JP2012027867A - 足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システム - Google Patents

足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システム Download PDF

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Abstract

【課題】SaaS型のクラウドサービスとして利用可能な足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システムを提供する。
【解決手段】SaaS提供サーバSが、基幹アプリケーションサーバ1、基幹データベースサーバ2及びWebサーバ4を具備し、Webサイトを介して複数の外部ユーザA(B)の利用登録を受け付けてそれぞれに制限的なアクセス権を付与し、ロケーション・フリーのサービスを提供する。基幹データベースサーバ2のデータベース構成は、足場タイプ図面データベース21と、資材単価データベース22及び歩掛データベース23と、ユーザデータフォルダ3からなる。基幹アプリケーションサーバ1は、機能実現手段として、工事対象種別選択入力処理手段11と、設定入力処理手段12と、資材解析処理手段13と、資材・工費等積算処理手段14と、積算項目表示処理手段15と、CAD図面作成処理手段16を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターネット接続可能な通信環境を有する外部ユーザに対して、SaaS(Software as a Service) 型のクラウドサービスを提供するアプリケーション利用サービス提供システムに係り、詳しくは、Webサイト側でサービス提供に係るソフトウエアをホスティングするアプリーションサービスプロバイダ(ASPに同じ)が、SaaS提供サーバとして、Webサーバと、足場工事のための資材・工費等積算処理をおこなう基幹アプリケーションサーバと、該積算処理の入出力データを受渡し可能な基幹データベースサーバを具備し、前記Webサーバを介して複数の外部ユーザの利用登録を受け付けてそれぞれに制限的なアクセス権を付与し、ロケーション・フリーのサービスを提供するようにした足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システムに関する。
ここで、クラウドサービス(又はクラウドコンピューティング)とは、情報技術の活用資源(ITリソース)を所有しないで、ネットワーク経由でサービス提供者(ASP)が提供するITリソースを利用するロケーション・フリーの形態に転換したサービス(又はコンピューティング)をいう。なお、ソフトウエアはハードウエアを利用するもの、アプリケーションは目的利用のための応用ソフトの意で用いる。
この点で、本発明に関する資材・工費等積算処理アプリケーション(基幹アプリケーションに同じ)は、もとより設計図面又はその図面情報(CADデータ)を有しない足場工事に係る工事対象構造物の概要並びに該足場の仕様(対象工事に同じ)及び構設条件の設定入力に基づき、労働安全衛生規則の定めに従って資材数量を基準とする資材・工費等の積算処理を実行し、かつ、3次元CAD図面を自動作画し、3次元CAD完成図面及び前記資材数量を含む予算その他の工事明細に係る帳票類を自動生成する応用ソフトをいうものである。
従来より、塗装、修繕又は仮設工事に代表される施工物件に関する見積(詳しくは、予算策定)は、足場設置に始まる一連の作業工程において、図面作成をもって積算することを起点とし、かつ、その見積費用を最適なものにするまでには、膨大な時間と手間を要してきた。こうしたなかで、見積作成の合理化に関する幾つかの提案が知られている。
一般的には、CADで作成した詳細図面から、必要な資材や作業人工(にんく)、工期等を推測し、工事の総予算を見積もるシステムが知られている。ここでは、CAD図面の作成が前提であり、その労力は無視できないものがある。
これに対し、仮設足場工事に関し図面を必要とせず、これまでの実績(値)をデータファイルに格納し、いくつかの工事条件を設定するだけで、資材数量を基準とする積算処理を可能とする積算システムが提案されている(特許文献1を参照)。
また、この積算システムの成果物を利用することにより、資材及び施工に係る外部業者への受発注の連係をコンピュータ支援可能な工事予算策定システムが提案されている(特許文献2を参照)。
ここでは、この種の工事物件に係る施工業者の決定が不透明であるという問題を解消し、公正で、かつ現在の建設物価水準に属し、最適な工事予算を算出するために、施工物件ごとに資材数量を基準とする積算データを自社コンピュータにより自動生成し、該積算データとその成果物である標準見積価格データを施工見積作成に係る基礎データとして包含するとともに、該標準見積価格データを見積上限価格又は希望工事価格とする買い手条件を付加して施工物件ごとに見積作成基準を統一的に確定する施工物件標準化情報を作成し、ネットワークを含む通信手段を介して少なくとも社外の特定の契約業者群に向けて配信し、契約業者からの応募見積価格について標準工事価格データとの差異を一定の査定基準で指数評価し、当該工事に係る予算策定を適正又は合理的に推進して意思決定に反映させるようにしている。
