JP2012016190A - 機器誤認操作防止用タブレット及び機器誤認操作防止ユニット - Google Patents

機器誤認操作防止用タブレット及び機器誤認操作防止ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2012016190A
JP2012016190A JP2010151275A JP2010151275A JP2012016190A JP 2012016190 A JP2012016190 A JP 2012016190A JP 2010151275 A JP2010151275 A JP 2010151275A JP 2010151275 A JP2010151275 A JP 2010151275A JP 2012016190 A JP2012016190 A JP 2012016190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting base
misidentification
magnetic force
tablet
tag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010151275A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Yamauchi
淳 山内
Yoshio Okamoto
吉生 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2010151275A priority Critical patent/JP2012016190A/ja
Publication of JP2012016190A publication Critical patent/JP2012016190A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Trip Switchboards (AREA)

Abstract

【課題】ヒューマンエラーを起こすことなく、的確に操作機器を操作することができるようにした機器誤認操作防止用タブレット及び機器誤認操作防止ユニットを提供する。
【解決手段】機器誤認操作防止用タブレットは、複数のピン1a,2aを突設した取付台座1,2と、ピン1a,2aが貫通する掛止孔10a,20aを線対称に設けた2枚一組の札状の操作札10,20とを組み合わせ、操作札10,20が表面同士又は裏面同士を向き合わせて取付台座1,2に重ね合わされる。そして、磁力によって開閉する接点33aに磁力を作用させる磁石11が一方の操作札10の一端側に備えられ、磁力によって開閉する前記と別の接点33bに磁力を作用させる磁石21が他方の操作札20の他端側に備えられている。また、機器誤認操作防止ユニットは、機器誤認操作防止用タブレットと、可動部31が固定部32に接離する2か所の接点33a,33bを有する開閉器とを組み合わせたものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、指令所と作業現場とで使用され、作業現場の機器を誤ることなく操作することができるようにした機器誤認操作防止用タブレット及びこの機器誤認操作防止用タブレットによって開閉する開閉器が組み合わされた機器誤認操作防止ユニットに関する。
例えば、発変電所においては、図4ないし図8に示すように、指令所Xと作業現場Yとの間において機器誤認操作防止タブレットが使用されている。
この機器誤認操作防止タブレットは、指令所X内で所内結線表示板用又は模擬母線用として使用される複数(1枚のみ図示)の取付台座(以下、「表示用の取付台座」という。)1、作業現場Yに設置される複数(1枚のみ図示)の取付台座(以下、「機器用の取付台座」という。)2、そして、各取付台座1,2に着脱される2枚一組の札(ふだ)状の操作札10,20を複数組(一組のみ図示)、組み合わせたものである。
表示用の取付台座1も機器用の取付台座2も鉛直姿勢で設置され、特定の操作札10,20が特定の取付台材1,2に鉛直姿勢で吊り下げられるように重ね合わされることで、作業現場Yの操作機器(図示せず)を誤りなく操作できるようになっている。なお、操作機器としては、図4ないし図8に示さないが、キュービクル内から出し入れされる真空遮断器(以下、「遮断器」という。)などがある。
