JP2012027715A - 無線タグ読取装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】リーダライタの使用時における読取範囲が分かり易い無線タグ読取装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】実施形態の無線タグ読取装置は、読取手段と、表示手段と、制御手段と、を備える。前記読取手段は、無線タグと交信するための電波を放射し、当該電波に応答した無線タグから情報を読み取る。前記表示手段は、前記電波に応答した無線タグから前記読取手段によって情報を読み取り可能な読取範囲に、前記読取範囲と当該読取範囲以外の範囲とを区別する読取範囲表示を表示する。前記制御手段は、前記読取範囲を変化させる所定条件に応じて、前記表示手段により表示される前記読取範囲表示を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、無線タグ読取装置およびプログラムに関する。
近年、流通業界においては、RFID(Radio Frequency Identification)等の無線タグを利用したチェックアウトシステムの開発が進められている(特許文献1参照)。このシステムは、各商品に無線タグをそれぞれ付し、その無線タグのメモリに、当該無線タグが付されている商品を特定するための商品コードなどの情報を記憶させる。また、POS(Point Of Sales)端末等の商品販売データ処理装置にタグリーダライタを接続し、このリーダライタのアンテナをチェックアウトカウンタの近傍に設ける。そして、顧客が商品の会計のために当該商品をチェックアウトカウンタに載せると、各商品に付されている無線タグに記憶された情報がリーダライタによって読み取られ、商品販売データ処理装置に送られるので、商品販売データ処理装置は、リーダライタから受信した情報に基づいて、当該無線タグが付された商品の情報を処理して、その代金の決済を処理する。
ところで、RFID等の無線タグから情報を読み取るリーダライタは、電波を利用して無線タグと交信しているため、リーダライタの利用者は、当該リーダライタにより無線タグから情報を読み取り可能な読取範囲が、どの程度の範囲であるかを視覚的に把握することができない。そのため、従来技術においては、リーダライタの使用時における読取範囲が分かり難い、という課題がある。
実施形態の無線タグ読取装置は、読取手段と、表示手段と、制御手段と、を備える。前記読取手段は、無線タグと交信するための電波を放射し、当該電波に応答した無線タグから情報を読み取る。前記表示手段は、前記電波に応答した無線タグから前記読取手段によって情報を読み取り可能な読取範囲に、前記読取範囲と当該読取範囲以外の範囲とを区別する読取範囲表示を表示する。前記制御手段は、前記読取範囲を変化させる所定条件に応じて、前記表示手段により表示される前記読取範囲表示を変更する。
図1は、本実施形態にかかる商品販売システムの構成を示すブロック図、および無線タグ読取装置が設置されたPOSカウンタの側面図および上面図である。 図2は、商品販売端末装置の構成の一例を示す図である。 図3は、無線タグ読取装置の構成を示すブロック図である。 図4は、送信出力レベルの切り替えの一例を示す図である。 図5は、RFIDリーダライタがデータを読み取り可能な読取範囲のシミュレーション結果を示す図である。 図6は、アンテナの送信出力の切り替えによる読取範囲の変化を示す図である。 図7は、RFIDタグの種類とRFIDタグの受信感度レベルとを対応付けたテーブルを示す図である。 図8は、送信アンプに入力される電流値と送信出力レベルとを対応付けたテーブルを示す図である。 図9は、POSカウンタの材質とアンテナから放射された電波の減衰レベルとをRFIDタグの種類毎に対応付けたテーブルを示す図である。 図10は、読取レベルとLEDから照射される光の光量(読取範囲表示)とをPOSカウンタからの照明機の高さ毎に対応付けたテーブルを示す図である。 図11は、読取範囲表示の表示または変更処理の流れを示すフローチャートである。
図1乃至図11を用いて、本実施形態にかかる商品販売システムの構成について説明する。図1は、本実施形態にかかる商品販売システムの構成を示すブロック図、および無線タグ読取装置が設置されたPOSカウンタの側面図および上面図である。
本実施形態にかかる商品販売システム1は、店舗システム2を含んでいる。店舗システム2は、公衆網やインターネットVPN(Virtual Private Network)等の電気通信回線Wを介して、PC等の外部情報機器70(例えば、POSの本部システム)に接続されている。
店舗システム2は、商品販売端末装置4とストアサーバ(不図示)を備えている。商品販売端末装置4とストアサーバ(不図示)とは、LAN(Local Area Network)等の電気通信回線を介して接続されている。なお、ストアサーバ(不図示)は、店舗システム2の中枢を担うコンピュータであって、店舗内で販売される各商品についての商品情報を管理する。
