JP2012012833A - 排水栓操作機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 排水栓が開状態であることの確認の容易性に優れた排水栓操作機構を提供する。
【解決手段】 排水位置に設けられた排水部、排水部から離間して設けられた操作部、及び前記排水部に設けられた排水栓と前記操作部に設けられた釦とを繋ぐコントロールケーブルを備えた排水栓操作機構であって、前記コントロールケーブルはインナーケーブルとアウターケーシングとを有し、前記インナーケーブルは、操作部側端部が操作部に不動に固定され、排水部側端部が排水栓に接続され、前記アウターケーシングは、操作部側端部が前記釦に接続され、排水部側端部が排水部に不動に固定され、前記アウターケーシングの操作部側端部がインナーケーブルに対して相対移動することにより前記排水栓が開閉作動するようにされてなる排水栓操作機構。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠隔操作にて開閉される排水栓において、排水栓の状態を直接確認しなくても排水栓の開閉状態を把握することができる排水栓操作機構に関する。
インナーケーブルを用いた遠隔操作により排水栓を開閉させる排水栓機構は、従来のいわゆる「リンク機構式」に比べてレイアウトが自由になることから、いわゆるケーブル式として主流になりつつある。そのため、ケーブル式の場合には、操作部からアウターケーシングを有する遠隔操作用ケーブルを排水栓機構まで延ばし、インナーケーブルにより操作力を排水栓に伝達して開閉駆動させることとなる。
このような排水栓の操作機構としては、例えば、排水栓が操作部の操作で作動部を作動して開閉される、その遠隔操作のレリースワイヤにおいて、作動部が、アウターチューブに締結したプランジャーガイドでガイド摺動し、アウターチューブよりの出し引きがされるコアコイルに取付けたプランジャーと、該プランジャーを出没させ、支持部(アタッチメント)に装着支持するプランジャー外筒とでなり、排水栓からレリースワイヤへの緩衝がされることを特徴とする遠隔操作式排水栓装置がある(特許文献1)。この遠隔操作式排水栓装置は、操作部の操作によりレリースワイヤのアウターチューブ内をコアコイルが摺動して、アウターチューブに締結されたプランジャーガイドより突出し、コアコイル端部に遊着のプランジャーを突出させ、該プランジャーに接続の排水栓を開状態にする。つまり、操作部の押し操作によりアウターチューブ内をコアコイルが摺動してプランジャーを突出させるので、排水栓は、開状態となっているときは排水栓が突出た状態となっているので操作部が押し込まれた状態となっており、閉状態となっているときはその逆で操作部が突出た状態となる。そのため、排水栓が開状態と閉状態とのいずれの状態にあるかについては、目視での確認の必要がある。
特開2008−223453号公報
しかし、浴室は、湯気により視界が悪い場合や、眼鏡が曇った場合や眼鏡を外した場合には、排水栓が閉じているかどうかが確認できない場合があり、排水栓が閉じていると誤認して浴槽にお湯溜めをした場合には、お湯が無駄となる。また浴槽に蓋が設けられ、蓋を閉めたまま浴槽に給湯する場合があり、その場合には浴槽の排水栓が閉止状態にあると誤認した際には、給湯したお湯が全て排出されてしまい、お湯が無駄となる。
また、ケーブル式の場合には、インナーケーブルの剛性により排水栓に操作力を伝達させるために排水栓が開作動となるように排水栓を押し上げた際には、アウターケーシングからインナーケーブルが導出されるために、排水栓とアウターケーシングとの間にインナーケーブルが保護されずに露出した状態となる部分が生じるので、排水栓に手やシャンプーボトルなどが当たった場合など、排水栓に引込み方向の外力が加わった場合には、インナーケーブルが引込まれて座屈を生じ、曲がりや排水栓などによる噛み込みを生じる場合がある。このような場合に、アウターチューブに締結したプランジャーガイドでガイド摺動し、アウターチューブよりの出し引きがされるコアコイルに取付けたプランジャーと、該プランジャーを出没させ、支持部(アタッチメント)に装着支持するプランジャー外筒とでなり、プランジャーには、ショックアブソーバスプリングを内在させて、排水栓に衝撃が加わった場合に、ショックアブソーバスプリングの弾性力で衝撃を吸収する排水栓装置が提案されているが、部品点数も多く機構が複雑であり、組み立てが難しい。