ここで、機器誤認操作防止タブレットについて詳しく説明すると、表示用の取付台座1及び機器用の取付台座2には、複数本(図面では3本)のピン1a,2aが突設されているが、表示用の取付台座1のピン1aと、機器用の取付台座2のピンと2aは線対称に配置されている。そして、表示用の取付台座1及び機器用の取付台座2は複数組備えられているが、ピン1a,2aは表示用の取付台座1と機器用の取付台座2それぞれの組ごとに固有の位置に突設されている。
また、2枚一組として使用される操作札10,20は、表示用の取付台座1及び機器用の取付台座2のピン1a,2aが貫通する掛止孔10a,20aを線対称に設けた合札である。したがって、2枚一組の操作札10,20に形成された掛止孔10a,20aも当然、各表示用の取付台座1及び機器用の取付台材2に対応して複数種類設けられている(図面では1種類のみ示す。)。
そして、機器誤認操作防止タブレットは、特定の操作札10,20のみが特定の表示用の取付台座1及び機器用の取付台材2に重ね合わせることができ、特定でない操作札(10,20)は、特定の表示用の取付台座1及び機器用の取付台座2に重ね合わせることができないようにされている。また、各操作札10,20には、例えば、一方の面(例えば表面)に赤色を塗布して「機器番号」(図示せず)及び「押入」又は「切」などの文字が刻印され、他方の面(例えば裏面)に緑色を塗布して「機器番号」(図示せず)及び「引出」又は「入」などの文字が刻印されている。
ここで、このような機器誤認操作防止タブレットの使用方法について説明する。当初、図4(a)(b)に示すように、指令所Xのある表示用の取付台座1に重ね合わされたある操作札(以下、「A操作札」という。)10は、「押入」という文字を露出(表示)し、作業現場Yのある機器用の取付台座2に重ね合わされた操作札(以下、「B操作札」という。)20も、「押入」という文字を露出(表示)しているとする。なお、A,B操作札10,20が各取付台座1,2と重なり合っている裏面には「引出」という文字が刻印されている。また、作業現場Yのある操作機器は、遮断器がキュービクル内に押し入れられている。
そして、この遮断器をキュービクル内から引き出す場合は、図5に示すように、指令所Xの表示用の取付台座1に重ね合わされたA操作札10を外し、表裏を反転した上、図6に示すように、このA操作札10を作業現場Yの機器用の取付台座2に重ね合わせる。機器用の取付台座2に突設されたピン2aが表示用の取付台座1に突設されたピン1aと線対称とされているため、A操作札10は、表裏反転されることで、機器用の取付台座2に重ね合わせることができる。また、特定のA操作札10の掛止孔10aは、特定でない他の機器用の取付台座2に突設されたピン2aと合わず、特定のA操作札10のみが特定の機器用の取付台座2に重ね合わせられる。
そして、表裏反転したA操作札10には、「引出」という文字が表示される。したがって、作業者は、このA操作札10に対応した操作機器の遮断器を引き出すという指示を受けていることを確認(照合)し、操作機器の遮断器をキュービクル内から引き出す。このとき、A操作札10と機器用の取付台座2との間には、B操作札20が挟まれている。
その後、作業者は、A操作札10とB操作札20を機器用の取付台座2から一旦、外し、図7に示すように、A操作札10を再び機器用の取付台座2に重ね合わせる。そして、作業者は、図8に示すように、表示用の取付台座1のピン1aをB操作札20の掛止孔20aに挿通することで、B操作札20を指令所Xの表示用の取付台座1に重ね合わせる。B操作札20は、機器用の取付台座2に重ね合わされていたときと表裏反転して表示用の取付台座1に重ね合わされるため、「引出」という文字が露出(表示)される。したがって、指令所Xでは、操作機器の遮断器がキュービクル内から引き出されていることを確認できる。
前記のようなタブレットを用いた機器誤認操作防止方法及びそのタブレットについての発明が特許文献1に記載されている。
特開2008−118794号公報
前記のような機器誤認操作防止タブレットにあっては、作業者が特定の操作札10,20を特定の機器用の取付台座2に重ね合わせ、確認(照合)することにより、特定の操作機器の遮断器をキュービクル内から引き出すようになっている。換言すれば、作業者は、特定の操作札を特定の機器用の取付台座2に重ね合わせなくても(照合しなくても)、操作機器の遮断器をキュービクル内から引き出すことができる。したがって、従来の機器誤認操作防止タブレットにあっては、作業者が特定でない操作機器の遮断器をキュービクル内から誤って引き出し(ヒューマンエラー)、停電などの事故を起こし得るものとなっている。
そこで、本発明は、ヒューマンエラーを起こすことなく、的確に操作機器を操作することができるようにした機器誤認操作防止用タブレット及び機器誤認操作防止ユニットを提供することを課題とする。
