JP2012027872A - 情報処理装置のためのコンピュータプログラム、情報処理装置及び情報処理装置が行う方法 - Google Patents

情報処理装置のためのコンピュータプログラム、情報処理装置及び情報処理装置が行う方法 Download PDF

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Abstract

【課題】消費行動の関係性を用いて商品またはサービスの販売促進を図る。
【解決手段】ユーザ端末装置50において、近距離通信部51は、第1の企業に係る第1の販売促進情報を出力した後、第1の販売促進情報に係る商品またはサービスの購入の事実を示す実績情報を取得する。クーポン管理部55は、購入の事実を示す実績情報を取得した後、第1の企業に係る第1の販売促進情報と関連付けられた第2の企業に係る第2の販売促進情報を表示装置59に表示させる。
【選択図】図10

Description

本発明は、商品またはサービスの販売促進のための技術に関し、特に商品またはサービス、あるいはそれらに関連する企業の関連性を用いて販売促進するための技術に関する。
従来、映像を表示する表示装置を店舗内、屋外、駅構内あるいは電車等の車内などに設置して、その表示装置に時々刻々異なる広告映像を表示させるデジタルサイネージシステムが知られている(たとえば特許文献1)。また、インターネット上では、クリック保証の料金体系の広告や、成功報酬型のアフィリエート広告など、さまざまな広告が行われている。
特開2010−140287公報
ところで、消費者による複数の消費行動には何らかの関係性(関連性)があることが知られている。たとえば、「ある商品Aを購入した消費者は、別の商品Bを購入することが多い」というものや、「小売企業Cでよく買い物をする消費者は、別の小売企業Dの顧客であることが多い」というものである。このような関係性を利用することで販売促進につなげたいというニーズがある。
そこで、本発明の目的は、消費行動の関係性を用いて商品またはサービスの販売促進を図ることである。
本発明の一つの実施態様に従う情報処理装置のためのコンピュータプログラムは、前記情報処理装置内に、第1の企業に係る第1の販売促進情報を出力する第1の出力手段と、前記第1の出力手段が前記第1の販売促進情報を出力した後、前記第1の販売促進情報に係る商品またはサービスの購入の事実を示す実績情報を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段が前記実績情報を取得した後、前記第1の販売促進情報と関連付けられた第2の企業に係る第2の販売促進情報を出力する第2の出力手段と、を実現させる。
好適な実施形態では、前記第1の販売促進情報と、前記第1の販売促進情報に関連付けられている前記第2の販売促進情報とを取得する第2の取得手段と、前記第1の販売促進情報及び前記第2の販売促進情報を関連付けて記憶する記憶手段と、をさらに実現させても良い。そして、前記第2の出力手段は、前記第1の取得手段が前記実績情報を取得すると、前記記憶手段において前記第1の販売促進情報と関連付けられている第2の販売促進情報を出力するようにしてもよい。
好適な実施形態では、前記情報処理装置が、電子メールで通信を行うための電子メール手段を有していて、前記電子メール手段に、前記第1の販売促進情報及び前記第2の販売促進情報を取得させてもよい。
好適な実施形態では、前記第2の取得手段は、前記第1の企業の広告を出力する広告装置から前記第1の販売促進情報及び前記第2の販売促進情報を取得するようにしてもよい。
好適な実施形態では、前記第1の取得手段は、前記実績情報として前記第1の販売促進情報と対応付けられている前記第2の販売促進情報を取得するようにしてもよい。
好適な実施形態では、前記第2の販売促進情報を出力した後、前記第2の販売促進情報に係る商品またはサービスの購入の事実を示す第2の実績情報を取得する第3の取得手段と、前記取得した第2の実績情報を出力する第3の出力手段と、をさらに実現させても良い。
本発明の第1の実施形態に係る販売促進システムの全体構成を示す。 管理装置1の機能構成図を示す。 関係性データベース101のデータ構造の一例を示す。 販売促進計画記憶部107のデータ構造の一例を示す。 Aは第1クーポンデータ400のデータ構造、Bは第2クーポンデータ500のデータ構造、Cは関連付けクーポンデータ600のデータ構造の一例を示す。 広告配信サーバ2の機能構成図を示す。 配信スケジュールのデータ構造の一例を示す。 広告表示装置3の機能構成図を示す。 店舗端末装置4の機能構成図を示す。 ユーザ端末装置5の機能構成図を示す。 第1の処理手順を示すシーケンスチャートである。 第2の処理手順を示すシーケンスチャートである。 第3の処理手順を示すシーケンスチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る販売促進システムの全体構成を示す。
以下、本発明の一実施形態に係る販売促進システムについて、図面を参照して説明する。本システムは、消費者の消費行動の関係性を用いた販売促進(以下、販促という)計画のもとで行われる販促活動を支援する。ここでは、消費行動の関係性は、その消費行動に係る複数の商品またはサービス(以下、商品等という)、あるいはその商品等に係る企業の相互関係として把握する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る販売促進システムの全体構成を示す図である。同図に示すように、本実施形態に係る販売促進システムは、管理装置1と、広告配信サーバ2と、広告表示装置3と、店舗端末装置4と、ユーザ端末装置5とを備える。広告表示装置3、店舗端末装置4、及びユーザ端末装置5は複数台あってもよい。管理装置1は、ネットワークを介して、広告配信サーバ2、広告表示装置3、及び店舗端末装置4と接続されている。また、広告配信サーバ2は、ネットワークを介して広告表示装置3に接続されている。ユーザ端末装置5は、所定の無線通信機能などを用いて広告表示装置3と通信可能である。