近年、サービス提供サーバにより、利用者用外部コンピュータを用いて該サービス提供サーバにアクセスした利用者(外部ユーザに同じ)に対し、制限的なアクセス権を付与してアプリケーション利用のサービス提供を行い、かつ、作成又は編集されたデータ又はファイルを、データベースサーバに保存し、外部ユーザが自身のアクセス権に基づき当該データ又はファイルについて再利用可能なSaaS型のサービス提供をおこなうクラウドサービスの実用化の試みがある(例えば、特許文献3を参照)。
このようなクラウドサービスの活用形態において、SaaSはアプリケーションのサービス提供であるが、システムレイヤからみると、業務特性に応じてアプリケーション基盤をサービス提供するPaaS(Platform as a Service) 、インフラストラクチャ(基本設備系)をサービス提供するIaaS(Infrastructure as a Service) 及びハードウエア(データセンターを含む)をサービス提供するHaaS(Hardware as a Service) が考慮されている。
しかしながら、外部ユーザがハードウエア資源を共有(仮想化・集約化)する環境を構築する点で、設備コストの低減は期待できるが、期待どおりのパフォーマンス(実行成績)が得られるか、セキュリティの確保は十全かという懸念がある。また、可用性の向上や運用の信頼性にも懸念がある。
特許第3546344号公報 特開2002−133180号公報 特開2009−70015号公報
ところで、クラウドサービスを活用できるかどうかの判断基準は、ITシステムを利用する業務の特性によると考えられ、概して汎用性の高いITシステムでは適用性があると言われている。
本発明に関するアプリケーション(基幹アプリケーション)は利用分野(業界)において汎用性が高く、企業等の外部ユーザに固有の部分は条件入力というオプションでカバーできるので、十分に適用性がある。
そうすると、クラウドサービスの活用形態においては、サービス内容自体が固有の目的効果(発明に係る技術解決課題)を有するといえ、公知の情報処理手法(手順又は手段)を含むものであっても、どのように汎用的なサービス内容であるかが重要視されることになると考える。この点において、本発明に関する足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーションの利用をサービス内容とするものはみあたらない。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであって、上記課題を解消し、プラント、建築物、球形タンク、円筒形タンク、橋梁その他の工事対象構造物について、もとより足場設計図面又はその図面情報(CADデータ)を有しない足場工事に係る資材・工費等を、コンピュータにより資材数量を基準とする積算処理として実行し、かつ、3次元CAD図面を自動作画し、3次元CAD完成図面及び資材数量を含む予算その他の工事明細に係る帳票類を自動生成するための情報処理をおこなう基幹アプリケーションを、インターネット接続可能な通信環境を有する外部ユーザに対して、SaaS型のクラウドサービスとして提供するようにした足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システムを提供するものである。
課題を解決するために第1の発明は、インターネット接続可能な通信環境を有する外部ユーザに対して、SaaS型のクラウドサービスを提供するアプリケーション利用サービス提供システムにおいて、
Webサイト側でサービス提供に係るソフトウエアをホスティングするASPが、SaaS提供サーバとして、Webサーバと、足場工事のための資材・工費等積算処理をおこなう基幹アプリケーションサーバと、該積算処理の入出力データを受渡し可能な基幹データベースサーバを具備し、前記Webサーバを介して複数の外部ユーザの利用登録を受け付けてそれぞれに制限的なアクセス権を付与し、ロケーション・フリーのサービスを提供するようにした足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システムであって、
前記基幹アプリケーションサーバが、
もとより設計図面又はその図面情報(CADデータ)を有しない足場工事に係る工事対象構造物の概要並びに該足場の仕様(対象工事に同じ)及び構設条件の設定入力に基づき、労働安全衛生規則の定めに従って資材数量を基準とする資材・工費等の積算処理を実行し、かつ、3次元CAD図面を自動作画し、該3次元CAD完成図面及び前記資材数量を含む予算その他の工事明細に係る帳票類を自動生成するための情報処理をおこなうものであり、
