JP7202276B2 - インクジェット塗布装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットヘッドを通じて循環される塗布液内に存在する気泡を効率よく除去することができるインクジェット塗布装置に関するものである。
ガラスやフィルム等の基材上にインクジェット塗布装置により塗布液を液滴状に吐出し、線分、矩形状等、様々な形状の塗布膜(膜パターンともいう)が形成されている。インクジェット塗布装置は、塗布液が貯留される供給タンク100と、インクを吐出する複数のノズルを備えたインクジェットヘッド101と、供給タンク100から供給された塗布液を一時的に保留しつつ、ノズル内の圧力を調整する圧力調節部102とを備えており、それぞれが配管103によって接続されている。
インクジェット塗布装置では、塗布液中に気泡が混入している場合、インクジェットヘッド101から正常に吐出することができないため、配管103内、インクジェットヘッド101内部に塗布液を充填させた後、ブリード工程が行われる。すなわち、このブリード工程により、例えば、配管103内、インクジェットヘッド101内部の塗布液中に存在する気泡を塗布液と共に強制的に排出させて最終的に廃液タンク105に送液されることにより、塗布液に混入する気泡が除去される。
近年では、高価な塗布液が使用されることが多くなってきたことから、ブリード工程により塗布液が大量に廃棄されると、製品のコストアップが懸念される。そのため、気泡除去のために強制的に排出される塗布液を、再度循環させ、流路の途中に設けられた気泡除去部104を通過させることにより除去される。この気泡除去部104では、タンク内が大気圧、又は、減圧環境に設定されることにより、循環により供給された塗布液内の気泡が塗布液から除去される。そして、気泡が除去された塗布液が再度循環されることにより、徐々に塗布液全体から気泡が取り除かれ、ブリード工程のように塗布液が廃棄されることなく、配管103内、ヘッド内部の気泡を除去することができる(例えば下記特許文献1参照)。
特開2015-221555号公報
ところが、上記インクジェット塗布装置では、循環による気泡除去を行っても、配管103内、ヘッド内部に気泡が残存してしまうという問題があった。すなわち、配管103内、ヘッド内部には、屈曲部や継手部分等のように流路に凹凸が形成されている部分が存在するため、塗布液を循環させた場合でも気泡が凹凸部分に引っかかってしまい、循環流を発生させても気泡を気泡除去部104まで移動させることができず、配管103内、ヘッド内部に気泡が残ってしまうという問題があった。
また、循環の流速を上昇させることにより凹凸部分に引っかかった気泡を押し流し、気泡除去部104まで移動させて除去することも考えられる。しかしながら、塗布液の流速を上昇させると、インクジェットヘッド101のノズルから気泡が混入し、塗布液内に残存ズル気泡を増加させてしまうため、循環する塗布液の流速を上げることによって除去することができないという問題があった。
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、塗布液中の気泡を除去する際、塗布液を循環させても配管内に残存する気泡を効果的に取り除くことができるインクジェット塗布装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明のインクジェット塗布装置は、基材に対して液滴を吐出するインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドに塗布液が供給される供給流路と、前記インクジェットヘッドから塗布液が排液される排液流路と、前記排液流路に流れる塗布液を前記供給流路に戻す循環流路と、を備え、前記供給流路、前記排液流路、及び、前記循環流路により循環ラインを形成するインクジェット塗布装置であって、前記いずれかの流路には、塗布液内に存在する気泡を除去する気泡除去部を有しており、前記循環ラインにおける塗布液が流れる方向を切り替えることにより、前記循環ラインの気泡を気泡除去部から除去するものであり、前記循環ラインには、前記循環ラインの送液方向を逆転させる逆循環配管が設けられ、前記循環ラインにおける塗布液の送液を行う送液ポンプの送液方向を変えることなく、前記循環ラインに設けられたバルブを切り替えることにより、前記逆循環配管を通じて前記循環ラインにおける塗布液の流れる方向が切り替えられ、前記気泡除去部は、インクジェットヘッドのノズル内に存在する塗布液の圧力を調節する圧力調節部であることを特徴としている。
