JP2012028435A - 太陽光発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】部分陰により電力―電圧特性に極大値が複数発生している場合であっても最大電力点で太陽電池を動作させる制御を電力効率よく低コストで行う。
【解決手段】MPP比較部14は、MPPT制御部12が山登り法から算出したMPPデータとMPP算出部13が算出した日射分布データと温度データに基づいたMPPデータの差分を比較し、その差分がしきい値αよりも小の場合、太陽電池アレイのばらつきの範囲内とし、しきい値αよりも大の場合、太陽電池アレイに部分陰がかかっていると判定する。MPP比較部15は、MPP算出部13のMPPデータ履歴データとの差分を比較し、差分が小の場合、太陽電池アレイに部分陰がかかっていると判定し、しきい値βよりも大の場合、異常とする。MPP選択部17は、MPP比較部14とMPP比較部15の判定に応じて、制御部12、算出部13、制御部16のいずれかのMPPデータを選択する。
【選択図】図2

Description

本発明は、太陽電池を用いた太陽光発電の制御技術に関し、特に、太陽電池を最大電力点で動作させる制御に有効な技術に関する。
太陽光発電システムは、たとえば、電圧検出回路と電流検出回路によって検出された電圧情報と電流情報をもとに、DC/DCコンバータのスイッチング動作におけるオンとオフ比である通流率を可変することによって太陽電池アレイの出力を制御する。太陽電池パネルからの出力はDCであるため、DC/ACインバータ回路を介して、商用の系統電源に接続するものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
この種の太陽光発電システムにおいて、高効率な電力を得る技術としては、たとえば、山登り法と呼ばれるMPPT(Maximum Power Point Tracking:最大電力点追従)制御技術が一般的に知られている。
図9は、山登り法における制御技術の概念を示した説明図である。
まず、初期の太陽電池アレイ特性の出力設定値として、DC/DCコンバータを動作させ、太陽電池アレイの出力電圧Vaを測定する。同時に、出力電圧Vaにおける太陽電池パネルの出力電流を測定する。
そして、出力電圧Vaと出力電流とを乗算することで太陽電池パネルの出力電力Paを算出し、メモリに記憶させる。次に、出力電圧が電圧Vaより所定量大きい電圧VbになるようにDC/DCコンバータを動作させ、同様に出力電力Pbの算出を行う。
さらに、記憶させた出力電力Paと出力電力Pbとを比較し、出力電力Paよりも出力電力Pbの方が大きい値であれば、出力電圧Vbより所定量大きい電圧になるようにDC/DCコンバータを動作させる。
なお、図9において、出力電力Pcと出力電力Pdの関係のように、比較結果が逆の場合は、出力電圧Vcより所定量小さい電圧になるようにDC/DCコンバータを動作させる。
これらの一連の動作は、DC/DCコンバータの通流率を可変することで、MPP(Maximum Power Point):Vmppをトラッキングしており、その様子から山登り法と呼ばれている。山登り法は簡単で扱いやすいアルゴリズムであるため、現在、太陽光発電システムにおいて、最も多く用いられている方法である。
ここで、太陽電池アレイに部分的な陰がかかると、図10に示すように、太陽電池の電力−電圧特性が変化し、複数の極大値を持つ場合がある。
以下、この理由について説明する。
図11において、太陽電池アレイ100は、太陽電池モジュールM1〜M4が直列に接続されている構成(ストリング)からなり、太陽電池モジュールM1,M2には影はなく、太陽電池モジュールM3,M4に影がかかっている状態とする。なお、太陽電池アレイ100は、実際には複数のストリングから構成されることが一般的であるが、説明を簡略化するため、ここでは1本のストリングとしている。
また、図12は、各太陽電池モジュールの電流−電圧特性を示す説明図であり、図13は、太陽電池アレイ100の電流−電圧特性を示す説明図である。
まず、図11に示す通り、全ての太陽電池モジュールM1〜M4には、バイパス用のダイオードD1〜D4が接続されている。もし、太陽電池モジュールM1〜M4に所定以上の出力電流が流れると、これらのダイオードに逆バイアス(バイパス用のダイオードD1〜D4にとっての順バイアス)が印加されてダイオードD1〜D4がONとなり、抵抗成分がほぼ0となる。この結果、図12に示すように、所定の出力電流以上の場合は出力電圧がほぼ0となる。
次に、影がかかっていない太陽電池モジュールM1,M2と、影がかかっている太陽電池モジュールM3,M4とでは、電流−電圧特性が異なるため、バイパス用のダイオードD1〜D4がONとなる条件に差が生じる。
