JP2012024730A - フィルタ再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの増大や装置の大型化を招くことなく、短時間且つ高効率で塵埃を除去してフィルタを再生でき、発電設備の運転停止時間の短縮および産業廃棄物の削減を図ることが可能なフィルタ再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかるフィルタ再生装置の構成は、開口部104e〜104hを有する袋状のフィルタ104a〜104dの内側に吸着された塵埃を除去しフィルタ104を再利用可能にするフィルタ再生装置100であって、網状部材からなり、開口部を下に向けたフィルタを上方から被着されてフィルタを内側から叩打するフィルタ叩打部110と、フィルタ叩打部の下部を支持する内枠120と、内枠を振動可能に支持する外枠140と、内枠を振動させる振動機構130と、外枠の下方に配置され塵埃を収集するホッパ150と、ホッパに接続されホッパ内の空気を吸引する除塵装置160と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、開口部を有する袋状のフィルタの内側に吸着された塵埃を除去してフィルタの再利用を可能にするフィルタ再生装置に関する。
火力発電所等に設けられるタービンには、吸気口から取り入れた外部の空気(外気)が燃焼用空気(以下、吸気と称する)として供給される。かかる吸気に、ごみや埃等の塵埃が含まれていると、タービン等の装置の損傷を招くおそれがある。そこで、吸気口にはフィルタが設けられ、このフィルタに塵埃を吸着させることにより吸気の清浄が行われている。
一般的に、吸気口には、プレフィルタや高効率フィルタを含む複数のフィルタが、その捕捉可能な粒子の粒径が小さくなる順に吸気の進路方向に並設されている。プレフィルタは、吸気口において前段に配置されるフィルタであり、吸気に含まれる塵埃のうち比較的粒径が大きい塵埃を捕捉する。高効率フィルタは、プレフィルタの後段に配置されるフィルタであり、プレフィルタを通過した粒径が極めて小さい微細な塵埃を捕捉する。このような構成により、プレフィルタによって比較的大きい塵埃を予め捕捉して、高精度かつ高価な高効率フィルタの短期での目詰まりを防いでその寿命を延長することが可能となる。
上記のプレフィルタは、不織布等の合成繊維やグラスファイバ等から構成されるものが多く、その形状については、例えば合成繊維を幾層にも重ねたものや、プリーツ加工したもの等、様々なものが提案されている。また特許文献1には、袋状(ポケット型とも称される)のフィルタも開示されている。
ところで、フィルタは、吸気の除塵を行うにつれて塵埃の吸着量が増し、やがては目詰まりが生じる。すると、吸引圧力の差圧が生じて圧力損失が増大してしまう。このため、従来では差圧が所定値を超えたらフィルタの全数取替を実施していた。しかし、火力発電所等の吸気口は面積が著しく大きく、膨大な数のフィルタ(例えばプレフィルタの場合456個)が設置されている。また周囲環境にもよるが、プレフィルタは取替頻度が高い(例えば3ヶ月から4ヶ月に1回)。このため、年間を通して大量の廃棄フィルタが発生する。かかる廃棄フィルタは産業廃棄物として処理されるため、全数取替では大量の産業廃棄物が発生することとなり、火力発電所等の設備では廃棄物量の削減が課題となっていた。
そこで、近年、フィルタに吸着された塵埃を除去して目詰まりを解消し、フィルタの再利用(再生)を可能にする方法が提案されている。これにより、廃棄フィルタひいては産業廃棄物の大幅な削減が可能になる。フィルタを再生する方法としては、具体的には、フィルタを直接叩く方法や、フィルタに高圧の空気を噴射する方法、水中においてフィルタを超音波洗浄する方法、フィルタに付着した塵埃を吸引する方法などが知られている。例えばフィルタに付着した塵埃を吸引する方法としては、特許文献2に、フィルタユニットの吸気側に粉塵を吸引する取付部を取り付けて吸引力付与手段によって吸引力を付与する構成が開示されている。
特開2009−154141号公報 特開2004−036447号公報
