JP2012017737A - 蒸気タービンシェル - Google Patents

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Abstract

【課題】蒸気タービン装置を開示する。
【解決手段】本蒸気タービン装置は、排出シェル部分128を含み、排出シェル部分128は、半円形断面を有する第1のセクション130と、第1のセクション130と連接しかつ排出口122を備えた排出セクション134と、ほぼ扁平部分138を備えた扁球断面を有しかつ第1のセクション134と流体連結するように構成された第2のセクション132とを含み、第1のセクション130及び第2のセクション132は、連続蒸気流路を形成する。
【選択図】図4

Description

本明細書に開示した主題は、蒸気タービンシステム用の鋳造シェルに関する。具体的には、本明細書に開示した主題は、扁球断面を有する一部分を有する蒸気タービンシステム用の鋳造シェルの高圧又は中圧部分に関する。
蒸気タービンシェルは、例えば蒸気タービンの高圧(HP)及び/又は中圧(IP)セクションを囲む構成要素である。実際には、蒸気タービンシェルは、回転蒸気流路構成要素に近接近した状態で固定蒸気流路構成要素を保持する。構造シェル内に設けたノズル連結部により、シェルに対する作動流体(例えば、蒸気)の流入及び排出が可能になる。さらに、シェルの幾つかの部分は、ノズルと蒸気流路構成要素との間で有効な流路移行部を形成するように構成されかつ輪郭付けされる。従来型の蒸気タービンシェルは、タービンの蒸気流路セクションの一部分を囲むように構成されたほぼ同心形状のチャネルを有する入口(又は流入)セクション及び排出(又は抽出)セクションの両方を含む。複合タービンシェル(例えば、HP、IPなど)の異なるセクションは、異なるボリューム及び断面寸法を有する。
蒸気タービンシェルシステムの排出部分を開示する。一実施形態では、蒸気タービン装置は、排出シェル部分を含み、排出シェル部分は、半円形断面を有する第1のセクションと、第1のセクションと連接しかつ排出口を備えた排出セクションと、実質的単体構造底面部分を含む扁球断面を有しかつ第1のセクションと流体連結するように構成された第2のセクションとを含み、第1のセクション及び第2のセクションは、連続蒸気流路を形成する。
本発明の第1の態様は、蒸気タービン装置を含み、本蒸気タービン装置は、排出シェル部分を含み、排出シェル部分は、半円形断面を有する第1のセクションと、第1のセクションと連接しかつ排出口を備えた排出セクションと、実質的単体構造底面部分を含む扁球断面を有しかつ第1のセクションと流体連結するように構成された第2のセクションとを含み、第1のセクション及び第2のセクションは、連続蒸気流路を形成する。
本発明の第2の態様は、蒸気タービンシステムを含み、本蒸気タービンシステムは、ロータと、ロータに動作可能に連結された複数のブレードと、ロータ及びブレードを囲むシェルとを含み、シェルは、排出シェル部分を含み、排出シェル部分は、半円形断面を有する第1のセクションと、第1のセクションと連接しかつ排出口を備えた排出セクションと、実質的単体構造底面部分を含む扁球断面を有しかつ第1のセクションと流体連結するように構成された第2のセクションとを含み、第1のセクション及び第2のセクションは、連続蒸気流路を形成する。
本発明の第3の態様は、蒸気タービンシェル部分を含み、本蒸気タービンシェル部分は、扁球断面を有するセクションを含み、このセクションは、Z:X(ここでは、Z=3及びX=4)の近似比で極半径及び第1の赤道半径を有する。
本発明のこれらの及びその他の特徴は、本発明の様々な実施形態を示す添付図面と関連させてなした本発明の様々な態様の以下の詳細な説明から一層容易に理解されるであろう。
従来技術による蒸気タービンシェルの三次元斜視図。 図1の従来技術の蒸気タービンシェルの中圧セクションの端面図。 図1の従来技術の蒸気タービンシェルの中圧セクションの端面の部分破断図。 実施形態による中圧蒸気タービンシェルセクションの端面図。 図4の蒸気タービンシェルの中圧セクションの端面の部分破断図。 図4の蒸気タービンシェルの中圧セクションの軸方向垂直中心線による部分破断図。 図6の蒸気タービンシェルの中圧セクションの部分破断上面図。