本発明は、排水栓が開状態であることの確認の容易性に優れた排水栓操作機構を提供することを目的とする。また、本発明は、さらに排水栓への衝撃によるインナーケーブルの座屈の防止に優れていることが望ましい。
本発明は、排水位置に設けられた排水部、排水部から離間して設けられた操作部、及び前記排水部に設けられた排水栓と前記操作部に設けられた釦とを繋ぐコントロールケーブルを備えた排水栓操作機構であって、前記コントロールケーブルはインナーケーブルとアウターケーシングとを有し、前記インナーケーブルは、操作部側端部が操作部に不動に固定され、排水部側端部が排水栓に接続され、前記アウターケーシングは、操作部側端部が前記釦に接続され、排水部側端部が排水部に不動に固定され、前記アウターケーシングの操作部側端部がインナーケーブルに対して相対移動することにより前記排水栓が開閉作動するようにされてなる排水栓操作機構である。
本発明の排水栓操作機構を上記構成とすることにより、釦を押し込む操作をした際に排水栓が閉栓状態に押し込む操作をイメージすることができ、釦を戻す操作をした際に排水栓を閉栓状態から開栓状態へ戻すことがイメージできるので、閉栓状態か開栓状態かを実際に確認する必要がない。そのため、湯気により視界が悪い場合や、眼鏡が曇った場合や眼鏡を外した場合であっても、閉栓状態か開栓状態かを操作によって容易に認識することができる。
また、本発明の排水栓操作機構を、前記釦が押し込み操作により押し込み状態となったときに前記排水栓が閉栓状態となり、前記釦が戻し操作によって凸状となったときに前記排水栓が凸状となって開栓状態となる上記排水栓操作機構とすることで、釦が戻し操作によって凸状となったときに、排水栓が凸状となって開栓状態となるように構成することにより、釦の凸状の状態から排水栓の凸状の状態をイメージすることができ、釦の状態を視認することにより、排水栓の開閉状態を認識することができ、釦と排水栓の動きが同期しているので目の不自由な人でも確認がしやすい。
さらに、本発明の排水栓操作機構を、前記釦が、戻し操作により戻し状態となった際に、付勢部材の付勢力により、押し込み方向に可動な凸状に保持された排水栓操作機構とすることで、釦が戻し状態となった際に、押し込み方向に可動な凸状に保持されることにより、排水栓に衝撃が与えられても、排水栓が衝撃により閉栓状態へ引き込み動作をした場合に、釦が押し込み方向へ移動して衝撃が緩和されるので、インナーケーブルが座屈を生じることが防止される。
本発明にかかる排水栓操作機構の一例の概略断面図である。 図1のラッチ機構部の組み立て図である。
本発明の排水栓機構について、以下に図を用いて説明する。本発明の排水栓操作機構1は、排水部2と操作部3とを有し、排水部2と操作部3との間には、排水部2に設けられた排水栓24と操作部3に設けられた釦31とを繋ぐコントロールケーブル4を備えている。コントロールケーブル4は、アウターケーシング41とインナーケーブル42とを有している。
操作部3は、ガイド部32と保持部33とにより浴槽側面の上部に形成された浴槽フランジ51に取り付けられることのよって固定されており、ガイド部32にはラッチ機構部34が接続されている。ガイド部32には係合孔321が設けられており、ラッチ機構部34の上ホルダー341の係合部3411と係合して、上ホルダー341はガイド部32に固定されている。図1の実施態様例においては、上ホルダー341の先端に設けられた挿通孔3412をインナーケーブル42が貫通し、インナーケーブル42の端部に設けられたケーブルエンド43が挿通孔3412の近傍で上ホルダー341に固定されている。このようにして、インナーケーブル42の操作部側の端部であるケーブルエンド43が、ガイド部32に固定されている上ホルダー341に固定されることで、インナーケーブル42は操作部3に不動に固定されることとなる。
