JP2012014935A - 電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】セパレータを介して隣接する正極板および負極板において、積層ズレによって生じる一方の電極タブと他方の電極板本体との間の短絡により、大電流が流れることを継続的に防止することができる電池を提供する。
【解決手段】略矩形の第1電極板本体と、前記第1電極板本体から突出した第1電極タブと、略矩形の第2電極板本体と、前記第2電極板本体から突出した第2電極タブと、前記第1電極板本体と前記第2電極板本体との間に配置されるセパレータと、前記第1電極タブの潜在的短絡領域であって且つ前記第1電極タブの少なくとも一方の側縁部に形成される切り欠きと、前記第1電極タブを挟んで配置される絶縁体とを有し、前記切り欠きにおいて前記挟んだ絶縁体同士が融着されることで前記絶縁体が前記第1電極タブに固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、正極板と負極板とがセパレータを介して電池缶内に配置された電池に関する。
実用上用いられる電池として、高出力なリチウムイオン二次電池がある。このリチウムイオン二次電池の形態としては、正極板と負極板とがセパレータを介して複数積層される積層型と、一対の帯状の正極板と負極板とがセパレータを介して積層された後に捲回される捲回型とに大別されている。このうち、積層型のリチウムイオン二次電池の電極体は、電極板本体の端縁に電極タブを有する複数の正極板と複数の負極板(これらを総称して「電極板」とも称する)とをセパレータを介して交互に積層した構造となっている。
そして、積層型であれ捲回型であれ、正極板と負極板がセパレータを介して積層される点は共通しており、電池の製造途中における電極板の積層時や電池が完成した後の電池使用時に予期せぬ外力や振動が加わった場合には、電極板同士の積層ズレが発生することがある。
そして、セパレータを介して隣接する複数の電極板において、上記積層ズレが発生した場合には、一方の電極板がセパレータから食み出してしまうことがある。一方の電極板がセパレータから食み出してしまうと、この一方の電極板の電極板本体が、セパレータから突出している他方の電極板の電極タブの一部に対向してしまう場合がある。一般に、電極タブは、その表面に活物質が塗工されず基板が露出されているため、活物質が当該基板表面に塗工された電極板本体よりも電気抵抗が低くなっている。このため、隣接する正極板と負極板の間において、一方の電極タブが他方の電極板本体に直接対向した状態でこれらの間で短絡が生じると、この短絡によって正極板と負極板との間に大電流が流れてしまい、結果として二次電池が損傷してしまう。
このような損傷を防止するため、例えば、電極タブにテープを貼り付けた構成(特許文献1)、セパレータに被覆される電極板の電極タブの中央にスリットを形成し、このスリットを介してセパレータを融着(熱を加えて溶融するとともに圧着すること)した構成(特許文献2)、または、電極板本体を被覆するセパレータの周囲を融着するとともに、このセパレータの一部を電極タブまで延在させる構成(特許文献3)などを採用すると、一応の当該損傷防止の効果が期待できる。
特開2004−303590号公報 特開平10−188938号公報 特開2002−252023号公報
しかしながら、これら従来の技術では以下に示す課題があった。
すなわち、特許文献1の構成によれば、テープを貼付しているため、時間の経過と共にテープの粘着剤が電解液に溶解してテープが剥がれてしまう場合がある。テープが剥がれた場合、上記積層ズレによって、一方の電極タブと他方の電極板本体とが潜在短絡領域において対向することで短絡が生じ、結局、大電流が流れてしまうおそれがあった。また、本構成によれば、テープは粘着剤を用いているため、時間の経過と共に電解液に粘着剤の成分が溶解した場合、電解液が変質し、二次電池の電池性能が低下してしまうおそれがあった。
