JP2012009316A - Led照明灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の蛍光灯から置き換えて使用できると共に、放熱性のよいLED照明灯Lを提供する。
【解決手段】本願発明のLED照明灯Lは、複数個のLED素子22を有するLED光源体21と、前記LED光源体21が取り付けられた放熱体23とを備える。前記放熱体23の全長は蛍光灯規格に対応して設定される。前記放熱体23の長手方向両端部に、既存の蛍光灯器具10のソケット部19に係脱可能な端子状係合部29を有する。前記既存の蛍光灯器具10に前記LED照明灯Lをそのまま取り付けできる。その上、前記LED光源体21を支持する部材23自体が放熱機能を発揮する。従って、既存の蛍光灯と置き換え可能な前記LED照明灯Lでありながら、前記LED素子22への給電に伴う温度上昇を抑制でき、十分な照度と製品寿命とを確保できる。
【選択図】図1

Description

本願発明は、LED素子(発光ダイオード素子)を光源に用いたLED照明灯に関するものである。
近年、LED素子を光源に用いたLED照明灯が種々提案されている。この種のLED照明灯は、蛍光灯や白熱電球を光源とした従来型の照明灯と比較して、省電力・高輝度・長寿命といった特色を有しており、蛍光灯や白熱電球に代わる新しい照明として注目されている。この種のLED照明灯を有する照明器具は既に商品化もなされているが、商品化をより強く推進するための1つの方策として、既存の蛍光灯をLED照明灯にそのまま置き換えて使用できるようにすることが考えられている(例えば特許文献1等参照)。
特開2001−351402号公報
しかし、前記従来のLED照明灯においては、複数のLED素子を実装した基板が透明プラスチック製のパイプ内に収容されていて、外部への熱伝導の経路が限られるため、各LED素子が給電(発光)にて熱を持った場合に効率よく放熱できず、パイプ内温度の上昇を招くおそれがある。LED素子は使用環境が高温になるほど、発光効率が落ちて十分な照度を得られなくなると共に、その寿命が短くなる。従って、前記従来の構成では、十分な照度と製品寿命とを確保し難いという問題があった。
本願発明はこのような問題を契機としてなされたものであり、既存の蛍光灯から置き換えて使用できると共に、放熱性のよいLED照明灯を提供することを技術的課題とするものである。
請求項1の発明に係るLED照明灯は、複数個のLED素子を有するLED光源体と、前記LED光源体が取り付けられた放熱体とを備えており、前記放熱体の全長が蛍光灯規格に対応して設定されており、前記放熱体の長手方向両端部に、既存の蛍光灯器具のソケット部に係脱可能な端子状係合部を有しているというものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載したLED照明灯において、外部電源からの電力を調整して前記LED光源体に供給する点灯回路を有しており、前記蛍光灯器具に固有の電力変換回路を経由せずに、前記外部電源から前記点灯回路に直接給電するように構成されているというものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載したLED照明灯において、前記放熱体が熱伝導性の高い金属板製であるというものである。
請求項1の発明に係るLED照明灯によると、複数個のLED素子を有するLED光源体と、前記LED光源体が取り付けられた放熱体とを備えており、前記放熱体の全長が蛍光灯規格に対応して設定されており、前記放熱体の長手方向両端部に、既存の蛍光灯器具のソケット部に係脱可能な端子状係合部を有しているから、前記既存の蛍光灯器具から蛍光灯を取り外して、前記既存の蛍光灯器具に前記LED照明灯をそのまま取り付けできる。その上、前記LED素子への給電(発光)による熱は、前記LED光源体が取り付けられた前記放熱体を介して放熱されることになる。換言すると、前記LED光源体を支持する部材自体が放熱機能を発揮することになる。従って、前記既存の蛍光灯と置き換え可能な前記LED照明灯でありながら、前記LED素子への給電に伴う温度上昇を抑制でき、十分な照度と製品寿命とを確保できるという効果を奏する。