図2は、商品販売端末装置の構成の一例を示す図である。図2に示すように、商品販売端末装置4は、POS端末40と、無線タグ読取装置30とを有している。
POS端末40は、CPU(Central Processing Unit)41と、ROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、記憶部44と、通信部45と、操作部46と、表示部47と、印刷部48と、無線タグ読取装置コントローラ49とを備えている。
CPU41は、ROM42や記憶部44に記憶されたコンピュータ読み取り可能な各種プログラムを実行することにより、POS端末40の動作を統括的に制御する。ROM42は、CPU41が実行する各種プログラムや設定情報を記憶する。
RAM43は、CPU41や無線タグ読取装置コントローラ49のワークメモリとして機能する。
記憶部44は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶媒体を有し、この記憶媒体にCPU41が実行する各種プログラムや設定情報を記憶している。
通信部45は、電気通信回線Wを通じて接続される外部情報機器70とのデータ通信を制御する。操作部46は、キーボードやタッチパネル、各種ボタン等の入力デバイスを有し、当該入力デバイスの操作内容に応じて操作信号をCPU41に通知する。表示部47は、LCD(Liquid Crystal Display)等のオペレータ用および客用のディスプレイを有し、このディスプレイを制御してCPU41から与えられる表示データに応じた文字等を表示させる。印刷部48は、レシートプリンタ等の印刷装置を有し、この印刷装置の駆動を制御してCPU41から提供される印字データをもとにレシート印字およびジャーナル印字を行わせる。
無線タグ読取装置コントローラ49は、CPU41から出力される指示信号に従い、無線タグ読取装置30を制御する信号を出力する。
図3は、無線タグ読取装置の構成を示すブロック図である。図3に示すように、無線タグ読取装置30は、RFIDリーダライタ50、アンテナ58、制御装置80、および照明機90等を備えている。
RFIDリーダライタ50は、無線タグ読取装置コントローラ49から入力される信号に基づいて、RFIDリーダまたはRFIDライタとして動作し、RFIDタグ60に対するデータの読み出しまたは書き込みを行い、読み出したデータをCPU41に通知する。
具体的には、RFIDリーダライタ50は、リーダライタ制御部51、変調部52、復調部53、送信アンプ54、受信アンプ55、インターフェース部56、切替回路57等を有している。
リーダライタ制御部51は、インターフェース部56を介して入力される無線タグ読取装置コントローラ49からの制御信号に従い、無線タグ読取装置30の動作を制御する。変調部52は、リーダライタ制御部51から受け取った送信データを変調する。送信アンプ54は、変調部52で変調された電波を増幅してアンテナ58から放射させる。受信アンプ55は、アンテナ58で受信された電波を増幅する。復調部53は、受信アンプ55で増幅された電波を復調する。インターフェース部56は、無線タグ読取装置コントローラ49との間でデータ通信を行う。
切替回路57は、CPU41(無線タグ読取装置コントローラ49)から入力されるデジタルの制御信号をアナログ(電流値)に変換するD/A変換機能を有している。
また、送信アンプ54は、切替回路57からの6段階に変化するアナログ信号(電流値1〜6)に応じて、アンテナ58から放射される電波の送信出力(送信電力)レベルを切り替えるパワーアンプが含まれている。ここで、送信アンプ54によってアンテナ58から放射される電波の送信出力を切り替えているのは、交信するRFIDタグ60の種類が変っても、RFIDリーダライタ50がRFIDタグ60からデータの読み取りが可能な読取範囲59を略一定に保つためである。
図4は、送信出力レベルの切り替えの一例を示す図である。図4に示すように、送信アンプ54は、切替回路57からの電流値1〜6に応じて、予め設定された設定時間毎に、RFIDタグ60と交信するための送信出力を切り替える。例えば、送信アンプ54は、予め設定された設定時間毎に、高感度RFIDタグと交信するための送信出力(40mW)または低感度RFIDタグと交信するための送信出力(500mW)に切り替える。ここで、高感度RFIDタグは、一般衣類等の商品に付加される大型(長い)のRFIDタグであり、小さい電力でも、遠くにあるRFIDリーダライタ50によってデータの読み取り可能である。低感度RFIDタグは、アクセサリーや靴下といった小物に付加される小型のRFIDタグであり、大きな電力でも、遠くにあるRFIDリーダライタ50によってはデータの読み取りができない。なお、同じ送信出力で双方のRFIDタグからのデータの読み取りを行った場合、高感度RFIDタグは、低感度RFIDタグよりも、数倍の距離、離れた位置にあるRFIDリーダライタ50によるデータの読み取りが可能である。
