JP2012013198A - 搬送用シールチェーン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】連結ピン120の外周面に内プレート110の左右両側から被嵌する左右一対のキャップ状ブシュ130、130と、左右一体のキャップ状ブシュ130を前後一対のブシュ圧入孔142に圧入嵌合する左右一対の外プレート140、140と、キャップ状ブシュ130の開口部側に配置する弾性シール部材150と、キャップ状ブシュ130の有底部分132に嵌合して支持する盲孔162を有する左右一対のブラケット部材160、160と、左右一対のブラケット部材160を相互に連結して搬送物Wを捕捉搬送する搬送手段170とで構成されている搬送用シールチェーン100。
【選択図】図2
Description
そして、このようなシールチェーンのシール機構においては、ブシュの両端の両端部が内プレートの外側面より内側に位置するようにブシュの両端部がブシュ圧入孔に圧入固定されることによりブシュ圧入孔内に空隙が形成され、ブシュ圧入孔の外側のエッジが面取りされて面取り部が形成され、弾性材製の環状シール部材はその一部が空隙内に位置し外プレートの内側面とピンの外周面とブシュの端面と面取り部とによって圧縮された状態で装着されている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、図1は、本発明の第1実施例である搬送用シールチェーンの使用態様図であり、図2は、本発明の第1実施例である搬送手段を除く搬送用シールチェーンの概要図であり、図3は、図2に示す搬送用シールチェーンの組み立て分解図であり、図4は、本発明の第1実施例である搬送手段を除く搬送用シールチェーンの平面図であり、図5は、本発明の第1実施例である搬送用シールチェーンの図1A−A断面図である。
また、上述したブラケット部材160とバケットからなる搬送手段170とは、ブラケット部材160のボルト挿入孔164とバケットからなる搬送手段170に設けられた孔とに挿入するボルト181と、このボルト181に係合するナット182とをブラケット部材160とバケットからなる搬送手段170を挟持して締め付けることにより結合されている。
潤滑油Oは、連結ピン120とキャップ状ブシュ130と弾性シール部材150との間に封入されている。
まず、搬送用シールチェーン100は、内プレート110、110のピン圧入孔112に圧入嵌合される連結ピン120と、連結ピン120の外周面に内プレート110の左右両側からそれぞれ被嵌する左右一対のキャップ状ブシュ130と、キャップ状ブシュ130の開口部134側に配置して連結ピン120の外周面とキャップ状ブシュ130の内周面との間隙に封入した潤滑油Oの漏出を阻止する弾性シール部材150とを備えている。
これにより、弾性シール部材150が、外プレート140と摺接することなく、弾性変形してキャップ状ブシュ130と連結ピン120との間の隙間、すなわち、潤滑油の流路に潤滑油Oを封入している。
これにより、キャップ状ブシュ130の開口部134がピン大径部134に当接するようになっているとともに、搬送用チェーン100の円滑な屈曲動作を確保するにあたり少なくとも潤滑油Oを充填する必要がある空間に潤滑油Oを封入している。
これにより、搬送用シールチェーン100がローラ190を介してスプロケット(図示略)にかみ込むようになっているとともに、搬送用シールチェーン100は、バケットで搬送物Wを掻き取るようになっている。
なお、図6および図7では、図1乃至図5に図示した第1実施例に係る部材に対応する実施例2に係る部材の符号を100番台から200番台に書き換えて図示している。
また、上述したブラケット部材260とバケットからなる搬送手段270とは、ブラケット部材260のボルト挿入孔264とバケットからなる搬送手段270に設けられたボルトを挿入する孔とに挿入するボルト281と、このボルト281に係合するナット282とをブラケット部材260とバケットからなる搬送手段270を挟持して締め付けることで結合されている。
潤滑油Oは、連結ピン220とキャップ状ブシュ230と弾性シール部材250との間に封入されている。