一方、特許文献2の構成によれば、電極タブの中央に形成されたスリット(貫通孔)を介して当該電極タブの両面の存在するセパレータが互いに融着されている。一般に、融着は、融着した部材が剥がれないように、所定の融着面積(部材同士が融着されている面積)を確保して行われる。本構成では、スリットが電極タブの中央に存在することから、電極タブの面方向から見てスリットの四方は電極タブを構成する金属で囲まれており、また、当該金属は厚みがあることから、上記所定の融着面積を確保するためには上記面方向から見て当該所定の融着面積よりも大きな面積のスリットを形成する必要がある。すなわち、必要以上に大きな面積のスリットが設けられることとなる。
しかしながら、このように必要以上に大きな面積のスリットを設けることは、設計上限定された幅(一般的には約20mm程度)を有する電極タブにおいて、電流経路の断面積を減少させ、電極タブの電気抵抗を増加させてしまうこととなる。これは電池の性能上、望ましくない。
また、電極タブの中央へ当該必要以上に大きな面積の孔を開けてスリットとする際、当該孔を開けるための開口装置と電極タブとの位置あわせを厳密に行う必要があり、互いの位置が少々ずれて電極タブの側縁部を含んで開口してしまうと、電極タブの物理的強度が保てない可能性もある。すなわち、製造上の困難も伴う。
さらに、特許文献3の構成によれば、電極板本体の周囲のみが融着されている。一般的に、上記電池使用時に積層ズレが発生する場合には予期せぬ外力や振動が発生している。従って、当該積層ズレが生じた際、この予期せぬ外力等によって当該延在したセパレータが折れ曲がり、上記短絡が生じる蓋然性がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、セパレータを介して隣接する正極板および負極板において、積層ズレが発生した場合でも、一方の電極タブと他方の電極板本体との間の短絡を確実に防止することができる電池を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る電池は、略矩形の第1電極板本体と、前記第1電極板本体から突出した第1電極タブと、略矩形の第2電極板本体と、前記第2電極板本体から突出した第2電極タブと、前記第1電極板本体と前記第2電極板本体との間に配置されるセパレータと、前記第1電極タブの潜在的短絡領域であって且つ前記第1電極タブの少なくとも一方の側縁部に形成される切り欠きと、前記第1電極タブを挟んで配置される絶縁体とを有し、前記切り欠きにおいて前記挟んだ絶縁体同士が融着されることで前記絶縁体が前記第1電極タブに固定されることを特徴とする。
この構成によれば、電極タブの潜在短絡領域を被覆すると共に、少なくとも切り欠きにおいて挟んだ絶縁体同士が融着されるので、テープのように粘着剤が電解液に溶解して電池性能が劣化することが防止され、品質に優れた電池を提供できる。
また、絶縁体は、電極タブの側縁部に形成された切り欠きによって電極タブの潜在短絡領域に固定される。切り欠きは側縁部に形成されるので、開口装置と電極タブとの位置あわせが多少ずれても電極タブの物理的強度を保つことができる。また、電極タブ自体に絶縁体が固定されるので、積層ズレが生じた際にも絶縁体が折れ曲がって上記短絡を引き起こすこともない。
すなわち、電池性能に影響を与えることなく、製造上容易に、上記短絡を確実に防止させることができ、結果として、品質に優れた電池を提供することができる。
本発明に係る電池によれば、少なくとも切り欠きを介して融着された絶縁体が電極タブの潜在短絡領域に固定される。これにより、セパレータを介して隣接する複数の電極板(正極板及び負極板)において、一方の電極タブと他方の電極板本体との間の短絡を確実に防止して品質に優れた電池を提供することができる。
本発明の第一の実施形態に係る電池1の概略構成を示す一部破断斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係る電池1のX方向における断面図である。 本発明の第一の実施形態に係る電池1のうち、正極タブ7を含むX方向における断面図である。 本発明の第一の実施形態に係る電池1のうち、正極板4と絶縁体10の拡大図である。 本発明の第一の実施形態に係る電池1のうち、正極タブ7に形成される切り欠きの変形例を示す図である。 本発明の第一の実施形態に係る電池1のうち、正極タブ7に形成される切り欠きの変形例を示す図である。 本発明の第二の実施形態に係る電池1のうち、正極板4とセパレータ3との関係を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