管理装置1、広告配信サーバ2、広告表示装置3、店舗端末装置4及びユーザ端末装置5は、いずれもコンピュータシステムにより構成され、以下に説明する管理装置1、広告配信サーバ2、広告表示装置3、店舗端末装置4及びユーザ端末装置5内の個々の構成要素または機能は、例えば、コンピュータプログラムを実行することにより実現される。このコンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納可能である。
管理装置1は、広告配信サーバ2、広告表示装置3、または店舗端末装置4に対して、販売促進情報を配布する。この販売促進情報は、広告表示装置3、または店舗端末装置4からユーザ端末装置5へ送信される。ここで配布する販売促進情報は、例えば、商品等の購買意欲を喚起して販売を促進するための情報であって、企業または商品等の広告、あるいはクーポンなどの特典を付与するための情報などでよい。以下の実施形態では販売促進情報としてクーポンを一例にとって説明する。
図2は、管理装置1の機能構成図を示す。
同図に示すように、管理装置1は、情報処理装置(コンピュータ)本体からなる管理装置本体10と、入力装置15と、表示装置17とを備える。管理装置本体10は、関係性データベース101と、関係性登録部103と、関係頻度更新部105と、販売促進計画記憶部107と、クーポン生成部109と、クーポンデータ記憶部110、分析処理部111と、配信処理部113とを備える。
関係性データベース101は、企業間、商品等間、ないしは企業と商品等との関係性を示す関係性データを記憶する。
図3は、関係性データベース101のデータ構造の一例を示す。同図に示すように、関係性データベース101は、例えば、計画ID1010と、販促企業コード1011と、小売企業コード1012と、広告期間1013と、商品コード1014と、店舗コード1015と、特典内容1016と、有効期限1017と、関係頻度1018とをデータ項目として有する。
計画ID1010は、販促計画の識別情報である。
販促企業コード1011は、関連性仮説に基づいて販促活動を行う主体である企業等の識別情報である。
小売企業コード1012は、販促対象の商品等の販売を行う小売企業の識別情報である。
広告期間1013は、販促活動を行う期間を示す。
商品コード1014は、販促活動において活用する自社または他社商品の識別情報である。
店舗コード1015は、販促活動の対象となる小売企業コード1012の店舗の識別情報である。
特典内容1016は、販促活動で提供する特典の内容を示す。本実施形態では、特典の内容は、クーポンであること及びそのクーポンの具体的な内容である。
有効期限1017は、特典内容1016に示す特典が利用できる有効期限を示す。
関係頻度1018は、上記の各項目で定義された関係性による販促活動によって商品等が購入された回数を示す。
本実施形態の関係性データベース101は、販促企業コード1011で定まる販促を行う企業が、自社の商品等の販売動向に以下の3つのいずれか一つ以上の仮説を立てていることを意味する。
(1)
小売企業コード1012の小売企業で商品等を購入する消費者は自社の商品等を購入することが多い(例えば自店舗と近接する特定の小売店舗で商品等を購入する)。
(2)
小売企業コード1012の小売企業の店舗コード1015の店舗で商品等を購入する消費者は自社の商品等を購入することが多い(自社取り扱い商品(例えば音楽CD)と合わせて使われる商品(例えば携帯音楽プレーヤ)を特定の店舗で購入する。
(3)
商品コード1014の商品等を購入する消費者は自社の商品等を購入することが多い(自社商品(例えば旅行のガイドブック)と関連性のある商品等(例えばツアー旅行)を購入する)。
つまり、販促企業は、消費者が自社の商品等を購入する事前に、特定の小売企業で商品等を購入したり、特定の店舗で商品等を購入したり、あるいは特定の商品等を購入したりする傾向があるという仮説を立てている。そこで、自社の商品等の購入の事前に行われる行動(特定の小売企業、または特定の店舗等での商品の購入、特定商品等の購入)を「前行動」と呼び、自社の商品等の購入を「後行動」と呼ぶ。
本実施形態では、ユーザに「前行動」を促すとともに、「前行動」が起きると、その後「後行動」を促すという2段階の販促活動を行う。そのために、ユーザが自らのユーザ端末装置5に「前行動」を喚起するための販売促進情報を取得し、これによって「前行動」が行われると、「後行動」を喚起するための販売促進情報がユーザ端末装置5に出力される。
なお、上記(1)の場合は、商品コード1014及び店舗コード1015を省略可能であり、上記(2)の場合は、商品コード1014の省略が可能であり、上記(3)の場合は、小売企業コード1012及び店舗コード1015の省略が可能である。(1)と(2)、または(1)と(3)を組み合わせてもよい。
図2に戻ると、関係性登録部103は、関係性データベース101に関係性を登録する。例えば、管理者による入力装置12からの入力に基づいて、計画ID1010〜有効期限1017までを関係性データベース101に登録する。
関係頻度更新部105は、店舗端末装置4あるいはユーザ端末装置5からの通知を受けて、関係頻度1018を更新する。例えば、関係頻度更新部105は、以下に説明する関係性を用いた販促活動によって販促企業コード1011の企業の商品等が購入されたときに、関係頻度1018に示す商品等の購入回数を更新する。
