JP2012017916A - 給湯装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】貯湯槽1の上部、中間、下部に接続された第1の出湯管3、第2の出湯管4、給水管18と、給水管18から分岐した第1、第2の給水分岐管19、21と、入口側に第1の出湯管3と第1の給水分岐管19を、出口側に第1の混合弁入水管23を接続した第1の三方弁20と、入口側に第2の出湯管4と第2の給水分岐管21を、出口側に第2の混合弁入水管24を接続した第2の三方弁22と、第1、第2の混合弁入水管23、24が入口側に接続された混合弁25の出口側に接続された給湯管26に接続された給湯口27と、貯湯槽1の第2の出湯管4が接続された部分の湯温を検知する湯温検知手段33と、設定された給湯口27からの給湯設定温度と湯温検知手段33の出力に基づいて、第1、第2の三方弁20、22と混合弁25を制御する制御手段34とを備えた。
【選択図】図1
Description
温層10の上端が第2の出湯管4の位置にかかった時点である。中温層10の大きさは10cで示している。この後、第2の出湯管4を通じて、中温層10の湯が出湯されることで、温度分布は16となり、中温層10の大きさは10dまで減少する。第2の出湯管4の位置で貯湯槽1内の湯温が給湯に利用できる湯の下限温度ts以下になると、三方弁5は、第1の出湯管3から出湯するように切り換えるため、中温層10は、そのまま貯湯槽1の上方へ向かい、温度分布も17となって減少することなく10eに示すように時間経過とともに大きくなる。
して予め設定された第2の温度差以上低い場合に、前記第1の三方弁への入水を第1の出湯管側とするとともに前記第2の三方弁への入水を前記第2の出湯管側とし、前記湯温検知手段により検知された湯温が前記給湯設定温度と前記追加給湯設定温度のうち最も高いものに対して前記第1の温度差だけ高い温度と前記給湯設定温度と前記追加給湯設定温度のうち最も低いものに対して前記第2の温度差だけ低い温度との間の場合に、前記第1の三方弁への入水を前記第1の出湯管側とするとともに前記第2の三方弁への入水を第2の給水分岐管側とし、混合弁の出口温度を前記給湯設定温度に制御し、追加混合弁の出口温度を前記追加給湯設定温度に制御するもので、複数の給湯口を有する場合の制御性を確保しつつ、中温層の湯を有効に利用できるという効果がある。
本発明の第1の実施の形態における給湯装置について、図1〜4を用いて説明する。図1は、本実施の形態における給湯装置の構成図である。
貯湯槽1の湯と給水管18からの給水を混合弁25および追加混合弁30によってそれぞれの給湯設定温度に混合されて給湯口27ないし追加給湯口32へ供給される。また、給湯に使用された湯量相当の水が給水管18を通じて貯湯槽1の下部から流入する。
縮小せず貯湯槽1の上方へ移動する。
図5は、本発明の第2の実施の形態における給湯装置の構成図、図6は、同給湯装置の動作を示すフローチャートである。なお、上記第1の実施の形態における給湯装置と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
設定温度ts2を設定温度tsとする(ステップ21(S21))。
2 ヒートポンプユニット(加熱手段)
3 第1の出湯管
4 第2の出湯管
7 給湯温度設定手段
18 給水管
19 第1の給水分岐管
20 第1の三方弁
21 第2の給水分岐管
22 第2の三方弁
23 第1の混合弁入水管
24 第2の混合弁入水管
25 混合弁
26 給湯管
27 給湯口
28 第1の混合弁入水管分岐管
29 第2の混合弁入水管分岐管
30 追加混合弁
31 追加給湯管
32 追加給湯口
33 湯温検知手段
34 制御手段
36 混合弁出口湯温検知手段
37 追加混合弁出口湯温検知手段
40 第1の流量計(給湯有無検知手段)
41 第2の流量計(給湯有無検知手段)
Claims (8)
