JP2012021516A - 流体流動装置、流体噴射装置、流体流動方法 - Google Patents

流体流動装置、流体噴射装置、流体流動方法 Download PDF

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【課題】部品点数を増加させることなく回転体と支持部との固着を抑制することができる流体流動装置、流体噴射装置、流体流動方法を提供する。
【解決手段】重合反応して硬化するインクを流動させるポンプ室43と、ポンプ室43内に設けられた第1,第2の軸受部48,49と固定軸41に第1,第2の軸線A1,A2を中心として回転可能に支持された駆動ギヤ40及び従動ギヤ42と、駆動ギヤ40を回転駆動するモーター31と、モーター31の駆動を制御する制御部30とを備え、駆動ギヤ40及び従動ギヤ42は、軸方向における大きさがポンプ室43の軸方向における大きさよりも小さなはすば歯車であって、制御部30は、駆動ギヤ40及び従動ギヤ42を噛合させた状態においてモーター31の駆動を制御することにより駆動ギヤ40及び従動ギヤ42の回転方向を切り替える。
【選択図】図2

Description

本発明は、重合反応して硬化する流体を流動させる流体流動装置、及び同装置を備える流体噴射装置、流体流動方法に関する。
従来、重合反応する流体(例えば紫外線硬化型のインク)を流動させる流体流動装置として、ギヤポンプが広く知られている。こうしたギヤポンプのうちには、噛合状態でポンプ室(流体室)内に収容された1対のギヤを回転させることにより、吸引口から吸引したインクを吐出口から吐出して流動させるものがあった。
なお、インクは、紫外線の照射に限らず、熱など他からの影響を受けて重合反応して硬化することがある。そのため、インクを流動させるギヤポンプの場合には、例えば軸(回転体)と軸受(支持部)との隙間にインクが浸入すると、インクが硬化して軸の回転を阻害してしまう虞がある。そこで、特許文献1では、環状シールをギヤに圧接させて軸と軸受との隙間へのインクの浸入を抑制していた。
特開昭61−132789号公報
ところで、特許文献1のギヤポンプのように、環状シールをギヤに圧接させる場合には、部品点数が増加して構成が複雑になってしまうと共に、環状シールとギヤとの摩擦が増大してギヤの回転を阻害してしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数を増加させることなく回転体と支持部との固着を抑制することができる流体流動装置、流体噴射装置、流体流動方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の流体流動装置は、重合反応して硬化する流体を流動させる流体室と、該流体室内に設けられた支持部に軸を中心として回転可能に支持された1対の回転体と、該回転体を回転駆動する駆動手段と、該駆動手段の駆動を制御する制御手段とを備え、前記回転体は、軸方向における大きさが前記流体室の前記軸方向における大きさよりも小さなはすば歯車を含み、前記制御手段は、前記はすば歯車同士を噛合させた状態において前記駆動手段の駆動を制御することにより前記回転体の回転方向を切り替える。
一般に、はすば歯車同士を噛合させた状態で回転駆動すると、軸方向にスラスト力が発生する。そのため、この構成によれば、はすば歯車を含む回転体の回転方向を変更することによって、該回転体を軸方向に往復移動させることができる。すなわち、例えば、回転体が正転方向に回転している状態において、回転体の回転方向が逆転方向に切り替えられると、スラスト力が発生する方向も変更される。さらに、軸方向における回転体の大きさは、流体室の軸方向の大きさよりも小さいため、回転体が流体室内において軸方向にも移動し、回転体と支持部との間に浸入した流体を流動させることができる。すなわち、回転体と支持部との隙間に浸入した流体を硬化する前に入れ替えることができるため、流体室内における部分的な流体の硬化が抑制される。したがって、部品点数を増加させることなく回転体と支持部との固着を抑制することができる。