上述したフィルタ再生方法のうち、フィルタを直接叩く方法では、必要なものはフィルタを叩く道具のみであるため特別な装置等が不要であり、コスト面でのメリットは極めて大きい。しかし、この方法では作業員が人力で行うため、膨大な数のフィルタ全ての除塵を行うにはかなりの時間を要する。また作業員が人力で行うため除去効果にばらつきが生じ易かったり、フィルタを叩いたときにその周囲に塵埃が飛散するため作業現場の汚染や作業員に対する作業環境の悪化が懸念されたりする。
フィルタに高圧の空気を噴射する方法では、フィルタ表面に付着している塵埃であれば容易に除去できるものの、フィルタの内部まで入り込んでしまった塵埃を除去することが困難である。このため、高圧空気の噴射のみでは塵埃除去効果が十分に得られない。水中においてフィルタを超音波洗浄する方法では、高効率な除塵が可能であるものの、洗浄後のフィルタの乾燥にかなりの時間を要する。故に、この方法をプレフィルタに適用した場合、発電設備の運転を停止して再生(除塵作業)を行う必要があり、除塵作業に伴う運転停止時間が長時間化を招き、運用面において支障が生じるおそれがある。同数のプレフィルタを準備して交互に再生することも考えられるが、大量のプレフィルタを購入および保管しておくコストを鑑みれば現実的ではない。
また特許文献2のようにフィルタ(プレフィルタ)に付着した塵埃を吸着する方法では、設備の運転中における除塵が可能であるため運転を停止する必要がなく、運用面において優れた利点を有する。しかしながら、設備の運転中に塵埃を吸引する際には、吸気口の吸気圧力が負圧となっているため、大気圧力時と同じ程度の吸引効果を出すには、より大きい負圧の吸引力が必要になる。したがって、吸引力付与手段の大型化は必須であり、ひいては装置に要するコストが莫大なものとなる。このため、特許文献2のような方法においてもコスト面で課題を有していた。また吸引力付与手段が大型化すると可搬式には出来ないため固定設置式になる。すると、フィルタを吸気口に設置した状態で作業を行う際に、吸引力付与手段から取付部までのフレキシブルホース(吸引ホース)が長大化し、取り回しが非常に困難となる。その上、吸引ホースの長大化に伴う圧力損失分をまかなうために、吸引力付与手段がさらに大型化することが考えられる。
本発明は、このような課題に鑑み、コストの増大や装置の大型化を招くことなく、短時間且つ高効率で塵埃を除去してフィルタを再生でき、発電設備の運転停止時間および産業廃棄物の削減を図ることが可能なフィルタ再生装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるフィルタ再生装置の代表的な構成は、開口部を有する袋状のフィルタの内側に吸着された塵埃を除去しフィルタを再利用可能にするフィルタ再生装置であって、網状部材からなり、フィルタの開口部を下に向けた状態で上方から当該フィルタを被着し、当該フィルタを内側から叩打するフィルタ叩打部と、フィルタ叩打部の下部を支持する内枠と、内枠を振動可能に支持する外枠と、内枠を振動させる振動機構と、外枠の下方に配置され塵埃を収集するホッパと、ホッパに接続されホッパ内の空気を吸引する除塵装置と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、振動機構により内枠が振動するとそれに支持されたフィルタ叩打部も振動し、網状部材からなるフィルタ叩打部とフィルタが小刻みに衝突する。この衝突によりフィルタがフィルタ叩打部に叩かれる状態となり、叩かれた衝撃でフィルタに吸着された塵埃が落下する。これにより、短時間且つ高効率にフィルタから塵埃が除去されて目詰まりが解消され、フィルタを再利用する(再生する)ことが可能となる。作業が短時間で完了することから、少しずつ順に処理することができ、発電設備を停止することなく再生を行うことができる。またフィルタを再生して使用することができるため、産業廃棄物の削減を図ることが可能となる。またフィルタ再生装置が小型であり且つその構成が簡略であるため、移動や設置が容易であり、且つコストの増大を招くことがない。そして、フィルタから落下した塵埃は、ホッパに収集され、かかるホッパに接続された除塵装置によって吸引される。このため、塵埃の周囲への飛散を抑制することができ、作業現場の汚染や作業員の作業環境の悪化を低減することが可能となる。
