JP2012017108A - 噴射器付き容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器を水平にしても、下向きに噴射できる噴射器付き容器を提供する。
【解決手段】容器本体4の底部8の隅部に、容器を水平にしたとき溶液が溜まる液溜め11を形成して、吸引チューブ5の先端部を前記液溜め11に導く。溶液量が少なくなったときには、一旦、容器本体4の底部8を下にした後に水平にすると、少ない溶液は液溜め11に貯留されるので、該液溜め11の溶液を吸引チューブ5で吸引して下向きに噴射することができ、この操作を繰り返すことによって、容器本体4内の残量を少なくすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】容器本体4の底部8の隅部に、容器を水平にしたとき溶液が溜まる液溜め11を形成して、吸引チューブ5の先端部を前記液溜め11に導く。溶液量が少なくなったときには、一旦、容器本体4の底部8を下にした後に水平にすると、少ない溶液は液溜め11に貯留されるので、該液溜め11の溶液を吸引チューブ5で吸引して下向きに噴射することができ、この操作を繰り返すことによって、容器本体4内の残量を少なくすることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、容器を水平にして下向きに噴射できる噴射器付き容器に関する。
従来、噴射器付き容器として、特許文献1〜4がある。
これらの公報における噴射器付き容器には、トリガーハンドル型、押しボタン式等があり、容器本体内の溶液を吸引チューブを介して吸引して噴射口から噴出する。
例えば、図3(A)に示すように、容器本体20の排出口には噴射器21が取り付けてあり、この噴射器21はハンドル22の操作によって、内臓のポンプ(図示略)によって、吸引チューブ23を介して溶液Yを吸引して、横向きの噴射口26から噴射する。
そして、容器本体20内の溶液量が少なくなる対策として、前記吸引チューブ23の先端は容器本体の底部24の隅部25に到るように曲折してあり、容器本体20を傾けることによって、底部24の隅部25に残っている溶液Yを吸引可能になっている。
これらの公報における噴射器付き容器には、トリガーハンドル型、押しボタン式等があり、容器本体内の溶液を吸引チューブを介して吸引して噴射口から噴出する。
例えば、図3(A)に示すように、容器本体20の排出口には噴射器21が取り付けてあり、この噴射器21はハンドル22の操作によって、内臓のポンプ(図示略)によって、吸引チューブ23を介して溶液Yを吸引して、横向きの噴射口26から噴射する。
そして、容器本体20内の溶液量が少なくなる対策として、前記吸引チューブ23の先端は容器本体の底部24の隅部25に到るように曲折してあり、容器本体20を傾けることによって、底部24の隅部25に残っている溶液Yを吸引可能になっている。
従来の噴射器付き容器は、容量が少なくなると、容器本体20を傾斜して使用する。
しかし、噴射場所によっては、図3(B)に示すように、容器本体20をほぼ水平にして、下向きに噴射する場合がある。この場合、溶液量が少なくなると、容器本体内の吸引チューブ23の先は、必ずしも、残量液に浸漬しない状態になり、かかる残液量は使用できない。
そこで、本願発明は、溶液量が少なくなったときであっても、下向きに噴射ができる噴射器付き容器を提供するものである。
しかし、噴射場所によっては、図3(B)に示すように、容器本体20をほぼ水平にして、下向きに噴射する場合がある。この場合、溶液量が少なくなると、容器本体内の吸引チューブ23の先は、必ずしも、残量液に浸漬しない状態になり、かかる残液量は使用できない。
そこで、本願発明は、溶液量が少なくなったときであっても、下向きに噴射ができる噴射器付き容器を提供するものである。
請求項1の噴射器付き容器は、容器本体の底部の隅部に、容器本体を水平にしたとき、溶液が溜まる液溜めが形成してあり、その液溜めに吸引チューブの先端部が導かれているので、容器本体を水平にして下向きで噴射することができる。
この容器本体は、溶液量が少なくなったときには、一旦、容器本体の底部を下にした後に水平にすると、少ない溶液は液溜めに貯留されるので、該液溜めの溶液を吸引チューブで吸引して下向きに噴射することができ、この操作を繰り返すことによって、容器本体内の残量を少なくすることができる。
又、請求項2の噴射器付き容器は、容器本体の側部から中心方向に凹部を形成して液溜めを形成するものであり、請求項3の噴射器付き容器は、容器本体の側部から外側に凸部を形成して液溜めを形成するものである。
この容器本体は、溶液量が少なくなったときには、一旦、容器本体の底部を下にした後に水平にすると、少ない溶液は液溜めに貯留されるので、該液溜めの溶液を吸引チューブで吸引して下向きに噴射することができ、この操作を繰り返すことによって、容器本体内の残量を少なくすることができる。