- 貯湯槽と、前記貯湯槽の上部に接続された第1の出湯管と、前記貯湯槽の下部に接続された給水管と、前記貯湯槽の上下方向において前記第1の出湯管が接続された位置と前記給水管が接続された位置との間に接続された第2の出湯管と、前記給水管から分岐された第1の給水分岐管および第2の給水分岐管と、前記第1の出湯管と前記第1の給水分岐管とが入口側に接続された第1の三方弁と、前記第2の出湯管と前記第2の給水分岐管とが入口側に接続された第2の三方弁と、前記第1の三方弁の出口側に接続された第1の混合弁入水管と、前記第2の三方弁の出口側に接続された第2の混合弁入水管と、前記第1の混合弁入水管と前記第2の混合弁入水管とが入口側に接続された混合弁と、前記混合弁の出口側に接続された給湯管と、前記給湯管に接続された給湯口と、前記第2の出湯管が接続された前記貯湯槽の位置近傍の湯温を検知する湯温検知手段と、前記給湯口から給湯する給湯設定温度を設定する給湯温度設定手段と、制御手段とを備え、前記給湯温度設定手段により設定された給湯設定温度と前記湯温検知手段との出力に基づいて、前記第1の三方弁と前記第2の三方弁と前記混合弁との動作を制御することを特徴とする給湯装置。
- 制御手段は、湯温検知手段により検知された湯温が給湯温度設定手段で設定された給湯設定温度に対して、予め設定された第1の温度差以上高い場合に、第1の三方弁への入水を第1の給水分岐管側とするとともに、第2の三方弁への入水を第2の出湯管側とし、前記湯温検知手段により検知された湯温が前記給湯設定温度に対して予め設定された第2の温度差以上低い場合に、前記第1の三方弁への入水を第1の出湯管側とするとともに前記第2の三方弁への入水を前記第2の出湯管側とし、前記湯温検知手段により検知された湯温が前記給湯設定温度に対して前記第1の温度差だけ高い温度と前記第2の温度差だけ低い温度との間の場合に、前記第1の三方弁への入水を前記第1の出湯管側とするとともに前記第2の三方弁への入水を第2の給水分岐管側とし、混合弁の出口温度を前記給湯設定温度に制御する構成とした請求項1に記載の給湯装置。
- 給湯口以外に少なくとも一つの追加給湯口を設け、給湯温度設定手段は、前記追加給湯口毎に追加給湯設定温度を有し、前記追加給湯口毎に対応させて、第1の混合弁入水管から分岐された第1の混合弁入水管分岐管と、第2の混合弁入水管から分岐された第2の混合弁入水管分岐管と、前記第1の混合弁入水管分岐管と前記第2の混合弁入水管分岐管とが入口側に接続された追加混合弁と、前記追加混合弁の出口側に接続された追加給湯管を備え、制御手段は、前記給湯温度設定手段で設定された給湯設定温度と前記追加給湯設定温度と湯温検知手段の検知温度とに基づいて、第1の三方弁と第2の三方弁と混合弁と前記追加混合弁との動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
- 制御手段は、湯温検知手段により検知された湯温が給湯温度設定手段で設定された給湯設定温度と追加給湯設定温度のうち最も高いものに対して予め設定された第1の温度差以上高い場合に、第1の三方弁への入水を第1の給水分岐管側とするとともに第2の三方弁への入水を第2の出湯管側とし、前記湯温検知手段により検知された湯温が前記給湯設定温度と前記追加給湯設定温度のうち最も低いものに対して予め設定された第2の温度差以上低い場合に、前記第1の三方弁への入水を第1の出湯管側とするとともに前記第2の三方弁への入水を前記第2の出湯管側とし、前記湯温検知手段により検知された湯温が前記給湯設定温度と前記追加給湯設定温度のうち最も高いものに対して前記第1の温度差だけ高い温度と前記給湯設定温度と前記追加給湯設定温度のうち最も低いものに対して前記第2の温度差だけ低い温度との間の場合に、前記第1の三方弁への入水を前記第1の出湯管側とするとともに前記第2の三方弁への入水を第2の給水分岐管側とし、混合弁の出口温度を前記給湯設定温度に制御し、追加混合弁の出口温度を前記追加給湯設定温度に制御する構成とした請求項3に記載の給湯装置。
- 給湯管と追加給湯管とに給湯の有無を検知する給湯有無検知手段を設け、制御手段は、前記給湯有無検知手段によって給湯されていることが検知された給湯口または追加給湯口に対応して、湯温検知手段により検知された湯温が給湯温度設定手段で設定された給湯設定温度または追加給湯設定温度に対して予め設定された第1の温度差以上高い場合に、第1の三方弁への入水を第1の給水分岐管側とするとともに、第2の三方弁への入水を第2の出湯管側とし、前記湯温検知手段により検知された湯温が、前記給湯設定温度または前記追加給湯設定温度に対して予め設定された第2の温度差以上低い場合に、前記第1の三方弁への入水を第1の出湯管側とするとともに、前記第2の三方弁への入水を前記第2の出湯管側とし、前記湯温検知手段により検知された湯温が、前記給湯設定温度または前記追加給湯設定温度に対して前記第1の温度差だけ高い温度と前記給湯設定温度または前記追加給湯設定温度に対して前記第2の温度差だけ低い温度との間の場合に、前記第1の三方弁への入水を前記第1の出湯管側とするとともに前記第2の三方弁への入水を第2の給水分岐管側とし、混合弁または追加混合弁の出口温度を、前記給湯設定温度または前記追加給湯設定温度に制御する構成とした請求項3に記載の給湯装置。
