JP2012019880A - 什器システム - Google Patents

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忠幸 山田
Makoto Takahashi
誠 高橋
Yoshiya Sakakibara
義弥 榊原
Noriya Mikami
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Abstract

【課題】固定什器と移動什器とを組み合わせ可能かつ前記組み合わせ時に固定什器から移動什器へ給電可能とした什器システムにおいて、所定の使用空間における什器システムの使い勝手及び体裁を良好にする。
【解決手段】固定電源に接続される給電部5を有する固定什器と、前記給電部5からの給電を受ける受電部4を有する移動什器とを備え、前記固定什器及び移動什器が所定の組み合わせ状態となったときに、前記給電部5から前記受電部4への給電を可能とするものであって、前記固定什器に対する前記移動什器の組み付け位置を変更するべく、前記給電部5及び受電部4の少なくとも一方が位置変更可能とされる。
【選択図】図8

Description

本発明は、固定什器と移動什器とを組み合わせ可能な什器システムに関し、特に給電手段を搭載してオフィスや病院、公共施設等における執務空間、及び家庭等の居住空間にて使用される什器システムに関する。
従来、上記什器システムにおいて、各什器を所定の組み合わせ状態としたときに、固定什器から移動什器へこれらが搭載した給電手段を介して電力を供給可能としたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−118247号公報
ところで、上記特許文献1では、前記給電手段のコネクタ部分が遊動支持されているものの、固定什器に対する移動什器の組み合わせ位置を変更できるほどではない。このため、移動什器の組み合わせ位置や数の変更には対応できず、所定の使用空間における什器システムの使い勝手や体裁の面で改善の余地があった。
そこで本発明は、固定什器と移動什器とを組み合わせ可能かつ前記組み合わせ時に固定什器から移動什器へ給電可能とした什器システムにおいて、所定の使用空間における什器システムの使い勝手及び体裁を良好にすることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、固定電源に接続される給電部を有する固定什器と、前記給電部からの給電を受ける受電部を有する移動什器とを備え、前記固定什器及び移動什器が所定の組み合わせ状態となったときに、前記給電部から前記受電部への給電を可能とする什器システムであって、前記固定什器に対する前記移動什器の組み付け位置を変更するべく、前記給電部及び受電部の少なくとも一方が位置変更可能とされること特徴とする。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の什器システムにおいて、前記給電部が、前記固定什器に固定されて水平に延びる給電レールと、この給電レールの所定位置に保持される給電コネクタとを有することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載の什器システムにおいて、前記受電部が、前記移動什器に固定されて水平に延びる受電レールと、この受電レールの所定位置に保持される受電コネクタとを有することを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、請求項1から3の何れか1項に記載の什器システムにおいて、前記固定什器が、前記移動什器を所定の組み合わせ位置に案内するためのガイド機構を有し、このガイド機構が、前記移動什器の組み合わせ位置に合わせて設置可能であることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、請求項1から4の何れか1項に記載の什器システムにおいて、前記給電部及び受電部が給電コネクタ及び受電コネクタをそれぞれ有し、前記各コネクタが、互いに磁気的に吸着して電気的な接続状態を確立するマグネット式コンセントを構成することを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、請求項1から4の何れか1項に記載の什器システムにおいて、前記給電部及び受電部が非接触給電手段を構成することを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、使用者の要望や各什器の設置条件等に応じて、固定什器に対する移動什器の組み合わせ位置を任意に変更でき、かつ組み合わせる移動什器の数も変更可能となるため、所定の使用空間における什器システムの使い勝手及び体裁を良好にすることができる。
