JP2012017065A - 車両用香料揮発制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】揮発性香料の車室内への揮発量をきめ細かく制御することで香の強さを制御するとともに、香料の消費を抑制してコスト低減を図る。
【解決手段】エアコン4から車室内1に空調風5を供給する送風路3の外側に配置された香料発生部11と送風路3を導入通路12で連通し、導入通路12よりも下流側において香料発生部11と送風路6を排出通路13で連通し、導入通路の開口面積を調整する調整弁14の開度を、送風路3から車室内1に吹き出される空調風の温度と風量の設定情報に基づき制御手段20で制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載した香料の揮発量をコントロールする制御装置に関する。
運転者を活性化させたりリラックスさせるために香料部材を配置し、この香料部材から揮発する香料を車室内に導入するものが知られている。例えば特許文献1では、空調風が流れる送風路内に、温度上昇に伴い可撓性が上昇するドアを有する容器本体を設置し、容器本体内に香料部材を収納し、風量や環境温度に応じてドアの撓み量を調整して容器本体の出口部の開度を調整する構成が記載されている。
特開2000−70354号公報
特許文献1では、香料部材を収納した容器本体を送風路内に設置し、環境温度や送風路を流れる風量で、容器本体から送風路へ流れる香料の出口部の開度を可撓性のドアの撓み量で調整しているが、空調風への香料の流入を規制してはいないので、香料の揮発性を細かくコントロールすることはできない。また、香料部材を収納した容器本体に対して空調風が当たらなくても、容器自体が開放されているので、香料部材が揮発した場合、車室内に漏れてしまい、香料部材の減り方が想定よりも早まる傾向となり、ユーザーのコスト負担が大きくなる。また、夏場などの車室内温度が上昇すると、香料の揮発量が多くなるので、車室内での香りが強くなり過ぎてしまうので、より細かな揮発量の制御が要望されている。
本発明は、揮発性香料の車室内への揮発量をきめ細かく制御することで香の強さを制御するとともに、香料の消費を抑制してコスト低減を図れる車両用香料揮発制御装置を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる車両用香料揮発制御装置は、エアコンから車室内に空調風を供給する送風路の外側に配置された香料発生部と、送風路と香料発生部を連通する導入通路と、導入通路よりも下流側において、香料発生部と送風路を連通する排出通路と、導入通路に配置され、同導入通路の開口面積を調整する調整弁と、送風路から前記車室内に放出される空調風の温度と風量の設定情報に基づき、調整弁の開度を制御する制御手段を有することを特徴としている。
本発明にかかる車両用香料揮発制御装置において、制御手段は、空調風の設定温度と空調風の設定風量に応じて調整弁による導入通路の開口面積を多段階に制御することを特徴としている。
本発明にかかる車両用香料揮発制御装置において、制御手段は、空調風の設定温度が所定温度よりも高く、空調風の設定風量が所定風量以上の場合には調整弁による導入通路の開口面積を小さくし、空調風の設定温度が所定温度よりも低く、空調風の設定風量が所定風量未満の場合には、調整弁による導入通路の開口面積を大きくするように、調整弁を制御することを特徴としている。
本発明によれば、車室内に空調風を放出する送風路の外側に配置された香料発生部と送風路とを導入通路で連通し、導入通路よりも下流側において香料発生部と送風路を排出通路で連通し、導入通路の開口面積を調整する調整弁の開度を、送風路から車室内に吹き出される空調風の温度と風量の設定情報に基づき制御するので、揮発性香料の車室内への揮発量をきめ細かく制御することで香の強さを制御するとともに、香料の消費を抑制してコスト低減を図れる。
本発明に係る車両用香料揮発制御装置が設置された車室内を示す図である。 本発明に係る車両用香料揮発制御装置の構成を示す図である。 制御手段による調整弁の開度調整の一形態を示す特性図である。 制御手段による調整弁の開度調整のための制御フローを示す。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1、2において車室内1に装備されているインストルメンタルパネル2には、エアコン4から車室内1に空調風5を供給するための送風路3の開口部3aが形成されている。送風路3の内部には、エアコン4で温度調整された空調風5が流れ、開口部3aから車室内1に吹き出されることで供給される。開口部3aの手前に位置する送風路3内には、ルーバー8が配置されていて、空調風の方向を変更可能とされている。送風路3は、運転席側1Aと助手席側1Bにそれぞれ形成されている。