請求項2の発明によると、請求項1に記載したLED照明灯において、外部電源からの電力を調整して前記LED光源体に供給する点灯回路を有しており、前記蛍光灯器具に固有の電力変換回路を経由せずに、前記外部電源から前記点灯回路に直接給電するように構成されているから、前記既存の蛍光灯を前記LED照明灯に置き換えた場合において、前記電力変換回路が不要になり、前記電力変換回路の寿命に影響されずに、前記LED照明灯を使用できる。従って、長寿命である前記LED照明灯の利点を十分に享受できるという効果を奏する。
請求項3の発明によると、請求項1又は2に記載したLED照明灯において、前記放熱体が熱伝導性の高い金属板製であるから、前記LED素子への給電(発光)による熱を、前記LED光源体から前記放熱体を介して効率よく放熱できるという効果を奏する。
防犯灯の側面断面図である。 グローブを外した状態の防犯灯の底面図である LED照明灯の側面図である。 LED照明灯の底面図である。 LED照明灯の断面図である。 点灯回路の回路図である。 (a)は第2実施形態のLED照明灯の説明図、(b)は第3実施形態のLED照明灯の説明図、(c)は第4実施形態のLED照明灯の説明図である。 第5実施形態の放熱体の構造を示す側面図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図6では第1実施形態を示し、図7以下では他の実施形態を示している。以下、第1実施形態から順次説明する。
(1).第1実施形態(図1〜図6)
図1及び図2に示すように、第1実施形態の照明器具は屋外で使用される防犯灯1であり、光が透過する透光部としてのグローブ11を有する器具本体10と、光源として用いられるLED照明灯Lとを備えている。器具本体10は従来から市販されている既存のものである。すなわち器具本体10は、既存の蛍光灯器具である防犯灯1から蛍光灯F(図5参照)を取り外したものである。
第1実施形態の器具本体10は、絶縁材料製であり且つ下向きに開口した略舟形に形成されている。器具本体10の基端側には、道路脇にある鋼管ポールや電力柱に器具本体10を固定するための金属アーム12が差し込み固定されている。器具本体10の下向き開口が透光部であるグローブ11にて覆われる。グローブ11の先端側は、ヒンジ13を介して器具本体10の先端側に開閉回動可能に装着されている。金属アーム12に固定された係止バネ14をグローブ11の基端側に形成された係合部15に係合させることによって、グローブ11が閉じ状態に保持される。
器具本体10の内部には、蛍光灯Fを点灯させる電力変換回路として、電圧調整用の安定器16、グロースタータ17、力率改善コンデンサ18及び一対のソケット部19を備えている。なお、第1実施形態において、一対のソケット部19の配置間隔は、20W形の蛍光灯Fの全長に対応させている。すなわち、器具本体10は、もともと20W形の蛍光灯Fに対応させた構造になっている。
図3及び図4に示すように、LED照明灯Lは、複数個のLED素子22を有するLED光源体21と、該LED光源体21が取り付けられた放熱体23とを備えている。LED光源体21は、帯状に形成されたプリント回路基板24の片面に、複数個のLED素子22を飛び飛びの間隔で一列状に並べて実装したものである。第1実施形態のLED素子22は、表面実装型で且つその指向角2θが110°程度のものである(図5参照)。また、第1実施形態のLED素子22として、いわゆる「白色系」の発光色のものを採用している。
放熱体23は、長板状のベース板25と、該ベース板25の片面のうち長手中途部に取り付けられた載置部としての断面多角形状の載置板26とを有している。ベース板25及び載置板26は、例えばアルミニウム、アルミ合金又はマグネシウム合金といった熱伝導性の高い金属板製であり、放熱性に優れている。放熱体23(ベース板25といってもよい)の全長は蛍光灯規格に対応した長さに設定されている。第1実施形態では、両ソケット部19の配置間隔が20W形の蛍光灯Fに対応していることから、放熱体23(ベース板25)の全長を20W形の蛍光灯Fのそれと合わせている。
