JP2012024849A - 歯車研削盤及び歯車研削方法 - Google Patents

歯車研削盤及び歯車研削方法 Download PDF

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Abstract

【課題】歯筋が弦巻線状をなしている歯車に対して成形研削加工用の砥石で精度よく加工できる歯車研削盤及び歯車研削方法を提供する。
【解決手段】入力された歯車諸元及びタッチプローブ120からの情報に基づいて、回転テーブル112の軸心位置に対する斜歯歯車10の実際の軸心位置を算出し(S1〜S3)、斜歯歯車10の実際の軸心位置に基づいて、回転テーブル112及び砥石118の位置及び移動の補正値を算出し(S8)、回転テーブル112及び砥石118の位置及び移動の基準値に対して前記補正値を加算することにより、回転テーブル112、コラム113、サドル114、砥石ヘッド116の稼働値を算出し(S9)、当該稼働値で作動させるように各モータ112M〜114M,116Mを制御して、成形研削加工を行う(S10)。
【選択図】図4

Description

本発明は、歯車研削盤及び歯車研削方法に関し、特に、大型の斜歯歯車や螺子歯車等のような歯筋が弦巻線状をなしている大型の歯車を研削する場合に適用すると有効なものである。
歯車研削盤は、回転テーブル上に載置された歯車を回転させながら、駆動回転させた円盤状の砥石の周縁側を上記歯車の歯溝に挿入して当該歯車の歯面を順次研削することにより、当該歯車の噛み合い精度を向上させることができるようになっている。このような歯車研削盤においては、回転テーブルの軸心に対して、歯車の軸心がずれている(オフセットしている)と、当該歯車の歯面の研削を適切に行うことができなくなってしまうことから、回転テーブルの軸心と歯車の軸心とを正確に位置合わせ(心出し)する必要があるものの、直径数mの大型の歯車を加工する場合、当該歯車が数トンもの大重量になってしまい、上記心出しを行うことが簡単にできなくなっている。
このため、例えば、下記特許文献1等においては、回転テーブルを回転させて歯車の振れを計測することにより、歯車の軸心の位置(心ずれ)の値と位相位置との関係をグラフから読み取り、回転テーブルの中心と関係づけた位置ベクトルとして、歯幅中央の心ずれ、回転テーブルの軸心と歯車の軸心との交差角度、回転テーブルの軸心に対して直角の任意平面に対する心ずれ、位相角をそれぞれ算出した後、得られた上記調整データを回転テーブルの軸心に対して直角に移動させて回転テーブルの軸心と歯車の軸心とを例えば歯幅中央で交差するようにし、次いで回転テーブルの軸心と歯車の軸心との交差角度だけこれら両軸心を傾斜させて工具の案内軸と歯車の軸心とが合致するようになる速度と位置と軌道とによって工具を移動させて歯車を加工することを提案している。
特開2003−191131号公報
しかしながら、前記特許文献1等に記載されている歯車加工方法においては、歯筋が直線状をなしている直歯歯車に対して補正しながら加工することができるものの、斜歯歯車や螺子歯車等のような歯筋が弦巻線状をなしている歯車に対して精度よく加工することは記載されていない。また、斜歯歯車や螺子歯車等の成形研削加工では、砥石の位置や、砥石の移動と歯車の回転との同期運転の誤差等が加工精度に影響を与えるため、これらについても補正を行って成形研削加工する必要があった。
このようなことから、本発明は、歯筋が弦巻線状をなしている歯車に対して成形研削加工用の砥石を用いて成形研削加工するにあたって、加工精度を向上させることができる歯車研削盤及び歯車研削方法を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための、本発明に係る歯車研削盤は、軸心を上下方向へ向けるように回転テーブル上に載置されて歯筋が弦巻線状をなしている歯車に対して円盤状の砥石で成形研削加工する歯車研削盤であって、前記回転テーブルを上下方向の軸回りで回転させる回転テーブル駆動手段と、前記回転テーブル上の前記歯車に対して前記砥石の周縁側を向けるように当該砥