又、請求項2の噴射器付き容器は、容器本体の側部から中心方向に凹部を形成して液溜めを形成するものであり、請求項3の噴射器付き容器は、容器本体の側部から外側に凸部を形成して液溜めを形成するものである。
本願発明は、液溜めが形成してあるので、溶液の残量が少なくなっても、容器本体を水平にして噴射することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1(A)は立設状態の一部断面を含む噴射器付き容器であり、図1(B)は、容器本体をほぼ水平にして下向きに噴射するときの一部断面を含む噴射器付き容器である。
噴射器付き容器1は、よく知られていて、各種の溶液を噴射するものであり、ここではトリガーハンドル型を取り上げる。この噴射器2は、容器本体4の排出口を閉鎖するキャップ3に替えて取り付けられていて、ハンドル操作7によってポンプ(図示略)が作動し、容器本体4内の吸引チューブ5を介して溶液Yを吸引して、噴射口6から噴射する。
図1(A)は立設状態の一部断面を含む噴射器付き容器であり、図1(B)は、容器本体をほぼ水平にして下向きに噴射するときの一部断面を含む噴射器付き容器である。
噴射器付き容器1は、よく知られていて、各種の溶液を噴射するものであり、ここではトリガーハンドル型を取り上げる。この噴射器2は、容器本体4の排出口を閉鎖するキャップ3に替えて取り付けられていて、ハンドル操作7によってポンプ(図示略)が作動し、容器本体4内の吸引チューブ5を介して溶液Yを吸引して、噴射口6から噴射する。
又、この容器本体4の形状は、前側部4aと後側部4bが底部8に到るまでほぼ垂直状で、断面楕円形状に形成されている。なお、この容器本体4の排出口のキャップ3は断面円形状である。
又、前記前側部4aの底部8の隅部には、容器本体4の中心方向に凹部10が形成してあり、その凹部10と底部8とで液溜め11が形成されている。即ち、前記液溜め11は、容器を水平にして噴射口6を下向きにしたとき、前記液溜め11に溶液が溜まる前側部4a側に、その前側部4aから容器本体4の中心方向に凹んだ凹部10に形成されている。
又、前記前側部4aの底部8の隅部には、容器本体4の中心方向に凹部10が形成してあり、その凹部10と底部8とで液溜め11が形成されている。即ち、前記液溜め11は、容器を水平にして噴射口6を下向きにしたとき、前記液溜め11に溶液が溜まる前側部4a側に、その前側部4aから容器本体4の中心方向に凹んだ凹部10に形成されている。
また、前記液溜り11の開口の大きさは、前記吸引チューブ5の先端部が浸漬可能な大きさであり、具体的には、前記凹部10と底部8の間の幅(W)は、吸引チューブ5の口径より大きく形成してある。また、前記液溜り11の深さ(H)及び前記幅(W)は、液溜り11の貯留量であり、後記で詳述するが、容器1を水平にしたとき噴射可能な量である。
尚、容器本体4の形状には種々あり、断面円形、断面楕円形、断面四角状等があるし、噴射器にはトリガーハンドル型、押しボタン式等、種々の機構があり、本願発明はいずれの容器の形状、噴射機構に対しても適用できる。
次に、前記噴射器付き容器の使用操作について説明すると、底部8を下にして、即ち、噴射口6を横にして使用するときには、図1(A)の状態で、ハンドル操作7によってポンプ(図示略)が作動し、容器本体4内の吸引チューブ5を介して溶液Yを吸引して、噴射口6から横向きに噴射する。
又、溶液量が多いときには、容器1を水平にして、前記噴射口6を下向きにしても、吸引チューブ5の先端部が溶液Yに浸漬しているので、下向きに噴射できる。
又、溶液量が多いときには、容器1を水平にして、前記噴射口6を下向きにしても、吸引チューブ5の先端部が溶液Yに浸漬しているので、下向きに噴射できる。
しかし、溶液量が少ないときには、一旦、容器本体4の底部8を下にして噴射口6を横向きとし、その後に、容器1を水平にすると、前記凹部10と底部8とで形成の液溜り11に溶液は留まる(図1(B))。
そして、その液溜り11の溶液は、ハンドル操作7によって、吸引チューブ5を介して吸引されて、下向きの噴射口6から噴射される。
そして、その液溜り11の溶液は、ハンドル操作7によって、吸引チューブ5を介して吸引されて、下向きの噴射口6から噴射される。
又、前記液溜り11の溶液Yがなくなったときには、再度、容器本体4の底部8を下にした後に、容器1を水平にすると、液溜り11に溶液Yが溜り、ハンドル操作7によって吸引チューブ5を介して溶液Yは吸引されて、下向きに噴射ができる。
尚、前記「容器1を水平にする」という概念は、容器1を図1(A)に示す垂直状態から図1(B)に示す90°回転して水平状態して、噴射口6を下向きに噴射することができるというものであるが、更に、回転した状態の噴射口6から、或いは、反対に前記90°より小さな傾斜角度であってもよいということを含む。