まず、搬送用シールチェーン200は、内プレート210、210のピン圧入孔212に圧入嵌合される連結ピン220と、連結ピン220の外周面に内プレート210の左右両側からそれぞれ被嵌する左右一対のキャップ状ブシュ230と、キャップ状ブシュ230の開口部234側に配置して連結ピン220の外周面とキャップ状ブシュ230の内周面との間隙に封入した潤滑油の漏出を阻止する弾性シール部材250とで構成されている。
これにより、弾性シール部材250が、弾性変形してキャップ状ブシュ230と連結ピン220との間の間隙、すなわち、潤滑油の流路に潤滑油Oを封入するとともに、搬送用シールチェーン200の屈曲動作において弾性シール部材250と外プレート240とが摺接せず、外プレート240との摺接により生じる弾性シール部材250の摺接摩耗を防止している。
これにより、キャップ状ブシュ230の開口部234がピン大径部224に当接するようになっているとともに、チェーンの円滑な屈曲動作を確保するにあたり少なくとも潤滑油Oを充填する必要がある空間に潤滑油Oを封入している。
これにより、搬送用シールチェーン200がローラ290を介してスプロケット(図示略)にかみ込むようになっているとともに、突起部226を備えたピン端面228とキャップ状ブシュ230の有底部分232との間に潤滑油Oの流路を大きく確保して、また、ピン端面228の突起部226がキャップ状ブシュ230の有底部分232に当接するようになっている。
110、210 ・・・ 内プレート
112、212 ・・・ ピン圧入孔
120、220 ・・・ 連結ピン
122、222 ・・・ ピン小径部
124、224 ・・・ ピン大径部
226 ・・・ 突起部
228 ・・・ ピン端面
130、230 ・・・ キャップ状ブシュ
132、232 ・・・ 有底部分
134、234 ・・・ 開口部
140、240 ・・・ 外プレート
142、242 ・・・ ブシュ圧入孔
150、250 ・・・ 弾性シール部材
160、260 ・・・ ブラケット部材
162、262 ・・・ 盲孔
164、264 ・・・ ボルト挿入孔
170、270 ・・・ 搬送手段
181、281 ・・・ ボルト
182、282 ・・・ ナット
190、290 ・・・ ローラ
O ・・・ 潤滑油
W ・・・ 搬送物
Claims (6)
- 前後一対のピン圧入孔を有する内プレートと、該内プレートのピン圧入孔に圧入嵌合される連結ピンと、該連結ピンの外周面に内プレートの左右両側からそれぞれ被嵌する左右一対のキャップ状ブシュと、該左右一体のキャップ状ブシュを前後一対のブシュ圧入孔にそれぞれ圧入嵌合するとともに前記連結ピンを介して内プレートをチェーン長手方向に相互に連結する左右一対の外プレートと、前記キャップ状ブシュの開口部側に配置して連結ピンの外周面とキャップ状ブシュの内周面との間隙に封入した潤滑油の漏出を阻止する弾性シール部材と、前記キャップ状ブシュの有底部分に嵌合して支持する盲孔を有する左右一対のブラケット部材と、該左右一対のブラケット部材を相互に連結して搬送物を捕捉搬送する搬送手段とで構成されていることを特徴とする搬送用シールチェーン。
- 前記連結ピンが、前記キャップ状ブシュに遊嵌するピン小径部と前記内プレートに圧入嵌合するピン大径部とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の搬送用シールチェーン。
- 前記弾性シール部材が、前記連結ピンの外周面およびまたはキャップ状ブシュの内周側に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の搬送用シールチェーン。
- 前記左右一対のキャップ状ブシュが、ローラをそれぞれ遊嵌していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の搬送用シールチェーン。
- 前記連結ピンが、前記キャップ状ブシュの有底部分に対向して当接する突起部を設けたピン端面を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の搬送用シールチェーン。
- 前記搬送手段が、搬送物を捕捉するバケットで構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の搬送用シールチェーン。
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