石を回転させる砥石回転手段と、前記回転テーブル上の前記歯車の軸心方向と直交する方向の変位を計測する変位計測手段と、前記回転テーブル上の前記歯車の歯溝の深さ方向に沿って前記砥石及び前記変位計測手段を移動させるX軸方向移動手段と、前記回転テーブル上の前記歯車の歯溝の深さ方向と直交する水平方向に沿って前記砥石及び前記変位計測手段を移動させるY軸方向移動手段と、前記砥石及び前記変位計測手段を上下方向に沿って移動させるZ軸方向移動手段とを備えると共に、前記回転テーブル上の前記歯車の軸心方向と直交する方向の当該歯車の周縁の位置を前記変位計測手段で当該歯車の周方向及び軸方向にわたってそれぞれ複数計測するように前記回転テーブル駆動手段及び前記軸方向移動手段を作動させ、前記変位計測手段からの情報に基づいて、前記回転テーブルの軸心位置に対する前記歯車の実際の軸心位置を算出し、前記歯車の実際の軸心位置に基づいて、当該歯車の軸心が前記回転テーブルの軸心に一致しているときの成形研削加工の際の当該回転テーブルの位置及び移動の基準値並びに当該回転テーブルの回転位相に対応する前記砥石の位置及び移動の基準値に対して、当該歯車の実際の軸心位置により生じる差分を成形研削加工の際に打ち消す当該回転テーブル及び当該砥石の位置及び移動の補正値を算出し、前記基準値に対して、前記補正値を加算することにより、前記回転テーブル駆動手段の稼働値及び当該回転テーブルの回転位相に対応する前記X軸方向移動手段、前記Y軸方向移動手段、前記Z軸方向移動手段の稼働値を算出し、前記回転テーブル駆動手段、前記X軸方向移動手段、前記Y軸方向移動手段、前記Z軸方向移動手段を前記稼働値で作動させるように当該回転テーブル駆動手段、当該X軸方向移動手段、当該Y軸方向移動手段、当該Z軸方向移動手段を制御することにより、前記砥石で前記歯車を成形研削加工させる制御手段を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る歯車研削盤は、上述した歯車研削盤において、前記制御手段が、前記変位計測手段からの情報に基づいて、前記回転テーブルの基準位相時における当該回転テーブルの軸心位置に対する前記歯車の上方での水平面の偏心値εuを算出すると共に、前記回転テーブルの基準位相時における当該回転テーブルの軸心位置に対する前記歯車の下方での水平面の偏心値εdを算出し、前記偏心値εu,εdに基づいて、前記回転テーブルの基準位相時における当該回転テーブルの軸心位置に対する前記歯車の軸方向中央部分での水平面の偏心値εmを算出すると共に、前記回転テーブルの基準位相時における当該回転テーブルの軸心に対する前記歯車の軸心の鉛直平面での傾斜角度Σx,Σyを算出することにより、前記回転テーブルの軸心位置に対する前記歯車の実際の軸心位置を算出するものであることを特徴とする。
また、本発明に係る歯車研削盤は、上述した歯車研削盤において、前記制御手段が、前記偏心値εmに基づいて、前記歯車の軸心のオフセットの影響による成形研削加工開始点の水平面位置の補正値と、成形研削加工するときのZ軸方向への移動に連動した水平面移動の補正値とをそれぞれ算出すると共に、さらに、前記傾斜角度Σx,Σyに基づいて、前記歯車の軸心の傾きによる上下方向の位置のずれ補正値と、前記歯車の軸心の傾きの影響による成形研削加工動作時の上下方向の移動に連動させた水平面方向の移動のずれ補正値と、前記歯車の軸心の傾きの影響による当該歯車の歯面に対する前記砥石の歯形研削ラインのずれに伴う歯形誤差を補正するための上下方向への移動に連動させた水平面方向の移動の補正値とをそれぞれ算出するものであることを特徴とする。