アンテナ58は、非接触方式の無線タグであるRFIDタグ60と交信するためのRFIDアンテナである。本実施形態では、アンテナ58は、UHF帯を使用して、当該アンテナ58から約30cm離れた位置にあるRFIDタグ60と交信するものとする。また、アンテナ58は、図1に示すように、店舗内の会計場所に設けられたPOSカウンタ100の下部に設置され、POSカウンタ100上に向けられている。なお、アンテナ58から放射した電波に応答したRFIDタグ60からRFIDリーダライタ50がデータを読み取り可能な読取範囲59は、POSカウンタ100上の領域を包含するように制御されている。これにより、RFIDリーダライタ50は、顧客が買い上げた商品に付加されたRFIDタグ60と非接触で交信を行うことで、RFIDタグ60内のデータを読み取ることができる。
図5は、RFIDリーダライタがデータを読み取り可能な読取範囲のシミュレーション結果を示す図である。図5に示す読取範囲59のシミュレーション結果は、真空状態におけるRFIDリーダライタ50の読取範囲59である。しかし、RFIDリーダライタ50の読取範囲59は、POSカウンタ100の材質やPOS端末40とアンテナ58との位置関係等の周囲環境やアンテナ58から放射される電波の送信出力などによって変化するため、図5に示すような読取範囲59を得ることはできない。例えば、POSカウンタ100がガラスである場合には、読取範囲59が狭くなる。また、POS端末40がアンテナ58の近傍に配置されている場合には、POS端末40で反射した電波により読取範囲59が変化する。
図6は、アンテナの送信出力の切り替えによる読取範囲の変化を示す図である。本実施形態では、上述したように、RFIDタグ60の種類によって読取範囲59が変化しないように、アンテナ58から放射される電波の送信出力を切り替えているが、RFIDリーダライタ50の実際の読取範囲59は、アンテナ58の送信出力によって若干変化する。具体的には、高感度RFIDタグと交信する際の読取範囲59が、低感度RFIDタグと交信する際の読取範囲59よりも大きくなる。
照明機90は、複数のLED(Light Emitting Diode)92および絞り91を有している。複数のLED92は、POSカウンタ100の上方からPOSカウンタ100に向けて光を照射して、読取範囲59に、当該読取範囲59と当該読取範囲59以外の範囲62とを区別する読取範囲表示61を表示するものである。これにより、RFIDリーダライタ50が有する読取範囲59を擬似的に可視化することができる。また、絞り91は、制御装置80から出力された信号に応じて当該複数のLED92から照射される光の光量を調節するものである。
なお、本実施形態では、照明機90は、LED92を用いて読取範囲表示61を表示しているが、これに限定するものではなく、例えば、ブラックライトや蛍光塗料やホログラムなどを用いて読取範囲表示61を表示しても良い。さらに、照明機90は、絞り91を介してLED92によって表示された読取範囲表示61が楕円形になることを防止するために、LED92から照射された光の光路上にレンズを配置しても良い。
制御装置80は、照明機制御部81およびインターフェース部82を有している。インターフェース部82は、無線タグ読取装置コントローラ49との間でデータ通信を行う。
照明機制御部81は、読取範囲59を変化させる所定条件に応じて、照明機90が有する絞り91を用いてLED92から照射される光の光量を調節して、LED92により表示される読取範囲表示61を変更するものである。
ここで、読取範囲59を変化させる所定条件とは、RFIDリーダライタ30(アンテナ58)から放射される電波の送信出力、RFIDリーダライタ50によりデータを読み取るRFIDタグ60の種類、RFIDリーダライタ50に接続されたアンテナ58の種類、照明機90とPOSカウンタ100(読取範囲表示61を表示する面)とアンテナ58それぞれの位置関係、POSカウンタ100の材質、周囲環境等がある。なお、周囲環境が読取範囲59を変化させる例としては、アンテナ58から放射された電波がPOS端末40で反射して読取範囲59を変化させる例がある。
ここで、図7〜10を用いて、RFIDタグ60の種類、アンテナ58から放射される電波の送信出力レベル、POSカウンタ100の材質、および照明機90とPOSカウンタ100との位置関係に応じて、読取範囲表示61を変更する例について説明する。図7は、RFIDタグの種類とRFIDタグの受信感度レベルとを対応付けたテーブルを示す図である。図8は、送信アンプに入力される電流値と送信出力レベルとを対応付けたテーブルを示す図である。図9は、POSカウンタの材質とアンテナから放射された電波の減衰レベルとをRFIDタグの種類毎に対応付けたテーブルを示す図である。図10は、読取レベルとLEDから照射される光の光量(読取範囲表示)とをPOSカウンタからの照明機の高さ毎に対応付けたテーブルを示す図である。なお、図7〜10に示すテーブルは、POS端末40が備えるROM42に予め格納しておいても良いし、通信部45を介して外部情報機器70から取得しても良い。