分析処理部111は、関係性データベース101を参照して関係性に基づく販促活動の成果を分析する。例えば、分析処理部111は、関係頻度1018の回数が多いほど関係性データベース101に設置した関係性の仮説の正しさを判定する。
販売促進計画記憶部107は、関係性データベース101の関係性データを用いた販売促進計画について記憶する。この販促計画では、「後行動」を喚起するための販売促進情報である第2クーポンの配布範囲を定めることにより、販促活動を行う範囲を定める。また、販促計画では、第1クーポンが先行しているところに追加で第2クーポンと関係づけるなど、第1クーポンの配布開始から第2クーポンの配布開始までに時間差を設けたり、広告配信サーバ2あるいは広告表示装置3等の処理能力を考慮したりして定めることもできる。
図4は、販売促進計画記憶部107のデータ構造の一例を示す。すなわち、販売促進計画記憶部107は、計画ID1070と、配信単位1071と、配信装置1072とをデータ項目として有する。
計画ID1071は、販促計画の識別情報である。関係性データベース101、後述する第1クーポンデータ400及び第2クーポンデータの計画ID1071、401,501と対応する。
配信単位1073は、第2クーポンを配布する装置の種別を示す。例えば、配信単位1073は、第2クーポンの配布先が広告配信サーバ2、広告表示装置3及び店舗端末装置4のいずれであるかを示す。
配信装置1075は、配信単位1073で指定された装置種別うちの具体的な第2クーポンの配布先の装置を特定する。例えば、広告表示装置3が複数あるとき、配信単位1073で広告表示装置3が指定されていれば、配信装置1075は、一以上の広告表示装置3の識別情報を記憶する。あるいは、店舗端末装置4が複数あるとき、配信単位1073で店舗端末装置4が指定されていれば、配信装置1075は一以上の店舗端末装置4の識別情報を記憶する。
クーポン生成部109は、関係性データベース101を参照して第2クーポンに係るクーポンデータを生成する。クーポン生成部109は、例えば販促企業コード1011に係る企業の、特典内容1016に係るクーポンを示す第2クーポンデータを生成する。生成されたクーポンデータは、クーポンデータ記憶部110に保存される。
図5Bに第2クーポンデータ500のデータ構造の一例を示す。同図に示すように、第2クーポンデータ500には、計画ID501と、販促企業コード503と、特典内容505と、有効期限506とが含まれる。
計画ID501には計画ID1010、販促企業コード503には販促企業コード1011、特典内容505には特典内容1016、有効期限506には有効期限1017がそれぞれ設定される。
配信処理部113は、販売促進計画記憶部107を参照して、クーポン記憶部110に保存されている第2クーポンデータ500を配信する。例えば、配信処理部113は、計画ID1071、501によって個別の販促計画と第2クーポンデータ500とを対応付け、対応付けられた第2クーポンデータ500を配信単位1073及び配信装置1075で定まる配信先へ配信する。つまり、配信処理部113は、販促計画に応じて、第2クーポンデータ500を広告配信サーバ2、広告表示装置3または店舗端末装置4へ配信する。
次に、広告配信サーバ2及び広告表示装置3について説明する。広告配信サーバ2及び広告表示装置3は、ネットワーク配信型のデジタルサイネージシステムを構成する。つまり、広告配信サーバ2は、ネットワークを介して広告表示装置3に対して広告の映像データを配信する。広告表示装置3は、例えば屋外、駅構内または駅前、店舗内などに配置されている。広告表示装置3は、広告配信サーバ2から配信された映像データを再生して、映像広告を表示させる。さらに、本実施形態に係る広告表示装置3は、ユーザ端末装置5に対してクーポンデータを配布する機能を有している。
広告配信サーバ2について詳細に説明する。
図6は、広告配信サーバ2の機能構成図を示す。広告配信サーバ2は、映像データ記憶部20と、配信スケジュール記憶部22と、配信処理部24と、クーポンデータ記憶部26と、関連付けクーポン生成部28とを有する。
映像データ記憶部20は、広告表示装置3に配信するための広告の映像データ(広告データ)を記憶する。映像データには、この映像データによる広告を出す広告主を識別する広告主コードが含まれている。
配信スケジュール記憶部22は、広告表示装置3に映像データを配信する配信スケジュールを記憶する。
図7は、配信スケジュールのデータ構造の一例を示す。同図によれば、配信スケジュールは、配信日時221、映像データの識別情報である映像データID223、及び配信対象の広告表示装置3の識別情報である広告表示装置ID225をデータ項目として有する。これにより、配信スケジュールでは、いつ、どの映像データを、どの広告表示装置3に配信すべきかが定まる。
図6に戻ると、クーポンデータ記憶部26は、クーポンデータを記憶する。ここで、クーポンデータ記憶部26に記憶されるクーポンデータには、映像データ記憶部20に保存されている映像データと予め関連付けられている第1クーポンデータ400と、管理装置1から配信された第2クーポンデータ500とを含む。
図5Aに第1クーポンデータ400のデータ構造の一例を示す。同図に示すように、第1クーポンデータ400には、計画ID401と、映像データID402と、広告主コード403と、商品コード404と、特典内容405とが含まれる。計画ID401により、第2クーポンデータ500と関連付けられる。映像データID402は、第1クーポンデータ400と対応付けられる映像データの識別情報である。広告主コード403は、映像の広告を出し、かつ第1クーポンを提供する広告主である企業等の識別情報である。例えば、広告主コード403には広告主である企業の識別情報、または広告主である企業の特定の店舗の識別情報が設定される。商品コード404は、第1クーポンに係る商品等の識別情報である。広告主である企業が特に商品を限定しないときは、商品コード404の設定を省略することができる。