本発明の図面は正確な縮尺でないことに留意されたい。図面は、本発明の典型的な態様のみを示すことを意図しており、従って本発明の技術的範囲を限定するものとして考えるべきではない。図面では、同じ参照符号付けが、図面間で同様の要素を表している。
本発明の態様は、扁球断面を有する中圧セクションを備えた蒸気タービンシェルを提供する。一実施形態では、扁球セクションは、実質的単体構造底面部分を含む。
鋳造シェルが高圧及び中圧セクションの両方を含むような単一シェル蒸気タービン鋳造品は、分離シェル鋳造品と比較した場合に、例えば製造、輸送及び/又は構築におけるコストの低減を可能にすることができる。単一シェル鋳造品を使用したシステムでは、シェルの重量は、該シェルの軸方向端部近くに設置した支持アームによって完全に支持される。シェルの重量は、蒸気タービンが稼働している間に支持バーの大きな撓みを発生させるのに十分なほど大きい機械的応力を加える。さらに、蒸気タービンシェルにおける材料のコストの大きな部分が、IPセクションのためのものとなる可能性がある。本発明の態様により、シェル(例えば、シェルのIPセクション)の重量の低減が可能になる。これらの態様は、シェルを形成するのに使用する材料の量を減少させることができると同時に、依然として従来のプロセスを使用してシェルを鋳造することを可能にする。
図1に移ると、例えば対向流蒸気タービン用の従来技術の蒸気タービンシェル10の三次元斜視図を示している。図示するように、蒸気タービンシェル10は、HP入口14及びHP排出口16を備えた高圧(HP)セクション12を有することができる。当技術分野では公知のように、HP入口14は、蒸気源(例えば、図示していないが熱回収蒸気発生器)から高圧蒸気を受け、かつその蒸気をその内部に部分的に収納した蒸気タービンの高圧セクションに向けて導いてタービンブレードを強制的に回転させることによって機械的仕事を行わせるように構成することができる。蒸気タービンの高圧セクションにおいて機械的仕事を行わせた後に、蒸気は、HP排出口16を通して導きかつ例えば熱交換器に供給することができる。蒸気タービンシェル10はまた、IP入口20、IP排出口22及びノズル連結部(例えば、低圧(LP)流入口)24を有する中圧(IP)セクション18を含むことができる。蒸気タービンシェル10内にディバイダ(図示せず)を設けて、HPセクション12及びIPセクション18を分割することができる。当技術分野では公知のように、IP入口20は、蒸気源(例えば、図示していないが熱回収蒸気発生器)から中圧蒸気を受け、かつその蒸気を蒸気タービンの中圧セクションに向けて導いてタービンブレードを強制的に回転させることによって機械的仕事を行わせるように構成することができる。蒸気タービンの中圧セクションにおいて機械的仕事を行わせた後に、この蒸気の大部分は、IP排出口22を通して導くことができ、またこの蒸気の第2の部分は、該第2の部分を例えばタービン(図示せず)のLPセクションに供給することができるノズル連結部(例えば、LP流入口)24を通して導くことができる。
蒸気タービンシェル10はまた、該蒸気タービンシェル10の軸方向端部に設置することができる支持アーム26を含むことができる。蒸気タービンシェル10はまた、上部セクション30及び下部セクション32を有する中圧シェル部分(又は単に、部分)28を含むことができる。蒸気タービンシェル10はまた、上部セクション30と連接状態になった(例えば、と共に鋳造された)排出セクション34を含むことができる。当技術分野では公知のように、排出セクション34は、蒸気タービンシェル10と一体形に鋳造されかつ蒸気タービンシェル10内に少なくとも部分的に含まれる蒸気タービンの軸線(明瞭にするために軸線は省略しているが、図1の下方左コーナ部におけるキーの方向「A」)に対してほぼ直交する方向に配向された1以上のノズル或いはフランジを含むことができる。