また、前述した課題を解決するための、本発明に係る歯車研削方法は、軸心を上下方向へ向けるように回転テーブル上に載置されて歯筋が弦巻線状をなしている歯車に対して円盤状の砥石で研削加工する歯車研削方法であって、前記回転テーブル上の前記歯車の軸心方向と直交する方向の当該歯車の周縁の位置を当該歯車の周方向及び軸方向にわたってそれぞれ複数計測して、前記回転テーブルの軸心位置に対する前記歯車の実際の軸心位置を算出し、前記歯車の実際の軸心位置に基づいて、当該歯車の軸心が前記回転テーブルの軸心に一致しているときの成形研削加工の際の当該回転テーブルの位置及び移動の基準値並びに当該回転テーブルの回転位相に対応する前記砥石の位置及び移動の基準値に対して、当該歯車の実際の軸心位置により生じる差分を成形研削加工の際に打ち消す当該回転テーブル及び当該砥石の位置及び移動の補正値を算出し、前記基準値に対して、前記補正値を加算することにより、前記回転テーブルの位置及び移動の稼働値並びに当該回転テーブルの回転位相に対応する前記砥石の位置及び移動の稼働値を算出し、前記回転テーブル及び前記砥石の位置及び移動を前記稼働値で作動させることにより、当該砥石で前記歯車を成形研削加工することを特徴とする。
本発明に係る歯車研削盤及び歯車研削方法においては、回転テーブルの軸心に対して、歯車の軸心が偏心(オフセット)していると、歯車の割り出す歯溝ごとに成形研削加工開始点の座標位置が変化して、当該加工開始点がふらつくように移動してしまうため、当該歯車の割り出した歯溝ごとに上記ふらつきを追いかけるように砥石の水平面位置を補正すると共に、当該歯車の割り出した歯溝ごとに当該歯車の軸心が回転テーブルの位相と同期して動くため、歯幅方向一方側と他方側、すなわち、上側と下側とで成形研削加工点が振り回されるように移動(ヘリカル旋回)してしまうことから、砥石の上下方向の動きに伴って、その振り回される上記加工点を追いかけるように砥石の水平面移動を補正するだけでなく、回転テーブルの軸心に対して、歯車の軸心が傾斜することにより、当該歯車の歯面に対する砥石の歯形研削ラインが基準の歯形研削ラインからずれて、当該砥石と当該歯面との接触が規定の状態にならず、当該歯車の成形研削加工された当該歯面が誤差を有してしまうことから、回転テーブルの軸心に対する歯車の軸心の傾斜角度に基づいて、上記歯面の誤差を打ち消すように砥石の上下方向への移動に連動させて当該砥石の水平面方向の移動及び回転テーブルの回転移動をさらに補正することができるので、歯筋が弦巻線状をなしている大型の歯車の軸心が回転テーブルの軸心に対してずれていたとしても、当該歯車を円盤状の砥石で補正しながら成形研削加工することができる。
本発明に係る歯車研削盤の主な実施形態の概略側面図である。 図1のII−II線位置で見た正面図である。 図1の歯車研削盤の制御系統のブロック図である。 図1の歯車研削盤の制御系統のフロー図である。 図1の歯車研削盤による歯車の変位量計測手順の説明図である。 図1の歯車研削盤により算出する各種値の説明図である。 回転テーブルの軸心に対して歯車の軸心がオフセットしているときの歯車の外周の旋回軌跡の説明図である。 回転テーブルの軸心に対して歯車の軸心が傾斜しているときの歯車の歯面の成形研削加工状態の説明図である。
本発明に係る歯車研削盤及び歯車研削方法の実施形態を図面に基づいて以下に説明するが、本発明は図面に基づいて説明する以下の実施形態のみに限定されるものではない。
[主な実施形態]
本発明に係る歯車研削盤及び歯車研削方法の主な実施形態を図1〜8に基づいて説明する。
図1に示すように、ベッド111上のX軸方向一方側には、Z軸回り、すなわち、上下方向の軸回りで回転可能な回転テーブル112が設けられている。回転テーブル112上には、ボス10a,10bを有する大型(直径数m、重量数トン)の斜歯歯車10が軸心をZ軸方向、すなわち、上下方向へ向けるようにして載置される。
図1,2に示すように、ベッド111上のX軸方向他方側には、X軸方向、すなわち、前記回転テーブル112上の前記斜歯歯車10の歯溝の深さ方向に沿って移動可能なコラム113がレール111aを介して設けられている。コラム113の正面(回転テーブル112側の面)には、Z軸方向、すなわち、上下方向に沿って移動可能なサドル114がレール113aを介して設けられている。サドル114の正面には、X軸回りで旋回可能な旋回ヘッド115が設けられている。旋回ヘッド115の正面には、Y軸方向、すなわち、前記回転テーブル112上の前記斜歯歯車10の歯溝の深さ方向と直交する水平方向に沿って移動可能な砥石ヘッド116がレール115aを介して設けられている。