請求項2,3に記載した発明によれば、簡易的な構造でありながら給電レール及び受電レールの範囲内で自由に給電コネクタ及び受電コネクタの位置や数を変更することができ、固定什器に対する移動什器の組み合わせ位置や数の設定自由度を高めることができる。
請求項4に記載した発明によれば、移動什器の組み合わせ位置や数を変更した場合でも、移動什器の位置決めを容易かつ確実に行うことができる。
請求項5に記載した発明によれば、給電部及び受電部の接続の確実性を向上できると共に、各コネクタを接続したままの状態で移動什器を固定什器に対する組み合わせ位置から移動させてしまった場合でも、移動什器を操作する力がマグネット式コンセントの吸着力よりも大きければ各コネクタの接続を自動的に解除できるため、移動什器の使い勝手をさらに向上できる。
請求項6に記載した発明によれば、給電部及び受電部周辺のメンテナンス性を向上できると共に、移動什器を固定什器に対する組み合わせ位置から自由に移動させることができるため、移動什器の使い勝手をさらに向上できる。また、給電手段をカバー等で覆った場合でも給電が可能であるため、水や薬液等が給電手段に掛かり難くすることができる。
本発明の実施形態における什器システムの斜視図である。 上記什器システムのカートの側面図である。 上記什器システムのテーブル及びカート間の給電手段の斜視図である。 上記給電手段の変形例を示す斜視図である。 (a)は上記給電手段の他の変形例を示す斜視図、(b)は(a)の受電コネクタの平面図である。 上記什器システムの作用を(a)〜(c)の態様で示す説明図である。 上記什器システムのカート用のガイド機構の斜視図である。 上記什器システムの第一の変形例を示す斜視図である。 上記什器システムの第二の変形例を示す斜視図である。 上記什器システムの第三の変形例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の什器システム1は、床面F上に配設されたテーブル(固定什器)2と、床面F上を走行可能に配設されたカート(移動什器)3とを備える。
テーブル2は、水平に配される天板8と、この天板8を支持して床面Fに固定的に設置可能な脚部9とを有する。なお、図中符号8aは天板8の上面を示す。
図2,3を併せて参照し、テーブル2は、例えば天板8の下方にカート3の受電部4に対応する給電部5を有する。給電部5は、ブラケット5cを介して天板8の下面に一体固定的に支持される給電レール5aと、この給電レール5aに保持される給電コネクタ7とを一体に有する。給電レール5aは左右に延び、この給電レール5aに給電コネクタ7が左右位置を変更可能に取り付けられる。給電部5(給電レール5a)は、什器システム1の設置場所に設けられたAC電源(固定電源)に接続されている。
図1,2を参照し、カート3は、キャスタ11により床面F上を走行可能な枠型のカート本体12と、カート本体12の内側に着脱可能に支持される上下二段の物品収納トレイ13と、カート本体12の上端部に支持されて水平な上面14aを形成する天板14とを有する。カート本体12は例えばステンレス等の金属製の複数の部材を溶接等により一体に結合してなり、物品収納トレイ13及び天板14はそれぞれ例えばポリプロピレン等の合成樹脂製の一体成形品とされる。
なお、カート3は、物品を載置、収納する手段(天板14、物品収納トレイ13)を有しつつ、床面F上を走行可能とされたものであり、例えば、病院や介護施設等で病室を回診する際等に利用されると共に、近年のカルテ等の電子化に伴って情報端末等の電子機器Pを載置可能とするために、カート本体12に電源(バッテリ17)を搭載している。
カート本体12は直方体状をなし、左右一対の前支柱12a及び後支柱12bを有する。左右の前支柱12aは、その上端部から後方に屈曲して延びる上横桟12cを一体に有する。各上横桟12cの後端部は、左右の後支柱12bの上部にそれぞれ接合される。左右の前支柱12aの下端部と左右の後支柱12bの下端部とは、左右の下横桟12dを介してそれぞれ連結される。各上横桟12cの前部間は上梁12eを介して互いに連結され、各下横桟12dの中間部間は下梁12fを介して互いに連結される。各支柱12a,12bの下端部にはそれぞれキャスタ11が取り付けられる。