- 制御手段は、給湯有無検知手段によって給湯口と追加給湯口のうち二つ以上に給湯されていることが検知された場合、湯温検知手段により検知された湯温が、給湯されている前記給湯口と前記追加給湯口に対応する給湯設定温度または追加給湯設定温度のうち最も高いものに対して予め設定された第1の温度差以上高い場合に、第1の三方弁への入水を第1の給水分岐管側とするとともに第2の三方弁への入水を第2の出湯管側とし、前記湯温検知手段により検知された湯温が、給湯されている前記給湯口と前記追加給湯口に対応する前記給湯設定温度または前記追加給湯設定温度のうち最も低いものに対して予め設定された第2の温度差以上低い場合に、前記第1の三方弁への入水を第1の出湯管側とするとともに前記第2の三方弁への入水を前記第2の出湯管側とし、前記湯温検知手段により検知された湯温が、給湯されている前記給湯口と前記追加給湯口に対応する前記給湯設定温度と前記追加給湯設定温度のうち最も高いものに対して前記第1の温度差だけ高い温度と前記給湯設定温度と前記追加給湯設定温度のうち最も低いものに対して前記第2の温度差だけ低い温度との間の場合に、前記第1の三方弁への入水を前記第1の出湯管側とするとともに前記第2の三方弁への入水を第2の給水分岐管側とし、給湯されている前記給湯口と前記追加給湯口に対応する混合弁と追加混合弁の出口温度をそれぞれ前記給湯設定温度と前記追加給湯設定温度に制御する構成とした請求項3または5に記載の給湯装置。
- 貯湯槽内の水を加熱する加熱手段を設け、前記加熱手段はヒートポンプサイクルを用いた構成とした請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の給湯装置。
- ヒートポンプサイクルは、圧力が臨界圧力以上となる超臨界冷媒回路であり、前記臨界圧力以上に昇圧された冷媒により水を加熱する構成とした請求項7に記載の給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010155658A JP2012017916A (ja) | 2010-07-08 | 2010-07-08 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010155658A JP2012017916A (ja) | 2010-07-08 | 2010-07-08 | 給湯装置 |
Publications (1)
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JP2012017916A true JP2012017916A (ja) | 2012-01-26 |
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Family Applications (1)
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JP2010155658A Ceased JP2012017916A (ja) | 2010-07-08 | 2010-07-08 | 給湯装置 |
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JP (1) | JP2012017916A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016031199A (ja) * | 2014-07-29 | 2016-03-07 | 株式会社前川製作所 | 給湯システム |
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2010
- 2010-07-08 JP JP2010155658A patent/JP2012017916A/ja not_active Ceased
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