砥石ヘッド116の正面のY軸方向一方側には、Y軸方向と平行な鉛直平面に沿って砥石軸117aの軸心を向けるように配向された砥石主軸部117が設けられている。砥石主軸部117の砥石軸117aには、円盤形をなす成形研削加工用の砥石118が同軸をなして、すなわち、前記回転テーブル112側に周縁側を向けるようにして取り付けられている。砥石ヘッド116の正面のY軸方向他方側には、先端側を前記砥石118よりも前記回転テーブル112側に位置させるように突出させたアーム119の基端側が取り付けられている。アーム119の先端側には、前記斜歯歯車10の軸心方向と直交する方向であるX軸方向の変位を検出する変位計測手段であるタッチプローブ120が取り付けられている。
図3に示すように、前記タッチプローブ120は、制御手段である制御装置121の入力部に電気的に接続されている。制御装置121の入力部には、前記斜歯歯車10の諸元等の各種条件の入力等を行う入力手段である入力器122の出力部が電気的に接続されている。
制御装置121の出力部は、前記回転テーブル112をZ軸回りで回転させる回転テーブル駆動手段であるモータ112M、前記コラム113をX軸方向へ水平移動させるモータ113M、前記サドル114をZ軸方向へ昇降移動させるモータ114M、前記旋回ヘッド115をX軸回りで旋回させる、すなわち、前記砥石118の軸心を鉛直平面に沿って旋回させるモータ115M、前記砥石ヘッド116をY軸方向へスライド移動させるモータ116M、前記砥石主軸部117の砥石軸117aを主軸回転軸回りで回転させるモータ117Mに電気的に接続しており、当該制御装置121は、前記タッチプローブ120及び前記入力器122から入力された情報等に基づいて、前記モータ112M〜117Mの作動を制御することができるようになっている(詳細は後述する)。
なお、本実施の形態においては、前記ベッド111、前記コラム113、前記モータ113M等により、X軸方向移動手段を構成し、前記サドル114、前記モータ114M等により、Z軸方向移動手段を構成し、前記旋回ヘッド115、前記モータ115M等により、砥石旋回手段を構成し、前記砥石ヘッド116、前記モータ116M等により、Y軸方向移動手段を構成し、前記砥石主軸部117、前記モータ117M等により、砥石回転手段を構成している。
このような本実施形態に係る歯車研削盤100を使用した歯車研削方法を次に説明する。
まず、前記回転テーブル112上に前記斜歯歯車10を可能な限り同軸をなすように載置する。これと併せて、上記斜歯歯車10の諸元(直径、幅、歯幅、歯数、ねじれ角等)等の各種条件を前記入力器122に入力すると(図4中、S1)、前記制御装置121は、前記タッチプローブ120を前記コラム113のY軸方向中央部分に位置させるように前記モータ116Mを作動させて前記砥石ヘッド116及び前記アーム119を介して当該タッチプローブ120を前記レール115aに沿ってY軸方向他方側から一方側へ向けて移動させた後、当該タッチプローブ120の先端部を前記回転テーブル112の回転軸(C軸)に対して直交する方向で前記斜歯歯車10の上方の前記ボス10aの外周面に当接させるように(図5A参照)前記モータ113M,114Mを作動させて前記コラム113及び前記サドル114を前記レール111a,113aに沿って移動させる。
前記タッチプローブ120の先端部が前記斜歯歯車10の前記ボス10aの外周面に当接すると、前記制御装置121は、前記タッチプローブ120からの情報に基づいて、前記斜歯歯車10のそのときの位相位置におけるX軸方向の位置を求めた後、当該タッチプローブ120の先端部を当該斜歯歯車10の当該ボス10aから一旦離反させるように前記モータ113Mを作動させて前記コラム113を前記レール111aに沿ってわずかに退避移動させてから、前記回転テーブル112を所定角度(例えば45°)で回転させるように前記モータ112Mを作動させる。