左右の後支柱12bは、その上端部から前方に屈曲して延びる天板支持腕12gを一体に有する。これら左右の天板支持腕12gに天板14の左右下部がそれぞれ支持される。左右の後支柱12bの上端屈曲部は、グリップ15aを具備して使用者によるカート3の移動操作を可能とする操作部15を構成する。
左右の上横桟12cと左右の天板支持腕12gとはそれぞれ上下に離間する。これら各上横桟12c及び各天板支持腕12gを主に、カート本体12の上部に側面視で前方に開放する空間部16が形成される。空間部16にはテーブル2の天板8の後部が前方から進入可能である。
左右の上横桟12cの間には、扁平状のバッテリ17が搭載される。バッテリ17は、空間部16を介して天板14の真下に位置する。バッテリ17は、コンバータ等を含む装置であり、カート3に設けられた不図示の雌側コンセントに接続され、この雌側コンセントから天板14上に載置した情報端末等の電子機器Pへ電力を供給可能である。
図2を参照し、カート3の上梁12eには、ブラケット4cを介して受電部4の受電コネクタ6が一体固定的に支持される。受電コネクタ6は、カート3をテーブル2に組み合わせた際に、前記給電コネクタ7に後方から接続される。なお、前記雌側コンセントを受電部4にも接続し、受電部4及びバッテリ17の少なくとも一方から電力を取り出し可能としてもよい。
カート3は、空間部16内にテーブル2の天板8の後部を進入させるようにしてテーブル2と組み合わされる。このとき、カート本体12の上横桟12cよりも下方の部位は、テーブル2の天板8下方の空間部内に収納される。またこのとき、給電コネクタ7及び受電コネクタ6が互いに接続されて、給電部5から受電部4への給電が可能となる。以下、この状態をテーブル2及びカート3の所定の組み合わせ状態とする。受電部4に供給された電力は、バッテリ17の充電に供されるか前記雌側コンセントから外部へ取り出される。
前記所定の組み合わせ状態において、天板支持腕12g及び天板14はテーブル2の天板8の上方に位置する。このため、天板14上にパソコン等の物品を載置したままで、テーブル2及びカート3を前記所定の組み合わせ状態にすることが可能である。
各天板支持腕12gの後部には、それぞれ左右の荷掛けフック23が固定される。各荷掛けフック23は、側面視で空間部16内(下方)に突出するように設けられる。各荷掛けフック23は、前記所定の組み合わせ状態においてテーブル2の天板8の後縁に当接する。これにより、テーブル2に対するカート3の前方移動位置が規定される。また、テーブル2に対するカート3の左右位置は、テーブル2の天板8の下面に固定されたガイド機構24により規定される(図1参照)。
図7を参照し、ガイド機構24は、天板8下面に固定される左右一対のガイドパイプ25を有する。各ガイドパイプ25は、カート本体12の各前支柱12aの上端屈曲部周辺にこれらの左右外側から当接する。各ガイドパイプ25はそれぞれ、天板8の下面から下方に離間した位置にて略水平に延びるガイド部26と、このガイド部26の前後端部から上方に屈曲して延びる前後脚部27と、各脚部27の上端に設けられて天板8の下面に左右一対のボルト27bにより固定される固定板27aとを一体に有する。
各ガイド部26はそれぞれ、その前部にて前後方向と平行に延びる左右位置規制部26aと、左右位置規制部26aの後端部から斜め後外側へ屈曲して延びる案内部26bとを一体に有する。各左右位置規制部26a間の幅は、カート3の各前支柱12aの上端屈曲部周辺の間の幅と略同一とされる。
このガイド機構24により、カート3を概ねテーブル2との組み合わせ位置に向けて前進させると、各ガイドパイプ25によりカート3が所定の左右位置に案内されると共に、各荷掛けフック23によりカート3の前進及び鉛直軸回りの傾きが規制される。この状態で、カート3が前記所定の組み付け状態となる。なお、この状態でキャスタ11をロックすることも可能である。
図3に示すように、給電レール5aは後方に開放する断面C字状をなし、その内部の上下面にそれぞれ導電部5bを有する。一方、給電コネクタ7は、その前部に上下一対の導電部7aを有する係合部7dを有する。係合部7dは、各導電部7aを横向きにした状態で給電レール5aの後方からその内部に進入可能である。そして、前述の如く係合部7dを給電レール5a内に進入させた後、受電コネクタ6を前後軸回りに略90度回転させることで、給電コネクタ7の各導電部7aが縦向きとなって給電レール5a内の上下導電部5bにそれぞれ接触すると共に、給電コネクタ7が給電レール5aの所定の左右位置にて固定的に保持される。