本発明の流体流動装置は、前記回転体の正転方向の回転に伴って前記流体を吸引する吸引口と、前記回転体の正転方向の回転に伴って前記流体を吐出する吐出口とをさらに備え、前記制御手段は、前記回転体の逆転方向の回転速度が、前記回転体の正転方向の回転速度よりも遅くなるように前記駆動手段の駆動を制御する。
回転体は、軸方向における大きさが流体室の軸方向の大きさよりも小さなはすば歯車を含んでいるため、流体室と回転体との間には隙間が存在し、この隙間を介して吸引口と吐出口が連通した状態になっている。そのため、回転体の回転速度が速い場合には、吸引口と吐出口との間で流体が送られるのに対し、回転速度が遅い場合には、流体が流体室と回転体との隙間を流動しやすい。すなわち、この構成によれば、回転体の逆転方向の回転速度を遅くすることにより、回転体の回転に伴って吐出口側から吸引口側に送られた流体が、流体室と回転体との隙間を介して戻りやすくなるため、吸引口から吐出される流体の量を減少させることができる。
本発明の流体流動装置において、前記制御手段は、前記流体室内において硬化しやすい流体を流動させる場合には、硬化しにくい流体を流動させる場合よりも、前記回転体の回転方向の切り替え回数が多くなるように、前記駆動手段の駆動を制御する。
重合反応して硬化する流体においても、流体の種類によって硬化のしやすさが異なる。すなわち、例えば、重合反応のうち、ラジカル重合して硬化する流体は酸素重合阻害性(嫌気性)を有して密閉空間で硬化しやすいのに対し、カチオン重合して硬化する流体は、酸素重合阻害性を有さない。また、熱によって重合反応する流体の場合には、回転体と支持部との摩擦熱によって硬化する虞がある。そのため、この構成によれば、硬化しやすい流体を流動させる場合には、硬化しにくい流体を流動させる場合よりも、回転体の回転方向の切り替え回数を多くすることにより、回転体と支持部との隙間に浸入した流体を良好に流動させることができる。したがって、回転体と支持体との固着を抑制しつつ効率よく流体を流動させることができる。
本発明の流体噴射装置は、流体を噴射するノズルを有する流体噴射ヘッドと、上記構成の流体流動装置とを備える。
この構成によれば、上記流体流動装置に係る発明と同様の作用効果を奏し得る。
本発明の流体噴射装置は、前記流体噴射ヘッドと前記流体流動装置とを接続する循環流路をさらに備え、前記循環流路の流路抵抗は、前記循環流路と前記ノズルとの間の流路抵抗よりも小さい。
この構成によれば、循環流路の流路抵抗は、循環流路とノズル間の流路抵抗よりも小さいため、流体流動装置の回転体が逆転方向に駆動されて、正転方向に駆動された場合とは逆の方向に流体が流動しても、循環流路内の流体を流動させることができる。すなわち、ノズル付近に形成されたメニスカスの破壊を抑制することができる。
本発明の流体流動方法は、重合反応して硬化する流体を流動させる流体室を備えた流体流動装置において流体を流動させる流体流動方法であって、噛合した状態で流体室内に収容されると共に軸方向における大きさが前記流体室の前記軸方向における大きさよりも小さな1対のはすば歯車を正転方向に回転駆動する正転駆動段階と、前記1対のはすば歯車を逆転方向に回転駆動する逆転駆動段階とを有する。
この構成によれば、上記流体流動装置に係る発明と同様の作用効果を奏し得る。
実施形態のプリンターの構成を模式的に示す断面図。 ポンプの断面模式図。 図2における3−3線矢視断面図。 ポンプの逆転駆動時における断面模式図。
以下、本発明を流体噴射装置の一種であるインクジェット式プリンター(以下、単に「プリンター」と表記する)に具体化した一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。なお、本実施形態のプリンターは、重合反応して硬化する流体として紫外線硬化型インク(以下、単に「インク」と表記する)を用いる。なお、本実施形態では、一色(例えば白色)のインクに対応する構成について図示及び説明しているため、複数色のインクを用いる場合には、同様の構成を色毎に備えればよい。
図1に示すように、プリンター11は、インクを貯留するインクタンク12と、流体噴射ヘッド13(13A,13B,13C,13D)と、インクタンク12と各流体噴射ヘッド13との間でインクを循環させる循環流路14と、紫外線照射装置(図示略)とを備える。各流体噴射ヘッド13は、インクを噴射する複数のノズル15と、ノズル15に供給するインクを一時貯留するインク室16と、インク室16にインクを流入させる流入孔17と、インク室16からインクを流出させる流出孔18とを有している。