このため、たとえば、図13に示すように、出力電流が所定の値(Ia)を超えたときに太陽電池モジュールM3,M4のダイオードD3,D4のみがONとなると想定すると、その点(図13の点A)において不連続な電流−電圧特性を示すことになる。
この結果、電力−電圧特性は、図10で示した複数の極大値を持つ特性となる。この場合、山登り法では、図10における出力電圧Ve,Vf付近の比較演算に陥る場合があり、出力電力の少ない方の極大値が動作点となるため電力効率が落ちる可能性がある。
以上で詳述した通り、山登り法では、電力−電圧特性が複数の極大値を持つ場合に、最大電力で動作させられない場合がある。このため、山登り法以外にも多くのMPPT制御アルゴリズムが提案されている。
たとえば、最適化問題である遺伝的アルゴリズムを適用したMPPT制御法(特許文献2参照)や、フィボナッチ探索を利用して、山登り法の探索幅を可変としたMPPT制御技術などがある(たとえば、非特許文献1参照)。
一方、上述した特許文献1では、太陽電池モジュール毎にMPPT制御することによって、不均一日射条件下でも常に最大効率を得る技術が開示されている。さらに、典型的な不具合に対応する電流−電圧特性の基準特性を予め複数用意しておき、これらと計測した各種データから換算される特性とを比較することで、部分陰がかかった場合の特性を再現する技術などがある(たとえば、特許文献3参照)。
特開2007―58845号公報 特開2006―107425号公報 特開2007―311487号公報
International Power Electronics Conference (ICPE'01), p.p.622-625
ところが、上記のような 太陽電池アレイにおける出力制御技術では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
すなわち、特許文献2や非特許文献1のように、遺伝的アルゴリズムやフィボナッチ探索などの最適化問題を適用したMPPT制御では、広範囲の動作電圧における出力電力を何度も取得する。このため、最大電力点以外での動作が多くなり、その間の出力電圧の効率低下につながってしまうという問題がある。
また、特許文献1のように、太陽電池モジュール毎にMPPT制御を行う技術では、太陽電池モジュール毎に回路を設けるため、コストが高くなるという問題がある。さらに、特許文献3のように各種計測手段を設ける技術は、特許文献1と同様にコストが高くなるという課題がある。
本発明の目的は、部品コストの増大を抑えつつ、より電力効率の良好な太陽電池の制御を実現することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、太陽電池と、設定最大電力点データを出力する最大電力点選択部と、該最大電力点選択部が出力した設定最大電力点データに基づいて、太陽電池の出力電圧を変圧して出力すると共に、太陽電池の出力電流と出力電圧を検出する最大電力点設定部と、太陽電池の出力電流と出力電圧とをフィードバックして太陽電池の出力電力値が最大となる電圧値を追従し、第1の最大電力点データとして出力する第1の最大電力点追従制御部と、気象データ、日射角度データ、時刻データ、および周辺物体データに基づいて、太陽電池に与えられる日射量を演算し、日射分布データとして出力する日射分布解析部と、該日射分布解析部から出力された日射分布データ、および温度データに基づいて、太陽電池の出力電力値が最大となる電圧値を演算し、第2の最大電力点データとして出力する最大電力点算出部と、最大電力点選択部から出力される設定最大電力点データを記憶し、時刻データ、気象データ、および選択条件に基づいて、記録された設定最大電力点データの中から第3の最大電力点データを選択して出力する履歴記録部と、第1の最大電力点追従制御部と異なるアルゴリズムで太陽電池の出力電力値が最大となる電圧値を追従し、第4の最大電力点データとして出力する第2の最大電力点追従制御部とを備え、最大電力点選択部は、第1の最大電力点データと第2の最大電力点データとを比較し、その差分が第1のしきい値よりも小さい場合に第1の最大電力点データを選択し、第1のしきい値よりも大きい場合、第2の最大電力点データと第3の最大電力点データとを比較し、その差分が第2のしきい値よりも小さい場合に第2の最大電力点データを選択し、第2のしきい値よりも大きい場合は、第4の最大電力点データを選択して、設定最大電力点データとして出力するものである。