このように、給電コネクタ7の左右位置を変更可能とすることで、テーブル2に対するカート3の組付け位置を変更可能である。
ここで、詳細な図示は略すが、各コネクタ6,7は、一方にマグネット、他方に磁性体又はマグネットを有することで、互いに磁気的に吸着して電気的な接続状態を確立可能なマグネット式コンセントを構成している。
図7に示すように、天板8の下面には、カート3の組み付け位置の変更に伴いガイド機構24の左右位置を変更可能とするべく、固定板27aの締結孔としてのナット孔27cを左右に等間隔に多数有している。すなわち、什器システム1では、ガイド機構24に合わせてカート3の左右位置を多段階に設定可能である。なお、ガイド機構24の左右位置を無段階に変更可能とすれば、カート3の左右位置も無段階に設定可能となる。
図4は、給電部5及び受電部4の変形例を示す。この変形例では、給電レール5aに受電コネクタ6を直接差し込むことで、各導電部5b,6aを直線接触させて電気的な接続を可能とする。すなわち、受電部4がテーブル2に対して位置変更可能とされている。なお、この変形例では、給電レール5aは断面E字状をなし、受電コネクタ6には給電レール5a内の凸部5dに対応する凹部4dが設けられる。
また、図5は、給電部5及び受電部4の他の変形例を示す。この変形例も、給電レール5aに受電コネクタ6を直接差し込むものであり、受電部4がテーブル2に対して位置変更可能とされるものであるが、可動式の受電コネクタ6を有する点で図4の例とは異なる。受電コネクタ6は、コネクタ本体から前方に突出すると共に後方に没入可能な突き当て部6cと、突き当て部6cの没入動作に連動してコネクタ本体の上下に張り出す上下係止爪6bとを有する。上下係止爪6bは受電コネクタ6の導電部6aでもある。受電コネクタ6は、給電レール5a内に差し込まれて上下係止爪6b(導電部6a)を開くことで、上下導電部6aを給電レール5a内の上下導電部5bにそれぞれ接触させると共に、この状態で受電コネクタ6が給電レール5aの所定の左右位置にて固定的に保持される。
このような給電部5及び受電部4を用いてテーブル2に対するカート3の組み合わせ位置を変更することで、図6(a)に示す如く例えば固定什器の左右幅A内に三つの移動什器(カート3)を組み合わせた状態、図6(b)に示す如く前記左右幅A内に二つの移動什器を組み合わせた状態、及び図6(c)に示す如く前記左右幅A内に四つの移動什器3を組み合わせた状態等に、什器システム1の態様を変化させることが可能である。
以上説明したように、上記実施形態における什器システム1は、固定電源に接続される給電部5を有するテーブル2と、前記給電部5からの給電を受ける受電部4を有するカート3とを備え、前記テーブル2及びカート3が所定の組み合わせ状態となったときに、前記給電部5から前記受電部4への給電を可能とするものであって、前記テーブル2に対する前記カート3の組み付け位置を変更するべく、前記給電部5及び受電部4の少なくとも一方が位置変更可能とされるものである。
この構成によれば、使用者の要望や各什器の設置条件等に応じて、テーブル2に対するカート3の組み合わせ位置を任意に変更でき、かつ組み合わせるカート3の数も変更可能となるため、所定の使用空間における什器システム1の使い勝手及び体裁を良好にすることができる。
また、上記什器システム1は、前記給電部5が、前記テーブル2に固定されて水平に延びる給電レール5aと、この給電レール5aの所定位置に保持される給電コネクタ7とを有することで、簡易的な構造でありながら給電レール5aの範囲内で自由に給電コネクタ7の位置や数を変更することができ、テーブル2に対するカート3の組み合わせ位置や数の設定自由度を高めることができる。
また、上記什器システム1は、前記テーブル2が、前記カート3を所定の組み合わせ位置に案内するためのガイド機構24を有し、このガイド機構24が、前記カート3の組み合わせ位置に合わせて設置可能であることで、カート3の組み合わせ位置や数を変更した場合でも、カート3の位置決めを容易かつ確実に行うことができる。
また、上記什器システム1は、前記給電部5及び受電部4が給電コネクタ7及び受電コネクタ6をそれぞれ有し、前記各コネクタが、互いに磁気的に吸着して電気的な接続状態を確立するマグネット式コンセントを構成することで、給電部5及び受電部4の接続の確実性を向上できると共に、各コネクタを接続したままの状態でカート3を移動させてしまった場合でも、カート3を操作する力がマグネット式コンセントの吸着力よりも大きければ、各コネクタの接続を自動的に解除できるため、カート3の使い勝手をさらに向上できる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記受電部4及び給電部5に代わり、給電コイルを有する給電部と、受電コイルを有する受電部とを有し、これらを前記所定の組み付け状態で互いに対向させると共に給電コイルに電流を流すことで、電磁誘導により受電コイルに電流を生じさせる非接触式の給電手段を構成するようにしてもよい。