<第一の実施形態>
図1は、本発明の第一の実施形態に係る電池1の概略構成を示す一部破断斜視図である。本実施形態では、電池1の例として二次電池を示し、以下では二次電池1として説明する。図1に示すように、二次電池1は、密封された電池缶2と、この電池缶2の内部に注入された不図示の電解液と、電解液に浸漬された電極体とを含んで構成されている。電池缶2は、例えばアルミニウムからなり、凹状の容器と、この容器の開口部を封じる蓋とで構成される。なお、これら容器と蓋とは、レーザー溶接等の公知の溶接手法により封止される。電池缶2の蓋には正極端子20と負極端子21とが形成され、この正極端子20と負極端子21を介して図示しない外部負荷(例えば電動モータ等)と二次電池1とが電気的に接続されることにより、この外部負荷に対して二次電池1から電力が供給される。
二次電池1として積層型リチウムイオン二次電池を例にして説明するが、本発明は、積層型に限られず捲回型リチウムイオン二次電池にも適用が可能であり、さらにはセパレータを用いる他の二次電池、あるいは二次電池以外の一次電池にも適用が可能である。
以下の説明においては、図1に示すXYZ直交座標系を参照しつつ、各部の位置関係について説明する。
二次電池1を構成する電極体は、複数の略矩形状の正極板4(第1電極板)と複数の略矩形状の負極板5(第2電極板)とが、セパレータ3を介してX方向に交互に積層した構造となっている。セパレータ3は略矩形状を成し、ポリエチレンを多孔質のシート状に形成したものである。後述するとおり、セパレータ3は、正極板4又は負極板5を包む袋状としてもよい。
なお、図示は省略したが、電極体の両端の電極は負極板5である。また、この電極体と電池缶2との間には絶縁プレート(プラスチック樹脂)が配置され、これにより電池缶2と電極体との間の電気的接触が回避されている。
正極板4は、正極板本体6(第1電極板本体)と、この正極板本体6の+Z方向における端縁から+Z方向に突出する正極タブ7(第1電極タブ)とを有している。そして、各々の正極板本体6から突出する複数の正極タブ7を重ねた集合体の一端が、正極端子20と接合されることにより、複数の正極板4と正極端子20とが電気的に接続される。同様に、負極板5は、負極板本体8(第2電極板本体)と、この負極板本体8の+Z方向における端縁から+Z方向に突出する負極タブ9(第2電極タブ)とを有している。そして、複数の負極タブ9を重ねた集合体の一端が、負極端子21と接合されることにより、複数の負極板5と負極端子21とが電気的に接続される。
本実施形態では、正極板本体6と正極タブ7、および負極板本体8と負極タブ9は、それぞれ一体として形成される。具体的には、集電体となるアルミニウム箔や銅箔の基板上に所定の電極活物質を塗工した後に、これを打抜き型(例えば、トムソン刃)で打ち抜くことにより形成される。所定の電極活物質は、正極用としては3元系材料LiNixCoyMnzO2 (x+y+z=1)が例示でき、負極用としては、人造黒鉛やグラファイトなどが例示できる。
また、正極タブ7および負極タブ9がそれぞれ正極端子20と負極端子21と直接接合された例を示したが、このような場合に限定されない。例えば、図示しない電極リードを介して、正極タブ7および負極タブ9をそれぞれ正極端子20および負極端子21に電気的に接続してもよい。
図2は、図1で示した電極体のX方向における断面図であり、セパレータ3、正極板本体6および負極板本体8のZ方向における位置関係を示すものである。また、図3は、図2の断面図のうち、特に正極タブ7を含む位置での断面図である。
図2に示すように、正極板本体6は、負極板本体8よりも小さく、対向する2枚のセパレータ3内に配置されている。なお、図2ではZ方向における正極板本体6と負極板本体8の大小関係を示しているが、Y方向についても同様に、正極板本体6は負極板本体8よりも小さな形状となっている。
セパレータ3と負極板本体8は、Y方向およびZ方向においてほぼ同等の大きさの外形を有している。すなわち、セパレータ3と負極板本体8とはYZ平面においてほぼ同等の形状となるので、これらの端(例えば四隅)を揃えるようにすれば、比較的容易に負極板5とセパレータ3とを積層することができる。