インストルメンタルパネル2内には、図2に示すように、車両用香料揮発制御装置10が配備されている。車両用香料揮発制御装置10は、本形態では運転席1A側の送風路3の外側となる送風路3の下方に配置された香りを発する香料発生部11と、送風路3と香料発生部11を連通する導入通路12と、導入通路12よりも下流側において、香料発生部11と送風路3を連通する排出通路13と、導入通路11に配置され、導入通路11の開口面積を調整する調整弁14と、送風路3から車室内1に吹き出される空調風5の温度と風量の設定情報に基づき、調整弁14の開度を制御する制御手段20とを備えている。本形態では、香料発生部11を送風路3の下方に配置したが、インストルメンタルパネル2内の構成によっては、送風路3の外側となる送風路3の横方に配置してもよい。また、車両用香料揮発制御装置10は運転席1A側の送風路3の外側ではなく、助手席1B側の送風路3の外側に配置する形態であっても良い。
香料発生部11は、揮発性の香料部材15が容器16内に収納されている。香料部材15は、液体やジェル状のものであっても、液体をスポンジなどの吸収体に含浸させたものであってもよい。
導入通路12の一端12aは、ルーバー8よりも空調風上流側において送風路3内に開口している。導入通路12の他端12bは容器16と連通している。
排出通路13の一端13aは、容器16と連通している。排出通路13の他端13bは、ルーバー8よりも空調風下流側の開口部3近傍において送風路3内に開口されていて、容器16内で香料部材15から揮発した香料を送風路3内に供給する機能を備えている。
調整弁14はいわゆる電磁弁であって、信号線を介して制御手段20と接続されている。調整弁14は、図示しない弁体が可動することで導入通路12を開閉するもので、制御手段20から信号線を介して送られてくる電磁弁開信号に基づき、弁体の位置が多段階で調整されるように構成されている。このため、調整弁14は、弁体の位置が多段階で調整されることで、導入通路12の開口面積を多段階で調整可能に構成されている。
本形態において、制御手段20は周知のコンピュータで構成されていて、エアコン4の温度や風量とともに調整弁14を制御するものである。制御手段20には、温度設定部21と風量設定部22と香発生スイッチ23が結線させている。温度設定部21は、エアコン4による空調風5の温度を設定するためのもので、温度設定部21により温度が設定されると、空調風5の温度が設定温度となるように、制御手段20はエアコン4を制御する。風量設定部22は、エアコン4による空調風5の風量を設定するためのもので、風量設定部22により風量が設定されると、空調風5の風量が設定風量となるように、制御手段20はエアコン4を制御する。
香発生スイッチ23は、車両用香料揮発制御装置10を起動する場合に操作するものであり、この香発生スイッチ23がオン状態となると、制御手段20による調整弁14の制御が開始される。
制御手段20は、空調風5の設定温度と空調風の設定風量に応じて調整弁14による導入通路12の開口面積を多段階に制御する。具体的には、空調風5の設定温度が所定温度よりも高く、空調風の設定風量が所定風量以上の場合には、調整弁14による導入通路12の開口面積を小さくし、空調風5の設定温度が所定温度よりも低く、空調風5の設定風量が所定風量未満の場合には、調整弁14による導入通路12の開口面積を大きくするように、調整弁14を制御する。
制御手段20には、図3に示す特性図が記憶されている。この特性図は、風量設定部22による設定風量と温度設定部21により設定温度から、調整弁14の開閉度を定めたものである。図中符号A〜Cは、調整弁14の開度を調整するための所定温度と所定風量の境界を示し、これらが所定温度と所定分量となる。図中調整弁開度100%とは、調整弁14の弁体をフルで開放して導入経路12の開口面積を全開にした状態である。図中調整弁開度50%とは、調整弁14を全開状態の半分として導入経路12の開口面積を全開時の1/2にする。図中調整弁開度20%とは、調整弁14を全開状態の2割程度としての導入経路12の開口面積を全開時の2割程度の開口面積にするための領域である。図中調整弁開度5%とは、調整弁14をほぼ閉じて導入経路12の開口面積を全開時の5%程度の開口面積にするための領域である。なお、特性図における調整弁14の開度を調整するための所定温度と所定風量の各境界の閾値は、本形態のものに限定されるものではなく、適宜変更することができ、また各境界における調整弁開度についても適宜設定することが可能である。