載置板26は、プレス成形、押出し成形又はロールダイス成形等によって、全長にわたって同一の断面形状に形成されている。第1実施形態の載置板26は断面山形に形成されている。従って、第1実施形態の載置板26はLED光源体21を配置可能な外側面26aを2面有することになる。載置板26の各外側面26aには、熱伝導性のシリコーン接着剤及びビス止め等によって、LED光源体21が各LED素子21を表面に露出させる姿勢で取り付けられている。載置板26において隣り合う外側面26a同士のなす角度αと、各LED素子22の指向角2θとの和は、180°以上となるように設定される。第1実施形態では、隣り合う外側面26a同士のなす角度αを、各LED素子22の指向角2θに合わせていて、α=2θ=110°になっている(図5参照)。
このため、隣り合うLED素子22からの照射光は、放熱体23の長手方向から見て平行に延びるか又は重なり合うことになる。図5に示すように第1実施形態では、隣り合うLED素子22からの照射光が40°の角度で重なり合い、その指向角2θが110°であるから、放熱体23の長手方向から見た場合は、2つのLED素子22にて略180°の照射範囲を確保でき(略180°の範囲を効率よく照らせ)、照射ムラをなくせることになる。特に、載置板26において隣り合う外側面26a同士のなす角度αを、各LED素子22の指向角2θ(第1実施形態では110°)に合わせることによって、2つのLED素子22にて略180°の照射範囲を確保するから、例えば屋外に配置される防犯灯1や屋内の天井に配置される照明器具の光源をLED照明灯Lとした場合において、これら防犯灯1や照明器具より上側の領域、すなわち、照明する必要のない領域にまで照射光が広がることはない。従って、照射ムラをなくしたLED照明灯Lでありながら、できるだけ少ない個数のLED素子22にて、照明する必要のある領域を効率よく照らせるのである。
第1実施形態では、載置板26における一対の長手側縁部から横外向きに突出した当接片部26bを、複数のボルト27及びナット28にてベース板25の長手中途部に締結固定することにより、ベース板25と載置板26とは密着固定されている。このため、放熱体23全体としては十分な放熱性能を確保している。なお、ベース板25と載置板26とは、ボルト27及びナット28にて締結するに限らず、リベット止めしたり溶着したりしてもよい。
図3及び図4に示すように、放熱体23(ベース板25)の長手方向両端部には、既存の蛍光灯器具である防犯灯1のソケット部19に係脱可能な端子状係合部29を有している。各端子状係合部29は既存の蛍光灯Fの電極ピンと略同じ形状である。すなわち、各端子状係合部29は、防犯灯1のソケット部19に形成された差し込み穴(図示省略)に嵌るように、平行に延びる2本のピンのような形状になっている。放熱体23においてLED光源体21側(載置板26側)がグローブ11の内面と対峙し得るように、各端子状係合部29をそれぞれ対応するソケット部19の差し込み穴に嵌め入れることにより、放熱体23が器具本体10の両ソケット部19にて支持されることになる(LED照明灯Lが防犯灯1に取り付けられることになる)。
なお、第1実施形態では、放熱体23(ベース板25及び載置板26)における両長手側縁部の一部に、切り欠き39が形成されている。これは、ソケット部19が回転式の場合において放熱体23を取り付ける際に、器具本体10内にある安定器16の位置関係上、放熱体23と安定器16との干渉を防ぐためのものである。
ベース板25における他方の片面(載置板26と反対側の面)には、外部電源からの電力を調整してLED光源体21に供給する点灯回路30を有している。第1実施形態の点灯回路30はベース板25における他方の片面に固定されている(図1〜図4参照)。点灯回路30には、器具本体10の内外を通る配線コード31の一端側が接続され、配線コード31の他端側には、外部電源としての一般の商用交流電源33(例えばAC100V)が接続される(図6参照)。
図6から分かるように、配線コード31のうち器具本体10内にある一端側は、もともと蛍光灯Fを点灯させる電力変換回路16〜19に接続されていたものである。この場合、配線コード31において器具本体10内にある部分のうち電力変換回路16〜19より上流側を一旦切断し、該切断部分が点灯回路30から延びるコードに圧着端子32を介して接続されている。このため、商用交流電源33からの電力は、防犯灯1に固有の電力変換回路16〜19を経由せずに、点灯回路30に直接給電して調整し、点灯回路30にて調整してLED光源体21に供給されることになる。