また、本発明は、前記最大電力点選択部が、第2の最大電力点データと第3の最大電力点データとを比較し、その差分が第1のしきい値よりも小さい場合、第1の最大電力点データを選択して設定最大電力点データとして出力するとともに、任意の期間毎に第1の最大電力点データの代わりとして第2の最大電力点データを選択して設定最大電力点データとして出力し、第1のしきい値よりも大きい場合は、第4の最大電力点データを選択し、設定最大電力点データとして出力するものである。
さらに、本願のその他の発明の概要を簡単に示す。
本発明は、太陽電池と、設定最大電力点データを出力する最大電力点選択部と、該最大電力点選択部が出力した設定最大電力点データに基づいて、太陽電池の出力電圧を変圧して出力すると共に、太陽電池の出力電流と出力電圧を検出する最大電力点設定部と、出力電流と出力電圧をフィードバックして太陽電池の出力電力値が最大となる電圧値を追従し、第1の最大電力点データとして出力する最大電力点制御部と、気象データ、日射角度データ、時刻データ、および周辺物体データに基づいて、太陽電池に与えられる日射量を演算し、日射分布データとして出力する日射分布解析部と、日射分布データ、および温度データに基づいて、太陽電池の出力電力値が最大となる電圧値を演算し、第2の最大電力点データとして出力する最大電力点算出部とを備え、最大電力点選択部は、任意の間隔で第1の最大電力点データを選択して設定最大電力点データとして出力するとともに、任意の周期毎に第1の最大電力点データの代わりとして第2の最大電力点データを選択して設定最大電力点データとして出力するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)太陽光発電システムにおける部品コストの増大を抑えることができる。
(2)電力効率を大幅に向上させることのできる太陽電池の制御を実現することができる。
本発明の実施の形態1による太陽光発電システムの構成の一例を示すブロック図である。 図1の太陽光発電システムに設けられたMPP解析部の構成の一例を示したブロック図である。 図2のMPP解析部に設けられた一方のMPP比較部の動作の一例を示す説明図である。 図2のMPP解析部に設けられた他方のMPP比較部の動作の一例を示す説明図である。 図2のMPP解析部に設けられたMPP選択部の動作の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態2による太陽光発電システムの構成の一例を示すブロック図である。 図6の太陽光発電システムに設けられたMPP解析部の構成の一例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態3による太陽光発電システムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明者が検討した山登り法によるMPPT制御の一例を示す説明図である。 本発明者が検討した太陽電池に部分陰がかかった場合の山登り法によるMPPT制御の一例を示す説明図である。 太陽電池アレイに部分陰がかかった場合の模式図である。 陰がかかっている太陽電池モジュールと陰がかかっていない太陽電池モジュールの電流―電圧特性の違いを示す説明図である。 部分陰がかかっている場合の太陽電池アレイの電流―電圧特性を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による太陽光発電システムの構成の一例を示すブロック図、図2は、図1の太陽光発電システムに設けられたMPP解析部の構成の一例を示したブロック図、図3は、図2のMPP解析部に設けられた一方のMPP比較部の動作の一例を示す説明図、図4は、図2のMPP解析部に設けられた他方のMPP比較部の動作の一例を示す説明図、図5は、図2のMPP解析部に設けられたMPP選択部の動作の一例を示す説明図である。
本実施の形態1において、太陽光発電システム1は、図1に示すように、MPP制御手段2、太陽電池部3、および表示部4から構成されている。
MPP制御手段2は、条件記憶部5、履歴記憶部6、日射分布解析部7、ならびにMPP解析部8から構成されている。また、太陽電池部3は、太陽電池アレイ9、MPP設定部10、および温度計測部11から構成されている。
太陽電池である太陽電池アレイ9は、複数の太陽電池モジュール9aがアレイ状に配置されたものであり、ここでは、4個の太陽電池モジュール9aを直列に接続して1つのストリングが形成されており、4つの該ストリングを並列接続した構成からなる。この太陽電池アレイ9の出力は、最大電力点設定部となるMPP設定部10に出力される。
MPP制御手段2において、条件記憶部5は、外部入力される条件データが入力されるように接続されており、この条件データをデータベース化して記憶する。条件データの内容は、太陽電池アレイ9に部分陰がかかる要因となる情報であり、たとえば、当該場所の時間毎の日射角度データ、周辺物体(建物など)の形状、および高さなどからなる周辺物体データの情報である。