ラッチ機構部34は、ノックによるボールペンのインキ色を使い分けに用いられるいわゆるノック機構であるラッチ機構(スラストロック機構)を有しており、図2に示すように、上ホルダー341、カルラックギア部342、子ギア343および下ホルダー345から構成されている。ラッチ機構部34においては、アウターケーシング41の端部に嵌着されたアウターキャップ344の細径部3441に子ギア343を装着した状態で、細径部3451をカルラックギア部342の基端に設けられた孔に圧入することで、子ギア343が遊嵌した状態でアウターキャップ344とカルラックギア部342とが組み合わされている。上ホルダー341と下ホルダー345とは、組み合わされたアウターキャップ344とカルラックギア部342とを内部空間に含み、カルラックギア部342の4つ突出部3421が上ホルダー341の先端部に設けられた突出孔3413を貫通して上ホルダー341から突出し、上ホルダーの先端方向から下ホルダー345の基端方向へ摺動可能な様にカルラックギア部342およびアウターキャップ344を内包する。
アウターケーシング41はアウターキャップ344が操作部側の端部に加締められて固定され、細径部3441がカルラックギア部342の基端に設けられた孔に圧入されることでアウターキャップ344がカルラックギア部342に固定されている。さらにカルラックギア部342の突出部3421の先端近傍に設けられた係合部3422が釦31の内側に設けられた釦係合部311と係合することにより、釦31とカルラックギア部342とが固定されている。つまり、アウターケーシング41は、アウターキャップ341およびカルラックギア部342を介して釦31に接続され、釦31の動きに追随してラッチ機構部34の内部を摺動移動することとなる。
一方、排水部2では、アウターケーシング41の排水部側の端部である排水部側端部44には、インナーケーブル42が排水栓側アウターキャップ21から貫通してインナーケーブル42の軸方向に摺動可能なように、排水栓側アウターキャップ21が設けられている。排水栓側アウターキャップ21は、排水管5に固定されているケーブル固定部材22と係合しているため、排水部2においてはアウターケーシング41の排水部側端部44が排水部2に不動に固定されている。
排水栓側アウターキャップ21は、ピン23が軸方向に摺動可能に配置される筒状のピンガイド部211を備えており、アウターケーシング固定部212、インナーケーブル貫通孔213及びピンガイド部211の中心軸は、排水栓側アウターキャップ21の中心軸と一致するように配置されている。
排水栓側アウターキャップ21のピンガイド部211に配置されるピン23は、先端が閉じた円筒状であり、インナーケーブル42の先端が収容されているインナーケーブル収容部231を備えている。ピンガイド部211にピン23が配置されている状態のとき、インナーケーブル貫通孔213を貫通したインナーケーブル42の先端がインナーケーブル貫通孔213より延出して、インナーケーブル収容部231に収容されている。排水栓側アウターキャップ21は、ピンガイド部211に収容されるピン23がケーブル固定部材22より排水栓方向に移動自在なように、ケーブル固定部材22に取り付けられている。ケーブル固定部材22は、排水管EXの内部に密着する円筒部221を備えており、その中央に排水栓側アウターキャップ21が固定される固定部222が形成されている。円筒部221と固定部222との間にはフィン223が連結されており、フィン223は髪の毛や糸くず等のごみを絡め取るごみ取りとしても機能する。
排水管EXの内部では、排水栓24を摺動可能に支持する排水栓支持部材25がケーブル固定部材22と隣接して固定されている。排水栓支持部材25は、排水栓24の凸部241が摺動する貫通孔251を有する円筒状の本体部252と、本体部252の外壁面より突出して排水管EXの内面に固定される固定用羽根部253とを備えている。なお、固定用羽根部253は、本体部252の周方向等間隔に4個が設けられているが、これに限定されるものではなく、本体部252及び排水栓24を固定できる個数とすることができる。また、固定用羽根部253は毛髪や糸くずなどのごみを絡め取るごみ取り機能も同時に備えている。