当該フィルタ再生装置は、内枠の下方に外枠を貫通するように配置される回転軸と、回転軸に取り付けられ内枠を上下方向に振動させるカムと、を更に備えるとよい。かかる構成によれば、回転軸を回転させてカムを回転させることにより、振動機構による横方向の振動に加えて上下方向の振動を内枠ひいてはこれに支持されたフィルタ叩打部に与えることができる。したがって、当該フィルタ再生装置の塵埃除去効果を更に高めることができる。
当該フィルタ再生装置は、内枠の振動範囲を規制することによって内枠の振幅を調節する振幅調節部を更に備えるとよい。これにより、内枠の振幅を調節して、フィルタ叩打部の振動状態を制御し、フィルタを確実に叩くことができる。
上記のホッパは、その下部に塵埃を堆積させる堆積部を有し、除塵装置は、堆積部よりも上方においてホッパに接続されているとよい。かかる構成によれば、重量が大きい塵埃は重力によってホッパ内を下降して堆積部に堆積し、重量が小さい塵埃のみがホッパ内の空気とともに除塵装置に吸引される。したがって、除塵装置に吸引される塵埃の量を低減することができ、かかる除塵装置における目詰まりの発生を抑制することが可能となる。
当該フィルタ再生装置は、フィルタの外側から空気を噴射する噴射手段を更に備えるとよい。これにより、噴射手段から噴射された空気の圧力によって、フィルタに吸着された塵埃を除去することができる。したがって、当該フィルタ再生装置による塵埃除去効果の更なる向上が図れる。
当該フィルタ再生装置は、フィルタ叩打部に被着されたフィルタを覆うように外枠に取り付けられるカバーを更に備えるとよい。これにより、フィルタがカバーにより遮蔽されるため、かかるフィルタから脱離した(除去された)塵埃が周囲に飛散することがない。したがって、塵埃の回収効率を向上できるとともに、作業員の作業環境を良好な状態に維持し、且つ作業現場の汚染を防ぐことが可能となる。
本発明によれば、コストの増大や装置の大型化を招くことなく、短時間且つ高効率で塵埃を除去してフィルタを再生でき、発電設備の運転停止時間および産業廃棄物の削減を図ることが可能なフィルタ再生装置を提供することができる。
処理対象となるフィルタの概略構成を説明する図である。 第1実施形態にかかるフィルタ再生装置の概略構成を説明する図である。 第1実施形態にかかるフィルタ再生装置の概略構成を説明する図である。 図3の側面図である。 カムの回転を説明する図である。 振幅調節部による内枠の振幅調整を説明する図である。 第2実施形態にかかるフィルタ再生装置の概略構成を説明する図である。 第3実施形態にかかるフィルタ再生装置の概略構成を説明する図である。 実施例および比較例を説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(フィルタユニット)
理解を容易にするために、まず本実施形態のフィルタ再生装置の処理対象となるフィルタについて説明する。図1は、処理対象となるフィルタの概略構成を説明する図である。図1(a)はフィルタの斜視図であり、図1(b)は図1(a)の上面図である。図1(a)および図1(b)に示すように、フィルタユニット102はフィルタ104および枠体106から構成され、このフィルタ104が後述するフィルタ再生装置による処理対象となるフィルタである。
本実施形態では、フィルタ104は、連結された4つのフィルタ104a、104b、104cおよび104dにより構成される。フィルタ104a〜104dの材質としては、不織布等の合成繊維やガラス繊維等を好適に用いることができる。かかるフィルタ104a〜104dは、吸気口(不図示)の奥行き方向に山形になった袋状であり、それぞれ開口部104e、104f、104gおよび104hを有している。またフィルタ104a〜104dは、袋が広がりすぎないように、高さ方向の略中央部において奥行き方向に一部縫合されている。
上記のフィルタ104a〜104dは枠体106に取り付けられる。枠体106は例えばアルミニウム合金などからなり、外周部106aと、外周部106aの内側に高さ方向に設けられる桟106b、106cおよび106dとから構成される。そして、これらの外周部106aおよび桟106b〜106dの間に開口部104e〜104hが配置されるようにフィルタ104を枠体106に取り付ける。