そして、条件記憶部5は、外部から入力される時刻データに基づいて、現在の日射角度データと、周辺物体データとを日射分布解析部7に出力する。
履歴記憶部6は、MPP解析部8から出力されるMPP(最大電力点:Maximum Power Point)データと外部入力される気象データとをデータベース化して記憶し、外部から入力される時刻データと気象データに基づき、現在の条件に最も近いMPPデータを抽出して出力する。
MPPデータの抽出方法としては、天候が同じであれば過去の同日、同時刻のMPPデータが最適であるが、そうでない場合は、天候が同じで同日に最も近い日のMPPデータを抽出するなどが考えられる。なお、後に詳細を説明するが、履歴記憶部6は、MPP解析部8から出力される履歴イネーブルにより、MPPデータを履歴として記録するか否かを決定する。
日射分布解析部7は、条件記憶部5から出力される現在の条件データ(日射角度データ、および周辺物体データ)と、外部から入力される気象データに基づき、太陽電池アレイ9の日射分布を計算して出力する。
ここで、日射分布とは、たとえば、太陽電池アレイ9を構成する太陽電池モジュール9a毎の日射量である。なお、気象データとは、たとえば、太陽電池アレイ9が設置されている地域の日射情報である。
MPP解析部8は、MPP設定部10から出力される電流・電圧データ、日射分布解析部7から出力される日射分布データ、温度計測部11から送られる温度データ、履歴記憶部6から出力される履歴データに基づき、最大電力点を解析して出力する。
これに加え、太陽電池アレイ9が部分陰以外の原因で出力が低下している場合には、その情報を異常検出データに反映させて出力する。なお、MPP解析部8の構成と動作については、後に図2〜図5を用いて詳細を説明する。
MPP設定部10は、太陽電池アレイ9の出力を変圧するDC/DCコンバータを内蔵し、MPP解析部8から出力される設定MPPデータに従い、DC/DCコンバータのスイッチング動作におけるオンとオフ比である通流率を設定し、太陽電池部3の発電電力を制御して出力する。このMPP設定部10の出力部には、たとえば、負荷が接続されることになる。
なお、設定MPPデータの内容は、たとえば、出力電圧データであり、出力電圧データから通流率への変換は、テーブルなどによって実施される。さらに、MPP設定部10は設定した通流率における出力電流と出力電圧を計測し、電流・電圧データとして出力する。
温度計測部11は、現在の太陽電池アレイ9の温度を測定し、温度データとして出力する。表示部4は、MPP解析部8から出力される異常検出データに基づき、任意の表示を行う。
たとえば、異常検出データが正常を示すデータ(たとえば、Lo信号)が入力されている際には「正常に稼働しています」などを表示し、異常検出データが異常を示すデータ(たとえば、Hi信号)が入力された際には、「異常が検出されました」などの表示を行うことで、ユーザに稼動状況を知らせる。
この異常データによる警告は、表示部4による表示以外であってもよく、たとえば、ブザーや音声などによって異常を知らせたり、異常の表示とブザーや音声などの両方によって異常を知らせるようにしてもよい。
次に、MPP解析部8の構成、および動作について、図2〜図5を用いて説明する。
図2は、MPP解析部8の構成の一例を示したブロック図である。
MPP解析部8は、図示するように、MPPT制御部12、MPP算出部13、MPP比較部14、MPP比較部15、MPPT制御部16、およびMPP選択部17から構成されている。
最大電力点追従制御部であるMPPT制御部12は、MPP設定部10(図1)から出力される電流・電圧データに基づいて、先に述べた山登り法を用いたMPPTを実施し、MPPデータを出力する。
最大電力点算出部であるMPP算出部13は、日射分布解析部7(図1)から出力される日射分布データと、温度計測部11から出力される温度データに基づいて、MPPデータを算出する。
ここで、MPPの具体的な算出方法について説明する。
各太陽電池モジュールの出力電流Iは、式(1)と式(2)により算出することができる。
Figure 2012028435
Figure 2012028435
式(1)、式(2)において、ボルツマン定数k、素荷量q、およびエネルギギャップEgは一定値であり、接合定数n、ならびに飽和電流の温度係数Coは、太陽電池モジュールのデバイスパラメータとして管理される値である。
また、直列抵抗Rsは、太陽電池セルの測定により判明する値である。これらのパラメータと、太陽電池デバイスの静特性(開放電圧、短絡電流、MPP時の出力電流、出力電圧)を基に、連立方程式を解くことで、漏れ電流Ishを求めることができる。