関連付けクーポン生成部28は、第1クーポンデータ400と第2クーポンデータ500とを関連付けた関連付けクーポンデータ600を生成する(図5C参照)。例えば、関連付けクーポン生成部28は、第1クーポンデータ400の計画ID401と第2クーポンデータ500の計画ID501で対応付ける。
配信処理部24は、配信スケジュール記憶部22に記憶されている配信スケジュールに従って、映像データ記憶部20に記憶されている映像データを広告表示装置3に配信する。さらに、配信処理部24は、クーポンデータ記憶部26に記憶されている第1クーポンデータ400または関連付けクーポンデータ600を広告映像データとともに配信しても良い。例えば、第1クーポンデータ400及び関連付けクーポンデータ600と映像データとの対応付けは、映像データID402を用いて行う。一つの広告映像データ(ファイル)に対して、第1クーポンデータ400または関連付けクーポンデータ600のいずれか一方、あるいは第1クーポンデータ400及び関連付けクーポンデータ600の双方を関連付けても良い。
広告表示装置(広告出力装置)3について詳細に説明する。
図8は、広告表示装置3の機能構成図を示す。広告表示装置3は、情報処理装置(コンピュータ)からなる広告表示装置本体30と、表示装置35とを備える。広告表示装置本体30は、広告用の映像データ記憶部301と、映像再生部303と、クーポンデータ記憶部305と、関連付けクーポン生成部307と、通信部309とを有する。
映像データ記憶部301は、広告配信サーバ2から配信された映像データを記憶する。
映像再生部303は、映像データ記憶部301に記憶されている映像データを再生して、表示装置35に広告映像を表示させる。
クーポンデータ記憶部305は、広告配信サーバ2から配信された広告映像データに関連付けられた第1クーポンデータ400または関連付けクーポンデータ600を記憶する。クーポンデータ記憶部305は、さらに、管理装置1から配信された第2クーポンデータ500を記憶する。
関連付けクーポン生成部307は、管理装置1から第2クーポンデータ(第2の販売促進情報)500を取得すると、取得した第2クーポンデータ500が有する第1クーポンデータ(第1の販売促進情報)400の識別情報に基づいて、第2クーポンデータ500と予めクーポンデータ記憶部305記憶されている第1クーポンデータ400と関連付ける。つまり、関連付けクーポン生成部307は、広告配信サーバ2の関連付けクーポン生成部28と同様に、第1クーポンデータ400と第2クーポンデータ500とを関連付けて関連付けクーポンデータ600を生成する。広告配信サーバ2が管理するすべての広告表示装置3に対して関連付けクーポンデータ600を配布する場合は、広告配信サーバ2で関連付けクーポンデータ600を生成して配布してもよい。一方で、広告配信サーバ2が管理する一部の広告表示装置3に対して関連付けクーポンデータ600を配布する場合は、対象の広告表示装置3に対してだけ第2クーポンデータ500を配布し、広告表示装置3において関連付けクーポンデータ600を生成させるようにしてもよい。従って、関連付けクーポン生成部307は、管理装置1から配布された第2クーポンデータ500を、広告配信サーバ2から配布された第1クーポンデータ400と関連付けて関連付けクーポンデータ600を生成する。
通信部309は、ユーザ端末装置5と通信を行う通信手段である。例えば、通信部309は、光または無線を用いた近距離通信手段であっても良い。通信部309は、第1クーポンデータ(第1の販売促進情報)400と第2クーポンデータ(第2の販売促進情報)500とを対応付けて出力する。つまり、通信部309は、ユーザ端末装置5に対して関連付けクーポンデータ600を出力する。通信部309は、例えば、表示装置35に表示されている広告映像と関連する第1クーポンデータ400を含む関連付けクーポンデータ600を出力するようにしても良い。このとき、表示装置35に表示されている広告映像その他で、第1クーポンデータ400の取得を促すメッセージを出力しても良い。
また、通信部309は、表示装置35に表示されている広告映像と関連する第1クーポンデータ400を出力するようにしても良い。これは、広告配信サーバ2及び広告表示装置3のいずれにも第2クーポンデータ500が送られず、店舗端末装置4へ第2クーポンデータ500が送られる場合には、その第2クーポンデータ500に対応する第1クーポンデータ400は第1クーポンデータ400のままでユーザ端末装置5へ送信される。
次に、店舗端末装置4について説明する。店舗端末装置4は、店舗に設置された端末装置であって、例えばPOS(Point of Sales)端末と一体化されたものでも良い。店舗端末装置4は、それが設置されている店舗で第1クーポンデータ400に係る商品等の購入が確認されると、その商品の購入の事実を示す実績情報、または第1クーポンデータ400と関連付けられている第2クーポンデータ500をユーザ端末装置5へ送信する。
図9は、店舗端末装置4の機能構成図を示す。店舗端末装置4は、情報処理装置(コンピュータ)本体からなる店舗端末装置本体40と、入力装置48と、表示装置49とを備える。店舗端末装置本体40は、通信部41と、クーポンデータ記憶部43と、販売処理部45とを備える。