フィルタユニット102は、フィルタ104が吸気口の内部に配置されるように吸気口に取り付けられる。これにより、外周部106aおよび桟106b〜106dの間ならびに開口部104e〜104hを吸気が通過して、それに含まれる塵埃がフィルタ104a〜104dの内側に吸着される。
なお、本実施形態においては、フィルタ104は4つの袋状のフィルタ104a〜104dからなる構成としたが、この数は一例であり限定するものではない。また枠体106に設けた桟の数においても限定するものではなく、桟の数は、袋状のフィルタの数に応じて変更するべきであることは言うまでもない。
(第1実施形態)
図2および図3は、第1実施形態にかかるフィルタ再生装置の概略構成を説明する図である。特に、図2は、フィルタ再生装置から内枠およびフィルタ叩打部を取り外した状態を示していて、図3は、それらをフィルタ再生装置に取り付けた状態を示している。図2および図3に示す第1実施形態のフィルタ再生装置100(以下、再生装置100と略称する。)は、フィルタ104の内側に吸着された塵埃を除去し、かかるフィルタ104を再利用可能にする。
再生装置100では、上述したフィルタユニット102のフィルタ104は、フィルタ叩打部110に保持される。フィルタ叩打部110は、逆V字状に対になった網状部材110aおよび110bから構成されている。これにより、後述するようにフィルタ叩打部110に叩かれてフィルタ104から落下した塵埃が、網状部材110aおよび110bの網目の隙間を通過してホッパ150に収集される。また網状部材110aおよび110bが逆V字状に配置されることにより、それらを袋状のフィルタの山形形状に沿わせてその形状を保持することができ、振動時にフィルタ104を好適に叩くことが可能となる。
本実施形態では、内枠120にフィルタ叩打部110が4列配置されている。1つのフィルタ叩打部110には、フィルタ104a〜104dが中央部で縫合されていることから、その袋形状に合わせて網状部材110aおよび110bが横方向に2枚ずつ配列されている。そして、フィルタ叩打部110の上方から、かかるフィルタ叩打部110が開口部104e〜104h(図1参照)に挿入されるように枠体106ごとフィルタユニット102を被着することにより、図3に示すようにフィルタユニット102がフィルタ叩打部110に保持される。
なお、フィルタ叩打部110の列数はフィルタ104の連結数に応じて変更するべきである。またフィルタ104が中央部で縫合されていない場合には、横方向に配列した網状部材110a、110bはそれぞれ1枚の網状部材であってもよい。
図4は、図3の側面図である。説明の都合上、図4では、フィルタ叩打部110、および後述する外枠140およびホッパ150を仮想線で示している。フィルタ叩打部110の下部は内枠120に支持される(図2参照)。そして、図4に示すように、内枠120の下部には、かかる内枠120を振動させる振動機構130が設けられている。特に、本実施形態の振動機構130は、内枠120を図4の白抜き矢印方向、すなわち図4における左右方向に振動させる。振動機構130としては、振動モータを好適に用いることができるが、これに限定するものではなく内枠120を振動させることが可能であれば如何なる装置を用いてもよく、例えばモータとカムとクランクを組み合わせたリンク機構などを用いることができる。
フィルタ104をフィルタ叩打部110に保持した内枠120は、外枠140に振動可能に支持されて図3に示す状態となる。本実施形態では、外枠140の内側には図2に示すように載置部140aが設けられていて(図示はされていないが、載置部140aを備える面と対向する面にも載置部140aが設けられている)、かかる載置部140a上に内枠120が載置される。すなわち内枠120は外枠140の載置部140aに載置されるだけであって、それらは互いに固定されていない。このため、外枠140に載置(支持)された内枠120は振動可能となる。
上記構成によれば、振動機構130により内枠120が振動すると、それに支持されたフィルタ叩打部110が振動する。フィルタ104のうちフィルタ104dを例示して説明すると、振動機構130により内枠120が左側に向かって振動するとフィルタ叩打部110が右側に傾斜する。これにより、網状部材110bがフィルタ104dの右側の内面に衝突し、フィルタ104dが網状部材110bに叩かれる。一方、振動機構130により内枠120が右側に向かって振動すると、フィルタ叩打部110が左側に傾斜する。これにより、網状部材110aがフィルタ104dの左側の内面に衝突し、フィルタ104dが網状部材110aに叩かれる。
