JP2012016570A5 - - Google Patents

Description

本発明は、前記課題を解決するための手段として、
分注装置を、
薬液が種類別に収容される複数の薬瓶が配置される薬液供給部と、
前記薬液供給部の薬瓶から薬液を吸引して、患者用容器に分注するノズルを有する分注部と、
サイズの異なる患者用容器別に収容可能な薬液の収容量を記憶する記憶手段と、
処方データから、ある薬液の処方量を抽出し、前記記憶手段に記憶した容量から適切なサイズの患者用容器を選択する容器選択手段と、
を備え、
前記容器選択手段は、前記処方量が、前記記憶手段に記憶した最大サイズの患者用容器の収容量を超える場合、処方量を分割して分割処方量を算出し、算出された分割処方量に基づいて収容可能な適正サイズの患者用容器を選択するようにしたものである。

この構成により、位置決め部材によって患者用容器を位置決めすることにより、分注を適切に行うことができる。また、分注可能な患者用容器を自動的に選択することができるだけでなく、最大サイズの患者用容器に分注できない量の薬液が処方された場合であっても、自動的に複数の患者用容器に分割して分注することができる。

患者用容器をサイズ別に整列して配置可能な容器供給部を、さらに備え、
前記容器供給部は、
同一サイズの患者用容器を整列させた状態で保持する複数のガイド部材と、
前記患者用容器を分注位置に位置きめする位置決め部材と、
を備えるのが好ましい。

本発明によれば、最大サイズの患者用容器に分注できない量の薬液が処方された場合であっても、自動的に複数の患者用容器に分割して分注することができる。

Claims (2)

1. 薬液が種類別に収容される複数の薬瓶が配置される薬液供給部と、
   前記薬液供給部の薬瓶から薬液を吸引して、患者用容器に分注するノズルを有する分注部と、
   サイズの異なる患者用容器別に収容可能な薬液の収容量を記憶する記憶手段と、
   処方データから、ある薬液の処方量を抽出し、前記記憶手段に記憶した容量から適切なサイズの患者用容器を選択する容器選択手段と、
   を備え、
   前記容器選択手段は、前記処方量が、前記記憶手段に記憶した最大サイズの患者用容器の収容量を超える場合、処方量を分割して分割処方量を算出し、算出された分割処方量に基づいて収容可能な適正サイズの患者用容器を選択することを特徴とする分注装置。
2. 患者用容器をサイズ別に整列して配置可能な容器供給部を、さらに備え、
   前記容器供給部は、
   同一サイズの患者用容器を整列させた状態で保持する複数のガイド部材と、
   前記患者用容器を分注位置に位置きめする位置決め部材と、
   を備えることを特徴とする請求項１に記載の分注装置。