続いて、前記制御装置121は、前記タッチプローブ120の先端部を前記斜歯歯車10の前記ボス10aの外周面に再び当接させるように前記モータ113Mを作動させて前記コラム113を前記レール111aに沿って前進移動させることにより、当該斜歯歯車10のそのときの位相位置におけるX軸方向の位置を新たに求めたら、当該タッチプローブ120の先端部を当該斜歯歯車10の当該ボス10aから再び離反させるように前記モータ113Mを作動させて前記コラム113を前記レール111aに沿って再び退避移動させた後、前記回転テーブル112を所定角度(例えば45°)で再び回転させるように前記モータ112Mを作動させる。
以下、上述した作動を所定角度に応じた回数(例えば8回)で繰り返し行うことにより(図5C参照)、前記制御装置121は、前記斜歯歯車10の上方の前記ボス10aのX軸方向での変位量を当該斜歯歯車10の周方向全体にわたって計測し(図4中、S2)、これに基づいて、前記回転テーブル112の回転に伴う当該斜歯歯車10の上方でのX−Y軸平面(水平面)の軸心位置を算出、具体的には、前記回転テーブル112の回転に伴う当該回転テーブル112の軸心(C軸)と当該斜歯歯車10の上方の軸心とを結ぶ線の距離eu及び前記回転テーブル112の軸心(C軸)を中心としたX−Y軸平面(水平面)座標における当該回転テーブル112の回転に伴う当該回転テーブル112の軸心(C軸)と当該斜歯歯車10の上方の軸心とを結ぶ線のなす角度φu、すなわち、当該回転テーブル112の基準位相時における当該回転テーブル112の軸心(C軸)位置に対する当該斜歯歯車10の上方でのX−Y軸平面(水平面)の偏心値(オフセット値)εuを算出する(図4中、S3/図6A参照)。
次に、前記制御装置121は、上方の前記ボス10aの場合と同様に、前記タッチプローブ120の先端部を前記斜歯歯車10の下方の前記ボス10bの外周面に当接させるように(図5B参照)前記モータ113M,114Mを作動させて前記コラム113及び前記サドル114を前記レール111a,113aに沿って移動させた後、上述と同様な作動を行うことにより、当該斜歯歯車10の下方のX軸方向での変位量を当該斜歯歯車10の周方向全体にわたって計測し(図4中、S4)、これに基づいて、前記回転テーブル112の回転に伴う当該斜歯歯車10の下方でのX−Y軸平面(水平面)の軸心位置を算出、具体的には、前記回転テーブル112の回転に伴う当該回転テーブル112の軸心(C軸)と当該斜歯歯車10の下方の軸心とを結ぶ線の距離ed及び前記回転テーブル112の軸心(C軸)を中心としたX−Y軸平面(水平面)座標における当該回転テーブル112の回転に伴う当該回転テーブル112の軸心(C軸)と当該斜歯歯車10の下方の軸心とを結ぶ線のなす角度φd、すなわち、当該回転テーブル112の基準位相時における当該回転テーブル112の軸心(C軸)位置に対する当該斜歯歯車10の下方でのX−Y軸平面(水平面)の偏心値(オフセット値)εdを算出する(図4中、S5/図6B参照)。
そして、前記制御装置121は、上方の前記ボス10aでのX−Y軸平面(水平面)の軸心位置と下方の前記ボス10bでのX−Y軸平面(水平面)の軸心位置とから、前記斜歯歯車10の軸方向(歯幅方向)中央部分でのX−Y軸平面(水平面)の軸心位置を算出、具体的には、上記距離eu,edを平均した距離em及び上記角度φu,φdを平均した角度φm並びに上記偏心値εu,εdを平均した二次元での偏心値(オフセット値)εmを算出すると共に(図4中、S6)、前記回転テーブル112の基準位相時における当該回転テーブル112の軸心(C軸)に対する当該斜歯歯車10の軸心の鉛直平面(三次元)での傾斜角度、すなわち、Z軸(C軸)に対するX軸方向成分の傾斜角度Σx及びY軸方向成分の傾斜角度Σyを算出することにより(図4中、S7/図6C参照)、前記回転テーブル112の軸心(C軸)位置に対する当該斜歯歯車10の実際の軸心位置を算出する。