第1実施形態の点灯回路30は、商用交流電流を整流する整流回路34と、整流回路34に接続された定電圧回路35とを備えている。この場合、これら34,35からなる点灯回路30に対して両LED光源体21のLED素子22群は直列に接続されている。図6中の符号38はLED照明灯Lをオンオフする電源スイッチである。
なお、器具本体10は既存のものである必要はなく、新規に制作したものでも構わないことは言うまでもない。この場合、蛍光灯Fを点灯させる電力変換回路である電圧調整用の安定器16、グロースタータ17及び力率改善コンデンサ18は不要になる。一対のソケット部19はLED照明灯Lを支持するためのものであり、これらソケット部19からLED照明灯Lに電力を供給する必要もない。
上記の記載並びに図3〜図5から明らかなように、本願発明のLED照明灯Lは、複数個のLED素子22を有するLED光源体21と、断面多角形に形成された載置部26を有する放熱体23とを備えており、前記載置部26の外側面26aのそれぞれに、前記LED光源体21が取り付けられており、隣り合う前記外側面26a同士のなす角度αと、前記各LED素子22の指向角2θとの和が180°以上に設定されているから、隣り合う前記LED素子22からの照射光は平行に延びるか又は重なり合うことになる。このため、隣り合う前記LED素子22同士によって広範囲を照明でき、照射ムラをなくせるという効果を奏する。
上記の記載並びに図3〜図5に示すように、前記各LED素子22が表面実装型である一方、前記放熱体23の前記載置部26が断面山形に形成されており、前記載置部26において隣り合う前記外側面26a同士のなす角度αを、前記各LED素子22の指向角2θに合わせているから、隣り合う前記外側面26a上の前記LED素子22にて略180°の照射範囲を確保できることになる。このため、例えば屋外配置用の防犯灯1や屋内の天井に配置される照明器具の光源をLED照明灯Lとした場合において、前記防犯灯1や前記照明器具より上側の領域、すなわち、照明する必要のない領域にまで照射光が広がることはない。従って、照射ムラをなくした前記LED照明灯Lでありながら、できるだけ少ない個数の前記LED素子22にて、照明する必要のある領域を効率よく照らせるという効果を奏する。
上記の記載並びに図1及び図2から明らかなように、本願発明の照明器具1は、光が透過する透光部11を有する器具本体10に、上記のLED照明灯Lを内蔵してなるものであるから、照射ムラがないばかりか、できるだけ少ない個数の前記LED素子22にて広範囲を照らせる照明器具1を需要者に提供できるという効果を奏する。
上記の記載並びに図3〜図5から明らかなように、本願発明のLED照明灯Lは、複数個のLED素子22を有するLED光源体21と、前記LED光源体21が取り付けられた放熱体23とを備えており、前記放熱体23の全長が蛍光灯規格に対応して設定されており、前記放熱体23の長手方向両端部に、既存の蛍光灯器具10のソケット部19に係脱可能な端子状係合部29を有しているから、前記既存の蛍光灯器具10から蛍光灯Fを取り外して、前記既存の蛍光灯器具10に前記LED照明灯Lをそのまま取り付けできる。その上、前記LED素子22への給電(発光)による熱は、前記LED光源体21が取り付けられた前記放熱体23を介して放熱されることになる。換言すると、前記LED光源体21を支持する部材23自体が放熱機能を発揮することになる。従って、前記既存の蛍光灯Fと置き換え可能な前記LED照明灯Lでありながら、前記LED素子22への給電に伴う温度上昇を抑制でき、十分な照度と製品寿命とを確保できるという効果を奏する。
上記の記載並びに図3〜図6から明らかなように、外部電源33からの電力を調整して前記LED光源体21に供給する点灯回路30を有しており、前記蛍光灯器具10に固有の電力変換回路16〜19を経由せずに、前記外部電源33から前記点灯回路30に直接給電するように構成されているから、前記既存の蛍光灯Fを前記LED照明灯Lに置き換えた場合において、前記電力変換回路16〜19が不要になり、前記電力変換回路16〜19の寿命に影響されずに、前記LED照明灯Lを使用できる。従って、長寿命である前記LED照明灯Lの利点を十分に享受できるという効果を奏する。
上記の記載並びに図3〜図5から明らかなように、前記放熱体23が熱伝導性の高い金属板製であるから、前記LED素子22への給電(発光)による熱を、前記LED光源体21から前記放熱体23を介して効率よく放熱できるという効果を奏する。
