JP2012011139A - 歯間清掃具 - Google Patents

歯間清掃具 Download PDF

Info

Publication number
JP2012011139A
JP2012011139A JP2010153379A JP2010153379A JP2012011139A JP 2012011139 A JP2012011139 A JP 2012011139A JP 2010153379 A JP2010153379 A JP 2010153379A JP 2010153379 A JP2010153379 A JP 2010153379A JP 2012011139 A JP2012011139 A JP 2012011139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interdental cleaning
main body
elastic
cleaning tool
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010153379A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Kinoshita
敏之 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2010153379A priority Critical patent/JP2012011139A/ja
Publication of JP2012011139A publication Critical patent/JP2012011139A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】歯及び歯茎に対して優しく、かつ、効率良く歯垢を除去できる新しい歯間清掃具を提供する。
【解決手段】線状体からなる本体11と、その本体の基端に設けられる把持部12と、その本体の先端に設けられる弾性部13とを備えている歯間清掃具10。この歯間清掃具10は、把持部12と係合する筒状のキャップ14を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯間清掃具に関する。
従来、歯間清掃具として爪楊枝、糸楊枝、歯ブラシ、歯間清掃用ブラシなど様々なものが知られている。特に、近年はオーラルヘルスに対する関心が高まる中、様々な歯間清掃具が開発されている。
例えば、特許文献1には、爪楊枝であって、先端に螺旋状の溝が形成されたものが開示されている。この爪楊枝の溝によって、掃除能力を向上されている。
特許文献2には、歯ブラシであって、歯ブラシの毛に付け根から先に向かって切り込みが設けられたものが開示されている。このように歯ブラシの毛に切り込みを設けることにより、毛の表面が鋸状を呈し、歯垢等の掻き落し能力が向上する。
特許文献3には、歯間清掃用ブラシであって、2本の金属線材を捩り合わせたものであって、その間に短繊維を捩り止めして形成されたブラシ部と、その基端に設けられた把持体とからなるものが開示されている。この歯間清掃用ブラシは、ブラシ部を歯間に挿入し、歯に対して前後運動させることにより、短繊維によって歯垢を削ぎ落とすものである。同様に特許文献4、5などのものもある。
特許文献6には、一端が歯間清掃用ブラシとなっており、他端が先が細くなったくさびとなった口腔衛生器具が開示されている。
特開2005−169046号公報 特開2009−172344号公報 特開平5−305007号公報 特開平9−56471号公報 特開2005−105305号公報 特表2008−540029号公報
本発明は、歯及び歯茎に対して優しく、かつ、効率良く歯垢を除去できる新しい歯間清掃具を提供することを目的としている。
本発明の歯間清掃具は、線状の本体と、前記本体の基端に設けられる把持部と、前記本体の先端に設けられる弾性部とを備えたことを特徴としている。ここで弾性部とは、本体より弾性が高い部位のことを言う。
このような歯間清掃具であって、前記本体が金属線からなるものが好ましい。また、前記弾性部が、本体の先端に設けられる弾性部材から構成されるものが好ましい。さらに、前記弾性部が、本体の先端に設けられる弾性部材と、その弾性部材を覆い、弾性部材を本体の先端に固定する保護膜とから構成されるものであってもよい。
本発明の歯間清掃具は、本体の先端に弾性部を備えているため、歯間の歯垢、または、歯間に詰まった食べ物滓等をその弾性力を利用して容易に掻き出すことができる。そのため、歯間の奥に詰まったものでも除去することができる。またこのとき、弾性部を歯間に
挿入しても歯や歯茎を傷つけるおそれが小さく、弾性部で歯茎等をマッサージする効果もある。さらに、弾性部で歯の表面を磨くことにより、歯自体を傷つけず歯の磨きが行える。
このような歯間清掃具であって、前記本体が金属線からなる場合、本体に、使用者がその使用に応じてその形状を自由に変形することができる程度の塑性と、使用中に形成させた形状が変形しない程度の弾性および剛性とを与えることができる。
このような歯間清掃具であって、前記弾性部が本体の先端に設けられる弾性部材から構成される場合、あるいは、前記弾性部が本体の先端に設けられる弾性部材と、その弾性部材を覆い、弾性部材を本体の先端に固定する保護膜とから構成される場合は、前述した効果を備えた耐久性の高い歯間清掃具が得られる。特に、後者の場合、弾性部材を保護することができ、耐久性が高い。