したがって、式(1)は、出力電流I、日射量に比例した電流Iph、出力電圧V、ならびに温度Tをパラメータとした式で表すことができる。なお、接合定数n、飽和電流の温度係数Coなど太陽電池のデバイス特性で不明なものがある場合でも、ニュートン法などを適用することで、式(1)を出力電流I、日射量に比例した電流Iph、出力電圧V、および温度Tをパラメータとした式で表すことができる。
以上のことから、日射データと温度データが分かれば、式(1)は、出力電流Iと出力電圧Vのみの関数で表現することができる。よって、出力電流Iと出力電圧VをパラメータにしてMPPを算出することが可能である。
なお、ストリングの解析に関しては,各太陽電池モジュールに流れる電流Iは共通であるので、電流Iが流れている状態の各太陽電池モジュールの出力電圧を式(1)から求め、これらを合計すればよい。同様な考え方により、太陽電池アレイ9の解析も可能である。
図2において、最大電力点選択部を構成するMPP比較部14は、MPPT制御部12とMPP算出部13からそれぞれ出力されるMPPデータの差分を比較し、その比較結果を出力する。たとえば、図3に示すように、上記した差分の絶対値があるしきい値:α(第1のしきい値)よりも小の場合、太陽電池アレイ9のばらつきの範囲内と判定し、比較一致を意味する“Lo信号”を出力する。
一方、上記した差分の絶対値がしきい値:αよりも大の場合、太陽電池アレイ9に部分陰がかかっているか、あるいは異常が発生していると判定し、比較不一致を意味する“Hi信号”を出力する。
最大電力点選択部を構成するMPP比較部15は、MPP算出部13から出力されるMPPデータと履歴データとの差分を比較し、その比較結果を出力する。たとえば、図4に示すように、MPP比較部14から出力される信号が“Hi信号”の状態において、上記した差分の絶対値があるしきい値:β(第2のしきい値)よりも小の場合、太陽電池アレイ9に部分陰がかかっていると判定し、比較一致を意味する“Lo信号”を出力する。
一方、上記した差分の絶対値がしきい値:βよりも大の場合、異常が発生していると判定し、比較不一致を意味する“Hi信号”を出力する。なお、MPP比較部14が“Lo信号”を出力する状態においては、正常動作状態であるため、MPP比較部15は動作を停止する。
最大電力点追従制御部であるMPPT制御部16は、MPP比較部15の出力が“Hi信号”の時、すなわちMPP算出部13においても、解析困難な、異常動作状態の時のみに動作する。この際、MPPT制御部16は、MPP設定部10(図1)から出力される電流・電圧データに基づき、先に述べた遺伝的アルゴリズム、あるいはフィボナッチ探索法を用いたMPPTを実施し、MPPデータを出力する。
最大電力点選択部を構成するMPP選択部17は、上記した各種のMPPデータの中から、最適なMPPデータを選択し、設定最大電力点データである設定MPPデータとして出力する。
MPPデータの選択方法は、図5に示すように、MPP比較部14とMPP比較部15の出力データに応じて、MPPT制御部12、MPP算出部13、MPPT制御部16のいずれかのMPPデータを選択する。これと同時に、履歴イネーブルと異常検出データの“Lo信号”と“Hi信号”を決定して出力する。
たとえば、MPP比較部14の出力が”Lo信号”であり、MPP比較部15の出力も”Lo信号”の場合には、MPPT制御部12から出力されるMPPデータを設定MPPデータとして出力する。
また、MPP比較部14の出力が”Hi信号”であり、MPP比較部15の出力が”Lo信号”の場合には、MPP算出部13から出力されるMPPデータを設定MPPデータとして出力する。
さらに、MPP比較部14の出力が”Hi信号”であり、MPP比較部15の出力も”Hi信号”の場合には、MPPT制御部16から出力されるMPPデータを設定MPPデータとして出力する。
なお、MPP解析部8から出力される履歴イネーブルは、MPP選択部17が選択して出力した設定MPPデータを、履歴記憶部6(図1)に記憶するか否かを指示する信号であり、前記したように、MPP比較部14の出力、およびMPP比較部15の出力がいずれも”Hi信号”の場合には、異常検出データが異常状態を示す”Hi信号”となり、履歴イネーブルが”Lo信号”となり、そのことから履歴記憶部6は、MPP選択部17から出力される設定MPPデータの記憶を行わない。
履歴イネーブルが“Hi信号”の時には、正常動作状態であるため、履歴イネーブルが”Hi信号”となり、履歴記憶部6は、MPP選択部17から出力される設定MPPデータの記憶が行われる。