(2).LED照明灯の別実施形態(図7)
次に、LED照明灯Lの別実施形態を図7に基づいて説明する。図7(a)に示す第2実施形態のLED照明灯Lでは、第1実施形態と同様に載置板26を断面山形に形成しているが、載置板26において隣り合う外側面26a同士のなす角度αが90°になっている。また、表面実装型のLED素子22の指向角2θも角度αに合わせて90°に設定されている(α=2θ=90°)。この場合、隣り合うLED素子22からの照射光は、放熱体23の長手方向から見て平行に延びると共に、2つのLED素子22にて略180°の照射範囲を確保できる。
図7(b)に示す第3実施形態のLED照明灯Lは、載置板26を断面台形状に形成して、隣り合う外側面26a同士のなす角度αを120°に設定したものである。LED素子22としては砲弾型のものを採用しており、その指向角2θは60°に設定されている。この場合、隣り合う外側面26a同士のなす角度αと、各LED素子22の指向角2θとの和は180°になっていて、隣り合うLED素子22からの照射光が、放熱体23の長手方向から見て平行に延びると共に、3つのLED素子22にて略180°の照射範囲を確保している。
図7(c)に示す第4実施形態のLED照明灯Lは、載置板26を断面矩形状(角パイプ状)に形成して、隣り合う外側面26a同士のなす角度αを90°に設定したものである。表面実装型のLED素子22の指向角2θは、第1実施形態と同様に110°に設定されている。この場合、隣り合うLED素子22からの照射光はいずれも重なり合い、載置板26の全周、すなわち全方位(360°)をLED照明灯Lにて照らすことが可能になる。
(3).放熱体の別実施形態(図8)
次に、放熱体23の別実施形態を図8に基づいて説明する。図8に示す第5実施形態では、放熱体23(ベース板25)の全長を10W形の蛍光灯Fのそれと合わせていて、ベース板25の長手方向両端側に、端子状係合部29付きの延長体40を取り付けることによって、放熱体23を、20W形蛍光灯Fに対する器具本体10にも装着可能にしたものである。このように、放熱体23の長さ調節(延長)を可能にすることによって、様々な長さの蛍光灯F(4W〜110W)と置き換えできることになる。なお、詳細は図示しないが、長さ調節の構造は例えばスライドにて伸縮するような構造でもよいし、載置板26を継ぎ足して延長することも可能である。
(4).その他
本願発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。例えばLED素子22は表面実装型でも砲弾型でもよい。表面実装型の場合の指向角2θは90°〜120°程度であり、砲弾型の場合の指向角2θは15°〜60°程度である。ソケット部19は回転式のものでもよいし、プランジャ式のものでもよい。その他、各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
L LED照明灯
α 隣り合う外側面のなす角度
2θ 指向角
1 防犯灯(照明器具)
10 器具本体
11 グローブ(透光部)
16 安定器
17 グロースタータ
18 力率改善コンデンサ
19 ソケット部
21 LED光源体
22 LED素子
23 放熱体
25 ベース板
26 載置板(載置部)
26a 外側面
29 端子状係合部
30 点灯回路
31 配線コード
33 商用交流電源

Claims (3)

  1. 複数個のLED素子を有するLED光源体と、前記LED光源体が取り付けられた放熱体とを備えており、前記放熱体の全長が蛍光灯規格に対応して設定されており、前記放熱体の長手方向両端部に、既存の蛍光灯器具のソケット部に係脱可能な端子状係合部を有している、
    LED照明灯。
  2. 外部電源からの電力を調整して前記LED光源体に供給する点灯回路を有しており、前記蛍光灯器具に固有の電力変換回路を経由せずに、前記外部電源から前記点灯回路に直接給電するように構成されている、
    請求項1に記載したLED照明灯。
  3. 前記放熱体が熱伝導性の高い金属板製である、
    請求項1又は2に記載したLED照明灯。
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