このような構成の車両用香料揮発制御装置10による香料制御の一形態を図4に示すフローチャートに沿って説明する。なお、図4において、エンジンあるいは走行用のモータが始動していて、既にエアコン4が作動状態であるものとする。
制御手段20は、ステップST1において香発生スイッチ23がオン状態であるか否かを判断し、オン状態でなければこの制御は実施しない。オン状態であると、ステップST2に進んで温度設定部21と風量設定部22によって設定された温度情報と風量情報を取得する。
ステップST3では、取得した温度情報と風量情報から現在の設定状態αを図3に示す特性図から導出する。設定状態αを導出するのは特性図からではなく、予め算出式を制御手段20内に設定しておき、温度情報と風量情報と算出式から求めてもよい。
ステップST4、ステップST5、ステップST6では、設定状態αがA、B、Cのどの境界にあるかを判定する。そして、ステップST4において設定状態αが境界A未満の場合には、ステップST7に進んで調整弁開度を100%とする。ステップST5において設定状態αが境界B未満の場合には、ステップST8に進んで調整弁開度を50%とする。ステップST6において設定状態αが境界C未満の場合の場合には、ステップST9に進んで調整弁開度を20%とし、設定状態αが境界C以上の場合には、ステップST10に進んで調整弁開度を5%とする。
つまり、設定風量が少なく設定温度が低い場合には、図2に示す香料部材15から香料が揮発し難い環境なので、調整弁14を全開にして導入通路12の開口面積を最大にして導入通路12から容器16内に導入される空調風量を多くする。このため、香料部材15には多くの空調風5が当たるので、香料部材15から揮発する香料が多くなる。そして揮発した香料は排出通路13を通って送風路3へと排出され、送風路3内を流れる空調風5と混合されて開口部3aから車室内1へと放出されて、車室内1で拡散される。図2の符号aは香料を示す。
一方、設定風量が多く設定温度が高い場合には、図2に示す香料部材15から香料が揮発し易い環境なので、調整弁14の開度を絞って導入通路12の開口面積を最小にして導入通路12から容器16内に導入される空調風量を少なくする。このため、揮発し易い状態の香料部材15に当たる空調風5は少なくなるので、香料部材15から過度に揮発する香料を抑えられる。
このように、車室内1に空調風5を送風する送風路3の外側に配置された香料発生部11と送風路3とを導入通路12で連通し、導入通路12よりも下流側において香料発生部11と送風路6を排出通路13で連通し、導入通路の開口面積を調整する調整弁14の開度を、送風路3から車室内1に吹き出される空調風5の温度と風量の設定情報に基づき制御するので、揮発性の香料の車室内1への揮発量を、空調風5の温度と風量によってきめ細かく制御することにより香の強さが調整可能となり、香料の消費を抑制してコスト低減を図ることができる。
1 車室内
3 送風路
4 エアコン
5 空調風
10 車両用香料揮発制御装置
11 香料発生部
12 導入通路
13 排出通路
14 調整弁
20 制御手段

Claims (3)

  1. エアコンから車室内に空調風を供給する送風路の外側に配置された香料発生部と、
    前記送風路と前記香料発生部を連通する導入通路と、
    前記導入通路よりも下流側において前記香料発生部と前記送風路を連通する排出通路と、
    前記導入通路に配置され、同導入通路の開口面積を調整する調整弁と、
    前記送風路から前記車室内に供給される空調風の温度と風量の設定情報に基づき、前記調整弁の開度を制御する制御手段を有することを特徴とする車両用香料揮発制御装置。
  2. 請求項1記載の車両用香料揮発制御装置において、
    前記制御手段は、空調風の設定温度と空調風の設定風量に応じて前記調整弁による導入通路の開口面積を多段階に制御することを特徴とする車両用香料揮発制御装置。
  3. 請求項1または2記載の車両用香料揮発制御装置において、
    前記制御手段は、空調風の設定温度が所定温度よりも高く、空調風の設定風量が所定風量以上の場合には、前記調整弁による導入通路の開口面積を小さくし、前記空調風の設定温度が所定温度よりも低く、空調風の設定風量が所定風量未満の場合には、前記調整弁による導入通路の開口面積を大きくするように、前記調整弁を制御することを特徴とする車両用香料揮発制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017043110A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 株式会社豊田中央研究所 機能性成分搬送装置

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