照明機制御部81は、まず、インターフェース部82および無線タグ読取装置コントローラ49を介して、RAM43から、アンテナ58を介して交信するRFIDタグ60の種類(RFIDタグA〜D)、POSカウンタ100の材質(インレイ、ガラス、木材、プラスチックなど)、およびPOSカウンタ100から照明機90までの高さ(高さ:1〜20)を読み出す。RFIDタグ60の種類、POSカウンタ100の材質、およびPOSカウンタ100から照明機90までの高さは、POS端末40が備える操作部46を介してオペレータによって設定され、RAM43に記憶されているものとする。
なお、本実施形態では、照明機制御部81は、RAM43から、RFIDタグ60の種類、POSカウンタ100の材質、およびPOSカウンタ100から照明機90までの高さを読み出しているが、通信部45を介して外部情報機器70から各情報を読み出しても良い。または、照明機制御部81は、図示しないCCD(Charged Coupled Device)カメラによってRFIDタグ60の画像を撮像し、撮像したRFIDタグ60の画像から、OCR(Optical Character Reader)等の文字認識処理によって当該RFIDタグ60に印字された型番等を読み取り、読み取った型番等からRFIDタグ60の種類を認識しても良い。または、照明機制御部81は、他のRFIDリーダライタを用いてRFIDタグ60に記憶された情報を読み取り、読み取った情報からRFIDタグ60の種類を認識しても良い。
次いで、照明機制御部81は、リーダライタ制御部51を介して、送信アンプ54に出力された電流値1〜6を検知する。そして、照明機制御部81は、図8に示すテーブルから、検知した電流値と対応付けられた送信出力レベル(dBm)を読み出す。さらに、照明機制御部81は、図7に示すテーブルから、読み出したRFIDタグ60の種類と対応付けられたRFIDタグ受信感度レベル(dBm)を読み出す。さらに、照明機制御部81は、図9に示すテーブルから、読み出したPOSカウンタ100の材質と対応付けられた減衰レベル(dBm)のうち、読み出したRFIDタグ60の種類に該当する減衰レベル(dBm)を読み出す。
なお、本実施形態では、照明機制御部81は、図8に示すテーブルから送信出力レベル(dBm)を読み出しているが、アンテナ58から放射された電波を受信可能なアンテナ等を有する場合には、当該アンテナによって受信した電波の送信出力レベル(dBm)を検知しても良い。
照明機制御部81は、RFIDタグ受信感度レベル(dBm)、送信出力レベル(dBm)および減衰レベル(dBm)を読み出すと、以下に示す式(1)を用いて、読取レベルを算出する。
読取レベル=送信出力レベル(dBm)+減衰レベル(dBm)−RFIDタグ受信感度レベル(dBm)・・・式(1)
照明機制御部81は、読取レベルを算出すると、図10に示すテーブルから、算出した読取レベルと対応付けられた光量のうち、取得した高さに該当する光量を読み出す。そして、照明機制御部81は、絞り91を用いてLED92から照射される光の光量を調節して、読み出した光量に、LED92により表示される読取範囲表示61を変更する。
また、照明機制御部81は、LED92による読取範囲表示61の表示を、アンテナ58からの電波の放射に連動させるものとする。具体的には、照明機制御部81は、アンテナ58からの電波の放射に伴って、LED92による読取範囲表示61を表示する。これにより、アンテナ58から電波が放射されていない間は、読取範囲表示61が行われないため、無線タグ読取装置30における消費電力を削減することができる。
さらに、照明機制御部81は、送信アンプ54によって送信出力が切り替えられる設定時間よりも長い所定時間毎に、LED92による読取範囲表示61を変更するものとする。これにより、読取範囲表示61が頻繁に変更されて、POS端末40のオペレータが不快感を抱くことを防止できる。
図11は、読取範囲表示の表示または変更処理の流れを示すフローチャートである。照明機制御部81は、アンテナ58から電波が放射されたか否かを判断する(ステップS1101)。アンテナ58から電波が放射されている場合(ステップS1101:Yes)、照明機制御部81は、RAM43から、RFIDタグ60の種類、POSカウンタ100の材質、およびPOSカウンタ100から照明機90までの高さを読み出す(ステップS1102)。さらに、照明機制御部81は、送信アンプ54に出力された電流値1〜6を検知する(ステップS1103)。
次いで、照明機制御部81は、図8に示すテーブルから、検知した電流値と対応付けられた送信出力レベルを読み出す(ステップS1104)。さらに、照明機制御部81は、図7に示すテーブルから、読み出したRFIDタグ60の種類と対応付けられたRFIDタグ受信感度レベルを読み出す(ステップS1104)。さらに、照明機制御部81は、図9に示すテーブルから、読み出したPOSカウンタ100の材質と対応付けられた減衰レベルを読み出す(ステップS1104)。