したがって、フィルタ叩打部110が左右に振動することにより、かかるフィルタ叩打部110とフィルタ104とが小刻みに衝突を繰り返してフィルタ104がフィルタ叩打部110に叩かれる。すると、叩かれた衝撃により、フィルタ104に吸着された塵埃が脱離してホッパ150内に落下する。これにより、短時間且つ高効率にフィルタ104から塵埃が除去されて目詰まりが解消されるため、フィルタ104を再利用する(再生する)ことができ、フィルタの寿命を延命することが可能となる。
また本実施形態では、図2および図3に示すように、外枠140には、回転軸142と連結するハンドル140bが設けられている。回転軸142は、内枠120の下方に外枠140を貫通するように配置されていて、内枠120を上下方向に振動させるカム144が(図4参照)取り付けられている。これにより、ハンドル140bを回転させると、それに連結された回転軸142が回転し、ひいては回転軸142に取り付けられたカム144が回転する。
図5は、カム144の回転を説明する図である。カム144は、円板状部材の一部を切り欠いた形状で平坦部144aが形成されている。図5(a)に示すように、カム144の平坦部144aが内枠120の下辺と対向する位置にあるとき、内枠120は最も低い位置にある。そして、図5(a)に示す矢印の方向にカム144を略180°回転させると、図5(b)に示すように内枠120が上昇し、これに伴って内枠120に支持されるフィルタ叩打部110(図2参照)に保持されるフィルタ104も上昇する。
図5(b)に示す矢印の方向に更にカム144を略90°回転させると、カム144によって内枠120が持上げられて更に上昇し、フィルタ叩打部110およびフィルタ104も更に上昇する。このとき、内枠120の下辺には平坦部144aの頂点が接していて、内枠120は最も高い位置に到達する。そして、図5(c)に示す矢印の方向に更にカム144を略90°回転させると、平坦部144aの頂点がずれて内枠120が落下し(下降し)、これに伴ってフィルタ叩打部110およびフィルタ104も下降し、これらは図5(a)に示す位置に戻る。このとき、内枠120の落下時の衝撃により、フィルタ叩打部110ひいてはフィルタ104に縦方向の振動が加わり、その振動によりフィルタ104に吸着されている塵埃が落下する。
したがって、上記構成によれば、回転軸142を回転させてカム144を回転させることにより、振動機構130による横方向の振動に加えて縦方向(上下方向)の振動を内枠120に与えることができる。これにより、内枠120に支持されたフィルタ叩打部110、ひいてはこれに保持されたフィルタ104が振動して塵埃が落下するため、再生装置100の塵埃除去効果を更に高めることができる。
更に、外枠140には振幅調節部146が設けられている。振幅調節部146は、内枠120の振動範囲を規制することによってかかる内枠120の振幅を調節する。内枠120の振幅を調整することにより、フィルタ叩打部110の振動数を調整することができる。振幅の調整は、弾性変形する網状部材110a、110bの振動の節が中途部にくることを避け、その先端に振動の腹がくるように(先端が最も大きく振動するように)調整することが好ましい。本実施形態では、振幅調節部146を、外枠140を貫通する螺子としている。これにより、振幅調節部146を回転させるだけで外枠140への貫通状態ひいては内枠120の振幅を容易に調節することができる。
図6は、振幅調節部146による内枠120の振幅調整を説明する図である。図6(a)に示すように、振幅調節部146である螺子を緩めた状態、すなわち振幅調節部146が外枠140と内枠120との間隙146aに突出していない状態にすると、内枠120の振動範囲は、外枠140の内側の幅とほぼ同一となる。一方、図6(b)に示すように、振幅調節部146を完全に締めた状態、すなわち振幅調節部146が間隙146aに突出した状態にすると、内枠120の振動範囲は、内枠120の幅とほぼ同一となる。このように内枠120の振動範囲を調整すると、内枠120の振幅を調節することができる。これにより、フィルタ叩打部110の振動状態を制御し、フィルタ104を確実に叩くことが可能となる。