図1aは、本発明の歯間清掃具の一実施形態を示す側面図であり、図1bはその一部側面断面図であり、図1c、図1dはそれぞれ本発明の歯間清掃具の他の形態を示す一部側面断面図である。 本発明の歯間清掃具の使用図である。 図3a、b、cはそれぞれ本発明の歯間清掃具の他の実施形態を示す側面断面図である。 本発明の歯間清掃具のさらに他の実施形態を示す側面図である。
図1aの歯間清掃具10は、線状体からなる本体11と、その本体の基端に設けられる把持部12と、その本体の先端に設けられる弾性部13とを備えている。この歯間清掃具10は、把持部12と係合する筒状のキャップ14を備えている。
本体11は、ステンレススチール、鋼線などの金属線からなり、使用者によってその形状を変形させることができる塑性と、使用中に形成させた形状が変形しない程度の弾性および剛性を備えている。しかし、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロンなどのポリアミド等の剛性を有する合成樹脂から構成されてもよい。この場合、塑性変形させることにより耐久性が落ちる。また、本体11の外周に合成樹脂膜を設けることにより金属線を保護することができ、また、衛生上好ましい。
把持部12は、硬質の材料からなる部位であり、指で摘める程度の大きさであれば、特に限定されない。この把持部12を把持して全体を操作するものである。
弾性部13は、図1bに示すように、円錐型の弾性部材を本体の先端に接着剤等によって固定した部位である。弾性部材としては、ゴム、エラストマー等からなる中実体が挙げられる。弾性部13の形状は、特に限定されるものではなく、図1bのように円柱型でもよく、図1cのように球型であってもよい。
このように構成された歯間清掃具10は、図2の歯間清掃具10aのように、使用部位に応じて、本体11を任意の形状に塑性変形させて使用される。しかし、歯間清掃具10bのように変形させずに使用してもよい。その本体11を任意の形状にした状態で、歯間清掃具10aの先端を口内に入れ、歯Tの間の空間Sに歯間清掃具10の弾性部13を挿入し、その間の歯垢または食べ物滓を掻き取るようにする。このとき、弾性部13は、空間Sの外周縁と当接し、その外周縁の形状に沿って弾性的に変形するため、外周縁に張り付いた食べ物滓、歯垢等を、歯茎等を傷つけることなく効率良く掻き取ることができる。このとき、弾性部によって歯茎等をやさしくマッサージすることにもなり、歯茎の健康にもよい。一方、歯Tの表面を歯間清掃具10bの弾性部13で磨くようにして使用するこ
とにより、弾性部13が歯Tの表面に付いたヤニ、コーヒー、お茶などの色素を、歯の表面を傷つけることなくきれいに落とすことができる。このように歯間清掃具10は、歯間の清掃、歯茎のマッサージ、および、歯表面の磨きをそれぞれ傷つけることなく行うことができる。
図3aの歯間清掃具15は、弾性部16の弾性部材としてスプリング17を用いたものである。弾性部16は、円柱状であり、本体11の先端に設けられるスプリング17と、そのスプリング17を覆って保護し、スプリング17を保護する保護膜18とから構成されている。また、本体11の先端は、保護膜18との当接面を大きくするべく若干縮径している。他の構成は、図1の歯間清掃具10と実質的に同じものである。スプリング17は、本体11の先端に接着剤等で直接固定してもよく、保護膜18によって固定させてもよい。このようなスプリングとして、コイルスプリングを用いるのが好ましいが、他のスプリングを用いても良い。
保護膜18としては、生体に対して害を及ぼさず、かつ、スプリングの弾性力に影響を及ぼさない合成樹脂、ゴム、あるいは、エラストマー材料が用いられる。
このように構成された歯間清掃具15は、スプリング17の弾性力に応じて弾性部16の弾性力を調整することができる。そのため、弾性部が硬め、柔らかめ等の歯間清掃具15を製造することができる。また、保護膜18によってスプリング17を覆っているため、スプリング17による口腔内の損傷を防止し、かつ、スプリング17の劣化を防止する。
弾性部16の形状を、円錐型、球型等にしてもよい。
図3bの歯間清掃具20は、弾性部21が、本体11の先端に設けられるゴム状あるいはスポンジ状の弾性体22と、その弾性体22を覆って保護し、弾性体22を保護する保護膜23とから構成された円柱状のものである。つまり、図2aのスプリング17を図1の弾性体22に置き換えたものである。このように他の弾性部材を本体11の先端に設け、保護膜23で保護させてもよい。
図3cの歯間清掃具25は、弾性部26が空洞の球体状のものであり、本体11の先端に係止される球体状のゴム膜(弾性部材)から構成されている。この場合、弾性部26の内部が空洞となっているため、一層柔らかい弾性部が得られる。
図4の歯間清掃具30は、本体31と、本体31の基端の把持部32と、本体31の先端の弾性部33とからなり、1本の金属線を折り曲げて本体31と把持部32とを成形したものである。このように1本の金属線から成形しているため、製造が容易である。また、把持部32自身が弾性を有することになり、つまり、把持部32の金属線の湾曲部32aが弾性を有するため、先端の弾性部33をコントロールしやすい。弾性部33は、前述した弾性部のいずれの形態を用いてもよい。
T 歯
S 空間
10、10a、10b 歯間清掃具
11 本体
12 把持部
13 弾性部
14 キャップ
15 歯間清掃具
16 弾性部
17 スプリング
18 保護膜
20 歯間清掃具
21 弾性部
22 弾性体
23 保護膜
25 歯間清掃具
26 弾性体
30 歯間清掃具
31 本体
32 把持部
33 弾性部