そして、プリンター11は、図示しない媒体に対して、流体噴射ヘッド13に設けられたノズル15からインクを噴射することで、印刷(記録)を行う。また、紫外線照射装置がインクを受容した媒体に対して紫外線を照射することでインクを硬化させ、媒体上に定着させる。
なお、インクとしては、オリゴマー5〜15%、モノマー60〜85%、顔料3〜5%、光重合開始剤6〜12%、添加剤1〜8%を含有するものを採用することができる。また、媒体としては、用紙、プラスチックフィルム、シール、金属箔、ガラス板、布など、液体を受容可能な任意の素材及び形状のものを採用することができる。
流体噴射ヘッド13のインク室16内には、その内部を2分するようにフィルター19が張設されている。インク室16は、フィルター19によって区分された一方側(下流側)がノズル15に連通するとともに、他方側(上流側)が流入孔17及び流出孔18に連通している。そして、インク室16は、循環流路14の一部を構成している。
ノズル15からインクが噴射される際には、インクは循環流路14内において図1に矢印で示す正循環方向に循環されるとともに、フィルター19で濾過されたインクがノズル15に供給される。そのため、フィルター19によってインク中に混入した気泡や異物等が除かれ、ノズル15の目詰まりが抑制されるようになっている。
循環流路14は、インク噴射時にインクタンク12から流体噴射ヘッド13のインク室16へインクを供給する供給流路20と、各インク室16からインクタンク12へインクを返送する返送流路21とを有している。また、供給流路20は、正循環方向における上流端がインクタンク12内に連通する本流路22と、下流端が流体噴射ヘッド13に接続される複数の分岐流路23とを有している。すなわち、各分岐流路23の上流端は、本流路22の下流端から分岐する態様となっている。
本流路22には、循環流路14においてインクを循環させるための流体流動装置としてのポンプ24が設けられている。また、本流路22には、ポンプ24の正循環方向における下流側となる位置に、本流路22を開閉するための開閉弁25が設けられている。
返送流路21は、各分岐流路23及び流体噴射ヘッド13と対応するように複数設けられている。なお、インクをインクタンク12にスムーズに還流させるために、返送流路21は分岐流路23よりも流路断面積が大きくなっている。そのため、返送流路21における流路抵抗は、フィルター19を介したインク室16からノズル15までの流路抵抗に比べて小さくなっている。
そして、各返送流路21には、この返送流路21を開閉するための開閉弁26がそれぞれ設けられている。開閉弁25,26は任意に開閉操作を行うことができる弁であり、電磁弁や機械的に動作する弁を採用することができる。
また、図2に示すように、ポンプ24には、制御手段としての制御部30に駆動制御される駆動手段としてのモーター31が動力伝達機構32を介して接続されている。
なお、動力伝達機構32とは、モーター31と一体で回転するアウター磁石33と、アウター磁石33の回転に伴って従動回転するインナー磁石34とを備えた磁気継手である。そして、アウター磁石33とインナー磁石34との間には、有底円筒状のキャップ35がインナー磁石34を囲うように設けられていると共に、キャップ35の開口部35aは、環状のシール36を介してポンプ24のケース38に閉塞されている。
さて、図2,図3に示すように、ポンプ24は、ケース38と、インナー磁石34と一体回転する駆動軸39及び駆動ギヤ40と、ケース38に固定された固定軸41を中心に回転する従動ギヤ42とを備えている。すなわち、駆動軸39及び駆動ギヤ40は、軸としての第1の軸線A1を中心として回転する回転体として機能している。また、従動ギヤ42は、支持部としての固定軸41に回転可能に支持され、軸としての第2の軸線A2を中心として回転する回転体として機能している。