本発明に係る機器誤認操作防止用タブレットは、複数のピンを突設した取付台座と、前記ピンが貫通する掛止孔を線対称に設けた2枚一組の札状の操作札とを組み合わせ、前記操作札が表面同士又は裏面同士を向き合わせて前記取付台座に重ね合わされる機器誤認操作防止用タブレットであって、磁力によって開閉する接点に磁力を作用させる磁石が一方の操作札の一端側に備えられ、磁力によって開閉する前記と別の接点に磁力を作用させる磁石が他方の操作札の他端側に備えられていることを特徴としている。
この機器誤認操作防止用タブレットによれば、札(ふだ)状の操作札が2枚一組とされ、一方の操作札の一端側と他方の操作札の他端側とにそれぞれ磁石が備えられていることにより、この磁石が磁力によって開閉する2か所の接点を開閉することができる。すなわち、2か所の接点は、この2か所の接点に近接して2枚の操作札が重ね合わされることにより、磁力によって閉となり、2枚の操作札が重ね合わされないことにより、開となるようにされている。
また、本発明に係る機器誤認操作防止ユニットは、前記本発明に係る機器誤認操作防止用タブレットと、可動部が固定部に接離する2か所の接点を有する開閉器とが組み合わされた機器誤認操作防止ユニットであって、前記各接点が取付台座に重ね合わされた操作札の磁力によって閉状態となるように、各接点が取付台座に近接して配置されていることを特徴としている。
この機器誤認操作防止ユニットによれば、機器誤認操作防止用タブレットに近接して配置された開閉器は、2枚の操作札が重ね合わされたときのみ、閉状態となる。すなわち、作業者は、2枚の操作札を重ね合わさないと、開閉器を閉状態とすることができないため、開閉器をヒューマンエラーなく的確に開閉することができる。
また、前記本発明に係る機器誤認操作防止ユニットにおいて、前記開閉器は、電気回路に備えられたスイッチであることが好ましい。この機器誤認操作防止ユニットによれば、開閉器を電気回路の配線に組み込み、通電したり、遮断したりするスイッチとして的確に使用することができる。
本発明によれば、一端側に磁石を備えた操作札と他端側に磁石を備えた操作札とが重ね合わされることにより、接点が磁気によって閉とされる機器誤認操作防止用タブレット及びこの機器誤認操作防止用タブレットを備えた機器誤認操作防止ユニットが提供されることにより、ヒューマンエラーをなくし、事故を防止することができる。
本発明に係る機器誤認操作防止用タブレットの一実施形態の要部を示す概略分解斜視図である。 本発明に係る機器誤認操作防止ユニットの一実施形態であって、(a)は開状態を示す概略側面図、(b)は閉状態を示す概略側面図、(c)は開状態を示す概略側面図である。 本発明に係る機器誤認操作防止ユニットによって操作される遮断器を備えた操作機器であって、(a)は遮断器がキュービクル内に押し入れられている状態を示す概略側面図、(b)は遮断器がキュービクル外へ引き出された状態を示す概略側面図である。 従来の機器誤認操作防止タブレットの一例であって、(a)は分解概略斜視図、(b)は概略斜視図である。 従来の機器誤認操作防止タブレットの一例であって、操作札を交換する途中の状態を示す概略斜視図である。 従来の機器誤認操作防止タブレットの一例であって、操作札を交換する途中の状態を示す概略斜視図である。 従来の機器誤認操作防止タブレットの一例であって、操作札を交換する途中の状態を示す概略斜視図である。 従来の機器誤認操作防止タブレットの一例であって、操作札を交換し終えた状態を示す概略斜視図である。
本発明に係る機器誤認操作防止用タブレット及び機器誤認操作防止ユニットの一実施形態について図1ないし図3を参照しながら説明する。なお、従来と同一に相当する部分は、同一符号を付して説明する。
この機器誤認操作防止用タブレットは、従来と同様、指令所X内に鉛直姿勢で設置される複数の表示用の取付台座1(図4ないし図8参照)、作業現場Yで鉛直姿勢で設置される複数(1枚のみ図示)の機器用の取付台座2、特定の取付台座1,2専用に着脱される2枚一組の札(ふだ)状の操作札10,20を複数組(一組のみ図示)、組み合わせたものであるが、従来と異なり、一方、例えばA操作札10の一端(例えば下端)側に磁石11が備えられ、他方、例えばB操作札20の他端(例えば上端)側に磁石21が備えられたことを特徴としている。
A,B操作札10,20は、基板12,22の下端側、上端側に開口部(図示せず)を設け、この開口部に磁石11,21を嵌め込んだものとしてもよいし、開口部を設けていない基板の片面又は両面の下端側、上端側にシート状の磁石を貼り付けたものとしてもよいし、前記基端12,22の半分の大きさの基板と板状の磁石との端面同士を突き合わせて一体化したものとしてもよい。