ここで、積層時や予期せぬ外力や振動などが加わった場合には、上記した積層ズレが生じることがある。そして、上記積層ズレが生じた際には、図3で示した負極板本体8が+Z方向に移動してしまい、これにより負極板本体8と正極タブ7とが対向した状態となる。このとき、対向した負極板本体8と正極タブ7が短絡してしまうと、これらの間に大電流が流れてしまい、二次電池1が損傷してしまう。
このような状態を回避するため、本実施形態では、図3に示すように、正極タブ7は+Z方向においてセパレータ3から突出している一方で、セパレータ3の+Z方向における端部および正極タブ7の一部(後述する潜在短絡領域)には、絶縁体10が被覆されている。
次に、図4を用いて本実施形態における正極板4および絶縁体10の拡大図を示す。
図4に示すとおり、正極タブ7のうち潜在短絡領域7aの両面(+X方向側の面および−X方向側の面)は、絶縁体10によって被覆されている。なお、負極タブ9についても適宜絶縁体10を形成してもよいが、以下では正極タブ7を例にして説明する。
ここで、「潜在短絡領域」とは、正極タブ7のうち正極板本体6と接する基端(正極板本体6の+Z方向における端縁でもある)から+Z方向に所定の長さだけ延びた正極タブ7を覆う領域を言う。「所定の長さ」は、上記した積層ズレが生じた場合における+Z方向の負極板本体8の相対移動距離よりも大きく、さらに正極タブ7の他方の端部で接合される図示しない電極リード等の部材の取付を妨げない範囲で適宜設定される。すなわち、潜在短絡領域とは、電極タブの領域であって、上記積層ズレを起こした際に他方の電極板本体が相対的に移動して当該電極タブに重なる可能性のある領域を言う。
潜在短絡領域7a内のうち正極タブ7の両側縁部には、それぞれの側縁部に存在する正極タブの辺7bを含んで切り欠いた形状の切り欠き(切り欠き11aおよび11b)が形成されている。この切り欠き11aおよび11bはそれぞれ対応する辺7bごとに設けられ(すなわち、2本の長辺7bのうち、+Y側の長辺に対応して切り欠き11aが、−Y側の長辺に対応して11bが設けられる)、いずれの切り欠きも、正極板本体6の面から見て(すなわちYZ平面で見て)、正極板本体6を起点として正極タブ7の突出する方向(+Z方向)に傾き且つ対応する側縁部の長辺7bと接する側面αを少なくとも備えている。
側面αは、対応する長辺7bに略垂直に接する構成としてもよい。
本実施形態における絶縁体10は、一対のシート状絶縁体で潜在短絡領域7aを挟み、且つ上記切り欠きの形状に沿って直接的に対向する互いのシート状絶縁体の一部分を含んで互いに融着されることにより形成されるとともに、正極板本体6の一部も含んで潜在短絡領域7aを被覆している。
すなわち、図4に示すように、一対のシート状絶縁体のうち正極タブ7の側縁部から飛び出す部分が融着されるとともに、切り欠き11a、11bを介しても一対のシート状絶縁体が融着されることにより、絶縁体10が形成されている。なお、図4においては、説明の便宜上、セパレータ3の図示は省略するとともに、一対のシート状絶縁体のうち一方のみが示されている。また、本実施形態では、一対のシート状絶縁体は、その外形が長方形状となっているが、これに限られない。例えば正極タブ7の潜在短絡領域が被覆されるのであれば、楕円形状としてもよい。さらに、絶縁体はシート状でなくとも、環状であって、その環の内側に正極タブ7を入れることで正極タブ7を被覆する構成としてもよい。
通常、合成樹脂(例えば、ポリエチレン)からなる絶縁体10は、アルミニウム箔等の金属と融着し難い。従って、正極タブ7に切り欠き11a、11bが形成されていない場合、正極タブ7の側縁部から飛び出す部分(上記した一対のシート状絶縁体のうち正極タブ7の2つの辺7bからY軸方向に飛び出す部分)で絶縁体10が融着されただけでは、正極タブ7の潜在短絡領域7aに対してZ方向に絶縁体10がズレてしまうおそれがある。