排水栓24は、排水管EXの端部の開口を塞ぐ円盤状の蓋部242と、蓋部の中央より蓋部242と直交する方向に突出した凸部241とを備えている。そして、排水栓24の凸部241の蓋部242と反対側の端部には、ピン23が接続する凹穴形状のピン接続部243が設けられている。凸部241には、ピン23の先端側が挿入接続されている。なお、ピン23とピン接続部234との接続は、嵌合による摩擦力により一定の力以下では抜けないように接続されているもよく、ねじや引掛け構造を形成して機械的に抜けを防止するようにしていてもよい。図1の排水栓操作機構では、摩擦による構造を採用している。このように排水栓24とピン23とを着脱できるように構成することで、使用者がメンテナンスや掃除のときに排水栓24が邪魔にならずに作業を容易に行うことができる。以上のように、ピン23と凸部241のピン接続部243とが接続されていることにより、インナーケーブル42の排水栓側端部421が排水栓24に接続されているので、ピン23がインナーケーブル42に押し引きされて移動して、排水栓24を開閉できる。
次に、排水栓操作機構1の排水栓開閉動作について説明する。排水栓操作機構1の操作部3には設けられた釦31はカルラックギア部342の突出部3421と係合部3422において係合しており、押し込み操作により操作者の指等で釦31を押し込み方向に押し込んだ際には、釦31と係合したカルラックギア部342も押し込み方向に移動し、カルラックギア部342に接続されたアウターキャップ344も押し込み方向に移動することになる。このときラッチ機構部34により釦342は押し込み状態で保持されて、アウターキャップ344の位置も図1の下方向に移動したままで保持される。このとき、インナーケーブル42の操作部側の端部であるケーブルエンド43が、浴槽フランジ51に対する位置が移動せず、操作部3において不動に固定されているので、アウターキャップ344の位置が下方向に移動することにより、アウターケーシング41の操作部側端部がインナーケーブルを下方向に摺動移動することとなる。つまり、アウターケーシング41はインナーケーブルに対して相対移動して、インナーエンド43からアウターキャップ344までの距離が遠くなる。
ここで、インナーケーブル42とアウターケーシング41との長さは、それぞれ一定であることから、アウターケーシング41の操作部側端部からインナーエンド43までの距離が長くなった分だけ、排水栓側のアウターケーシング41の排水部側端部44からインナーケーブル42の排水栓側端部421までの距離が短くなり、排水栓側アウターキャップ21から突出しているインナーケーブル42がアウターケーシング41に引き込まれることになる。排水栓部2においては、インナーケーブル42がアウターケーシング41に引き込まれ、インナーケーブル42の排水栓側端部421が図1の下方向に移動することにより、ピン23も図1の下方向に移動することとなり、さらにピン23の下方向への移動により排水栓24も下方向へ移動することとなり、排水栓24が閉栓状体となる。
押し込み操作により押し込み状態で保持された釦31を再度押し込むと、釦31に接続されたラックギア部342が押し込まれて、保持されていたラックギア部34の押し込み状態がラッチ機構部34の機能により解除される。この戻し操作によりカルラックギア部342が図1の上方向に移動して保持され、釦31が凸状となると供に、アウターキャップ344も図1の上方向に移動して保持される。ここで、インナーケーブル42のケーブルエンド43が、浴槽フランジ51に対する位置が移動せず、操作部3において不動に固定されているので、アウターキャップ344の位置が上方向に移動することにより、アウターケーシング41はインナーケーブルに対して相対移動して、インナーエンド43からアウターキャップ344までの距離が短くなる。