上部セクション30及び下部セクション32は、軸線(A)に平行に延びる軸方向平面に関してほぼ対称にすることができる。つまり、上部セクション30及び下部セクション32はそれぞれ、ほぼ半円形の対称断面(それぞれ排出セクション34及びLP流入口24を除いて)を有することができ、かつそれらの間で延びる軸方向平面(又は、赤道面)において接合するように構成することができる。本明細書では、この軸方向平面つまり赤道面(E)はまた、「水平接合面」とも呼ぶことができる。赤道面(E)は、図1の三次元斜視図では視ることができないが、図2〜図3のIPシェル部分の端面図には、上部セクション30と下部セクション32との間で延びるものとして図示している。赤道面(E)(又は、軸方向平面)は、基準面として使用して、本発明の態様を示すのに役立っている。当技術分野では公知のように、上部セクション30及び下部セクション32は、鋳造により形成することができ、その対称断面により、鋳造プロセスを単純化することができる。
図2に移ると、図1の従来技術のIPシェル部分28を概略端面図で示している。図示するように、IPシェル部分28は、それに対して取付けられた複数のブレード又は「バケット」を有する(明瞭にするためにブレードは省略している)ことができる蒸気タービンロータ(又は単に、ロータ)36を少なくとも部分的に囲むことができる。ロータ36及びそのロータブレードは、IPシェル部分28によって少なくとも部分的に囲むこともできるダイアフラム組立体(明瞭にするために省略している)によって囲むことができる。さらに、上部セクション30及び下部セクション32は、排出セクション34及びLP流入口24を除いて赤道平面(E)に関してほぼ対称にすることができる。つまり、IPシェル部分28の極半径(rp)及び第1の赤道半径(re)は、ほぼ等しい値(図3)を有することができる。言い換えれば、ロータ36の中心点から赤道(又は軸方向)平面(E)に沿った下部セクション32の外表面までの距離は、ロータ36の軸方向中心点から赤道平面(E)に対して垂直な軸線(例えば、Z軸)に沿った下部セクション32の外表面までの距離とほぼ同じである。図3に示すように、IPシェル部分28のこの寸法間の関係についてさらに説明すると、下部セクション32が極半径(rp)にほぼ等しい第1の赤道半径(re)を含む、つまり下部セクション32が赤道平面(E)に境を接する水平接合表面を有するほぼ半円形の形状を形成する。
下部セクション32は、上部セクション30と流体連結するように構成されて、上部セクション30及び下部セクションが、連続蒸気流れチャネル又は流路40(図3に示す)を形成する。連続蒸気流路40は、ほぼ均一な半径方向深さ(Rd)を有することができる。この半径方向深さは、連続流路40における最内側部位から所定の半径方向線に沿った該連続流路40(例えば、下部セクション32の内壁)における最外側部位までの半径方向距離として測定することができる。図示するように、下部セクション32の最上側部分における又は該最上側部分近くにおける半径方向深さ(Rd)は、下部セクション32の最下側部分における又は該最下側部分近くにおける半径方向深さ(Rd)にほぼ等しい。つまり、従来技術のほぼ半円形下部セクション32は、ほぼ均一な半径方向深さ(Rd)を有する蒸気流路40を含む。
本明細書で説明するように、IPシェル部分28は、蒸気タービンシェル10の重量の大きな割合の一因となる可能性がある。加えて、IPシェル部分28は、製造する(例えば、鋳造プロセスを使用して)ために大量の材料を必要とする可能性がある。さらに、蒸気タービンシェル10の多くの部分は、内部蒸気圧力及び温度(熱負荷)に曝される。蒸気タービンシェル10の多くの部分上に作用する機械的負荷及び熱負荷は、該シェルを変形させる(例えば、支持ビームが荷重の下で変形するような)可能性があり、このことは、蒸気タービンシェル10の内部の間隙(例えば、蒸気タービンの回転構成要素と蒸気タービンシェル10の内壁との間の間隔)に関する設計上の問題を発生させる可能性がある。