このようにして前記斜歯歯車10の実際の軸心位置を算出、すなわち、前記斜歯歯車10の二次元での偏心値(オフセット値)εm及び三次元での傾斜角度Σx,Σyを算出すると、前記制御装置121は、当該偏心値(オフセット値)εm及び当該傾斜角度Σx,Σyに基づいて、当該斜歯歯車10の軸心が前記回転テーブル112の軸心(C軸)に一致しているときの成形研削加工の際の当該回転テーブル112の位置及び移動の基準値並びに当該回転テーブル112の回転位相に対応する前記砥石118の位置及び移動の基準値に対して、当該斜歯歯車10の実際の軸心位置により生じる差分を成形研削加工の際に打ち消す当該回転テーブル112の位置及び移動の補正値並びに当該砥石118の位置及び移動の補正値を算出する(図4中、S8)。
具体的には、上記制御装置121は、上記偏心値(オフセット値)εmに基づいて、(1)上記斜歯歯車10の軸心のオフセットの影響による成形研削加工開始点のX−Y軸(水平面)位置(二次元位置)補正値と、(2)成形研削加工するときに特有のZ軸方向への移動に連動したX−Y軸(水平面)移動(二次元移動)補正値とをそれぞれ算出すると共に(二次元偏心補正値)、さらに、上記傾斜角度Σx,Σyに基づいて、(3)上記斜歯歯車10の軸心の傾きによるZ軸方向(上下方向)及びC軸回り(水平面)の位置(三次元位置)のずれ補正値と、(4)上記斜歯歯車10の軸心の傾きの影響による成形研削加工動作時のZ軸方向(上下方向)の移動(三次元移動)に連動させたX−Y軸(水平面)方向の移動(三次元位置)のずれ補正値と、(5)上記斜歯歯車10の軸心の傾きの影響による当該斜歯歯車10の歯面に対する上記砥石118の歯形研削ラインのずれに伴う歯形誤差を補正するためのZ軸方向(上下方向)への移動(三次元移動)に連動させたX−Y軸方向及びC軸回り(水平面)の移動(三次元移動)の補正値とをそれぞれ算出する(三次元偏心補正値)。
なお、上記斜歯歯車10の上記補正値の算出と併せて、前記制御装置121は、前記コラム113を一旦退避させるように前記モータ113を作動させた後、前記タッチプローブ120を前記コラム113のY軸方向他方側に位置させる、すなわち、前記砥石118を前記コラム113のY軸方向中央部分に位置させるように前記モータ116Mを作動させて前記砥石ヘッド116及び前記アーム119を介して当該タッチプローブ120を前記レール115aに沿ってY軸方向一方側から他方側へ向けて移動させることにより、当該タッチプローブ120が退避位置に移動すると共に、前記砥石118が作動開始位置に位置付けられる。
そして、前記制御装置121は、上記各補正値を算出すると、前記基準値に対して、当該補正値を加算することにより、前記回転テーブル112の位置及び移動の実際の稼働値を算出すると共に、当該回転テーブル112の回転位相に対応する、前記コラム113、前記サドル114、前記砥石ヘッド116の位置及び移動の実際の稼働値を算出し(図4中、S9)、前記旋回ヘッド115及び前記砥石118を上記基準値で作動させるように前記モータ115M,117Mを制御すると共に、前記回転テーブル112、前記コラム113、前記サドル114、前記旋回ヘッド115、前記砥石ヘッド116を上記稼働値で作動させるように前記モータ112M〜114M,116Mを制御して、上記砥石118による前記斜歯歯車10の成形研削加工を行う(図4中、S10)。
つまり、図7に示すように、前記回転テーブル112の軸心(C軸)に対して、前記斜歯歯車10の軸心が偏心(オフセット)していると、前記斜歯歯車10の割り出す歯溝ごとに成形研削加工開始点の座標位置が変化して、当該加工開始点がふらつくように移動してしまうため、当該斜歯歯車10の割り出した歯溝ごとに上記ふらつきを追いかけるように前記砥石118のX−Y軸(水平面)位置及びZ軸(上下)位置を補正すると共に、当該斜歯歯車10の割り出した歯溝ごとに当該斜歯歯車10の軸心が前記回転テーブル112の位相と同期して動くため、歯幅方向一方側と他方側、すなわち、上側と下側とで成形研削加工点が振り回されるように移動(ヘリカル旋回)してしまうことから、前記砥石118のZ軸方向(上下方向)の動きに伴って、その振り回される上記加工点を追いかけるように前記砥石118のX−Y軸(水平面)移動を補正するのである。