いずれにしても、A,B操作札10,20には、各取付台座1,2のピン1a,2aが貫通する掛止孔10a,20aが形成されている。また、各操作札10,20には、例えば、一方の面(例えば表面)に赤色を塗布して「機器番号」(図示せず)及び「押入」又は「切」などの文字が刻印され、他方の面(例えば裏面)に緑色を塗布して「機器番号」(図示せず)及び「引出」又は「入」などの文字が刻印されている。
そして、機器誤認操作防止ユニットは、図2に示すように、機器誤認操作防止用タブレットと開閉器30とを組み合わせたもので、開閉器30は、磁力によって作動する可動部31が固定部32に接離する2か所の接点33a,33bを有している。なお、可動部31は、磁石31aが取り付けられることによって、前記操作札10,20の磁石11,21の磁力の作用を受けるようにしたものとすることができる。
そして、図2に示した開閉器30は、ソレノイド41を接続した電気回路40に組み込まれるスイッチであり、2か所の接点33a,33bが閉となると、通電し、ソレノイド41を励磁する。換言すると、一方の接点33a,33bが開であると、通電されず、ソレノイド41が励磁されない。
この開閉器30は、図3に示すように操作機器50が、真空遮断器(遮断器)51をキュービクル52内から出し入れするようにした装置であると、遮断器51の車体51aの底面からピン51bを突出・退入させるソレノイド41を励磁するためのスイッチとされる。
ピン51bは、電気回路40に組み込まれたソレノイド41が励磁されることによって車体51a内に退入するようになっている。また、車体51aは、車輪51cによってレール53上を走行し、キュービクル52内から出し入れされる。
そして、キュービクル52内の床面には、下方に突出したピン51bを受け入れる受穴部54が設けられている。したがって、遮断器51は、電気回路40が通電されず、ソレノイド41が励磁されないと、ピン51bが受穴部54内に突出し、ロックが掛かった状態となることで、遮断器51がレール53上を移動できないようにされている。
ここで、このような機器誤認操作防止ユニット及び機器誤認操作防止用タブレットの使用方法について説明する。
当初、図3(a)に示すように、遮断器51がキュービクル52内に入れられているとする。このとき、図2(a)に示すように、B操作札20が作業現場Yの機器用の取付台座2に重ね合わされ、B操作札20の上側の磁石21の磁力によって、開閉器30は、一方(図2において上側)の可動部31が固定部32に接し、上側の接点33aは閉の状態となっている。
しかし、他方(図2において下側)の接点33bは、可動部31が固定部32から離れ、開の状態となっているため、電気回路40は通電せず、ソレノイド41が励磁されていない。したがって、遮断器51のピン51bが受穴部54内に突出し、遮断器51はキュービクル52内から出ることができない。なお、作業現場YのB操作札20及び指令所XのA操作札10は、「押入」という文字を露出(表示)している。
そして、作業者が指令所Xの表示用の取付台座1(図4ないし図8参照)に重ね合わされていたA操作札10を取って、機器用の取付台座2のB操作札20の上に重ね合わせる。すると、図2(b)に示すように、A操作札10の下側の磁石11の磁力によって、開閉器30は、下側の可動部31も固定部32に接し、下側の接点33bが閉の状態となる。したがって、電気回路40が通電し、ソレノイド41が励磁される。
すると、遮断器51のピン51bの下端部が受穴部54内から抜け出て、遮断器51をキュービクル52内から引き出すことができる。したがって、遮断器51は、A操作札10とB操作札20とを特定の機器用の取付台座2に重ね合わせることによって、キュービクル52内から引き出すことができる。すなわち、遮断器51をキュービクル52内から引き出す操作において、ヒューマンエラーが発生しない。なお、このとき、機器用の取付台座2に重ね合わされたA操作札10は、「引出」という文字が露出(表示)している。
そして、遮断器51がキュービクル52内から完全に引き出されると、作業者は、機器用の取付台座2からA操作札10とB操作札20を一旦取って、図2(c)に示すように、A操作札10のみ機器用の取付台座2に重ね合わせる。すると、開閉器30は、両方の可動部31が固定部32から離れた後、下側の可動部31のみ固定部32に接し、下側の接点33bが閉の状態、上側の接点33aが開の状態となり、電気回路40が通電せず、ソレノイド41が励磁されなくなる。すると、遮断器51のピン51bが車体51aの下面から下方に突出する。