図4に移ると、実施形態による排出シェル部分(例えば、IP排出シェル部分)128を示している。図1〜図3に関して図示しかつ説明したIPシェル部分28と対照的に、一実施形態では、排出シェル部分(IP排出シェル部分)128は、実質的単体構造底面部分136を備えた扁球断面を有するセクション(又は、「第2のセクション」、例えば下部セクション)132を含む。つまり、下部セクション132及び上部セクション130(本明細書でさらに説明する)は、赤道平面(E)に関して非対称である。図1〜図3に関して図示しかつ説明したほぼ半円形下部セクション32とは異なり、セクション132は、扁球断面を有する。本明細書で使用する場合に、「扁球」という用語は、実施形態による下部セクション132の断面について記述している。この扁球断面は、その一部を幾何学断面の第1の赤道半径(rea)と極半径(rp)との間の関係によって定めることができる。例えば、一実施形態では、第1の赤道半径(re)及び極半径(rp)は、およそX:Z(この場合、X=(4)及びZ=(3))の比を有することができる。言い換えれば、ロータ36の軸方向中心点から赤道(又は軸方向)平面(E)に沿ったセクション132の外表面までの距離は、ロータ36の中心点から赤道平面(E)に対して垂直な軸線(例えば、Z軸)に沿ったセクション132の外表面までの距離よりも大きい。「扁球」という用語は、z−x平面に沿ったセクション132の断面を示すために使用することができるが、このセクション132は、不等辺楕円体の半部分とほぼ同じ三次元形状を有することができることに注目されたい。不等辺楕円体は、2つの異なる赤道半径、つまりx軸に沿った(rex)及び軸方向軸に沿った(rea)と、それらの赤道半径の両方とは異なる極半径(rp)を有する二次構造である。一実施形態では、第1の赤道半径(rex)、第2の赤道半径(rea)及び極半径(rp)は、およそX:Y:Z(この場合、X=(4)、Y=(3.5)、Z=(3))の比を有することができる。言い換えれば、セクション132の半径は、セクション132の最外側表面に沿って赤道平面(E)から離れる方向に移動しながら測定すると、次第により小さくなる。
一実施形態では、セクション132は、実質的単体構造底面部分136を含むことができる。実質的単体構造底面部分136は、ノズル連結部(例えば、図2のLP流入口24のようなLP流入口、又は入口連結部)をもっていないものとすることができかつほぼ扁平な部分138を含むことができる。ほぼ扁平部分138は、ロータ36の直径と少なくとも同じ大きさの距離にわたって延びることができかつ赤道面(E)にほぼ平行にすることができる。さらに、ほぼ扁平部分138は、第1のセクション130と連接する排出セクション134(ここでは、排出セクション134は、排出口122において第1のセクション130から離れる方向にテーパしている)の底面部分からよりもロータ36の軸方向中心点から短い距離とすることができる。
一実施形態では、第1のセクション130は、中圧排出口122に供給される排出蒸気の一部分を蒸気タービンの低圧セクションに分流させることによって低圧(LP)流入口を構成することができる。別の実施形態では、セクション132は、中圧排出口122から放出された排出蒸気の量の約ゼロ〜約5%を放出するように構成された低圧(LP)流入口124(仮線で示す)を含むことができる。別の実施形態では、様々な位置においてセクション(又は、第2のセクション)132上に、複数のノズル連結部又はポート(例えば、出口又は入口ポート)を設置することができる。別の実施形態では、様々な位置において第1のセクション130上に、複数のポート(例えば、出口又は入口ポート)を設置することができる。
