…記録媒体、
24…制御部、
25…時計部、
26…音声出力部、
27…スピーカ、
28…操作部、
300…録画コンテンツテーブル、
302…キーワード、
400…視聴制限通知画面、
410…再生ボタン、
420…解除ボタン。
Claims (8)
- 入力したコンテンツを記録媒体に記録すると共にモニタに出力する映像表示機能付き記録再生装置において、
前記コンテンツのコンテンツ情報、映像データ、音声データ、字幕データの少なくとも1つからキーワードを抽出するキーワード抽出部と、
前記記録媒体に記録されている録画コンテンツのキーワードを録画コンテンツ名と共に格納するメモリと、
前記コンテンツの視聴を制限していることを通知する視聴制限通知画面を生成する通知画面生成部と、
前記コンテンツの前記モニタへの出力を制御する制御部を備え、
該制御部は、前記キーワード抽出部により前記モニタに出力するコンテンツのキーワードを抽出し、抽出したキーワードが前記メモリに格納されている録画コンテンツのキーワードに一致すると判定した場合、該コンテンツの前記モニタへの出力を中止して、前記モニタへ前記視聴制限通知画面を表示させることを特徴とする映像表示機能付き記録再生装置。 - 請求項1に記載の映像表示機能付き記録再生装置において、
ネットワークを介してコンテンツ情報提供サーバと送受信するためのネットワークデータ処理部を備え、
前記キーワード抽出部は、該コンテンツ情報提供サーバから取得したコンテンツ情報をもとにキーワードを抽出することを特徴とする映像表示機能付き記録再生装置。 - 請求項1または2に記載の映像表示機能付き記録再生装置において、
前記通知画面生成部は前記視聴制限通知画面に、前記キーワードが一致した録画コンテンツ名を記述することを特徴とする映像表示機能付き記録再生装置。 - 請求項1または2に記載の映像表示機能付き記録再生装置において、
前記メモリには、前記記録媒体に記録されている前記録画コンテンツについて複数個のキーワードが格納されており、
前記制御部はキーワードの一致を判定する際、キーワードの一致数と、キーワード総数に対する一致数の割合を組み合わせて判定することを特徴とする映像表示機能付き記録再生装置。 - 請求項1または2に記載の映像表示機能付き記録再生装置において、
前記メモリには、前記記録媒体に記録されている前記録画コンテンツの録画日時が格納されており、
前記制御部は、該録画日時が所定日数を越えた録画コンテンツについてはキーワードの一致判定から除くことを特徴とする映像表示機能付き記録再生装置。 - 請求項1または2に記載の映像表示機能付き記録再生装置において、
前記メモリには、前記記録媒体に記録されている前記録画コンテンツが視聴済かどうかを示す視聴フラグが格納されており、
前記制御部は、該視聴フラグが視聴済を示す録画コンテンツについてはキーワードの一致判定から除くことを特徴とする映像表示機能付き記録再生装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の映像表示機能付き記録再生装置において、
前記制御部は、前記モニタに表示した前記視聴制限通知画面について、所定時間が経過すると表示を中止させることを特徴とする映像表示機能付き記録再生装置。 - 請求項3に記載の映像表示機能付き記録再生装置において、
前記通知画面生成部は前記視聴制限通知画面に、前記キーワードが一致した録画コンテンツを再生するための再生ボタンと、視聴制限を解除して入力するコンテンツを前記モニタに出力するための解除ボタンを付加したことを特徴とする映像表示機能付き記録再生装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010163994A JP2012028920A (ja) | 2010-07-21 | 2010-07-21 | 映像表示機能付き記録再生装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2012028920A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016091462A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | 日本放送協会 | ユーザ端末、プログラム、サーバ装置及びアクセス制御方法 |
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2010
- 2010-07-21 JP JP2010163994A patent/JP2012028920A/ja active Pending
Cited By (1)
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