なお、本実施形態では、振幅調節部146を完全に締めた状態(図6(b))および緩めた状態(図6(a))のみを例示したが、これに限定するものではなく、図6(a)および図6(b)の中間の状態で調整することも可能であることは言うまでもない。
上述した部材以外にも、外枠140の下部の四隅には、L字状の足148が接続されている。足148のL字の屈曲部分の下面にはローラ148aが取り付けられている。これにより、再生装置100を容易に移動することができる。一方、足148の、外枠140を接続されていない側の端部近傍には、接地軸148bが貫通されている。接地軸148bの上端にはハンドル148cが接続されていて、下端には接地部148dが接続されている。
上記構成により、再生装置100を所望の場所まで移動させた後にハンドル148cを回転させることによって、接地軸148bおよびこれに接続された接地部148dを回転させて接地部148dを接地し、再生装置100の位置を固定することができる。したがって、当該再生装置100の動作時の振動による移動を抑制することができる。また接地部148dが接地された後に更にハンドル148cを回転することにより、足148ひいては外枠140を上昇させることができ、再生装置100の高さ調整を行うことが可能となる。
上述したようにフィルタ104から落下した塵埃は、外枠140の下方に配置されたホッパ150に収集される。ホッパ150には、除塵装置160のダクト160aが接続されている。すなわち、ホッパ150は、ダクト160aを介して160に接続されていて、除塵装置160によってホッパ150内の空気が吸引され、その空気とともにホッパ150に収集された塵埃も吸引される。これにより、塵埃を効率的に回収可能になるとともに、塵埃の周囲への飛散を抑制することができ、作業現場の汚染や作業員の作業環境の悪化を低減することが可能となる。
上記説明したように、第1実施形態にかかる再生装置100によれば、振動機構130により内枠120が振動すると、フィルタ叩打部110とフィルタ104が小刻みに衝突し、フィルタ104がフィルタ叩打部110に叩かれた衝撃で塵埃が落下する。これにより、短時間且つ高効率にフィルタ104から塵埃が除去されて目詰まりが解消され、フィルタ104を再利用する(再生する)ことができ、産業廃棄物の削減を図ることが可能となる。このとき、作業が短時間で完了することから、少しずつ順に処理することができ、発電所を停止することなく再生を行うことができる。また再生装置100が小型であり且つその構成が簡略であるため、コストの増大を招くことがない。
以下、フィルタ再生装置の他の実施形態について説明する。なお、以下の説明では、上述した第1実施形態の再生装置100の構成要素と同一の機能や構成を有する要素については、同一の符号を付して説明を省略し、再生装置100との差異について詳述する。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態にかかるフィルタ再生装置の概略構成を説明する図である。第2実施形態のフィルタ再生装置200(以下、再生装置200と略称する)は、ホッパに堆積部が設けられている点と、噴射手段を更に備える点において再生装置100と異なる。
図7に示すように、本実施形態のホッパ250の下部には、塵埃を堆積させる堆積部252が設けられている。かかる堆積部252はホッパ250から引出可能である。これにより、フィルタ104から落下してホッパ250に収集されて堆積部252に堆積した塵埃をホッパ250の外に取り出すことができる。このため、再生装置200は内部の清掃が容易な構造となっている。
そして、ホッパ250には、堆積部252よりも上方において除塵装置160(図2参照)のダクト160aが接続されている。かかる構成により、重量が大きい塵埃は重力によってホッパ250内を下降して堆積部252に堆積し、重量が小さい塵埃のみがホッパ250内の空気とともに除塵装置160に吸引される。したがって、除塵装置160に吸引される塵埃の量を低減し、除塵装置160における目詰まりの発生を抑制することができる。