いずれのケースでも、第2のセクション132は、第1のセクション130と流体連結するように構成されて、第1のセクション130及び第2のセクション132が、連続蒸気流れチャネル又は流路140を形成する。つまり、第2のセクション132及び第1のセクション130は、赤道面(又は、水平接合表面)(E)に沿って接合しかつ蒸気タービン中圧セクションを外部環境から実質的にシールすることができる。下部セクション132及び上部セクション130は、例えばボルト止め、溶接、並びに/或いは当技術分野で公知のその他のシール及び結合方法によって水平接合表面(E)において結合させることができることを理解されたい。本発明の実施形態によると、図5に示すように、蒸気チャネル140は、下部シェルセクション(異なるより小さい半径方向深さ(Rd2)を有する)の最下側部分においてよりも下部シェルセクションの最上側部分において又は該最上側部分近傍でより大きい半径方向深さ(Rd1)を有することができる。つまり、第1のセクション130及び第2のセクション132は、接合された時に該第1のセクション130及び第2のセクション132が連続流路を形成するように、水平接合表面(E)近傍でほぼ同じ半径方向深さ(Rd1)を有することができる。しかしながら、本明細書で説明するように、半径方向深さRd2は、Rd1とは異なったものとなりかつRd1よりも小さいものとなる。
本明細書に説明した教示は、IPセクション以外の蒸気タービンシェルのセクションに適用することができることを理解されたい。例えば、蒸気タービンシェルのHPセクションは、半円形断面を有する第1のセクションとほぼ扁平部分を含む扁球断面を有しかつ第1のセクションと流体接続するように構成された第2のセクションとを含み、第1のセクション及び第2のセクションが連続蒸気流路を形成するようにすることができる。このケースでは、IPシェル部分128に関して図4〜図5を参照して同様に説明するように、第1の部分及び第2の部分は、1以上の入口又は排出セクションを除いて軸方向平面(又は赤道面(E))に関して非対称とすることができる。
実施形態では、第2のセクション132(扁球断面を有している)は、第1のセクション130の垂直方向(z方向)上方に設置することができることをさらに理解されたい。つまり、図4〜図5に関して図示しかつ説明した配向は、第2のセクション132がロータ36のほぼ垂直方向上方に設置されまた第1のセクション130がロータ36のほぼ下方に設置される「反転状態」とすることができる。この実施形態では、排出セクション134は、第2のセクション132と連接状態で(例えば、鋳造により)形成しかつ第1のセクション130の垂直方向上方に設置することができる。例えば赤道平面(E)がほぼ水平でないようにしたその他の配置もまた、実施可能である。
図6に移ると、シェル部分の第2のセクション132の部分破断図を示している。この部分破断図は、ロータ36の軸線に沿って切断した状態で示しており、赤道平面(E)の下方に位置した第2のセクション132のほぼ半部分を示している。この図は、透視内部セクション132からの極半径(rp)を示している。さらに示しているのは、任意選択的なLP流入口124であり、この入口124は、ほぼ扁平部分138を含むことができる。
図7は、図6の第2のセクション132の部分破断上面図を示している。ロータ(例えば、図示していないがロータ36)の軸方向中心線から流れチャネル(又は、流路)140の外壁までの間にわたって延びる赤道半径(re)を示している。本明細書における実施形態によると、赤道半径(re)は、極半径(rp)(図6)よりも約33%大きくすることができる。
本明細書で使用する用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的とするものであり、本開示を限定することを意図するものではない。本明細書で使用する場合に、数詞を付していない表現は、文脈がそうでないことを明確に示していない限り、複数の形態もまた含むことを意図している。さらに、本明細書で使用する場合の「含む」及び/又は「含んでいる」という用語は、記述した特徴、回数、ステップ、操作、要素及び/又は構成部品の存在を特定するが、1以上のその他の特徴、回数、ステップ、操作、要素、構成部品及び/或いはそれらの群の存在又は付加を排除するものではないことを理解されたい。