以上説明した構成と動作により、山登り法と演算によるMPPデータを比較することで部分陰の影響を判定することができ、部分陰がかかっても正しいMPPT制御を実現することができる。
さらに、演算と履歴のMPPデータを比較することで異常を判定することができ、この場合にも正しいMPPT制御を実現することができる。ここで、演算によるMPPデータは、コンピュータのプログラミング等を用いることによって算出することが可能である。
それにより、本実施の形態1によれば、部品コストの増大を抑えつつ、より電力効率の良好な太陽電池の制御を実現することができる。
さらには、太陽電池アレイ9自体の故障や、ゴミの付着等による異常出力についても検出することが可能となる。
また、上記のソフトウエア部をデータセンタにて集中処理することで、多数の太陽光発電システムに対するMPPT制御が可能となる。これにより、地域全体の太陽光発電システム1の発電量を高精度に解析することができるため、地域全体の電力計画に応用することが可能である。
さらには、地域内の天気情報を建物別の解像度で解析できるため、より高精度な天気予報に応用することが可能である。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2による太陽光発電システムの構成の一例を示すブロック図、図7は、図6の太陽光発電システムに設けられたMPP解析部の構成の一例を示したブロック図である。
前記実施の形態1では、電流・電圧データや温度データを、太陽電池部3からMPP制御手段2に与えた。これに対し、本実施の形態2は、太陽電池部3からMPP制御手段2に転送する情報をなくすことで通信データ量を削減し、システムの簡略化を図る構成としている。
本実施の形態2において、太陽光発電システム1は、図6に示すように、MPP制御手段2、太陽電池部3、および表示部4からなる前記実施の形態1の図1と同様の構成からなり、MPP制御手段2の構成においても、前記実施の形態1の図1と同様となっている。なお、MPP制御手段2の動作についても、前記実施の形態1と同様であるので、説明は省略する。
そして、前記実施の形態1と異なる点は、太陽電池部3の構成、ならびにMPP解析部8の構成である。太陽電池部3は、太陽電池アレイ9、およびMPP設定部10に、MPP制御部18が新たに追加されている。
MPP制御部18は、前記実施の形態1の図2において示したMPPT制御部12、MPPT制御部16、およびMPP選択部17を備えた構成となっている。
また、MPP解析部8は、図7に示すように、MPP算出部13、MPP比較部15、および異常検出部19から構成されている。MPP算出部13とMPP比較部15については、前記実施の形態1と同様であるので、ここでは説明を省略する。なお、温度データについては、図6の太陽光発電システム1では、気象データから取得するものとする。
異常検出部19は、MPP比較部15の出力データに従って、履歴イネーブルと異常検出データの “Hi信号”と“Lo信号”を制御し、これについては、前記実施の形態1の図5で示した動作と同じである。
MPP制御部18は、正常動作状態、すなわち異常検出データが“Lo信号”の場合、該MPP制御部18に設けられたMPPT制御部12が出力するMPPデータを設定MPPデータとして出力すると共に、任意の期間毎(任意の周期毎)に、MPP算出部13が算出したMPPデータを設定MPPデータとして出力する。これにより、太陽電池アレイ9に部分陰がかかった場合にも、正しい動作を実現する。
一方、異常検出データが“Hi信号”の場合は、MPP制御部18に設けられたMPPT制御部16を設定MPPデータとして出力する。
MPP設定部10は、前記実施の形態1の図1のMPP設定部10と同様に、太陽電池アレイ9の出力を変圧するためのDC/DCコンバータを内蔵し、MPP制御部18から出力される設定MPPデータに従い、DC/DCコンバータのスイッチング動作におけるオンとオフ比である通流率を設定し、太陽電池部3の発電電力を出力する。
以上説明した構成と動作により、山登り法によるMPPT制御を基本としながらも、任意の期間毎に演算によるMPPデータをフィードバックしているため、太陽電池アレイ9に部分陰がかかっても正しいMPPT制御を実現することができる。
さらに、演算と履歴のMPPデータを比較することで異常を判定することができ、この場合にも正しいMPPT制御を実現することが可能である。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3による太陽光発電システムの構成の一例を示すブロック図である。
本実施の形態3では、太陽光発電システム1から異常検出機能を削除することで、更なるシステムの簡素化を図った構成としている。