通信部41は、ユーザ端末装置5と通信を行う通信手段である。例えば、通信部41は、光または無線を用いた近距離通信手段であっても良い。通信部41は、ユーザ端末装置5から第1クーポンデータ400を取得する。通信部41は、販売処理部45からの指示に基づいて、ユーザ端末装置5に対して、第1クーポンデータ400に係る商品等の販売事実を示す実績情報を出力する。また、通信部41は、販売処理部45からの指示に基づいて、第1クーポンデータ400と関連付けられている第2クーポンデータ500をユーザ端末装置5に対して出力する。
クーポンデータ記憶部43は、管理装置1から配布された第2クーポンデータ500を記憶する。
販売処理部45は、商品等の販売(購入)が行われたときに、所定の販売処理をする。例えば、通信部41が取得した第1クーポンデータ400に基づいて、第1クーポンデータ400に係る商品等の販売(購入)の事実を示す実績情報を生成する。あるいは、販売処理部45は、入力装置48から第1クーポンデータ400に係る商品等が販売されたことを示す情報が入力されると、第1クーポンデータ400に係る商品等の販売(購入)の事実を示す実績情報を生成する。販売処理部45は、生成された第1クーポンデータ400に係る商品等の販売実績情報を、ユーザ端末装置5に対して出力するように通信部41へ指示をする。
また、販売処理部45は、通信部41が取得した第1クーポンデータ400と関連づけられている第2クーポンデータ500がクーポンデータ記憶部43に保存されているときは、その第2クーポンデータ500をユーザ端末装置5へ出力する。あるいは、入力装置48から第1クーポンデータ400に係る商品等が販売されたことを示す情報が入力されたときに、その第1クーポンデータ400に対応付けられる第2クーポンデータ500をユーザ端末装置5へ出力する。ここで、第1クーポンデータ400と第2クーポンデータ500とが関連付けの判断は上述の方法と同じである。
次に、ユーザ端末装置5について説明する。
図10は、ユーザ端末装置5の機能構成図を示す。ユーザ端末装置5は、表示装置3から第1のクーポンデータを取得する。ユーザが第1のクーポンデータに基づく第1のクーポンを用いて店舗等で商品等を購入したことが確認されると、ユーザ端末装置5は、別の商品等または企業に係る第2のクーポンを出力する。
ユーザ端末装置5は、情報処理装置(コンピュータ)からなるユーザ端末装置本体50と、入力装置58と、表示装置59とを備える。ユーザ端末装置本体50は、近距離通信部51と、クーポンデータ記憶部53と、クーポン管理部55と、ネットワーク通信部57とを備える。
近距離通信部51は、広告表示装置3または店舗端末装置4と通信を行う。例えば、近距離通信部51は、広告表示装置本体30が出力した第1のクーポンデータ(第1の販売促進情報)400または関連付けクーポンデータ(第1の販売促進情報と、第1の販売促進情報に関連付けられている第2の販売促進情報)600を取得する。取得した第1クーポンデータ400または関連付けクーポンデータ600がクーポンデータ記憶部53に保存される。また、近距離通信部51は、店舗端末装置本体40が出力した第2クーポンデータ500を取得し、クーポンデータ記憶部53に保存する。さらに、近距離通信部51は、クーポン管理部55からの指示により、クーポンデータ記憶部53に記憶されている第1クーポンデータ400または第2クーポンデータ500を出力する。
近距離通信部51は、店舗端末装置4から、第1クーポンデータ400(第1の販売促進情報)に係る商品等の購入の事実を示す実績情報を取得する。また、近距離通信部51は、店舗端末装置4から、第2クーポンデータ500(第2の販売促進情報)に係る商品等の購入の事実を示す実績情報を取得する。
クーポン管理部55は、第1のクーポンデータ400に基づくクーポン表示、または第2のクーポンデータ500に基づくクーポン表示を表示装置59に表示させる。例えば、クーポン管理部55は、入力装置58から所定の入力を受け付けたときに、上記のクーポン表示を出力させても良い。クーポン管理部55は、有効期限506が経過していないときに、第2クーポンデータ500に基づくクーポン表示を表示装置59に表示させ、有効期限506経過後はこの表示が禁止されるようにしてもよい。このクーポン表示には、例えば、特典内容405,505が含まれる。これにより、ユーザあるいは店舗の店員は、第1のクーポンデータ400または第2のクーポンデータ500の内容を目視で確認することができる。
また、クーポン管理部55は、近距離通信部51に対して、第1クーポンデータ400または第2クーポンデータ500を出力するよう指示をする。これは、表示装置59にクーポン表示を表示させて第1クーポンデータ400または第2クーポンデータ500の存在を示す代わりに、店舗端末装置4に対して直接送信するためである。
ネットワーク通信部57は、取得した第2クーポンデータ500に係る商品等の購入の事実を示す実績情報を管理装置1に対して出力する。
次に、上述の構成を備える販売促進システムで実行される処理手順について説明する。図11は、第1の処理手順を示すシーケンスチャートである。この処理手順は、広告配信サーバ2の配下のすべての広告表示装置3からユーザ端末装置5へ関連付けクーポンデータ600を配布する。
まず、管理装置1では、関係性データベース101に関係性データ及び販促計画記憶部107に販促計画が既に記憶されている。このとき、クーポン生成部109が第2のクーポンデータ500を生成する(S111)。そして、生成された第2のクーポンデータ500は広告配信サーバ2へ送信される。
広告配信サーバ2では、映像データ記憶部20に映像データ、配信スケジュール記憶部22に配信スケジュール、及びクーポンデータ記憶部26に第1のクーポンデータ400が既に記憶されている。広告配信サーバ2は、管理装置1から第2のクーポンデータ500を取得すると、関連付けクーポン生成部28が関連付けクーポンデータ600を生成する(S121)。そして、広告配信サーバ2は、生成した関連付けクーポンデータ600を、配信スケジュールに従って映像データと関連付けて広告表示装置3へ配信する(S122)。