前記基幹データベースサーバが、少なくとも前記基幹アプリケーションサーバとの間でデータの受け渡しをするために、
外部ユーザのデータ入力操作を補助するために参照され、工事対象構造物の種別に対応する足場の形態をタイプ別に図面データとして個々にファイル格納し、選択入力に基づき表示出力可能なファイル群を構成してなる足場タイプ図面データベースと、
前記外部ユーザによる積算処理に供するデータ入力に基づき表作成され、自社固有の購入単価、リース単価その他の資材単価を表データとしてファイル格納し該外部ユーザごとに集約したファイル群を構成してなる資材単価データベース、及び対象工事ごとに資材別の作業能率指標である自社固有の歩掛りを表データとしてファイル格納し該外部ユーザごとに集約したファイル群を構成してなる歩掛データベースと、
該基幹データベースサーバ内に領域形成され、前記外部ユーザが実行した積算処理結果(積算処理カスタマイズ情報に同じ)を本人専用のフォルダにファイル格納し該外部ユーザごとに集約して保持管理するユーザデータフォルダを保有してなり、
前記外部ユーザが自社コンピュータからインターネット閲覧用ブラウザを使って前記Webサイトにアクセスして自社専用の積算処理を実行し、その処理結果である積算処理カスタマイズ情報を得るようにしたことを特徴とするものである。
また、第2の発明は、Webサイト側でサービス提供サーバにより、利用者用外部コンピュータを用いて該サービス提供サーバにアクセスした利用者(外部ユーザに同じ)に対し、制限的なアクセス権を付与してアプリケーション利用のサービス提供を行い、かつ、作成又は編集されたデータ又はファイルを、データベースサーバに保存し、外部ユーザが自身のアクセス権に基づき当該データ又はファイルについて再利用可能なサービス提供をおこなうSaaS型のクラウドサービスを提供するアプリケーション利用サービス提供システムにおいて、
もとより設計図面又はその図面情報(CADデータ)を有しない足場工事に係る工事対象構造物の概要並びに該足場の仕様(対象工事に同じ)及び構設条件の設定入力に基づき、労働安全衛生規則の定めに従って資材数量を基準とする資材・工費等の積算処理を実行し、かつ、3次元CAD図面を自動作画し、3次元CAD完成図面及び前記資材数量を含む予算その他の工事明細に係る帳票類を自動生成する資材・工費等積算処理を外部ユーザ向けの情報処理サービスとして提供するために、
Webサイト側で前記サービス提供に係るソフトウエアをホスティングするASPが、SaaS提供サーバとして、Webサーバと、足場工事のための資材・工費等積算処理をおこなう基幹アプリケーションサーバと、該積算処理の入出力データを受渡し可能な基幹データベースサーバを具備し、前記Webサーバを介して複数の外部ユーザの利用登録を受け付けてそれぞれに制限的なアクセス権を付与し、ロケーション・フリーのサービスを提供するようにした足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システムであって、
前記基幹データベースサーバが、少なくともデータベース構成として、
外部ユーザのデータ入力操作を補助するために参照され、工事対象構造物の種別に対応する足場の形態をタイプ別に図面データとして個々にファイル格納し、選択入力に基づき表示出力可能なファイル群を構成してなる足場タイプ図面データベースと、
前記外部ユーザによる積算処理に供するデータ入力に基づき表作成され、自社固有の購入単価、リース単価その他の資材単価を表データとしてファイル格納し該外部ユーザごとに集約したファイル群を構成してなる資材単価データベース、及び対象工事ごとに資材別の作業能率指標である自社固有の歩掛りを表データとしてファイル格納し該外部ユーザごとに集約したファイル群を構成してなる歩掛データベースと、
該基幹データベースサーバ内に領域形成され、前記外部ユーザが実行した積算処理結果(積算処理カスタマイズ情報に同じ)を本人専用のフォルダにファイル格納し該外部ユーザごとに集約して保持管理するユーザデータフォルダを保有するとともに、
前記基幹アプリケーションサーバが、少なくとも機能実現手段として、
足場工事に係るプラント、建築、球形タンク、橋梁その他の工事対象構造物の種別をメニュー表示し選択入力をするための工事対象種別選択入力処理手段と、
選択した工事対象構造物について適用される足場のタイプを選択入力してタイプ図面を参照表示するとともに、該足場工事の積算処理に供する基礎データとなる入力項目を条件設定入力画面に一覧表示し、数値データ、仮設期間その他の条件設定に係る操作入力をおこなうための設定入力処理手段と、
労働安全衛生規則の定めに従って演算処理することにより資材種別とその数量をそれぞれ割り出すための資材解析処理手段と、
積算項目について、前記資材単価データベースから抽出した資材単価と、前記資材解析処理手段により求めた資材種別と資材数量に基づき資材費等を積算し、かつ、前記歩掛データベースから抽出した当該対象工事における資材ごとの歩掛りと資材数量に基づき工費等を積算するための資材・工費等積算処理手段と、