なお、遮断器51がキュービクル52内から完全に引き出された位置において、ピン51bが対向する床面にも受穴部(図示せず)が設けられていると、ピン51bの下端部がこの受穴部内に入ることで、遮断器51が不意に移動しないようにすることができる。
そして、作業者は、機器用の取付台座2に重ね合わされていたB操作札20を指令所Xの表示用の取付台座1に重ね合わせる。表示用の取付台座1のピン1aは、機器用の取付台座2のピン2aと線対称に突設されていることから、B操作札20は、機器用の取付台座2に重ね合わされていた状態と表裏反転して表示用の取付台座1に重ね合わされる。したがって、表示用の取付台座1に重ね合わされたB操作札20は、「引出」という文字が露出(表示)され、指令所X内の責任者は、遮断器51がキュービクル52内から取り出されていることを認識できる。
そして、遮断器51をキュービクル52内に入れるときは、指令所Xの表示用の取付台座1に重ね合わされているB操作札20を作業現場Yの機器用の取付台座2に重ね合わせる。B操作札20は、「押入」という文字を露出(表示)して、上側の磁石の磁力により、開閉器30は、離れていた上側の可動部31が固定部32に接し、上側の接点33aが閉の状態となる。したがって、開閉器30は、電気回路40を通電することにより、ソレノイド41が励磁し、ピン51bが上昇する。したがって、作業者は、遮断器51をキュービクル52内にスムーズに押し入れることができる。
そして、遮断器51がキュービクル52内に完全に入れられると、機器用の取付台座2からA操作札10とB操作札20を一旦取って、B操作札20を機器用の取付台座2に重ね合わせる。すると、開閉器30は、図2(a)に示すように、上側の接点33aが閉となり、下側の接点33bが開となるため、電気回路40が通電せず、ソレノイド41が励磁されないことから、遮断器51のピン51bが下方に突出し、ピン51bの下端部が受穴部54内に入ることで、遮断器51が移動しないようにすることができる。
なお、本発明に係る機器誤認操作防止ユニットは、前記の実施形態に限定することなく、種々変更することができる。例えば、操作機器50は、真空遮断器51以外に、気中負荷開閉器(PAS)や限流ヒューズ付き負荷開閉器(LBS)、さらに扉の鍵などでも実施することができる。
1…………(表示用の)取付台座
1a………ピン
2…………(機器用の)取付台座
2a………ピン
10………(A)操作札
10a……掛止孔
11………磁石
20………(B)操作札
20a……掛止孔
21………磁石
30………開閉器
31………可動部
32………固定部
33a……接点
33b……接点
40………電気回路
50………操作機器

Claims (3)

  1. 複数のピンを突設した取付台座と、前記ピンが貫通する掛止孔を線対称に設けた2枚一組の札状の操作札とを組み合わせ、前記操作札が表面同士又は裏面同士を向き合わせて前記取付台座に重ね合わされる機器誤認操作防止用タブレットであって、
    磁力によって開閉する接点に磁力を作用させる磁石が一方の操作札の一端側に備えられ、磁力によって開閉する前記と別の接点に磁力を作用させる磁石が他方の操作札の他端側に備えられていることを特徴とする機器誤認操作防止用タブレット。
  2. 請求項1に記載の機器誤認操作防止用タブレットと、可動部が固定部に接離する2か所の接点を有する開閉器とが組み合わされた機器誤認操作防止ユニットであって、
    前記各接点が取付台座に重ね合わされた操作札の磁力によって閉状態となるように、各接点が取付台座に近接して配置されていることを特徴とする機器誤認操作防止ユニット。
  3. 前記開閉器は、電気回路に備えられたスイッチであることを特徴とする請求項2に記載の機器誤認操作防止ユニット。
JP2010151275A 2010-07-01 2010-07-01 機器誤認操作防止用タブレット及び機器誤認操作防止ユニット Withdrawn JP2012016190A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010151275A JP2012016190A (ja) 2010-07-01 2010-07-01 機器誤認操作防止用タブレット及び機器誤認操作防止ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010151275A JP2012016190A (ja) 2010-07-01 2010-07-01 機器誤認操作防止用タブレット及び機器誤認操作防止ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012016190A true JP2012016190A (ja) 2012-01-19