広告表示装置3は、広告配信サーバ2から配信された映像データ及び関連付けクーポンデータ600を取得する。広告表示装置3は、配信された映像データを再生して、表示装置35に広告映像を出力する(S131)。この広告映像では、例えば、この広告映像に係る第1クーポンの取得を促す表示を含んでもよい。例えば、第1クーポンを取得しようとしたユーザに対して、広告表示装置3は、通信部309がそのユーザのユーザ端末装置5へ関連付けクーポンデータ600を出力する(S132)。
ユーザ端末装置5は、広告表示装置3が出力した関連付けクーポンデータ600を取得する(S151)。ユーザ端末装置5は、ユーザからの所定の指示に従って、受信した関連付けクーポンデータ600に含まれる第1クーポンデータ400に基づいて、第1クーポン画像を表示装置59に表示させる(S152)。第1クーポンに係る商品等を販売する店舗の店員が第1クーポン画像を確認すると(S141)、ユーザは第1クーポンに係る特典を享受することができる。
このとき、第1クーポン画像を確認し、第1クーポンに係る商品等が販売されたことを示す情報が店員等によって入力されると、店舗端末装置4は、第1クーポンに係る商品等の販売事実を示す販売実績情報を生成して、ユーザ端末装置5へ出力する(S142)。なお、店舗端末装置4がユーザ端末装置5から第1クーポンデータ400を取得して、これを契機として第1クーポンに係る商品等の販売事実を示す販売実績情報を生成してもよい。
ユーザ端末装置5は、店舗端末装置4が出力した上記の販売実績情報を取得すると、第2クーポンデータ500に基づく第2クーポン画像が出力可能となる。つまり、ユーザ端末装置5は第1クーポンに係る商品を購入する前から第2クーポンデータ500を保持しているが、第1のクーポンに係る商品等の販売実績情報を取得ていないときは、第2クーポンの出力が禁止されていて、第1のクーポンに係る商品等の販売実績情報を取得して初めて第2クーポン画像を出力可能となる。この後、ユーザ端末装置5は、ユーザからの所定の指示に従って、受信した関連付けクーポンデータ600に含まれる第2クーポンデータ500に基づいて、第2クーポン画像を表示装置59に表示させる(S154)。ここで、第2クーポンに係る商品等を販売する店舗は、第1クーポンに係る商品等を販売する店舗とは異なることが多い。第2クーポンに係る商品等を販売する店舗の店員が第2クーポン画像を確認すると(S143)、ユーザは第2クーポンに示す特典を享受することができる。
このとき、第2クーポンを確認し、第2クーポンに係る商品等が販売されたことを示す情報が入力されると、店舗端末装置4は、第2クーポンに係る商品等の販売事実を示す実績情報を生成する。店舗端末装置4がユーザ端末装置5から第2クーポンデータ500を取得して、これを契機として第2クーポンに係る商品等の販売事実を示す販売実績情報を生成してもよい。この販売実績情報は、管理装置1へ送信される(S144)。販売実績情報は、ユーザ端末装置5に対して出力してもよい。このときは、ユーザ端末装置5がこの販売実績情報を管理装置1へ送信するようにしてもよい。
管理装置1では、第2クーポンに係る商品等の販売事実を示す実績情報を取得すると、関係頻度更新部105が関係頻度1018を更新する(S112)。
第1の処理手順によれば、広告配信サーバ2の管理下のすべての広告表示装置3から関連付けクーポンデータ600を配布することができる。
図12は、第2の処理手順を示すシーケンスチャートである。この処理手順は、対象の広告表示装置3を選択し、選択された広告表示装置3からユーザ端末装置5へ関連付けクーポンデータ600を配布する。
まず、管理装置1では、関係性データベース101に関係性データ及び販促計画記憶部107に販促計画が既に記憶されている。このとき、クーポン生成部109が第2のクーポンデータ500を生成する(S211)。そして、生成された第2のクーポンデータ500を選択された広告表示装置3へ送信する。
広告配信サーバ2では、映像データ記憶部20に映像データ、配信スケジュール記憶部22に配信スケジュール、及びクーポンデータ記憶部26に第1クーポンデータ400が既に記憶されている。広告配信サーバ2は、配信スケジュールに従って映像データ及び第1クーポンデータ400を広告表示装置3へ配信する(S221)。
広告表示装置3は、管理装置1から第2のクーポンデータ500、広告配信サーバ2から第1クーポンデータ400を取得すると、関連付けクーポン生成部307が関連付けクーポンデータ600を生成する(S231)。また、広告表示装置3は、広告配信サーバ2から配信された映像データを再生して、表示装置35に広告映像を出力する(S232)。この広告映像では、例えば、この広告映像に係る第1クーポンの取得を促す表示を含んでもよい。例えば、第1クーポンを取得しようとしたユーザに対して、広告表示装置3は、通信部309がそのユーザのユーザ端末装置5へ関連付けクーポンデータ600を出力する(S233)。
これ以降の処理は、第1の処理手順と同じである。
第2の処理手順によれば、予め選択された広告表示装置3のみから関連付けクーポンデータ600を配布することができる。例えば、対象地域を限定したり、特定の設置場所を選択したりすることで、対象となったすべての表示装置3から関連付けクーポンデータ600を配布することができる。つまり、販促活動を行う地域を容易に限定することができる。
図13は、第3の処理手順を示すシーケンスチャートである。この処理手順は、対象の店舗端末装置4を選択し、選択された店舗端末装置4からユーザ端末装置5へ第2クーポンデータ500を配布する。