前記積算項目に係る少なくとも労務費、資材費、資材重量、資材リスト、山積み、工程表及び仮設面積をそれぞれ編集し工事明細その他の帳票類を表示・出力するための積算項目表示処理手段と、
前記設定入力処理手段に連携し、数値データその他の条件設定に係る入力条件に対応して、3次元CADによる足場構築実行図面を段階的に自動生成・表示し、条件入力完了時にその足場構築完成図面を自動生成・表示して記録するためのCAD図面作成処理手段
を有してなり、
前記外部ユーザが自社コンピュータからインターネット閲覧用ブラウザを使って前記Webサイトにアクセスして自社専用の積算処理を実行し、その処理結果である積算処理カスタマイズ情報を得るようにしたことを特徴とするものである。
本発明によれば、外部ユーザは、コンピュータ支援により自社固有の積算処理を行う際に、該積算処理のソフトウエア(ITリソース)を所有しないで、ネットワーク経由で利用するロケーション・フリーの形態に転換することができ、しかも積算処理結果についても必要に応じてダウンロード取得可能にユーザデータフォルダに保存できる。これにともない、投資コスト、運用コスト及び管理コストを削減する利点も大きい。
本発明システムの実施例ブロック図である。 本発明システムの実施例フローシートである。 本発明システムに係るビジネスモデルにおけるビジネスフローを示す概略説明図である。 本発明システムの積算処理を説明するパイプラック用吊り足場の資材重量及び資材単価データを示す一覧表(画面表示例)である。 同じく、パイプラック用吊り足場の歩掛データを示す一覧表(画面表示例)である。 同じく、パイプラック用吊り足場の積算処理に係るデータ入力操作をおこなう入力表示画面である。 同じく、入力条件に基づく積算処理結果の出力表示画面である。 同じく、積算処理結果を反映した工事明細票(部材リスト一覧を含む)の出力表示画面(部分表示とした)である。 同じく、パイプラック用吊り足場のCAD図面作成処理手順を説明する自動作図フロー図である。 同じく、パイプラック用吊り足場のCAD図面作成処理手段の実行処理機能を説明する作図基点の出力表示図面である。 同じく、ラック外形と外形表示寸法を示す出力表示図面である。 同じく、作業床レベルとその寸法を示す出力表示図面である。 同じく、親パイプの配置間隔とその寸法を示す出力表示図面である。 同じく、ラック外側通路設置位置とその寸法を示す出力表示図面である。 同じく、親パイプと吊りチェーンの配設を示す出力表示図面である。 同じく、ころばしパイプと上おこしの構設を示す出力表示図面である。 同じく、足場板の敷設を示す出力表示図面である。 同じく、手摺り及び中桟の構設を示す出力表示図面である。 同じく、幅木の構設を示す出力表示図面である。 同じく、CAD完成作図(足場構築完成図面)の出力表示図面である。 本発明システムの他の実施例におけるCAD完成作図(足場構築完成図面)であるタワー用組足場の出力表示図面である。
本発明を実施するための形態は、上記第2の発明構成において、CAD図面作成処理手段は、労働安全衛生規則の定めに則った施工条件を適用するための足場構築基本ルールをプログラム格納し、該足場構築基本ルールに規律される以下の実行処理機能を包含するものとしている。
すなわち、作図基点(X=0,Y=0,Z=0)を座標表示し、該作図基点からXYZ座標空間に足場外形を座標表示し、かつ、外形表示寸法表示出力し、足場条件の数値入力又は選択入力に基づき、足場構築部材の配置状態を座標表示し、かつ、配置寸法を表示出力し、全ての入力条件を満たして寸法付きの完成作図を表示出力する各段階における実行処理機能である。
また、資材・工費等積算手段が、実行予算(予算)、建設物価(見積)及び仕入れ(購入)からなる資材単価の種類(予算単価、見積単価及び購入単価)を選択入力するとともに、仮設期間を設定入力し、資材単価データベースから抽出した資材単価と、資材解析処理手段により割り出した資材数量に基づき、前記資材単価の種類に応じて仮設面積及び資材重量を含む資材費等を積算して記録するとともに、歩掛データベースから抽出した当該工事における資材ごとの歩掛りを単位労務費(人工単価)に適用して資材別の仮設・解体労務費を算出し、全資材についてそれぞれの資材数量を乗じた掛払い労務費を含む工費等を積算して記録するものである。
本発明システムの一実施例〔以下、実施例システム〕を添付図面を参照して以下説明する。当然のことながら、本発明は実施例における構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り本発明の保護範囲に含まれる。
図1及び図2に示すように、実施例システムXは、ASP(Webサイト側)のSaaS提供サーバSとして、基幹アプリケーションサーバ1と、基幹データベースサーバ2と、Webサーバ4を具備している。