くわえて、前記回転テーブル112の軸心(C軸)に対して、前記斜歯歯車10の軸心が傾斜することにより、図8Aに示すように、前記斜歯歯車10の歯面10cに対する前記砥石118の歯形研削ラインM1が基準の歯形研削ラインM0からずれて、当該砥石118と当該歯面10cとの接触が規定の状態にならず、図8Bに示すように、当該斜歯歯車10の成形研削加工された当該歯面10cが誤差を有してしまうことから、当該回転テーブル112の軸心(C軸)に対する当該斜歯歯車10の軸心の傾斜角度に基づいて、当該歯面10cの誤差を打ち消すように上記砥石118のZ軸方向(上下方向)への移動に連動させて当該砥石118のX−Y軸方向(水平面)の移動及び前記回転テーブル112のC軸回りの回転(水平面)移動をさらに補正するのである。
したがって、本実施形態によれば、回転テーブル112の軸心(C軸)に対して斜歯歯車10の軸心がずれていたとしても、当該斜歯歯車10を成形研削加工用の砥石118で精度よく成形研削加工することができる。
[他の実施形態]
なお、前述した実施形態においては、大型の斜歯歯車10を成形研削加工する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、小型の斜歯歯車を成形研削加工する場合であっても、適用することは可能である。しかしながら、前述した実施形態のように、歯筋が弦巻線状をなしている大型の歯車を成形研削加工する場合であれば、本発明に係る歯車研削盤及び歯車研削方法の作用効果を十分に発現することができる。
また、前述した実施形態においては、斜歯歯車10を成形研削加工する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、螺子歯車等のように歯筋が弦巻線状をなしている歯車を成形研削加工する場合であれば、前述した実施形態の場合と同様にして適用することができる。
本発明に係る歯車研削盤及び歯車研削方法は、歯筋が弦巻線状をなしている大型の歯車の軸心が回転テーブルの軸心に対してずれていたとしても、当該歯車を成形研削加工用の砥石で精度よく成形研削加工することができるので、金属加工産業等において、極めて有益に利用することができる。
10 斜歯歯車
10a,10b ボス
10c 歯面
100 歯車研削盤
111 ベッド
111a レール
112 回転テーブル
112M モータ
113 コラム
113a レール
113M モータ
114 ニー
114M モータ
115 旋回ヘッド
115a レール
115M モータ
116 砥石ヘッド
116M モータ
117 砥石主軸部
117a 砥石軸
117M モータ
118 砥石
119 アーム
120 タッチプローブ
121 制御装置
122 入力器

Claims (4)

  1. 軸心を上下方向へ向けるように回転テーブル上に載置されて歯筋が弦巻線状をなしている歯車に対して円盤状の砥石で成形研削加工する歯車研削盤であって、
    前記回転テーブルを上下方向の軸回りで回転させる回転テーブル駆動手段と、
    前記回転テーブル上の前記歯車に対して前記砥石の周縁側を向けるように当該砥石を回転させる砥石回転手段と、
    前記回転テーブル上の前記歯車の軸心方向と直交する方向の変位を計測する変位計測手段と、
    前記回転テーブル上の前記歯車の歯溝の深さ方向に沿って前記砥石及び前記変位計測手段を移動させるX軸方向移動手段と、
    前記回転テーブル上の前記歯車の歯溝の深さ方向と直交する水平方向に沿って前記砥石及び前記変位計測手段を移動させるY軸方向移動手段と、
    前記砥石及び前記変位計測手段を上下方向に沿って移動させるZ軸方向移動手段と
    を備えると共に、
    前記回転テーブル上の前記歯車の軸心方向と直交する方向の当該歯車の周縁の位置を前記変位計測手段で当該歯車の周方向及び軸方向にわたってそれぞれ複数計測するように前記回転テーブル駆動手段及び前記軸方向移動手段を作動させ、
    前記変位計測手段からの情報に基づいて、前記回転テーブルの軸心位置に対する前記歯車の実際の軸心位置を算出し、