本明細書は最良の形態を含む実施例を使用して、本発明を開示し、また当業者が、あらゆる装置又はシステムを製作しかつ使用しまたあらゆる組込み方法を実行することを含む本発明の実施を行なうことを可能にもする。本発明の特許性がある技術的範囲は、特許請求の範囲により定めており、また当業者が想到するその他の実施例を含むことができる。そのようなその他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文言と相違しない構造的要素を有するか又はそれらが特許請求の範囲の文言と本質的でない相違を有する均等な構造的要素を含む場合には、特許請求の範囲の技術的範囲内に属することになることを意図している。
10 蒸気タービンシェル
12 HPセクション
14 HP入口
16 HP排出口
18 IPセクション
20 IP入口
22 IP排出口
24 LP流入口
26 支持アーム
28 中圧シェル部分
30 上部セクション
32 下部セクション
34 排出セクション
36 ロータ
40 流路
122 排出口
124 LP流入口
128 排出シェル部分
130 第1のセクション
132 第2のセクション
134 排出セクション
136 実質的単体構造底面部分
138 ほぼ扁平部分
140 流路

Claims (10)

  1. 排出シェル部分(128)を備える蒸気タービン装置であって、該排出シェル部分(128)が、
    半円形断面を有する第1のセクション(130)と、
    第1のセクション(130)と連接しかつ排出口(122)を含む排出セクション(134)と、
    ほぼ扁平部分(138)を含む扁球断面を有していて第1のセクション(134)と流体連結するように構成された第2のセクション(132)と
    を備えており、第1のセクション(130)と第2のセクション(132)が連続蒸気流路(140)を形成する、装置。
  2. 第1のセクション(130)が上部シェルセクションを含んでおり、第2のセクション(132)が、下部シェルセクションを含む、請求項1記載の装置。
  3. 前記上部シェルセクション(130)及び下部シェルセクション(132)が共同して蒸気チャネル(140)を形成し、蒸気チャネル(140)が、前記下部シェルセクション(132)の最下側部分においてよりも該下部シェルセクション(132)の最上側部分において大きい半径方向深さを有する、請求項2記載の装置。
  4. 前記下部シェルセクション(132)がノズル連結部を有していない、請求項2記載の装置。
  5. 前記上部シェルセクション(130)が低圧(LP)流入口(124)を含む、請求項4記載の装置。
  6. 前記ほぼ扁平部分(138)が、第1のセクション(130)の排出口(122)と対向している、請求項1記載の装置。
  7. 前記排出セクション(134)が、前記排出口(122)においてテーパしている、請求項1記載の装置。
  8. 第1のセクション(130)が上部シェルセクションであり、第2のセクション(132)が下部シェルセクションであり、第1のセクション(130)及び第2のセクション(132)が、軸方向平面に沿って接合するように構成され、前記下部シェルセクションのほぼ扁平部分(138)が、前記排出セクション(134)の底面部分よりも前記軸方向平面に近接している、請求項7記載の装置。
  9. 軸方向中心線を有するとともに第1のセクション(130)及び第2のセクション(132)によって少なくとも部分的に囲まれたロータ(36)をさらに備えており、第1のセクション(130)及び第2のセクション(132)が、軸方向平面に沿って接合するように構成され、前記軸方向平面に沿って設置された第2のセクション(132)の外表面の部分が、前記軸方向平面に対して垂直な平面に沿って設置された前記外表面の部分よりも前記軸方向中心線から遠くに位置する、請求項1記載の装置。
  10. 単体構造底面(136)を含む扁球断面を有する下部セクション(132)を備える蒸気タービンシェル部分であって、
    前記下部セクション(132)が、Z:X(ただし、Z=3、X=4)の近似比で極半径、第1の赤道半径及び第2の赤道半径を有する、蒸気タービンシェル部分。
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