なお、駆動軸39と固定軸41は、互いに平行な態様で設けられている。また、駆動ギヤ40と従動ギヤ42は、第1の軸線A1と第2の軸線A2とを中心にそれぞれ回転可能な1対のはすば歯車であって、互いに噛合した状態でケース38に形成された流体室としてのポンプ室43内に収容されている。
そして、ポンプ室43には、循環流路14が接続される吸引口44と吐出口45とが形成されている。また、キャップ35、ケース38、駆動軸39、駆動ギヤ40、固定軸41、従動ギヤ42は、非金属製の材料(樹脂、セラミックス、ゴムなど)によって形成されている。
駆動軸39は、ケース38において、シール36と当接する環状の部分の内側となる位置に形成された貫通孔47に挿通されている。また、駆動軸39の一端(図2における下端)は、ポンプ室43内に設けられた支持部としての第1の軸受部48に支持されると共に、他端(図2における上端)は、キャップ35に設けられた支持部としての第2の軸受部49に支持されている。したがって、ポンプ室43とキャップ35内は、貫通孔47を介して連通しており、キャップ35内もポンプ室43内と同様にインクで満たされた流体室となっている。
ところで、駆動ギヤ40と従動ギヤ42は、はすば歯車であるため、回転運動に伴って軸方向にスラスト力が発生する。そして、本実施形態の駆動ギヤ40は、図3に矢印で示す正転方向D1に回転した場合に、ポンプ室43の底面43a側に向かうスラスト力が発生するように収容されている。また、従動ギヤ42は、駆動ギヤ40の回転に伴って正転方向D1に回転した場合に、ポンプ室43の天井面43b側に向かうスラスト力が発生するように収容されている。
すなわち、駆動ギヤ40は、回転運動に伴って第1の面40a(図2における下側の面)が底面43a側に近づくと共に、第2の面40b(図2における上側の面)が天井面43bから離れる方向に力を受けるようになっている。一方、従動ギヤ42は、回転運動に伴って第1の面42aが底面43aから離れると共に、第2の面42bが天井面43b側に近づく方向に力を受けるようになっている。
また、軸方向における第1の軸受部48と第2の軸受部49との間隔は、駆動軸39の長さよりも大きくなっている。そのため、第1の軸受部48と駆動軸39との間には、第1の隙間C1(図4参照)が形成されると共に、第2の軸受部49と駆動軸39との間には第2の隙間C2が形成されるようになっている。
さらに、駆動ギヤ40及び従動ギヤ42の軸方向における大きさは、ポンプ室43の軸方向における大きさよりも小さくなっている。そのため、ポンプ室43の底面43aと駆動ギヤ40の第1の面40aとの間には、第3の隙間C3(図4参照)が形成されるようになっている。さらに、ポンプ室43の天井面43bと駆動ギヤ40の第2の面40bとの間には、第4の隙間C4が形成されるようになっている。そして、ポンプ室43の底面43aと従動ギヤ42の第1の面42aとの間には、第5の隙間C5が形成されると共に、ポンプ室43の天井面43bと従動ギヤ42の第2の面42bとの間には、第6の隙間C6(図4参照)が形成されるようになっている。
次に、ポンプ24の作用について説明する。
さて、制御部30がモーター31を正転駆動すると、アウター磁石33の回転に伴ってインナー磁石34、駆動軸39、駆動ギヤ40、従動ギヤ42が図3に矢印で示す正転方向D1に第1の回転速度で回転する(正転駆動段階)。すると、ポンプ24は、駆動ギヤ40と従動ギヤ42の回転運動に伴って吸引口44からインクを吸引すると共に、ポンプ室43内においてインクを流動させつつ吐出口45からインクを吐出する。そのため、循環流路14においてインクが流動し、ノズル15からの噴射に伴ってインクが消費されると、インク室16内のインクがフィルター19を通過してノズル15側に供給されるようになる。
また、駆動ギヤ40及び従動ギヤ42は、はすば歯車であるため回転運動に伴って軸方向にスラスト力が発生する。すなわち、噛合状態にある駆動ギヤ40及び従動ギヤ42が正転方向D1に回転した場合には、駆動ギヤ40は、ポンプ室43の底面43a側(図2では下側)に位置し、第1の面40aが底面43aと摺動するように回転する。また、従動ギヤ42は、ポンプ室43の天井面43b側(図2では上側)に位置し、第2の面42bが天井面43bと摺動するように回転する。