上記インクジェット塗布装置によれば、循環ラインにおける塗布液が流れる方向を切り替えられるため、配管内、ヘッド内部に残存する気泡を効果的に除去することができる。すなわち、通常、循環ラインに流れる塗布液の流れる方向は一定であるため、配管内、及び、ヘッド内部の凹凸部分に気泡が引っかかると、一方向の流れ(順方向流れ)では気泡が凹凸部を乗り越えにくく、凹凸部に気泡が残存したままになる。そこで、塗布液の流れる方向を切り替えて、順方向流れとは逆の逆方向流れにすることにより、凹凸部分に引っかかった気泡は、その凹凸部分から離れ、そのまま逆方向流れにより気泡除去部に移動し除去される。また、塗布液が流れる方向を切り替えるとは、順方向流れを逆方向流れに完全に切り替える場合のみならず、順方向流れから一度逆方向流れにした後、すぐに順方向流れにする場合も含まれる。この場合でも、一瞬、逆方向流れになった場合に、凹凸部分に引っかかった気泡が一度凹凸部分から離れるため、次に順方向流れに切り替えた場合に気泡が凹凸部分を乗り越えやすくなり、その気泡が気泡除去部に運ばれることにより除去することができる。したがって、従来のように一方向の流れで循環させていた場合に比べて、配管内、ヘッド内部に残存する気泡を効果的に除去することができる。さらに、塗布液の流れる方向の切り替える際に送液ポンプに負荷をかけることを回避できるため、送液ポンプを必要以上に高出力ポンプを選択する必要がなく、装置全体のコストを抑えることができる。また、気泡除去部を圧力調節部と共用できるため、圧力調節部とは別に気泡除去部を設ける必要がなく、装置コストを抑えることができる。
本発明によれば、塗布液中の気泡を除去する際、塗布液を循環させても配管内に残存する気泡を効果的に取り除くことができる。
本発明のインクジェット塗布装置の一実施形態における流路を示す構成図である。 圧力調節部を示す図であり、(a)は圧力調節室が加圧されず、塗布液内に気泡が残留した状態を示す図、(b)は圧力調節室が加圧されることによりエアベント孔から気泡が排出された状態を示す図である。 配管内の凹凸部分を示す図であり、(a)は、塗布液が順方向に流れることにより凹凸部分に気泡が滞留した状態を示す図、(b)は、塗布液が逆方向に流れることにより凹凸部分から気泡が離れて移動する状態を示す図である。 上記インクジェット塗布装置において、バルブが循環モードに設定された状態を示す図である。 上記インクジェット塗布装置において、バルブが逆循環モードに設定された状態を示す図である。 従来のインクジェット塗布装置の流路を示す構成図である。
本発明のインクジェット塗布装置に係る実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、インクジェット塗布装置の一実施形態における流路を示す構成図である。
インクジェット塗布装置は、図1に示すように、塗布液を貯留する供給タンク1と、基材に対して液滴を吐出するインクジェットヘッド2と、インクジェットヘッド2の圧力を調節する圧力調節部3と、廃液となった塗布液を貯留する廃液タンク4とを備えており、これらが流路(配管5)で連結されている。また、インクジェット塗布装置は、インクジェットヘッド2から排出された塗布液が、再度インクジェットヘッド2に戻るように循環配管51を備えている。そして、各バルブの開閉を設定することにより、各ユニットを経由する流れを形成できるようになっている。
なお、本実施形態の配管5は、樹脂製のチューブを用いているが、金属製の配管でもよく、流路を形成するものであれば、特に限定しない。