ここで、インナーケーブル42とアウターケーシング41との長さは、それぞれ一定であることから、アウターケーシング41の操作部側端部からインナーエンド43までの距離が短くなった分だけ、排水栓側のアウターケーシング41の排水部側端部44からインナーケーブル42の排水栓側端部421までの距離が長くなり、排水栓側アウターキャップ21からインナーケーブル42が突出することになる。排水栓部2においては、インナーケーブル42が排水栓側アウターキャップ21から突出することにより、インナーケーブル42の排水栓側端部421が図1の上方向に移動することにより、ピン23も図1の上方向に移動することとなり、さらにピン23の上方向への移動により排水栓24も上方向へ移動することとなって排水栓24が開栓状体となる。排水栓24が開栓状態となった際には排水栓24上側に凸状となった状態となるので、釦31が戻し操作によって凸状となったときには排水栓42が凸状となって開栓状態となる。このような操作ができることで、釦31が戻し操作によって凸状となったときに、排水栓が凸状となって開栓状態となるように構成することにより、釦31の凸状の状態から排水栓の凸状の状態をイメージすることができ、釦の状態を視認することにより、排水栓の開閉状態を認識することができ、釦と排水栓の動きが同期しているので目の不自由な人でも確認が容易となる。さら、押し込み操作により押し込み状態で保持された釦31が浴槽フランジ51とほぼ平滑な状態となるように保持されることにより、釦31の押し込み状態と、排水栓24の閉栓状態が同様な、ほぼ平滑状態となることから、開栓状態の際に釦31と排水栓42とが凸状となることに加えて、閉栓状態でもほぼ平滑な状態をイメージすることができるので、排水栓の開閉状態を認識することがさらに容易となる。
釦31が戻し操作によって凸状となった状態となった際に、図1の排水栓操作機構においては、アウターケーシングの外側に装着され、下ホルダー345の内側に収容されて、上端がアウターキャップ344に接続され、下端が抜け止め部3451に接続されたコイルバネ35を備えている。コイルバネ35を備えることにより、戻し操作によってラッチ機構部34の機能により釦31の押込み状態の保持が解除された際に、コイルバネ35によってアウターキャップ344が上方向に移動すると供に、コイルバネ35によってアウターキャップ344を浮揚状態で上方向に移動した状態で保持することとなる。このコイルバネ35により、釦31が、戻し操作により戻し状態となった際に、コイルバネ35の付勢力により押し込み方向に可動な凸状に保持されることとなる。このような押し込み方向に可動な凸状となって、浮揚状態で保持されることにより、アウターキャップ344も可動な状態で保持されることとなる。アウターキャップ344が可動な状態である場合には、開栓状態となった排水栓24を使用者が踏んだり、シャンプーボトルのような重い物体を排水栓24上に落とすなどの排水栓に外力が加わった場合には、排水栓24が図1の下方向に移動するのに追随してインナーケーブル42も図1の下方向に移動する。インナーケーブル42は、アウターケーシング44の排水部側端部44が排水部に不動に固定されているので、アウターケーシング41の内部に引き込まれるように移動する。ここで、インナーケーブル42の排水部側端部421とアウターケーシング44の排水部側端部44との距離が短くなるのであるが、アウターケーシング41の操作部側端部が可動に保持された状態となっているために、アウターキャップ344が下方向に移動することで固定されたケーブルエンド43とアウターケーシング41のアウターキャップ344との距離を長くすることができる。そのため、排水栓24に下方向の外力が加わった場合でも、釦31を凸状態に保持するコイルバネ35の付勢力に抗して、アウターキャップ344が下向きに移動することができるので、排水部2において外力によりインナーケーブル42が下向きに移動してもアウターケーシング41内に引き込まれるので、インナーケーブルの排水栓側端部421とアウターケーシングの排水栓側端部44との間に座屈を生じることがない。つまり、釦31が押し込み方向へ移動して排水部2に作用される外力の衝撃が緩和されるので、インナーケーブルが座屈を生じることが防止される。