この場合、太陽光発電システム1は、図8に示すように、MPP制御手段2、および太陽電池部3から構成されている。MPP制御手段2は、条件記憶部5、日射分布解析部7からなる前記実施の形態1,2と同様の構成に、MPP解析部20が新たに設けられている。MPP制御手段2の動作については、前記実施の形態1,2と同様であるので説明は省略する。
また、太陽電池部3は、前記実施の形態2の図6と同様に、太陽電池アレイ9、MPP設定部10、およびMPP制御部18から構成されている。MPP解析部20は、MPP算出部13(図2、図7)が備えられており、該MPP算出部13から出力されるMPPデータがMPP制御部18に出力される。
MPP制御部18は、MPPT制御部12(図2)を内蔵する。そして、MPPT制御部12が出力するMPPデータを設定MPPデータとして出力すると共に、任意の期間毎(任意の周期毎)に、MPP算出部13が算出したMPPデータを設定MPPデータとして出力する。これにより、部分陰がかかった場合にも、正しい動作を実現する。
以上説明した構成と動作により、本実施の形態3においては、山登り法によるMPPT制御を基本としながらも、任意の期間毎に演算によるMPPデータをフィードバックしているため、部分陰がかかっても正しいMPPT制御を実現することができる。
また、異常を検出、および表示する機能(たとえば、図6や図7に示す履歴記憶部6、表示部4、および異常検出部19など)を持たないものの、太陽光発電システム1における構成を大幅に簡素化することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、太陽光発電における効率的な発電制御技術に適している。
1 太陽光発電システム
2 MPP制御手段
3 太陽電池部
4 表示部
5 条件記憶部
6 履歴記憶部
7 日射分布解析部
8 MPP解析部
9 太陽電池アレイ
9a 太陽電池モジュール
10 MPP設定部
11 温度計測部
12 MPPT制御部
13 MPP算出部
14 MPP比較部
15 MPP比較部
16 MPPT制御部
17 MPP選択部
18 MPP制御部
19 異常検出部
20 MPP解析部
100 太陽電池アレイ
M1〜M4 太陽電池モジュール
D1〜D5 ダイオード

Claims (12)

  1. 太陽電池と、
    設定最大電力点データを出力する最大電力点選択部と、
    前記最大電力点選択部が出力した設定最大電力点データに基づいて、前記太陽電池の出力電圧を変圧して出力すると共に、前記太陽電池の出力電流と出力電圧を検出する最大電力点設定部と、
    前記太陽電池の出力電流と出力電圧とをフィードバックして前記太陽電池の出力電力値が最大となる電圧値を追従し、第1の最大電力点データとして出力する第1の最大電力点追従制御部と、
    気象データ、日射角度データ、時刻データ、および周辺物体データに基づいて、前記太陽電池に与えられる日射量を演算し、日射分布データとして出力する日射分布解析部と、
    前記日射分布解析部から出力された日射分布データ、および温度データに基づいて、前記太陽電池の出力電力値が最大となる電圧値を演算し、第2の最大電力点データとして出力する最大電力点算出部と、
    前記最大電力点選択部から出力される設定最大電力点データを記憶し、前記時刻データ、前記気象データ、および選択条件に基づいて、記録された設定最大電力点データの中から第3の最大電力点データを選択して出力する履歴記憶部と、
    前記第1の最大電力点追従制御部と異なるアルゴリズムで前記太陽電池の出力電力値が最大となる電圧値を追従し、第4の最大電力点データとして出力する第2の最大電力点追従制御部とを備え、
    前記最大電力点選択部は、
    前記第1の最大電力点データと前記第2の最大電力点データとを比較し、その差分が第1のしきい値よりも小さい場合に前記第1の最大電力点データを選択し、
    前記第1のしきい値よりも大きい場合、前記第2の最大電力点データと第3の最大電力点データとを比較し、その差分が第2のしきい値よりも小さい場合に前記第2の最大電力点データを選択し、
    前記第2のしきい値よりも大きい場合は、前記第4の最大電力点データを選択して、前記設定最大電力点データとして出力することを特徴とする太陽光発電システム。
  2. 請求項1記載の太陽光発電システムにおいて、
    前記最大電力点選択部は、
    前記第2の最大電力点データと前記第3の最大電力点データとを比較し、その差分が第1のしきい値よりも小さい場合、前記第1の最大電力点データを選択して設定最大電力点データとして出力するとともに、任意の期間毎に前記第1の最大電力点データの代わりとして前記第2の最大電力点データを選択して設定最大電力点データとして出力し、