供給タンク1は、インクジェットヘッド2から基材に吐出するための塗布液を貯留するたものものである。供給タンク1には、生産に必要となる量の塗布液が貯留されており、圧力調節部3の塗布液が少なくなると、供給タンク1の塗布液が供給される。すなわち、供給タンク1は、圧力調節部3と供給配管52(供給流路)によって連結されており、供給タンク1内が加圧されることにより供給配管52を通じて圧力調節部3に塗布液が送液される。また、供給タンク1は、大気開放できるようになっており、貯留された塗布液の送液が停止されている状態で大気開放されることにより、供給タンク1内に存在する気泡bが塗布液の表面に移動し、塗布液内の気泡bが消失されるのを促すようになっている。
インクジェットヘッド2は、複数のノズルを有するヘッドモジュールを備えており、このヘッドモジュールに駆動電圧が印加されることにより、各ノズルから所定量の塗布液が吐出されるようになっている。すなわち、各ノズル内が大気圧以下の圧力に維持されることによってノズル内に塗布液が保持されており、駆動電圧が印加されることによりノズルから液滴が吐出される。
圧力調節部3は、インクジェットヘッド2の各ノズルの圧力を調節するためのものである。本実施形態では、サブタンク30に所定量の塗布液が貯留されており、サブタンク30内の圧力が調節されることによりインクジェットヘッド2の各ノズルの圧力が調節される。これにより、ノズルの先端にメニスカスを形成した状態でノズル内に塗布液を保持することができる。
サブタンク30は、本実施形態では、図2に示すように、サブタンク30内に膜31が設けられており、上部に塗布液が貯留され塗布液貯留室32が形成され、下部に圧力を調節する圧力調節室33が形成されている。そして、圧力調節室33の圧力を調節することにより塗布液を供給し、ノズル内に塗布液が保持された状態を維持することができる。すなわち、サブタンク30は、インクジェットヘッド2と供給配管52で連結されており、圧力調節室33が負圧に維持されている。すなわち、圧力調節室33が減圧されることにより、供給配管52内の塗布液が吸引され、ノズルの先端にメニスカスを形成した状態でノズル内に塗布液を保持することができる。なお、本実施形態では、供給タンク1から圧力調節部3、インクジェットヘッド2に流れる方向を特に順方向と呼ぶ。
また、本実施形態では、圧力調節部3は、気泡除去部6として機能する。気泡除去部6は、塗布液中の気泡bを除去するためのものである。すなわち、サブタンク30には、エアベント孔61が形成されており、エアベント孔61にエアベントバルブ62が設けられており、このエアベント孔61からエアを排出することにより気泡bを除去することができる。具体的には、塗布液貯留室32に気泡bが混入した塗布液が供給されると、塗布液内の気泡bが塗布液貯留室32の上部に移動する。そして、所定時間経過することにより塗布液貯留室32の上部に所定量の気泡bが溜まった状態で、エアベントバルブ62を開状態にして圧力調節室33を加圧することにより、溜まっていたエアがエアベント孔61から押し出される。この状態でエアベントバルブ62を閉じることにより、塗布液貯留部に溜まっていた気泡bを排出することができる。このようにしてサブタンク30内で塗布液が保持されることにより塗布液内の気泡bを除去することができる。
廃液タンク4は、不要となった塗布液を溜めておくものである。廃液タンク4は、インクジェットヘッド2と排液配管53(排液流路)で連結されており、塗布液に除去しきれなかった気泡bが存在する場合にその塗布液が排液配管53を通じて廃液タンク4に廃棄される。