そして、Webサイトを介して複数の外部ユーザA;B(クライアントに同じ)のそれぞれのアクセスに応じ、基幹アプリケーションサーバ1や基幹データベースサーバ2の利用環境を保持管理することにより、Webサーバ4を介してロケーション・フリーのサービスを提供するようにしている。図3に実施例システムに係るビジネスモデルを説明するビジネスフローの概略説明図を示す。
基幹データベースサーバ2は、少なくともデータベース構成として、足場タイプ図面データベース21と、資材単価データベース22と、歩掛データベース23とユーザデータフォルダ3とを保有している。ここで、ユーザデータフォルダ3は、該基幹データベースサーバ2内に領域形成され、外部ユーザA;Bが実行した積算処理結果(積算処理カスタマイズ情報 [図示しない3A1,3An;3B1,3Bn] に同じ)を本人専用のフォルダ3A;3Bにファイル格納し該外部ユーザA;Bごとに集約して保持管理するものである〔図1を参照〕。
足場タイプ図面データベース21は、工事対象構造物の種別に対応する足場工事に係るタイプ別の図面データを格納し、外部ユーザA(B)のデータ入力操作を補助するために参照表示されるものである〔図6を参照〕。
資材単価データベース22と歩掛データベース23は、外部ユーザA(B)のデータ入力(後述の設定入力処理手段12を参照)に基づき可変設定(カスタマイズ)されるものである。
ここで、資材単価データベース22は、足場工事に対する自社固有の基本料金及びリース単価を含む予算単価、見積単価、仕入れ単価、単位重量その他の資材単価を、画面表示された操作入力表欄に数値入力して表データを作成し、外部ユーザA(B)ごとに集約してファイル格納するものである。図4に実施例システムの積算処理を説明するパイプラック用吊り足場(以下、単に吊り足場)の資材単価データ一覧表の画面表示例を示す。
また、歩掛データベース23は、対象工事ごと資材別の作業能率指標である自社固有の歩掛りを、画面表示された操作入力表欄に数値入力して表データを作成し、外部ユーザA(B)ごとに集約してファイル格納するものである。図5に吊り足場の歩掛データ一覧表の画面表示例を示す。
基幹アプリケーションサーバ1は、少なくとも工事対象種別選択入力処理手段11と、設定入力処理手段12と、資材解析処理手段13と、資材・工費等積算処理手段14と、積算項目表示処理手段15と、CAD図面作成処理手段16を積算処理に係る一連の機能実現手段を結合して実行処理するためのソフトウエア構成とされる。
工事対象種別選択入力処理手段11は、足場工事に係るプラント、建築、球形タンク、橋梁その他の工事対象構造物の種別をメニュー選択し〔図示省略〕、積算処理に供する条件設定への操作入力を開始するためのものである。
設定入力処理手段12は、選択した工事対象構造物について適用される足場(工事)のタイプを選択入力して足場タイプ図面を参照表示するとともに、該足場工事の積算処理に供する基礎データとなる入力項目を条件設定入力画面に一覧表示し、数値データ、仮設期間その他の条件設定に係る操作入力をおこなうためのものである。なお、足場タイプ図面の参照表示については、別途、後述のCAD図面作成処理手段16の実行処理による表示出力に切り替えることができる。
資材解析処理手段13は、労働安全衛生規則の定め(後述の足場構築基本ルールの内容に同じ)に従って演算処理することにより資材種別とその数量をそれぞれ割り出すためのものである。
資材・工費等積算処理手段14は、積算項目について、資材単価データベースから抽出した資材単価と資材数量に基づき資材費等を積算し、かつ、歩掛データベース23から抽出した当該対象工事における資材ごとの歩掛りと資材数量に基づき工費等を積算するものである。
ここで、資材・工費等の積算処理は、図6に吊り足場の積算処理に係るデータ入力操作をおこなう入力表示画面を示すとおり、実行予算(予算)、建設物価(見積)及び仕入れ(購入)からなる資材単価の種類(予算単価、見積単価及び購入単価)を選択入力するとともに、仮設期間を設定入力する。
そして、入力データに基づき、資材単価データベース22から抽出した資材単価と、資材解析処理手段13により割り出した資材数量に基づき、資材単価の種類に応じて仮設面積及び資材重量を含む資材費等を積算して記録するとともに、歩掛データベース23から抽出した当該工事における資材ごとの歩掛りを単位労務費(人工単価)に適用して資材別の仮設・解体労務費を算出し、全資材についてそれぞれの資材数量を乗じた掛払い労務費を含む工費等を積算して記録するものである。
積算項目表示処理手段15は、資材・工費等積算処理手段14により算出生成した積算項目に係る少なくとも労務費、資材費、資材重量、資材リスト、山積み、工程表及び仮設面積をそれぞれ編集し工事明細その他の帳票類を表示・出力するものである。
図7に吊り足場の入力条件に基づく積算処理結果の出力表示画面、図8に積算処理結果を反映した工事明細票(資材リスト一覧を含む)の出力表示画面を示す。