なお、本実施形態においては堆積部252を引出としたが、これに限定するものではなく、塵埃をホッパ250外に取出可能な形状であれば如何なる構成であってもよい。例えば、ホッパ250の底面を堆積部252とし、かかる底面に蓋付きの孔を設け、蓋を開けることにより孔から塵埃を取り出すような構成とすることも可能である。
第1実施形態の再生装置100との違いとして、本実施形態の再生装置200は噴射手段270を更に備える。噴射手段270は、主に、コンプレッサ272、噴射ノズル274、およびこれらを連結する連結管270aとから構成される。コンプレッサ272は、空気を圧縮して圧縮空気を生成する(空気を圧送する)。そして、コンプレッサ272において生成された圧縮空気は連結管270aを通じて噴射ノズル274から噴射される。
上記構成によれば、フィルタ104の外側に、噴射手段の274から高圧空気(空気)を噴射し、噴射された空気の圧力によって、フィルタ104に吸着された塵埃を除去することができる。したがって、再生装置100による塵埃除去効果の更なる向上が図れる。
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態にかかるフィルタ再生装置の概略構成を説明する図である。図8に示すように、第3実施形態のフィルタ再生装置300(以下、再生装置300と略称する)は、噴射手段370およびカバー310を更に備える点において再生装置100と異なる。
噴射手段370は、主に、コンプレッサ372および連結管370aとから構成され、かかる連結管370aは後述するカバー310に設けられた圧縮空気供給配管312に接続されている。これにより、コンプレッサ272において圧縮されることにより生成された圧縮空気は、連結管370aを通じてカバー310内に供給される。
カバー310は、フィルタ叩打部110に被着されたフィルタ104を覆うように外枠140に取り付けられる。カバー310の内部の上方には圧縮空気供給配管312が配置されている。圧縮空気供給配管312は一端がカバー310の側面に固定され、他端がカバー310の他の側面を貫通してカバー310の外部に露出し連結管370aに接続されている。また圧縮空気供給配管312には、これと略直行する方向に延設された分岐供給配管312aが4つ接続されている。図面では描画されていないが、分岐供給配管312aのフィルタ104を対向する位置には、高圧空気を噴出する噴出孔が複数設けられている。
上記構成によれば、コンプレッサ372を作動させると、高圧空気が連結管370aおよび圧縮空気供給配管312を通過して分岐供給配管312aの噴出孔から噴出される。これにより、作業員が手作業で高圧空気の噴射を行わずに済むため作業時の手間を削減することができる。
またフィルタ104をカバー310により遮蔽すると、フィルタ104近傍の空間は外部空間とほぼ遮断される。このため、高圧空気の噴射によりかかるフィルタ104から脱離した(除去された)塵埃が周囲に飛散することがない。したがって、塵埃の回収効率を向上できるとともに、作業員の作業環境を良好な状態に維持し、且つ作業現場の汚染を防ぐことが可能となる。
(実施例)
以下に、上記説明した実施形態の再生装置によるフィルタの塵埃除去効果を実施例および比較例を用いて説明する。図9は、実施例および比較例を説明する図である。なお、図9に示す実施例および比較例1〜比較例4のデータは、すべての例において除塵対象のフィルタ104のn数を10とし、その平均値を用いている。
図9に示す実施例では、第2実施形態の再生装置200を用い、噴射手段270による高圧空気の噴射を行って除塵した。比較例1では、布団叩きを用いて手作業で除塵した。比較例2では、布団叩きによる手作業に加えて高圧空気の噴射を行って除塵した。比較例3では、布団叩きによる手作業に加えて塵埃の吸引を行って除塵した。比較例4では、布団叩きによる手作業に加えて、高圧空気の噴射および塵埃の吸引を行って除塵した。