しかしながら、本実施形態のように、正極タブ7に切り欠き11a、11bを形成することにより、絶縁体10を構成する一対のシート状絶縁体は、正極タブ7の両側縁部の外側で融着されるとともに切り欠き11a、11bを介して融着されて、正極タブ7の潜在短絡領域7aに固定される。そして、上記積層ズレにより絶縁体10が正極タブ7に対してZ方向に移動する場合、絶縁体10の切り欠き11a、11bを介して融着された領域が上記した側面αに引っ掛かり、これにより正極タブ7に対する絶縁体10の移動を規制することができる。
ここで、上記した構成からなる二次電池1の作用を説明する。
正極板4と負極板5の積層時や二次電池1の使用時に上記積層ズレが発生し、例えば負極板5が+Z方向へ変位すると、正極タブ7の潜在短絡領域7aがセパレータ3を介さずに負極板本体8に対向する状態となる場合がある。しかしながら、このような状態になったとしても、本実施形態の二次電池1は、正極タブ7の潜在短絡領域7aに絶縁体10を備えていることにより、この潜在短絡領域7aと負極板本体8との間が絶縁されるので、正極タブ7と負極板本体8との短絡が生じることを防ぐことができる。
加えて、絶縁体10は粘着剤を用いず融着により正極タブ7の潜在短絡領域7aを被覆しているため、電解液に粘着剤などの異物が混入することがない。異物(粘着剤等)が電解液に混入してしまうことはないため、粘着剤を用いた場合と比較して、経年劣化により正極タブ7の潜在短絡領域7aと絶縁体10との密着状態が悪化することを抑制できる。
上述したとおり、本実施形態ではさらに、正極タブ7に切り欠き11a、11bを形成することにより潜在短絡領域7aから絶縁体10が離脱してしまうことを抑制しているが、正極タブ7の中央でなく側縁部に切り欠きを形成すると以下に示す利点がある。
すなわち、正極タブ7は電流が流れる経路であり、出来るだけ抵抗を少なくすることが望ましい。仮に正極タブ7の中央にスリット(貫通孔)を形成する場合には、正極タブ7に形成される貫通孔は上述した電気抵抗の観点からなるべく小さいほどよい。しかしながら、貫通孔の径が小さすぎると溶着した絶縁体が互いに剥がれないための強度を保つことができない。よって、上記所定の融着面積を確保する必要があるが、このためには上述のとおり、当該所定の融着面積よりも大きな面積のスリットを形成する必要がある。すなわち、必要以上に大きな面積のスリットが設けられることとなる上、切り欠きを形成するための開口装置と電極タブとの位置合わせを厳密に行う必要がある。
また、貫通孔の径が小さすぎる場合には、融着領域の周囲が電極タブ7で囲まれているため、一定の大きさを有する融着装置ではその貫通孔に装置を適切に配置できず、絶縁体10の融着がうまく行えない場合もある。
これに対し、切り欠きを正極タブ7の両側縁部に形成すれば、正極タブ7の中央にスリットを形成する場合に比して当該スリットの面積よりも小さな面積で絶縁体10の融着が可能となる。
また、上記開口装置と電極タブとの位置合わせは厳密に行う必要がない。例えば、正極タブ7の両側縁部間(2つの辺7c同士の間)のY軸方向の長さをW、2つの切り欠き11a、11bのY軸方向における最短の長さをwとする。開口装置は2つの切り欠き11a、11bを同時に形成すべく、各々の切り欠きに対応した抜き刃を幅wの間隔を空けてそれぞれ備えているが、ここでw≒0.7Wとすれば十分に正極タブ7の物理的強度は確保できる。そして、仮に正極タブ7と上記抜き刃の位置合わせが少々ズレたとしても、正極タブ7には少なくとも0.7Wの金属部分がY軸方向に依然として存在する。このように、上記位置合わせを厳密に行う必要がないため、製造容易となる。
さらに、切り欠きは電極タブの金属で全周が囲まれる形状ではないため、一定の大きさを有する融着装置であっても切り欠きにて互いに対向する絶縁体に装置を適切に配置することができるので、融着が容易であり、やはり製造容易となる。
上記実施形態の電池では、切り欠き11a、11bの形状や数は、図4に示す構造に限定されない。例えば、図5に示すとおり、切り欠きを略半円形状の12a、12bとしてもよく、あるいはこの切り欠き12a、12bを複数設けてもよい。ここで、略半円形状の切り欠き12a、12bを形成する場合における当該略半円の側面αを注目した場合、この略半円における接線は正極タブ7の長辺7bと交差する線を含む。すなわち、いずれの切り欠きも、正極板本体6の面から見て(すなわちYZ平面で見て)、正極板本体6を起点として正極タブ7の突出する方向(+Z方向)に傾き且つ対応する長辺7bと接する側面α、もしくは、対応する長辺7bに略垂直に接する側面αを備えている。側面αに絶縁体が引っ掛かることで、絶縁体の移動を規制するためである。