    前記第1のしきい値よりも大きい場合は、前記第4の最大電力点データを選択し、設定最大電力点データとして出力することを特徴とする太陽光発電システム。
  3. 請求項1または2記載の太陽光発電システムにおいて、
    前記太陽電池は、
    複数の太陽電池ストリングが並列に接続された構成からなり、
    前記太陽電池ストリングは、
    複数の太陽電池モジュールを直列に接続した構成からなることを特徴とする太陽光発電システム。
  4. 請求項1または2記載の太陽光発電システムにおいて、
    前記太陽電池は、1つの太陽電池ストリングからなり、
    前記太陽電池ストリングは、
    複数の太陽電池モジュールを直列に接続した構成からなることを特徴とする太陽光発電システム。
  5. 請求項1または2記載の太陽光発電システムにおいて、
    前記履歴記憶部が選択する第3の最大電力点データの選択条件は、
    前記第1〜第4の最大電力点データの中から1つの最大電力点データを選択する際の天候と同じであれば、過去の同月日、同時刻の設定最大電力点データを前記第3の最大電力点データとして選択し、
    天候が異なる場合には、
    前記天候が同じで、同月日に最も近い日の設定最大電力点データを前記第3の最大電力点データとして選択することを特徴とする太陽光発電システム。
  6. 請求項1または2記載の太陽光発電システムにおいて、
    前記第1の最大電力点追従制御部が出力する第1の最大電力点データは、
    山登り法によって決定されることを特徴とする太陽光発電システム。
  7. 請求項1または2記載の太陽光発電システムにおいて、
    前記第2の最大電力点追従制御部が出力する第4の最大電力点データは、
    遺伝的アルゴリズム法、またはフィボナッチ探索法よって決定されることを特徴とする太陽光発電システム。
  8. 請求項1または2記載の太陽光発電システムにおいて、
    前記太陽光発電システムは、
    警告手段を備え、
    前記最大電力点選択部は、
    前記第2の最大電力点データと第3の最大電力点データを比較し、その差分が前記第2のしきい値よりも大きい場合に前記警告手段に異常検出データを出力し、
    前記警告手段は、
    前記最大電力点選択部からの異常検出データを受け取った際に、異常状態を知らせることを特徴とする太陽光発電システム。
  9. 太陽電池と、
    設定最大電力点データを出力する最大電力点選択部と、
    前記最大電力点選択部が出力した設定最大電力点データに基づいて、前記太陽電池の出力電圧を変圧して出力すると共に、前記太陽電池の出力電流と出力電圧を検出する最大電力点設定部と、
    前記出力電流と出力電圧をフィードバックして前記太陽電池の出力電力値が最大となる電圧値を追従し、第1の最大電力点データとして出力する最大電力点制御部と、
    気象データ、日射角度データ、時刻データ、および周辺物体データに基づいて、前記太陽電池に与えられる日射量を演算し、日射分布データとして出力する日射分布解析部と、
    前記日射分布データ、および温度データに基づいて、前記太陽電池の出力電力値が最大となる電圧値を演算し、第2の最大電力点データとして出力する最大電力点算出部とを備え、
    前記最大電力点選択部は、
    任意の間隔で前記第1の最大電力点データを選択して前記設定最大電力点データとして出力するとともに、任意の周期毎に前記第1の最大電力点データの代わりとして前記第2の最大電力点データを選択して前記設定最大電力点データとして出力することを特徴とする太陽光発電システム。
  10. 請求項9記載の太陽光発電システムにおいて、
    前記太陽電池は、
    複数の太陽電池ストリングが並列に接続された構成からなり、
    前記太陽電池ストリングは、
    複数の太陽電池モジュールを直列に接続した構成からなることを特徴とする太陽光発電システム。
  11. 請求項9記載の太陽光発電システムにおいて、
    前記太陽電池は、1つの太陽電池ストリングからなり、
    前記太陽電池ストリングは、
    複数の太陽電池モジュールを直列に接続した構成からなることを特徴とする太陽光発電システム。
  12. 請求項9記載の太陽光発電システムにおいて、
    前記最大電力点制御部が出力する第1の最大電力点データは、
    山登り法によって決定されることを特徴とする太陽光発電システム。
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