実施例および比較例1〜比較例4を比較すると、実施例では、作業時間を比較例1〜比較例4の1/2〜1/3まで大幅に短縮できることがわかる。また除塵処理の前後の重量差、すなわち除去された塵埃の量(除去量)に着目すると、実施例では、比較例1および2の重量を大幅に上回っていることから効率的な除塵が可能であることが理解できる。比較例3に対しては、重量差が同程度であるが作業時間が半減しているため、実施例のように再生装置200を用いることにより作業効率の向上を図れることがわかる。比較例4に対しては、実施例のほうが重量差の最大値が若干小さいものの、やはり作業時間において優位性が見出せ、実施例の作業時間を比較例4と同程度とすれば実施例のほうが大きい重量差が得られるものと推測される。
なお、上述した実施例および比較例1〜比較例4のいずれの方法であっても、塵埃の除去量は作業時の季節や天候による影響を受ける。詳細には、塵埃が湿っているとフィルタ104から脱離しづらくなるため、作業時には塵埃が乾燥状態に近い状態であるとよい。したがって、湿度が高い季節や天候、すなわち梅雨時や雨天時は塵埃の除去作業は避けることが好ましい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、開口部を有する袋状のフィルタの内側に吸着された塵埃を除去してフィルタの再利用を可能にするフィルタ再生装置に利用することができる。
100…再生装置、102…フィルタユニット、104…フィルタ、104a…フィルタ、104b…フィルタ、104c…フィルタ、104d…フィルタ、104e…開口部、104f…開口部、104g…開口部、104h…開口部、106…枠体、106a…外周部、106b…桟、106c…桟、106d…桟、110…フィルタ叩打部、110a…網状部材、110b…網状部材、120…内枠、130…振動機構、140…外枠、140a…載置部、140b…ハンドル、142…回転軸、144…カム、144a…平坦部、146…振幅調節部、146a…間隙、148…足、148a…ローラ、148b…接地軸、148c…ハンドル、148d…接地部、150…ホッパ、160…除塵装置、160a…ダクト、200…再生装置、250…ホッパ、252…堆積部、270…噴射手段、270a…連結管、272…コンプレッサ、274…噴射ノズル、300…再生装置、310…カバー、312…圧縮空気供給配管、312a…分岐供給配管、370…噴射手段、370a…連結管、372…コンプレッサ

Claims (6)

  1. 開口部を有する袋状のフィルタの内側に吸着された塵埃を除去し該フィルタを再利用可能にするフィルタ再生装置であって、
    網状部材からなり、前記開口部を下に向けた前記フィルタを上方から被着されて該フィルタを内側から叩打するフィルタ叩打部と、
    前記フィルタ叩打部の下部を支持する内枠と、
    前記内枠を振動可能に支持する外枠と、
    前記内枠を振動させる振動機構と、
    前記外枠の下方に配置され前記塵埃を収集するホッパと、
    前記ホッパに接続され該ホッパ内の空気を吸引する除塵装置と、
    を備えることを特徴とするフィルタ再生装置。
  2. 前記内枠の下方に前記外枠を貫通するように配置される回転軸と、
    前記回転軸に取り付けられ前記内枠を上下方向に振動させるカムと、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ再生装置。
  3. 前記内枠の振動範囲を規制することによって該内枠の振幅を調節する振幅調節部を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項2のいずれか1項に記載のフィルタ再生装置。
  4. 前記ホッパは、その下部に前記塵埃を堆積させる堆積部を有し、
    前記除塵装置は、前記堆積部よりも上方において前記ホッパに接続されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフィルタ再生装置。
  5. 前記フィルタの外側から空気を噴射する噴射手段を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のフィルタ再生装置。
  6. 前記フィルタ叩打部に被着されたフィルタを覆うように前記外枠に取り付けられるカバーを更に備えることを特徴とする請求項5に記載のフィルタ再生装置。
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