尚、前記「容器1を水平にする」という概念は、容器1を図1(A)に示す垂直状態から図1(B)に示す90°回転して水平状態して、噴射口6を下向きに噴射することができるというものであるが、更に、回転した状態の噴射口6から、或いは、反対に前記90°より小さな傾斜角度であってもよいということを含む。
以上のように、溶液Yが少なくなったときには、一旦、容器本体の底部8を下にした後に、容器1を水平にすると液溜り11に溶液Yが溜り、溜まった溶液は、ハンドル操作7によって、吸引チューブ5を介して吸引されて下向きの噴射口6から噴射する、という操作を繰り返すことによって、順次、容器本体内の残溶液を少なくすることができると共に、残量が少なくなっても下向きに噴射することができる。
次に図2(A)(B)は、液溜め11の形成を異にする他の容器形状であり、図2(A)は立設状態の一部断面を含む噴射器付き容器であり、図2(B)は容器をほぼ水平にして下向きに噴射するときの一部断面を含む噴射器付き容器である。
この容器本体の液溜め11Aは、図1に示す液溜め11が、底部8のすぐ上の前側部4aが容器本体4の中心方向に凹んだ凹部10を形成の形状であるのと異なり、前側部4aが容器本体4の外側に突出する凸部12に基づいて、液溜め11Aが形成されている。
このように、底部8のすぐ上で、突出した凸部12に基づく液溜め11Aを形成しても、前記凹状の液溜め11と同様に、溶液量が少なくなっても、容器本体の底部8を下にした後に、容器1を水平にして、液溜り11Aに溜まった溶液を吸引チューブ5を介して吸引して下向きの噴射口6から噴射する、という操作を繰り返すことによって、順次、容器本体内の残溶液を少なくすることができると共に、残量が少なくなっても下向きに噴射することができる。
この容器本体の液溜め11Aは、図1に示す液溜め11が、底部8のすぐ上の前側部4aが容器本体4の中心方向に凹んだ凹部10を形成の形状であるのと異なり、前側部4aが容器本体4の外側に突出する凸部12に基づいて、液溜め11Aが形成されている。
このように、底部8のすぐ上で、突出した凸部12に基づく液溜め11Aを形成しても、前記凹状の液溜め11と同様に、溶液量が少なくなっても、容器本体の底部8を下にした後に、容器1を水平にして、液溜り11Aに溜まった溶液を吸引チューブ5を介して吸引して下向きの噴射口6から噴射する、という操作を繰り返すことによって、順次、容器本体内の残溶液を少なくすることができると共に、残量が少なくなっても下向きに噴射することができる。
1 容器
2 噴射器
3 キャップ
4 容器本体
4a 前側部
5 吸引チューブ
6 噴射口
8 底部
10 凹部
11,11A 液溜め
12 凸部
2 噴射器
3 キャップ
4 容器本体
4a 前側部
5 吸引チューブ
6 噴射口
8 底部
10 凹部
11,11A 液溜め
12 凸部
Claims (3)
- 容器本体内の溶液を吸引チューブで吸引して噴射する噴射器付き容器であって、
前記容器本体の底部の隅部に、容器を水平にしたとき溶液が溜まる液溜めを形成し、
前記吸引チューブの先端部を前記液溜に導くことを特徴とする噴射器付き容器。 - 容器本体の側部から中心方向に凹部を形成して液溜めを形成することを特徴とする請求項1の噴射器付き容器。
- 容器本体の側部から外側に凸部を形成して液溜めを形成することを特徴とする請求項1の噴射器付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010153661A JP2012017108A (ja) | 2010-07-06 | 2010-07-06 | 噴射器付き容器 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013169684A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-09-02 | Ricoh Co Ltd | インクカートリッジ容器 |
JP2014129118A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Kao Corp | 2液混合吐出容器 |
JP2016088600A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | 昭三 後藤 | ポンプ付き容器 |
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2010
- 2010-07-06 JP JP2010153661A patent/JP2012017108A/ja active Pending
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