また、インクジェット塗布装置には、循環配管51(循環流路)が設けられており、一度インクジェットヘッド2に供給された塗布液が循環配管51を通じて、再度インクジェットヘッド2に供給できるようになっている。本実施形態では、循環配管51は、排液配管53と供給配管52を連結して設けられており、排液配管53、循環配管51、及び、供給配管52により、インクジェットヘッド2に塗布液を循環させる循環ラインが形成されている。また、排液配管53には、循環ポンプ7が設けられており、循環ポンプ7を駆動させることにより、循環ラインを通じて塗布液が循環されるようになっている。具体的には、図4に示すように、バルブV1、V3、V4、V7を閉状態にして循環ポンプ7を駆動させることにより、インクジェットヘッド2内の塗布液が排液配管53、循環配管51、供給配管52を経由して、再度、インクジェットヘッド2に送液される。この塗布液の流れる方向を順方向とし、順方向の流れに循環させるバルブの設定を特に循環モードと呼ぶ。なお、図4、図5において、バルブV1~V7が白色の場合は開状態を示し、黒色の場合は閉状態を示している。
また、本実施形態では、逆循環配管8が設けられており、循環ラインに順方向と逆の逆方向の流れを形成することができるようになっている。具体的には、逆循環配管8は、第1逆循環配管81と、第2逆循環配管82とで形成されており、これらを経由させることにより、循環ラインの送液方向を逆転させることができる。
第1逆循環配管81は、循環配管51と排液配管53を連結し、排液配管53には第2逆循環配管82よりも循環ポンプ7に近い位置に接続されている。第2逆循環配管82は、循環配管51と排液配管53を連結し、循環配管51には、第1逆循環配管81よりも循環ポンプ7に近い位置に接続されている。
そして、図5に示すように、バルブが循環モードから、バルブV2、V5を閉状態、V4、V7が開状態にして循環ポンプ7を駆動すると、循環ポンプ7を出た塗布液は、排液配管53から循環配管51に流れると、バルブV4が開状態、バルブV5が閉状態であるため、第2逆循環配管82に流れる。そして、第2逆循環配管82を流れる塗布液は、バルブV2が閉じられているため、排液配管53を逆方向に流れてインクジェットヘッド2に入る。
また、インクジェットヘッド2を出た塗布液は、供給配管52から圧力調節部3を経て循環配管51に流れ、バルブV5が閉じられているため、第1逆循環配管81を経て、循環ポンプ7の上流側(順方向における上流側)に流れる。このようにして、第1逆循環配管81、第2逆循環配管82により、塗布液が循環ラインを逆方向に流れる逆循環経路を形成することができる。そして、この逆循環経路では、循環ポンプ7の送液方向は変化しない。すなわち、バルブV2、V5、V4、V7の開閉状態を切り替えるだけで、循環ラインの送液方向を切り替えることができ、送液方向の切替について、循環ポンプ7の回転を逆転させる等、循環ポンプ7の駆動力に頼ることなく行うことができるため、循環ポンプ7への負荷を軽減することができる。なお、逆順関係路を形成するために、循環モードからバルブV2、V5を閉状態、バルブV4、V7が開状態にするバルブの設定を逆循環モードと呼ぶ。
この循環ラインの送液方向について、順方向から逆方向に変えることにより、配管5内に残存する気泡bを効果的に取り除くことができる。すなわち、図3(a)に示すように、順方向の流れでは、配管5内、インクジェットヘッド2内に形成される凹凸部分5aに気泡bが引っかかり、ある程度の時間が経過しても気泡bが移動せず、塗布液内に気泡bが残存するが、図3(b)に示すように、逆循環モードにより逆方向の流れを形成することにより、気泡bが凹凸部分5aから離れ、そのまま塗布液の流れと共に移動し、気泡除去部6でその気泡bが除去されることにより、塗布液内に残存した気泡bを除去することができる。
また、インクジェット塗布装置は、各モータ、各ポンプなどの駆動装置を統括的に制御する制御装置を有しており、これらの駆動装置が制御装置を通じて駆動制御されるようになっている。本実施形態では、制御装置は、バルブ(バルブV1~V7、エアベントバルブ62)の開閉動作を行うようになっており、上述したように、循環ラインを順方向に塗布液を循環させる循環モード、逆方向に循環させる逆循環モードに切り替えることができる。
本実施形態では、制御装置は、循環モードで運転し、所定時間経過後、逆循環モードに切り替えて所定時間運転する通常運転、循環モードと逆循環モードを通常運転よりも短時間で切り替える短期切替運転、それぞれのモード内で運転停止を繰り返す間欠運転を備えており、これらの運転を適宜、選択することにより、配管5内、インクジェットヘッド2内に滞留した気泡bを気泡除去部6に移動させ除去することができる。これにより、塗布液内に気泡bが残存する場合に廃液タンク4に直接廃棄するブリード工程などを省略することができ、塗布液の消費を抑えることができる。