Family

ID=45601959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010151275A Withdrawn JP2012016190A (ja) 2010-07-01 2010-07-01 機器誤認操作防止用タブレット及び機器誤認操作防止ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012016190A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013027119A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Chugoku Electric Power Co Inc:The 現場機器確認装置
CN115347494A (zh) * 2022-10-18 2022-11-15 湖南新泉电气有限公司 一种高压开关柜安全操作装置的控制系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013027119A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Chugoku Electric Power Co Inc:The 現場機器確認装置
CN115347494A (zh) * 2022-10-18 2022-11-15 湖南新泉电气有限公司 一种高压开关柜安全操作装置的控制系统
CN115347494B (zh) * 2022-10-18 2023-01-03 湖南新泉电气有限公司 一种高压开关柜安全操作装置的控制系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3193321B1 (en) Display screen assembly and display device having the same
US8395907B2 (en) Multi-sensor alarm apparatus, system and/or method for securing articles
CN111819748B (zh) 漏电断路器以及对漏电断路器装卸自如的电弧检测装置
JP2012016190A (ja) 機器誤認操作防止用タブレット及び機器誤認操作防止ユニット
JP2010259277A (ja) 電気自動車用充電スタンド
JP2013145881A (ja) 取り外し可能なフロントパネルを有するオーディオ/ビデオ電子機器、特にマルチメディアカーラジオ
US6147878A (en) Secure latch locking clip
JP2009026589A (ja) ヒューズプラー
KR101381959B1 (ko) 전기계장설비의 시퀀스 제어시스템
JP4637768B2 (ja) 作業用乙アース付け外し確認方法及びその確認用アース札
CN105788976B (zh) 一种漏电保护器
JP4859628B2 (ja) タブレットを用いた機器誤認操作防止方法及びそのタブレット
JP2012016191A (ja) 機器誤認操作防止用タブレット及び機器誤認操作防止ユニット
JP2007061339A (ja) ゲーム装置及びカード収納ホルダ
JP4456217B2 (ja) 分電盤の負荷名称表示部
JP2014218025A (ja) カード組み込みユニット
CN200990302Y (zh) 开关保险座扣式锁具
JP2008116726A (ja) 機器誤認操作防止用タブレットの脱落防止構造
CN101485521A (zh) 自动控制型多媒体讲台及其实现方法
JP3244408U (ja) リレー模擬スイッチ装置
JP5165089B2 (ja) 現場機器確認装置
CN220154966U (zh) 一种抽屉式预付费专用计量结构
JPH05335763A (ja) 活性挿抜防止装置
JP2001298815A (ja) 機器収納箱の配線カバー
JP2014138461A (ja) 誤認操作防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130625

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130809

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20131113