CAD図面作成処理手段16は、積算処理に係るデータ入力操作において、設定入力処理手段12に連携し、数値データその他の条件設定に係る入力条件に対応して、3次元CADによる足場構築実行図面を段階的に自動生成・表示し、条件入力完了時にその足場構築完成図面を自動生成・表示して記録するための機能実現手段であって、労働安全衛生規則の定めに則った施工条件を適用するための足場構築基本ルールをプログラム格納し、該足場構築基本ルールに規律される以下の実行処理機能を包含するものとしている。
<1>作図基点(X=0,Y=0,Z=0)を座標表示する実行処理機能。
<2>少なくとも梁天レベル、ラック長さ及びラック幅からなるラック条件の数値入力に基づき、基点からXYZ座標空間にラック外形を座標表示し、かつ、外形表示寸法を表示出力する実行処理機能。
<3>少なくとも梁天からの下がり幅(作業床レベル)、外側通路条件(手すりの有無を含む通路の設置方法)、親パイプの設置間隔及び設置方法からなる足場条件の数値又は選択入力に基づき、足場構築部材の配置状態(作業床の構成)を座標表示し、かつ、配置寸法を表示出力する実行処理機能。
<4>全てのラック条件の入力を満たして、寸法付きの完成作図を表示出力する実行処理機能。
図9に、吊り足場のCAD図面作成処理手順を説明する自動作図フロー図を示し、図10〜図20に作図例を示す。以下、入力条件と自動作図(出力表示図面)の対応関係を説明する。
図10に吊り足場のCAD図面作成処理手段の実行処理機能を説明する作図基点の出力表示図面を示すとおり、自動的に作図基点(X=0,Y=0,Z=0)を座標表示する。
図11に外形表示寸法の出力表示図面を示すとおり、梁天レベル、ラック長さ及び幅を入力条件としてラック外形及び外形表示寸法を自動表示する。
図12に作業床レベルとその寸法の出力表示図面を示すとおり、梁天からの下がりを入力条件として作業床レベルとその寸法を追加し自動表示する。
図13に親パイプの配置間隔とその寸法の出力表示図面を示すとおり、親パイプの配置間隔(親ピッチ)を入力条件として親パイプの数量を反映した配置間隔とその寸法を追加し自動表示する。
図14にラック外側通路設置位置とその寸法の出力表示図面を示すとおり、通路の設置方法を入力条件としてラック外側通路設置位置とその寸法を追加し自動表示する。
図15に親パイプと吊りチェーンの出力表示図面を示すとおり、親ピッチとラック長さを入力条件として親パイプと吊りチェーンの配設形態を追加し自動表示する。
図16にころばしパイプと上おこしの出力表示図面を示すとおり、足場板の敷設方法と通路の設置方法を入力条件としてころばしパイプと上おこしの構設形態を追加し自動表示する。
図17に足場板の出力表示図面を示すとおり、通路の足場板枚数、足場板の列数、足場板の設置方法を入力条件として足場板の敷設形態を追加し自動表示する。
図18に手摺及び中桟の出力表示図面を示すとおり、それらの設置の有無を入力条件として手摺及び中桟の構設形態を追加し自動表示する。
図19に幅木の出力表示図面を示すとおり、その設置の有無を入力条件として幅木の構設形態を追加し自動表示する。
そして、図20にCAD完成作図の出力表示図面を示すとおり、上記による入力条件を満たした足場構築完成図面を自動表示する。
参考までに、図21に他の実施例(詳細説明を省略した別の積算処理)におけるCAD完成作図(足場構築完成図面)であるタワー用組足場の出力表示図面を示す。
叙上のとおり、外部ユーザは、自社コンピュータからインターネット閲覧用ブラウザを使ってASPのWebサイトにアクセスして本発明のアプリケーションサービスを利用することができるし、自社固有の積算処理ツールとしていつでもどこでも利用可能である。しかも、旧弊(積算根拠の不透明性)を排した適正な積算結果を取得可能であり、利用すればするほどに業務支援に資するものとなる点でビジネスモデルとして期待できる。
本発明は、資材・工費等積算処理のためのアプリケーションを自社所有からクラウドコンピューティングによるアプリケーション利用に転換し、しかも積算処理結果の作成及び編集をカスタマイズ情報として自社のみがアクセス権を有する外部のユーザデータフォルダに保管できるので、広く斯界に貢献することが期待でき、産業上の利用価値が高いものである。
1 基幹アプリケーションサーバ
11 工事対象種別選択入力処理手段
12 設定入力処理手段
13 資材解析処理手段
14 資材・工費等積算処理手段
15 積算項目表示処理手段
16 CAD図面作成処理手段
2 基幹データベースサーバ
21 足場タイプ図面データベース
22 資材単価データベース
23 歩掛データベース
3 ユーザデータフォルダ
3A ユーザデータフォルダA(外部ユーザA)
3B ユーザデータフォルダB(外部ユーザB)
4 Webサーバ

A 利用者A用外部コンピュータ(外部ユーザA)
B 利用者B用外部コンピュータ(外部ユーザB)
S SaaS提供サーバ〔ASP〕
X 資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システム(本発明)