この場合、給電部及び受電部の周辺のメンテナンス性を向上できると共に、カート3をテーブル2に対する組み合わせ位置から自由に移動させることができるため、カート3の使い勝手をさらに向上できる。また、給電手段をカバー等で覆った場合でも給電が可能であるため、水や薬液等が給電手段に掛かり難くすることができる。
また、図8に示すように、給電部5が給電レール5a及び給電コネクタ7を有することに加え、受電部4が、例えばカート3の天板14に固定されて左右に延びる受電レール4aと、この受電レール4aの所定位置に保持される受電コネクタ6とを有する構成としてもよい。
この場合、給電レール5aに受電レール4aも加えた範囲内でカート3の組み付け位置や数を任意に設定することができる。なお、図8ではテーブル2とは異なる態様の固定什器32を示す。
図9は、例えばパーテーションとしての固定什器32’と、キャビネットとしての移動什器33とを備えた例を示す。移動什器33の背面には受電コネクタ6が一体固定的に支持され、固定什器32’の前面には給電レール5aが一体固定的に支持される。そして、給電レール5aが保持する給電コネクタ7の左右位置や数を変更することで、これに伴い固定什器32’に対する移動什器33の左右位置や数を任意に設定可能である。なお、図9では、固定什器32’の屈曲部分にも追従して給電レール5aを設けている。
図10は、例えばパーテーション付きデスクとしての固定什器32”と、キャビネットとしての移動什器33とを備えた例を示す。移動什器33の背面には図4の態様の受電コネクタ6が一体固定的に支持され、固定什器32”の下部前面には同じく図4の態様の給電レール5aが一体固定的に支持される。この場合も、固定什器32”に対する移動什器33の左右位置や数を任意に変更可能である。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
1 什器システム
2 テーブル(固定什器)
3 カート(移動什器)
4 受電部
4a 受電レール
5 給電部
5a 給電レール
6 受電コネクタ
7 給電コネクタ
24 ガイド機構

Claims (6)

  1. 固定電源に接続される給電部を有する固定什器と、前記給電部からの給電を受ける受電部を有する移動什器とを備え、
    前記固定什器及び移動什器が所定の組み合わせ状態となったときに、前記給電部から前記受電部への給電を可能とする什器システムであって、
    前記固定什器に対する前記移動什器の組み付け位置を変更するべく、前記給電部及び受電部の少なくとも一方が位置変更可能とされること特徴とする什器システム。
  2. 請求項1に記載の什器システムにおいて、
    前記給電部が、前記固定什器に固定されて水平に延びる給電レールと、この給電レールの所定位置に保持される給電コネクタとを有することを特徴とする什器システム。
  3. 請求項1又は2に記載の什器システムにおいて、
    前記受電部が、前記移動什器に固定されて水平に延びる受電レールと、この受電レールの所定位置に保持される受電コネクタとを有することを特徴とする什器システム。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載の什器システムにおいて、
    前記固定什器が、前記移動什器を所定の組み合わせ位置に案内するためのガイド機構を有し、このガイド機構が、前記移動什器の組み合わせ位置に合わせて設置可能であることを特徴とする什器システム。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の什器システムにおいて、
    前記給電部及び受電部が給電コネクタ及び受電コネクタをそれぞれ有し、前記各コネクタが、互いに磁気的に吸着して電気的な接続状態を確立するマグネット式コンセントを構成することを特徴とする什器システム。
  6. 請求項1から4の何れか1項に記載の什器システムにおいて、
    前記給電部及び受電部が非接触給電手段を構成することを特徴とする什器システム。

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