ところで、このとき第1,第3,第6の隙間C1,C3,C6は、第2,第4,第5の隙間C2,C4,C5に比べて軸方向の間隔が小さくなっている。すなわち、第1,第3,第6の隙間C1,C3,C6に浸入したインクは、流動性が低下して硬化しやすくなっているため、硬化したインクによって駆動軸39が第1の軸受部48に固着されて回転が阻害されてしまう虞がある。さらに、従動ギヤ42と固定軸41との隙間は、その径方向の間隔を大きくすると、がたついて騒音などの原因となってしまうため、小さく設定されている。そのため、固定軸41と従動ギヤ42も同様に固着されて回転が阻害されてしまう虞がある。
そのため、制御部30は、モーター31の正転駆動を開始してから閾値時間が経過するごとにモーター31の逆転駆動と正転駆動とを交互に複数回実行してインクを軸方向に流動させる流動処理を行う。
なお、閾値時間とは、インクの種類に応じて設定されるものであり、図示しない入力手段から入力されたインクの種類や、入力された閾値時間によって変更可能になっている。具体的には、ポンプ室43内において硬化しやすいインクを用いる場合には、硬化しにくいインクを用いる場合と比べて閾値時間は短く設定される。そのため、硬化しやすいインクを流動させる場合には、硬化しにくいインクを流動させる場合よりも、駆動ギヤ40と従動ギヤ42の回転方向が回数多く切り替えられる。
さて、制御部30がモーター31を逆転駆動すると、アウター磁石33の回転に伴ってインナー磁石34、駆動軸39、駆動ギヤ40、従動ギヤ42が図3に矢印で示す逆転方向D2に第2の回転速度で回転する(逆転駆動段階)。ただし、第2の回転速度は、モーター31を正転駆動した場合の第1の回転速度よりも遅くなっている。
そのため、ポンプ24は、駆動ギヤ40と従動ギヤ42の回転運動に伴って吐出口45側から吸引口44側へインクが供給されるものの、インクは第3〜第6の隙間C3〜C6を介して吐出口45側へも戻るようになっている。したがって、同じ回転数だけ駆動軸39と従動ギヤ42とを回転させた場合であっても、逆転方向D2に回転して吸引口44から吐出されるインクの量は、正転方向D1に回転して吐出口45から吐出されるインクの量に比べて少なくなっている。
また、駆動ギヤ40と従動ギヤ42とが逆転方向D2に回転すると、回転運動に伴って生じるスラスト力も正転方向D1に回転する場合に生じる方向とは逆方向に変更される。すなわち、噛合状態にある駆動ギヤ40及び従動ギヤ42が逆転方向D2に回転すると、駆動ギヤ40は、ポンプ室43の天井面43bに近づく方向(図2では上方向)に移動する。一方、従動ギヤ42は、ポンプ室43の底面43aに近づく方向(図2では下方向)に移動する。すなわち、ポンプ室43内には、第3〜第6の隙間C3〜C6が形成されているため、駆動ギヤ40と従動ギヤ42の軸方向の移動が許容される。
具体的には、図2に示す状態から駆動ギヤ40が天井面43bに近づく側に移動すると(図4参照)、第1の面40aと底面43aとが離間して第3の隙間C3が大きくなり、第3の隙間C3にインクが流入する。一方、第2の面40bと天井面43bとが接近して第4の隙間C4が小さくなり、第4の隙間C4内のインクが押し出される。
また、駆動ギヤ40と共に駆動軸39も軸方向に移動するため、第1の軸受部48と駆動軸39との間の第1の隙間C1は大きくなり、第1の隙間C1にインクが流入する。一方、第2の軸受部49と駆動軸39との間の第2の隙間C2は小さくなり、第2の隙間C2内のインクが押し出される。
そして、このとき従動ギヤ42は、図2に示す状態から底面43aに近づく側に移動する(図4参照)。そのため、第1の面42aと底面43aとが接近して第5の隙間C5が小さくなり、第5の隙間C5内のインクが押し出されると共に、第2の面42bと天井面43bとが離間して第6の隙間C6が大きくなり、第6の隙間C6にインクが流入する。そのため、固定軸41と従動ギヤ42との隙間に浸入したインクも流動する。
さて、制御部30は、駆動ギヤ40が天井面43bに当接すると共に、従動ギヤ42が底面43aに当接する位置まで移動させるようにモーター31を逆転駆動すると、続いてモーター31を正転駆動する。すなわち、制御部30は、駆動ギヤ40と従動ギヤ42を正転方向D1に回転させることにより、駆動ギヤ40が底面43aに当接すると共に、従動ギヤ42が天井面43bに当接する位置まで移動させる(正転駆動段階)。