まず、管理装置1では、関係性データベース101に関係性データ及び販促計画記憶部107に販促計画が既に記憶されている。このとき、クーポン生成部109が第2のクーポンデータ500を生成する(S311)。そして、生成された第2のクーポンデータ500を、指定された店舗端末装置4へ送信する。
広告配信サーバ2では、映像データ記憶部20に映像データ、配信スケジュール記憶部22に配信スケジュール、及びクーポンデータ記憶部26に第1クーポンデータ400が既に記憶されている。広告配信サーバ2は、配信スケジュールに従って映像データ及び第1クーポンデータ400を広告表示装置3へ配信する(S321)。
広告表示装置3は、広告配信サーバ2から映像データ及び第1クーポンデータ400を取得すると、配信された映像データを再生して、表示装置35に広告映像を出力する(S331)。この広告映像では、例えば、この広告映像に係る第1クーポンの取得を促す表示を含んでもよい。例えば、第1クーポンを取得しようとしたユーザに対して、広告表示装置3は、通信部309がそのユーザのユーザ端末装置5へ第1クーポンデータ400を出力する(S332)。
ユーザ端末装置5は、広告表示装置3が出力した第1クーポンデータ400を取得する(S351)。ユーザ端末装置5は、ユーザからの所定の指示に従って、受信した第1クーポンデータ400に基づいて、第1クーポン画像を表示装置59に表示させる(S352)。第1クーポンに係る商品等を販売する店舗の店員が第1クーポン画像を確認すると(S341)、ユーザは第1クーポンに係る特典を享受することができる。
このとき、第1クーポン画像を確認し、第1クーポンに係る商品等が販売されたことを示す情報(例えば商品コード)が店員等によって入力されると、管理装置1から第2クーポンデータ500が配信された店舗端末装置4は、この第1クーポンと関連付けられる第2クーポンデータ500を特定して、これを出力する(S342)。ここで出力される第2クーポンデータ500は、第1クーポンに係る商品等が販売されたことの実績情報に相当する。なお、店舗端末装置4がユーザ端末装置5から第1クーポンデータ400を取得して、第1クーポンデータ400と関連付けられる第2クーポンデータ500を出力するようにしてもよい。
ユーザ端末装置5は、店舗端末装置4が出力した第2クーポンデータ500を取得すると、第2クーポンデータ500に基づく第2クーポン画像を表示装置59に表示させる(S354)。
このとき、ここで、第2クーポンに係る商品等を販売する店舗は、第1クーポンに係る商品等を販売する店舗とは異なることが多い。第2クーポンに係る商品等を販売する店舗の店員が第2クーポンを確認し、第2クーポンに係る商品等が販売されたことを示す情報が入力されると、その店舗の店舗端末装置4は、第2クーポンに係る商品等の販売事実を示す実績情報を生成する。店舗端末装置4がユーザ端末装置5から第2クーポンデータ500を取得して、これを契機として第2クーポンに係る商品等の販売事実を示す販売実績情報を生成してもよい。この販売実績情報は、管理装置1へ送信される(S344)。販売実績情報は、ユーザ端末装置5に対して出力してもよい。このときは、ユーザ端末装置5がこの販売実績情報を管理装置1へ送信するようにしてもよい。
管理装置1では、第2クーポンに係る商品等の販売事実を示す実績情報を取得すると、関係頻度更新部105が関係頻度1018を更新する(S312)。
第3の処理手順によれば、管理装置1から第2クーポンデータ500の配信を受けた店舗端末4は、第1クーポンに係る商品等が販売された時点で第2クーポンデータをユーザ端末装置5に対して配布することができる。また、この処理手順によれば、特定の店舗で第1クーポンに係る商品等を購入したユーザに対してだけ、第2クーポンデータを提供することができる。つまり、店舗を限定した形での販促活動を行うことができる。さらに、対象となっている店舗の中でも、いずれの店舗で購買があったか否かを評価することが可能である。
なお、上記のいずれの処理手順でも、第1クーポンに係る商品等を販売する店舗と第2クーポンに係る商品等を販売する店舗とは同じ店舗でも良いし、異なる店舗でも良い。
次に、図14は、本発明の第2の実施形態に係る販売促進システムの全体構成を示す図である。以下の説明では、主に第1の実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する構成ないし機能の説明は省略することがある。
同図に示すように、本実施形態に係る販売促進システムは、管理装置1と、メール広告配信サーバ8と、ECサイト7と、店舗端末装置4と、ユーザ端末装置5とを備える。ECサイト7、店舗端末装置4、及びユーザ端末装置5は複数台あってもよい。管理装置1、メール広告配信サーバ8、ECサイト7、及び店舗端末装置4は、互いにネットワークを介して接続されている。ユーザ端末装置5は、無線基地局を介して同じネットワークに接続可能である。
本実施形態では、ユーザ端末装置5は、さらに電子メールで通信を行うためのメーラー(電子メール手段)を有している。そして、ユーザ端末装置5とメール広告配信サーバ8とは電子メールの送受信が可能である。また、メール広告配信サーバ8は、予め関連付けクーポンデータ600を有している。そして、ユーザ端末装置5は、第1クーポンの取得を要求する電子メールをメール広告配信サーバ8へ送ると、その返信メールとして関連付けクーポンデータ600を取得する。あるいは、メール広告配信サーバ8が自発的にユーザ端末装置5へ関連付けクーポンデータ600を送信しても良い。電子メールを使って取得した関連付けクーポンデータ600を用いて、店舗端末装置4及びユーザ端末装置5は第1の実施形態と同様に動作する。