以上、上記インクジェット塗布装置によれば、循環ラインにおける塗布液が流れる方向を切り替えることができるため、配管5内、インクジェットヘッド2内部に残存する気泡bを効果的に除去することができる。すなわち、通常、循環ラインに流れる塗布液の流れる方向は一定であるため、配管5内、及び、ヘッド内部の凹凸部分5aに気泡bが引っかかると、一方向の流れ(順方向流れ)では気泡bが凹凸部分5aを乗り越えにくく、凹凸部に気泡bが残存したままになる。そこで、塗布液の流れる方向を切り替えて、順方向流れとは逆の逆方向流れにすることにより、凹凸部分5aに引っかかった気泡bは、その凹凸部分5aから離れ、そのまま逆方向流れにより気泡除去部6に移動し除去される。
また、塗布液が流れる方向を切り替える方法には、通常運転のように順方向流れを逆方向流れに完全に切り替える場合のみならず、順方向流れから一度逆方向流れにした後、すぐに順方向流れにする場合(短期切替運転、間欠運転)も含まれる。この場合でも、一瞬、逆方向流れになった場合に、凹凸部分5aに引っかかった気泡bが一度凹凸部分5aから離れるため、次に順方向流れに切り替えた場合に気泡bが凹凸部分5aを乗り越えやすくなり、その気泡bが気泡除去部6に運ばれることにより除去することができる。したがって、従来のように一方向の流れで循環させていた場合に比べて、配管5内、ヘッド内部に残存する気泡bを効果的に除去することができる。
また、上記実施形態では、気泡除去部6が圧力調節部3に設けられる例について説明したが、圧力調節部3とは別に、気泡除去部6のみを独立して設けるものであってもよい。上記実施形態のように気泡除去部6に設けることで装置構成を簡略化することができるが、気泡除去部6のみを独立させることにより、何ら制約を受けることがないため、より気泡b除去効果に特化した気泡除去部6にすることができる。
また、上記実施形態では、バルブを切り替えることにより循環ラインの順方向、逆方向を切り替える例について説明したが、循環ポンプ7の駆動力により循環ラインの順方向、逆方向を切り替えるものであってもよい。
1 供給タンク
2 インクジェットヘッド
3 圧力調節部
5 配管
7 循環ポンプ
8 逆循環配管
30 サブタンク
51 循環配管
52 供給配管
53 排液配管
62 エアベントバルブ
81 第1逆循環配管
82 第2逆循環配管
V1~V7 バルブ
b 気泡

Claims (1)

  1. 基材に対して液滴を吐出するインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドに塗布液が供給される供給流路と、
    前記インクジェットヘッドから塗布液が排液される排液流路と、
    前記排液流路に流れる塗布液を前記供給流路に戻す循環流路と、
    を備え、前記供給流路、前記排液流路、及び、前記循環流路により循環ラインを形成するインクジェット塗布装置であって、
    前記いずれかの流路には、塗布液内に存在する気泡を除去する気泡除去部を有しており、前記循環ラインにおける塗布液が流れる方向を切り替えることにより、前記循環ラインの気泡を気泡除去部から除去するものであり、
    前記循環ラインには、前記循環ラインの送液方向を逆転させる逆循環配管が設けられ、
    前記循環ラインにおける塗布液の送液を行う送液ポンプの送液方向を変えることなく、前記循環ラインに設けられたバルブを切り替えることにより、前記逆循環配管を通じて前記循環ラインにおける塗布液の流れる方向が切り替えられ
    前記気泡除去部は、インクジェットヘッドのノズル内に存在する塗布液の圧力を調節する圧力調節部であること
    を特徴とするインクジェット塗布装置。
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