そして、照明機制御部81は、読み出した送信出力レベル、RFIDタグ受信感度レベル、および減衰レベルから、読取レベルを算出する(ステップS1105)。次いで、照明機制御部81は、図10に示すテーブルから、算出した読取レベルと対応付けられた光量を読み出すとともに、絞り91を用いてLED92から照射される光の光量を調節して、読取範囲表示61を表示または変更する(ステップS1106)。その後、照明機制御部81は、所定時間経過する毎に、ステップS1101〜ステップS1106に示す処理を繰り返す(ステップS1107:Yes)。そして、アンテナ58からの電波の放射が行われなくなると、照明機制御部81は、読取範囲表示61を停止する。
このように本実施形態にかかる無線タグ読取装置30によれば、RFIDタグ60と交信するための電波を放射し、当該電波に応答したRFIDタグ60からデータを読み取るRFIDリーダライタ50と、電波に応答したRFIDタグ60からRFIDリーダライタ50によってデータを読み取り可能な読取範囲59に、読取範囲59と当該読取範囲59以外の範囲62とを区別する読取範囲表示61を表示する照明機90と、読取範囲59を変化させる所定条件に応じて、読取範囲表示61を変更する照明機制御部81とを備えることにより、視覚的に読取範囲59を把握することができるので、RFIDリーダライタ50の使用時における読取範囲59が分かり易くなる。また、RFIDリーダライタ50の設置時に当該リーダライタをどこに配置すべきなのか、リーダライタの出力をどの程度にすべきかが分かる。
なお、本実施形態のPOS端末40で実行されるプログラムは、ROM42等に予め組み込まれて提供される。
また、本実施形態のPOS端末40で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態のPOS端末40で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のPOS端末40で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態のPOS端末40で実行されるプログラムは、上述した各部(照明機制御部81など)を含むモジュール構成とし、実際のハードウェアとしてはCPU41が上記ROM42からプログラムを読み出して実行することにより上記各部を主記憶装置上にロードし、照明機制御部81などを主記憶装置上に生成しても良い。
30 無線タグ読取装置
50 RFIDリーダライタ
54 送信アンプ
59 読取範囲
60 RFIDタグ
61 読取範囲表示
81 照明機制御部
90 照明機
特開2007−226320公報

Claims (6)

  1. 無線タグと交信するための電波を放射し、当該電波に応答した無線タグから情報を読み取る読取手段と、
    前記電波に応答した無線タグから前記読取手段によって情報を読み取り可能な読取範囲に、前記読取範囲と当該読取範囲以外の範囲とを区別する読取範囲表示を表示する表示手段と、
    前記読取範囲を変化させる所定条件に応じて、前記表示手段により表示される前記読取範囲表示を変更する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線タグ読取装置。
  2. 前記制御手段は、前記読取範囲表示を、前記読取手段による電波の放射に連動させることを特徴とする請求項1に記載の無線タグ読取装置。
  3. 前記読取手段により放射される電波の送信出力を検知する検知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知した送信出力を含む前記所定条件に応じて、前記読取範囲表示を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の無線タグ読取装置。
  4. 前記読取手段により放射される電波の送信出力を、予め設定された設定時間毎に切り替える切替手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記設定時間より長い所定時間毎に前記読取範囲表示を変更することを特徴とする請求項1から3のいずれか一に記載の無線タグ読取装置。
  5. 前記読取手段により情報を読み取る無線タグの種類を認識する認識手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記認識手段により認識された無線タグの種類を含む前記所定条件に応じて、前記読取範囲表示を変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか一に記載の無線タグ読取装置。
  6. 無線タグと交信するための電波を放射し、当該電波に応答した無線タグから情報を読み取る読取手段と、前記電波に応答した無線タグから前記読取手段によって情報を読み取り可能な読取範囲に、前記読取範囲と当該読取範囲以外の範囲とを区別する読取範囲表示を表示する表示手段と、を備えた無線タグ読取装置を制御するコンピュータを、
    前記読取範囲を変化させる所定条件に応じて、前記表示手段により表示される前記読取範囲表示を変更する制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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