Claims (4)

  1. 線状の本体と、
    前記本体の基端に設けられる把持部と、
    前記本体の先端に設けられる弾性部とを備えた、
    歯間清掃具。
  2. 前記本体が金属線からなる、請求項1記載の歯間清掃具。
  3. 前記弾性部が、本体の先端に設けられる弾性部材から構成される、請求項1記載の歯間清掃具。
  4. 前記弾性部が、本体の先端に設けられる弾性部材と、前記弾性部材を覆い、弾性部材を本体の先端に固定する保護膜とから構成される、請求項1記載の歯間清掃具。
JP2010153379A 2010-07-05 2010-07-05 歯間清掃具 Pending JP2012011139A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010153379A JP2012011139A (ja) 2010-07-05 2010-07-05 歯間清掃具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010153379A JP2012011139A (ja) 2010-07-05 2010-07-05 歯間清掃具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012011139A true JP2012011139A (ja) 2012-01-19

Family

ID=45598275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010153379A Pending JP2012011139A (ja) 2010-07-05 2010-07-05 歯間清掃具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012011139A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016195820A (ja) * 2016-07-20 2016-11-24 株式会社無有 歯肉マッサージ具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016195820A (ja) * 2016-07-20 2016-11-24 株式会社無有 歯肉マッサージ具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2022444B1 (en) Retractable interproximal brush
US20150342712A1 (en) Multi-Headed Toothbrush
KR20140115312A (ko) 치과 위생 용품
US8938841B1 (en) Tooth brushing system
JP3154935U (ja) 歯間ブラシ
US20210068526A1 (en) Toothbrush
US20080244850A1 (en) Toothbrush with safety device
JP3192545U (ja) ワンタフト付歯ブラシ
JP2009056254A (ja) 歯間ブラシ
JP2015518771A (ja) 二重構造のチップを有する歯ブラシの毛およびそれを含む歯ブラシ
JP2012011139A (ja) 歯間清掃具
AU2018250811B2 (en) Oral care implement and method for manafacturing such oral care implement
AU2018251685B2 (en) Oral care implement and method for manufacturing such oral care implement
KR100922289B1 (ko) 기능성 칫솔
US20120054973A1 (en) Flossibility
US9220336B1 (en) Brush apparatus for interproximal cleaning
JP2015226697A (ja) ループ状ブラシ
CN202191371U (zh) 一次性除牙垢和牙菌斑的医用工具
KR101520075B1 (ko) 치아 및 치간 세정 칫솔
RU213188U1 (ru) Зубная щетка
JP3177977U (ja) 歯間清掃具
JP5034029B2 (ja) 指先歯ブラシ
JP2012090798A (ja) 歯間ブラシ
KR101861186B1 (ko) 치간칫솔
JPH11137577A (ja) 歯間清掃用具