そのため、図4に示す状態から駆動ギヤ40が底面43aに近づく方向に移動する場合には、第3の隙間C3は小さくなり、第3の隙間C3からインクが押し出されるのに対し、第4の隙間C4は大きくなり、第4の隙間C4内にインクが流入する。
また、駆動ギヤ40と共に駆動軸39が第1の軸受部48に近づく方向(図4では下方向)に移動すると、第1の隙間C1は小さくなり、第1の隙間C1内のインクが押し出されるのに対し、第2の隙間C2は大きくなり、第2の隙間C2にインクが流入する。
そして、このとき従動ギヤ42は、図4に示す状態から天井面43bに近づく方向に移動する。そのため、第5の隙間C5は大きくなり、第5の隙間C5にインクが流入するのに対し、第6の隙間C6は小さくなり、第6の隙間C6内のインクが押し出される。そのため、固定軸41と従動ギヤ42との隙間に浸入したインクも流動する。
すなわち、モーター31の正転駆動と逆転駆動とを交互に実行することにより、第1〜第6の隙間C1〜C6において、インクの押し出し及び流入をさせ、第1〜第6の隙間C1〜C6及び固定軸41と従動ギヤ42との間においてインクを流動させることができる。
そして、流動処理が終了すると、制御部30は、閾値時間が経過するまでの間、モーター31を正転駆動する。すなわち、ポンプ24は、吸引口44からインクを吸引すると共に、吐出口45からインクを吐出することにより、循環流路14において正循環方向にインクを循環させる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)はすば歯車同士を噛合させた状態で回転駆動すると、軸方向にスラスト力が発生する。そのため、はすば歯車である駆動ギヤ40と従動ギヤ42の回転方向を変更することによって、駆動ギヤ40と従動ギヤ42を軸方向に往復移動させることができる。すなわち、例えば、噛合状態にある駆動ギヤ40と従動ギヤ42が正転方向D1に回転している状態において、駆動ギヤ40と従動ギヤ42の回転方向が逆転方向D2に切り替えられると、スラスト力が発生する方向も変更される。さらに、軸方向における駆動ギヤ40と従動ギヤ42の大きさは、ポンプ室43の軸方向における大きさよりも小さいため、駆動ギヤ40と従動ギヤ42がポンプ室43内において軸方向にも移動する。そのため、駆動ギヤ40と一体回転する駆動軸39と第1,第2の軸受部48,49との間に浸入したインクを流動させることができる。また、従動ギヤ42と固定軸41との間に浸入したインクも流動させることができる。すなわち、第1,第2の隙間C1,C2及び従動ギヤ42と固定軸41との隙間に浸入したインクを硬化する前に入れ替えることができるため、ポンプ室43内における部分的なインクの硬化が抑制される。したがって、部品点数を増加させることなく駆動軸39と第1,第2の軸受部48,49との固着及び従動ギヤ42と固定軸41との固着を抑制することができる。
(2)駆動ギヤ40及び従動ギヤ42は、軸方向における大きさがポンプ室43の軸方向の大きさよりも小さなはすば歯車であるため、ポンプ室43と駆動ギヤ40及び従動ギヤ42との間には第3〜第6の隙間C3〜C6が存在し、この第3〜第6の隙間C3〜C6を介して吸引口44と吐出口45が連通した状態になっている。そのため、駆動ギヤ40及び従動ギヤ42の回転速度が速い場合には、吸引口44と吐出口45との間でインクが送られるのに対し、回転速度が遅い場合には、第3〜第6の隙間C3〜C6をインクが流動しやすい。すなわち、駆動ギヤ40及び従動ギヤ42の逆転方向の回転速度を遅くすることにより、駆動ギヤ40及び従動ギヤ42の回転に伴って吐出口45側から吸引口44側に送られたインクが、第3〜第6の隙間C3〜C6を介して戻りやすくなるため、吸引口44から吐出されるインクの量を減少させることができる。