Claims (4)

  1. インターネット接続可能な通信環境を有する外部ユーザに対して、SaaS(Software as a Service) 型のクラウドサービスを提供するアプリケーション利用サービス提供システムにおいて、
    Webサイト側でサービス提供に係るソフトウエアをホスティングするアプリーションサービスプロバイダ(ASPに同じ)が、SaaS提供サーバとして、Webサーバと、足場工事のための資材・工費等積算処理をおこなう基幹アプリケーションサーバと、該積算処理の入出力データを受渡し可能な基幹データベースサーバを具備し、前記Webサーバを介して複数の外部ユーザの利用登録を受け付けてそれぞれに制限的なアクセス権を付与し、ロケーション・フリーのサービスを提供するようにした足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システムであって、
    前記基幹アプリケーションサーバが、
    もとより設計図面又はその図面情報(CADデータ)を有しない足場工事に係る工事対象構造物の概要並びに該足場の仕様(対象工事に同じ)及び構設条件の設定入力に基づき、労働安全衛生規則の定めに従って資材数量を基準とする資材・工費等の積算処理を実行し、かつ、3次元CAD図面を自動作画し、該3次元CAD完成図面及び前記部材数量を含む予算その他の工事明細に係る帳票類を自動生成するための情報処理をおこなうものであり、
    前記基幹データベースサーバが、少なくとも前記基幹アプリケーションサーバとの間でデータの受け渡しをするために、
    外部ユーザのデータ入力操作を補助するために参照され、工事対象構造物の種別に対応する足場の形態をタイプ別に図面データとして個々にファイル格納し、選択入力に基づき表示出力可能なファイル群を構成してなる足場タイプ図面データベースと、
    前記外部ユーザによる積算処理に供するデータ入力に基づき表作成され、自社固有の購入単価、リース単価その他の資材単価を表データとしてファイル格納し該外部ユーザごとに集約したファイル群を構成してなる資材単価データベース、及び対象工事ごとに資材別の作業能率指標である自社固有の歩掛りを表データとしてファイル格納し該外部ユーザごとに集約したファイル群を構成してなる歩掛データベースと、
    該基幹データベースサーバ内に領域形成され、前記外部ユーザが実行した積算処理結果(積算処理カスタマイズ情報に同じ)を本人専用のフォルダにファイル格納し該外部ユーザごとに集約して保持管理するユーザデータフォルダを保有してなり、
    前記外部ユーザが自社コンピュータからインターネット閲覧用ブラウザを使って前記Webサイトにアクセスして自社専用の積算処理を実行し、その処理結果である積算処理カスタマイズ情報を得るようにした
    ことを特徴とする足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システム。
  2. Webサイト側でサービス提供サーバにより、利用者用外部コンピュータを用いて該サービス提供サーバにアクセスした利用者(外部ユーザに同じ)に対し、制限的なアクセス権を付与してアプリケーション利用のサービス提供を行い、かつ、作成又は編集されたデータ又はファイルを、データベースサーバに保存し、外部ユーザが自身のアクセス権に基づき当該データ又はファイルについて再利用可能なサービス提供をおこなうSaaS(Software as a Service) 型のクラウドサービスを提供するアプリケーション利用サービス提供システムにおいて、
    もとより設計図面又はその図面情報(CADデータ)を有しない足場工事に係る工事対象構造物の概要並びに該足場の仕様(対象工事に同じ)及び構設条件の設定入力に基づき、労働安全衛生規則の定めに従って資材数量を基準とする資材及び工費等の積算処理を実行し、かつ、3次元CAD図面を自動作画し、3次元CAD完成図面及び前記部材数量を含む予算その他の工事明細に係る帳票類を自動生成する資材・工費等積算処理を外部ユーザ向けの情報処理サービスとして提供するために、
    Webサイト側で前記サービス提供に係るソフトウエアをホスティングするアプリーションサービスプロバイダ(ASPに同じ)が、SaaS提供サーバとして、Webサーバと、足場工事のための資材・工費等積算処理をおこなう基幹アプリケーションサーバと、該積算処理の入出力データを受渡し可能な基幹データベースサーバを具備し、前記Webサーバを介して複数の外部ユーザの利用登録を受け付けてそれぞれに制限的なアクセス権を付与し、ロケーション・フリーのサービスを提供するようにした足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システムであって、
    前記基幹データベースサーバが、少なくともデータベース構成として、