従って、このような略半円形状の切り欠き12a、12bも図4に示す切り欠きと同様な作用・効果を奏することになるので、本発明の切り欠きの一例として捉えることができる。また、図5では、同数の切り欠き12aと12bが正極タブ7に形成されているが、数を異ならせてもよいし、切り欠き12aと12bの形状を互いに異ならせてもよい。
<変形例>
次に図6を用いて、本実施形態における切り欠きの変形例を示す。なお、以下に示す変形例や第二の実施形態においても、上記した第一の実施形態同様、いずれの切り欠きも対応する正極タブ7の長辺7bと接する側面αを少なくとも備える点は共通する。
本変形例と上記実施形態との相違点は、電極タブ7の側縁部に形成される切り欠きの形状が異なる点であり、その余の構成は上記実施形態と同様である。
図6の構成では、上記した切り欠きに比してより簡素な構成で絶縁体10のZ方向への変位を防止することができる。
なお、図6ではZ方向に延びる長辺7bが依然として存在しているが、この長辺7bを実質的になくし、側面αが短辺7cに直接的に接する形状、すなわち電極タブの形状を短辺7cが上底または下底となる略台形としてもよい。
以上の第1の実施形態およびその変形例では、以下の効果も奏する。例えば、先行技術文献と同様に正極タブ7の短辺7c方向の中央に貫通孔を形成する場合には、電極板の打ち抜き工程とは別工程にて貫通孔を形成するため打ち抜きカスが生じる。従って、このカスの回収機構が電極板の打ち抜き工程における回収機構とは別途必要となる。しかしながら、図4〜6に示す本実施形態等の切り欠きを採用すれば、切り欠きは電極タブの側縁部に存在するため、正極板本体6および正極タブ7を同時に打ち抜く環状の打ち抜き刃(例えばトムソン刃)の形状を微修正するだけで、上記打ち抜き工程にて正極板本体6および正極タブ7の形成と同時に切り欠きの形成も行うことができる。よって、製造ラインを簡略化できるとともに、電極板形成後にカスが不純物として付着してしまうことを防止することができ、品質に優れた電池を提供できる。
上記実施形態およびその変形例において、正極タブ7を被覆する絶縁体のうち正極タブ7の側縁部から飛び出す部分においても互いに対向する絶縁体同士を融着すれば、切り欠きとあわせて潜在短絡領域に絶縁体10をより確実に固定させることができる。もちろん、切り欠きにおける融着だけで十分に絶縁体を正極タブ7に固定できる場合には、上記飛び出す部分まで絶縁体を融着しなくともよい。
上記実施形態およびその変形例では、切り欠きが正極タブ7の両側縁部に形成された例を説明したが、正極タブ7の側縁部の一方のみに切り欠きを形成してもよい。具体的には、電極タブの一方の側縁部には切り欠きを形成せず、他方の側縁部に切り欠きを形成し、当該一方の側縁部では正極タブ7を被覆する絶縁体のうち正極タブ7の側縁部から飛び出す部分においても互いに対向する絶縁体同士を融着し、当該他方の側縁部では、少なくとも切り欠きにて互いに対向する絶縁体同士を融着する構成としてもよい。また、一対のシート状絶縁体ではなく上記環状の絶縁体を用いる場合には、上記一方の側縁部における融着を省くことができる。
上述した実施形態では正極板4について説明したが、負極板5についても同様であり、負極タブ9における潜在短絡領域に対して絶縁体10を被覆するとともに、負極タブ9の側縁部に切り欠きを形成してもよい。
また、本実施形態では、正極板4および負極板5をセパレータ3で挟む例について説明したが、以下の第二の実施形態に示すとおり、正極板4又は負極板5の少なくとも一方をセパレータ3で包む(すなわちセパレータ3同士の周縁を融着して一方の電極板をこれらセパレータ3に内包する)ようにしてもよい。
<第二の実施形態>
次に、図7を用いて本発明の第二の実施形態を説明する。
上記した第一の実施形態と、本第二の実施形態との相違点は、絶縁体10とセパレータ31とを一体として形成した点、およびこのセパレータ31を袋状とした点にある。