(3)重合反応して硬化するインクにおいても、インクの種類によって硬化のしやすさが異なる。すなわち、例えば、重合反応のうち、ラジカル重合して硬化するインクは酸素重合阻害性(嫌気性)を有して密閉空間で硬化しやすいのに対し、カチオン重合して硬化する流体は、酸素重合阻害性を有さない。また、熱によって重合反応するインクの場合には、駆動軸39と第1,第2の軸受部48,49や、従動ギヤ42と固定軸41との摩擦熱によって硬化する虞がある。そのため、硬化しやすいインクを流動させる場合には、硬化しにくいインクを流動させる場合と比べて駆動ギヤ40及び従動ギヤ42の回転方向を回数多く切り替えることにより、第1,第2の隙間C1,C2、及び従動ギヤ42と固定軸41との隙間に浸入したインクを頻繁に流動させることができる。したがって、駆動軸39と第1,第2の軸受部48,49との固着を抑制すると共に、従動ギヤ42と固定軸41との固着を抑制しつつ効率よくインクを流動させることができる。
(4)循環流路14の流路抵抗は、循環流路14とノズル15間の流路抵抗よりも小さいため、ポンプ24の駆動ギヤ40及び従動ギヤ42が逆転方向D2に駆動されて、正転方向D1に駆動された場合とは逆の方向にインクが流動しても、循環流路14内のインクを流動させることができる。すなわち、ノズル15付近に形成されたメニスカスの破壊を抑制することができる。
(5)重合反応するインクの中には、金属イオンと反応して硬化するものがある。そのため、駆動軸39及び従動ギヤ42と第1,第2の軸受部48,49と固定軸41とを非金属によって形成することにより駆動軸39と第1,第2の軸受部48,49との間におけるインクの硬化をより抑制することができる。また、従動ギヤ42と固定軸41との間におけるインクの硬化を抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、固定軸41と従動ギヤ42を一体回転可能に固定し、軸方向において固定軸41の長さよりも間隔が大きな1対の軸受部(支持部)によって固定軸41(回転体)を支持するようにしてもよい。
・上記実施形態において、流動処理は、モーター31の逆転駆動を少なくとも1回行えばよい。すなわち、モーター31が正転駆動されて駆動ギヤ40及び従動ギヤ42が正転方向D1に回転している状態において、モーター31の回転方向が切り替えられると、駆動ギヤ40及び従動ギヤ42は逆転方向D2に回転して軸方向に移動し、軸方向にもインクを流動させることができる。ただし、この場合には、モーター31の正転駆動と逆転駆動とを交互に複数回行う場合に比べて、軸方向におけるインクの流動は小さい。したがって、閾値時間よりも短い時間で頻繁にモーター31を逆転駆動するのが好ましい。
・上記実施形態において、制御部30がモーター31を逆転駆動するタイミングは固定でもよい。すなわち、例えばプリンター11の電源オン時やオフ時、流体噴射ヘッド13のメンテナンス時にモーター31を逆転駆動して軸方向にも流体を流動させるようにしてもよい。また、ポンプ室43内において流動するインクのうち、最も硬化しやすいインクに合わせて設定された閾値時間に基づいてモーター31を逆転駆動するようにしてもよい。
・上記実施形態において、駆動ギヤ40と従動ギヤ42が逆転方向D2に回転する場合の第2の回転速度を、正転方向D1に回転する場合の第1の回転速度と同じ、もしくは速くしてもよい。すなわち、ポンプ24は、循環流路14に接続されているため、吐出口45からインクを吸引して吸引口44からインクを吐出した場合でも、インクは循環流路14内において流動する。さらに、開閉弁25を閉弁した状態でモーター31を逆転駆動した場合には、吐出口45からのインクの吸引も抑制することができる。
・上記実施形態において、キャップ35、ケース38、駆動軸39、駆動ギヤ40、固定軸41、従動ギヤ42は、金属製の材料(鉄、銅、アルミニウムなど)によって形成してもよい。なお、これらの部材を金属製の材料で形成する場合であっても、第1,第2の隙間C1,C2と接する部分及び固定軸41と従動ギヤ42の固定軸41が挿通される孔の内面は非金属で形成することが好ましい。すなわち、例えば第1,第2の軸受部48,49や駆動軸39のインクと接する表面をコーティング材や酸化膜で覆うことにより、インク中への金属イオンの溶解を抑制するようにしてもよい。