図1の排水栓操作機構に用いられるインナーケーブル42は、排水栓の遠隔操作に用いることができるものであれば、特に限定されるものではなく、例えば複数の金属線を撚った撚線を採用することができるが、操作力を軸方向に機械的に伝達できることができる線材を広く採用することができる。また、アウターケーシング41についても、例えば本体部の内部に軸に沿って単数若しくは複数の金属線が埋設された構造のアウターケーシングを採用することができるが、遠隔操作に用いることができるものであれば、特に限定されるものではない。
また、コイルバネ35についても、釦31が、戻し操作により戻し状態となった際に、付勢部材の付勢力により、釦31が押し込み方向に可動な凸状に保持することができる付勢部材であれば、釦31に接続されるアウターキャップ344が可動状態となるので、排水栓24に外力が作用した場合でもインナーケーブルの座屈が生じるのを防止することができる。ラッチ機構部34についても、上述のような押し込み操作及び戻し操作ができるものであれば、特に限定されるものではなく、公知の方法で上述のような押し込み操作及び戻し操作ができるように配置すればよい。さらに、付勢部材の取り付け位置も、釦31が押し込み方向に可動な凸状に保持することができる状態であれば、特に限定されるものではない。
本発明は浴槽、洗面ボウル、流し台等の水をためる容器に備えられ、開閉することで容器内の水を排水することができる排水栓操作機構として利用することができる。
1 排水栓操作機構
2 排水部
3 操作部
4 コントロールケーブル
5 排水管
21 排水栓側アウターキャップ
22 ケーブル固定部材
23 ピン
24 排水栓
25 排水栓支持部材
31 釦
32 ガイド部
33 保持部
34 ラッチ機構部
41 アウターケーシング
42 インナーケーブル
43 ケーブルエンド
44 排水部側端部
51 浴槽フランジ
211 ピンガイド部
212 アウターケーシング固定部
213 インナーケーブル貫通孔
221 円筒部
222 固定部
223 フィン
231 インナーケーブル収容部
241 凸部
242 蓋部
243 ピン接続部
251 貫通孔
252 本体部
253 固定用羽根部
311 釦係合部
321 係合孔
341 上ホルダー
342 カルラックギア部
343 子ギア
344 アウターキャップ
345 下ホルダー
3411 係合部
3412 挿通孔
3413 突出孔
3421 突出部
3422 係合部
3441 細径部
3451 抜け止め部

Claims (3)

  1. 排水位置に設けられた排水部、排水部から離間して設けられた操作部、及び前記排水部に設けられた排水栓と前記操作部に設けられた釦とを繋ぐコントロールケーブルを備えた排水栓操作機構であって、
    前記コントロールケーブルはインナーケーブルとアウターケーシングとを有し、
    前記インナーケーブルは、操作部側端部が操作部に不動に固定され、排水部側端部が排水栓に接続され、
    前記アウターケーシングは、操作部側端部が前記釦に接続され、排水部側端部が排水部に不動に固定され、
    前記アウターケーシングの操作部側端部がインナーケーブルに対して相対移動することにより前記排水栓が開閉作動するようにされてなる排水栓操作機構。
  2. 前記釦が押し込み操作により押し込み状態となったときに前記排水栓が閉栓状態となり、前記釦が戻し操作によって凸状となったときに前記排水栓が凸状となって開栓状態となる請求項1に記載の排水栓操作機構。
  3. 前記釦が、戻し操作により戻し状態となった際に、付勢部材の付勢力により、押し込み方向に可動な凸状に保持された請求項2に記載の排水栓操作機構。
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