また、ユーザ端末装置5は、店舗端末装置4の代わりに、ECサイト7での商品等の購入においても管理装置100を用いることができる。すなわち、第1クーポンデータ400をECサイト7へ送って第1クーポンに係る商品等を購入すると、第1クーポンに係る商品等の購入実績情報を取得する。ユーザ端末装置5は、この購入実績情報を取得すると、関連付けクーポンデータ600に含まれる第2クーポンデータ500をECサイト7へ送ることができるようになる。つまり、ユーザ端末装置5が第1クーポンに係る商品等の購入実績情報を取得していない間は、第2クーポンデータ500をECサイト7へ送ることができない。
また、ユーザ端末装置5が第1クーポンデータ500をECサイト7へ送って第2クーポンに係る商品等を購入すると、第2クーポンに係る商品等の購入実績情報が、ECサイト7から管理装置1へ通知される。
第1クーポンに係る商品等を購入したユーザに対してだけ、第2クーポンを提供することができる。これにより、第1と第2との関係性を用いた販売促進活動を行うことができるようになる。さらに、この販促活動によって第2クーポンに係る商品等が購入されると、その事実が1018にフィードバックされる。したがって、関係性データベース101の関係頻度1018を監視することによって、販促活動の効果を提供的に把握することができる。同時に、関係性データベース101に定義されている関係性の仮説検証を行うこともできる。
上述した実施形態によれば、消費行動の関係性を用いて商品またはサービスの販売促進を図ることである。例えば、本実施形態では、ユーザ端末装置に第1クーポンを表示させて、これによって前行動(第1クーポンに係る商品等の購入)が行われると、その後、第2クーポンが表示され後行動が促される。つまり、本実施形態では、前行動と後行動との関連性を用いた販促活動ができる。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
1 管理装置
2 広告配信サーバ
3 広告表示装置
4 店舗端末装置
5 ユーザ端末装置
7 ECサイト
8 メール広告配信サーバ
400 第1クーポンデータ
500 第2クーポンデータ
600 関連付けクーポンデータ


Claims (8)

  1. 情報処理装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記情報処理装置内に、
    第1の企業に係る第1の販売促進情報を出力する第1の出力手段と、
    前記第1の出力手段が前記第1の販売促進情報を出力した後、前記第1の販売促進情報に係る商品またはサービスの購入の事実を示す実績情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段が前記実績情報を取得した後、前記第1の販売促進情報と関連付けられた第2の企業に係る第2の販売促進情報を出力する第2の出力手段と、を実現するためのコンピュータプログラム。
  2. 前記第1の販売促進情報と、前記第1の販売促進情報に関連付けられている前記第2の販売促進情報とを取得する第2の取得手段と、
    前記第1の販売促進情報及び前記第2の販売促進情報を関連付けて記憶する記憶手段と、をさらに実現させ、
    前記第2の出力手段は、前記第1の取得手段が前記実績情報を取得すると、前記記憶手段において前記第1の販売促進情報と関連付けられている第2の販売促進情報を出力する、請求項1記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記情報処理装置が、電子メールで通信を行うための電子メール手段を有していて、
    前記電子メール手段に、前記第1の販売促進情報及び前記第2の販売促進情報を取得させる、請求項1または2に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記第2の取得手段は、前記第1の企業の広告を出力する広告装置から前記第1の販売促進情報及び前記第2の販売促進情報を取得する、請求項1または2に記載のコンピュータプログラム。
  5. 前記第1の取得手段は、前記実績情報として前記第1の販売促進情報と対応付けられている前記第2の販売促進情報を取得する、請求項1記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記第2の販売促進情報を出力した後、前記第2の販売促進情報に係る商品またはサービスの購入の事実を示す第2の実績情報を取得する第3の取得手段と、
    前記取得した第2の実績情報を出力する第3の出力手段と、をさらに前記情報処理装置内に実現させる請求項1〜5のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
  7. 第1の企業に係る第1の販売促進情報を出力する第1の出力手段と、
    前記第1の出力手段が前記第1の販売促進情報を出力した後、前記第1の販売促進情報に係る商品またはサービスの購入の事実を示す実績情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段が前記実績情報を取得した後、前記第1の販売促進情報と関連付けられた第2の企業に係る第2の販売促進情報を出力する第2の出力手段と、を備えた情報処理装置。
  8. 情報処理装置が行う方法であって、
    第1の企業に係る第1の販売促進情報を出力する処理と、
    前記第1の販売促進情報を出力した後、前記第1の販売促進情報に係る商品またはサービスの購入の事実を示す実績情報を取得する処理と、
    前記実績情報を取得した後、前記第1の販売促進情報と関連付けられた第2の企業に係る第2の販売促進情報を出力する処理と、を行う方法。
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