・インクが収容された流体収容部と流体噴射ヘッド13とを接続する流体供給流路を備えたプリンターにポンプ24を備える構成としてもよい。すなわち、インクは循環させずに流体噴射ヘッド13に供給するようにしてもよい。
・上記実施形態では、流体噴射装置をインクジェット式プリンター11に具体化したが、インク以外の他の流体を噴射したり吐出したりする流体噴射装置を採用してもよい。微小量の液滴を吐出させる流体噴射ヘッド等を備える各種の流体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記流体噴射装置から吐出される流体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう流体流動装置とは、モノマーと重合開始剤とを含む重合反応を利用して硬化させる流体を流動させる装置である。すなわち、例えば、流体を流動(攪拌)させる攪拌機に適用することもできる。さらに、重合開始剤についても、紫外線などの光の照射に限らずに、熱や気体(例えば酸素)の有無によって重合反応を開始させるものであってもよい。
11…プリンター(流体噴射装置)、13…流体噴射ヘッド、14…循環流路、15…ノズル、24…ポンプ(流体流動装置)、30…制御部(制御手段)、31…モーター(駆動手段)、39…駆動軸(回転体)、40…駆動ギヤ(回転体)、41…固定軸(支持部)、42…従動ギヤ(回転体)43…ポンプ室(流体室)、44…吸引口、45…吐出口、48,49…第1,第2の軸受部(支持部)、A1,A2…第1,第2の軸線(軸)、D1…正転方向、D2…逆転方向。

Claims (6)

  1. 重合反応して硬化する流体を流動させる流体室と、
    該流体室内に設けられた支持部に軸を中心として回転可能に支持された1対の回転体と、
    該回転体を回転駆動する駆動手段と、
    該駆動手段の駆動を制御する制御手段と
    を備え、
    前記回転体は、軸方向における大きさが前記流体室の前記軸方向における大きさよりも小さなはすば歯車を含み、
    前記制御手段は、前記はすば歯車同士を噛合させた状態において前記駆動手段の駆動を制御することにより前記回転体の回転方向を切り替えることを特徴とする流体流動装置。
  2. 前記回転体の正転方向の回転に伴って前記流体を吸引する吸引口と、
    前記回転体の正転方向の回転に伴って前記流体を吐出する吐出口と
    をさらに備え、
    前記制御手段は、前記回転体の逆転方向の回転速度が、前記回転体の正転方向の回転速度よりも遅くなるように前記駆動手段の駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の流体流動装置。
  3. 前記制御手段は、前記流体室内において硬化しやすい流体を流動させる場合には、硬化しにくい流体を流動させる場合よりも、前記回転体の回転方向の切り替え回数が多くなるように、前記駆動手段の駆動を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の流体流動装置。
  4. 流体を噴射するノズルを有する流体噴射ヘッドと、
    請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の流体流動装置と
    を備えることを特徴とする流体噴射装置。
  5. 前記流体噴射ヘッドと前記流体流動装置とを接続する循環流路をさらに備え、
    前記循環流路の流路抵抗は、前記循環流路と前記ノズルとの間の流路抵抗よりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の流体噴射装置。
  6. 重合反応して硬化する流体を流動させる流体室を備えた流体流動装置において流体を流動させる流体流動方法であって、
    噛合した状態で流体室内に収容されると共に軸方向における大きさが前記流体室の前記軸方向における大きさよりも小さな1対のはすば歯車を正転方向に回転駆動する正転駆動段階と、
    前記1対のはすば歯車を逆転方向に回転駆動する逆転駆動段階と
    を有することを特徴とする流体流動方法。
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