    外部ユーザのデータ入力操作を補助するために参照され、工事対象構造物の種別に対応する足場の形態をタイプ別に図面データとして個々にファイル格納し、選択入力に基づき表示出力可能なファイル群を構成してなる足場タイプ図面データベースと、
    前記外部ユーザによる積算処理に供するデータ入力に基づき表作成され、自社固有の購入単価、リース単価その他の資材単価を表データとしてファイル格納し該外部ユーザごとに集約したファイル群を構成してなる資材単価データベース、及び対象工事ごとに資材別の作業能率指標である自社固有の歩掛りを表データとしてファイル格納し該外部ユーザごとに集約したファイル群を構成してなる歩掛データベースと、
    該基幹データベースサーバ内に領域形成され、前記外部ユーザが実行した積算処理結果(積算処理カスタマイズ情報に同じ)を本人専用のフォルダにファイル格納し該外部ユーザごとに集約して保持管理するユーザデータフォルダを保有するとともに、
    前記基幹アプリケーションサーバが、少なくとも機能実現手段として、
    足場工事に係るプラント、建築、球形タンク、橋梁その他の工事対象構造物の種別をメニュー表示し選択入力をするための工事対象種別選択入力処理手段と、
    選択した工事対象構造物について適用される足場のタイプを選択入力してタイプ図面を参照表示するとともに、該足場工事の積算処理に供する基礎データとなる入力項目を条件設定入力画面に一覧表示し、数値データ、仮設期間その他の条件設定に係る操作入力をおこなうための設定入力処理手段と、
    労働安全衛生規則の定めに従って演算処理することにより資材種別とその数量をそれぞれ割り出すための資材解析処理手段と、
    積算項目について、前記資材単価データベースから抽出した資材単価と前記資材解析手段により求めた資材種別と資材数量に基づき資材費等を積算し、かつ、前記歩掛データベースから抽出した当該対象工事における資材ごとの歩掛りと資材数量に基づき工費等を積算するための資材・工費等積算処理手段と、
    前記積算項目に係る少なくとも労務費、資材費、資材重量、資材リスト、山積み、工程表及び仮設面積をそれぞれ編集し工事明細その他の帳票類を表示・出力するための積算項目表示処理手段と、
    前記設定入力処理手段に連携し、数値データその他の条件設定に係る入力条件に対応して、3次元CADによる足場構築実行図面を段階的に自動生成・表示し、条件入力完了時にその足場構築完成図面を自動生成・表示して記録するためのCAD図面作成処理手段
    を有してなり、
    前記外部ユーザが自社コンピュータからインターネット閲覧用ブラウザを使って前記Webサイトにアクセスして自社専用の積算処理を実行し、その処理結果である積算処理カスタマイズ情報を得るようにした
    ことを特徴とする足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システム。
  3. 請求項2記載の足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システムにおいて、
    CAD図面作成処理手段が、労働安全衛生規則の定めに則った施工条件を適用するための足場構築基本ルールをプログラム格納し、該足場構築基本ルールに規律される以下の実行処理機能を包含するものであることを特徴とする足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システム。
    <1>作図基点(X=0,Y=0,Z=0)を座標表示する実行処理機能。
    <2>作図基点からXYZ座標空間に足場外形を座標表示し、かつ、外形表示寸法を表示出力する実行処理機能。
    <3>構築条件の数値入力又は選択入力に基づき、足場構築部材の配置状態を座標表示し、かつ、配置寸法を表示出力する実行処理機能。
    <4>全ての入力条件を満たして寸法付きの完成作図を表示出力する実行処理機能。
  4. 請求項2記載の足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システムにおいて、
    資材・工費等積算処理手段が、
    実行予算(予算)、建設物価(見積)及び仕入れ(購入)からなる資材単価の種類(予算単価、見積単価及び購入単価)を選択入力するとともに、仮設期間を設定入力し、資材単価データベースから抽出した資材単価と、資材解析処理手段により割り出した資材数量に基づき、前記資材単価の種類に応じて仮設面積及び資材重量を含む資材費等を積算して記録するとともに、
    歩掛データベースから抽出した当該工事における資材ごとの歩掛りを単位労務費(人工単価)に適用して資材別の仮設・解体労務費を算出し、全資材についてそれぞれの資材数量を乗じた掛払い労務費を含む工費等を積算して記録するものである
    ことを特徴とする足場工事のための資材・工費等積算処理アプリケーション利用サービス提供システム。
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