第二の実施形態においては、正極板4はセパレータ31に内包されており、セパレータ31の周縁には複数の融着部14が形成されている。より具体的には、正極板4を2枚のセパレータで挟み、正極板4を囲むように上記2枚のセパレータの周囲同士を融着装置で融着することにより融着部14を形成することができる。本実施形態では正極板4をセパレータ31で内包したが、正極板4および負極板5のいずれもセパレータ31で内包してもよいし、負極板5をセパレータ31で内包する形態としてもよい。
本第二の実施形態におけるセパレータ31は、セパレータ本体部31aおよびセパレータ張り出し部31bから構成されている。このセパレータ本体部31aとセパレータ張り出し部31bは一体として形成されており、セパレータ張り出し部31bは上記した絶縁体10に相当している。
このように第二の実施形態においては、セパレータ本体部31aに対して絶縁体10としてセパレータ張り出し部31bを付加した。これにより、絶縁体10をセパレータと一体として形成することができ、同一の材質を用いることから製造コストを抑制しつつ、別体として絶縁体10を形成した場合に比して製造時間を短縮することが可能となる。
なお、セパレータは必ずしも袋状とする必要はなく、上記した第一の実施形態と同様に、少なくとも正極タブ7の切り欠きを介してセパレータ31が融着される構成としてもよい。
上述した各実施形態およびその変形例において示した二次電池1における各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上述した各実施形態およびその変形例では、絶縁体10をポリエチレンで構成したが、(1)電解液に対する不溶性、(2)イオンに対する非透過性、を有することを条件として、どのような材料を用いてもよい。例えば、上述したポリエチレンの他に、ポリプロピレン、ポリフェニレンスルファイド、ポリオレフィン、ポリイミド等を用いることができる。
また、上述した第二の実施形態において、切り欠きの形状を第一の実施形態で示した変形例のごとき構成としてもよい。すなわち、切り欠きの形状は三角形状に限られず略半円形状としてもよく、また切り欠きの数も複数としてよい。
さらに、上記各実施形態およびその変形例において、正極板を第1電極板、正極板本体を第1電極板本体、正極タブを第1電極タブ、負極板を第2電極板、負極板本体を第2電極板本体、負極タブを第2電極タブとしたが、負極板を第1電極板、負極板本体を第1電極板本体、負極タブを第1電極タブ、正極板を第2電極板、正極板本体を第2電極板本体、正極タブを第2電極タブとしてもよい。
1, 1A,1B…二次電池
3,31…セパレータ
4…正極板
5…負極板
6…正極板本体
7…正極タブ
7a…潜在短絡領域
7b…正極タブの長辺
7c…正極タブの短辺
8…負極板本体
9…負極タブ
10…絶縁体
11a,11b,12a,12b…切り欠き(切り欠き)
14…融着部

Claims (4)

  1. 略矩形の第1電極板本体と、
    前記第1電極板本体から突出した第1電極タブと、
    略矩形の第2電極板本体と、
    前記第2電極板本体から突出した第2電極タブと、
    前記第1電極板本体と前記第2電極板本体との間に配置されるセパレータと、
    前記第1電極タブの潜在的短絡領域であって且つ前記第1電極タブの少なくとも一方の側縁部に形成される切り欠きと、
    前記第1電極タブを挟んで配置される絶縁体とを有し、
    前記切り欠きにおいて前記挟んだ絶縁体同士が融着されることで前記絶縁体が前記第1電極タブに固定されることを特徴とする電池。
  2. 前記切り欠きは側面を備え、
    前記側面は、前記突出する方向に傾き且つ前記側縁部と接している、または、前記側縁部に略垂直に接することを特徴とする請求項1に記載の電池。
  3. 前記切り欠きは、前記第1電極タブの潜在的短絡領域であって且つ前記第1電極タブの両側縁部に形成されることを特徴とする請求項2に記載の電池。
  4. 前記第1電極板本体は正極板本体であり、前記第2電極板本体は負極板本体であり、前記絶縁体は前記セパレータと一体であることを特徴とする請求項3に記載の電池。
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