    前記歯車の実際の軸心位置に基づいて、当該歯車の軸心が前記回転テーブルの軸心に一致しているときの成形研削加工の際の当該回転テーブルの位置及び移動の基準値並びに当該回転テーブルの回転位相に対応する前記砥石の位置及び移動の基準値に対して、当該歯車の実際の軸心位置により生じる差分を成形研削加工の際に打ち消す当該回転テーブル及び当該砥石の位置及び移動の補正値を算出し、
    前記基準値に対して、前記補正値を加算することにより、前記回転テーブル駆動手段の稼働値及び当該回転テーブルの回転位相に対応する前記X軸方向移動手段、前記Y軸方向移動手段、前記Z軸方向移動手段の稼働値を算出し、
    前記回転テーブル駆動手段、前記X軸方向移動手段、前記Y軸方向移動手段、前記Z軸方向移動手段を前記稼働値で作動させるように当該回転テーブル駆動手段、当該X軸方向移動手段、当該Y軸方向移動手段、当該Z軸方向移動手段を制御することにより、前記砥石で前記歯車を成形研削加工させる制御手段を備える
    ことを特徴とする歯車研削盤。
  2. 請求項1に記載の歯車研削盤において、
    前記制御手段が、
    前記変位計測手段からの情報に基づいて、
    前記回転テーブルの基準位相時における当該回転テーブルの軸心位置に対する前記歯車の上方での水平面の偏心値εuを算出すると共に、
    前記回転テーブルの基準位相時における当該回転テーブルの軸心位置に対する前記歯車の下方での水平面の偏心値εdを算出し、
    前記偏心値εu,εdに基づいて、
    前記回転テーブルの基準位相時における当該回転テーブルの軸心位置に対する前記歯車の軸方向中央部分での水平面の偏心値εmを算出すると共に、
    前記回転テーブルの基準位相時における当該回転テーブルの軸心に対する前記歯車の軸心の鉛直平面での傾斜角度Σx,Σyを算出することにより、
    前記回転テーブルの軸心位置に対する前記歯車の実際の軸心位置を算出するものである
    ことを特徴とする歯車研削盤。
  3. 請求項2に記載の歯車研削盤において、
    前記制御手段が、
    前記偏心値εmに基づいて、
    前記歯車の軸心のオフセットの影響による成形研削加工開始点の水平面位置の補正値と、
    成形研削加工するときのZ軸方向への移動に連動した水平面移動の補正値と
    をそれぞれ算出すると共に、
    さらに、前記傾斜角度Σx,Σyに基づいて、
    前記歯車の軸心の傾きによる上下方向の位置のずれ補正値と、
    前記歯車の軸心の傾きの影響による成形研削加工動作時の上下方向の移動に連動させた水平面方向の移動のずれ補正値と、
    前記歯車の軸心の傾きの影響による当該歯車の歯面に対する前記砥石の歯形研削ラインのずれに伴う歯形誤差を補正するための上下方向への移動に連動させた水平面方向の移動の補正値と
    をそれぞれ算出するものである
    ことを特徴とする歯車研削盤。
  4. 軸心を上下方向へ向けるように回転テーブル上に載置されて歯筋が弦巻線状をなしている歯車に対して円盤状の砥石で研削加工する歯車研削方法であって、
    前記回転テーブル上の前記歯車の軸心方向と直交する方向の当該歯車の周縁の位置を当該歯車の周方向及び軸方向にわたってそれぞれ複数計測して、前記回転テーブルの軸心位置に対する前記歯車の実際の軸心位置を算出し、
    前記歯車の実際の軸心位置に基づいて、当該歯車の軸心が前記回転テーブルの軸心に一致しているときの成形研削加工の際の当該回転テーブルの位置及び移動の基準値並びに当該回転テーブルの回転位相に対応する前記砥石の位置及び移動の基準値に対して、当該歯車の実際の軸心位置により生じる差分を成形研削加工の際に打ち消す当該回転テーブル及び当該砥石の位置及び移動の補正値を算出し、
    前記基準値に対して、前記補正値を加算することにより、前記回転テーブルの位置及び移動の稼働値並びに当該回転テーブルの回転位相に対応する前記砥石の位置及び移動の稼働値を算出し、
    前記回転テーブル及び前記砥石の位置及び移動を前記稼働値で作動させることにより、当該砥石で前記歯車を成形研削加工する
    ことを特徴とする歯車研削方法。
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